JPH01118600A - すすぎ助剤 - Google Patents

すすぎ助剤

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JPH01118600A
JPH01118600A JP27505587A JP27505587A JPH01118600A JP H01118600 A JPH01118600 A JP H01118600A JP 27505587 A JP27505587 A JP 27505587A JP 27505587 A JP27505587 A JP 27505587A JP H01118600 A JPH01118600 A JP H01118600A
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Japan
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lysophosphatide
drying
rinsing
fatty acid
tableware
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JP27505587A
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Satoru Fujita
哲 藤田
Hideki Suzuki
秀樹 鈴木
Kaname Sakai
酒井 要
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Adeka Corp
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Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、食器、調理器具、クレートなどを洗浄するた
めの自動食器洗浄機においてすすぎ助剤として使用する
に適した組成物に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕自動
食器洗浄機による洗浄方法は、一般に、アルカリ洗浄剤
水溶液のスプレーによる洗浄工程、及び80〜90℃に
加温されたすすぎ助剤水溶液のスプレーによるすすぎ、
乾燥工程からなっている。
ここで使用される上記すすぎ助剤は、次のような特徴を
具備していることが望まれる。
■乾燥時に食器表面に付着している水滴が、速やかに消
滅する、いわゆる乾燥促進剤としての性能を有すること
■乾燥後の食器表面にウォータースポットやじみを残さ
ないこと。
Φ食器表面にすすぎ助剤の成分が微量残っても人体に影
響のない安全性の高いものであること。
従来、すすぎ助剤としては、蔗糖脂肪酸エステル、グリ
セリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル、プロピレンオキサイドーエチレンオキサ
イドブロソクポリマーなどの界面活性剤が単独又は組み
合わせて使用されている。
しかし、これらの内、蔗糖脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレ
ングリコール脂肪酸エステル及ヒポリグリゼリン脂肪酸
エステルなどの多価アルコール脂肪酸エステルは、安全
性は高いが、乾燥後の食器表面にウォータースポットや
じみが残ったり、食器の乾燥に時間がかかったりする欠
点があり、性能面で満足のいくものではない。
また、プロピレンオキサイドーエチレンオキサイドブロ
ソクボリマーは、上記の多価アルコール脂肪酸エステル
と比較して性能面は若干優れているものの、やはり乾燥
後の食器表面にウォータースポットやしみが残る欠点が
ある。さらに、このものは、人体に対する安全性が保証
されているとは言い難い。
また、特開昭61−276900号公報には、レシチン
を使用したすすぎ助剤が記載されている。
通常の市販レシチンは油脂を30〜40%含んでいる。
また、油脂分を除去した高純度レシチンも市販されてい
る。しかし、これらの市販のレシチンは、数%のモノア
シル体を含むことがあるが、いずれもジアシルフォスフ
ァチドからなるものであり、これらのレシチンをすすぎ
助剤として使用しても、食器の乾燥速度が遅く、また乾
燥後の食器表面にウォータースポットやじみが残り、は
とんどすすぎ助剤としての性能が得られない。
食器表面にウォータースポットやしみが残ると、特にガ
ラス製のコツプなどでは、食器が透明であるため、ウォ
ータースポットやじみが目立ち、美観を損ねる。また、
食器の乾燥速度が遅いと、ファミリーレストラン等の忙
しい飲食店では、洗浄作業終了後の食器をすばやく食器
