JPS6137208Y2 - - Google Patents

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JPS6137208Y2
JPS6137208Y2 JP15299878U JP15299878U JPS6137208Y2 JP S6137208 Y2 JPS6137208 Y2 JP S6137208Y2 JP 15299878 U JP15299878 U JP 15299878U JP 15299878 U JP15299878 U JP 15299878U JP S6137208 Y2 JPS6137208 Y2 JP S6137208Y2
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JP
Japan
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hopper
diaphragm
seeding machine
rotating body
delivery
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JP15299878U
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JPS5569909U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、播種機等において、散布物供給用ホ
ツパーから散布物を常に定量宛繰出すことのでき
る散布物繰出機構に係るものである。
一般に、播種機における床土、種子等、あるい
は施肥機における肥料等の如く散布物を均一に散
布するものにあつては、散布物をむらなく繰出す
必要がある。このための散布物繰出装置には散布
物供給用ホツパーの散布物送出口には散布物が送
出口間に架橋状になることを防止して該送出口の
下方に回動自在に装設した繰出体に円滑に送出さ
れるようにホツパー内の散布物に常に振動を与え
る振動板が装着されているが、従来の散布物繰出
機構にあつては、振動板の下端部に突起を設け、
その突起を回転する繰出体に周接せしめ、かつ該
繰出体の周面に刻設した溝内を出入れすることに
より振動板を振動させていた。ところがこの様な
ものでは突起が溝に出入するときにのみ間歇的に
振動し、しかも突起が溝の刻設された周面を摺動
することになるから、突起が摩耗したりあるいは
溝が摩耗したりして、振動板が開放状となつて正
常な振動をしなくなり、よつて、散布物が送出口
に架橋して詰まつたり散布量が多くなつたり、散
布むらを生じたりして、正常な散布を長時間に亘
つて維持することが難しい許りか不経済でもあつ
た。
本考案は、上記の如き実状に鑑み、それらの欠
点を一掃すべく創案されたものであつて、その目
的とするところは、殊に、散布物繰出体の側面に
嵌合装着した鍔状の多角形状回転体を装設したこ
とにより、構造の簡単な装置でありながら散布物
供給用ホツパーの散布物送出口に延設した振動板
を何等の摩耗もなく長期間に亘り間断なく連続的
に振動させて散布物が送出口に架橋状に詰つたり
散布むらが生じるのを確実に防止すると共に、繰
出体を同芯的に支持して回転駆動する回転支持作
用をもなして経済的な散布を長期にわたつて行う
ことのできる播種機等における散布物繰出機構を
提供せんとするものである。
本考案に係る散布物繰出装置の構成を図面に示
された一実施例について説明すると、1は播種機
であつて、該播種機1には苗箱2を搬送する搬送
体3が播種機1の搬送方向全幅に亘つて装設さ
れ、かつ該搬送体3上方に臨ませて、播種機1の
始端側から苗箱2に床土を均平に敷設しかつ必要
ならば該床土上に畝を形成する床土敷設装置4、
上記苗箱2に種子を播種する播種装置5及び播種
された種子を覆土する覆土装置(図示せず)が順
次装設されている。そして、これら搬送体3、床
土敷設装置4、播種装置5及び覆土装置は、図示
しない駆動源に無端帯6等の適宜な動力伝達機構
を介してそれぞれ連動して作動すべく構成されて
いる。
7は播種機1の枠体1aに立設された左右一対
の支持体8,8上に固定された播種装置5の種子
供給用ホツパーであつて、該ホツパー7は上方に
扇状に拡開した左右一対の側壁9,9と該両側壁
9,9の前後端縁に沿つて斜設された前壁10と
後壁11とにより囲繞形成されている。そして、
後壁11の下縁には一体的に、その下端縁が前壁
10の下縁に設けられた播種量調節ブラシ12と
共にホツパー7の種子送出口13を形成すべく側
壁9,9の後縁部に沿つて斜設された振動板14
が蝶番15を介して第3図の矢印A方向に振動自
在に軸着されている。16は送出口13の下部を
全幅に亘つて覆う種子繰出体であつて、該繰出体
16は支持体8,8間に前記無帯体6に連動連結
された枢軸17を介して矢印B方向に回転するよ
うに軸支された筒状体をなしており、その外周面
には種子が遊嵌する複数の種子溝18,18……
が一体的に刻設されている。そして、繰出体16
の一側には多角形状の回転体19が枢軸17を回
転軸として繰出体16と共に矢印B方向に回転す
るように装着されている。しかも、前記振動板1
4の下面からは回転体19の周面19aに摺接す
べく当接用腕体20が延設されており、従つて振
動板14は、枢軸17の回転により矢印B方向に
回転する回転体19の周面19aに沿つて常時上
下動する腕体20に連動して間断なく連続的に矢
印A方向の揺動をすべく構成されている。
21は繰出体16から落下する種子を苗箱に条
播案内する案内ゲートであつて、該案内ゲート2
1は杆体22,22からなるリンク機構を介して
支持体8,8に前後方向回動自在に装設されてお
り、後方に回動させてその位置で係止したときに
は落下する種子が直接苗箱2に落下して散播する
位置にくるようになつている。そしてこれら条播
及び散播時における案内ゲート21は、支持体
8,8間に抜差自在に架設された係止杆23によ
り、条播時は案内ゲート21の後壁から突出した
長さ調整自在な突出体24に当接して後方への回
動を規制し、散播時には案内ゲート21の前壁に
当接して前方への回動を規制すべく構成されてい
る。
次に、叙上の如く構成された本考案の作用につ
いて説明する。それには、まず、突出体24の長
