JP3626816B2 - 開閉屋根構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は多目的競技場等に用いられる収納形の開閉屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
多目的競技場等に用いられる従来の収納形の開閉屋根構造の一例を図11、図12に示す。図11には従来の開閉屋根構造の全体斜視、図12には屋根を開いた状態の断面を示してある。
【0003】
図に示すように、4本の柱部材1と屋根部材2とにより構成される屋根ユニット3が5組備えられている。各屋根ユニット3の柱部材1の下部には台車4がそれぞれ設けられ、台車4は各屋根ユニット3毎に設けられた地上レール5に沿って移動自在となっている。各屋根ユニット3は順次隣接する屋根ユニット3の内部に干渉されることなく収納されるように、順次高さ及び幅が大きく(図11中左側に向かって)形成されている。
【0004】
図示の開閉屋根構造では、雨天時等においては、、地上レール5に沿って台車4を移動させ、各屋根ユニット3を隣接させて並設することにより屋根を閉じた状態にする。また、屋外で使用する場合には、地上レール5に沿って台車4を移動させ、各屋根ユニット3を順次隣接する屋根ユニット3内に収納して一番大きな屋根ユニット3の部位に全ての屋根ユニット3を収納することにより屋根を開いた状態にする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の開閉屋根構造では、個々の屋根ユニット3間で構造高さ及び構造幅が互いに干渉することなく収納されるためには、図12に示すように、必要な内部空間幅b×hを得るための全体構造物として、大きな構造高さH及び内部空間幅bに両端の下部構造必要幅bsub をそれぞれ加えた構造幅Bが必要であった。
【0006】
また、全体の構造高さHが大きくなるため、風や地震等水平荷重による転倒モーメントも大きな値になっていた。こうした部材長の増大や転倒モーメントの増加により、結果として構造物の鉄骨重量が増加する要因となっていた。また、台車4の数も屋根ユニット3毎に柱部材1の数(最低4個)が必要になり、駆動機構も各屋根ユニット3毎に必要であった。更に、地上レール5の数も収納時に重なる各屋根ユニット3毎に必要であり、地上レール5の数に応じて必要下部構造スペースも大きくなっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明に係る開閉屋根構造は、柱部材と、屋根部材と、屋根部材に渡して形成される梁部材とを有する屋根ユニットを複数備え、これら複数の屋根ユニットをそれぞれ移動可能に支持して順次隣接するものの内部に収納自在にした開閉屋根構造において、隣接する前記屋根ユニット間で前記柱部材及び梁部材を共用すると共に、前記梁部材を当該屋根部材の上側に設けたことを特徴とするものである。
【0008】
上記構成の開閉形屋根構造においては、屋根ユニットを順次引き出すことにより屋根が構築される。この状態では、屋根ユニットの柱部材及び梁部材は隣の屋根ユニットの柱部材と共用されることになる。つまり、屋根ユニットの一端側は自分の柱部材で支え、他方側は隣の屋根ユニットの柱部材で支える如くなるのである。屋根部材を支える梁部材についても同様である。
梁部材は屋根部材の上側に形成されているので、屋根の内側の天井部に邪魔物がなく、内部スペースが大きくなる。
屋根ユニットを順次収納することにより屋根は開放されることになる。全ての屋根ユニットを収納した状態では、最も内側に位置する屋根ユニット以外の屋根ユニットの一端側は自分の柱部材で支持されるが、他端側は、隣接する屋根ユニットを介して最も内側の屋根ユニットで支持されることになる。
【0009】
上記課題を解決する本発明に係る開閉屋根構造は、前述の屋根構造において、前記屋根ユニットは、複数のものが一方向に入れ子状になっていること、又は、複数のものが双方向に入れ子状になっていることを特徴とするものである。
【0010】
