JPS61148696A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS61148696A
JPS61148696A JP59271495A JP27149584A JPS61148696A JP S61148696 A JPS61148696 A JP S61148696A JP 59271495 A JP59271495 A JP 59271495A JP 27149584 A JP27149584 A JP 27149584A JP S61148696 A JPS61148696 A JP S61148696A
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Seiji Hashimoto
征史 橋本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く 産業上の利用分野 〉 この発明は、半導体記憶装置に係り、特に半導体記憶装
置のグイナミツク形センスアンプにタイミング信号を供
給するタイミング発生回路の改良に関する。
く 従来の技術 〉 第2図は従来の半導体記憶装置を示す回路図であり、そ
の構成をまず説明すると、lは記憶セルの配列体であり
、各記憶セルは複数のワード線2.3とピッ[14,5
との各交点に配置された電界効果形トランジスタ(以下
、FETという)6.7,8.9にて構成されている。
各FET6〜9のゲートはワーー線2,3に接続されて
おり、それらの各ソースは接地されている。FET6〜
9のドレインはビット線4.5に接続されてはいるが、
各記憶セルに記憶されている情報に従ってFET6〜9
のソースOドレイン間の電流通路が形成可能な構造と、
形成不能な構造とに分れているので、ビー、 )線4,
5はFET6〜9の構造に支配されて接地可撤な場合と
接地不能な場合とに分れる。すなわち、論理rlJを記
憶するFET7.8はゲート拳半導体基板間に介在する
絶縁層を厚くして、ゲートに印加される電圧に係わらず
、チャンネルの形成がないようにしてあり、一方、論理
「0」を記憶するFET6.9は該絶縁層を薄くして、
ゲートに電圧が印加されると、半導体基板表面の導電形
が反転し、チャンネルが形成されるようにしである。
各ワード線2,3は列デコーダ10の出力端子に接続さ
れ、各ビット線4,5は行デコーダ11の入力端子に接
続されており、列デコーダ10の入力端子および行デコ
ーダ11の制御端子は図示されていないアドレス端子に
接続されている。これらアドレス端子には、外部装置1
例えば中央処理装置からアドレス信号が供給される。各
ビット線4,5には、プリチャージ用のFET l 2
.13が接続されており、該ビット線はそのソース拳ド
レイン間電流通路を通じて基準電圧源VD[+(5V)
に接続可能である。
行デコーダ11の出力端子はトランスフアゲ−1、用の
FET 14のソース・ドレイン間電流通路を通じて検
知ノードNlに接続可能であり、もう−JT(1)検知
ノードN2には、トランスファゲート用ノF E 71
5のソース・ドレイン間電流通路を通じて参照電圧発生
回路16が接続可能である。
参照電圧発生回路16は略々4.95Vの電圧を出力す
る。
1対の検知ノードN1.N2はそれぞれプリチャージ用
のFET17.18のドレインおよび差動増幅用のFE
T19.20のドレインに接続されると共に、差動増幅
用のFET20.19のゲートにも交叉接続されている
。差動増幅用のFET19.20の各ソースは共通ノー
ドN3にて共通接続され、該共通ノードN3はゲートト
ランジスタ用のFET21のソース・ドレイン間電流通
路を通じて接地可能である。そして、これらのFET1
9.20.21は検知手段24を構成する、22は検知
ノードNl、N2に接続されたアウトプットバッフ7回
路であり、このアウトプットバッフ7回路22は図示さ
れていないデータ出力端子に接続されている。
23は制御信号発生回路であって、その入力端子に供給
される外部信号に応答して、半導体記憶vttの動作に
必要な制御信号を発生し、これを出力端子からそれぞれ
のFETのゲートに対して供給する。特に、従前の半導
体記憶装置の動作を理解するうえで必要な制2a信号に
着目して述べれば、プリチャージ開始指令信号小pの出
力端子はFET12.13.17.18の各ゲートに、
検知ノー#を遮断指令信号φFの出力端子はFET14
