JPS61294693A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPS61294693A
JPS61294693A JP60134014A JP13401485A JPS61294693A JP S61294693 A JPS61294693 A JP S61294693A JP 60134014 A JP60134014 A JP 60134014A JP 13401485 A JP13401485 A JP 13401485A JP S61294693 A JPS61294693 A JP S61294693A
Authority
JP
Japan
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circuit
substrate
signal
bias voltage
generation circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP60134014A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Sato
克之 佐藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60134014A priority Critical patent/JPS61294693A/ja
Publication of JPS61294693A publication Critical patent/JPS61294693A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するもので、例えば、
ダイナミック型RAM (ランダム・アクセス・メモリ
)のように基板バイアス発生回路を内蔵した半導体記憶
装置に有効な技術に関するものである。
〔背景技術〕
MOSFET (絶縁ゲート形電界効果トランジスタ)
で構成された半導体記憶装置においては、基板との寄生
容量を減少させる等のための基板バックバイアス電圧を
内蔵の基板バイアス発生回路により形成することが公知
である。このように基板バイアス発生回路を内蔵させる
ことによって、5vのような単一電圧化と外部端子の削
減とを図ることができる。この場合、発振回路により連
続的に発生する出力パルスを整流して基板バイアス電圧
を発生させる回路を用いたのでは消費される電流が必要
以上に大きくなってしまう、すなわち、各回路が一斉に
動作を開始する選択状態と内部回路が何も動作を行わな
い非選択状態とでは、基板に流れる電流が大きく異なる
ものである。したがって、このようにメモリ動作に無関
係に発生する発振パルスを整流して基板バックバイアス
電圧を形成したのでは、必然的に最悪条件を想定してそ
の電流供給能力を設定することになるため、全体として
の消費電流が大きくなってしまう。
そこで、基板バックバイアス電圧発生回路として、非選
択状態におけるリーク電流を補うような小さな電流供給
能力を持つようにされた基板バンクバイアス電圧発生回
路と、選択状態にされた時のみ起動され、その時に流れ
るリーク電流を補うような比較的大きな電流供給能力を
持つようにされた基板バックバイアス電圧発生回路とを
設けることが考えられる。
しかしながら、発振回路は、常に動作状態にされるので
それ自身における消費電流が比較的大きくされるため、
上記方式にあってもその低消費電力化には限界がある。
そこで、本願発明者は、発振回路における消費電流を小
さくするため、その発振周波数を低(することを検討し
た。ところが、メモリアクセスタイムに対して発振周波
数をそれと同じかそれよりも低くすると、メモリ動作期
間において発振出力が整流回路をプリチャージさせるレ
ベルに留まる場合が生じる。これにより、上記基板バイ
アス発生回路は、メモリ動作状態にもかかわらずにその
基板電流を補うような電流供給動作を行わなくなること
がある。このため、上記発振回路の発振周波数の下限は
、メモリアクセスタイムの制約によつて低くできない、
このことは、半導体集積回路技術の進展によるメモリ動
作の高速化に伴い、上記発振回路の周波数も高くされる
結果、その消費電流が益々増大してしまうという問題を
含んでいる。
なお、基板バイアス発生回路については、例えば特開昭
