JPS6132158Y2 - - Google Patents

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JPS6132158Y2
JPS6132158Y2 JP13818080U JP13818080U JPS6132158Y2 JP S6132158 Y2 JPS6132158 Y2 JP S6132158Y2 JP 13818080 U JP13818080 U JP 13818080U JP 13818080 U JP13818080 U JP 13818080U JP S6132158 Y2 JPS6132158 Y2 JP S6132158Y2
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JP
Japan
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spring
support
support device
vibration reduction
coil spring
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JP13818080U
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JPS5761190U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は密閉形圧縮機の電動圧縮要素の支持装
置に関し、特にルームクーラ等の圧縮機取付フレ
ームと圧縮機の間にコイルスプリングを介在させ
て圧縮機を支持ることにより、電動機の起動、停
止および運転時に発出する振動、雑音の発生を抑
制し且つコイルスプリングおよび支持部の摩耗を
防止したコンプレツサ内部支持装置に関する。
従来、密閉形圧縮機の支持装置は、第1図に示
すごとくルームクーラのケース2等に受座5を固
定し、受座5上にサポート4を設けると共にフレ
ーム1の下部にサポート3を設け、フレーム1と
受座5の間にコイルスプリング6を介在させて振
動の吸収および防音効果を持たせる。第1図に示
す電動圧縮要素の支持装置を用いて圧縮機の起
動,停止および運転を行うと、起動停止時の大き
な過渡的振動および運転時の振動によつてコイル
スプリング6とサポート4および受座5が擦れ合
つて異音が発生するのみならず支持部が摩耗す
る。このため、コイルスプリング6の端部をサポ
ート4あるいは受座5に固定し、起動,停止およ
び運転時の異音の発生の防止と支持部の摩耗を防
ぐ試みが数多く成されている。その例として実開
昭50−124606号公報および実開昭52−139515号公
報に見られるごとく、コイルスプリングの一端を
圧縮機取付台に突出して設けた切欠きと嵌合さ
せ、あるいは、コイルスプリングの一端をばね受
け具等を用いて固着するものがある。また、実公
昭41−5990号公報の開示では、ばねの一端におけ
る径を小さくして支持金具に設けた環状溝に前記
径の小さな部分を嵌合させると共に、圧縮機の支
持部に螺孔を形成し、この螺孔にばねの他端を係
合させて支持部におけるばねの固定を行う。しか
し乍ら、これ等従来例にあつては、ばねを固定す
るための工程が複雑でなるので組立性が低下する
欠点を有する。また、単一のばねを用いて振動周
期および振幅の異なる運転振動と起動,停止時の
過渡振動とを完全に吸収することはできない。運
転振動および起動、停止時の過渡振動を共に低減
させるため、ばね定数の異なる2つのコイルスプ
リングを組合せて使用する試みがある。第2図
は、2つのコイルスプリングを用いて振動を低減
させる例示であつて、運転振動低減スプリング8
と過渡振動低減スプリング9が受座5とフレーム
1間に設けられる。運転振動低減スプリング8と
過渡振動低減スプリング9は夫々所定の距離を保
つ様に同心円状に配設される。この場合、運転振
動低減スプリング8と過渡振動低減スプリング9
間の間隙が小さいと運転中に異音を発生し、また
間隙を大きくすると寸法が大きくなる。第3図は
運転振動低減スプリング8と過渡振動低減スプリ
ング9を夫々螺合し、小さな形状で異音の発生を
防止できる支持装置を示すものである。なお、第
3図に示す装置において、スプリングを固定しな
い状態で過渡振動を加えると、夫々螺合されたス
プリングが外れてしまう。このため、運転振動低
減スプリング8の一端をサポート4に設けた溝に
螺合等の手段にて固定する必要がある。
従つて固定のために特別な工程が必要となつて
組立性が悪くなる。
本考案は、これ等従来技術における欠点を除去
するもので、その目的とする処は、組立性が良好
で運転振動および過渡振動を低減でき且つ小形の
コンプレツサ内部支持装置を提供するにある。
以下本考案の好適一実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。
第4図には本考案に係る電動圧縮要素の支持装
置のサポート10と底部から見た内側のコイルス
プリング(振動低減スプリング)8が示される。
第4図に示すように第1のサポート10はその一
端が直線に切欠されて円柱面および平坦面の形状
に形成されている(第5図も参照)。そして第6
図に示すように電動圧縮要素(フレーム)1に設
けられた第2のサポート10と受座5のサポート
10との間に振動低減スプリング8が嵌着されて
支持装置が構成されている。
コンプレツサの運転ならびに起動、停止時に、
スプリング8の端部11がサポート10の平坦面
に当接する。従つて、スプリング8は回転するこ
とはない、よつてスプリング8とサポート10,