この開閉屋根構造によれば、屋根を一方向に開閉するものとしたり、両方向に開閉したりするものとすることができる。
【0011】
上記課題を解決する本発明に係る開閉屋根構造は、
柱部材と、柱部材の上部に構成される屋根部材と、屋根部材に渡される梁部材とからなり、それ自体自立する第1の屋根ユニットと、
柱部材と、柱部材の上部に構成される屋根部材と、屋根部材に渡される梁部材とからなる複数の屋根ユニットであって、前記第1の屋根ユニット又は当該屋根ユニットに隣接する屋根ユニットと柱部材及び梁部材を共用する第2の屋根ユニットとからなり、
前記第1の屋根ユニット及び前記複数の第2の屋根ユニットが入れ子状に収納可能であり、しかも前記第2の屋根ユニットの屋根部材の端に渡される梁部材が前記屋根部材の上面に設けられていることを特徴とするものである。
【0012】
上記開閉屋根構造において、第1の屋根ユニットはそれ自体自立するものであり、屋根ユニットを引出した状態では、一端側は自分の柱部材で支持される第2の屋根ユニットの他端側が第1の屋根ユニットの柱部材で支えられることになる。この第2の屋根ユニットに連なる他の第2の屋根ユニットも同様にして支持されることになる。
第2の屋根ユニットの梁部材は屋根部材の上側に形成されているので、屋根の内側の天井部に邪魔物がなく、内部スペースが大きくなる。
全ての屋根ユニットを収納した状態では、第2の屋根ユニットの一端側は自分の柱部材で支持されるが、他端側は、隣接する第2の屋根ユニットを介して最も内側の第1の屋根ユニットで支持されることになる。
【0013】
上記課題を解決する本発明に係る開閉屋根構造は、
柱部材と、柱部材の上部に構成される屋根部材と、屋根部材に渡された梁部材とを有し、レール上を自立して移動可能な第1の屋根ユニットと、
柱部材と、柱部材の上部に構成される屋根部材と、屋根部材に渡された梁部材とからなり、前記レール上を移動可能となっている複数の第2の屋根ユニットとからなり、
前記第2の屋根ユニットの前記第1の屋根ユニット側の端部と前記第1の屋根ユニットの屋根部材又は前記第1の屋根ユニット側に隣接する他の第2の屋根ユニットの屋根部材との間には、屋根ユニット同士の相対的移動を案内し、かつ荷重を伝達する案内支持手段が設けられ、
前記第2の屋根ユニットの前記梁部材は、前記屋根部材の上面に設けられ、
更に、前記第1の屋根ユニット及び各第2の屋根ユニットには、当該屋根ユニットを引き出した状態及び収納した状態でその位置に固定するためのロック手段が具えられていることを特徴とする。
【0014】
上記構成の開閉屋根構造によれば、第1の屋根ユニットはそれ自体自立するものであり、屋根ユニットを引き出した状態では、一端側は自分の柱部材で支持される第2の屋根ユニットの他端側がローラを介して第1の屋根ユニットの柱部材で支えられることになる。この第2の屋根ユニットに連なる他の第2の屋根ユニットは他端側は、案内支持手段を介し、隣接する第2の屋根ユニットの柱部材で支持されることになる。
第2の屋根ユニットの梁部材は屋根部材の上側に形成されているので、屋根を閉じたとき、内側の天井部に邪魔物がなく、内部スペースが大きくなる。
全ての屋根ユニットを収納した状態では、各第2の屋根ユニットの一端側は自分の柱部材で支持されるが、他端側は、隣接する第2の屋根ユニットを介して最も内側の第1の屋根ユニットで支持されることになる。
上記のように、屋根ユニット間で部材を共用し、又、各屋根ユニットの柱部材を同一のレール上で移動するようにしたので、屋根構造物全体の寸法が小さくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る開閉屋根構造の実施の形態について説明する。図1には本発明の実施の一形態に係る開閉屋根構造全体の斜視外観を示し、図2には屋根を開いた状態の断面、図3には屋根を開いた状態の構造の概略、図4には屋根を閉じた状態の構造の概略をそれぞれ示してある。
【0016】