.15の各ゲートに、そして、検知開始指令信号φRの
出力端子はFET21のゲートにそれぞれ接続されてい
る。制御信号発生回路23は、インバータ等を使用して
、外部信号の供給時点から該回路23に固有の遅延時間
の経過後に、各制御信号を所定の出力端子から出力する
よう構成されている。
次に、賃前の半導体記憶装置の動作を述べれば以下の通
りである。
まず、外部から記憶セルの配列体1への7クセス要求の
ない状態、すなわち、読出し動作の開始前においては、
ワーー線2.3はいずれもOVであり、したがって、各
記憶セル6〜9はオフになっている。また、制御信号発
生回路23の各出力端子のうち、プリチャージ開始指令
信号ΦP用出力端子と、検知ノード遮断指令信号φF用
出力端子と、検知開始指令信号φR用比出力端子は、5
Vの電圧が出力されているので、FET12.13.1
4.15.17.18はオフになっており、FET21
はオンになっている。その結果、検知ノードNl 、N
2は前回の読み出しサイクル中に読み出された記憶内容
の状態に対応する電位に保持されている。
次に、半導体記憶装置に対し、外部装置、例えば中央処
理装置から配列体1を構成する記憶セル、例えばFET
6へのアクセス要求があると、制御信号発生回路23は
順次に制御信号を発生し。
情報の読出し動作を開始する。
この読出し動作においては、まず、検知開始指令信号φ
RがOvに移行し、FET21をオフにすると共に、プ
リチャージ開始指令信号φPもOvに移行し、FET1
2,13.17.18をオンにし、これにより、各ビッ
ト&!i!4.5および検知ノードN1.N2には、基
準電圧VDD(5V)が供給される。その後、プリ゛チ
ャージ開始信号φPは再び5vに戻るので、その時点で
は、FET12.13.17.18はオフに移行し、こ
れによG)、各ビット線4,5および検知ノードN1、
N2はフローティング状態になる。しかる後、検知ノー
ド遮断指令信号φFがOvに移行すると。
FET 14.15がオンになる。すると、検知ノード
N2には、オンに移行したFET15を通じて、参照電
圧発生回路16が接続されるので、検知ノードNl  
、 N2 t*ソI’Lソh5Vト、  4 、95V
に保たれる。ここで、外部からのアドレス信号がアドレ
ス端子に印加されると1列デコーダ10は、そのアドレ
ス信号により指定されるワード線2を5Vに移行させる
と共に、行デコーダ11は、同様に、そのアドレス信号
により指定されるビット線4を選択してこれを検知ノー
ドN1に接続する。すると、論理「O」を記憶している
FET6はオンになるので、ビット線4およびFET 
14.17.19等にJ積さ°れていた電荷がFET6
のソース舎ドレイン間電流通路を通じて接地される。し
たがって、検知ノードN1の電圧は徐々に下降し始める
。このとき、制御信号発生回路23は、ワード線2の選
択後、検知ノードMlが差動増幅用のFET19をオン
に移行させるに足る電圧(4,8V)にまで下降する時
間を計時し、その時間の経過後、検知ノード遮断指令信
号φFをOvから再び5vに上昇させるので、その時点
で、FET14.15は共に再びオフになる。その結果
、検知ノードN1.N2は再びフローティング状態にな
り、検知ノードN1.N2の電圧差が略0.05Vに保
たれる。
その貞後、検知開始指令信号φRは再び5vにF、、1
し、共通ノードN3が接地される。すると、高電圧(4
,95V)に保たれている検知ノードN2に対してその
ゲートが接続されているFET19は徐々にオンに移行
し、検知ノードNlに畜積されている電荷がFET19
.21のソース舎ドレイン間電流通路を通じて接地に流
出するので、検知ノードN1の電圧はさらに下降する。
一方、FET20はそのゲートに印加される電圧(4,
9V)がドレインに印加されている電圧(4,95V)
よりも低くなるので、オフに保たれ、結局、検知ノード
N1.N2の電圧差が拡大する。
その結果、アウトプットバッフ7回路22が検知ノード
N1.N2の拡大された電圧差に応答して、記憶セル6
に論理”θ″が記憶されていることを判別、L、、これ
を表わす出力信号を出力する。
これに対して、アドレス信号により、論理” l”が記
憶されているFET8が指定された場合には、ビット線
4は接地されることがなく、フローティング状態に保た
れるので、検知ノードN1は5vに保たれ、一方、検知
ノードN2は参照電圧発生回路16との接続により4.
