JPS61276108A - 薄膜磁気ヘツドの製法 - Google Patents

薄膜磁気ヘツドの製法

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JPS61276108A
JPS61276108A JP11749985A JP11749985A JPS61276108A JP S61276108 A JPS61276108 A JP S61276108A JP 11749985 A JP11749985 A JP 11749985A JP 11749985 A JP11749985 A JP 11749985A JP S61276108 A JPS61276108 A JP S61276108A
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magnetic
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Kazuo Kashiwa
柏 和郎
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3163Fabrication methods or processes specially adapted for a particular head structure, e.g. using base layers for electroplating, using functional layers for masking, using energy or particle beams for shaping the structure or modifying the properties of the basic layers

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、PCM記録再生装置等に用いられる薄膜磁気
ヘッドの製法に関し、詳細にはトラック幅を規制する方
法に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、薄膜磁気ヘッドの製法、特にトラック幅の規
制方法において、 磁性薄膜の上下にレーザビームに対する反射率の高い非
磁性膜を配し、このうち磁性薄膜の上層に形成された非
磁性膜をトラック幅と略等しくなるように残存形成し、
この非磁性膜をトラック幅規制のためのマスクとしてレ
ーザビームを照射することにより、 上記レーザビームの揺らぎやフォーカスの乱れ等に影響
されずに・、高精度なトラック加工を可能となるように
したものである。
〔従来の技術〕
一般に、薄膜磁気ヘッドは、記録に関与するヘッド磁界
が急峻であるため記録密度の増加が可能であるとともに
、高分解能の記録ができ、さらに小型化が可能である等
、優れた特性を有している。
この種の薄膜磁気ヘッドは、ヘッドを構成するコイル導
体や磁性薄膜、絶縁膜等がスバッタリング等の真空薄膜
形成技術やフォトエツチング等の手法を用いて製造され
ており、上述の真空薄膜形成技術の進歩と相俟って薄膜
磁気ヘッドが実用化されている。
ところで、上記薄膜磁気ヘッドは、通常、フェライト等
よりなる基板、いわゆる下部磁性基板上に5i02.A
N203等の絶縁膜を被着形成し、この絶縁膜上にCu
、A7!等のコイル導体をスパッタリング等により形成
した後、このコイル導体を所定の形状にエツチングし、
さらに、絶縁膜を介してFe−Aj!−3i系合金、F
e−Ni系合金等の磁性薄膜、いわゆる上部磁性膜を同
様の手法で被着し、ドライ装置内で所定のトラック幅と
なるようにエツチング加工を施して作製されている。
しかしながら、上述のように上部磁性膜、コイル導体、
絶縁膜をドライエツチングによりパターニングすると、
エツチングにかなりの時間を要するという問題がある。
特に、トラック幅を規制するために、Fe−Aj2−3
i系合金よりなる上部磁性体をエツチングする工程にあ
っては、エツチング速度が遅く (1時間当たり1μm
程度)、さらに、この上部磁性膜は磁気効率を良くする
ために比較的厚(形成される(通常、10〜15μm)
ので、このエツチングにかなりの時間及ヒ熟練度を必要
としており、生産効率の悪い工程となっている。
また、上記エツチング法では、上部磁性体にフォトレジ
ストを塗布してから、エツチングを行っているため、こ
のフォトレジストの露光・現像の前後にレジストの塗布
、硬化、剥離等の作業が必要であって、非常に手間のか
