JPS61282379A - ベンゾチアジンジオキシド誘導体 - Google Patents

ベンゾチアジンジオキシド誘導体

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JPS61282379A
JPS61282379A JP61129062A JP12906286A JPS61282379A JP S61282379 A JPS61282379 A JP S61282379A JP 61129062 A JP61129062 A JP 61129062A JP 12906286 A JP12906286 A JP 12906286A JP S61282379 A JPS61282379 A JP S61282379A
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JP
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methyl
solution
benzothiazine
dioxide
pyridinyl
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JP61129062A
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English (en)
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ジョセフ・ジョージ・ロンバーディノ
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Pfizer Inc
Original Assignee
Pfizer Inc
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Publication date
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    • C07D279/00Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one nitrogen atom and one sulfur atom as the only ring hetero atoms
    • C07D279/041,3-Thiazines; Hydrogenated 1,3-thiazines
    • C07D279/081,3-Thiazines; Hydrogenated 1,3-thiazines condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D417/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00
    • C07D417/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings
    • C07D417/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D513/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D513/04Ortho-condensed systems

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野ン 本発明は新規の有用なペングチアジ/ジオキシド誘導体
に関する。更に特定すると4−ヒドロキシ−2−メチル
−N−(2−ピリジニル)−2B−1、2−ヘンジチア
ジン−8−カルボキシアミドや他の類似オキシカムの新
規の2−アセトキシベンゾイルおよび環置換α−アリー
ルプロピオニル誘導体でその独特な化学療法性に関して
特に有用なものに関する。
(従来の技術) 従来、新規のより艮好な抗炎症薬金子に入れようと稙々
の試みがなされている。その大半はコルチコステロイド
のような種々のステロイド系化合物またはフェニルブタ
シン、インドメタシンおよびピロキシカムのような新規
の薬剤を含む類似物のような′rR性の非ステロイド系
物質の脅威や試験へ努力が向けられていた。後者の物質
として米国特許第8,591,584号に記載され、特
許請求された多種類の抗炎症/鎮痛性のに一ヘテロアI
J −ルー4−ヒドロキシ−2−メチル−2H−1、2
−ぺ/ジチアジン−3−カルボキシアミド1,1−ジオ
キシド(オキシカムとして既知)があり、特に、4−ヒ
ドロキシ−2−メチル−N−(2−ピリジニル)−2H
−1,2−ベンゾチアジン−8−カルボキシアミド1.
1−ジオキシドがある。
この型の他の薬剤が米国特許第8,787,824.8
.822,258.4,180,662および4,87
6゜768号に開示されている。米国特許第4,484