10′との間のこすれ音は発生しないしまた摩擦
粉も発生しない。
第5図は本考案に係るサポート10および外側
のコイルスプリング(過渡振動低減スプリング)
9を上方より見た図であつて第4図および第6図
から明らかな様に、サポート10は円筒体の一部
が直線にて切欠されて円柱面および平坦面の形状
となつている。また内側のコイルスプリング(運
転振動低減スプリング)8の端部11が内方に折
り曲げられる。更に外側のコイルスプリング(過
渡振動低減スプリング)9の端部12が、該スプ
リングの外方に伸びている。なお、運転振動低減
スプリング8の端部11は第4図に示す如く直線
状に成型される他、コイル径を小さくする様な曲
率を持つて内方に曲る形状であつてもも良い。第
6図は平坦面を有するサポート10および整形さ
れた端部11,12を有する運転振動低減スプリ
ング8および過渡振動低減スプリング9を用いて
構成した支持装置を示すもので、第5図からも明
らかなように、過渡振動低減スプリング9の端部
12がケース側部材例えば受座5あるいはケース
2等に当接し、運転振動低減スプリング8の端部
11がサポート10の平坦面に当接する。このた
め、夫々のスプリングが回転することは無い。
上述のように本考案は運転振動の低減と起動,
停止時の過渡振動を低減するために、ばね定数の
異なる2つのスプリングを螺合して組せた内部支
持装置において、円筒面の一部を直線的に切欠い
たサポートの平坦面に運転振動低減スプリング8
の端部11を係止させ且つ過渡振動低減スプリン
グ9の端部12をケース側部材(受座5あるいは
ケース2等)の過渡振動低減スプリング9の外方
に存在する部材に係止させるので以下の如き効果
を発揮する。
1 スプリングとサポート間における異音の発生
が防止される。
2 スプリングとサポートの擦れによる摩耗粉の
発生が防止される。
3 過渡振動にて2つのばねの螺合が外れるのを
阻止できる。
4 小形で運転振動および過渡振動を低減できる
支持装置が得られる。
5 サポートおよびばねの端部の簡易な加工によ
つて組立性の良好な支持装置が得られ、コスト
低減を図れる等の優れた効果ご発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は1つのバネを用いた従来の支持装置の
断面図、第2図は2つのばねを用いた従来の支持
装置の断面図、第3図は夫々螺合した2つのばね
を用いた従来の支持装置の断面図、第4図は本考
案に係る内側のコイルスプリング(運転振動低減
スプリング)とこれに適合するサポートを説明す
るための説明図、第5図は本考案に係る外側のコ
イルスプリング(過渡振動低減スプリングが固定
される様子を示す平面図、第6図は本考案に係る
スプリングおよびサポートを用いて構成した支持
装置の断面図である。 図中、1はフレーム、3,4はサポート、5は
受座、6はスプリング、8は内側のコイルスプリ
ング、9は外側のコイルスプリング、10は平坦
面を有するサポートである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動圧縮素要を収納するケースとこの電動圧縮
    要素との間に、それぞれ異なつたコイル径を有し
    かつ互に螺合する内側および外側のコイルスプリ
    ングを介在させたコンプレツサの内部支持装置に
    おいて、前記電動圧縮要素側に設けられた第1の
    サポートと、前記ケース側に設けられた側面が円
    柱面および平坦面から成る第2のサポートとを有
    し、前記内側のコイルスプリングの端部は前記第
    1、第2のサポートにそれぞれ挿入し、かつ前記
    第2のサポート側の端部は内側に偏倚させて前記
    平坦面と係合させ、前記外側のコイルスプリング
    の前記第2のサポート側端部は外側に偏倚させ
    て、外側コイルスプリングの外方に位置するケー
    ス側部材と係合させたことを特徴とする内部支持
    装置。
JP13818080U 1980-09-30 1980-09-30 Expired JPS6132158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13818080U JPS6132158Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13818080U JPS6132158Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5761190U JPS5761190U (ja) 1982-04-10
JPS6132158Y2 true JPS6132158Y2 (ja) 1986-09-18

Family

ID=29498230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13818080U Expired JPS6132158Y2 (ja) 1980-09-30 1980-09-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6283322B2 (ja) * 2015-01-28 2018-02-21 青木あすなろ建設株式会社 緩衝装置

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Publication number Publication date
JPS5761190U (ja) 1982-04-10

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