JPS6132334B2 - - Google Patents

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JPS6132334B2
JPS6132334B2 JP50088455A JP8845575A JPS6132334B2 JP S6132334 B2 JPS6132334 B2 JP S6132334B2 JP 50088455 A JP50088455 A JP 50088455A JP 8845575 A JP8845575 A JP 8845575A JP S6132334 B2 JPS6132334 B2 JP S6132334B2
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JP
Japan
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caprolactam
group
imide
alcohol
reaction
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Application number
JP50088455A
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English (en)
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JPS5148628A (ja
Inventor
Merubin Hedoritsuku Rosu
Derubin Gabaato Jeimuzu
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Monsanto Co
Original Assignee
Monsanto Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Monsanto Co filed Critical Monsanto Co
Publication of JPS5148628A publication Critical patent/JPS5148628A/ja
Publication of JPS6132334B2 publication Critical patent/JPS6132334B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • C08G63/78Preparation processes
    • C08G63/82Preparation processes characterised by the catalyst used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G69/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic amide link in the main chain of the macromolecule
    • C08G69/44Polyester-amides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyamides (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、イミドおよびアルコールの縮合のた
めの接触法に関する。別の観点において本発明は
ポリエステル−ポリアミドのような重合体状の化
合物の接触的製法に関する。さらに別の観点にお
いて本発明は種種の分子量を有する重合体および
共重合体の接触イミド−アルコール縮合製法に関
する。 従来、イミドとアルコールとの縮合反応は教示
されているけれども、しかしながらこれら既知の
縮合方法は反応が遅くそして反応が終了するまで
に数時間を必要とする。低分子量の重合体を生成
するイミド−アルコール縮合反応は穏和な条件下
で進行するが、高分子量の重合体を製造すること
ははるかに困難である。イミド−アルコール縮合
反応による重合体の製造においては、たとえば複
数個の水酸基および/またはアミノ基を有する重
合体のような特別の反応成分が使用されないなら