55−13566号公報参照。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、低消費電力化を図った半導体記憶装
置を提供することにある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、メモリアクセスのための時系列的な動作タイ
ミング信号の時間差を利用して、パルス信号を発生させ
ることにより、それを整流することによりメモリ動作時
における基板バイアス電圧を形成するようにするもので
ある。
〔実施例〕
第1図には、この発明に係るダイナミック型RAMの一
実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子ない
し回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技術に
よって、特に制限されないが、単結晶シリコンのような
1個の半導体基板上において形成される。
1ビツトのメモリセルMCは、その代表として示されて
いるように情報記憶キャパシタC3とアドレス選択用M
 OS F E T Q mとからなり、論理″1”、
“01の情報はキャパシタCsに電荷が有るか無いかの
形で記憶される。情報の読み出しは、MO3FETQm
をオン状態にしてキャパシタCsを共通のデータ線DL
につなぎ、データ線DLの電位がキャパシタCsに蓄積
された電荷量に応じてどのような変化が起きるかをセン
スすることによって行われる。メモリセルMCを小さく
形成し、かつ共通のデータ線DLに多くのメモリセルを
つないで高集積大容量のメモリマトリックスにしである
ため、上記キャパシタCsと、共通データ線DLの浮遊
容1ico(図示せず)との関係は、Cs / Coの
比が非常に小さな値になる。
したがって、上記キャパシタC3に蓄積された電荷量に
よるデータ線DLの電位変化は、非常に微少な信号とな
9ている。
このような微少な信号を検出するための基準として、特
に制限されないが、ダミーセルDCが設けられている。
このダミーセルDCは、そのキャパシタCdの容量値が
メモリセルMCのキャパシタCsのぼり半分であること
を除き、メモリセルMCと同じ製造条件、同じ設計定数
で作られている。キャパシタCdは、そのアドレッシン
グに先立って、タイミング信号φdを受けるMO3FE
TQd’によって接地電位に充電される。このように、
キャパシタCdは、その容量値がキャパシタCsの約半
分の容量値に設定されているので、メモリセルMCから
の読み出し信号のぼり半分に等しい基準電圧を形成する
ことになる。
同図においてSAは、上記アドレッシングにより生じる
このような電位変化の差を、タイミング信号(センスア
ンプ制御信号)φpa1.φpa2で決まるセンス期間
に拡大するセンスアンプであり(その動作は後述する)
、1対の平行に配置された相補データ線DL、DLにそ
の入出力ノードが結合されている。相補データ線DL、
DLに結合されるメモリセルの数は、検出精度を上げる
ため等しくされ、DL、DLのそれぞれに1個ずつのダ
ミーセルが結合されている。また、各メモリセルMCは
、1本のワード線WLと相補対データ線の一方との交叉
点において結合される。各ワード線WLはデータ線対の
双方と交差しているので、ワード線WLに生じる雑音成
分が静電結合によりデータ線にのっても、その雑音成分
が双方のデータ線対DL、DLに等しく現れ、差動型の
センスアンプSAによって相殺される。
上記アドレッシングにおいて、相補データ線対DL、D
Lの一方に結合されたメモリセルMCが選択された場合
、他方のデータ線には必ずダミーセルDCが結合される
ように一対のダミーワード線DWL、DWLの一方が選
択される。
上記センスアンプSAは、特に制限されないが、一対の
交差結線されたMO5FETQI、Q2を有し、これら
の正帰還作用により、相補データ線DL、DLに現れた
微少な信号を差動的に増幅する。この正帰還動作は、2
段階に分けておこなわれ、比較的小さいコンダクタンス
特性にされたMO3FETQ7が比較的早いタイミング
信号φpa1によって導通し始めると同時に開始され、
アドレッシングによって相補データ線DL、DLに与え
られた電位差に基づき高い方のデータ線電位は遅い速度
で、低い方のそれは速い速度で共にその差が広がりなが
ら下降していく、この時、上記電位差がある程度太き(
なったタイミングで比較的大きいコンダクタンス特性に