゜164号には、4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(
2−ピリジニル)−2ff−1,2−ベンゾチアジン−
8−カルボキシアミド1,1−ジオキシドのエチレンジ
アミン、モノエタノールアミンおよびジェタノールアミ
ン塩について特に記載し、特許請求している。これらの
塩は全て結晶で、非吸湿性で、水へ高い溶解性を示す急
速溶解性を持つので、リウマチ様関節炎によって引起こ
されるような痛みの強い炎症状態の治療用の非ステロイ
ド系治療薬剤としての医薬用投与形態として特に有用で
ある。米国特許第4.309,427号には、皮膚の炎
症を含めた檀々の炎症状態全軽減するために、特に外用
薬として投与する場仕に、有効である非ステロイド系治
療薬である4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2−ピ
リジニル)−2H−1,2−ペン、ジチアジン−3−カ
ルボキシアミン1.1−ジオキシドおよび4−ヒドロキ
シ−2−メチル〜N−(6−メチル−2−ピリジニル)
−2M−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキシアミ
ド1,1−ジオキシドの新規のアシル誘導体が開示され
ている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、より改良された抗炎症/鎮痛薬の継続的な探索
において、経口投与ができ、しかも同時に従来技術のオ
キシカム化合物よりも潰瘍形成性の少ない抗関節炎薬が
必要である。
(問題全解決するだめの手段) 本発明によれば、4−ヒドロキシ−2−メチル−#−(
2−ピリジニル)−2M−1,2−ベンゾチアジン−3
−カルボキシアミド1,1−ジオキシトノ新規の2−7
セトキシペンゾイルおヨヒ環置換α−アリールプロピオ
ニル誘導体が例えばりウマチ様関節炎によって引起こさ
れるような痛ミノ強い炎症状態全軽減するための非ステ
ロイド系治療薬として有効でろることが明示されている
本発明の新規化合物は式 (式中Rは2−ピリジル、6−メチル−2−ピリジル、
6−フルオロ−2−ピリジル、6−クロロ−2−ピリジ
ル、5−メチル−8−インオキサシリルまたは2−チア
ゾリルでろり;Yは4−イソブチルフェニル、3−フェ
ノキシフェニル、8−ペンゾイルフエニル、2−アセト
キシフェニル、6−メトキシナフト−2−イルまたは2
−フルオロ−4−ビフェニリルであり;2は−CH=C
H−またはSであり:5はOまたは1である、ただし、
Yが2−アセトキシフェニル以外である場合は、襲は1
で、Yが2−アセトキシフェニルである場合は、5は0
である)のものである。
前述のように本発明の化合物は、特にリウマチ様関節炎
によって引起こされるような痛みの強い炎症状態の治療
に有効な非ステロイド系治療薬として有用であり、経口
、外用および非経口投与用に企図された形態全室めた徨
々の医薬投与形態による使用に特に適合する。更に本発
明の抗炎症化合物はシクロオキシゲナーゼ阻害活性を欠
いたり、元来のものから誘導される[性オキシムよリモ
潰瘍形成性が少ないという点も特異的である。加えて、
これら新規生成物の生体内における加水分解は、いずれ
の場合も、既知の211の抗炎症化合物を同時に生ずる
。従って、本BA細簀で特許請求された化合物の好適な
投与法は、上述の優れた性質から特に、経口である。
これに関して特に興味のあるのは、4−(2−アセトキ
シベンゾイルオキシ)−2−メチル−N−(2−ピリジ
ニル)−2H−1,2−ベンゾチアジン−8−カルボキ
シアミド1,1−ジオキシ)”、4−[α−(4−イソ
ブチルフェニル)−10ピオニルオキシ]−2−メチル
−N−(2−ピリジニル)−2H−1,2−ベンゾチア
ジン−3−カルボキシアミド1.1−ジオキシド、4−
Cα−(a−ペンゾイルフェニルンフロビオニルオキシ
〕−2−メチル−N−(2−ピリジニルノー2H−1,
2−ベンゾチアジン−8−カルボキシアミド1.1−ジ
オキシド、呈−4−〔α−(6−メトキシナフト−2−
イルンブロビオニルオキシ〕−2−メチル−N−(2−
ピリジニル)−2H−1,2−ベンゾチアジン−8−カ
ルボキシアミド1.1−ジオキシド、2−メチル−4−
〔α−(8−フェノキシフェニル)フロピオニルオキシ
] −N−(2−ピリジニル)−2B−1。
2−ベンゾチアジン−8−カルボキシアミド1.1−ジ
オキシドおよび4−〔α−(2−フルオロ−4−ビフェ
ニリル)プロピオニルオキシフ−2−メチル−N−(2
−ピリジニル)−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−
カルボキシアミド1.1−ジオキシドのような本発明の
代表的な好適な化合物である。これらの特定の化合物は
経口投与法による多くの痛みの強い炎症状態の争僚に特
に有効である。
本発明の新規化合物の合成経路において、式:(式中R
およびZはそれぞれ前に定義されたものである)の出発
のオキシカム化合物を少なくとも等モル量の式: (式中Yおよび外はそれぞれ前に定義されたものであり
