JPS61280555A - 感湿素子 - Google Patents

感湿素子

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JPS61280555A
JPS61280555A JP12300585A JP12300585A JPS61280555A JP S61280555 A JPS61280555 A JP S61280555A JP 12300585 A JP12300585 A JP 12300585A JP 12300585 A JP12300585 A JP 12300585A JP S61280555 A JPS61280555 A JP S61280555A
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JP
Japan
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humidity
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moisture
sintered body
humidity sensing
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JP12300585A
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Inventor
Shigeki Uno
宇野 茂樹
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野〕 本、発明は、感湿素子の改良に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
大気中の湿度を測定乃至検出する感湿素子く湿度センサ
)は、今まで極めて多種の方式のものが提案され、実用
化されている。特に、近年は電気的に直接湿度を検出で
きる方式の感湿素子が種々提案されている。かかる感湿
素子は、湿度の検出のみならず、湿度の制御をも簡便に
電気的信号で処理できる特長を有するために注目されて
いる。
ところで、上述した感湿素子は大気中の湿度を測定する
ため、大気中の水分を該素子を構成する感湿素体表面に
物理的に吸着させ、この時の素体表面の電気的抵抗を読
取るのが一般的である。こうした感湿素子の感湿素体と
しては、従来より高分子物質、金属酸化物の焼結体、又
は金属酸化物を焼付けたものが使用されている。しかし
ながら、かかる@湿素体を有する感湿素子では広t!囲
の湿度を検出することが困難であるという欠点があった
。例えば、高分子物質や金R酸化物を用いた場合は、感
湿素子の低湿度領域での抵抗値が1MΩ乃至10MΩ坏
、上と極めて大きくなるため、通常の電気的検出回路で
は容易に湿度を検出することができない。また、ある種
の金属酸化物を使用した感湿素子では低湿度領域での感
度が低く、湿度の検出が困難となる。このように従来の
感湿素子では、特に低湿度領域を精度よく検出すること
が困難であった。
〔発明の目的〕
本発明は、高湿度領域から低湿度領域の広範囲に亙って
一定かつ高い感度を有し、しかも低湿度領域でも使い易
い抵抗値を有する感湿素子を提供しようとするものであ
る。
〔発明の概要) 本発明は、感湿素体と、この感湿素体に接続された一対
の電極とを備えた感湿素子において、前記感湿素体が多
数の微細孔を有する焼結体からなり、かつ該焼結体は0
.1μm以下の微細孔で形成される空孔の体積総和が1
.0μm以下の微細孔で形成される空孔の体積総和に対
して15%以上の割合で分布していることを特徴とする
ものである。
上述した構成の本発明の感湿素子は、例えば25℃、相
対湿度5%の雰囲気の測定において約700にΩ、同温
度で相対湿度95%の雰囲気において約20にΩと極め
て広範囲な湿度領域で使用し易い抵抗値を示し、かつ感
度も大きく、更に全湿度領域で感度が一定で容易に検出
回路に適用し得る優れた湿度特性を有する。このような
帰れた湿度特性を示すのは、既述の如く感湿素体を形成
する焼結体の微細孔分布によるものと推定されるが、そ
の詳細な挙動については未だ不明である。
恐ら<、0.1μm以下の微細孔の中ではより大きい径
の微細孔とは水分の吸着し易さが異なり、両者の径を選
ぶことにより既述した優れた湿度特性を有する感湿素体
を備えた!!!%湿素子が得られるものと考えられる。
