JPH099876A - ようかんの製造方法 - Google Patents

ようかんの製造方法

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JPH099876A
JPH099876A JP7184668A JP18466895A JPH099876A JP H099876 A JPH099876 A JP H099876A JP 7184668 A JP7184668 A JP 7184668A JP 18466895 A JP18466895 A JP 18466895A JP H099876 A JPH099876 A JP H099876A
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JP
Japan
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sugar
yokan
kneader
agar
raw
Prior art date
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Pending
Application number
JP7184668A
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English (en)
Inventor
Norio Uchitomi
教生 内富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OUGIYA KK
Original Assignee
OUGIYA KK
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Publication date
Application filed by OUGIYA KK filed Critical OUGIYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ようかんの色調を改善し,軟らかさを保持
し,香りを改善し,味のまろやかさを保ち,食後消化時
に血糖値の上昇を適度に高める,ようかんの製造方法を
確保する。 【構成】 小豆を原料とする生餡,寒天,砂糖,液糖,
人工甘味添加物のキシロースを用いて,ようかんの原材
料を構成し,該寒天及び砂糖ノ水溶液を釜を用いて摂
氏100度で煮詰め,これらと生餡を混練機に入れ,
摂氏120度で十分練りながら攪拌し,該攪拌動作の終
わり頃に該液糖を混入させ,該混練機からの蒸気が止ま
ったあと,該人工甘味添加物を該混練機に混入させ,該
混練機の内容物を平釜に移し,袋に充填し包装等の
工程Dを経て製品とする,ようかんの製造方法を確保
する事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小豆を原料とする生餡,
及び砂糖,寒天等に水を原材料とする,ようかんの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,ようかんは小豆を原料とする生
餡,砂糖,寒天等に水を原材料として製造するのが従来
の方法であり,これら主原料の他に果実,穀果等を加え
た多種類が有るが,基本的な種類としては,蒸しようか
ん,練りようかん及び水ようかんの3種類がある。
【0003】上記,従来の蒸しようかんは古代からの製
法で,寒天を用いないのが特徴で,餡に砂糖を加えて煮
詰め小麦粉・カタクリ粉等混ぜて蒸す製造方法を用い,
名称はようかんでも蒸し物に属している。
【0004】従来の練りようかんは,寒天と砂糖の水溶
液に生餡を加えて攪拌しつつ煮詰める製法が行われてき
ており,該練りようかんは,餡の質や,混ぜ加える果
実,穀果等の材料によって風味も違い,名称も異なって
くる。
【0005】水ようかんの製法は,練りようかんとだい
たい同じであるが,食塩も使用し,名前のとうり水分を
多く含んでいる事が特徴である。
【0006】上記,3種類の基本的なようかんのうち,
練りようかんは他の種類に比べて砂糖の使用量が多く水
分含有量も少ないので貯蔵性に優れており,本発明は同
じ原材料を有し製法も似ている練りようかん及び水よう
かんの製造方法に関するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の3種類のよ
うかんの内,練りようかん及び水ようかんは糖分として
砂糖のみを使用しているので製造方法が画一的なので,
ようかんの色調が画一的になり黒ずんで食欲が湧かな
い,砂糖が結晶して固くなり,焦げ臭さや生臭さがあり
若者に受け入れられない傾向を持ち,甘味度が過剰とな
り,砂糖の摂取過剰による弊害が指摘されている欠点を
有していた。
【0008】この発明は前記従来の欠点を解決し,よう
かんの色調・色感を改善し,軟らかさを保持し,香りを
改善し,味のまろやかさを保ち,食後消化時に血糖値の
上昇を適度に高める,ようかんの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による,練りよう
かん及び水ようかんの製造方法における原材料は小豆を
原料とする生餡,寒天,砂糖,砂糖を主成分とする糖汁
としての液糖,砂糖に比べて低甘味度及び低カロリーを
有する人工甘味添加物としての糖類の1種或いは複数の
糖及び水とで構成し,該人工甘味添加物としてキシロー
ス等の糖類のようかんの全糖分に対する重量パーセント
は3から25の範囲内とし,該寒天及び砂糖の水溶液を
釜を用いて摂氏100度で煮詰め,この煮詰めた寒天及