されたMO3FETQ8がタイミング信号φpa2によ
って導通するので、上記低い方のデータ線電位が急速に
低下する。
このように2段階に分けてセンスアンプSAの動作を行
わせることによつて、上記高い方の電位の落ち込みを防
止する。こうして低い方の電位が交差結合MO3FET
のしきい値電圧以下に低下したとき正帰還動作が終了し
、高い方の電位の下降は電源電圧Vccより低く上記し
きい値電圧より高い電位に留まるどともに、低い方の電
位は最終的に接地電位(Ov)に到達する。
上記のアドレッシングの際、一旦破壊されかかったメモ
リセルMCの記憶情報は、このセンス動作によって得ら
れたハイレベル若しくはロウレベルの電位をそのまま受
は取ることによって回復する。しかしながら、前述のよ
うにハイレベルが電源電圧Vccに対して一定以上落ち
込むと、何回かの読み出し、再書込みを繰り返している
うちに論理@0”として読み取られるところの誤動作が
生じる。この誤動作を防ぐために設けられるのがアクテ
ィブリストア回路ARである。このアクティブリストア
回路ARは、ロウレベルの信号に対して何ら影響を与え
ずハイレベルの信号にのみ選択的に電源電圧Vccの電
位にブーストする働きがある。このようなアクティブリ
ストア回路ARの具体的回路構成は、この発明に直接関
係ないのでその詳細な説明を省略する。
同図において代表として示されているデータ線対DL、
DLは、カラムスイッチCWを構成するMO3FETQ
3.Q4を介してコモン相補データ線対CDL、CDL
に接続される。他の代表として示されているデータ線対
についても同様なMO3FETQ5.Q6を介してコモ
ン相補データ線対CDL、CDLに接続される。このコ
モン相補データ線対CDL、CDLは、出力アンプを含
むデータ出力バッファDOBの入力端子とデータ人カバ
ソファDIBの出力端子に接続される。
ロウアドレスデコーダR−DCR及びカラムアドレスデ
コーダC−DCRは、ロウアドレスバッファR−ADB
及びカラムアドレスバッファC−ADBでそれぞれ形成
された内部相補アドレス信号を受けて、1本のワード線
及びダミーワード線並びにカラムスイッチ選択信号を形
成してメモリセル及びダミーセルのアドレッシングを行
う、すなわち、ロウアドレスストローブ信号RASによ
り形成されたタイミング信号φarに同期して外部アド
レス信号AXO〜AXLをアドレスバッファR−ADB
に取込み、ロウアドレスデコーダR−DCHに伝えると
ともに、ワード線選択タイミング信号φXにより上記ア
ドレスデコーダ出力に従った所定のワード線及びダミー
ワード線の選択動作を行う。
また、カラムアドレスストローブ信号CASにより形成
されたタイミング信号φacに同期して外部アドレス信
号AYO〜AYiをカラムアドレスバッファC−ADB
に取込み、カラムデコーダC−DCRに伝えるとともに
、データ線選択タイミング信号φyによりデータ線の選
択動作を行う。
タイミング制御回路TCは、外部端子から供給されたロ
ウアドレスストローブ信号RAS、カラムアドレススト
ローブ信号CAS及びライトイネーブル信号WEを受け
、上記代表として例示的に示されたタイミング信号の他
、メモリ動作に必要とされる時系列的な各種タイミング
信号を形成する。
なお、特に制限されないが、低消費電力化及びワード線
を選択状態にしておいてカラムアドレス信号を切り換え
ることにより連続読み出し動作(スタティックカラムモ
ード)を可能にするため、上記カラム系のアドレスバッ
ファとアドレスデコーダ、データ出カバソファDOBは
CMO5(相補型)スタティック型回路により構成され
る。
基板バイアス発生回路vbb−cは、基板に負のバンク
バイアス電圧−vbbを供給することによって、その上
に形成されたMOSFETのソース、ドレインと基板間
との寄生容量を減らして、その高速動作化を実現するた
め等に設けられ゛る。この実施例の基板バックバイアス
発生回路Vbb−Gは、その低消費電力化のために後述
するようにチップ非選択状態における微少リーク電流を
補うような第1の基板バイアス発生回路と、上記タイミ
ング制御回路TCにより形成された時系列的な動作タイ
ミング信号の時間差を利用して形成されたパルス出力に
よりチップ選択状態におけるリーク電流を補うような第
2の基板バイアス発生回路とを含んでいる。
第2図には、上記基板バイアス発生回路vbb−Gの一
