JPH0832912B2 - ガラス用洗浄剤組成物 - Google Patents

ガラス用洗浄剤組成物

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JPH0832912B2
JPH0832912B2 JP19208286A JP19208286A JPH0832912B2 JP H0832912 B2 JPH0832912 B2 JP H0832912B2 JP 19208286 A JP19208286 A JP 19208286A JP 19208286 A JP19208286 A JP 19208286A JP H0832912 B2 JPH0832912 B2 JP H0832912B2
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glass
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SANHOORU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガラス用洗浄剤組成物に関するものである。
更に詳しくは、酸性であり、すぐれた水切り効果を有
し、洗浄後水を流す事によりすすがれ、ふき取りを必要
とせず、しかもワックス効果によりくもりが起こりにく
いという特徴を有するガラス用洗浄剤組成物に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、この種のガラス用洗浄剤組成物は、中性又は弱
アルカリ性の水溶性であり、アンモニア水を使用し、こ
れと界面活性剤、水溶性溶剤等から成り立っていた。こ
れらの洗浄剤は、使用に際し、ガラス表面に直接スプレ
ーしたり、あるいはスポンジに含浸させてガラス表面を
拭いて洗浄した後、斑点や筋を残さないようにするため
に、乾いた布で後拭きすることが必要であった。しかも
温度や湿度の変化によって、洗浄後、ガラスの表面がく
もる等の問題は避けることができなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
近年、住宅が高層化し、室外のガラスを洗浄する場合
には、後拭きの点で危険性の問題があり、また、住宅の
密閉性が向上したことによって、室内のガラス面にくも
りが生じやすい環境になっている。
従って、本発明は上記の如き問題点を解決して、本来
の洗浄効果と共に、洗浄後の拭き取りを必要とせず、し
かもくもりが起こりにくいという特徴を有するガラス用
洗浄剤組成物を得ることを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成するために、鋭意検討
した結果、ガラス用洗浄剤組成物の有効成分として、酸
性水溶液においてポリオキシエチレンアルキルアミンと
非イオン活性剤を併用したときには、非イオン活性剤に
よって良好な洗浄効果が得られとともに、ポリオキシエ
チレンアルキルアミンがすぐれた水切り効果を与えて、
後拭きを必要とせず、しかもワックス効果によってくも
りが起こりにくくなることを見出し、本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明は、酸性水溶液においてポリオキシ
エチレンアルキルアミンと非イオン活性剤を有効成分と
して含有することを特徴とするガラス用洗浄剤組成物に
係るものである。
〔発明の構成と作用〕
本発明に用いられる酸性成分は、酢酸等の有機酸でも
良いし、塩酸等の鉱酸でも良い。特に揮発性を有する酢
酸あるいは塩酸の使用が好ましい。ポリオキシエチレン
アルキルアミンはアルキル基がC12〜C18のものが好まし
く、その中で牛脂脂肪酸より誘導されたアミンで、しか
も酸化エチレンを2〜15モル付加したものは、水切り効
果が特にすぐれているため、この発明にもっとも適して
いる。非イオン活性剤としては、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン
ブロック共重合体が使用できるが、その中で特に水溶性
の高いものが好ましい。又、必要に応じて水溶性溶剤を
使用することもできる。
本組成物を使用して行なうガラスの洗浄方法は、スプ
レーでガラスの表面にふきつけるかあるいはスポンジに
含浸させてガラスの汚れを拭き取る。特に室外等、水を
多量に流すことができる場所では多量の水をかけてすす
ぐだけで、斑点や筋が残らない。また室内においては、
通常のガラスクリーナーのごとく乾いた布で拭き取れば
良い。
本組成物により、ガラス表面はすぐれた水切り性を示
し、水をかけてすすいだ場合、水がはじかれてガラス表
面は斑点や筋を残すことなく乾燥する。一方室内におい
て拭き取られた場合、ワックス効果によって温度や湿度
の変化が起こっても、ガラスの表面にくもりを生じな
い。これはポリオキシエチレンアルキルアミンがガラス
表面に吸着される働きによるものと考えられる。
