JPS61275127A - フライポンタイト型鉱物の合成法 - Google Patents

フライポンタイト型鉱物の合成法

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JPS61275127A
JPS61275127A JP60113116A JP11311685A JPS61275127A JP S61275127 A JPS61275127 A JP S61275127A JP 60113116 A JP60113116 A JP 60113116A JP 11311685 A JP11311685 A JP 11311685A JP S61275127 A JPS61275127 A JP S61275127A
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aluminum
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hydroxide
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悌治 佐藤
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正範 田中
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保夫 溝口
Noriyuki Takahashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フライポンタイト型鉱物の合成法に関するもので、より
詳細には、フライポンタイト型の結晶構造を有し、純度
と粒度特性とに優れた合成鉱物を製造する方法に関する
従来の技術 フライポンタイト(fraipontits )は、弐
8 ZnO” 2 At20. @5SiO2 ” 1
1 H2Oで表される化学組成を有し、繊維状結晶から
成る皮殻、黄白色、組子光沢、石綿に似た鉱物として知
られており、ベルギーVieille−Montage
の鉱山から産出したらしいが、産出地不詳と言われてい
る鉱物であるが、本発明者の知る限り現在迄その合成に
成功したという例は未だ知られていない。
発明の骨子及び目的 本発明者等は、フライポンタイトを構成する元素の酸化
物、水酸化物等を、必要により、アンモニウム塩のよう
な塩基性窒素含有化合物塩の存在下に、水熱合成すると
、フライポンタイト型合成鉱物が容易に得られること、
及びこの方法による合成鉱物は結晶構造が比較的発達し
ており、純度及び粒度特性におりても優れていることを
見出した。
即ち、本発明の目的は、フライポンタイト型鉱物の新規
合成法を提供するにある。
本発明の他の目的は、純度と白色性とに優れしかも結晶
構造が比較的良く発達した合成フライポンタイト型鉱物
の製造法を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、格別の面倒な操作を必要とせ
ず、容易に入手し得る原料から合成フライポンタイト型
鉱物を製造し得る方法を提供するにある。
発明の構成 本発明によれば、(a)シリカ特に非晶質シリカ或いは
反応条件下に該シリカを生成し得るケイ素化合物、(b
)亜鉛華、水酸化亜鉛或いは反応条件下に水酸化亜鉛を
生成し得る亜鉛化合物、及び(c)アルミナ水和物、水
酸化アルミニウム或いは反応条件下でこれらを生成し得
るアルミニウム化合物を、酸化物として表わした3成分
組成比で、51025〜45モル係、Zn035〜65
モル%及びAt20゜O〜60モルチに相当する量比で
、必要により塩基性窒素含有化合物と酸との塩の存在下
に、水熱反応させることを特徴とする合成フライポンタ
イト型鉱物の製造方法が提供される。
本明細書において、合成フライポンタイト型鉱物とは、
フライポンタイトと実質上同一のX−線回折像を示す合
成鉱物として定義される。また。
塩基性窒素含有化合物と酸との塩とは、塩基性窒素に対
する酸付加塩や、該化合物と駿との中和により生成する
