JPS6132030Y2 - - Google Patents

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JPS6132030Y2
JPS6132030Y2 JP1982130392U JP13039282U JPS6132030Y2 JP S6132030 Y2 JPS6132030 Y2 JP S6132030Y2 JP 1982130392 U JP1982130392 U JP 1982130392U JP 13039282 U JP13039282 U JP 13039282U JP S6132030 Y2 JPS6132030 Y2 JP S6132030Y2
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JP
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glass
plate
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JP1982130392U
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は採光装置に関し、特に二枚或いはそれ
以上の枚数の採光用ガラスを使用する場合、各単
体ガラスの中間部および隣接するガラスの突き合
わせ端部を下面から支持可能とした採光装置に関
するものである。
体育館、講堂、倉庫、工場等においては、屋根
の一部にガラスを組み込み、自然光を屋内に採り
入れるための採光装置が設置されている。
第1図、第2図は従来の採光装置の一例を示
し、金属網や金属線等で補強した長形採光用ガラ
スAを二枚或いはそれ以上の枚数を長さ方向へ水
平状に突き合わせ、全ガラスの長さ方向両側を枠
体Bにより支持するとともに全体構造の両端部は
水切り板Cにより密に雨仕舞い処理をする。そし
て、各単体ガラスAの長さ方向に直交する中間部
および隣接するガラスAの突き合わせ端部下面
は、両側枠体B間に架設した受け部材Dにより支
持するようにしている。この受け部材Dは、長尺
板材の長さ方向両側を上方へ折曲し、載置板D
1,D2を形成した上向きコ字形状となつてい
る。
このような採光装置は、石綿スレートや金属等
から形成される屋根Eの開口部において、枠体B
を直接屋根桁材に連結固定するか或いは図示のご
とくチヤンネル型桁材Fを使用して屋根桁材に連
結し、屋根と一体的に設置してある。
前記の枠体Bは、第3図に示すように、ベース
G、載置部材Hおよびカバー体Iによつて形成さ
れている。
ベースGは、水平な長尺状固定板G1の長さ方
向片側に上方へ載置板G2を折曲連設し、長さ方
向他側には下方向へ水切り板G3を折曲連設した
形状を有している。このベースGはガラスAより
も長いか少なくともガラスAと同じ長さとなつて
いる。
また、載置部材Hは、垂直高さを異にする載置
板H1,H2を両側に有する上向きコ字形状とな
つている。
更に、カバー体Iは、長尺な板材を長さ方向に
沿つてL字形に折曲し、水平押圧板11と垂直な
板とを形成したものであり、上記するベースG、
載置部材Hおよびカバー体Iは同じ長さを有し、
金属製である。
上記する構成において、第4図、第6図に示す
ように桁材F上にはベースG、載置部材Hが平行
に設置され、ビスにより一体に固定される。この
時、ベースGの載置板G2および載置板H1より
低い載置板H2は、ガラスAの長さ方向端部下方
に位置するようになつている。また、載置板G2
は載置板H2よりも低く形成されている。このよ
うな構成はガラスAの長さ方向両側において対称
であり、ガラスAの中間部および突き合わせ端部
下面に設置される前記受け部材Dはその端部が載
置板G2上に載り、熔接、ビス等で固定すること
により両側の載置板G2上に架設される。載置板
G2間に架設固定して受け部材Dの両側載置板D
1,D2上面と、前記載置部材Hの載置板H2の
上面は同一水平高さである。
前記ガラスAの長さ方向両側端部は、載置部材
Hの載置板H2上にクツシヨン材を介して載せら
れ、ガラスAの中間部および隣接するガラスAの
突き合わせ端部間はそれぞれ受け部材Dの載置板
D1,D2上にクツシヨン材を介して支持される
(第5図、第7図参照)。
特に、第7図に示す如く、隣接ガラスAの突き
