JP3028953U - 内壁パネルの支持装置 - Google Patents
内壁パネルの支持装置Info
- Publication number
- JP3028953U JP3028953U JP1995014685U JP1468595U JP3028953U JP 3028953 U JP3028953 U JP 3028953U JP 1995014685 U JP1995014685 U JP 1995014685U JP 1468595 U JP1468595 U JP 1468595U JP 3028953 U JP3028953 U JP 3028953U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panel
- runner
- wall
- fixed
- frame
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内壁ボードの取付け前に施工された床面に凹
凸がある場合であっても、その床面との間に間隔を設け
ることによって、その凹凸によって内壁パネル等が傾く
ことのない支持構造を提供する。 【解決手段】 内壁パネル(7)の取付け前に施工される
床(21)上にランナー(15)が固定され、このランナー(15)
の上端へ、前記内壁パネル(7)、具体的にはそのスタッ
ド材(9)(10)を載置して支持させる。
凸がある場合であっても、その床面との間に間隔を設け
ることによって、その凹凸によって内壁パネル等が傾く
ことのない支持構造を提供する。 【解決手段】 内壁パネル(7)の取付け前に施工される
床(21)上にランナー(15)が固定され、このランナー(15)
の上端へ、前記内壁パネル(7)、具体的にはそのスタッ
ド材(9)(10)を載置して支持させる。
Description
【0001】
この考案は、内壁パネルの支持装置であって、特にその内壁パネルを下側から 支持するものに関する。
【0002】
従来、鉄骨軸組の内側に設けられる内壁は、まず、軸組の内側面に木製内壁枠 を固定し、この内壁枠に断熱材を充填した後、その表面に下地ボードを打ちつけ ることが行われている。
【0003】 他方、このように木製内壁枠を固定することに代えて、予め内壁ボードの裏面 に金属製のスタッド材と断熱材を予め取付けておいて、軸組側に固定した固定金 具と前記スタッド材とを嵌合させるように、ボードの表面側から押し込んで取付 けるようにして、現場作業の工数を低減できるようにしたものも考えられている 。
【0004】
上記において、上記内壁が設けられる室内の床を施工した後、前記内壁ボード の取付けを行う場合、その内壁ボード下側の床材に凹凸があると、この床材のた めに内壁ボードが傾く等といった不都合がある。
【0005】 この考案は、このような欠点を解消して、内壁ボードの取付け前に施工された 床面に凹凸がある場合であっても、その床面との間に間隔を設けることによって 、その凹凸によって内壁パネル等が傾くことのない支持構造を提供することを目 的としてなされたものである。
【0006】
上記の課題を解決するためこの考案では、床板の上面へ、断面L字形のランナ ーが固定されるとともに、軸組の内側へ取り付けられる内壁パネルの下端部分が 記垂直部の上端へ載置してあることを特徴とするものである。
【0007】 上記において、ランナーの上端を内側へ巻き込んで、内壁パネルの下端部を安 定して支持させるようにすることが考えられる。
【0008】
図1において、(1)(1)…は、建物の躯体を構成する溝形鋼製の軸組支柱、( 2)は、その軸組支柱(1)の上端間に取付けられる軸組上弦材を示している。ま た、これらの軸組支柱(1)(1)間には中桟(5)が設けられており、上弦材(2)及 び中桟(5)には、平面から見てコの字形の固定金具(6)が取付けられている。( 7)は、内壁パネルであって、図2で示すように、石膏ボード製の内装板(8)の 裏面側にスタッド材(9)(9)(10)を予め固定するとともに、断熱材(11)(11)を張 り付けたものである。この内壁パネル(7)は、その中央部分においては、この内 壁パネル(7)中央のスタッド材(10)を前記の固定金具(6)へ嵌合するようにして 、室内側から押し込んで取付けられる。同じく内壁パネル(7)の幅方向の両端部 においては、各軸組支柱(1)(1)間の隙間へ差し込んで取付けた別の固定金具(1 2)へ、その端部のスタッド材(9)を嵌合させて固定するようにしているが、それ らの詳細な説明は省略する。
【0009】 (15)は、この考案のランナーであり、薄肉金属板からなる断面L字型であって 、その垂直片(16)の上端が、内側に丸く巻き込まれてパネル支持部(17)を構成し ている。
