JPS6128897Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6128897Y2 JPS6128897Y2 JP1978013499U JP1349978U JPS6128897Y2 JP S6128897 Y2 JPS6128897 Y2 JP S6128897Y2 JP 1978013499 U JP1978013499 U JP 1978013499U JP 1349978 U JP1349978 U JP 1349978U JP S6128897 Y2 JPS6128897 Y2 JP S6128897Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- chamber
- cylinder
- piston rod
- cylindrical body
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- Expired
Links
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 10
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 10
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 5
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/44—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
- F16F9/46—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
- F16F9/466—Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry
- F16F9/467—Throttling control, i.e. regulation of flow passage geometry using rotary valves
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86493—Multi-way valve unit
- Y10T137/86718—Dividing into parallel flow paths with recombining
- Y10T137/86743—Rotary
- Y10T137/86751—Plug
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は油圧緩衝器、特に、発生抵抗力を外部
より調整できる油圧緩衝器の改良に関するもので
ある。
より調整できる油圧緩衝器の改良に関するもので
ある。
この種の油圧緩衝器の一つとして、ピストンロ
ツドを中空とし、この中空部内に調整操作棒を挿
入し、この調整操作棒に抵抗力発生用のオリフイ
スの開閉を行う弁体を連結し、前記調整操作棒を
シリンダ外から回動操作することにより前記弁体
が前記オリフイスを開閉して発生抵抗力を調整で
きる型式のものがよく知られている。
ツドを中空とし、この中空部内に調整操作棒を挿
入し、この調整操作棒に抵抗力発生用のオリフイ
スの開閉を行う弁体を連結し、前記調整操作棒を
シリンダ外から回動操作することにより前記弁体
が前記オリフイスを開閉して発生抵抗力を調整で
きる型式のものがよく知られている。
ところで、上記型式の油圧緩衝器は、前記オリ
フイスをピストンロツドに設けているのが一般的
であるが、ピストンロツドは元来その直径に限界
があり、しかも、中空になつているので、前記オ
リフイス面積はさほど大きくとれず、したがつ
て、調整範囲が小さくなつてしまう欠点を有して
いた。
フイスをピストンロツドに設けているのが一般的
であるが、ピストンロツドは元来その直径に限界
があり、しかも、中空になつているので、前記オ
リフイス面積はさほど大きくとれず、したがつ
て、調整範囲が小さくなつてしまう欠点を有して
いた。
さらに、その調整操作は、前記調整操作棒を
360゜完全に回転できる範囲内で任意の一を設定
するようになつているので、初期の設定状態がい
かなるものであるか判別しにくいし、このための
機構を特別に設けねばならない欠点をも併せ有し
ていた。
360゜完全に回転できる範囲内で任意の一を設定
するようになつているので、初期の設定状態がい
かなるものであるか判別しにくいし、このための
機構を特別に設けねばならない欠点をも併せ有し
ていた。
本考案は上記従来技術による欠点を改良し、抵