上記感湿素体を形成する焼結体の微細孔分布を限定した
理由は、0.1μm以下の微細孔で形成される空孔の体
積総和を1.0μm以下の微細孔で形成される空孔の体
積総和に対して15%未満にすると、低湿度領域での抵
抗値が高くなり、既述した湿度特性を得ることができな
くなる。
上記焼結体としては、例えばCr20321〜73モル
%、ZnO及びMgoの少なくとも一種25〜55モル
%、CuOO35〜8.0モル%、v2030゜5〜8
.0モル%、Li2O、Na2Q及びに20のうちの少
なくとも一種0.5〜8.0モル%からなる組成のもの
等を挙げることができる。かかる範囲では、低温から高
温に亙る広範囲で良好な感湿特性が(qられる。特に、
上記焼結体においてはZnO,ZnOとMQO1ZnC
rz04等ノスヒネル骨格に:Li2O、V203、C
ub、L i ZnVO+ガラス等がコーティングされ
た形態をとり、l t ZnVO4ガラス等の感湿度に
よる抵抗値変化を読取る。この際、ZnCr2O4等の
骨格の微細孔の状態が素子全体の感湿特性に大きな影響
を与える。Na、Kは、liと置き代わるがliが最も
好ましい。
なお、上述した本発明に使用する感湿素体を形成する焼
結体を得るには、例えば前記組成物からなる出発原料を
仮焼した後、この仮焼粉を充分に粉砕し、これを原料と
して成形、焼結する方法を採用し得る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
実施例1 まず、出発原料とし、て酸化クロム、酸化亜鉛、酸化マ
グネシウム、酸化銅、炭酸ナトリウム、炭酸リチウム及
び酸化バナジウムの微細粉末を用い、これら出発原料を
Cr2O3、zno、MQOlcuo、L120.V2
03(1)−Tニル比で45.43.1.3.4.4と
なるように秤」した後、ボットミルで24時時間式混合
した。つづいて、この混合物を120℃で12時間乾燥
した債、800℃で仮焼した。ひきつづき、この仮焼物
を粉砕機で1.5時間湿式粉砕した後、120℃で12
時間、再度乾燥して原料粉末を調製した。
次いで、前記原料粉末にポリビニルアルコール(粘結剤
)を2重層%添加し、ライカイ凶で造粒した後、この造
粒物を500 Ks / ciの条件で加圧成形して直
径10M1厚さ2Jwの円板状成形体を形成した。つづ
いて、この成形体を1300℃の温度下で2時間焼成し
た後、焼結体の両主面を研磨して厚さ1Mの感湿素体を
作製した。ひきつづき、この感湿素体の両主面に酸化ル
テニウムペーストをスクリーン印刷した後、約700℃
で焼付けを行なって直径7#1の電極を形成し、第1図
に示す感湿素子を製造した。なお、第1図中の1は、感
湿素体、2は電極である。
実施例2.3 上記実施例1における仮焼物の粉砕時間を1時間及び2
時間行なった以外、同実施例1と同様な方法により感湿
素子を製造した。
比較例1 上記実施例1における仮焼物の粉砕時間を30分間行な
った以外、同実施例1と同様な方法により感湿素子を製
造した。
しかして、本実施例1〜3及び比較例1の焼結体からな
る感湿素体について、水銀ポロシメータでその微細孔分
布を測定したところ、下記第1表に示す結果を得た。
第1表 また、本実施例1〜3及び比較例1の感湿素子について
周囲部125℃下での湿度特性を調べたところ、第2図
に示す特性図を得た。なお、第2図中の八1〜A3は夫
々本実施例1〜3の感湿素子の特性線、B1は比較例1
の感湿素子の特性線を示す。この第2図より明らかなよ
うに本実施例1〜3の感湿素子では低湿度領域から高湿
度領域に亙って低抵抗値で、高感度であり、かつ感度も
一定で極めて使い易い特性を有することが分る。
例えば、実施例1の感湿素子では相対湿度5%では65
0にΩ、相対湿度95%では23にΩを示す。
実施例4 まず、出発原料として酸化クロム、酸化亜鉛、酸化マグ
ネシウム、酸化銅、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム及び
酸化バナジウムの微細粉末を用い、これら出発原料をC
r2O3、zno、MgO1cuo、Na2O、K20
.V203のモル比で45.43.1.3.2.2.4
となるように秤量した後、ボットミルで24時時間式混
合した。
つづいて、この混合物を120℃で12時間乾燥した後
、800℃で仮焼した。ひきつづき、この仮焼物を粉砕
機で1.5時冊湿式粉砕した後、120℃で12時間、
再度乾燥して原料粉末を調製した。
次いで、前記原料粉末にポリビニルアルコール(粘結剤