ば中等度の分子量を有する重合体のみが得られる
であろう。このような種類の反応成分はイミド−
アルコール縮合反応による高分子量重合体の製造
のために米国特許第2682526号明細書に記載され
ている。この記載されているイミド−アルコール
縮合反応は触媒作用を受けておらず、しかも高分
子生成物を得るためには数時間の反応時間および
特定の反応成分を必要としている。イミド−アル
コール縮合触媒の不存在下では、この方法はたと
えば第2級水酸基を有するアルコールあるいは重
合体を利用するに十分な反応活性を欠いている。 本発明の目的は、ポリエステル−ポリアミドを
生成するためのイミド−アルコールとの迅速な接
触縮合法を提供するにある。本発明の別の目的は
既知手段による製法が強制されたしかも激しい条
件を必要とするような場合においてかかる縮合生
成物の製造を容易にすることにある。本発明のさ
らに別の目的は制御された条件下で種種の分子量
の共重合体を製造することにある。その他の目的
および利点は以下の記載から明らかであろう。 種種の分子量の生成物を生ずる反応条件の充分
な制御を提供するイミド−アルコール縮合法が見
出されるならばそれはこの技術分野において有意
の進歩を示すものである。本発明は、ポリエステ
ルポリアミドの製造のための接触縮合反応に関す
る。 本発明の目的はイミド−アルコール縮合反応を
塩基性の金属または金属化合物のイミド−アルコ
ール縮合触媒で触媒作用をなすことにより達成さ
れ得ることが見出された。一般に第A族、第
A族および第B族の金属またはそれらの化合物
が本発明によるイミド−アルコール縮合のために
適当な触媒である。第A族、第A族、第B
族および第A族の塩基性金属が金属形態におい
てあるいは水素化物、ハロ水素化物、アルキルハ
ライド、酸化物、水酸化物、過酸化物、炭酸塩な
どの形態において有効である。他の適当な触媒は
上記金属の多数の有機金属化合物たとえば金属ア
ルキル、金属フエノール、金属アミド、アルコキ
シド、グリコキシドなどから形成され得る。その
例としてはたとえば水素化ナトリウム、水酸化カ
リウム、酸化リチウム、臭化エチルマグネシウ
ム、フルオロ水素化カルシウム、炭酸ストロンチ
ウム、亜鉛カプロラクタム、水酸化バリウム、メ
チルナトリウム、ブチルリチウム、カリウムフエ
ノラート、ジフエニルバリウム、ナトリウムアミ
ド、マグネシウムジエチル、イソブチルアルミニ
ウムジクロライド、ジイソブチルアルミニウムク
ロライド、トリイソブチルアルミニウム、ジエチ
ルアルミニウムクロライド、トリエチルアルミニ
ウム、ジエチルアルミニウムブロマイドなどがあ
げられる。触媒は前記の金属あるいは金属化合物
のうちの1種とイミド−アルコール縮合反応成分
のアルコール部分との反応により反応系中におい
て生成され得る。触媒濃度はアルコール部分(セ
グメント)の1モル%以下の低濃度から15モル%
または20モル%またはそれ以上のモルパーセント
であることができる。本発明の目的のために定義
されている「アルコール部分」なる語は脂肪族炭
素に結合された少なくとも1個の水酸基を有する
化合物を意味する。本発明による接触イミドアル
コール縮合反応から生ずる重合体はプレポリマー
としてたとえばターポリマーの製造におけるラク
タムの重合に利用され得る。ラクタム反応媒体の
存在下にラクタム媒体を容易に重合せずにイミド
アルコール縮合反応に利用され得る触媒の例とし
ては、たとえば亜鉛カプロラクタム、カルシウム
カプロラクタム、バリウムカプロラクタム、アル
ミニウムトリカプロラクタム、ジカプロラクタム
アルミニウムクロライド、カプロラクタムアルミ
ニウムクロライド、アルミニウムビス(ブロモメ
チル)およびマグネシウムカプロラクタムがあげ
られる。本発明によるアルコール部分の例として
はたとえば水酸基が脂肪族炭素を介してその化合
物に結合している重合体状の化合物から生ずるポ
リオールがあげられる。これらアルコール部分は
脂肪族炭素を介して結合している2個またはそれ
以上の水酸基を有することができる。本発明にし
たがつて操作し得る代表的アルコールの例として
は、たとえばポリエチレングリコール、イソオレ
フインを酸化しついで部分還元することにより生
成された重合体状アルコール、共役ジオレフイン
共重合体、末端アルコール性水酸基を有するアル