抗力発生用のオリフイスをピストンロツド外に設
けることができるようにした油圧緩衝器を提供す
ることを目的とするものである。
抗力発生用のオリフイスをピストンロツド外に設
けることができるようにした油圧緩衝器を提供す
ることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案は、油液を
収容したシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に
挿嵌され、該シリンダ内を2室に画成するピスト
ンと、該ピストンの一側からのび該ピストンによ
つて画成された一方の室を横切つて前記シリンダ
外へ突出し、その内部が中空部となつたピストン
ロツドと、前記ピストンの一側において該ピスト
ンロツドに穿設され、前記中空部と前記ピストン
ロツドが横切る一方の室とを連通する孔と、前記
ピストンの他側に突出して設けられた有底状の筒
体と、該筒体の周壁を半径方向に貫通して穿設さ
れ、該筒体内部と前記ピストンにより画成された
他方の室とを連通するように周方向ほぼ半周の範
囲内に複数個配列された減衰力発生用のオリフイ
スと、前記ピストンロツドの中空部と前記筒体内
部とを含んで形成され、一端が前記孔を介して一
方の室と連通し他端が前記オリフイスを介して他
方の室と連通する連通路と、前記ピストンロツド
の中空部内に回動可能に挿嵌されシリンダ外より
回動操作可能な調整操作棒と、前記筒体の内部に
回動可能に収容されて前記調整操作棒に連結さ
れ、該調整操作棒の回動操作により前記筒体と協
働して前記複数のオリフイスを順次開閉する半円
筒状の弁部を有する弁体とから構成したことにあ
る。
収容したシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に
挿嵌され、該シリンダ内を2室に画成するピスト
ンと、該ピストンの一側からのび該ピストンによ
つて画成された一方の室を横切つて前記シリンダ
外へ突出し、その内部が中空部となつたピストン
ロツドと、前記ピストンの一側において該ピスト
ンロツドに穿設され、前記中空部と前記ピストン
ロツドが横切る一方の室とを連通する孔と、前記
ピストンの他側に突出して設けられた有底状の筒
体と、該筒体の周壁を半径方向に貫通して穿設さ
れ、該筒体内部と前記ピストンにより画成された
他方の室とを連通するように周方向ほぼ半周の範
囲内に複数個配列された減衰力発生用のオリフイ
スと、前記ピストンロツドの中空部と前記筒体内
部とを含んで形成され、一端が前記孔を介して一
方の室と連通し他端が前記オリフイスを介して他
方の室と連通する連通路と、前記ピストンロツド
の中空部内に回動可能に挿嵌されシリンダ外より
回動操作可能な調整操作棒と、前記筒体の内部に
回動可能に収容されて前記調整操作棒に連結さ
れ、該調整操作棒の回動操作により前記筒体と協
働して前記複数のオリフイスを順次開閉する半円
筒状の弁部を有する弁体とから構成したことにあ
る。
このように構成することにより、ピストンロツ
ドと別部材の筒体にオリフイスを形成することが
でき、該オリフイスの面積を大きくとれ、またピ
ストンロツドの径を小径にでき、ピストンロツド
の体積補償室を小型化でき、しかも前記オリフイ
スを筒体の周方向ほぼ半周の範囲内に複数個穿設
し、一方調整操作棒により回動操作される弁体の
弁部を半円筒状とし、該弁体をほぼ半周の範囲内
で回動するだけで複数のオリフイスを順次開閉し
うるから、回動操作量を少なくでき、かつ位置決
めを容易に行なうことができる。
ドと別部材の筒体にオリフイスを形成することが
でき、該オリフイスの面積を大きくとれ、またピ
ストンロツドの径を小径にでき、ピストンロツド
の体積補償室を小型化でき、しかも前記オリフイ
スを筒体の周方向ほぼ半周の範囲内に複数個穿設
し、一方調整操作棒により回動操作される弁体の
弁部を半円筒状とし、該弁体をほぼ半周の範囲内
で回動するだけで複数のオリフイスを順次開閉し
うるから、回動操作量を少なくでき、かつ位置決
めを容易に行なうことができる。
以下、これを図面に示す実施例と共に説明す
る。
る。
1はシリンダで、一端がロツドガイド2とシー
ルパツキン3で閉じられ、他端がキヤツプ4で閉
じられ、内部にはフリーピストン5によつて隔絶
されガスが収容されたガス室Gが形成されてい
る。
ルパツキン3で閉じられ、他端がキヤツプ4で閉
じられ、内部にはフリーピストン5によつて隔絶
されガスが収容されたガス室Gが形成されてい
る。
6はシリンダ1の油液収容部分に摺動可能に挿
されたピストンで、該ピストン6によりシリンダ
1内の油液収容部分をA,Bの2室に画成してい
る。このピストン6には室A,Bを連通する通路
7が設けられている。
されたピストンで、該ピストン6によりシリンダ