棚に整理する必要があるため、完全に乾燥していない状
態で収納せざるを得ず、衛生上の問題も懸念される。
一方、クレート洗浄では乾燥を速やかに行うために、熱
風をかけるなど膨大なエネルギーを消費しているのが現
状である。
従って、本発明の第一の目的は、乾燥後の食器やクレー
ト表面にウォータースポットやじみを残さないすすぎ助
剤を提供することにある。
また、本発明の第二の目的は、すすぎ工程後の食器やク
レート表面に付着する水滴を速やかに消滅させる効果の
あるすすぎ助剤を提供することにある。
さらに、本発明の第三の目的は、食器やクレート表面に
すすぎ助剤が微量残っても人体に影響のない、安全性の
高いすすぎ助剤を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記目的を、必須の構成成分として、リゾフ
ォスファチドを含有することを特徴とするすすぎ助剤を
提供することにより達成したものである。
以下、本発明のすすぎ助剤について詳述する。
本発明のすすぎ助剤の必須の構成成分であるリゾフォス
ファチドは、例えば、植物種子又は卵などの動物成分に
含有されるジアシルフォスファチドをフォスフォリパー
ゼAで部分加水分解することによって得られる。このリ
ゾフォスファチドを使用することにより、すすぎ助剤の
具備すべき要件である、 ■乾燥時に食器表面に付着している水滴が、速やかに消
滅する、いわゆる乾燥促進剤としての性能を有すること
、及び ■乾燥後の食器表面にウォータースポットやじみを残さ
ないこと において従来見られなかった優れた効果が発揮される。
さらに、本発明で用いられる上記リゾフォスファチドは
、天然物由来の物質であり、安全性は非常に高い。
本発明で用いられるリゾフォスファチドは、ジアシルフ
ォスファチドを部分加水分解するときの条件や分画方法
により、フォスファチド全量に対してリゾフォスファチ
ドとジアシルフォスファチドの比率を種々変化させたり
、リゾフォスファチドの中のりゾフォスファチジルコリ
ン、リゾフォスファチジルエタノールアミン、リゾフォ
スファチジルイノシトール、リゾフォスファチジン酸、
リゾフォスファチジルセリンの比率を種々変化させるこ
とが可能であるが、実質的にリゾフォスファチド(a)
が、リゾフォスファチジルコリン、リゾフォスファチジ
ルエタノールアミン、リゾフォスファチジルイノシトー
ル、リゾフオスファチジン酸及びリゾフォスファチジル
セリンからなる群から選ばれる一種又は二種以上のリゾ
フォスファチドを含有するものであり、これらリゾフォ
スファチド(a)が該リゾフォスファチド(a)と対応
するジアシルフォスファチド(b)をさらに含む場合に
は、フォスファチド全量C(a)+(b)〕に対して、
リゾフォスファチド(a)の量が10重量%以上である
ことが好ましい。
また、本発明で用いられる、リゾフォスファチド及びリ
ゾフォスファチドとジアシルフォスファチド混合物の構
成脂肪酸は、炭素原子数6〜22の飽和・不飽和脂肪酸
をフォスフォリパーゼAを用いてエステル交換したもの
であってもよい。
本発明のすすぎ助剤には、好ましい成分として多価アル
コール脂肪酸部分エステルを含有させることができる。
上記多価アルコール脂肪酸部分エステルとしては、蔗糖
、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール
、ソルビタン、ソルビトール及びソルバイトからなる群
から選ばれる多価アルコールと脂肪酸との部分エステル
が挙げられる。
上記多価アルコール脂肪酸部分エステルは、その構成脂
肪酸が、炭素原子数6〜24の飽和又は不飽和脂肪酸で
あるものが好ましい。
上記多価アルコール脂肪酸部分エステルの使用量は、前
記リゾフォスファチドと上記多価アルコール脂肪酸部分
エステルとの重量比が、1:99  ′〜99:1とな
る量であるのが好ましい。
また、本発明のすすぎ助剤には、所望により、水、グリ
セリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、ソルビトール
、プロピレングリコール、エタノールなどの溶剤、クエ
ン酸、グルコン酸、リンゴ酸、エチレンジアミン4酢酸
やその塩などのキレート剤、安息香酸ナトリウム、ヒド
ロキシ安息香酸メチル、デヒドロ酢酸、パラオキシ安息
香酸エチル、サリチル酸などの防腐剤、香料、着色料、
消泡剤などを適宜配合しうろことは言うまでもない。
本発明のすすぎ助剤を製造するには、必須の構成成分で
ある前記リゾフォスファチドの他、前記多価アルコール
脂肪酸部分エステルや、必要に応じて溶剤、キレート剤
、防腐剤、香料、着色剤、消泡剤などを随時混合すれば
よい。
本発明のすすぎ助剤は、液体状、固体状、分散状等いか