かる工程になっている。
そこで、トラック幅の規制、すなわち上部磁性膜のパタ
ーニングを効率良くかつ精度良く行える方法が要望され
ている。
上記要望を満足するために、従来、Arガス。
CO2ガス、YAG (イツトリウム・アルミニウム・
ガーネットの結晶)等を発振源とするレーザビームを使
用して上部磁性膜のパターニングを行う方法が提案され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のレーザビームはその波長領域が赤
外域にあり、いずれも円形ビームあるいは楕円形ビーム
となり、これらビームのオーバーランプにより上部磁性
膜のエツチングを行っているため、この加工時に上記レ
ーザビームが揺らぐと上部磁性膜のエツチング面が凹凸
状になり、均一なトラック幅の磁気ヘッドが得難くなる
。特に、上部磁性膜の段差部ではフォーカスが乱れ易く
、加工溝幅(トラック幅)や加工深さが不均一となって
しまい、精度低下の原因となっている。
そこで、本発明は上述の欠点を解決するために提案され
たものであって、薄膜磁気ヘッドのトラック幅をレーザ
ビームにより規制する工程においテ、レーザビームの揺
らぎやフォーカスの乱れ等に影響されずに高精度なトラ
ック加工が可能な薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために、本発明の薄膜磁気ヘッド
の製法は、基板上にコイル導体及び磁性薄膜を形成した
薄膜磁気ヘッドの製法において、前記磁性薄膜の上下に
各々反射率の高い第1非磁性膜及び第2非磁性膜を配し
、前記第1非磁性膜をトラック幅と略等しくするととも
に、レーザビームを照射することにより、前記磁性薄膜
のトラック幅を規制することを特徴とするものである。
〔作用〕
したがって、本発明によれば、磁性薄膜の上下にレーザ
ビームに対する反射率の高い非磁性膜を配し、このうち
磁性薄膜の上層に形成された第1非磁性膜をトラック幅
と略等しくなるように残存形成し、この第1非磁性膜を
トラック幅規制のためのマスクとしてレーザビームを照
射することにより、トラック幅を規制しているので、ト
ラック形成部分の磁性薄膜は上記第1非磁性膜によりレ
ーザビームから保護されるとともに、上記レーザ光線の
揺らぎやフォーカスの乱れ等に影響されることなく、高
精度なトラック加工が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。なお、本実施例では、コイル導体が1ターンの薄
膜磁気ヘッドを例に挙げて説明するが、このコイル導体
は、ヘリカル型やスパイラル型等、如何なる巻線構造で
あっても良い。
まず、第1図(A)及び第1図(B)に示すように、例
えばM n −Z n系フェライトやNi−Zn系フェ
ライト等で形成される基板、あるいはセラミック等の非
磁性材上にFe−Nt系合金(パーマロイ)やFe−A
N−5i系合金(センダスト)等を積層した複合基板等
の下部磁性基板(1)上に5i02やAl2O2等より
なる第1絶縁膜(2)をスパッタリング等により被着形
成する。なお、上記下部磁性基板(1)としてNi−Z
n系フェライトを用いた場合には、基板fil自身の絶
縁抵抗が大きいので、上記第1絶縁膜(2)を形成しな
くても良い。
次に、上記基板(1)の上面全体にCuあるいはAE等
をスパッタリング等で形成し、第2図(A)及び第2図
(B)に示すように、フォトエツチング技術等により所
定形状にパターニングしてコイル導体(3)を形成し、
さらに、この上に第2絶縁膜(4)を被着形成する。な
お、第2図(B)において、上記第2絶縁膜(4)は省
略しである。
次いで、第3図(A)及び第3図(B)に示すように、
上記基板(1)上に形成されたコイル導体(3)の接続
端子部(3a) 、 (3a)以外の部分にマスクスパ
ッタリングの手法で第2非磁性ilI!(71を膜厚2
〜3μm程度形成する。この第2非磁性膜(7)の材料
としては、レーザビームに対する反射率が高く、かつ非
磁性体のものが使用され、例えばCu等が挙げられる。
続いて、上記第2非磁性膜(7)上に第3絶縁膜(8)
を膜付けし、バンクギャップ部となる部分をエツチング
により取り除いた後、上記第3絶縁膜(8)上にマスク
スパッタリングの手法を用いてセンダストやパーマロイ
等の上部磁性ll1I!(9)を被着形成する。
なお、第3図以下の図面ではバックギャップ部は省略す
る。
以上で、下部磁性基板(1)と上部磁性膜(9)で磁路
が形成され、磁気ヘッドとして作動するように構成され