図1及び図3に示すように、一対の柱部材11と、その上部に構築された屋根部材14と、屋根部材14における柱部材11と反対側の端に構築された梁部材としての梁12とにより一つのユニット(第2の屋根ユニット)15が形成されている。梁12は、屋根部材14における、隣の屋根ユニット15と重なる側の上側に設けられている。屋根ユニット15は4組備えられ、各屋根ユニット15の柱部材11の下部には台車16がそれぞれ設けられ、各台車16は共通の地上レール17に沿って移動自在となっている。
【0017】
隣接する屋根ユニット15の柱部材11の高さは順次(図1、3、4中右側に向けて)低くされ、屋根部材14の他端は隣接する屋根ユニット15の屋根部材14の上面部に、案内支持部材である屋根上台車18及び屋根レール19を介して移動自在に支持されている。つまり、隣接する屋根ユニット15間で柱部材11及び梁12を共用して隣接する屋根部材14の荷重をサポートし、屋根部材14の一般部の構造を必要最小限の小さなトラス構造としているのである。
【0018】
4本の柱部材20と屋根部材21とからなり柱ブレース22を有する端部屋根ユニット(第1の屋根ユニット)23が端部の第2の屋根ユニット15に隣接して設けられ、端部屋根ユニット23の柱部材20の高さが一番低く設定されている。この第1の屋根ユニット23は、屋根部材21の前後両側端部の下側に梁41、42が構築されている。4本の柱部材20の下部には駆動台車24がそれぞれ設けられており、駆動台車24は地上レール17に沿って移動自在となっている。つまり、端部屋根ユニット23は、それ自体で自立し、地上レール17上を移動自在となっているのである。屋根部材21の上面には隣接する屋根ユニット15の屋根部材14が、案内支持手段である屋根上台車18及び屋根レール19を介して移動自在に支持されている。屋根台車18は屋根ユニット15の屋根部材14の端部に構成され、屋根レール19は屋根部材14又は21の上面に敷設される。尚、柱部材20は自立できる構造であればよく、図のように前後2本のものを柱ブレース22で結合したものに限らず、一体のものなど、自立できるものであればよい。
【0019】
水平荷重に対する安定性を確保するために、個々の屋根ユニット15及び端部屋根ユニット23間の水平力、アップシフトに対する荷重伝達を保障する固定手段25(例えばロックピン)が屋根上台車18に設けられている。また、台車16及び駆動台車24にも固定手段26(例えばロックピン)が設けられ、個々の屋根ユニット15及び端部屋根ユニット23間の水平力、アップシフトに対する荷重伝達を保障するようになっている。固定手段25としてロックピンを使用した場合、屋根上台車18に具えられたロックピンを屋根レール19側嵌合することにより、屋根上台車18を屋根レール19側に固定する構造とされる。同様に、固定手段26としてロックピンを使用した場合も、台車16側のロックピンをレール17側に嵌合して固定する構造とされる。
【0020】
個々の屋根ユニット15及び端部屋根ユニット23を入れ子(テレスコピック)方式として柱面を共通の一面とし(図4参照)、柱部材11を隣接する屋根ユニット15と共用する構造としたので、柱の本数が低減でき地上レール17を片側当たり1本に低減することができる。尚、図4(a) は屋根を全閉にした状態(拡張時)であり、図4(b) は屋根を全開にした状態(収納時)である。このことから、図2に示すように、必要な内部空間幅b×hを得るための全体構造物として、構造高さH及び内部空間幅bに両端の下部構造必要幅bsub をそれぞれ加えた構造幅Bは非常にコンパクトになる。
【0021】
図5に示すように、屋根荷重による地震時水平力をHR1〜HR5とし、柱荷重による地震時水平力をHC1〜HC5とする。地震時水平力に対しては、水平剛性を高めるために設けた柱ブレース22を有する端部屋根ユニット23にて、台車16及び駆動台車24側の固定手段26を介して水平支点反力RH5、RH6及び転倒モーメントの偶力として生じる鉛直支点反力RV5、RV6で抵抗することになる。
【0022】
地震力に対する支点反力の概算値は以下で示される。
【数1】
Figure 0003626816
