JPS61277958A - 有機感光体の乾燥方法 - Google Patents
有機感光体の乾燥方法Info
- Publication number
- JPS61277958A JPS61277958A JP11938985A JP11938985A JPS61277958A JP S61277958 A JPS61277958 A JP S61277958A JP 11938985 A JP11938985 A JP 11938985A JP 11938985 A JP11938985 A JP 11938985A JP S61277958 A JPS61277958 A JP S61277958A
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- JP
- Japan
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- drying
- photosensitive layer
- dried
- far
- drum
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- Granted
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/05—Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
- G03G5/0525—Coating methods
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、複写機用のドラムまたはシートに塗布された
有機感光体の乾燥方法に関する。
有機感光体の乾燥方法に関する。
(従来の技術)
ドラムまたはシートに塗布された有機感光体は。
通常、熱風オーブンまたはヒーターを用いて乾燥される
。しかし、このような乾燥方法では、感光層の表面のみ
が主として乾燥される。最初に乾燥された表面部分には
、膜が形成され、この膜が熱の浸透を妨害する。その結
果、感光層の内部が乾燥されにくくなる。内部まで完全
に乾燥させるには時間を要する。それゆえ、感光層の表
面と内部とで乾燥状態に違いが生じ、乾燥後の感光層の
表面に凹凸の生じる原因となる。また、ピンホールまた
は気泡が発生する原因にもなる。
。しかし、このような乾燥方法では、感光層の表面のみ
が主として乾燥される。最初に乾燥された表面部分には
、膜が形成され、この膜が熱の浸透を妨害する。その結
果、感光層の内部が乾燥されにくくなる。内部まで完全
に乾燥させるには時間を要する。それゆえ、感光層の表
面と内部とで乾燥状態に違いが生じ、乾燥後の感光層の
表面に凹凸の生じる原因となる。また、ピンホールまた
は気泡が発生する原因にもなる。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、そ
の目的とするところは、感光体の表面と内部とが実質的
に同時に乾燥され、その結果、短時間で乾燥しうる有機
感光体の乾燥方法を提供することにある。本発明の他の
目的は、ピンホールまたは気泡の発生のない有機感光体
の乾燥方法を提供することにある。本発明のさらに他の
目的は。
の目的とするところは、感光体の表面と内部とが実質的
に同時に乾燥され、その結果、短時間で乾燥しうる有機
感光体の乾燥方法を提供することにある。本発明の他の
目的は、ピンホールまたは気泡の発生のない有機感光体
の乾燥方法を提供することにある。本発明のさらに他の
目的は。
乾燥後の感光体の表面が平滑に保たれる有機感光体の乾
燥方法を提供することにある。
燥方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明の有機感光体の乾燥方法は、ドラムまたはシート
に塗布された有機感光体を遠赤外ヒーターを用いて乾燥
することを包含し、そのことにより上記目的が達成され
る。
に塗布された有機感光体を遠赤外ヒーターを用いて乾燥
することを包含し、そのことにより上記目的が達成され
る。
遠赤外ヒーターには、波長25〜1 、000μmのヒ
ーターが好ましい。ヒーターの出力は、乾燥される有機
感光体の組成および感光層の厚さに応じて決定される。
ーターが好ましい。ヒーターの出力は、乾燥される有機
感光体の組成および感光層の厚さに応じて決定される。
このような、遠赤外ヒーターを用いることにより、感光
層の表面と内部が実質的に同時乾燥される。感光層の表
面と内部とで乾燥状態に違いが生じることはない。した
がって、感光層は短時間で乾燥される。しかも乾燥後の
感光層の表面は平滑に保たれる。気泡やピンホールの発
生もない。
層の表面と内部が実質的に同時乾燥される。感光層の表
面と内部とで乾燥状態に違いが生じることはない。した
がって、感光層は短時間で乾燥される。しかも乾燥後の
感光層の表面は平滑に保たれる。気泡やピンホールの発
生もない。
本発明に用いられる遠赤外ヒーターは2例えば。
第1図および第2図に示すように、ドラム2をそら
の軸のまわりに回転させつつ搬送するコンベアベルト3
の両側に配置される。ドラム2には有機感光体が塗布さ
れている。ヒーター1はコンベアベルト3の面に垂直に
立設され、断熱材4により固定されている。ヒーター1
の長さは、少なくともドラム2の軸方向の長さより長く
される。
の両側に配置される。ドラム2には有機感光体が塗布さ
れている。ヒーター1はコンベアベルト3の面に垂直に
立設され、断熱材4により固定されている。ヒーター1
の長さは、少なくともドラム2の軸方向の長さより長く
される。
(実施例)
以下に本発明を実施例について述べる。
次のような組成の有機感光体を調製した。
N、N”−ジ(3・5−ジメチルフェニル)ペリレン−
3・4・9・10−テトラカルボン酸ジイミド
8重量部ポリ−N−ビニルカルバゾ
ール 100重量部ポリエステル樹脂
10重量部テトラヒドロフラン 200重量
部この有機感光体を円筒状アルミニウムドラム(120
nφX 340m、肉厚5酊)の表面に12μmの厚さ
に塗布した。感光体の塗布されたドラムを。
3・4・9・10−テトラカルボン酸ジイミド
8重量部ポリ−N−ビニルカルバゾ
ール 100重量部ポリエステル樹脂
10重量部テトラヒドロフラン 200重量
部この有機感光体を円筒状アルミニウムドラム(120
nφX 340m、肉厚5酊)の表面に12μmの厚さ
に塗布した。感光体の塗布されたドラムを。
第1図および第2図に示すような装置を用い、30μm
の遠赤外ヒーターにより乾燥した。乾燥中において、ド
ラムの感光層の表面およびドラムの内面の温度を非接触
温度測定器(日本電子KK製。
の遠赤外ヒーターにより乾燥した。乾燥中において、ド
ラムの感光層の表面およびドラムの内面の温度を非接触
温度測定器(日本電子KK製。
サーモピュアー)を用いて測定した。その結果を第3図
に示す。第3図から、感光層の温度は、その表面と裏面
とでほとんどずれがなく、感光層が均一に乾燥されてい
ることが明らかである。感光層の乾燥は約20分で完了
した。乾燥後の感光層の表面は平滑であり、気泡やピン
ホールの発生は認められなかった。
に示す。第3図から、感光層の温度は、その表面と裏面
とでほとんどずれがなく、感光層が均一に乾燥されてい
ることが明らかである。感光層の乾燥は約20分で完了
した。乾燥後の感光層の表面は平滑であり、気泡やピン
ホールの発生は認められなかった。
ル較拠
乾燥手段として遠赤外ヒーターの代わりに熱風オーブン
を用いたこと以外は、実施例と同様にして、有機感光体
を乾燥した。実施例と同じく感光層の表面および裏面の
温度を測定した。その結果を第3図に示す。第3図から
明らかなように、乾燥開始10分後には、感光層の表面
の温度と裏面の温度との間に50℃程度の差が生じた。