1内の油液収容部分をA,Bの2室に画成してい
る。このピストン6には室A,Bを連通する通路
7が設けられている。
8はピストンロツドで、該ピストンロツド8は
軸方向全長に亘つて孔9が設けられて中空とされ
(以下、孔9を「中空部」という)、一端が後述の
筒体によりピストン6に固着され、他端がピスト
ン6の一側から室Aをよこぎつてのび、シールパ
ツキン3、ロツドガイド2を油密且つ可動的に貫
通してシリンダ1外へ突出している。このピスト
ンロツド8には、ピストン6近傍に孔10が穿設
され、該孔10は中空部9とピストン6により画
成された一方の室Aとを連通している。
軸方向全長に亘つて孔9が設けられて中空とされ
(以下、孔9を「中空部」という)、一端が後述の
筒体によりピストン6に固着され、他端がピスト
ン6の一側から室Aをよこぎつてのび、シールパ
ツキン3、ロツドガイド2を油密且つ可動的に貫
通してシリンダ1外へ突出している。このピスト
ンロツド8には、ピストン6近傍に孔10が穿設
され、該孔10は中空部9とピストン6により画
成された一方の室Aとを連通している。
11はピストン6の他側から室B内に突出して
設けられた筒体で、該筒体11はピストン6を挾
んでピストンロツド8に螺着され、該ピストン6
とピストンロツド8とを連結するナツトをも兼ね
ている。この筒体11は、その内部がピストン6
側端においてピストンロツド8の中空部9に連通
され、他側端はプラグ12によつて閉じられてい
る。この筒体11の周壁には、その内部をピスト
ン6により画成された他方の室Bに開口せしめる
複数個の減衰力発生用のオリフイス13a,13
b,13c……13n(全体をオリフイス13と
して表わす)が周方向ほぼ半周の範囲にわたつて
半径方向に所定間隔で設けられる。
設けられた筒体で、該筒体11はピストン6を挾
んでピストンロツド8に螺着され、該ピストン6
とピストンロツド8とを連結するナツトをも兼ね
ている。この筒体11は、その内部がピストン6
側端においてピストンロツド8の中空部9に連通
され、他側端はプラグ12によつて閉じられてい
る。この筒体11の周壁には、その内部をピスト
ン6により画成された他方の室Bに開口せしめる
複数個の減衰力発生用のオリフイス13a,13
b,13c……13n(全体をオリフイス13と
して表わす)が周方向ほぼ半周の範囲にわたつて
半径方向に所定間隔で設けられる。
ここで、ピストンロツド8の中空部9、孔1
0、筒体11の内部、オリフイス13が室A,B
を連通する連通路を形成し、オリフイス13がこ
の通路の一部となつている。
0、筒体11の内部、オリフイス13が室A,B
を連通する連通路を形成し、オリフイス13がこ
の通路の一部となつている。
14はピストンロツド8の中空部9内に回動可
能に、しかも前記連通路を閉じることなく収容さ
れた調整操作棒で、一端はシールリング15によ
つて油密を保持されてピストンロツド8の中空部
9外にまでのび、また、他端は筒体11内にまで
のびる。
能に、しかも前記連通路を閉じることなく収容さ
れた調整操作棒で、一端はシールリング15によ
つて油密を保持されてピストンロツド8の中空部
9外にまでのび、また、他端は筒体11内にまで
のびる。
16は前記筒体11内部に回動可能に収容され
た弁体で、前記調整操作棒14の他端に一体的に
固着される。この弁体16は、第2図に示す如く
概ねカツプ状の円筒部側面を半分切り取つた形状
をなしており、残つた円筒部側面は前記オリフイ
ス13を開閉する弁部17をなしている。なお、
底部に相当する部分には前記連通路の形成を妨げ
ないために複数の孔18が設けられる。
た弁体で、前記調整操作棒14の他端に一体的に
固着される。この弁体16は、第2図に示す如く
概ねカツプ状の円筒部側面を半分切り取つた形状
をなしており、残つた円筒部側面は前記オリフイ
ス13を開閉する弁部17をなしている。なお、
底部に相当する部分には前記連通路の形成を妨げ
ないために複数の孔18が設けられる。
19は筒体11に設けられたストツパで、弁体
16の弁部17の周まわりの端面と当接しうる位
置にあり、したがつて、弁体16即ち調整操作棒
14の回動範囲は180゜以下に規制される。そし
て、第2図からも明らかな如く、弁体16の弁部
17の一方の端面17aがストツパ19に当接し
ている状態では弁部17はオリフイス13a,1
3b,13c,…13nを全て開口しており、こ
の状態より図中反時計まわり方向に回動するにつ
れてオリフイス13a,13b,…の順に閉じ、
他方の端面17bがストツパ19に当接した状態
で弁部17は全てのオリフイス13a,13b,
13c,…13nを閉じるようになつている。
16の弁部17の周まわりの端面と当接しうる位
置にあり、したがつて、弁体16即ち調整操作棒