合わせ端部間はコーキング処理Lをするとともに
ガラスAと受け部材D間にはバツクアツプ材Mを
充填して雨仕舞い処理をする。そして、コーキン
グL、バツクアツプ材Mを貫通するように受け部
材D下面からボルトNをガラスA上方へ挿通し、
隣接するガラスA端部上面間に設置した押え金具
OにボルトN上部を突出させナツト締めすること
によりガラスA突き合わせ端部を固定する。
次ぎに、前記カバー体Iの水平押圧板11は、
載置部材Hの載置板H1上に固定され、この押圧
板11とガラスAの端部間に長尺なクツション材
Kを設置することにより、クツション材Kは、押
圧板11の金属弾性によりガラスA上面に圧接さ
れ、ガラスAの長さ方向両側は載置板H1と押圧
板11間に密に挾持固定されることになる。
上記のような従来の採光装置において、ベース
Gの載置板G2を受け部材Dとは熔接、ビス等に
より固定されるものであるが、この固定作業は屋
根上の高所でなされるため転落の危険性がある。
また、載置板G2と受け部材Dとの固定状態が
不充分な場合には、受け部材DによるガラスAの
支持状態が不良となり、このためガラスAの中間
部およびガラスAの突き合わせ端部にたわみ現象
を生じ、ガラスAの亀裂が発生する恐れがあると
ともにコーキングL、バツクアツプ材M等がひび
割れて雨水が浸入する恐れがあつた。更に、ベー
スGは受け部材Dを支持するのみであり、ガラス
Aの両側に支持しかつカバー体Iを取りつけるた
めにま別に載置部材Hを必要とする等枠体B全体
の構造が複雑なものとなり、桁材Fに対する荷重
が大きなものとなる。
本考案は上記する従来の採光装置に鑑み、ガラ
スの長さ方向両側を特別に支持する部材を必要と
せず、各単体ガラスの中間部下面および隣接する
ガラスの突き合わせ端部間下面を支持する受け部
材を架設する載置板によりガラスの長さ方向両側
を同時に支持するようにし、枠体全体の構成を簡
単なものとしかつ構築作業を容易なものとする採
光装置を提供することを目的とする。
以下図面に従つて本考案の一実施例を詳細に説
明する。
第8図はガラスの長さ方向両側と各ガラスの中
間部および隣接ガラスの突き合わせ端部の支持構
造であつて、ベース、受け部材および連結部材に
よつて形成されている。
ベース1は、水平な長尺状固定板1aの長さ方
向片側に上方へ載置板1bを折曲連設し、長さ方
向他側には下方向へ水切り板1cを折曲連設した
形状を有し、この全体形状は従来のベースと同じ
である。本考案においては、各ガラスAの長さ方
向と直交する中間部および隣接するガラスAの突
き合わせ端部に対応する位置において、載置板1
bに方形状の連結孔2を穿設したことを特徴とし
ている。この連結孔2の穿設位置は、ガラスAの
長さに応じてあらかじめ決定することができる。
また、受け部材3は、従来の受け部材と同様長
尺状板材の長さ方向両側を上方へ折曲して載置板
3a,3bを形成した上向きコ字形状となつてお
り、本考案ではこの受け部材3の両端部に、前記
連結孔2に挿通可能な連結片4を延設したことを
特徴としている。そして、受け部材3の連結片4
をベース1の載置板1bに形成した連結孔2に挿
通した時、載置板1bの上端面と受け部材3の載
置板3a,3bの上端面とは同一高さとなる。
受け部材3の各ガラスAの中間部および隣接す
るガラスAの突き合わせ端部下面に位置し、両側
載置板2a,2bの上端はそれぞれガラスAの下
面に当接するようになつている。
連結部材5は、受け部材2の延長方向におい
て、固定板1a上に設置したL字形状とした単体
であり、立設する垂直板5aには前記連結孔2に
対応する位置に方形状の連結孔6を穿設してあ
る。
支持構造は上記構成であり、次ぎに第9図、第
10図に従つて使用状態について説明する。
ベース1の固定板1aは、従来と同様チヤンネ
ル型桁材F上に平行に載置して固定する。この
時、ベース1の載置板1bはガラスの長さ方向端
部下方に位置し、ガラスの長さ方向両側下部にお
いて各ベース1の載置板1bは対向した状態とな
る。また、水切り板1cは桁材Fより外側に位置
するようになる。
受け部材3は、ガラスAの長さ方向中間部下面
および隣接するガラスAの突き合わせ端部下面に
おいて、両側ベース1間に設置し、両端に形成し
た連結片4をそれぞれベース1の連結孔2および
連結部材5の連結孔6内に挿通して外方向に突出
させる。そして、受け部材3の連結片4と固定板
