JPS6127790Y2 - - Google Patents

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JPS6127790Y2
JPS6127790Y2 JP750680U JP750680U JPS6127790Y2 JP S6127790 Y2 JPS6127790 Y2 JP S6127790Y2 JP 750680 U JP750680 U JP 750680U JP 750680 U JP750680 U JP 750680U JP S6127790 Y2 JPS6127790 Y2 JP S6127790Y2
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transmission
continuously variable
variable transmission
case
tractor
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JP750680U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、前部エンジンからの出力を無段変速
して後部走行用ギヤ変速機構に伝達する走行用油
圧式無段変速装置を、前記走行用ギヤ変速機構を
内装するミツシヨンケースの前面に取付けるとと
もに、前記ミツシヨンケースの前端がわ外周部
に、前記無段変速装置を覆う伝動ケースを接続し
たトラクタにおける伝動構造に関する。
冒記したトラクタにおける伝動構造としては、
例えば実開昭54−183834号公報に記載されている
ように、単にミツシヨンケースの前面に走行用油
圧式無段変速装置を取付け、ミツシヨンケースの
前端がわ外周部に前記無段変速装置を覆うケース
を接続したものが従来から知られている。
このような従来の構造によれば、第4図に示す
ように、無段変速装置3から発生した熱は、無段
変速装置3の取付面を形成する壁体5aを介して
ミツシヨンケース5全体並びに伝動ケース4に伝
わり、これらのケース4,5の外面から放散され
るのであるが、無段変速装置3の取付面を形成す
る壁体5aには熱が畜積され易く、ミツシヨンケ
ース5内部の温度が上昇するおそれがあるととも
に、無段変速装置3自体の冷却効果も悪かつた。
本考案は上記の実状に鑑み、ミツシヨンケース
の形状の改良により、無段変速装置から伝達され
てくる熱の外気への放散性能の向上を図るととも
に、ケース自体の軽量化を図り、全体として実用
上便利に使用できるようにせんとするものであ
る。
上記目的を達成するための本考案の特徴構成
は、冒記したトラクタにおける伝動構造におい
て、前記走行用油圧式無段変速装置の取付面を形
成する壁体の肉厚内に、前記壁体の外周端縁に開
口する凹入部を形成してある点にあり、かかる構
成から次の作用効果を奏する。
すなわち、壁体の肉厚内に凹入部を形成したの
で、無段変速装置の取付面を確保しながら、この
取付面を形成する壁体から外部に放熱させる放熱
面積が増大し、この壁体での熱の畜積量が少くな
り、無段変速装置から発生する熱の外気への放散
性能の向上を図り得るとともに、ミツシヨンケー
ス自体の軽量化をも図り得るのである。もつて、
全体として実用上便利に使用することが可能なト
ラクタにおける伝動構造を得るに至つた。
以下本考案の実施例を図面について詳述する。
第1図は、四輪駆動型農用トラクタの側面を示
し、前部エンジン1、走行クラツチ(図示せず)
を内装するクラツチハウジング2、走行用油圧式
無段変速装置3を内装する伝動ケース4、及び走
行用ギヤ変速機構を内装し、且つ、前面に前記無
段変速装置3を連結支承するミツシヨンケース5
(第2図及び第3図参照)が互いに接続されて機
枠が構成され、この機枠の前部に向き変更操作さ
れる左右前輪6,6、後部に左右後輪7,7が支
承されている。尚、図中8は操向用回転ハンド
ル、9は運転座席である。
前記エンジン1の出力は、走行クラツチを介し
て前記無段変速装置3に伝達され、この変速装置
3にて所望変速されたのち前記走行用ギヤ変速機
構に伝達され、このギヤ変速機構にて更に所望変
速されたのち前記後輪7,7並びに前記前輪6,
6へ伝達されるようになつている。
前記無段変速装置3は、前記伝動ケース4の側
壁に支承された変速ペダル10(第2図参照)に
て変速操作されるものであつて、ペダル10の支
軸11のケース4内の突出部に固着された揺動部
材12と、前記無段変速装置3の変速操作軸3a
(第3図参照)に固着された揺動部材13とがロ
ツド14を介して連動連結されている。尚、図中
15は、無段変速装置3の作動油のフイルターで
ある。
前記無段変速装置3の取付面を形成するミツシ
ヨンケース5の壁体としての前壁部5aが、第2
図及び第3図に示す如く、上下2箇所づつ凹入さ
れて凹入部S・・が形成されて外表面面積が大き
くなつており、これにより、第4図に示す従来実
施されている構造のものに較べて、ミツシヨンケ
ース5の前壁部5aに伝達されてくる無段変速装
置3からの熱の外気への放散性能が向上し、又、
ミツシヨンケース5自体も軽量になつている。
尚、本案を実施するに、前記前壁部5aを、そ
のケース巾に亘つて一連に凹入させる形態で実施
してもよいが、例示図に示す如く、複数箇所に分
離させて凹入させた方が強度上有利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るトラクタにおける伝動構造
の実施例を示し、第1図はトラクタの側面図、第
2図は無段変速装置装着部を示す一部切欠き平面
図、第3図は同部を示す正面図、第4図は従来例
の一部切欠き平面図である。 1……エンジン、3……無段変速装置、4……
伝動ケース、5……ミツシヨンケース、5a……
壁体、S……凹入部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前部エンジン1からの出力を無段変速して後
    部走行用ギヤ変速機構に伝達する走行用油圧式
    無段変速装置3を、前記走行用ギヤ変速機構を
    内装するミツシヨンケース5の前面に取付ける
    とともに、前記ミツシヨンケース5の前端がわ
    外周部に、前記無段変速装置3を覆う伝動ケー
    ス4を接続したトラクタにおける伝動構造であ
    つて、前記走行用油圧式無段変速装置3の取付
    面を形成する壁体5aの肉厚内に、前記壁体5
    aの外周端縁に開口する凹入部Sを形成してあ
    ることを特徴とするトラクタにおける伝動構
    造。 前記凹入部Sは、前記壁体5aの上下方向複
    数箇所において凹入されるものである実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のトラクタにおける
    伝動構造。
JP750680U 1980-01-22 1980-01-22 Expired JPS6127790Y2 (ja)

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JP750680U JPS6127790Y2 (ja) 1980-01-22 1980-01-22

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JP750680U JPS6127790Y2 (ja) 1980-01-22 1980-01-22

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JPS56108924U JPS56108924U (ja) 1981-08-24
JPS6127790Y2 true JPS6127790Y2 (ja) 1986-08-19

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ID=29604157

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