、Xは塩素または臭素である)のアシルハライドと反応
させる。この反応は通常少なくとも等量の適当な通常の
塩基の存在下、実質上無水条件で反応不活性有機溶媒中
で実施される。一般に反応は約0.5から72時間、約
θ℃から約50℃までの温度で行なわれるが、通常0−
10℃の低温で反応物を混合した後、室温付近で実施す
るのが最も好部会である。多くの不活性M@俗媒を使用
し得るが、芳香族炭化水素、ハロゲン化低級炭化水素、
低級アルキルケトン、低級アルカン炭化水素カルボン酸
の低級アルキルエステル、低級シアル中ルエーテル、ジ
オキサンおよびテトラヒドロフランのような溶媒を使用
するのが一般に最も型筒しい。好適な芳香族炭化水素と
してはベンゼン、トルエンおよびキシレンが挙げられる
;好適なハロゲン化低級炭化水素としてはメチレンクロ
リド、クロロホルム、エチレンジクロリドおよびL−テ
トラクロルエタンが挙げられる;好適な低級アルキルケ
トンとじてはアセトン、メチルエチルケトンおよびメチ
ルイソブチルケトンが挙げられる;好適な低級アルキル
エステルとしては酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプ
ロピル、プロピオン酸メチルおよびプロピオン醗エチル
が挙げられる;好適な低級ジアルキルエーテルとしては
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテルおヨヒジー
外−ブチルエーテルが挙げられる。本工程への使用に適
する通常の塩基としてはトリエチルアミンおよびピリジ
ンのような8級アミンと伴に酸化マグネシウム、重炭酸
ナトリウム、炭酸ナトリウムのようなアルカリ並属2よ
びアルカリ土類金稿の酸化物、重炭酸塩、炭酸塩が挙げ
られる。使用される通常の塩基は反応中に形成される遊
離のハロゲン化水素を中和するのに十分なシ存在させな
ければならないことに注意しなければならない。
トリエチルアミンは反応混合物中から不陪性固体のハロ
ゲン化水素塩の沈殿物として容易に除去できるので最適
である。
矢に反応を薄層クロマトグラフ・f−を用いて、反応完
了に必要な時間全決定し、同時に不必要な加熱費を避け
、副産物のレベル金増加し、収率を低下させる過剰な反
応時間を避ける。
本発明の新規の2−7セトキシベンゾイルおよび環置換
α−アリールプロピオニル誘導体の合成に必要な出発物
質は全て既知化合物である。例えば、4−ヒドロキシ−
2−メチル−N−(2−ピリジニル)−2H−1,2−
ベンゾチアジン−3−カルボキシアミド1,1−ジオキ
シド、4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(6−メチル
−2−ピリジニル)−2H−1,2−−”’:ンゾチア
ジンー8−カルボキシアミド1.1−ジオキシドおよび
4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2−チアゾリル)
−2H−1,2−べ/ジチアジン−8−カルボキシアミ
ド1,1−ジオキシドは、容易に入手できる万機物質か
らの合成’ttめ、J・G、ロンパルジノ(Lomba
rdino )らによるジャーナルオブ(1978)の
論文とJ、G、ロンパルジノによる米国特許第8,59
1,584号に全て完全に記載されている。本発明の工
程における出発原料として必要な他の類似オキシカムは
当業者によく昶られた方法によって容易に入手できる、
例えば、本明細書の発明の背景の部に引用された他のオ
キシカムの特許文献全参照せよ。
一万、本発明工程に記述されたアシル化剤として使用さ
れるアシルハライド化合物は本質的に新規化合物でおり
、本明細書の実験の部(合成例A−F)に後述されるよ
うな従来の有機合成法に従って相当する百機醒ヲチオニ
ルクロリドまたはプロミド、またはオキザリルクロリド
のような適当なハロゲン化剤で処理して合成される。ア
シルハライドに誘導される有機酸出発物質は全て既知薬
品でるり、合成例A−Fで合成、同定される。
(作用) 本発明の新規の2−アセトキシベンゾイルおよヒ環置換
α−アリールプロピオニルオキシカムエステルは全て抗
関節炎剤として治療に使用するのに容易に適合する。例
えば本発明の代衣的で好適な薬品でめる4−〔α−(3
−ベンゾイルフェニル〕プロピオニルオキシ〕−2−メ
チル−N−(2−ピリジニル)−2H−1,2−ベンゾ
チアジン−3−カルボキシアミド1,1−ジオキシドは
〔C,A、ウィンター(Winteりらによりプロシー
デイグズオプザソサイアティフォーエクスペリメンタル
バイオロジーアンドメデイシン(ProC。
心じユ1三計」す土←」む−(。)、111巻、p、5
44(1962)に記載された〕標準カラゲニン誘発ラ
ット足浮腫試験において抗炎症活性を示す。すなわち3
2q/kyの投与レベルで経口投与すると膨潤i64%
抑制させることが判明した。本明細書に記載された2−
アセトキシベンゾイルおよヒ環11換α−アリールプロ
ピオニル誘導体は付加的な利点も示す。例えば4−〔α