さを調節して、案内ゲート21が条播するのに最
適位置に来るように播種面に近接させる。しかる
後に駆動源を駆動して搬送体3の始端に載置した
苗箱2に床土敷設装置4により床土を敷設し、か
つ畝を形成すると共に潅水もしておく。これに
は、例えば苗箱2に床土を適量入れ、均平ローラ
(図示せず)で均平にした後潅水し、畝形成用の
規制枠(図示せず)間に床土を落下せしめること
により容易に行うことができる。次いで、苗箱2
が搬送されて播種装置5下に来たときホツパー7
の送出口13から送出された種子は繰出体16に
より順次定量宛繰出されて案内ゲート21を通過
して苗箱2内に条播されることになる。この様に
条播された苗箱2はさらに搬送されて覆土装置で
覆土せしめれば簡単に条播種操作を終了すること
ができ、苗箱2を連続的に搬送すれば効率よく条
播種作業をすることができる。一方、散播をした
いときには係止杆23を引抜き案内ゲート21を
後方に回動せしめて案内ゲート21の前壁を係止
杆23に当接するだけでよい。
これら播種時において、種子は調節ブラシ12
により送出口13からの種子送出量を定量宛送出
され、繰出体16の種子溝18内に入つた種子は
下方に落下して播種されるものではあるが、この
とき、繰出体16と共に枢軸17を回転軸として
矢印B方向に回転する回転体19の周面19a
に、振動板14から延設した腕体20が当接する
が、回転体19は多角形状の簡単なものでありな
がら枢軸17の中心から、回転体19と腕体20
が当接する点までの距離は、多角形の回転体19
の回転に伴つて規則的に変化するので、腕体20
の上下動に連動して振動板14が間断なく連続的
に矢印A方向の揺動をすることになり、従つて、
送出口13に種子が架橋状に詰つて送出量にむら
が出ることもなく、また従来の如く振動板に突出
した突起体が繰出体に設けた溝部に出入りするも
のではないから、突出体や溝部の摩耗により生じ
る送出量の経時的変化をなくし、長期間に亘つて
常に一定した種子の送出をすることができるもの
である。
尚、上記実施例においては、播種機における播
種装置に装設した散布物繰出機構について説明し
たが、これに限定されるものではなく、床土装置
施肥機等においても使用できるものである。
これを要するに、本考案は、播種機等の散布物
を散布物供給用ホツパーから定量宛繰出す散布物
繰出機構において、該ホツパーの送出口の下方を
一体的に覆う回転自在に軸設した散布物繰出体の
側面に嵌合装着した鍔状の多角形状回転体を装設
すると共に、上記送出口まで延出してホツパーの
適宜位置に揺動自在に設けた振動板に上記回転体
の外周面に当接する腕体を設け、該腕体を介して
回転体の回転中上記振動板が間断なく連続的に振
動すべく構成にしたから、散布物繰出体の側面に
嵌合装着した鍔状の多角形状回転体を装設したこ
とにより、構造の簡単な装置でありながら、散布
物供給用ホツパーの散布物送出口に延設した振動
板を、何等摩耗もなく長期間に亘り間断なく連続
的に振動させることができ、もつて散布物が送出
口に架橋状に詰ることを確実に防止し、かつ散布
量を一定にして散布むらをなくすばかりでなく、
繰出体を同芯的に支持して回転駆動する回転支持
作用をもなして経済的な散布を長期にわたつて行
うことの出来る等極めて有用な実用効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る構成を示す一実施例であつ
て、第1図は播種機の要部平面図、第2図は同上
側面図、第3図は一部を切欠いた播種装置の全体
側面図、第4図は繰出機構の要部斜視図、第5図
は同上要部断面図である。 尚、図中1は播種機、7はホツパー、13は送
出口、14は振動板、16は繰出体、17は枢
軸、19は回転体、20は腕体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 播種機等の散布物を散布物供給用ホツパーから
    定量宛繰出す散布物繰出機構において、該ホツパ
    ーの送出口の下方を一体的に覆う回転自在に軸設
    した散布物繰出体の側面に嵌合装着した鍔状の多
    角形状回転体を装設すると共に、上記送出口まで
    延出してホツパーの適宜位置に揺動自在に設けた
    振動板に上記回転体の外周面に当接する腕体を設
    け、該腕体を介して回転体の回転中上振動板が間
    断なく連続的に振動すべく構成したことを特徴と
    する播種機等における散布物繰出機構。
JP15299878U 1978-11-07 1978-11-07 Expired JPS6137208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15299878U JPS6137208Y2 (ja) 1978-11-07 1978-11-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15299878U JPS6137208Y2 (ja) 1978-11-07 1978-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5569909U JPS5569909U (ja) 1980-05-14
JPS6137208Y2 true JPS6137208Y2 (ja) 1986-10-28

Family

ID=29139752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15299878U Expired JPS6137208Y2 (ja) 1978-11-07 1978-11-07

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63133907A (ja) * 1986-11-27 1988-06-06 株式会社 スズテツク 育苗箱用の条播撤播兼用播種装置
JP5936832B2 (ja) * 2011-08-01 2016-06-22 株式会社ジョーニシ 粉粒体の散布装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5569909U (ja) 1980-05-14

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