JPS61276900A - 濯ぎ助剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 伎炙汰夏 本発明は、自動食器洗浄機などに用いられる濯ぎ助剤に
関する。

従末生技批 食器、調理具などのような厨房用品を大量に洗浄する自
動食器洗浄機は１食堂施設などを中心として広く用いら
れている。このような洗浄剤においては、送り込まれた
食器等に洗浄剤をスプレーして汚れを落とし、ついで、
濯ぎ助剤をスプレーして仕上げ処理がなされる。濯ぎ助
剤は、洗浄を終えた食器等を速やかに乾燥させ。

また、水の中に含まれるカルシウム、マグネシウム塩等
の溶解物により乾燥後の食器表面に斑点状のスポットや
じみが残るのを防止するために使用される。そこで、濯
ぎ助剤としては、スポットの発生を防止して短い時間で
乾燥させることが要求される。また、スプレー後の濯ぎ
水は循環されて洗浄水として使用されるため、低泡性で
あることが望ましく、さらに１人体に対する安全性への
配慮も必要である。

濯ぎ助剤としては、たとえば、特公昭５９−４９９６０
号公報に、庶糖モノカプリレート、ソルビタンモノデカ
ネートのようなソルビタン、庶糖などと脂肪酸との部分
エステルが提案されている。

しかしながら、この濯ぎ助剤は、速乾性やスポット汚れ
の防止の点で未だ十分でなく、よりいっそうの改善がま
たれていた。

見匪勿■煎 本発明は、優れた速乾性およびスポット汚れの防止効果
を有する濯ぎ助剤を提供するものである。

光」！１１収 本発明の濯ぎ助剤は、レシチン、サポニン、フィチン酸
およびフィチン酸ナトリウムから選ばれる活性成分を少
なくとも１種以上含むことを特徴とする。

以下、本発明についてさらに詳細に説明する。

濯ぎ剤は、通常、濃厚原液の形をとり、使用に際して希
釈して用いられる。濯ぎ剤濃度が高すぎると、液の粘性
が高くなりハンドリングが面倒になったり、希釈時の濃
度調整が困難となる。また、濃度が低すぎると、経済的
に不利である。活性剤としてレシチンを用いる場合は、
濯ぎ剤中にレシチンを５〜４０重量％配合するのが適当
であり、サポニンの場合は５〜５０重量％、フィチン酸
の場合は５〜５０重量％、フィチン酸ナトリウムの場合
は５〜５０重量％が適当である。

また、本発明の濯ぎ助剤中には、主として粘度調整を目
的としてゼラチンを添加することができ、さらに、必要
に応じエタノール、プロピレングリコールなどの溶剤、
トルエンスルホン酸塩などのハイドロトロープ剤を添加
することもできる。

発明の効果 本発明の濯ぎ助剤は、スポット汚れの発生を有効に防止
し、しかも速乾性に優れたものである。また、循環して
洗浄剤中に混入された場合にも、発泡を生起せしめるこ
とがない。

実施例 下記第１表に示した組成の濯ぎ助剤を調製し、以下の条
件で洗浄、濯ぎを行って速乾性およびスポット汚れを評
価し、その結果を第１表に示した。

洗浄機：石用島播磨重工業■１１．ＪＶＤ−６型自動供
給装置：米国ベーター社製Ｈ−７ＬＯＯＲ洗浄剤：アル
カリ性自動食器洗浄機用洗浄剤、マイスターＬＥ（ライ
オンハイジーン■製）洗浄条件：洗浄剤濃度０．２％、
６０℃−４０秒間スプレー洗浄 濯ぎ条件：濯ぎ剤濃度０．Ｏ１％、８０℃−１５秒スプ
レー濯ぎ 評価方法ニガラス製のグラスを市販牛乳でむらし、４時
間風乾した後に、洗浄、 濯ぎを行い、以下の基準により目 視により判定した。

なお、スポット汚れはグラスｌＯ 個の平・均をとった。

グラスの風乾性 Ｏ：極めて良好 Ｏ：良好 Δ：やや劣る Ｘ：不良 グラスのスポット′れ ５点：全くスポットがない ４点ニスポットが１個ある ３点ニスポットが２〜３個ある ２点ニスポットが多数ある １点：全体に曇った感じがする （以下余白） 抱−ゴし−４ ロス・マイルス法ＪＩＳ　Ｋ−３３６２による。

Ａ：落下直後Ｏ〜４ｒｆｎ Ｂ：落下直後５〜９ｍ Ｃ：落下直後１０〜１５ｍ （以下余白）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、レシチン、サポニン、フィチン酸およびフィチン酸
   ナトリウムから選ばれる少なくとも１種を含むことを特
   徴とする濯ぎ助剤。