JPS6134479Y2 - - Google Patents

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JPS6134479Y2
JPS6134479Y2 JP17678882U JP17678882U JPS6134479Y2 JP S6134479 Y2 JPS6134479 Y2 JP S6134479Y2 JP 17678882 U JP17678882 U JP 17678882U JP 17678882 U JP17678882 U JP 17678882U JP S6134479 Y2 JPS6134479 Y2 JP S6134479Y2
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JP17678882U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上下方向に相離間して設けられる複
数のリンク機構と、これら複数のリンク機構によ
り接続されて互に接近離反される多数本の縦桟と
を備えて伸縮自在に形成された伸縮扉体を有する
伸縮形門扉に関する。
従来の伸縮形門扉が第4図および第5図に例示
され、同図中31,32は縦桟、33,34は斜
桟、35は案内部、36は固定枢軸、37は可動
枢軸、38は接続枢軸であり、多数本の斜桟3
3,34は正面および背面から見て菱形が横方向
に連続する如く接続されて、所謂パンタグラフ状
のリンク機構39をなしている。
この従来の門扉では、伸縮作動に伴つて縦桟3
2が上下動を伴うから、縦桟32の下端が地面に
接近している場合には、地面との接触で伸縮が妨
げられるとともに、戸車を設ける場合に任意の縦
桟の下端に設けることができない欠点がある。
さらに、上記リンク機構39が、多数本の前側
斜桟34と後側斜桟35とを互に反対方向に傾斜
させて、これら各桟を枢軸で接続して形成されて
いるから、前後の各斜桟34,35はその枢軸部
で動き易い。このため、従来の門扉は剛性が低く
捩れ易く、安定した伸縮作動を得られ難い。
したがつて、本考案の目的とするところは、縦
桟の上下動を伴わずに伸縮扉体を伸縮させること
ができるとともに、伸縮扉体の剛性を簡単な構造
で高めることができる伸縮形門扉を提供すること
にある。
以下本考案を第1図および第2図に示す一実施
例について説明する。
図中1,2は下端部を地面Aに埋設する吊元
側、引手側の門柱で、その吊元側門柱1に伸縮自
在な伸縮扉体3の一端を取付機構4を介して取付
支持するとともに、引手側門柱2と伸縮扉体3と
の間に施錠機構5を設けて、本考案の一実施例に
係る伸縮形門扉を構成してある。なお、本実施例
では門まわりのスペースの有効利用をより図るた
めに取付機構4には、ヒンジ軸4aを備えてこれ
を中心に伸縮扉体が回動できるヒンジ機構を用い
てある。
前記伸縮自在な伸縮扉体3は、上下方向に相離
間して設けられる複数のリンク機構6,7と、こ
れら複数のリンク機構6,7により接続されて互
に接近離反される多数本の縦桟8…,9,10と
を備えて形成してある。なお、本考案において縦
桟9は必ずしも必要とされるものではなく、これ
を省略して吊元側門柱1を縦桟9として兼用する
ようにしてもよい。そして、縦桟8…,9,10
は夫々上下方向に沿う案内部11を有して形成し
てある。
一つのリンク機構6は、傾斜された多数本の中
間斜桟12…と、夫々多数本の前側斜桟13a…
および後側斜桟13b…とを具備して形成されて
いる。なお、14は端部中間斜桟、15aは端部
前側斜桟、15bは端部後側斜桟である。そし
て、これら各斜桟相互の結合関係、並びに縦桟8
…,9,10との結合関係は次の通りである。
つまり、中間斜桟12…は、隣接する3本の縦
桟8…,8…および9、8…および10のみにわ
たつて配設され、かつこれら3本の縦桟に対して
中央部および傾斜上下端部を各別に交叉して設け
てある。前後の各斜桟13a…,13b…はいず
れも中間斜桟12とは反対方向に傾斜されて中間
斜桟12と交叉され、かつ中間斜桟12を伸縮扉
体3の厚み方向から挾んで設けてある。さらに、
これら前後の各斜桟13a…,13bはいずれも
隣接する3本の縦桟8…,8…および9,8…お
よび10のみにわたつて配設されて、これら3本
の縦桟に対して中央部および傾斜下端部が各別に
交叉されている。
そして、中間斜桟12…および前後の各斜桟1
3a…,13b…とは、夫々縦桟間(8,8間、
8,9間、8,10間)において1個所だけ互に
交叉させてある。したがつて、各縦桟間における
各斜桟相互の交叉部は、伸縮扉体3の伸縮方向に
沿つて配置されている。また、これらの交叉部に
おいて各斜桟同志は夫々回動自在に枢着接続して