−(3−ベンゾイルフェニル)フロピオニルオキシ]−
2−、、+チル−N−(2−ピリジニル)−2H−1,
2−ベンゾチアジン−8−カルボキシアミド1,1−ジ
オキシドはりボキシゲナーゼ/シクロオキシゲ−t−ゼ
阻害に関して0002/10μMf)IC,、値を持つ
これによってこの化合物は実質上シクロオキシゲナーゼ
阻害活性を欠き、それ故そこから誘導されるオキシカム
よりもかなり潰瘍形成性が低いことが示される。更に本
新規生成物の生体内加水分解により既知の2種類の抗炎
症化合物(すなわち、ピロキシカムおよびケトプロフエ
ンンが同時に生底する。本発明の他のオキシカムエステ
ル化合物も同様の結果を与える。
本発明のオキシカムエステルは経口、非経口または外用
のいずれかで投与し得る。一般にこれらの化合物は1日
当り約5.0〜から約1000In9までの範囲内の投
与量で投与されるのが最も型筒しい。しかし治療を受け
る患者の体重および状態、および選択された特定の投与
経路によって変動が必要になることもある。しかし1日
に体重1kg当り約0.08III9から約161n9
の範囲内の投与蓋が使用に最適である。それにもかかわ
らず、選択された薬剤的処方様式や投与を実施する期間
や間隔と伴に、治療を受ける動物鴇および該薬剤への個
々の感受性によってやはり変動が起こり得る。ある場合
には、上述範囲の下限以上の投与量がより適切であり、
他の場合には、より多量の投与が危険な副作用奮起こさ
ずに使用され得る。このような多量の投与レベルはまず
いくつかの少量投与に分割して−H中投与するようにし
て供給される。
本発明のオキシカムエステルは上に示した8経路のうち
いずれかによって、単独でまたは医薬として適当な担体
との混合物として投与され得る。
特に本発明の新規の治掠薬は広範囲の投与型式で投与が
可能である、すなわC)種々の医薬として適当な不活性
担体と混合して錠剤、カプセル、薬用ドロップ、トロツ
チ、ハードキャンディ−1粉末、スプレー、クリーム、
胃薬、生薬、ゼリー、ペースト(泥膏)、ローション、
軟膏、水性懸濁敵、注射可能溶液、エリキシル、シロッ
プなどの様式で投与し得る。担体としては、固体の希釈
剤や充填剤、滅菌水温媒2よび種々の無毒の有機温媒な
どが挙げられる。更に、経口用医薬組成物は適当に甘味
や香りt付は得る。一般に、本発明の治療に有効な化合
物は、このような投与型において重量で約0.5%から
約90%の範囲の濃度レベルで含まれる。
経口投与では、微細結晶性セルロース、クエン酸ナトリ
ウム、炭酸カルシウム、リン酸水素カルシウムおよびグ
リシンのような種々の賦形剤を含む錠剤は殿粉(好適な
のはトウモロコシ、ジャガイモでたけタピオカの澱粉)
、アルギン酸およびケイ酸複合体をポリビニルピロリド
ン、ショ糖、ゼラチン2よびアラビアゴムのような顆粒
結合剤と一緒に使用される。更にステアリン酸マグネシ
ウム、ラウリル硫酸ナトリウムおよびメルクのような潤
滑剤も錠剤化工程にしばしは非常に有効である。同様の
型式の固体組成物はゼラチンカプセル中の充填剤として
も使用され、好適な物質としては高分子量のポリエチレ
ングリコールと伴に乳糖またはミルクシュガーも挙げら
れる。水性懸濁液またはエリキシルが経口投与に好まし
い場合、活性成分上棟々の甘味料や香料、看色剤や色素
、もし必要ならば乳濁剤または懸濁剤と水、エタノール
、プロピレングリコール、グリセリンおよびそれらの種
々の混合物などの希釈剤と一緒にして混合される。
非経口投与には、これらのオキシカムエステルのとlま
たは落花生油溶液またはプロピレングリコール水溶液を
使用し得る。もし必要ならは、水浴液を適当に緩衝化(
pH>8)L、液体希釈剤でまず等張にする。この水溶
液は静脈内注射用に好適である。また油状溶液は関節内
、筋肉内および皮下注射に好適である。更に、皮膚や目
の炎症状態を治療する場合に上述のオキシカムエステル
を外用に投与することも可能であり、通常の医薬慣例に
従って、クリーム、ゼリー、ペイスト、軟膏、浴液など
の手段によって実施されるのが好ましい。
本発明の化合物の抗炎症活性は前述の標準カラゲニン訪
発ラット足浮腫試験で証明される。この試験では、抗炎
症活性はカラゲニンの足底注射に関して、塩アルピッラ
ット(体重15θ−190f)の後足における浮腫形成
の阻害パーセントとして決定される。通常水浴液型式で
薬品を投与した1時間後、カラゲニンを1%水浴液(0
,05gj)として注射した。浮腫形成は、カラゲニン
を注射する足の最初の容積と注射後8時間後の足の容積
を測定して評価でれる。カラゲニン注射後8時間目の容
積の増加は個体の感受性に依存する。薬品処理動物(ラ
ット6頭/群)と賦形剤のみを受けた対照群との間の感
受性の差異が経口投与で83〜/ゆのフェニルブタシン
のような標準化合物によって得られる結果との比較で顕
著でろるならば、化合物は活性であるとみなされる。
(実施例) 合成例A アセチルサリチル!!(アスピリン)(10,Or。
0.0555s□loをメチレンクロリド(l O07
)中でよく撹拌して懸濁液とし、メチレンクロリド(2