塩を意味する。
本発明を以下に詳細に説明する。
本発明による合成フライポンタイトは、二層構造のフィ
ロケイ酸亜鉛又は含アルミニウムフィロケイ酸亜鉛を主
体とするものであり、5104の四面体層とZ nOb
の八面体層とが層状に結合した二層構造を基本骨格とす
るものであり、SiO4の四面体の81の一部がAtで
置換され、このパレンスに対応して、Z nObの八面
体のZnの一部がやはりAtで置換され九構造となって
いる。
この合成フライポンタイトの基本的な化学構造は、下記
式 %式%(1) で与えられ、ここでXはO乃至1.75.特に0.3乃
至1.0の値である・ 天然に産出するフライポンタイトは、Xの値が約0.6
5のものであるのに対して、本発明によるものでは、X
の値がかなり広範囲に変化させ得ることが明白である。
フライポンタイトの合成忙おいても、上述した組成式の
範囲、特j(天然フライポンタイトに近い組成で微結晶
合成フライポンタイトが最も生成し易いが、酸化物とし
て表わした3成分組成比が5iO25〜45モル係、Z
n035〜65モルチ、及びAt20.θ〜60モルチ
の範囲にあれば、フライポンタイト型の微結晶構造を有
するフィロケイ酸塩鉱物が得られる。
本発明による合成フライポンタイトは、天然フライポン
タイトとほぼ同様なX線回折像を示すが、微結晶性であ
る点で天然のものと明確に区別される。本発明による合
成フライポンタイトは、一般に下記第A表に示すX−線
回折像を有する。
第A表 7.5〜6.8   60〜120 3.7〜3.5   40〜70 2.7〜2.6   100 2.5〜2.4   50〜80 1.6〜1.5   30〜60 添付図面第1図は、本発明による微結晶性合成フライポ
ンタイトのX−線回折スペクトルである。
一方、天然産のフライポンタイトのX−線回折像は、1
974年のASTMカードによれば下記第8表の通りで
ある。
第8表 7.00   100 3.5270 2.63    30 2.48    20 2.36    20 2.25    10 2.12    10 1.99    10 1.76    10 1.65          ’10 1.53    20 両者を比較すると、天然産のフライポンタイトでは、面
間隔a=7.oXの回折ピーク、即ち面指数Cool 
)の回折ピークが最強で、基本二層構造のC軸方向への
積重ねが規則正しく行われているのに対して、本発明に
よる微結晶性合成フライポンタイトでは、面指数〔00
1〕の回折ピークがd = 7.5〜6.8Xの範囲に
わたってややブロードであり、C軸方向への結晶の発達
が微細で、かなり層間の位置が広い部分があることを物
語っている。
本発明によるフライポンタイト型のフィロケイ酸亜鉛又
は含アルミニウムフィロケイ酸亜鉛は、このように結晶
構造が微細で且つルーズであることに関連して、天然産
の二層構造のフィロケイ酸塩に比較して高い比表面積を
有しており、BIT比表面積は、20乃至160m”/
Ji’、特IC40乃至140 m”/I K達する比
較的大きな値となっている。
また、このフライポンタイト型鉱物は、合成品であり、
着色の原因となる不純物を含有しないこと、及び微細結
晶性であることに関連して、白色度に優れており、ハン
ター白色度が801以上、特[901以上である。特に
、本発明による合成法では酸化物、水酸化物等を原料と
しており、夾雑イオン等を実質土倉まないという利点も
ある。
本発明による合成フライ4ンタイトの一次粒子は微細板
状結晶粒子から成ると思われるが、その二次粒子はこれ
らの一次粒子が集合して任意の形状をとる。添付図面第
2図は、後述する実施例1で得られたフライポンタイト
型鉱物の粒子構造を示す電子顕微鏡写真であって、クス
玉状の二次粒子形状をとっている。
この合成フライポンタイトの粒子径は、広範囲に変化し
、一般的に言って遠心沈降法で測定したメジアン径が0
.5乃至20μm1特に1乃至10μmの範囲内にある
この合成フライポンタイト型鉱物はかなり嵩高な状態で
一般に得られ、その吸油量は一般に804/100.9