ある。これらの枢着接続部は本実施例では第2図
中cに示すように、各斜桟間に合成樹脂製の介装
材22を密に介装するとともに、これら斜桟と介
装材22を貫通した金属製接続枢軸23に固定具
24を設けて形成してある。
さらに、中間斜桟12…および前後の各斜桟1
3a…,13b…の縦桟8…,9,10と交叉す
る中央部、傾斜上端部および傾斜下端部のうちい
ずれか一つで同じ高さ位置にある交叉部は、縦桟
に回動自在に枢着固定してある。そして、本実施
例は斜桟12…,13a…,13b…の中央の交
叉部を枢着固定した場合を示している。なお、こ
れら枢着固定部には、本実施例では第2図中d,
eに詳図したように斜桟12…,13a,13b
…の回動をより円滑にするとともに遊びを抑えて
より剛性を高めるために、中間斜桟12,12相
互間又は各斜桟12,13a,13bと縦桟8間
に合成樹脂製の介装材16…を密に介装してある
とともに、金属製固定枢軸17およびこれを縦桟
8に固定するブラインドリベツト等の固定具18
を設けてある。さらに、これら斜桟12…,13
a…,13b…の残り2つの縦桟8…,9,10
との交叉部、つまり本実施例では斜桟12…,1
3a…,13b…の傾斜上下端部は夫々縦桟8
…,9,10の案内部11に対して摺動自在に設
けてある。なお、本実施例では斜桟12…,13
a…,13b…の上下端部には夫々第2図中a,
f,gに示すように金属製摺動枢軸19を設け
て、これに嵌合した合成樹脂製の介装材20を案
内部11に係合し、この係合を介して上下方向に
摺動するものとしてある。また21は固定具を示
す。
なお、端部中間斜桟14は中間斜桟12と同方
向に傾斜され、かつ端部前後の各斜桟15a,1
5bは前後の斜桟13a,13bと同方向に傾斜
されている。そして、これら斜桟14,15a,
15bの傾斜下端部は夫々縦桟9,10に回動自
在に枢着固定され、その枢着固定部は第2図中
d,eと同じとしてあるが図では第2図中hで代
表図示してあるとともに、傾斜上端部は縦桟8の
案内部11に摺動自在に係合され、その摺動枢軸
部は第2図中f,gと同じであるが図では第2図
中bで代表図示してある。
他方のリンク機構7も、互に反対方向に傾斜さ
せて配置した多数本の中間斜桟25…,前側およ
び後側の各斜桟26a…,26b…および端部中
間斜桟27、端部前後斜桟28a,28b相互を
接続してなるものである。そして、これら各斜桟
25…,26a…,26b…,27,28a,2
8b相互の前後方向の配置関係は、いずれも上記
一方のリンク機構6の場合と同じに構成してある
ので、その説明は省略する。このリンク機構7
は、その斜桟の傾斜上端部又は傾斜下端部或いは
中央部のうちいずれか一つを一本毎の縦桟8…,
10に回動自在に枢着固定し、かつ他の二つの交
又部を回動自在に枢着接続するとともに縦桟8
…,9,10の案内部11に摺動自在に係合して
構成してある。なお、その枢着固定部は第3図
d,eに詳図されるが、その構造は第2図中e,
hに示した一方のリンク機構6の枢着固定部と同
一であるので同符号を付して説明を省略するとと
もに、摺動枢軸部は第3図a,b,cに詳図され
るが、その構造は可動枢軸がいずれも互に反対方
向に斜傾して配置した斜桟を貫通している関係で
使用する介装材の組合せが異る点を除いて、第2
図中a,f,gに示した一方のリンク機構6の摺
動枢軸部と同一であるので、同符号を付してその
説明を省略する。なお、29は合成樹脂製キヤツ
プ、30は任意の縦桟8,10の下端に必要に応
じて設けたキヤスター等の戸車で、伸縮扉体3の
支持および伸縮作動をより安定なものとするため
に用いてある。さらに、前記一実施例説明におい
て特に材料指定した以外の部材はいずれも鉄、ア
ルミニウム合金等の金属押出材で形成してある。
なお、本実施例は以上の如く構成したが、本考
案の実施に当つては本考案の一実施例に制約され
ず、本考案の要旨に反しない限り、縦桟、案内
部、リンク機構の数およびその各斜桟、斜桟相互
の枢着接続部、斜桟と縦桟との枢着固定部および
摺動枢着部等の具体的な構造、形状、位置等は
種々構成して実施できることは勿論のこと、本考
案は両開き式伸縮形門扉、およびリンク機構が伸
縮扉体の厚み方向に複数重なる如く配設されるリ
ンク機構多重構造の伸縮門扉にも実施できること
は言うまでもない。
以上説明した本考案は上記実用新案登録請求の
範囲に記載の構成を要旨とするものである。
したがつて、上下方向に相離間した複数のリン
ク機構を有する伸縮扉体にあつて、一つのリンク
機構の中間斜桟並びに前後の各斜桟を隣接する3
本の縦桟のみにわたつて配設して、これら斜桟の
縦桟と交叉する中央部、傾斜上端部および傾斜下
端部のうちいずれか一つで同じ高さ位置にある交
叉部を、縦桟に対して回動自在に枢着固定すると