る。
次に、以上で得られた基板(1)上に、例えば5i02
等よりなる保護膜αΦを形成した後、この基板(1)に
対して真空アニール装置内でアニール処理を施す。この
透磁率μを確保するためのアニール処理は、650℃以
下の温度で処理する必要があり、650℃を越えて処理
すると、磁路を形成する下部磁性基板(1)及び上部磁
性膜(9)の抗磁力HcfJ<増加し、ヘッドとしての
磁気特性が劣化してしまう虞れがある。なお、このアニ
ール処理は、後述の第1非磁性膜αυを形成後に行って
も良い。
・ さらに、上記上部磁性膜(9)上にCu等よりなる
非磁性膜を膜厚2〜3μm程度にマスクスパッタリング
にて膜付けした後、第4図(A)及び第4図(B)に示
すように、所望のトラック幅と略等しくなるように上記
非磁性膜が残存する如くエツチングを施し、第1非磁性
膜αDを形成する。この第1非磁性膜αυの材料は上述
した第2非磁性膜(7)と同じで良い。
次いで、第5図(A)及び第5図(B)に示すように、
上記基板(1)の第1非磁性膜Qll側より、第1非磁
性膜αD上及びその周辺に対して、YAG等のレーザビ
ームLを照射する。このレーザビームしは、上記第1非
磁性膜αυが形成されていない部分の保護II*0ω、
上部磁性膜(9)及び第3絶縁膜(8)を分断し、第2
非磁性膜(7)で反射される。したがって、上記第1非
磁性膜0υに保護された上部磁性薄膜(9)で所望のト
ラック幅Twを有するトラックが形成されるとともに、
第2非磁性膜(7)より下層部分はレーザビームLから
保護される。なお、本実施例において、レーザビームし
には単一モードレーザで出力3.3〜3.5Wのものを
使用し、不活性ガスと活性ガスの混合雰囲気中で照射し
た。また、ビームスポットは直径50〜60μmとして
照射した。この場合、エツチング速度は1分間当たり1
00mmとなり、従来のレーザビーム加工の4〜5倍程
度まで高めることができた。
したがって、上部磁性膜(9)のエツチングにおいて、
レーザビームLの照射ビームが揺らいだり、あるいは上
部磁性膜(9)の段差部でフォーカスが乱れたりしても
、トラック部分の上部磁性pJ +91は第1非磁性M
W(1Bによって上記レーザビームから保護され、規定
のトラック幅Twとなるように精度良く加工される。本
実施例において、トラック幅TWの誤差は±2μm以下
に抑えることができた。
また、トラック形成部分の上部磁性膜(9)が第1非磁
性膜αυで保護されるので、レーザビームとしてビーム
径の大きなものも使用でき、従ってガウシアン分布の良
好な部分を選択的に照射して、安定な加工を施すことが
可能となる。
また、従来のエツチング方法によるトラック加工には煩
雑な工程が必要であったが、本実施例の方法によれば、
この加工の工程を大幅に削減でき製造時間や製造コスト
の低減が図れる。
最後に、上記第1非磁性膜αυを湿式エツチング等の手
法で取り除いた後、上記保護膜allll上にガラス等
の接合用無機接着材(2)を溶融充填し、平坦化し、さ
らに摩耗対策としてセラミック等の非磁性材よりなる保
護板α蕩を上記接着材αシに融着接合して第6図に示す
薄膜磁気ヘッドを完成する。なお、上述の第1非磁性膜
αBの除去工程を容易に行うために、第1非磁性膜aυ
の形成工程の直前、すなわち保護膜αΦ上にフォトレジ
ストを塗布・乾燥して離型性に優れたレジスト層を形成
し、この上に第1非磁性膜αυを形成しても良い。ある
いは、上記第1非磁性膜onを取り除かず、残存した状
態で接着材Q2)及び保護板Qmを形成しても、ヘッド
の特性には同等影響のないことはいうまでもない。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく
、例えば、先の実施例の第1非磁性膜αυの形成工程に
おいて、保護MIIQQI上に非磁性膜をマスクスパッ
タリングにて膜付けした後、第7図(A)及び第7図(
B)に示すように、フォトエツチング技術を用いて上記
非磁性膜をバターニングして第1非磁性膜α船を形成し
ても良い。この非磁性膜α旬のパターニングにおいて、
第7図中Tw’は所望のトラック幅Twと略等しく残存
し、エツチング幅lは隣接トラック間のクロストーク等
を考慮して設定することができる。以上のヘッドチップ
に対して、レーザビームを照射し、トラック幅加工を施
しても良い。
〔発明の効果〕
以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、上