以上、特に100乃至18011+7/100.9の範
囲内にあり、その嵩高密度は0.2乃至0.6II/C
Cの範囲内にある。
11)合成法 本発明は、フライポンタイトの構成元素成分として、水
不溶性である酸化物、水酸化物等を使用する場合にも、
水熱処理により、結晶構造の比較的よく発達したフライ
ポンタイト型の合成鉱物が容易に得られるとの発見に基
ずくものである。
この際反応系中に、塩基性窒素含有化合物と酸との塩を
共存させることにより、結晶構造の発達が一層顕著に生
ずる。
本発明においてケイ素成分としては、非晶質シリカ、例
えばシリカダル、シリカヒドロデル、シリカヒドロシル
等の他、例えば湿式法或いは乾式法で得られる各種非晶
質固体ケイ酸、シラス、粘土類の醗処理により得られる
活性ケイ酸等が使用される。また、反応に際して非晶質
シリカを形成し得るケイ素化合物、例えばエチルシリケ
ートのような易加水分解性ケイ素化合物も本発明の目的
に使用される。
亜鉛成分としても、亜鉛華、亜鉛水酸化物が好適に使用
される。勿論、塩化亜鉛、硝酸亜鉛、硫酸亜鉛等の水溶
性亜鉛塩を加水分解し、生成したばかりのフレッシュな
亜鉛水酸化物を反応に用いることもできる。勿論、反応
系中で上記水酸化物を形成させて反応に供してもよい。
アルミニウム成分としては、アルミナ水和物、水酸化ア
ルミニウムが好適に使用される。アルミナ水和物と水酸
化アルミニウムとの区別については諸説があるが、本明
細書においては、赤外吸収スペクトル法で水酸基の特性
吸収が認められるものを水酸化アルミニウム、水の存在
によるブロードな吸収のみが認められるものをアルミナ
水和物と呼ぶことにする。アルミナ水和物或いはアルミ
ニウム水酸化物としては、ジブサイトやパイヤライト等
のAL(OH)、、ベーマイト、ダイアスポ7等のAA
O・OH,ベーマイトrル(水和度1.5〜2.0)等
が使用される。その他、非晶質の水酸化アルミニウムも
勿論本発明の目的に使用できる。
更に、アルミニウムアルコキシド等の反応系中で容易に
加水分解し得るアルミニウム化合物も本発明の目的に使
用できる。
上述した3つの成分を水熱処理に供する代りに、2成分
以上の無定形複合酸化物乃至水酸化物或いは共沈物を予
じめ生成し、これを反応に用いることもできる。例えば
、無定形ケイ酸亜鉛、無定形ケイ酸アルミ、無定形水酸
化アルミ、水散化亜鉛共沈物、無定形アルミノケイ酸亜
鉛、或いは3成分系の無定形共沈物を調製し、これを水
熱処理に供することができる。
3成分の使用割合いは、3成分酸化物基準組成比でSi
O□5乃至45モル係、特に20乃至40モル係、Zn
035乃至65モル憾、特に、45乃至60モル係、A
t2030乃至60モル係、特に5乃至30モル係の範
囲内にあることが望ましい◎水熱処理は、前述した3成
分から成る反応体スラリーを用いて行うことができる。
例えば、反応体の少なくとも1種以上として生成したば
かりの水酸化物或いは複合水酸化物を用いることにより
、結晶構造の比較的よく発達したフライポンタイト型鉱
物を得ることができる。
しかしながら、反応系中に、塩基性窒素含有化合物と酸
との塩を共存させると、用いる原料に格別の制約なしに
、結晶構造の比較的よく発達した合成フライポンタイト
を合成することができる。
塩基性窒素含有化合物とは、アンモニウム態、アミン態
、ヒドラジン態、グアニジン態の窒素原子を含む無機又
は有機の化合物であり、これを酸との中和塩乃至酸付加
塩の形で使用する。塩の形でない塩基性窒素含有化合物
は、フライポンタイト構造への結晶化促進作用を殆んど
示さない。
以下にその例を示すが、本発明は勿論これらに限定され
な≠。
アンモニウム型 硫酸アンモノ、硝酸アンモノ、塩化アンモノ、リン酸ア
ンモン、酢酸ア/モン、!ロピオン酸アンモン等の無機
酸或いは有機酸のアンモニウム塩。
アミン型 1級、2級或いは3級アミン類の酸付加塩、例えばモノ
、ジ或いはトリエタノールアミン・塩酸塩、モノ、ノ或
いはトリエチルアミン・塩酸付加塩、モルホリン、ピリ
ジン、ピペラジン、ピペリジン、アニリン・塩酸塩、モ
ノ又はシアリン・塩酸塩、エチレンジアミン・塩酸付塩