95Vになり、その結果、FET19がt7に留まり、
FET20がオンに保たれ、論理”0”を判別する場合
とは逆に検知ノードN1の電圧が検知ノードN2のそれ
よりも充分高くなる。これに応じて、アウトブッ1゜バ
ッファ回路は論理°′1”を表わす出力信号を出力する
く 従来技術の問題点 〉 従前の半導体記憶装置では、記憶セルからの記憶内容の
読出しに際して、ゲートトランジスタ用のFET21の
ゲートに検知開始指令信号φRを供給し、差動増幅用の
FET19.20により検知ノードNt、N2の電圧差
を増幅するものであるところ、そのための検知開始指令
信号(6Rの、FET21への供給時期を、ビット線4
.5の抵抗値と浮!容量に基づいて、検知ノードN1.
N2の電圧差が増幅可能な値に増大するまでの時間とし
て予め算定しなければならず、ビット線の選択時点から
、 1!定された一定時間の経過後に検知開始指令信号
φRを制御信号発生回路からFET21に対して供給す
る必要があった。
しかしながら、ピッ)ija4.5の抵抗値や、浮遊容
量は、半導体記憶装置の製造工程における種々のプロセ
スパラメータの影響を大きく受けて。
固体ごとに、大きく変動することから、検知ノードN1
.N2の電圧差がFET19.20により増幅可能な値
に増大するまでの時間も、固体ごとに大幅にバランき、
これに対処するためには、予想される変動幅の変動を許
容するように、充分な余裕をもってその時間を見込まな
ければならなかった。それ故、記憶セルからその記憶内
容を読出すのに要する時間がその余裕の分だけ長くなる
という問題点があった。
く 問題を解決するための手段とその作用 〉第1図に
示されるように1本発明は従来の半導体記憶Malにお
ける1選択されたビット線からの電圧の検知可能な時点
のバランきに起因する長大な読出し時間の問題点に鑑み
、読出しに際して、ビット線4,5とダミービヤ)N3
4が共にプリチャージされた後、ワード線2.3とビッ
ト線4.5とが選択されて、記憶セルが指定されると、
その記憶セル6〜9の記憶内容に応じて電流通路の有無
が支配され、電流通路が形成される場合には、接続され
ているビット線4,5の電荷を接地に放出し、これと同
時に、ビット線の選択ごとにダミーワード1i32を通
じて供給される選択信号に応答して、ゲートトランジス
タ33がダミービット線34の電荷をその電流通路を通
じて放出する。
そして、後続の検知手段24が、記憶セル6.9の電流
通路からの電荷の放出により、低下するビット線4,5
の電圧と所定の参照電圧との差を、検知開始指令信号φ
Rの到来時点にて、検知するが、その隙、検知開始指令
信号発生手段40は、ダミーワード線32からの選択信
号に応答して、作動するゲートトランジスタ33の電波
通路からの電荷の放出により、低下するダミービット線
34の電圧が所定の値まで低下した時点で、検知開始指
令信号φRを検知手段24に供給するようになっていて
、その供給時点は、ビット線4.5の電圧と所定の参照
電圧との差が検知手段24にて検知画境な値となる時点
に略々等しくなるように選定されている。そのような選
定は、記憶セル6.9の電流通路のコンダクタンスとゲ
ートトランジスタ33のそれとの比を適切に選択するこ
とにより実現される。さすれば、そのような時点が。
固体ごとにバラツキを伴っていても、一つの固体につい
て見れば、ダミーワード線やダミービット線は、ワード
線やビット線と同一の製造条件下に置かれているので、
ダミーワード線とダミービット線に由来する検知開始指
令信号φRの発生時点とワード線とビット線に由来する
検知可能な差電圧の生成時点とは、共に同一のバラツキ
をこうむることとなり、結局、各固体については、両時
点が略々等しいという関係は常に成立するものである。
く 実施例 〉 第1図は本発明の一実施例を示す回路図であり、まず構
成を説明する。なお、第1図中、第2図に示された従前
の半導体記憶装置と同一構成部分には、同一符号のみ付
し、簡略のため、詳細な説明を省略する。
列デコーダ31の入力端子はススされていないアドレス
、端子に接続されており、列デコーダ31の出力端子に
は、ワード線2,3の他にダミーワード線32にも接続
されている。ダミーワード線32には、ゲートトランジ