部磁性膜(磁性膜1jl)の上下にレーザビームに対す
る反射率の高い非磁性膜を配し、このうち磁性薄膜の上
層に形成された第1非磁性膜をトラック幅と略等しくな
るように残存形成し、この第1非磁性膜をトラック幅規
制のためのマスクとしてレーザビームを照射することに
よりトラック幅を規制しているので、トラック形成部分
の上部磁性膜は上記第1非磁性膜で保護され、レーザビ
ームの揺らぎやフォーカスの乱れ等に影響されることな
く精度良(上部磁性膜をエツチングすることができ、高
精度なトラック加工が可能となる。
また、レーザビームのビーム径の大きなものを使用して
上部磁性膜のエツチングを行っても良いので、レーザビ
ームのガウシアン分布の良好な部分を選択して使用でき
、安定なトラック加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明の薄膜磁気ヘッドの製法の
一例をその工程順序に従って示すものであり、第1図(
A)は第1絶縁膜被着工程を示す概略的な斜視図、第1
図(B)は第1図(A)のa−a線における断面図、第
2図(A)はコイル導体形成工程を示す概略的な斜視図
、第2図(B)は第2図(A)のb−b線における断面
図、第3図(A)は上部磁性15! (磁性薄膜)被着
工程を示す概略的な斜視図、第3図(B)は第3図(A
)のc−c線における断面図、第4図(A)は第 61
非磁性膜の形成工程を示す概略的な斜視図、第4図(B
)は第4図(A)のd−d線における断面図、第5図(
A)は上部磁性膜のバターニング概略的な斜視図、第5
図(B)は第5図(A)のe−e線における断面図、第
6図は保護板の融着工程を示す断面図である。第7図は
本発明の他の例を示すもので、第7図(A)は第1非磁
性膜の形成工程を示す概略的な斜視図、第7図(B)は
第7図(A>のf−r線における断面図である。 1・・・下部磁性基板(基板) 3・・・コイル導体 7・・・第2非磁性膜 9・・・上部磁性膜(磁性薄膜) 11・・第1非磁性膜 L・・・レーザビーム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 基板上にコイル導体及び磁性薄膜を形成した薄膜磁気ヘ
    ッドの製法において、 前記磁性薄膜の上下に各々反射率の高い第1非磁性膜及
    び第2非磁性膜を配し、前記第1非磁性膜をトラック幅
    と略等しくするとともに、 レーザビームを照射することにより、前記磁性薄膜のト
    ラック幅を規制することを特徴とする薄膜磁気ヘッドの
    製法。
JP11749985A 1985-05-30 1985-05-30 薄膜磁気ヘツドの製法 Granted JPS61276108A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0256938A2 (en) * 1986-08-08 1988-02-24 Quantum Corporation Lithographic technique using laser for fabrication of electronic components and the like
US5221422A (en) * 1988-06-06 1993-06-22 Digital Equipment Corporation Lithographic technique using laser scanning for fabrication of electronic components and the like

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0256938A2 (en) * 1986-08-08 1988-02-24 Quantum Corporation Lithographic technique using laser for fabrication of electronic components and the like
US5221422A (en) * 1988-06-06 1993-06-22 Digital Equipment Corporation Lithographic technique using laser scanning for fabrication of electronic components and the like

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