【0023】
地上レール17に直交する方向についても同様に固定手段26により水平力を伝達し、柱及び屋根トラス梁で構成される門型ラーメンにより地震時水平力に抵抗することになる。
【0024】
上述した開閉屋根構造の使用例として、多目的球技場31の開閉屋根32として用いた状況の概略を図6に示す。図6(a) には開閉屋根32を開いた状態(屋根収納時)の平面視を示してあり、図6(b) には開閉屋根32を閉じた状態(屋根拡張時)の平面視を示してある。柱ブレース22を有する端部屋根ユニット23には駆動台車24が設けられ、駆動台車24の駆動移動によって開閉屋根32の開閉を行う。
【0025】
図7には開閉屋根32を閉じる際における端部屋根ユニット23及び屋根ユニット15の移動状況を示してある。
【0026】
図7▲1▼の状態が収納場所に収納されて屋根が全開にされた状態を示してある。この状態から屋根を全閉にする場合、図7▲2▼から図7▲7▼の順で屋根を閉じる。即ち、図7▲2▼が全体移動の状態で、図7▲3▼から図7▲6▼の順に順次進行方向の後方の屋根ユニット15が所定位置に達した段階で、駆動台車24及び台車16に固定手段26を作用させると共に、屋根上台車18に固定手段25を作用させて固定する。そして、図7▲7▼で屋根が全閉の状態になる。
【0027】
固定手段25、26を固定する順序は、端部屋根ユニット23及び屋根ユニット15の屋根上の移動荷重が常に1ユニット分の荷重となるように設定され、移動屋根荷重が直下の屋根構造に及ぼす影響を小さくするようになっている。
【0028】
図8には開閉屋根32を開く際における端部屋根ユニット23及び屋根ユニット15の移動状況を示してある。図8▲1▼の状態が屋根が全閉にされた状態を示してある。この状態から屋根を全開にする場合、図7▲7▼から図7▲1▼の動作と逆に図8▲1▼から図8▲6▼の順序で開閉屋根32を収納場所に収納する。
【0029】
上述した開閉屋根構造では、屋根の構造高さを薄い必要最小限のトラス構造とし、また、柱部材11を隣接する屋根ユニット15間で共用する入れ子方式の収納形としているため、全体構造物として構造高さH及び内部空間幅bに両端の下部構造必要幅bsub をそれぞれ加えた構造幅Bを大幅に低減することができる。また、部材長が小さくなると共に柱部材11の本数が少なく部材点数が減るため鉄骨重量が低減できる。
【0030】
また、全体構造物の構造高さHを低く抑えることが可能になることから、風や地震等の水平荷重に対する転倒モーメントを小さくすることができ、安定性が向上すると共に台車16、駆動台車24の反力を低減することができる。更に、地上レール17を片側1レールとすることが可能となり、下部構造必要幅bsub であるレール専有幅を大幅に低減することが可能になる。
【0031】
図9、図10には本発明の他の実施形態例に係る開閉屋根構造を示してある。図示の開閉屋根構造は、二方向から屋根ユニット15を収納する構造で、中央部の屋根ユニット15の柱部材20の高さが高く、端部屋根ユニット23を両端に備えている。図10(a) が屋根を全閉にした状態(拡張時)で、図10(b) が屋根を全開にした状態(収納時)である。この構造の使用態様の他の例としては、図10(b)に示す状態で全体を所定の箇所に移動し、そこで中央部部分の二つの第2の屋根ユニット15を固定し、その状態で他の屋根ユニット15、23を引き出すというものも考えられる。
【0032】
【発明の効果】
本発明に係る開閉屋根構造よれば、柱部材と、屋根部材と、屋根部材に渡して形成される梁部材とを有する屋根ユニットを複数備え、前記複数の屋根ユニットをそれぞれ移動自在に支持して順次隣接する前記屋根ユニットの内部に収納自在にした開閉屋根構造において、隣接する前記屋根ユニット間で前記柱部材及び梁部材を共用すると共に、前記梁部材を当該屋根部材の上側に設けるものとしたので、以下の効果を奏する。
(1) 全体構造寸法を大幅に小さくすることができる。
(2) 部材長及び柱の数が減少するために、鉄骨重量が低減できる。