14の回動範囲は180゜以下に規制される。そし
て、第2図からも明らかな如く、弁体16の弁部
17の一方の端面17aがストツパ19に当接し
ている状態では弁部17はオリフイス13a,1
3b,13c,…13nを全て開口しており、こ
の状態より図中反時計まわり方向に回動するにつ
れてオリフイス13a,13b,…の順に閉じ、
他方の端面17bがストツパ19に当接した状態
で弁部17は全てのオリフイス13a,13b,
13c,…13nを閉じるようになつている。
なお、20は筒体11内においてプラグ12と
弁体16との間に張設されたばねで、該ばね20
は弁体16を段部21に常に押し付け、ピストン
ロツド8及び筒体11と、調整操作棒14及び弁
体16との軸方向における相対位置を常に一定に
保持している。
弁体16との間に張設されたばねで、該ばね20
は弁体16を段部21に常に押し付け、ピストン
ロツド8及び筒体11と、調整操作棒14及び弁
体16との軸方向における相対位置を常に一定に
保持している。
22は周知のデイスクバルブで、該デイスクバ
ルブ22は抵抗力発生機構の一部を構成し、ピス
トン6がシリンダ1内を往復動する場合、室Aも
しくは室B内の圧力が所定以上になると、通路7
を開いて室Bもしくは室Aへ油液の流通を許すも
のである。
ルブ22は抵抗力発生機構の一部を構成し、ピス
トン6がシリンダ1内を往復動する場合、室Aも
しくは室B内の圧力が所定以上になると、通路7
を開いて室Bもしくは室Aへ油液の流通を許すも
のである。
本考案油圧緩衝器は例えば以上の如く構成され
るが、調整操作棒14を回動により弁体16を回
動し、その弁部17でオリフイス13の有効面積
を調整し、外部から発生抵抗力を変える。
るが、調整操作棒14を回動により弁体16を回
動し、その弁部17でオリフイス13の有効面積
を調整し、外部から発生抵抗力を変える。
この状態でピストンロツド8に上下方向の外力
が作用すると、ピストン6の低速度域ではオリフ
イス13を流通する油液の抵抗力で上下振動を吸
収し、ピストン6が所定の高速度域に達すると、
室A,B内圧力が高まるからデイスクバルブ22
を開き、該デイスクバルブ22を流れる油液の抵
抗力での上下振動を吸収することができる。
が作用すると、ピストン6の低速度域ではオリフ
イス13を流通する油液の抵抗力で上下振動を吸
収し、ピストン6が所定の高速度域に達すると、
室A,B内圧力が高まるからデイスクバルブ22
を開き、該デイスクバルブ22を流れる油液の抵
抗力での上下振動を吸収することができる。
然るに、本考案によれば調整操作棒14を回動
によりオリフイス13の有効面積が調整でき、外
部から容易に発生抵抗力を変えることができる。
そして、オリフイス13はピストンロツド8にで
はなく、これとは別部材の筒体11に設けたので
該オリフイス13の個数、面積を大きくとれ、し
たがつてきわめて広範囲の調整が可能となる。
によりオリフイス13の有効面積が調整でき、外
部から容易に発生抵抗力を変えることができる。
そして、オリフイス13はピストンロツド8にで
はなく、これとは別部材の筒体11に設けたので
該オリフイス13の個数、面積を大きくとれ、し
たがつてきわめて広範囲の調整が可能となる。
また、従来技術の如くピストンロツド8内にオ
リフイスを設ける必要がなく、ピストン8の一側
に筒体11を設けて該筒体11にオリフイス13
を穿設することができる。従つてピストンロツド
8を小径にでき、該ピストンロツド8のシリンダ
1内への進入体積を補償する体積補償室(本実施
例の場合フリーピストン5により画成されたガス
室G)を小型なものとできる。
リフイスを設ける必要がなく、ピストン8の一側
に筒体11を設けて該筒体11にオリフイス13
を穿設することができる。従つてピストンロツド
8を小径にでき、該ピストンロツド8のシリンダ
1内への進入体積を補償する体積補償室(本実施
例の場合フリーピストン5により画成されたガス
室G)を小型なものとできる。
さらに、弁体16とストツパ19により、該弁
体16は360゜完全に回動せず、所定範囲にその
回動が規制され、この範囲内での調整となつてい
るので、調整操作棒14の回動方向との関連で発
生抵抗力の大小を標示しておけば設定状態が判明
できるものである。
体16は360゜完全に回動せず、所定範囲にその
回動が規制され、この範囲内での調整となつてい
るので、調整操作棒14の回動方向との関連で発
生抵抗力の大小を標示しておけば設定状態が判明
できるものである。
なお、本考案の実施例ではピストン6と筒体1
1とを別体に形成したが、該ピストン6と筒体1
1とを一体的に設け、ピストン6とピストンロツ
ド8とは別のナツトや他の方法で連結してもよい
ものである。