1a上に固定した連結部材5の水平板5b先端に
連設した、載置板1b方向に向けて水平な連結片
5cとを連結固定し、これによりベース1、受け
部材2および連結部材5を一体的に連結固定す
る。
尚、連結板5cの上面と前記両連結孔2,6の
下端縁とは同じ高さ位置にある。
採光用ガラスAは、長さ方向両側をそれぞれク
ツシヨン材を介して載置板1b上に載せれば、ガ
ラスAの長さ方向中間部および隣接ガラスAの突
き合わせ端部もそれぞれ下面に当接する受け部材
3の両側載置板3a,3b上にクツシヨン材を介
して載せられることになる(第10図参照)。
固定板1a上に立設した前記連結部材5の垂直
板5aの上端には、従来と同様にして長尺状板材
を長さ方向に沿つてL字状に折曲したカバー体7
の水平押圧板7aを載置固定し、この押圧板7a
とガラスA上面間に長尺なクツシヨン材8を設置
することにより、押圧板7aの金属弾性でクツシ
ヨン材8はガラスA面に圧接され、ガラスAの長
さ方向両側はそれぞれ載置板1bと押圧板7a間
に密に挾持固定されることになる。
また、隣接するガラスAの突き合わせ端部間
は、第9図に詳細を示すように、コーキング処理
9をし、ガラスAと受け部材3間にはバツクアツ
プ材10を充填し、受け部材3下面からコーキン
グ9およびバツクアツプ材10を貫通してガラス
Aの上方へ突出させたボルト11の上端を、突き
合わせたガラスA上面間に設置した押え金具12
に挿通し、ナツト13締めすることにより、隣接
ガラスAの突き合わせ端部を受け部材3と押え金
具12間に挾持固定する。
上記する本考案によれば、二枚或いはそれ以上
の枚数のガラスAを突き合わせて連結した場合、
連設するガラスAの長さ方向両側はベース1の載
置板1bによつて載置支持することができる。ま
た、各単体ガラスAの長さ方向中間部および隣接
するガラスAの突き合わせ端部に対応する位置に
おいて、両ベース1間に受け部材3を架設固定す
ることにより、各ガラスAの中間部および突き合
わせ端部下面は支持可能であるから、単体のガラ
スAはもとより連設状態の全体のガラスAはきわ
めて安定したものとなる。しかも、ガラスAの長
さ方向両側は、受け部材3を架設するベース1に
より支持可能であり、かつベース1の載置板1b
に穿設した連結孔2内に受け部材3の連結片4を
挿通するのみで両者は一体に連結可能であり、構
造を簡略化して高所における連結作業を容易に行
うことができるものである。
また、前記の如く、載置板1bの連結孔2内に
受け部材3の連結片4を挿通した時、載置板1b
の上端縁と受け部材3両側の載置板3a,3bの
上端縁とは同一高となり、ガラスAの長さ方向両
側および各ガラスAの中間部と隣接ガラスAの突
き合わせ端部間は、載置板1bと受け部材2のみ
で支持可能であるからガラスAは安定したものと
なり、積雪や強風等の荷重により亀裂やひび割れ
等を生ずることもない。
特に、受け部材3の延長方向において、固定板
1a上に連結部材5を立設し、この連結部材5に
よつても受け部材3を支持するようにしたので、
ベース1、受け部材3および連結部材5は一体的
に連結され、支持構造全体が強固なものとなる。
更に、単体構造の連結部材5のカバー体7の支
持部材ともなるので、支持構造全体の構成を簡略
にすることができる。しかも、受け部材3の連結
片4は、連結部材5の連結孔6より外方向に突出
しているので、連結部材5上にカバー体7の押圧
板7aを固定する時、連結片4の先端面がカバー
体7の垂直板内面に突き当たり支持することにな
るので、カバー体7は片側に傾斜することなく安
定し、ガラスAの押圧作用は完全なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の採光装置の一例を示す平面図、
第2図は同概略断面図、第3図は従来の採光装置
において使用される枠体の斜視図、第4図は従来
の採光装置におけるガラス中間部の正面より見た
要部断面図、第5図は同側面より見た要部断面
図、第6図はガラス突き合わせ端部における正面
より見た要部断面図、第7図は同側面より見た要
部断面図、第8図は本考案採光装置おいて使用す
る枠体の斜視図、第9図は本考案採光装置におけ
るガラス突き合わせ部の側面より見た要部断面
図、第10図は同ガラス中間部における正面より
見た要部断面図である。 1はベース、2は連結孔、3は受け部材、4は