ともに、他の2つの交叉部を夫々縦桟に設けた案
内部に対して摺動自在に係合させたことにより、
縦桟に、一方向傾斜した斜桟の中央部と、他方向
に傾斜した斜桟の傾斜上端部および傾斜下端部と
の3個所を拘束できる。これとともに、互に反対
向きに傾斜された斜桟相互を各縦桟間でのみ接続
してある。
このような斜桟の拘束構造により、外力を隣接
する3本の縦桟に分散できるとともに、斜桟相互
の接続によりリンク機構を介して伸縮扉体全体全
体に分散することができる。
さらに、一方向に傾斜した中間斜桟を、これと
反対方向に傾斜して交叉された前後の各斜桟で、
伸縮扉体の厚み方向両側から挾んだので、これら
厚み方向に少なくとも3本の斜桟によつて、これ
ら斜桟同志の枢着接続部における各斜桟の自由な
動きを互に抑制し合つて、拘束性能を向上でき
る。
すなわち、本考案によれば上記の諸要因によつ
て一つのリンク機構の強度を向上でき、このこと
から伸縮扉体全体の剛性を高めることができる。
このため、伸縮扉体の捩れが抑制されて安定した
伸縮作動を営むことができる。
また、本考案によれば伸縮作動時において一つ
のリンク機構は、一つの交叉部を縦桟に枢着固定
された斜桟の他の二つの交叉部が縦桟の案内部に
沿つて上下方向に摺動することにより、伸縮扉体
を伸縮させるので、複数のリンク機構を有するに
も拘らず、伸縮動作時において縦桟が上下動され
ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る片開き式伸縮
形門扉の正面図、第2図および第3図は夫々第1
図の−線および−線に沿う横断面であ
る。第4図は従来例を示す正面図、第5図は第4
図中−線に沿う断面図である。 3……伸縮扉体、6,7……リンク機構、8,
9,10……縦桟、11……案内部、12……中
間斜桟、13a……前側斜縦、13b……後側斜
桟、17……固定枢軸、19……接続枢軸、23
……接続枢軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下方向に相離間して設けられる複数のリンク
    機構と、これら複数のリンク機構により接続され
    て互に接近離反される多数本の縦桟とを備えて伸
    縮自在に形成された伸縮扉体を有する伸縮形門扉
    において、 一つのリンク機構は、 隣接する3本の縦桟のみにわたつて配設され、
    かつこれら3本の縦桟に対して中央部および傾斜
    上下端部が各別に交叉された多数本の中間斜桟
    と、 これら中間斜桟とは反対方向に傾斜して中間斜
    桟と交叉され、かつ中間斜桟を伸縮扉体の厚み方
    向両側から挾むとともに、隣接する3本の縦桟の
    みにわたつて配設されて、これら3本の縦桟に対
    して中央部および傾斜上下端部が各別に交叉され
    た夫々多数本の前側斜桟および後側斜桟と、 を具備し、 中間斜桟および前後の各斜桟とを、各縦桟間に
    おいて1個所だけ互に交叉させて、これら各交叉
    部を伸縮方向に配置するとともに、これら各交叉
    部において回動自在に枢着接続し、 かつ、中間斜桟および前後の各斜桟の縦桟と交
    叉する中央部、傾斜上端部および傾斜下端部のう
    ちいずれか一つで同じ高さ位置にある交叉部を、
    各縦桟に対して夫々回動自在に枢着固定するとと
    もに、他の2つの交叉部を、各縦桟に夫々設けら
    れた上下方向に沿う案内部に摺動自在に係合した
    ことを特徴とする伸縮形門扉。
JP17678882U 1982-11-22 1982-11-22 伸縮形門扉 Granted JPS5885095U (ja)

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JP17678882U JPS5885095U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 伸縮形門扉

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JP17678882U JPS5885095U (ja) 1982-11-22 1982-11-22 伸縮形門扉

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Publication Number Publication Date
JPS5885095U JPS5885095U (ja) 1983-06-09
JPS6134479Y2 true JPS6134479Y2 (ja) 1986-10-07

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