キル樹脂、があげられる。 本発明の方法による適当な反応成分である商業
上入手し得るポリオールは、たとえばプロピレン
オキサイドまたはエチレンオキサイドをグリコー
ル、グリセロール、ペンタエリスリトール、グリ
コース、アミンなどと反応させることにより製造
される。上記の群の範囲内にはたとえばポリ(ε
−カプロラクトン)ジオールのような複雑な重合
体状ポリオールを含む多数の適当な化合物が包含
される。その他のポリオール化合物の例としては
たとえばポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリオキシプロピレンジオールお
よびポリオキシプロピレントリオール、ポリブタ
ジエングリコールおよびポリエステルグリコール
のような重合体状ポリオールをあげることができ
る。 ポリオールの分子量は任意の量であることがで
きる。商業的に入手し得るポリオール化合物は
200〜5000の分子量を有する。 種種のイミドが本発明の接触イミド−アルコー
ル縮合法にしたがつて操作できるが、ポリアシル
カプロラクタムが好ましいイミドである。代表的
重合体は接触イミド−アルコール縮合反応により
製造され、その際ポリアシルカプロラクタム成分
はポリオール成分と反応せしめられる。ここで有
用なポリアシルカプロラクタムに関する後記式中
R基はそれ自体を化合物中に包含されているすべ
てのアシル基に結合させるに必要な数の有効原子
価を有する任意の炭化水素基であることができ
る。炭化水素基は任意の大きさであることができ
るが、最高8〜10個の炭素原子を含有するのが好
ましい。適当なR基の例としてはたとえばフエニ
レン基、ビフエニレン基、メチレン基、ヘキシレ
ン基、ポリオキシエチレン基、ポリオキシプロピ
レン基およびアシル基に結合させるために利用で
きる2個以上の位置を有する同様の炭化水素があ
げられる。A基およびA′基はカルボニル、チオ
カルボニル、スルフリル、ホスホリルであること
ができる。Y基は5個の炭素原子を有するアルキ
レン鎖を表わすことができる。後記式の範囲内に
包含されるポリアシルカプロラクタムの種類のう
ちで好ましいものはAおよびA′がカルボニル基
であるものである。式中AおよびA′がカルボニ
ル基であり、Rがアルキレン基でありそして整数
aが1である化合物が特に好ましい。イミド−ア
ルコール縮合反応のイミド部分を構成し得る適当
なポリアシルカプロラクタムは以下の式により表
わされる。 式中AおよびA′は または
【式】 から選択されるアシル基であり、Yは少なくとも
約5個の炭素原子を有するアルキレン基であり、
Rは2価の基または多価の基であり、aは少なく
とも1に等しい整数でありそしてbは整数であ
る。その例としてはたとえばテレフタロイルビス
−カプロラクタムすなわち オキサリルビス−カプロラクタム、イソフタロ
イルビス−カプロラクタム、アジポイルビス−カ
プロラクタム、2・3−ジエチルスクシノイルビ
ス−カプロラクタム、セバシルビス−カプロラク
タム、トリメソイル−トリス−カプロラクタム、
1・2・3・5−ベンゼンテトラカルボニルテト
ラキス−カプロラクタム、1・2・3・4−ナフ
タレン−テトラカルボニル−テトラキスピペリド
ンおよび1・4−シクロヘキサンジカルボニルビ
ス−カプロラクタム、1・3−ベンゼンジスルホ
ニルカプロラクタム、3−(スルホニルカプロラ
クタム)ベンゾイルカプロラクタム、ホスホリル
トリス−カプロラクタム、ベンゼンホスホリルビ
ス−カプロラクタムおよびジチオテレフタロイル
ビス−カプロラクタムがあげられる。 本発明による代表的な接触イミド−アルコール
縮合反応は以下の図面により表わされる。 ただし式中Yは少なくとも約5個の炭素原子を
有するアルキレン基であり、φは芳香族部分であ
りそしてBは1またはそれ以上の整数である。好
ましい触媒はたとえばラクタム塩、ハロラクタム
塩およびアルコキシドのような第A族、第A
族、第B族および第A族の金属化合物から選
択されることができ、その例としてはたとえばカ
プロラクタムマグネシウムブロマイド、ブロモマ
グネシウムカプロラクタム、ナトリウムカプロラ
クタム、カルシウムカプロラクタム、亜鉛カプロ
ラクタム、アルミニウムトリ−カプロラクタム、
アルミニウムビス(ブロモメチル)、カプロラク
タムアルミニウムクロライド、ジカプロラクタム