スタ用のFET33のゲートが接続されており、該FE
T33のソースは接地VSSに、そのドレインはダミー
ビット線34にそれぞれ接続されている。このダミービ
ット線34は、それの電圧が4vに降下すると反転する
C−MOSインバータ35のゲートに接続されており、
該インバータ35の共通ドレインノードは次段のC−M
OSインバータ36のゲートに接続され、以下同様に共
通ドレインノードが次段のC−MOSインバータ37の
ゲートに順次に接続されている。C−MOSインバータ
37のドレインは検知開始指令信号φR用の出力端子と
なっており、C−MOSインバータ35〜37は全体と
して検知開始信号発生手段40を構成している。
したがって、制御信号発生回路41には、従来例にて説
明した3種類の主要な制御信号のための出力端子のうち
、検知ノード遮断指令信号φF用の出力端子およびプリ
チャージ開始指令信号φP用の出力端子が設けられてい
る。
本実施例では、ダミービット線34はビット線4.5と
略々同一長であり、プリチャージ用のFET42のソー
ス・ドレイン間電流通路を通じて基準電圧源VDDに接
続可能である。
前述の論理″0”を記憶している記憶セルとしてのFE
T6.9のチャンネル長はFET33のチャンネル長と
略々同一であり、一方、これらのFET6.9のチャン
ネル幅はFET33のチャンネル幅の約1710に定め
られている。一般にゲート、半導体基板間の絶縁層の厚
さやチャンネル部の不純物濃度等が同一である場合、F
ETの電流通路のコンダクタンスはチャンネル幅に比例
し、チャンネル長に逆比例するので、本実施例において
は、FET6.9の電流通路のコンダクタンスはFET
33のそれの約1710になる。
次に、上記一実施例の作用を第3図をも参照しつつ説明
するれば、以下の通りである。
まず、読出し動作の開始前、すなわち1時刻toでは、
ワード線2.3、ダミーワード線32は共に、電圧がO
vであり、したがって、FET6.9.33はいずれも
オフになっている。また、プリチャージ開始指令信号φ
Pは5vなので、FET12.13,17.18.42
はいずれもオフになっている。このとき、ダミービット
線34の電圧はOvであるあるが、ビット線4.5t3
よび検知ノードN1.N2のそれは、前回の読み出しサ
イクルにおいて読み出された記憶内容に支配されている
(第3図(A)−(D)参照)、そして、ダミービット
線34がOvであることから、インバータ37の出力電
圧、すなわち、検知開始指令信号φaは5vになってお
り(第3図(F)参p@)、その結果、FET21がオ
ンになっている。
ここで、中央処理装置から、FET6へのアクセス要求
があると、これに応答して、制御信号発生回路41はプ
リチャージ開始指令信号φPの電圧を時刻tlから降下
させ始める(第3図(A)参照)、プリチャージ開始指
令信号φPの電圧がFET12.13.17.1g、4
2のしきい値を越えて低下すると、これらのFETはオ
ンになり、ビット線4.5、ダミービット線34の電圧
は5vへと上昇する(第3図(C)参照)、同時に、検
知ノードNl、N2の電圧も上昇を開始し、時刻t2に
おいて、5Vに到達し、同様に、ダミービット線34と
ビット線4,5のそれは時刻t4において、5vに到達
する(第3図(B)(・C)参照)1.そのとき、プリ
チャージ開始指令信号φPは再び5Vに上昇し、FET
14,15%17.18.42はオフとなり、ビット線
4,5とダミービット線34とが基準電圧源Vロロから
遮断される。
その際1時刻t4に先行する時刻t3にて、上昇中のダ
ミービット線34の電圧がインバータ35〜37のしき
い値を越えるので、各インバータ35〜37の出力が反
転する。すると、検知開始指令信号φRの電圧がOvに
なるので(第3図(F) 参照)、FET21がオフに
なり、この状態テハ、FET19.20による差動増幅
は行われない、ここで、中央処理装置からの7ドレス信
号がすでに印加されている列デコーダ31と行デコーダ
11とに、時刻t4において1選択信号としてのストロ
ーブ信号が印加されると、ワード線2とダミーワード線
32の電圧が上昇し始め、これらの電圧がFET6.3
3のしきい値を越えて上昇すると(第3図(D)時刻t
