JPS6131050A - 食感を改善した米飯の製法 - Google Patents

食感を改善した米飯の製法

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JPS6131050A
JPS6131050A JP15374984A JP15374984A JPS6131050A JP S6131050 A JPS6131050 A JP S6131050A JP 15374984 A JP15374984 A JP 15374984A JP 15374984 A JP15374984 A JP 15374984A JP S6131050 A JPS6131050 A JP S6131050A
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JP
Japan
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rice
cooked
cooked rice
cooking
sake
Prior art date
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Pending
Application number
JP15374984A
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English (en)
Inventor
Norihisa Ogata
緒方 督久
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ITSUMONO TOKORO KK
Original Assignee
ITSUMONO TOKORO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は米飯の食感、味覚特に食感を改善した米飯の製
法に関するものである。
〔従来の技術〕
米飯は古来より人の主食として供せられ、その風味と調
理方法の簡易さから広く賞味されている極めて身近な主
食である。
しかしながら、米飯の種類、収穫時、炊飯の条件などに
よって、炊飯した米飯が米粒の芯部まで炊けず芯のある
米飯となったり、或いは水分により米粒表面が相互に溶
着した米飯となったりして、喫食する際極めて食感の劣
悪な米飯となる場合がしばしば生ずる。また、風味も米
の品質により区々で米本来の風味を常時味わうことはで
きなかった。
そこで、米飯の食感を改善する方法としてはゼラチン、
食用油脂を炊飯に用いる水中に添加して炊き上げて米粒
の粘着性を防止する方法(特開昭55−26831号公
報)、炊飯に際しワイン−コーンスターチを添加して米
飯の粘着性、発水性、光沢性を付与した米飯を得る方法
(特開昭55−148068号公報)、米にステアリン
酸カルシウムを添加して炊飯し、飯米の経時による脱水
固化、老化することを防止する方法(特開昭54−16
0763号公報)などが開示されている。
これらの方法においては、米飯にそれぞれゼラチン、ワ
イン−コーンスターチ、ステアリン酸カルシウムなどが
被覆されるか、または共存されてそれぞれ一応の効果を
示すものであるが、これらが共存された状態で喫食する
ため、米飯の本来の味覚が失われるばかりでなく、その
添加物の調製、入手などで難点がある。
また、米飯の味覚を矯正する方法としてはアミラーゼ、
プロテアーゼなどの酵素を添加する方法、油脂類を添加
する方法、グルタミン酸ナトリウムなどの化学調味料を
添加する方法など古くから試されていたが添加量が少な
ければ余り効果は現われず、添加量が多いと添加物の味
が付加され逆に風味が劣化する傾向があった。また米を
サイクロデキストリンと共に炊飯する方法(特開昭56
−127058号公報)、米を水洗し、この米をワイン
に浸漬して後炊飯する方法(特開昭55−21775号
公報)が開示されている。しかしこれらの方法において
も、添加剤が直接米飯中に混入されるので米本来の風味
は得られなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記従来の方法で達成されなかった、炊き上
った米飯の芯部まで十分に膨潤し、各米粒が水分により
溶着することなく、米粒の形状を保持し、しかも艷のあ
る飯米に炊き上り、その上米本来の味覚を与える食感を
改善した飯米を提供する方法を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は米飯を炊き上げた後、米飯に対し0.1〜0.
5%(!I)の清酒を添加することによって、米飯粒の
芯まで十分に膨潤し、米粒が艶を持ち、各粒相互が溶着
せず極めて良好な食感と、米本来の風味を発現する風味
とを有する食感を改善した飯米を得る方法である。
本発明において米飯を炊き上げる工程は、一般の米飯用
に用いられる梗米で、陸稲、内地米、外米、古米、新米
又はそれらの混合米を、一般の炊飯法で炊き上げたもの
である。
以上の如くして炊き上げた飯米に対し、清酒を添加する
時期は、炊き上げた直後乃至は】0〜20分の間に、炊
飯の量に対し0.1〜0.5%(重量)好適には0.8
%(重量)程度、飯米の表面に均一に散布する。なお、
清酒も特級、−級、二級の区別はない。
添加後は再び蓋をして一般に飯米を芸す時間大体30分
前後放置する。
〔実施例〕
米5.6 kgを水洗し、これを1時間程度水に浸し、
約67!の水と共に釜に入れ、加熱し、40分位で煮沸
し、水分がなくなった時蓋をあけ、清酒10gを散布し
、後再び蓋をして約20分放置して製品とする。
〔発明の効果〕
本発明の方法により得られた米飯は米粒は艶があり、米
粒の形状を保持しくいわゆる米が立つ)、米粒の芯まで
十分に炊けており、しかも適度の硬さを有し、米飯本来
の甘さを有する米飯である。
本発明の方法で得られた米飯を同一の米を用い同一の方
法、条件で炊いて、炊き上った時清酒を添加しない米飯
を製造し、対照とした。
実施例の方法で得られた米飯と前記対照の米飯を通常の
食感、味覚を有する成人10名に喫食せしめて飯の炊き
具合、飯の艶、飯の旨味、飯の硬さ、飯のたきすぎの5
項目について判定した結果は下記の表の通りであった。
また、百薬の長である清酒の保健上の効果も増強され保
健上も有用なものである。
なお、清酒は炊上げ後の加温状態で添加されるものであ
るから、清酒自体の臭気、風味は米飯中には殆ど存在し
ないので、米飯の喫食に何らの異物質添加の違和感は与
えない。
以上の如く、本発明により得られた米飯は一般の米飯に
比し各種の点においてすぐれたものである。
手続補正書 昭和60年 5月29日 特許庁長官  志 賀  学  殿 昭和59年特 許 願第153749号2、発明の名称 食感を改善した米飯の製法 3、補正をする者 明牛との関係  特許出願人 住所 氏 名  有限会社 いつものところ 4、代理人 明細書 6、補正の内容 明細書第6真下から6行の「有用なものである。」の次
に下記を挿入する。
「本発明により得られた飯米を喫食することにより、体
内の血液の循環を促進し、胃腸疾患、神経痛、リウマチ
などの疾患を軽減する効果を有するものである。」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、米飯を炊き上げた後、米飯に対し0.1〜0.5%
    (重量)の清酒を添加することを特徴とする食感を改善
    した米飯の製法。
JP15374984A 1984-07-23 1984-07-23 食感を改善した米飯の製法 Pending JPS6131050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0226867A (ja) * 1988-07-14 1990-01-29 Shinagawa Refract Co Ltd 黒鉛電極材の製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5399349A (en) * 1977-02-10 1978-08-30 Tokushima Seiko Kk Continuous manufacturing of geratinized rice
JPS5623857A (en) * 1979-08-06 1981-03-06 Hoxan Corp Method of freezing boiled rice

Patent Citations (2)

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