アルミニウムクロライドなどがあげられる。 本発明による共重合体の製造に有用なアシルカ
プロラクタムの量は使用されるアルコールまたは
ポリオールの量に依存する。好ましい重合のため
にはアシルカプロラクタムはアルコールまたはポ
リオールの約10〜約200モル%の量で存在するの
が望ましい。2種の重合体形成性物質すなわちイ
ミド−アルコールの好ましい割合は最終重合体の
使用目的に依存する。たとえば伸度のようなエラ
ストマー性質を必要とする使用目的のためには上
記2種の単量体の相対比はその重合性媒体が60%
または80%または90%またはそれ以上のポリオー
ル化合物を含有するように調整され得る。ほぼ等
量のアシルカプロラクタムおよびポリオールを含
有する重合体はかかる重合体により得られる性質
の有利な組合わせのために非常に多くの用途に好
ましい。 最終生成物に関して考慮すべきその他の事項
は、たとえば接触イミド−アルコール縮合反応に
よる試薬の選択たとえば長鎖脂肪族基に対してア
シルカプロラクタム基間に芳香族炭化水素基を有
するポリアシルカプロラクタムを選択するという
ごときである。芳香族基の選択は一層剛性な生成
物を生ずる。同様に共重合体は2個より多い水酸
基を有するポリオールを使用することにより高度
に交叉結合され得る。本発明により製造される重
合体の性質を変性および調節するに有効な前記技
術を用いることによりこれら重合体が多くの最終
用途に使用できる。本発明により製造される共重
合体は多数の織物およびその他の用途に特に有用
である。共重合体に関する織物用途の例としては
たとえば不織布および高水分吸収性繊維の製造に
おける使用があげられる。また本発明方法により
製造される共重合体はフオーム製品としても製造
され得る。また共重合体は成型用樹脂の形態で製
造され得、これはその後射出成形、押出し、熱成
形(サーモフオーミング)および実質上任意の形
状を有する製品を製造するための他の技術により
成形され得る。また高度に弾性体状の共重合体は
自動車タイヤおよびタイヤ部分の製造にも使用さ
れ得る。重合体は充填剤、繊維、顔料、染料、安
定剤、可塑剤、難燃剤およびそれらの性質を変え
そしてそれによりさらに適応性の範囲を大きくす
るための他の重合体状変性剤で変性され得る。一
つのかかる変性は、重合体を重合体分子への充填
剤または繊維の結合を増大させることのできるカ
ツプリング剤で処理された充填剤または繊維で補
強することである。多数の有機シラン化合物が特
に重合体と充填剤または繊維との間の接着性を改
良する作用をなし得ることが見出された。本発明
により製造される重合体と共に使用するためのい
くつかの適当な有機シランカツプラーの例として
はたとえば3−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、グリシドキシプロピル、トリメトキシシラン
およびN−トリメトキシシリルプロピル−N−a
−アミノエチルアミンがあげられる。好ましい充
填剤および繊維の例としてはたとえば石英、珪灰
石、長石、燬焼されたカオリン粘度、ガラス繊維
およびたとえばグラフアイト、硼素、鋼などのよ
うな他の高強度特性繊維があげられる。充填剤お
よび繊維の濃度はたとえば1容量%または2容量
%のような非常に少ない量から70容量%または80
容量%またはそれ以上の量で変化させることがで
きる。 本発明による接触イミド−アルコール縮合法は
使用される特定の成分に左右されるが約−20℃か
ら約230℃またはそれ以上で変化する温度を用い
る。好ましい重合温度は約20〜約180℃である。
接触イミド−アルコール縮合法の反応時間は重合
系に使用される縮合温合および特定成分により変
わる。全重合時間は0.5秒程度であることができ
そして数秒から数分たとえば約0.5秒から約1時
間までが好ましい。反応時間は数時間またはそれ
以上までに延長され得るが、しかしながら接触イ
ミド−アルコール縮合反応は一般に分の単位で完
了され得る。接触イミド−アルコール縮合反応に
おいて実質上無水の試薬および溶媒を使用するこ
とが好ましい。また無水雰囲気を得るためにたと
えば窒素のような不活性雰囲気を使用することも
好ましい。接触イミド−アルコール縮合反応は大
気圧下で起るが、しかしながら一層高い温度が反
応成分のために液化圧力を必要とする場合には種