び砂糖と生餡を混練機に入れ,摂氏100度以上で十分
練りながら攪拌し,該攪拌動作の終わり頃に該液糖を混
入させ,該混練機からの蒸気が止まったあと,該人工甘
味添加物を混練機に混入させ,該混練機の内容物を平釜
に移し,袋に充填し,口折,焼き付け,包装の工程を経
てようかんとしての製品とする,ようかんの製造方法と
しての特徴を有する。
【0010】
【作用】この発明による,ようかんの製造方法を用いて
製造された製品としてのようかんは,該ようかんの糖分
として砂糖に比べて低甘味度及び低カロリーを有する人
工甘味添加物としての糖類の1種或いは複数の糖を用い
ているので,砂糖が析出しないので,透明感があり赤み
が強い色調を有し,砂糖が表面に結晶化せず,いつまで
も柔らかい表面の色感としてのテクスチャーを示し,該
人工甘味添加物の添加量や複数の該添加物の配合により
色感・色調を変えることができ,焦げ臭さや生臭さがな
く,小豆の香りが強調され,甘味度が砂糖より低い人工
甘味添加物を用いているので,淡白で甘味度の低い味を
有し,味のまろやかさを有し,更に血糖値を適度に高め
る吸収作用を有する,ようかんの製造方法を提供するこ
とが出来る。
【0011】本発明の製造方法による製造実験によれ
ば,上記人工甘味添加物としての糖類のようかんの全糖
分に対する重量パーセントは3から25の範囲が上記効
果を示し,3重量パーセント以下では効果が少なく,2
5重量パーセント以上では卓越した効果が増強される作
用は観られなかった。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下説明する。図1は
この発明のようかんの製造方法を示す工程概略図であ
る。工程Aにおいて,小豆を摂氏100度のお湯を有す
る釜に約7分間漬け,該小豆の皮を剥ぎ,更に高圧釜に
入れ摂氏105度で約20分間煮て,その後で水にさら
し脱水をし,ようかんの原材料としての生餡を34Kg
製造し用意する。
【0013】ようかんの原材料として,上記製造した生
餡34Kgの他に,寒天1Kg,砂糖40Kg,砂糖を
主成分とする糖汁としての液糖,SE−57を6Kg,
人工甘味添加物の1種である糖類としてのキシロースを
12Kg用意する。この場合のキシロースの全糖分に対
する重量パーセントは液糖の水分を考慮しても12÷
(40+6+12)×100=21パ─セント以下とな
る。
【0014】上記,寒天1Kg及び砂糖40Kgの水溶
液を釜を用いて,摂氏100度で約40分間煮詰め
る。
【0015】上記,煮詰めた寒天及び砂糖と生餡34K
gを混練機に入れ,摂氏120度で約50分間十分練
りながら攪拌し,工程Bにおいて該攪拌作用の終わり頃
に液糖SE−57を6Kgを混入させ,工程Cにおいて
該混練機からの蒸気が止まったあと,残りの原材料とし
てのキシロースを12Kg混入させる。
【0016】上記混練機の内容物を平釜に移し,袋
に充填する。
【0017】上記充填された袋は,工程Dにおいて口
折,焼き付け,包装を経てようかんとしての製品とす
る,ようかんの製造方法としての特徴を有する。
【0018】
【発明の効果】以上説明した様に,この発明によるよう
かんの製造方法を用いて製造された製品としてのようか
んは,透明感があり赤みが強く食欲増進する色調を有
し,従来のようかんと比較して色調の改善効果を持つ。
【0019】本発明による製品としてのようかんは,砂
糖が結晶せず,いつまでも柔らかい表面の色感としての
テクスチャーを示し,更に人工甘味添加物の添加量や複
数の該添加物の配合により色感・色調を変えることがで
き,柔らかさを保持する効果を有する。
【0020】本発明による製品としてのようかんは,焦
げ臭さや,生臭さがなく,小豆の香りが強調され,香り
の改善効果を有する。
【0021】本発明による製品としてのようかんは,甘
味度が砂糖の約半分のキシロースを用いているので,淡
白で甘味度の低い味を有し,味のまろやかさを有する効
果を有する。
【0022】本発明による製品としてのようかんは,甘
味度が砂糖よりも低く,また砂糖よりも低カロリーを有
するキシロース等の人工甘味添加物を用いているので,
血糖値を適度に高める吸収作用を有し,軽度の代謝異常
の人にも食する事が出来る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す,ようかんの製造方
法を示す工程概略図である。
【符号の説明】 釜 混練機 平釜 袋 製品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原材料は小豆を原料とする生餡,寒天,
    砂糖,砂糖を主成分とする液糖,砂糖に比べて低甘味度
    及び低カロリーを有する人工甘味添加物としてのキシロ
    ース等糖類の1種或いは複数の糖及び水とで構成され,
    該人工甘味添加物としての糖類のようかんの全糖分に対
    する重量パーセントは3から25の範囲内とし,該寒天
    及び砂糖の水溶液を釜を用いて摂氏100度で煮詰め,
    この煮詰めた寒天及び砂糖と生餡を混練機に入れ,摂氏
    100度以上で十分練りながら攪拌し,該攪拌動作の終
    わり頃に該液糖を混入させ,該混練機からの蒸気が止ま
    ったあと,該人工甘味添加物を混練機に混入させ,該混
    練機の内容物を平釜に移し,袋に充填し包装等の工程を
    経て製品とする,ようかんの製造方法。
JP7184668A 1995-06-27 1995-06-27 ようかんの製造方法 Pending JPH099876A (ja)

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