本発明において好ましき配合例は以下の通りである。
塩 酸 0.5〜3重量% ポリオキシエチレンアルキルアミン 0.5〜2重量% 非イオン活性剤 0.2〜1重量% 水 残分 あるいは、 酢 酸 0.5〜2重量% ポリオキシエチレンアルキルアミン 0.5〜2重量% 非イオン活性剤 0.2〜1重量% 水 残分 〔実 施 例〕 以下に、本発明の実施例をもって具体的に説明する。
実施例1. 下表の2種類の構成成分および配合量で酸性ガラス用
洗浄剤溶液を調整した。
本組成物の配合は、いずれも重量パーセントで、しか
も各構成成分は純分量で示される。
上記2種の洗浄剤溶液はいずれも透明状粘調水溶液で
あった。
実施例2. 実施例1.で調整した2種類の各洗浄剤溶液をスポンジ
に含浸させて汚れたガラス窓を洗浄し、乾いた布で後拭
きした結果、洗浄後汚れは完全に除去され洗浄効果は優
れていた。
又、後拭き後、ガラス表面に斑点や筋が残らずガラス
洗浄剤としての必要な要素を持ち合せていた。
実施例3. 実施例1.で調整した2種類の各洗浄剤溶液をスポンジ
に含浸させてガラス窓を洗浄した後、水を掛けて洗い流
した。水はガラス表面全体に拡がり、やがて薄い膜にな
って均一に乾燥、後は筋や斑点が残らずきれいに仕上っ
た。
一方、市販されているガラス洗浄剤溶液を同様にスポ
ンジに含浸させてガラス窓を洗浄した後、水を掛けて洗
い流した。水はガラス表面全体に拡がったが、やがて水
滴が多数ガラス表面に残り、水滴が乾燥するまでに長時
間を要し、しかも乾燥後はガラス表面に多数の斑点や筋
が残り、乾いた布での後拭きを必要とした。
更に上記処理により仕上った後のガラス表面にシャワ
ーして水を掛けた結果、実施例1.の洗浄剤溶液で処理し
たガラス表面上は均一に水が拡がり、乾燥後は斑点が残
らず、雨が降った時の汚れ防止の効果も認められた。一
方市販されているガラス洗浄剤溶液で処理したガラス表
面上には水滴となって付着し、乾燥後は多数の斑点が残
った。
実施例4. 実施例1.で調整した2種類の各洗浄剤溶液をスポンジ
に含浸させて室内のガラス窓を洗浄した後、乾いた布で
後拭きした後、閉め切った室内で湯を沸し湿度を高め
た。
洗浄をしていないガラス表面あるいは市販のガラス洗
浄剤で上記と同様の処理をしたガラス表面上に曇りが生
じたが、一方上記2種類の各洗浄剤溶液で処理したガラ
ス表面上には曇りが生じなかった。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明は、酸性水溶液においてポリオ
キシエチレンアルキルアミンと非イオン活性剤を必須成
分としたことにより、本来の洗浄効果とともにすぐれた
水切り効果を有し、後拭きを必要とせず、しかもワック
ス効果により、くもりが起こりにくいということを特徴
とするガラス用洗浄剤組成物を得ることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸性水溶液において0.5〜2重量%のポリ
    オキシエチレンアルキルアミンと0.2〜1重量%の非イ
    オン活性剤を必須成分とすることを特徴としたガラス用
    洗浄剤組成物。
  2. 【請求項2】酸性成分として、酢酸あるいは塩酸を使用
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガラ
    ス用洗浄剤組成物。
  3. 【請求項3】酸性成分において、0.5〜2重量%の酢
    酸、あるいは0.5〜3重量%の塩酸を使用することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. 【請求項4】ポリオキシエチレンアルキルアミンがC12
    〜C18のアルキル基を持ち、酸化エチレンを2〜15モル
    付加したものである特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。
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ZA925727B (en) * 1991-08-09 1993-03-10 Bristol Myers Squibb Co Glass cleaning composition.
JP2002003886A (ja) * 2000-04-19 2002-01-09 Dainippon Jochugiku Co Ltd 洗浄剤組成物
US20070225187A1 (en) * 2006-03-22 2007-09-27 Fujifilm Corporation Cleaning solution for substrate for use in semiconductor device and cleaning method using the same

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