0wt)に溶解したオキザリルクロリド(14,12・
0・111 tholm )を滴加した。次に生じた反
応混合物を2時間還流し、室温(〜20℃)に冷却した
。得られた透明な無色語液を真空下で濃縮して乾固する
と実質的に溶媒と過剰のオキザリルクロリドのない残留
物が得られた。この方法で、実質上、純粋な2−アセト
キシベンゾイルクロリド(アセチルサリチリルクロリド
)(11,7?)が透明な無色液体の形状で容易に得ら
れた。この生成物(赤外線吸収スペクトルを用いて確認
した)を何の精製も行なわずに次の反応工程に使用した
生成物の収率は定量的であると考えられた。
合成例B メチレンクロリド(200++s/)に溶解したα−(
4−イソブチルフェニルンブロピオン酸(イブプロフェ
ン)(8,1?、0.015常o1g)の溶液をよく撹
拌し、オキザリルクロリド(8,8f 。
0.080 mole)を添加した。生じた反応混合物
を2時間撹拌し、室温に冷却した。得られた透明な無色
#液を真空下で濃縮して乾固すると実質的に溶媒と過剰
のオキザリルクロリドのない残留@が得られた。この方
法で実質上純粋なα−(4−イソブチルフェニルノプロ
ビオン酸クロリドが透明な無色油状物として容易に得ら
れた。この生成物を何の精製も行なわずに次の反応工程
に使用した。
生成物の収率は定量的でるると考えられた。
合成例C α−(8−ベンゾイルフェニル)フロピオン宜(ケトプ
ロフェン) (500q 、 0.002 rnolg
)にチオニルクロリド(5sd、8.21?、0.06
9moloを添加すると透明な黄色溶液が生じた。この
混合物を一時間還流して、室温に冷却した。得られた透
明な緑色溶液を真空下で濃縮してほとんど乾固して過剰
のチオニルクロリドを除き、生じた残留物をベンゼンと
共沸し、留去すると黄色油状物が得られた。この方法で
、実質上純粋なα−(3−ベンゾイルフェニル)プロピ
オニルクロリトカ得られ、更に何の精製も行なわずに次
の反応工程に使用し九。生成物の収率は定量的であると
考えられた。
合成例D 4−α−(6−ノドキシナフト−2−イル)プロピオン
#l(ナプロキセン)(8,0g、0.0130mol
e)にチオニルクロリド(10m)を添加して生じた混
合物を1時間還流した。この唾点で、反応混合物は褐色
溶液となり、室温に冷却した。次にこの溶液を真空下で
濃縮して乾固し、生じた残留物を2回ベンゼンと共沸し
、留去すると粗製の褐色生成物が得られた。この物質を
ジエチルエーテル中でこすり、吸引濾過して、真空下で
一定重量になるまで乾燥すると純粋なd−α−(6−ノ
ドキシナフト−2−イル)フロピオニルクロリド(L2
g、37%)が褐色結晶性固体として得られた。この物
質を更に何の精製も行なわないで次の反応工程に使用し
た。
合成例E α−(3−フェノキシフェニル)プロピオン酸(フエノ
プo7zン)(500mg、0.00189no1g)
にオキザリルクロリド(5m、?、23g、0、057
 mojg)を注意深く添加するとほとんど透明な混合
物が得られた。最初の激しい反応が静まった後、反応混
合物を1時間還流すると懸濁液が生じ、次にチオニルク
ロリド(5yLt)を冷却した懸濁液に添加した。得ら
れた反応混合物を1時間還流すると灰色溶液が得られ、
室温に冷却した。
この溶液を真空下で濃縮して乾固し、過剰の試薬を除去
し、生じた残留物をベンゼンと共沸すると最終的に純粋
なα−(3−フェノキシフェニル)プロピオニルクロリ
ドが得られた。この生成物を更に何の精製も行なわない
で次の反応工程に使用した。生成物の収率は定量的であ
ると考えられた。
合成例F α−(2−フルオロ−4−ビフェニル)フロピオン酸(
フラビプロ7エン)(500■、0、00205 mo
le)に、チオニルクロリド(5d。
8.21g、0.069扉o1g)を添加すると透明な
黄色溶液が生じた。この混合物を1時間還流し、室温に
冷却した。得られた透明な黄色溶液を真空下で濃縮して
乾固し、過剰のチオニルクロリドを除去し、生じた残留
物をベンゼンと共沸すると目的の生成物が得られた。こ
の方法で、実質的に純粋なα−(2−フルオロ−4−ビ
フェニル)フロピオニルクシリドが容易に得られ、更に
何の精製も行なわないで次の反応工程に使用した。生成
物の収率は定量的であると考えられた。
実施例L (米国特許第3.591.584号の記述に従って合成
した)4−ヒト四キシー2−メチル−N−(2−ピリジ
ニル)−2ff−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボ
キシアミド1,1−ジオキシド(6,5g、0.019
 mojg)をトリエチルアミン(8,87−,2,8
2g、0.028 rnole)t−含んだメチレンク
ロリド(20ON)に溶解し、その溶液を乾燥窒素気流
下よく撹拌し、そこにメチレンクロリド(20tJ)に
溶解した2−アセチルベンゾイルクロリド(合成例Aの
生成物)(5,76g、0.029me E g )の
溶液を滴加した。生じた混合物全室温(−20℃)で1
8時間撹拌した。この時点で、反応混合物を重炭酸ナト