5)、これらFET6.33がオンになり、ビット線4
とダミービット線34の電圧が共に低下を開始する。 
と同時にその時刻t5では、検知ノード遮断指令信号φ
Fの電圧が、それに先行する時刻t4から降下を開始し
てOvになっているので、FET14.15が共にオン
状態になっており、従来例の場合と同様に、オン状態の
FET15を通じて参照電圧発生回路16に接続された
検知ノードN2の電位は略4.95Vに保たれている。
一方、その時点では、行デコーダ11がビット線4と検
知ノードN1とを選択的に接続しているので、検知ノー
ドN1の電圧もビット線4の電圧低下の開始に伴って低
下し始める(第3図CB)(C)参照)。
しかしながら、FET33のチャンネル、すなわち、電
流通路の幅はFET6のそれの10倍であり、しかも、
ダミービット線34の負荷となっている浮遊容量は、ビ
ット線4と検知ノードN1のそれに略々等しく選定され
ているので、ダミービット線の電圧低下速度は、ビット
線4と検知ノードN1のそれの約10倍である。
したがって、ダミービット線34の電圧が時刻t8に4
vとなり、インバータ35〜37のしきい値を再び越え
、インバータ35〜37の出力が再反転するとき(第3
図(C)CF)参照)、検知5ノードNlの電圧は4.
9vになっている。インバータ35〜37の再反転によ
り検知開始指令信号φRは再び5vになるので、FET
21がオンになり、差動増幅用FET19.20が活性
化される。
差動増幅用FET l 9.20は検知ノードNlとN
2との電位差が0.05V以上あれば差動増幅可能であ
り、かつ、インバータ35〜37の反転に要干る時間は
無視できるので、検知ノードN1が4.9■に達した時
刻t6からFET19.20による差動増幅作用が開始
され、検知ノードNlの電圧はその時点から急速に低下
して2時刻t7にはOvに至る。
この間、検知ノードN1が差動増幅可能な電圧となる時
刻t6以後、ノード遮断指令信号φFが再び5■に上昇
し、これによりFET14,15がオフになるので、検
知ノードN1.N2は再びビット線4および参照電圧発
生回路16から遮断されて、フローティング状態で次回
の読み出しサイクルに備えられる。
かくして、時刻t7にて確実に検知ノードNl、N21
i1の電位差が蒐動増幅され、その増幅された電位差に
応答して、アウトプットバッファ回路22はアクセスさ
れた記憶セルの記憶内容を判別し、論理”0′°を表わ
す出力信号を出力する。
(効果 〉 以とのように、この発明によれば、記憶セルからの記憶
内容の読み出しに際して、ビット線の選択ごとに、ダミ
ーワード線に供給される選択信号に応答して、ゲートト
ランジスタが形成する電流回路を通じて、プリチャージ
状態のダミービット線を接地して、電圧低下を生起させ
、その電圧低下量に基づいて、検知開始指令信号を発生
させるようにして、その検知開始指令信号の発生時点を
、プリチャージ状態のビット線が選択されて、記憶セル
を指定したときに、その指定された記憶セルの電流通路
によって生起される、該ビット線の電圧低下量が検知可
能な値となる時点に実質的に等しく選定し、その時点で
該電圧低下量を検知するようにしたことにより、半導体
製造時の種々の条件からの影響を受けて、ビット線の電
圧低下量が検知可能な値となる時点に関して固体ごとの
大きなバラツキを伴なっていても、ワード線やビット線
と同一条件下で製造されたダミーワード線やダミービッ
ト線由来で検知開始指令信号の発生時点を蜆定して、そ
の時点でビット線の電圧低下量を検知できるので、固体
ごとでは、常に、選択されたビット線の電圧低下°耶が
検知可能な値となる時点で、これを検知することができ
、しかして、従来技術のように、該電圧低下量が検知可
能な値となる以前に、これを検知することから生ずる該
動作を回避すべく、該電圧低下量が検知可能な値となる
時点の予想される固体ごとのバラツキの範囲内で、最も
遅い時点を見込んで、検知開始指令信号の発生時点を選
定する必要がなくなり、その分だけ、読み出し動作を高
速化できるという優れた効果が奏される。
そして、選択されたビット線の電圧が検知手段° にて
検知可能な値まで低下する時点に略々等しい時点で検知