を用いたこと以外は、実施例と同様にして、有機感光体
を乾燥した。実施例と同じく感光層の表面および裏面の
温度を測定した。その結果を第3図に示す。第3図から
明らかなように、乾燥開始10分後には、感光層の表面
の温度と裏面の温度との間に50℃程度の差が生じた。
このことから、感光層が表面から不均一に乾燥されてい
ることが明らかである。しかも感光層の完全な乾燥には
約30分を要した。乾燥後の感光層の表面には凹凸があ
り、気泡やピンホールの発生も認められた。
ることが明らかである。しかも感光層の完全な乾燥には
約30分を要した。乾燥後の感光層の表面には凹凸があ
り、気泡やピンホールの発生も認められた。
(発明の効果)
本発明によれば、このように、有機感光体が短時間で乾
燥される。乾燥中において気泡やピンホールの発生もな
い。しかも乾燥後の感光体の表面は平滑である。その結
果、この有機感光体を用いて、n明な電子写真が得られ
る。
燥される。乾燥中において気泡やピンホールの発生もな
い。しかも乾燥後の感光体の表面は平滑である。その結
果、この有機感光体を用いて、n明な電子写真が得られ
る。
4、ヌ の 単な云′■
第1図は本発明の有機感光体の乾燥方法に用いられる装
置の一実施例を示す平面図、第2図は第1図の装置の側
面図、第3図は本発明の実施例および比較例における乾
燥時間と感光層の温度との関係を示すグラフである。
置の一実施例を示す平面図、第2図は第1図の装置の側
面図、第3図は本発明の実施例および比較例における乾
燥時間と感光層の温度との関係を示すグラフである。
1・・・遠赤外ヒーター、2・・・有機感光体ドラム。
3・・・コンベアベルト、4・・・a熱材。
以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ドラムまたはシートに塗布された有機感光体を遠赤
外ヒーターを用いて乾燥することを包含する有機感光体
の乾燥方法。 2、前記遠赤外ヒーターの波長が25〜1,000μm
の範囲である特許請求の範囲第1項に記載の有機感光体
の乾燥方法。 3、前記有機感光体が、ポリビニルカルバゾール、ピラ
ゾリン系誘導体およびヒドラゾン系誘導体のうちの少な
くとも一種である特許請求の範囲第1項に記載の有機感
光体の乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11938985A JPS61277958A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 有機感光体の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11938985A JPS61277958A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 有機感光体の乾燥方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61277958A true JPS61277958A (ja) | 1986-12-08 |
JPH0550742B2 JPH0550742B2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=14760288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11938985A Granted JPS61277958A (ja) | 1985-05-31 | 1985-05-31 | 有機感光体の乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61277958A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002013285A1 (de) * | 2000-08-09 | 2002-02-14 | Advanced Photonics Technologies Ag | Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines halbleitenden und/oder elektrolumineszenz zeigenden organischen schichtaufbaus |
WO2003038923A1 (de) * | 2001-10-30 | 2003-05-08 | Covion Organic Semiconductors Gmbh | Verfahren zur trocknung von schichten organischer hablaiter, letier oder farbfilter mittels ir und/oder nir-strahlung |
US7560217B2 (en) | 2004-12-09 | 2009-07-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method of forming electrophotographic photoreceptor and method of drying coating film |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58178360A (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-19 | Canon Inc | 電子写真感光体の製造方法 |
-
1985
- 1985-05-31 JP JP11938985A patent/JPS61277958A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58178360A (ja) * | 1982-04-13 | 1983-10-19 | Canon Inc | 電子写真感光体の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002013285A1 (de) * | 2000-08-09 | 2002-02-14 | Advanced Photonics Technologies Ag | Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines halbleitenden und/oder elektrolumineszenz zeigenden organischen schichtaufbaus |
WO2003038923A1 (de) * | 2001-10-30 | 2003-05-08 | Covion Organic Semiconductors Gmbh | Verfahren zur trocknung von schichten organischer hablaiter, letier oder farbfilter mittels ir und/oder nir-strahlung |
US7560217B2 (en) | 2004-12-09 | 2009-07-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Method of forming electrophotographic photoreceptor and method of drying coating film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0550742B2 (ja) | 1993-07-29 |
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