実施例の回路図が示されている。同図の各回路素子は、
公知の0MO3(相補型MO3)集積回路の製造技術に
よって、上記第1図に示した他の回路ブロックとともに
1個の単結晶シリコンのような半導体基板上において形
成される。なお、同図において、ソー、ス・ドレイン間
に直線が付加されたMOSFETはPチャンネル型であ
る。
特に制限されないが、集積回路は、単結晶P型シリコン
からなる半導体基板に形成される。NチャンネルMOS
 F ETは、かかる半導体基板表面に形成されたソー
ス領域、ドレイン領域及びソース領域とドレイン領域と
の間の半導体基板表面に薄い厚さのゲート絶縁膜を介し
て形成されたポリシリコンからなるようなゲート電極か
ら構成される。PチャンネルMOS F ETは、上記
半導体基板表面に形成されたN型ウェル領域に形成され
る。
これによって、半導体基板は、その上に形成された複数
のNチャンネルMO5FETの共通の基板ゲートを構成
する。N型ウェル領域は、その上に形成されたPチャン
ネルMO5FETの基板ゲートを構成する。Pチャンネ
ルMOS F ETの基板ゲートすなわちN型ウェル領
域は、第1図の電源端子Vccに結合される。
基板バンクバイアス電圧発生回路Vbb−Gは、集積回
路の外部端子を構成する電源端子Vccと基準電位端子
もしくはアース端子との間に加えられる+5vのような
正電源電圧に応答して、半導体基板に供給すべき負のバ
ックバイアス電圧−vbbを発生する。これによって、
NチャンネルMO3FETの基板ゲートにバックバイア
ス電圧が加えられることになる。
この実施例では、2種類の基板バイアス発生回路が設け
られている。その1つの基板バックバイアス電圧発生回
路は、特に制限されないが、後述するような制御信号に
よりてその発振動作が選択的に停止させられる発振回路
が用いられる。すなわち、発振回路OSCは、その一方
の入力端子を用いて縦列形態にされ、終段のゲート回路
G4の出力が初段ゲート回路G2の入力に帰還されるこ
によってリング状にされたCMOSナンド(NAND)
ゲート回路02〜G4により構成される。
この発振回路O8Cは、各ナントゲート回路02〜G4
の他方の入力にインバータ回路IVIから供給される制
御信号がハイレベル(論理′l”)なら、それぞれのゲ
ートが開き、実質的にインバータ動作を行うので、リン
グオシレータとしての発振動作を行う。この発振出力は
、波形整形と増幅を行うCMOSインバータ回路IV2
とIV3を通して出力される。このようにして形成され
た出力パルスは、キャパシタC1とダイオード形態のM
OSFETQI L Ql 9からなる整流回路もしく
はレベル変換回路によって負のバックバイアス電圧−v
bbを形成する。すなわち、出力パルスがハイレベルの
期間に、MOSFETQI 8がオン状態になつてキャ
パシタC1をVcc−Vthにプリチャージさせる0次
に、出力パルスがロウレベルにされると、キャパシタC
1からは負の電圧−(Vcc −V th)が出力され
る。vthはMO3FETQ1Bのしきい値電圧である
。この負電圧−(Vcc−Vth)によってMOSFE
TQI 9がオン状態にされ、その電圧を基板に伝える
。このような動作の繰り返しによって、基板には約−(
Vcc−ZVth)のような負のバイアス電圧−vbb
が与えられる。2VthはMOSFETQI 8及びQ
l9のしきい値電圧の和である。
上記1つの基板バイアス発生回路は、チップ非選択状態
において基板に流れる微少リーク電流を補うように、上
記キャパシタC1の容量値が小さく設定される。また、
上記発振回路OSCの発振周波数は、発振動作による消
費電流を極力小さくするためにメモリアクセスタイムに
無関係に可能な限り低い周波数に設定される。さらに、
上記基板バイアス電圧−vbbがRAMの動作の高速動
作化等に必要な一定のレベルを越えて絶対値的に大きく
されたときの無駄な電流消費を防止するため、次のレベ
ルモニター回路が設けられる。PチャンネルMO3FE
TQIOは、そのゲートに定常的に回路の接地電位が供
給されることによって、定常的にオン状態にされ、負荷
抵抗として作用する。
このMOSFETQI Oには、レベルクランプ用のP
チャンネルMO5FETQI 1が直列に接続される。
このMOSFETQI 1のゲートは、定常的に回路の
接地電位が供給されることによって定常6的にオン状態
にされる。上記MO3FETQ11のドレインと基板(