リウム飽和水溶液で3回、塩化ナトリウム飽和水溶液で
1回連続的に洗浄した。次に有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し。
F遇して留去すると赤褐色泡状物が得られた。この物質
をシリカゲルカラムに掛け、メチレン夕日リド/酢酸エ
チル(容積で4:l)で溶離して、目的の分離を果した
。目的の溶出液を留去すると粗製生成物が得られ、ジエ
チルエーテル/酢酸エチル(容積で9=1)中でこする
と最終的に白色固型生成物が生じ念。この固型物を濾過
し、酢酸エチルから2回再結晶すると純粋な4−(2−
アセトキシベンゾイルオキシ)−2−メチル−N−(2
−ピリジニル)−2ff−1,2−ベンゾチアジン−3
−カルボキシアミド1.1−ジオキシド(442■、4
%; m、p、170−173℃)が得られた。この純
粋な生成物は元素分析に加えて、更に薄層クロ1トゲラ
フイーおよび赤外線吸収スペクトルにより確認された。
元素分析・C鵞48@@N、OアSの計算値:C、,5
8,41:H,8,88:N、 8.52実測値:C,
58,20;H,4,13;N、8.41実施例2゜ 4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2−ピリジニル)
−2M−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキシアミ
ド1,1−ジオキシド(8,8!I。
0.0115 yao(g)をトリエチルアミン(2,
09M。
1、52g、0.015 mol )を含んだメチレン
クロリド(200m)に溶解し、その溶液を乾燥窒素気
流下よく攪拌し、そこにメチレンクロリド(25d)に
溶解したα−(4−イソブチルフェニル)プロピオニル
クロリド(合成例Bの生成物)(8,37g、0.01
5 mole)の溶液を滴加した。
生じた反応混合物を室温で18時間撹拌した。この時点
で、反応混合物を重炭酸す) IJウム飽和水溶液で2
回、塩化ナトリウムf!j!和水溶液で1回連続的に洗
浄した。次に有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
濾過し、得られたP液を真空下で濃縮すると黄色泡状物
が得られた。この物質を酢酸エチル/ヘキサンから再結
晶すると純粋な4−〔α−(4−(ノブチルフェニル)
フロピオニルオキシフ−2−メチル−N−(2=ピリジ
ニル)−2ff−1,2−ベンゾチアジン−3−カルホ
キシア之ド1,1ジオキシドCB、61/、60%)が
&F、235−237℃の白色結晶として得られ九。
この純粋な生成物は元素分析に加えて、薄層り四マドグ
ラフィーおよび赤外線吸収スペクトルにより確認された
元素分析、 C,、H,、N、O,Sの計算値:c、6
4.72;H,5,63;#、8.09実測値:C,6
4,37;H,5,75;#、8.07実施例8゜ 4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2−ピリジニル)
−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキシ゛γ
ミド1.l−ジオキシド(ピロキシ力! ) (4ti
 Om?、0.00139 mole)f ト’)エチ
ルアミン(0,27d、 l 971!、0.0019
5mole)f含んだメチレンクロリド(35m)にm
解し、その溶液を乾燥窒素気流下よく撹拌し、そこにメ
チレンクロリド(15d)に溶解したα−(3−ベンゾ
イルフェニル)プロピオニルクロリド(合成例Cの生成
物)(545iy、0.002mo l g )の溶液
を滴加し之。生じた反応混合物を室温で4時間撹拌した
。この時点で、反応混合物を重炭酸ナトリウム飽和水溶
液で2回、塩化ナトリウム胞和水溶液で1回連続的に洗
浄した。次に有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
濾過し、得られた戸数を真空下で濃縮すると黄褐色油状
残留物が得られた。この物質を酢酸エチル中でごすり、
F退して乾燥すると黄色固型物が得られた。
これは薄層クロマトグラフィー分析により出発原料であ
る未反応のピロキシカムであると確認された。上述工程
で得られた酢酸エチル戸液を真空下で濃縮すると残留物
が得られた。この物質をシリカゲルカラムに掛け、メチ
レンクロリド/酢酸エチル(容積で9=1)で溶離して
、目的の分離を果しな。目的の溶出液を留去すると油状
残留物として粗製生成物が得られ、これをメチレンクロ
リド(25++t/)に溶解!、た。この有機溶液を3
N水酸化ナトリウム水溶R(10d)で洗浄し、有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥り、、濾過した。
得られたp液を減圧下でam−!ると純粋な4−〔α−
(3−ベンゾイルフェニル)フロピオニA/オキシ〕−
2−メチル−N−(2−ピリジニル)−2H−1,2−