なる形状であってもよい。
本発明のすすぎ助剤は、通常、使用時に80〜90℃の
湯によって数千倍から数万倍程度に希釈されて被洗物に
スプレーされるが、被洗物に適用されるすすぎ助剤の希
釈水溶液中のリゾフォスファチドの濃度は、o、 t 
p p m以上であることが望ましい。
〔実施例〕
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明する。
実施例1・〜15及び比較例1〜6 下記表−1に示す配合組成(界面活性剤量20重量%、
但し実施例15のみ界面活性剤量50重量%)により、
すすぎ助剤をそれぞれ得た。
得られたすすぎ助剤それぞれについて、次のようにして
性能を評価した。その結果を下記表−2に示す。
下記自動食器洗浄機を使用し、ガラスコツプ及びメラミ
ン皿を下記アルカリ洗浄剤で洗浄し、次いで、上記すす
ぎ助剤を熱湯で2万分の−に希釈した80℃のすすぎ助
剤希釈水溶液ですすいだ。
すすぎ後の食器の乾燥速度及び乾燥後の食器に残ったウ
ォータースポットとしみを下記評価方法により評価した
。尚、すすぎ助剤希釈水溶液中のりゾフォスファチ、ド
の濃度を下記表−2にそれぞれ示した。
洗浄機  :IHI−、JWD6型 洗浄剤  ニアデカクリーンエイド製、ウォッシュメイ
トL、H(0,2%) 評価方法 ニガラスコツプ8コ及びメラミン皿8コを洗
浄し、ウォータースポットと しみの平均付着数及び完全に乾燥す るまでの平均時間を測定した。
〔発明の効果〕
本発明のすすぎ助剤は、乾燥後の食器やクレート表面に
残るウォータースポットやじみを極めて少なくし、且つ
すすぎ工程後の食器やクレート表面に付着する水滴を速
やかに消滅させ、食器の乾燥速度を速め、しかも食器や
クレート表面に微量残っても人体に影響のない安全性の
高いものであるなどの優れた効果を有する。
特許出願人   旭電化工業株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)必須の構成成分として、リゾフォスファチドを含
    有することを特徴とするすすぎ助剤。
  2. (2)さらに、多価アルコール脂肪酸部分エステルを含
    有することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    のすすぎ助剤。
  3. (3)多価アルコール脂肪酸部分エステルが、蔗糖、グ
    リセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ソ
    ルビタン、ソルビトール及びソルバイトからなる群から
    選ばれる多価アルコールと脂肪酸との部分エステルであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のす
    すぎ助剤。
  4. (4)リゾフォスファチド(a)が、リゾフォスファチ
    ジルコリン、リゾフォスファチジルエタノールアミン、
    リゾフォスファチジルイノシトール、リゾフォスファチ
    ジン酸及びリゾフォスファチジルセリンからなる群から
    選ばれる一種又は二種以上のリゾフォスファチドを含有
    するものであり、これらリゾフォスファチド(a)が該
    リゾフォスファチド(a)と対応するジアシルフォスフ
    ァチド(b)をさらに含む場合には、フォスファチド全
    量((a)+(b)〕に対して、リゾフォスファチド(
    a)の量が10重量%以上であることを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載のすすぎ助剤。
  5. (5)リゾフォスファチド(a)と多価アルコール脂肪
    酸部分エステルとの重量比が1:99〜99:1である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載のすす
    ぎ助剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014181337A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Cxs Co Ltd プラスチック食器用乾燥仕上げ剤組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014181337A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Cxs Co Ltd プラスチック食器用乾燥仕上げ剤組成物

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