−Vbb)との間には、ダイオード形態にされたNチャ
ンネルMO3FETQ12〜Q14が直列に設けられる
。もしも、基板バックバイアス電圧−vbbの絶対値が
上記ダイオード形態のMO3FETQ12〜Q14によ
る合成のしきい値電圧3Vthより低いレベルの時、こ
れらのMOSFETQI 2〜Q14はオフ状態になる
。MOSFETQI 2〜Q14は実質的にレベルシフ
ト回路を構成する。これによって、MOSFETQI 
1とQIQの接続点の電位は、はゾ電源電圧Vccのよ
うなハイレベルになる。一方、上記基板バンクバイアス
電圧−vbbの絶対値が上記ダイオード形態のMOSF
ETQI 2〜Q14による合成のしきい値電圧3Vt
hより大きなレベルにされた時、これらのMOSFET
QI 2〜Q14はオン状態になる。これによって、M
O3FETQIIとQIOの接続点の電位は、回路の接
地電位に対してMOSFETQI 1のしきい値電圧v
thだけ高いロウレベルにされる。なお、この時、上記
電源電圧Vccから基板に流れる電流によって、基板バ
ックバイアス電圧−vbbを絶対値的に低下させてしま
うのを防止するため、及び上記MOSFETQI 2〜
Q′14とMOS F ETQ 11による合成コンダ
クタンスによって上記のようなロウレベルを形成するた
め、上記負荷MO3FETQIOのコンダクタンスは、
極めて小さい値に設定される。すなわち、MO3FET
QI 1は微少電流しか流さないような極めて小さいコ
ンダクタンスに設定される。
上記のような検出出力のハイレベルとロウレベルとは、
PチャンネルMO3FETQ15とNチャンネルMO5
FETQI 6とにより構成されたCMOSインバータ
回路によって判定される。このレベル判定動作にヒステ
リシス特性を持たせるため、上記CMOSインバータ回
路の入力端子と電源電圧Vccとの間、言い換えるなら
ば、上記MOSFETQ15と並列形態にPチャンネル
MO3FETQ17が設けられる。このMOS F E
TQ17のゲートには、後述するCMOSインバータ回
路IVIの出力信号が供給される。これによって、CM
OSインバータ回路(Q15.−Q16)の入出力伝達
特性はヒステリシス特性を持つようにされる。
このCMOSインバータ回路の出力は、特に制限されな
いが、同様なCMOSインバータ回路I■1の入力に伝
えられる。このCMOSインバータ回路IVIの出力は
、上記リングオシレータO8Cを構成するナントゲート
回路02〜G4の他方の入力と、上記帰還用MO3FE
TQI 7のゲートに供給される。
この実施例回路は、基板バイアス電圧−vbbの絶対値
が上記しきい値電圧3Vthを越えたとき、各ナントゲ
ート回路02〜G4にロウレベル(論理“0′)を供給
してその出力をハイレベル(論理“1”)に固定して発
振動作を停止させる。これにより、必要以上に絶対値的
に大きなレベルの基板バイアス電圧−vbbを形成する
ための発振回路の発振動作と、整流動作とが停止させら
れるから、低消費電力化を実現することができる。
他の1つの基板バイアス発生回路は、前記タイミング制
御回路TCで形成される時系列的なタイミング信号を利
用して形成されたパルス信号φを利用して基板バイアス
電圧を形成する。
例えば、1つのメモリサイクル中に3サイクルからなる
パルス信号φを形成する場合、次の各タイミング信号と
論理ゲート回路が用いられる。ロウアドレスストローブ
信号RASのロウレベルによりハイレベルされる内部信
号R1は、ナントゲート回路G5の一方の入力に供給さ
れる。このナントゲート回路G5の他方の入力には、C
MOSインバータ回路IV4を通したワード線選択タイ
ミング信号φXが供給される。センスアンプ動作タイミ
ング信号φpa (φpal又はφpa2 )は、ナン
トゲート回路G6の一方の入力に供給される。
このナントゲート回路G6の他方の入力には、CMOS
インバータ回路IV5を通したアクティブリストアタイ
ミング信号φrsが供給される。カラムアドレスストロ
ーブ信号CASのロウレベルによりハイレベルにされる
内部タイミング信号C1は、ナントゲート回路G7の一
方の入力に供給される。このナントゲート回路G7の他
方の入力には、CMOSインバータ回路IV6を通した
データ線選択タイミング信号φyが供給される。
上記各ナントゲート回路05〜G7の出力信号は、ナン
トゲート回路G8に供給され、その出力から上記パルス