ベンゾチアジン−3−カルボキシアミド1,1−ジオキ
シド(220q、26%)が黄色泡状物として得られた
。純粋な生成物は質量スペクトル、薄層クロマトグラフ
ィーおよび赤外線吸収スイクトルによって確認された。
慟−ヒドロキシ−2−メチル−N−C2−ピリジニル)
−277−1,2−ベンゾデアジン−3−カルボキシア
ミド1.1−ジオキシド(1,14g、0.00345
 moLg)をトリエチルアミン(0,671,484
η、0.0048 mole)を含んだメチレンクロリ
ド(7511t)に溶解し、その溶液を乾燥窒素気流下
よく撹拌し、そこにメチレンクロリド(25rnt)に
溶解したd−α−(6−メトキシナフト−2−イル)プ
ロピオニルクロリド(合成例りの生成物)(12g、0
.0048m016)の溶液を滴加した。生じた反応混
合物を室温で18時間撹拌し念。反応混合物を重炭酸す
l−IJウム飽和水溶液で2回、塩化す) IJウム飽
和水溶液で1回連続的に洗浄した。次に有機層を無水硫
酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、真空下で濃縮すると黄
色泡状物(収44L8%)が得られた。この物質金シリ
カゲルカラムに掛け、メチレンクロリド/酢酸エチル(
容積で9=1)で溶離し、目的の分離を果した。目的の
溶出液を留去すると、黄色泡状物として粗製生成物(I
N)が得られ、これ全少量のトルエン中で撹拌した。こ
の混合物に撹拌しながら石油エーテルをゴム状物がでさ
るまで添加し、溶媒をデカンテーションにより除去した
。このゴム状物を石油エーテル中でこすり、溶媒中、1
時間撹拌し、デカンテーションをし、この全工程を更に
2回繰返した。最終的に、このゴム状物を新鮮な石油エ
ーテル中、約64時間撹拌すると微細白色粉末が形成さ
れ次。この粉末を吸引濾過で集め、ジエチルエーテルで
よく洗浄し、真空下で一定1i量になるまで乾燥すると
純粋なd−壺−〔α−(6−メトキシナフト−2−イル
)プロピオニルオキシフ−2−メチル−N−(2−ピリ
ジニル)−211−1,2−ベンゾチアジン−3−カル
ボキシアミド1,1−ジオキシド(620ffl!?、
33%:ylt、j)、125℃)が得られた。純粋な
生成物は更に薄層クロマトグラフィーおよび元素分析に
よって確認された。
元素分析、CtoHzsNsOx Sの計算値:C,6
4,07;H,4,64;#、7.73実測値:C,6
3,87;H,4,68;#、 7.74実施例5゜ 4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2−ピリジニル)
−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキシアミ
ド1,1−ジオキシド(450■、0.00135 r
nole)をトリエチルアミン(0,26g、191#
、0.00189 mols)を含んだメチレンクロリ
ド(50■)に溶解し、その溶液を乾燥窒素気流下よく
攪拌し、そこにメチレンクロリド(25m)に溶解した
α−(3−フェノキシフェニル)プロピオニルクロリド
(合成例Eの生成物)(492111f、0.0 O1
89mole)t−滴加した。
生じた反応混合物を室温で4時間撹拌した。この時点で
反応混合物を重炭酸す) IJウム飽和水溶液で2回、
塩化ナトリウム飽和水溶液で1回連続的に洗浄した。次
に有機層を無水硫酸す) IJウムで乾燥し、濾過して
濃縮すると赤褐色油状物が得られた。この物質をシリカ
ゲルカラムに掛け、メチレンクロリド/酢酸エチル(容
積で9:1)で溶離し、目的の分離を果し次。目的の溶
出液を留去すると、黄色油状物として実質上純粋な生成
物が得られ、これを高度真空下に3時間おいた。この方
法で最終的に純粋な2−メチル−4−〔α−(3−フェ
ノキシフェニル)フロビオニルオイシ〕−N−(2−ピ
リジニル)−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カル
ボキシアミド1,1−ジオキシド水和物(230■、3
1%:’ m、p、80 85℃)が黄白色泡状物とし
て得られた。純粋な生成物は元素分析に加えて、更に質
量ス4クトル、薄層クロマトグラフィーおよび赤外吸収
スペクトルにより確認された。
元素分析、 CJ、、N5O6S−H,Oの計算値:C
,62,81;H:4.75;N、7.33実測値:C
,68゜09;H,4,81;#、6.48実施例6゜ 4−ヒドロキシ−2−メチル−N−(2−ピリジニル)
−2H−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキシアミ
ド1.1−ジオキシド(4851n9.0.00146
 mole)をトリエチルアミン(0,29ゴ、207
■、0.00205 m、ole)を含んだメチレンク
ロリド(35d)に溶解し、その溶液を窒素気流下よく
攪拌し、そこにメチレンクロリド(15117)に溶解
したα−(2−フルオロ−る−ビフェニリル)プロピオ
ニルクロリド(合成例Fの生成物)(539mg、0.