連結片、5は連結部材、6は連結孔、7はカバー
体、11はボルト、12は押え金具、Aはガラス
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数枚の採光用ガラスを長さ方向へ突き合わせ
    連結し、採光用ガラスの長さ方向両側および各単
    体ガラスの長さ方向中間部と隣接するガラスの突
    き合わせ端部間を支持固定し、屋根の開口部に組
    み込み設置する採光装置において、長尺状固定板
    1aの長さ方向片側に上方へ載置板1bを折曲連
    設し、長さ方向他側には下方向へ水切り板1cを
    折曲連設するとともに、各単体ガラスAの中間部
    および隣接ガラスAの突き合わせ端部に対応する
    位置において、載置板1bに方形状の連結孔2を
    穿設したベース1と、両端に連結片4を延設し、
    長尺板材の長さ方向両側を上方へ折曲して載置板
    3a,3bを形成した上向きコ字形状の受け部材
    3と、受け部材3の延長方向において固定板1a
    上に立設し、垂直板5aには前記連結孔2と対向
    する位置に方形状の連結孔6を穿設した連結部材
    5とからなり、ガラスAの長さ方向両側端部下方
    に対称に位置する載置板1b間に設置する受け部
    材3の連結片4を連結孔2,6に挿通突出し、載
    置板1bおよび受け部材3の載置板3a,3bは
    同一高さにおいてガラスAの長さ方向両側および
    各ガラスAの中間部と隣接ガラスの突き合わせ端
    部を支持し、前記受け部材3とガラスAの突き合
    わせ端部上面間に設置した押え金具12とにより
    ガラスA突き合わせ端部を挾持するとともに連結
    部材5にはカバー体7を連結可能として成ること
    を特徴とする採光装置。
JP13039282U 1982-08-28 1982-08-28 採光装置 Granted JPS5933931U (ja)

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JP13039282U JPS5933931U (ja) 1982-08-28 1982-08-28 採光装置

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JP13039282U JPS5933931U (ja) 1982-08-28 1982-08-28 採光装置

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JPS5933931U JPS5933931U (ja) 1984-03-02
JPS6132030Y2 true JPS6132030Y2 (ja) 1986-09-18

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ID=30295131

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JP13039282U Granted JPS5933931U (ja) 1982-08-28 1982-08-28 採光装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629123A (en) * 1979-08-18 1981-03-23 Sanyo Electric Co Ltd Counter

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6013942Y2 (ja) * 1980-11-29 1985-05-04 日昌硝子工業株式会社 採光用天窓装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5629123A (en) * 1979-08-18 1981-03-23 Sanyo Electric Co Ltd Counter

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JPS5933931U (ja) 1984-03-02

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