信号φが形成される。このようにして形成されたパルス
信号φは、CMOSインバータ回路IV7及びキャパシ
タC2とダイオード形態のMO3FETQ20.Q21
からなる整流回路に供給され、前記同様に負のバックバ
イアス電圧−vbbを形成する。すなわち、上記パルス
信号がロウレベルのとき、インバータ回路IV7の出力
がハイレベルにされ、MOSFETQ20がオン状態に
なってキャパシタC2をVcc−Vthにプリチャージ
させる0次に、パルス信号φがハイレベルにされると、
インバータ回路IV7の出力がロウレベルにされ、キャ
パシタC1から負の電圧−(Vcc−Vth)が出力さ
れる。vthはMO3FETQ20のしきい値電圧であ
る。この負電圧−(Vcc −V th)によってMO
5FETQ21がオン状態にされその電圧を基板に伝え
る。この結果、基板の電位は、−(Vcc −2Vth
)とされる。
2Vthは、MO5FETQ20とQ21のしきい値電
圧の和である。
上記キャパシタC2と、インバータ回路IV7は、その
素子サイズが比較的大きく設定されることによって、メ
モリ動作状態において基板に流れる比較的大きなリーク
電流を補うような電流供給能力を持つようにされる。
上記パルス信号φは、第3図に示したようなダイナミッ
ク型RAMの時系列的な動作タイミング信号の時間差を
利用して形成される。
アドレスバッファR−ADBは、ロウアドレスストロー
ブ信号RASのロウレベルの変化に同期して、外部端子
から供給されたアドレス信号をXアドレス信号AXとし
て取り込む、上記RAS信号のロウレベルにより、RA
S系の内部信号のうちの一つの内部信号R1がハイレベ
ルにされ、また、アドレスバッファR−ADBやアドレ
スデコーダR−DCHの動作を待ってワード線選択タイ
ミング信号φXがハイレベルにされる。シタ力って、両
タイミング信号R1とφXとの時間差の間、ナントゲー
ト回路G5の出力信号はロウレベルにされる。
上記ワード線選択タイミング信号φXのハイレベルによ
り、1つのメモリセルとダミーセルが選択され、相補デ
ータ線DL、DLにはメモリセルの記憶情報に従った微
少読み出し電位差が生じる。
この読み出し電位差が現れるのをまってセンスアンプ動
作タイミング信号φpaは、ハイレベルにされる。この
タイミング信号φpaのハイレベルによりセンスアンプ
SAが動作を開始して相補データ線DL、DLの微少電
圧の増幅動作を行う。この増幅動作をまって、アクティ
ブリストアタイミング信号φrsがハイレベルにされ、
上記増幅動作によって落ち込んだデータ線のハイレベル
を電源電圧Vccのようなハイレベルに回復させる。し
たがって、上記両タイミング信号φpaとφrsとの時
間差の間、ナントゲート回路G6の出力信号はロウレベ
ルにされる。
次いで、アドレスバッファC−ADBは、カラムアドレ
スストローブ信号CASのロウレベルの変化に同期して
、外部端子から供給されたアドレス信号をYアドレス信
号AYとして取り込む、上記CAS信号のロウレベルに
より、CAS系の内部信号のうちの一つの内部信号C1
がハイレベルにされ、またアドレスバッファC−ADB
やアドレスデコーダC−DCHの動作を待ってデータ線
選択タイミング信号φyがハイレベルにされる。
したがって、両タイミング信号C1とφyとの時間差の
間、ナントゲート回路G7の出力信号はロウレベルにさ
れる。
これにより、ナントゲート回路G8の出力からは、上記
各ナントゲート回路G5〜G7の出力がロウレベルにさ
れたときハイレベルにされるパルス信号φを形成するこ
とになる。
上記メモリアクセス時における時系列的な動作タイミン
グ信号の時間差を利用して形成されたパルス信号φΦロ
ウレベルとハイレベルとによって、整流回路が動作して
基板バイアス電圧−vbbを形成するものである。
なお、ダイナミック型RAMにあっては、常に一定の周
期でリフレッシュ動作を行うものであるので、リフレッ
シュ動作のために少なくともロウ系のタイミング信号R
1、φx1φpa及びφrsが形成されるから、上記基
板バイアス発生回路はリフレッシュ周期に従って動作を
行うものである。
〔効 果〕
(11チップ選択状態、言い換えるならば、メモリアク
セス時における一連の動作タイミング信号の時間差を利
用してパルス信号を形成し、それを整流して基板バイア
ス電圧を形成することによってメモリアクセス時に必ず
動作を行う基板バイアス発生回路を得ることができる。