002 Q 5 rnoLg)の溶液を滴加した。この
工程が完了すると、生じた反応混合物を室温で4時間攪
拌した。この時点で、反応混合物を重炭酸す) IJウ
ム飽和水溶液で2回、塩化す) IJウム飽和水溶液で
1回洗浄した。次に有機層を無水硫酸す) IJウムで
乾燥し、戸遇し、得られたF液を真空下で濃縮すると黄
色油状残留物が得られた。この物質を酢酸エチル中でこ
すり、吸引濾過し乾燥すると淡黄色固型物が得られた。
これは薄層クロマトグラフィー分析により、出発原料で
ある未反応のピロキシカムであると確認された。上述工
程で得られた酢酸エチルF液を真空下で濃縮すると残留
物が得られた。この物質をシリカゲルカラムに掛け、メ
チレンクロリド/酢酸エチル(容積で9:1)で溶離し
て、目的の分離を果した。目的の溶出液を留去すると、
粘性黄色油状物として粗製生成物が得られ(収量;約3
00〜)、これをメチレンクロリド(10xj)に溶解
した。この有機溶液を3N水酸化ナトリウム水溶液(L
owt)で洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
して濾過した。得られたF液を濃縮すると純粋な4−〔
α−(2−フルオロ−4−ビフェニリル)フロピオニル
オキシフ−2−メチル−N−(2−ピリジニル)−2H
−1,2−ベンゾチアジン−3−カルボキシアミド1.
1−ジオキシド(180InI?、22%)が黄色油状
物として得られ、これはゆっくりと結晶化し、黄色固型
物(rrL、p、110−115℃)が得られた。純粋
な生成物は更に質量スペクトル、薄層クロマトグラフィ
ーおよび赤外線吸収スペクトルによって確認された。
(外5名)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは2−ピリジル、6−メチル−2−ピリジル
    、6−フルオロ−2−ピリジル、6−クロロ−2−ピリ
    ジル、5−メチル−3−イソオキサゾリルまたは2−チ
    アゾリルであり; Yは4−イソブチルフェニル、3−フェノキシフェニル
    、3−ベンゾイルフェニル、2−アセトキシフェニル、
    6−メトキシナフト−2−イルまたは2−フルオロ−4
    −ビフェニリルであり;Zは−CH=CH−またはSで
    あり; nは0または1である、ただしYが2−アセトキシフェ
    ニル以外である場合は、nは1であり、Yが2−アセト
    キシフェニルである場合は、nは0である。
  2. (2)Zが−CH=CH−で、Rが2−ピリジルである
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)nが0である特許請求の範囲第2項記載の化合物
  4. (4)nが1である特許請求の範囲第2項記載の化合物
  5. (5)Yが4−イソブチルフェニルである特許請求の範
    囲第4項記載の化合物。
  6. (6)Yが3−フェノキシフェニルである特許請求の範
    囲第4項記載の化合物。
  7. (7)Yが3−ベンゾイルフェニルである特許請求の範
    囲第4項記載の化合物。
  8. (8)Yが6−メトキシナフト−2−イルである特許請
    求の範囲第4項記載の化合物。
  9. (9)Yが2−フルオロ−4−ビフェニリルである特許
    請求の範囲第4項記載の化合物。
  10. (10)医薬として適当な担体と抗関節炎有効量の特許
    請求の範囲第1項記載の化合物からなる抗関節炎組成物
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