1とを別体に形成したが、該ピストン6と筒体1
1とを一体的に設け、ピストン6とピストンロツ
ド8とは別のナツトや他の方法で連結してもよい
ものである。
本考案の油圧緩衝器は以上詳細に述べた如くで
あるから、減衰力発生用のオリフイスをピストン
ロツドとは別体の筒体に形成することができ、該
オリフイスの個数面積等を大きくとれ、広範囲の
調整ができ、しかもピストンロツドを小型にでき
るから体積補償室を小型化でき、コンパクトな油
圧緩衝器とでき、しかも前記オリフイスを筒体の
周方向ほぼ半周の範囲内に複数個穿設し、一方調
整操作棒により回動操作される弁体の弁部を半円
筒状とし、該弁体をほぼ半周の範囲内で回動する
だけで複数のオリフイスを順次開閉しうるから、
回動操作量を少なくでき、かつ位置決めを容易に
行なうことができる等の効果を奏する。
あるから、減衰力発生用のオリフイスをピストン
ロツドとは別体の筒体に形成することができ、該
オリフイスの個数面積等を大きくとれ、広範囲の
調整ができ、しかもピストンロツドを小型にでき
るから体積補償室を小型化でき、コンパクトな油
圧緩衝器とでき、しかも前記オリフイスを筒体の
周方向ほぼ半周の範囲内に複数個穿設し、一方調
整操作棒により回動操作される弁体の弁部を半円
筒状とし、該弁体をほぼ半周の範囲内で回動する
だけで複数のオリフイスを順次開閉しうるから、
回動操作量を少なくでき、かつ位置決めを容易に
行なうことができる等の効果を奏する。
第1図は本考案油圧緩衝器の一実施例を示す縦
断面図、第2図は第1図の−断面図である。 1……シリンダ、6……ピストン、8……ピス
トンロツド、9……孔(中空部)、10……孔、
11……筒体、12……プラグ、13……オリフ
イス、14……調整操作棒、16……弁体、17
……弁部、18……孔、19……ストツパ。
断面図、第2図は第1図の−断面図である。 1……シリンダ、6……ピストン、8……ピス
トンロツド、9……孔(中空部)、10……孔、
11……筒体、12……プラグ、13……オリフ
イス、14……調整操作棒、16……弁体、17
……弁部、18……孔、19……ストツパ。
Claims (1)
- 油液を収容したシリンダと、該シリンダ内に摺
動可能に挿嵌され、該シリンダ内を2室に画成す
るピストンと、該ピストンの一側からのび該ピス
トンによつて画成された一方の室を横切つて前記
シリンダ外へ突出し、その内部が中空部となつた
ピストンロツドと、前記ピストンの一側において
該ピストンロツドに穿設され、前記中空部と前記
ピストンロツドが横切る一方の室とを連通する孔
と、前記ピストンの他側に突出して設けられた有
底状の筒体と、該筒体の周壁を半径方向に貫通し
て穿設され、該筒体内部と前記ピストンにより画
成された他方の室とを連通するように周方向ほぼ
半周の範囲内に複数個配列された減衰力発生用の
オリフイスと前記ピストンロツドの中空部と前記
筒体内部とを含んで形成され、一端が前記孔を介
して一方の室と連通し他端が前記オリフイスを介
して他方の室と連通する連通路と、前記ピストン
ロツドの中空部内に回動可能に挿嵌されシリンダ
外より回動操作可能な調整操作棒と、前記筒体の
内部に回動可能に収容されて前記調整操作棒に連
結され、該調整操作棒の回動操作により前記筒体
と協働して前記複数のオリフイスを順次開閉する
半円筒状の弁部を有する弁体と、を含んでなる油
圧緩衝器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978013499U JPS6128897Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 | |
US06/008,342 US4220228A (en) | 1978-02-06 | 1979-01-31 | Hydraulic damper |
GB7903750A GB2016647B (en) | 1978-02-06 | 1979-02-02 | Adjusting hydraulic damper |
FR7902878A FR2422872A1 (fr) | 1978-02-06 | 1979-02-05 | Perfectionnement a un amortisseur hydraulique |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978013499U JPS6128897Y2 (ja) | 1978-02-06 | 1978-02-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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