これにより、パルス信号を形成するための発振回路が不
要になり、その発振動作による消費電流が生じないから
効率的に基板バイアス電圧を形成することができる結果
、低消費電力化を図ることができるという効果が得られ
る。
(2)非選択状態でのリーク電流に見合った電流供給能
力を持つ基板バイアス回路を設けることにより長い期間
非動作状態におかれても基板バイアス電圧が小さくされ
ることを防止することができる。
この場合、その発振回路は、メモリアクセスタイムに無
関係に発振周波数を低く抑えることができるから、その
消費電流を極めて小さく抑えれることができるという効
果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない0例えば、動作タイミン
グ信号の時間差を利用したパルス信号は、少なくとも2
つのタイミング信号の時間差を利用して1メモリサイク
ル中に1サイクルのパルスとするものであってもよい。
ダイナミック型RAMにあっては、常に一定の周期でリ
フレッシ工動作が行われるものであることより、発振回
路と整流回路とからなるメモリ非動作状態でのリーク電
流を補う基板バイアス発生回路を省略するものであって
もよい、また、第2図における基板レベルモニター回路
のMO5FETQllはNチャンネルMOSFETであ
ってもよい、また、ダイナミック型RAMを構成するメ
モリセルの読み出しのための基準電圧は、ダミーセルを
用いるものの他、ハイインピーダンス状態でハイレベル
とロウレベルにされた相補データ線を短絡することによ
って形成された中間レベル(ハーフプリチャージ方式又
はダミーセルレス方式)とするもので市ってもよい。X
アドレス信号とXアドレス信号とをそれぞれ独立した外
部端子から供給するもの、アドレス信号の変化タイミン
グを検出回路を設けて、この検出出力により内部回路の
動作に必要な各種タイミング信号を発生させるもの二種
々の実施形態を採ることができるものである。また、各
種方式のリフレッシュ回路を内蔵させるものであっても
よい。
〔利用分野〕
この発明は、上記のようなダイナミック型RAMの他、
時系列的な動作タイミング信号によって動作を行い、基
板バイアス発生回路を内蔵する半導体記憶装置に広く適
用することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す回路図、第2図は
、その基板バイアス電圧発生回路の一実施例を示す回路
図、 第3図は、そのメモリ動作とパルス発生動作を説明する
ためのタイミング図である。 MC・・メモリセル、DC・・ダミーセル、CW・・カ
ラムスイッチ、SA・・センスアンプ、AR・・アクテ
ィブリストア回路、R−DCR・・ロウアドレスデコー
ダ、R−ADB・・ロウアドレスバッフy、C−DCR
・・カラムアドレスデコーダ、C−ADB・・カラムア
ドレスバッファ、DOB・・データ信号バッファ、DI
B・・データ入力バッファ、TC・・タイミング制御回
路、Vbb−G・・基板バイアス発生回路銅 1 M

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体記憶装置の時系列的な動作タイミング信号の
    時間差に従ったパルス信号を形成するパルス発生回路と
    、このパルス発生回路により形成されたパルス信号を受
    けて基板に供給するバックバイアス電圧を形成する整流
    回路とからなる基板バイアス発生回路を含むことを特徴
    とする半導体記憶装置。 2、上記基板には、上記第1の基板バイアス発生回路の
    他、上記半導体記憶装置の動作サイクルと同じかそれよ
    り長くされた周期の発振パルスを発生させる発振回路の
    発振パルスを受ける整流回路により半導体記憶装置が非
    動作状態にされたときのリーク電流に見合った微少電流
    が供給されるものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の半導体記憶装置。 3、上記半導体記憶装置は、ダイナミック型RAMを構
    成するものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    又は第2項記載の半導体集積回路装置。
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