種の圧力が使用され得る。 以下の実施例1から11は種種の触媒、反応成分
およびイミド−アルコール縮合条件が用いられる
場合の本発明方法の操作可能性を示している。実
施例1〜4には他の重合体の生成に適当な中間重
合体たとえばラクタムとのターポリマーの製造が
説明されている。実施例5には水溶性フイルムの
製造が説明されており、他方実施例6および7に
は交叉結合エラストマーの製造が説明されてい
る。実施例8には第A族金属化合物触媒の使用
が説明されている。実施例9には第A族金属化
合物触媒の使用が説明されている。実施例1から
9には種種の反応成分、触媒、条件および本発明
のイミド−アルコール縮合反応の生成物が示され
ているが、しかしながら本発明は実施例の限られ
た教示よりも広範囲にわたるものであつて、本発
明はこれらの実施例に限定されるべきではない。 実施例 1 150gのボラノール(商標、Voranol)P−
2000(ダウ・ケミカル社製、分子量2000のポリオ
キシプロピレングリコール)、29.4gのイソフタ
ロイルビスカプロラクタム、146gのカプロラク
タムおよび1.5gのサントホワイト
(Santowhite)粉末の混合物を真空下で加熱し25
mlのカプロラクタムを蒸留させた。溶液温度を
125℃に調整しそして窒素下で撹拌し、これに
0.37mlのマグネシウムジカプロラクタム(1−メ
チル−2−ピロリドン中2モル濃度)を加えた。
接触混合物を45分間125℃に撹拌しそして触媒を
不活性化させるために0.3gのラウリン酸を加え
た。こうしてカプロラクタム中に生成された重合
体溶液はグリニヤまたはアルカリ金属ラクタムで
さらに接触作用を受けて50%ポリプロピレングリ
コール/ナイロン6ターポリマーを生成すること
ができる。 実施例 2 195gのボラノール(商標)p−2000(ダウ・
ケミカル社製、分子量2000のポリオキシプロピレ
ングリコール)、93gのカプロラクタム、37.1g
のイソフタロイルビスカプロラクタムおよび0.6
gのフレクトール(Flectol)Hとの混合物を真
空下で加熱して25mlのカプロラクタムを蒸留させ
た。混合物を窒素下で65℃に冷却し、これに2.4
mlのマグネシウムジカプロラクタム(1−メチル
−2−ピロリドン中2モル濃度)を加えた。77℃
までの発熱が伴なつて10秒以内に粘度が上昇し
た。重合体溶液を真空下で1時間70℃で撹拌しつ
いで触媒を不活性化するために0.58mlの氷酢酸を
加えた。重合体溶液は100℃において31400cpsお
よび160℃において7300cpsの粘度(ブルツクフ
イールドRVF)を有していた。こうしてカプロ
ラクタム中で生成された溶液はさらにアルカリ金
属またはグリニヤ触媒で接触作用を受けて65%ポ
リプロピレングリコール/ナイロン6ターポリマ
ーを生成することができる。 実施例 3 90gのカルボワツクス4000(ユニオン・カーバ
イド社製、分子量3000−3700ポリオキシエチレン
グリコール)、216gのカプロラクタム、18.7gの
テレフタロイルビスカプロラクタムおよび0.6g
のフレクトールHの混合物を真空下で加熱して25
mlのカプロラクタムを蒸留させた。混合物を窒素
下で75℃に冷却し、これに1.31mlのマグネシウム
ジカプロラクタム(1−メチル−2−ピロリドン
中2モル濃度)を加えた。重合体生成による粘度
上昇は1分間で終るようであつた。溶液を真空下
でさらに1時間撹拌して確実に反応を完結せしめ
ついで触媒を不活性化するために0.17mlの氷酢酸
を加えた。こうしてカプロラクタム中で生成され
た重合体溶液はさらに触媒作用を受けて30%ポリ
エチレングリコール/ナイロン6ターポリマーを
生成することができる。 実施例 4 300mlのトルエン中における227.5gのボラノー
ル(商標)P−4000(分子量4000のポリオキシプ
ロピレングリコール)、23.1gのテレフタロイル
ビスカプロラクタムおよび1gのフレクトールH
の溶液を水を共沸させるため還流することにより
乾燥させた。溶液はトルエン1ジエチルエーテル
中0.2モル濃度のエチルマグネシウムブロマイド
の添加により触媒作用を受けた。織別できる粘度
上昇が15分間にわたつて起つた。さらに15分の還
流時間の後触媒を不活性化するために0.4gのラ
ウリン酸を加えた。得られた重合体は蒸留による
溶媒除去により単離され得そしてこれはグリニヤ