開始指令信号発生手段がら該検知手段に対して検知開始
指令信号を供給可能とするためには、ゲートトランジス
タによる電流通路のフンダクタンスと記憶セルのそれと
の比を適切に選定すれば足りるので、そのような選定は
、半導体製造時に、ゲートトランジスタとしてのFET
のチャンネル幅を調整するだけで済み、複雑な調整回路
を必要としないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す回路図、第2図は従
来の半導体記憶装置を示す回路図、第3図は第1実施例
の読出し動作中の電圧変化を示すグラフである。 l・・・記憶セルの配列体、 2.3 ・・・ワード線、4.5・・・ビット線。 6.9・・・電流通路を形成可能な記憶セル、7.8・
・・電流通路を形成不能な記憶セル、12〜13・・・
ビット線をプリチャージする手段、19.22・・・検
知手段、 33川ゲートトランジスタ、 34・・・ダミービット線。 40・・・検知開始信号発生手段、 峨2・・・ダミービット線をプリチャージする手段φR
・・・検知開始信号、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ビット線4、5と接地点VSSとの間に電流通路を形
    成可能な記憶セル6、9と電流通路を形成不能な記憶セ
    ル7、8とを含み、各記憶セルが選択されたワード線2
    、3と選択されたビット線4、5との組合せにより指定
    可能な記憶セルの配列体1と、ビット線4、5をプリチ
    ャージするビット線プリチャージ手段12、13と、記
    憶セル配列体1中の一つの記憶セルを指定するために選
    択されたワード線との組合せをなすビット線の電圧と参
    照電圧とを検知開始指令信号φRの供給を受けた時点に
    て比較し、その比較結果に基づいて指定された記憶セル
    の記憶内容を表わす出力信号を出力する検知手段24と
    、検知手段24に対して、検知開始指令信号φRを供給
    する検知開始指令信号発生手段40と、検知開始信号発
    生手段40に接続されたダミービット線34と、ダミー
    ビット線34をプリチャージするダミービット線プリチ
    ャージ手段42と、ダミーワード線32に接続され、該
    ワード線32に対して、ビット線4、5の選択のたびご
    とに供給される選択信号に応答して、ダミービット線3
    4と接地間に電流通路を形成するゲートトランジスタ3
    3とから成り、前記検知開始信号発生手段40は、ゲー
    トトランジスタ33の電流通路の形成により、低下を開
    始するダミービット線34の電圧が第1の設定値まで低
    下したことを検知して、記憶セル6、9の電流通路の形
    成により、低下を開始するビット線4、5の電圧が前記
    検知手段24により検知可能な第2の設定値まで低下す
    る時点に略々等しい時点にて、検知開始指令信号φRを
    出力することを特徴とする半導体記憶装置。
JP27149584A 1984-12-22 1984-12-22 半導体記憶装置 Expired - Lifetime JPH0793028B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02101699A (ja) * 1988-09-02 1990-04-13 Cypress Semiconductor Corp 複数のセンス増幅器への電力を制御する回路
US6795356B2 (en) 2002-10-09 2004-09-21 Oki Electric Industry Co., Ltd. Wrong operation preventing circuit in semiconductor unit

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JPS56127996A (en) * 1980-03-10 1981-10-07 Nec Corp Semiconductor circuit

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