(3) 全体構造高さを低く抑えることができることから、地震力等の水平力に対する転倒モーメントを小さくすることができ、、安定性が向上する。
(4) 上記(2),(3) の結果により、台車反力を低減できる。
(5) レールを片側1レールとすることが可能になり、下部構造の専有スペースを大幅に低減することができる。
(6) 梁部材を屋根部材の上側に構築するので、屋根内側の天井部に邪魔な物がなくなり、内部空間を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る開閉屋根構造全体の斜視外観図である。
【図2】屋根を開いた状態の断面図である。
【図3】開閉屋根構造の機構概念図である。
【図4】屋根を閉じた時と開いた時の機構概念図である。
【図5】水平力に対する抵抗機構図である。
【図6】使用状況を表す平面図である。
【図7】拡張時の動作状況説明図である。
【図8】収納時の動作状況説明図。
【図9】他の実施形態例に係る開閉屋根構造の機構概念図である。
【図10】屋根を閉じた時と開いた時の機構概念図である。
【図11】従来の開閉屋根構造の全体斜視図である。
【図12】屋根を開いた状態の断面図である。
【符号の説明】
11 柱部材
12 梁
14 屋根部材
15 屋根ユニット(第2の屋根ユニット)
16 台車
17 地上レール
18 屋根上台車
19 屋根レール
20 柱部材
21 屋根部材
22 柱ブレース
23 端部屋根ユニット(第1の屋根ユニット)
24 駆動台車
25 固定手段
26 固定手段
31 多目的球技場
32 開閉屋根
41 梁
42 梁

Claims (5)

  1. 柱部材と、屋根部材と、屋根部材に渡して形成される梁部材とを有する屋根ユニットを複数備え、これら複数の屋根ユニットをそれぞれ移動可能に支持して順次隣接するものの内部に収納自在にした開閉屋根構造において、
    隣接する前記屋根ユニット間で前記柱部材及び梁部材を共用すると共に、前記梁部材を当該屋根部材の上側に設けたことを特徴とする開閉屋根構造。
  2. 前記屋根ユニットは、複数のものが一方向に入れ子状になっていることを特徴とする請求項1に記載の開閉屋根構造。
  3. 前記屋根ユニットは、複数のものが双方向に入れ子状になっていることを特徴とする請求項1に記載の開閉屋根構造。
  4. 柱部材と、柱部材の上部に構成される屋根部材と、屋根部材に渡される梁部材とからなり、それ自体自立する第1の屋根ユニットと、
    柱部材と、柱部材の上部に構成される屋根部材と、屋根部材に渡される梁部材とからなる複数の屋根ユニットであって、前記第1の屋根ユニット又は当該屋根ユニットに隣接する屋根ユニットと柱部材及び梁部材を共用する第2の屋根ユニットとからなり、
    前記第1の屋根ユニット及び前記複数の第2の屋根ユニットが入れ子状に収納可能であり、しかも前記第2の屋根ユニットの屋根部材の端に渡される梁部材が前記屋根部材の上面に設けられていることを特徴とする開閉屋根構造。
  5. 柱部材と、柱部材の上部に構成される屋根部材と、屋根部材に渡された梁部材とを有し、レール上を自立して移動可能な第1の屋根ユニットと、
    柱部材と、柱部材の上部に構成される屋根部材と、屋根部材に渡された梁部材とからなり、前記レール上を移動可能となっている複数の第2の屋根ユニットとからなり、
    前記第2の屋根ユニットの前記第1の屋根ユニット側の端部と前記第1の屋根ユニットの屋根部材又は前記第1の屋根ユニット側に隣接する他の第2の屋根ユニットの屋根部材との間には、屋根ユニット同士の相対的移動を案内し、かつ荷重を伝達する案内支持手段が設けられ、
    前記第2の屋根ユニットの前記梁部材は、前記屋根部材の上面に設けられ、
    更に、前記第1の屋根ユニット及び各第2の屋根ユニットには、当該屋根ユニットを引き出した状態及び収納した状態でその位置に固定するためのロック手段が具えられていることを特徴とする開閉屋根構造。
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