【0010】 図3で示すように、前記軸組支柱(1)(1)の下端間を連結する軸組下弦材(18) の内側には、この軸組下弦材(18)を設置した基礎コンクリート(19)の天端面に、 その長手方向に沿って角木材からなる大引(20)が取付けられ、この大引(20)の上 面に床板(21)が施工されている。そして、床板(21)の端部に沿って、前記ランナ ー(15)をその下端の水平部(22)において、図4のようにビス(23)で固定する。こ のとき、垂直片(16)は室内側に位置している。なお、ランナー(15)の取付けは、 内壁パネル(7)の取付けに先立って行われる。
【0011】 しかる後、前記のようにして構成された内壁パネル(7)を、図4で示すように 、そのスタッド材(9)(10)の下端を上記支持部(17)上へ載置するようにして設置 して、前記金具(6)(10)へ固定するものである。このとき、内装板(8)は、その 下端がスタッド材(9)(10)よりも下方に突出して、前記ランナー(15)の垂直片(1 6)の側面を覆うとともに、室内側からねじ込んだビス(24)によって、この内装板 (8)の下端を垂直片(16)へ固定している。その際、内装板(8)の下端と床板(21) の面との間には隙間(25)があり、この隙間(25)によって床板(21)の表面の凹凸を 吸収させて、その凹凸による内装板(8)即ち内壁パネル(7)の傾き等を防止する ようにしている。
【0012】
以上のようにこの考案によれば、床面へ取付けたランナーによって内壁パネル の下端を支持するようにしているから、この壁パネルが傾くことなく垂直な状態 で確実に支持されて、床面の凹凸によって壁パネルが傾いて取付けられることが ないという効果がある。しかも、このランナーは壁方向に沿って設けられている ため内装板と床面との隙間を覆い、気密性が向上する。
【図1】この考案の実施の形態において、内壁パネルの
取付け構造を示す要部の斜視図である。
取付け構造を示す要部の斜視図である。
【図2】内壁パネルの平面図である。
【図3】同じく、内壁パネルを取付ける前の状態におい
て、ランナーの取付け方法を示す要部斜視図である。
て、ランナーの取付け方法を示す要部斜視図である。
【図4】内壁パネル下端部分の支持構造を示す要部縦断
面図である。
面図である。
(1) 軸組支柱 (7) 内壁パネル (8) 内装板 (9)(10) スタッド材 (15) ランナー (16) 垂直片 (17) 支持部 (21) 床板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 阿形 博史 大阪府松原市小川4丁目16番15号 奥地建 産株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 床板の上面へ、断面L字形のランナーが
固定されるとともに、軸組の内側へ取り付けられる内壁
パネルの下端部分が前記垂直部の上端へ載置してあるこ
とを特徴とする内壁パネルの支持装置。 - 【請求項2】 前記ランナーの上端を内側へ巻き込んで
なる請求項1記載の内壁パネルの支持装置。 - 【請求項3】 内壁パネルは、軸組側の取付け用スタッ
ド材を内装板の裏面に有し、このスタッド材下端をラン
ナー上端へ載置してあることを特徴とする請求項1又は
2記載の内壁パネルの支持装置。 - 【請求項4】 内装板の下端をランナーの側面へ固定し
た請求項3記載の内壁パネルの支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995014685U JP3028953U (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 内壁パネルの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1995014685U JP3028953U (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 内壁パネルの支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3028953U true JP3028953U (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=43164003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1995014685U Expired - Lifetime JP3028953U (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 内壁パネルの支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3028953U (ja) |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP1995014685U patent/JP3028953U/ja not_active Expired - Lifetime
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