またはアルカリ金属ラクタムの使用によるその後
のカプロラクタムとの共重合反応に使用され得
る。 実施例 5 33.6gのテレフタロイルビスカプロラクタム、
141.6gのカルボワツクス4000(ユニオン・カー
バイド社製、分子量3000−3700のポリオキシエチ
レングリコール)および0.6gのイルガノツクス
(Irganox)1010の混合物を170℃で45分間真空下
で加熱した。混合物を100℃に冷却しさらに別の
141.5gのカルボワツクスを加えた。混合物を脱
気させついで120℃でさらに15分加熱した。混合
物は120℃に加熱された0.32×25.4×25.4cmの縦型
モールド中で注造された。注造は計量ポンプによ
り行なわれた。混合物は第2計量ポンプによりブ
ロモマグネシウムピロリドン(1−メチル−2−
ピロリドン中2モル濃度)を流れ中に射出するこ
とにより触媒作用を受けた。触媒濃度はテレフタ
ロイルビスカプロラクタムに基づいて7.8モル%
であつた。注造後モールドを15分で160℃に加熱
し、75分間この温度に保ち、その後モールドを冷
却しそして重合体試料を除去した。 引張り試験用試片を注造シートから切断しそし
て残留重合体の一部を100℃での圧縮成形により
フイルムに加工した。微小の引張り試験用試片を
試験のためフイルムから切断させた。両形態の共
重合体は水溶性であつた。共重合体の引張り性質
は以下の表に記載されている。
【表】 実施例 6 36.72gのイソフタロイルビスカプロラクタム
と50.0gのポリメグ(商標)(Polymeg)1000
(クエーカー・オーツ社製、1000±50の分子量お
よび113.5のヒドロキシル数を有するポリテトラ
メチレングリコール)との混合物を30分間150℃
で真空下において撹拌しついで室温に冷却した。
この混合物に39.4gのポリメグ(商標)2000(分
子量2000±100、ヒドロキシル数=57.6)および
61.15gのニアツクス(Niax))61−58(ヒドロキ
シル数55.7を有する多官能基性ポリオキシプロピ
レンポリオール)を加えそしてこれらの成分を充
分に混合した。得られた溶液に5mlのブロモマグ
ネシウムピロリドン(1−メチル−2−ピロリド
ン中2モル濃度)を加えそしてこの触媒作用を受
けた混合物を1分間真空下で撹拌した。溶液を瓶
中に注いだ。混合物は30分たつてゲル化した。室
温で一夜硬化後43のシヨアA硬度を有する交叉結
合された弾性体状重合体が生成された。 実施例 7 36.72gのイソフタロイルビスカプロラクタム
と50.0gのポリメグ(商標)1000(分子量1000±
50およびヒドロキシル数113.5を有するポリテト
ラメチレングリコール)との混合物を60分間130
℃で真空下において加熱しついで室温に冷却し
た。この混合物に41.83gのプルラコールP−
2010(水酸基価54.3を有するポリオキシプロピレ
ングリコール)および60.14gのプルラコール
(Pluracol)GD−3030(ヒドロキシル数56.6を有
するポリオキシプロピレントリオール)を加え
た。得られる溶液に2.5mlのブロモマグネシウム
ピロリドン(1−メチル−2−ピロリドン中2モ
ル濃度)を加えそして真空下で撹拌した。触媒作
用を受けた混合物を瓶中に注ぎそして100℃オー
ブン中で1時間加熱することにより硬化させた。
得られる弾性体は33のシヨアA硬度を有した。 上記混合物を室温で18時間硬化させた以外は上
記実施例を繰り返してシヨアA硬度39の弾性体を
生成させた。 実施例 8 71gのカプロラクタム、14.0ggのイソフタロ
イルビスカプロラクタムおよび75gのボラノール
(商標)P−2000(分子量2000のポリオキシプロ
ピレングリコール)の混合物を真空下で加熱して
10mlのカプロラクタムを蒸留させた。得られる溶
液を窒素下で100℃に冷却しそしてこれは0.5mlの
ジイソブチルアルミニウムクロライドの添加によ
り触媒作用を受けた。このビスイミド−グリコー
ル反応の進行はブルツクフイールドRVF粘度計
を使用しての100℃における粘度測定により調べ
られた。30分たつて粘度は54000cpsに上昇し、
1時間では450000cpsおよび2時間では
1100000cpsに上昇した。2時間後粘度は不変で
あつた。得られる重合体溶液はさらにグリニヤま