)を2重量%添加し、ライカイ機で造粒した後、この造
粒物を500Kg/CIdの条件で加圧成形して直径1
01111、厚さ2tmの円板状成形体を形成した。つ
づいて、この成形体を1300℃の温度下で2時間焼成
した後、焼結体の両生面を研磨して厚さ1Mの感湿素体
を作製した。ひきつづき、この感湿素体の両生面に酸化
ルテニウムペーストをスクリーン印刷した後、約700
℃で焼付けを行なって直径7mの電極を形成し、前述し
た・ 第1図と同構造の感湿素子を製造した。
実施例5.6 上記実施例4における仮焼物の粉砕時間を1時間及び2
時間行なった以外、同実施例4と同様な方法により感湿
素子を製造した。
比較例2 上記実施例4における仮焼物の粉砕時間を30分間行な
った以外、同実施例4と同様な方法により感湿素子を製
造した。
しかして、本−実施例4〜6及び比較例2の焼結体から
なる感湿素体について、水銀ポロシメータでその微細孔
分布を測定したところ、下記第2表に示す結果を得た。
第2表 また、本実施例4〜6及び比較例2の感湿素子について
周囲温度25℃下での湿度特性を調べたところ、第3図
に示す特性図を得た。なお、第3図中のA4〜八6は夫
々本実施例4〜6の!!i湿素子の特性線、B2は比較
例2の感湿素子の特性線を示す。この第3図より明らか
なように本実施例4〜6の感湿素子では低湿度債域から
高湿度領域に1って低抵抗値で、高感度であり、かつ感
度も一定で極めて使い易い特性を有することが分る。
例えば、実施例4の感湿素子では相対湿度5%では57
0にΩ、相対湿度95%では14にΩを示す。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明によれば相対湿度5〜95%
という高湿度領域から低湿度領域の広範囲に亙っで低抵
抗で一様な感度で湿度検出が可能であり、しかも低湿度
領域でも使い易い抵抗値を有する感湿素子を提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す感湿素子の斜視図、第
2図は本実施例1〜3及び比較例1の感湿素子における
相対湿度と抵抗値との関係を示す特性図、第3図は本実
m例4〜6及び比較例2の感湿素子における相対湿度と
抵抗値との関係を示す特性図である。 1・・・感湿素体、2・・・1i極。 出願人代理人 弁理士  鈴江武彦 第1図 ブa弧拾1゛濃 (0ム) 第2図 s’u4.羨(01,) 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  感湿素体と、この感湿素体に接続された一対の電極と
    を備えた感湿素子において、前記感湿素体が多数の微細
    孔を有する焼結体からなり、かつ該焼結体は0.1μm
    以下の微細孔で形成される空孔の体積総和が1.0μm
    以下の微細孔で形成される空孔の体積総和に対して15
    %以上の割合で分布していることを特徴とする感湿素子
JP60123005A 1985-06-06 1985-06-06 感湿素子 Expired - Lifetime JPH0736008B2 (ja)

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JPH0736008B2 JPH0736008B2 (ja) 1995-04-19

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975601A (ja) * 1982-10-22 1984-04-28 株式会社 東京カソ−ド研究所 多孔質感湿抵抗体の製造方法
JPS6132402A (ja) * 1984-07-24 1986-02-15 三菱電機株式会社 感湿素子
JPS6132403A (ja) * 1984-07-24 1986-02-15 三菱電機株式会社 感湿素子

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975601A (ja) * 1982-10-22 1984-04-28 株式会社 東京カソ−ド研究所 多孔質感湿抵抗体の製造方法
JPS6132402A (ja) * 1984-07-24 1986-02-15 三菱電機株式会社 感湿素子
JPS6132403A (ja) * 1984-07-24 1986-02-15 三菱電機株式会社 感湿素子

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