JPS6135361Y2 - - Google Patents

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JPS6135361Y2
JPS6135361Y2 JP8122680U JP8122680U JPS6135361Y2 JP S6135361 Y2 JPS6135361 Y2 JP S6135361Y2 JP 8122680 U JP8122680 U JP 8122680U JP 8122680 U JP8122680 U JP 8122680U JP S6135361 Y2 JPS6135361 Y2 JP S6135361Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting
sintered body
shank
cutting edge
ceramic
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Expired
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JP8122680U
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English (en)
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JPS573501U (ja
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、立方晶系窒化硼素あるいはダイヤモ
ンドの粉末に適当な結合剤を添加して超高圧・高
温焼結処理によつて得られた多結晶焼結体を切刃
に用いたスローアウエイチツプの改良に閣するも
のである。
最近超高圧焼結技術の進歩によりダイヤモンド
粉末または立方晶系窒化硼素粉末に適当な結合剤
を添加して焼結した多結晶焼結体の工具が、前者
はAl合金をはじめとする非鉄金属材料の切削
に、後者が難削材や高硬度材料の切削に偉力を発
揮している。
ところで、従来ダイヤモンドまたは立方晶系窒
化硼素の多結晶焼結体の製作にあたつては超高
圧・高温発生装置を用いて約5万気圧以上の圧力
と1300℃以上の条件下において処理して作られる
ために、その形態は異形のものも製作は可能であ
るが、好ましくは円板状あるいは円柱状のものが
コスト的に有利であり、これを分割して第1図に
示したように超硬合金またはセラミツク等のシヤ
ンク11のコーナーにロー付けなどの手段にて該
多結晶焼結体の切刃13を固着し、その後シヤン
ク端面12に添つて多結晶焼結体の端面12
研削してシヤンクと多結晶焼結体の端面12,1
を面一にしたスローアウエイチツプ10を用
いているのが実状である。
しかし、上記した従来のチツプは、シヤンクな
らびに多結晶焼結体の端面12,12を面一に
研削して成形されているために円板状または円柱
状をなした多結晶焼結体の分割に際しては研削代
を見込んで切断しなければならず、こうした場合
当然四角形チツプ用のコーナー切刃として均等分
割が不可能で多結晶焼結体の有効利用が計れない
ことゝ、一つの円板状または円柱状の該焼結体か
ら異種の切刃への応用等をしなければ経済的に不
利となり、これを相俟つて工程の管理が煩雑であ
るなどの問題点を有している。
本考案は、主に四角形のスローアウエイチツプ
のコーナーに固着され切刃となる円板状または円
柱状をなした多結晶焼結体の基本焼結体の中心を
基準にしてθが90度を越えない角度で4つに分
割し、これらの焼結体切刃を超硬合金あるいはセ
ラミツクのシヤンクのコーナー凹部に、切削に関
与しない側を該シヤンクの端面から凹ませ、切削
に関与する側を上記シヤンクと面一または突出さ
せて固着することにより、多結晶焼結体の有効利
用ならびに量産が容易で、かつ、切削に関与して
いない側の多結晶焼結体切刃の研削の除去と切削
に関与する側の該切刃をシヤンクを除外して研削
せしめ、加工コストの低減もはかれるスローアウ
エイチツプを提供しようとするものである。
本考案は、立方晶系窒化硼素またはダイヤモン
ドの多結晶焼結体を切刃としてコーナーに1乃至
数箇所に固着した超硬合金またはセラミツクより
なるスローアウエイチツプにおいて、超硬合金ま
たはセラミツクのコーナーに固着する該切刃を切
削に関与しない側を超硬合金またはセラミツクな
どのシヤンクの端面から突出させず、切削に関与
する側の切刃を超硬合金またはセラミツクなどの
シヤンクの端面と同一か、または/および突出さ
せて固着したことを特徴とするスローアウエイチ
ツプである。
以下、本考案の実施例を添付した図面によつて
説明する。第2図から第5図において、5は超硬
合金またはセラミツク等からなるシヤンク51の
コーナーに設けた切刃固着凹部54にダイヤモン
ドまたは立方晶系窒化硼素などの多結晶焼結体切
刃53を切削に関与しない側の切刃55をシヤン
クの端面52からやゝ凹ませた位置とし、かつ切
削に関与する側の切刃56はシヤンクの端面52
と同一または突出させて固着したスローアウエ
イチツプである。
なお、第5図においては本考案のスローアウエ
イチツプ5を実際にフライスカツターに組み込ん
だ状態を示したもので1はカツター本体を示し、
2はそのチツプポケツトで、3はチツプ5の突出
量を調整するためのレストボタンであり、4はレ
ストボタンを締め付けるためのネジ等々を現わし
ている。
以上のようなスローアウエイチツプ5による場
合、例えば第4図に示したように、切削に関与す
る側の切刃56を曲面Rで成形することによつて
精度の高い仕上げ面が得られ、切刃56はシヤン
ク51と同時研削の必要がないので研削ホイルも
適宜のものが容易に選定でき、かつ切削に関与し
ない側の切刃55は切断膚のまゝでよく研削の必
要もないので加工コストの低減は大きなものがあ
るし、前記したように多結晶焼結体の基本焼結体
の中心を基準にしてθが90度を越えない角度で
均等に4つに分割(四角形チツプの場合)できる
ので容易に量産が可能で、かつ該焼結体の有効利
用がはかれるなどの効果を有するスローアウエイ
チツプである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多結晶焼結体の切刃をコーナー
に有したスローアウエイチツプの正面図と側面
図、第2図は本考案の実施例を示すスローアウエ
イチツプの正面図、第3図は第2図の側面図、第
4図は本考案の多結晶焼結体切刃の説明的拡大
図、第5図は本考案のスローアウエイチツプをフ
ライスカツターに組み込んだ一部分を断面した説
明的正面図である。 1……カツター本体、2……チツプポケツト、
3……レストボタン、4……レストボタン締付ネ
ジ、5……スローアウエイチツプ、51……シヤ
ンク、52……シヤンクの端面、53……切刃、
54……切刃固着凹部、55……切削に関与しな
い側の切刃、56……切削に関与する側の切刃。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 立方晶系窒化硼素またはダイヤモンドの多結晶
    焼結体を切刃としてコーナーに1乃枝数個所に固
    着した超硬合金またはセラミツクよりなるスロー
    アウエイチツプにおいて、超硬合金またはセラミ
    ツクのコーナーに固着する該切刃を切削に関与し
    ない側を超硬合金またはセラミツクなどのシヤン
    クの端面から突出させず、切削に関与する側の切
    刃を超硬合金またはセラミツクなどのシヤンクの
    端面と同一か、またはおよび突出させて固着した
    ことを特徴とするスローアウエイチツプ。
JP8122680U 1980-06-10 1980-06-10 Expired JPS6135361Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8122680U JPS6135361Y2 (ja) 1980-06-10 1980-06-10

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JP8122680U JPS6135361Y2 (ja) 1980-06-10 1980-06-10

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JPS573501U JPS573501U (ja) 1982-01-09
JPS6135361Y2 true JPS6135361Y2 (ja) 1986-10-15

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ID=29443631

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JP8122680U Expired JPS6135361Y2 (ja) 1980-06-10 1980-06-10

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60164967U (ja) * 1984-04-10 1985-11-01 竹島 義仁 いすカバ−
JPS6112610U (ja) * 1984-06-28 1986-01-24 三菱マテリアル株式会社 超高圧焼結体付きスロ−アウエイチツプ
JPH0515247Y2 (ja) * 1989-02-20 1993-04-22

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JPS573501U (ja) 1982-01-09

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