たはアルカリ金属触媒での触媒作用により50%
PPG/ナイロン6ターポリマーを製造するために
使用され得る。 実施例 9 ナトリウムグリコレート触媒の溶液は5gのプ
ルラコールGP3030(ポリオキシプロピレントリ
オール)を0.06gの水素化ナトリウム(鉱油中60
%)と共に混合しそして水素を除去するために真
空下で加熱することにより製造された。 10gのプルラコールP−2010(ポリオキシプロ
ピレングリコール)中における2.7gのテレフタ
ロイルビスカプロラクタムの第2溶液が190℃に
加熱することにより調製された。 上記の2種の溶液を190℃で一縮に混合して5
秒以内に撹拌不能のゴム状ガムを得た。得られる
樹脂はその系の高度の反応性による不完全混合物
のため軟かくそして粘着性であつた。 以下に本発明により開示された新規な技術的事
項を要約して示す。 1 ポリエチレングリコール類、ポリオキシプロ
ピレンジオール類、ポリオキシプロピレントリ
オール類およびポリテトラメチレングリコール
類から成る群から選ばれた分子量が1000ないし
4000の範囲内の重合ポリオールと、化学量論的
に当量のポリ(アシルカプロラクタム)とを、
元素周期律表の第A族、第A族、第B
族、および第A族の金属、金属ラクタム塩、
金属ハロラクタム塩または金属アルコキシドの
少くとも一種の存在下で反応させることを特徴
とするポリエステルポリアミドの高分子化合物
を製造するための接触イミド−アルコール縮合
法。 2 金属化合物が少なくとも1個のラクタム塩、
ハロラクタム塩およびアルコキシドからなるこ
とを特徴とする、前記第1項記載の方法。 3 金属がナトリウム、カリウム、リチウム、マ
グネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バ
リウム、亜鉛、カドミウムおよびアルミニウム
から選択されることを特徴とする、前記第1項
記載の方法。 4 接触イミド−アルコール縮合が約20℃ないし
180℃の温度で起こることを特徴とする、前記
第1項記載の方法。 5 接触イミド−アルコール縮合がカプロラクタ
ム反応媒体中で行われ、触媒が亜鉛カプロラク
タム、マグネシウムカプロラクタム、カルシウ
ムカプロラクタム、カプロラクタムアルミニウ
ムクロライド、ジカプロラクタムアルミニウム
クロライド、およびアルミニウムトリカプロラ
クタムから選ばれ、イミドがポリオールにたい
して化学量論的当量よりも過剰に存在し、該触
媒が後にカルボキシル酸の添加により失活させ
られることを特徴とする前記第1項に記載の方
法。 6 アシルラクタムがイソフタロイルビスカプロ
ラクタムからなることを特徴とする、前記第1
項記載の方法。 7 アシルラクタムがテレフタロイリビスカプロ
ラクタムからなることを特徴とする、前記第1
項記載の方法。 8 触媒がブロモマグネシウムカプロラクタムお
よびマグネシウムジカプロラクタムから選択さ
れる前記第7項記載の方法。 9 触媒がブロモマグネシウムカプロラクタムお
よびマグネシウムジカプロラクタムから選択さ
れる前記第8項記載の方法。 10 反応を65〜125℃の範囲の温度で行う前記第
1項記載の方法。 11 重合体状ポリオールが1000〜4000の分子量を
有する前記第7項記載の方法。 12 重合体状ポリオールが1000〜4000の分子量を
有する前記第8項記載の方法。 13 アルコール反応剤に対するアシルラクタムの
割合がアルコールの当量あたり1.07〜2.33当量
の範囲である前記第5項記載の方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 脂肪族炭素に結合する1個またはそれ以上の
    水酸基を有するアルコールを各ラクタム環中に4
    〜11個の炭素原子を有するアシルラクタムと少な
    くとも1種の第A族、第A族、第B族およ
    び第A族の金属または金属化合物の存在下、20
    〜180℃の範囲の温度で重合させ、ポリエステル
    −ポリアミドの重合体状化合物を生成させること
    を特徴とする、ポリエステル−ポリアミドの重合
    体状化合物を製造するための接触イミド−アルコ
    ール縮合法。
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