等。
ヒドラジン型 ヒドラノン塩酸塩、メチルヒドラノン塩酸塩、ヒドラジ
ンニ塩酸塩等。
グアニジン型 グアニジン塩酸塩、グアニジン・リン酸塩。
これらの内でも、硫安、塩化アンモノ等の拡散アンモニ
ウム塩が入手が容易で、価格も安いことから好ましい。
これらの塩基性窒素含有化合物は、亜鉛成分当り10乃
至300モル係、特に20乃至150モル係の量で存在
することが好ましい。本発明において、塩基性窒素含有
化合物を存在させることにより、水熱処理時にフライポ
ンタイト型結晶構造の生成が効率良く生じる理由は、未
だ解明されていないが、塩基性窒素含有化合物が亜鉛原
料との間に、Z nOb八面体層の形成を容易にするよ
うな錯化合物を形成するためではないかと推定される。
水熱合成に際して、水性スラリー中における固形分の濃
度は、特に制限はないが、3乃至30重量係、特に5乃
至20!t%とすることが、作業性と経済性との見地か
ら望ましい。水熱合成時の条件は、一般に110乃至3
00℃、特に140乃至200℃の温度及び0.5乃至
87 kl/cm2(ダーソ)特に2.5乃至15ゆ7
画2(、y−−ジ〕の圧力下に行うのが望ましく、反応
時間は、上記条件で一般に3乃至24時間で十分である
得られる生成物は、母液から分離し、水洗した後、必要
により乾燥して製品とする。尚、分離される母液は実質
上塩基性窒素含有化合物のみを含有するので、これを次
回の反応に再利用できる。
用途 本発明による合成フライポンタイトは、微結晶のフィロ
ケイ酸亜鉛又は含アルミニウムフィロケイ醗亜鉛から成
ることに関連して固体酸としての特性を有している。ま
た、このものは、比表面積が20 m”/f1以上であ
るように表面活性が大きく。
しかも白色度に優れている。
これらの特性により、本発明による製品は、種種のロイ
コ色素と接触したとき、顕著に優れた発色性能を示し、
感圧紙用の顕色剤、乃至は有機顕色剤の助剤としての用
途に有利に用いることができる。
本発明による合成フライポンタイトは、更に酸性のS 
tO4四面体層と塩基性のzn06八面体層とが結合し
た二層構造を基本とすることから、塩基性染料に対して
も、酸性染料に対しても吸着性を示すという驚くべき特
性を有する。この特性を利用して本発明による合成フラ
イポンタイト型構造の合成鉱物は、インクジェット用記
録媒体のインク受容層の形成に有利に使用される。
本発明を次の例で説明する。
試験方法 本明細書における各項目の試験方法は下記によう九〇 1、  X線回折 本実施例においては、理学電機(ハ)製X線回折装置(
X線発生装置4036A1、ゴニオメータ−2125D
1、計数装置5071)を用いた。
回折条件は下記のとおりである。
ターグツト      Cu フィルター      Ni 検出器  SC 電    圧      35 kV P電    流
      15mA カウント・フルスケール 8000 o/a時定数  
111@0 走査速度    2°/m i n チャート速度      2α/min放射角   1
@ スリット巾     0.3埴 照    角        6″ 2、ハンター白色度 本実施例においては、東京電色@)製オートマチック反
射計TR−600型を用いた。
3、  BET比表面積[:S、A:16粉体の比表面
積は窒素ガスの吸着によるいわゆるBET法に従って測
定した。詳しくは次の文献を参照すること。
S@Brunauer、 P、H,Emmettw g
、T@1lar*J、Am、Chem、Soc、 Vo
l、 60.309(1938)なお、本明細書におけ
る比表面積の測定はあらかじめ150℃になるまで乾燥
したものを0.5〜0.6,9秤量びんにとり、150
℃の恒温乾燥器中で1時間乾燥し、直ちに重量を精秤す
る。この試料を吸着試料管に入れ200℃に加熱し、吸
着試料管内の真空度が10 11I9Hgに到達するま
で脱気し、放冷後約−196℃の液体窒素中に吸着試料
管を入れ、 pN2/P0=0.0 s〜0.30 (pN2:窒素ガス圧力、p0=測定時の大気圧)の間
で4〜・5点N2f!スの吸着量を測定する。そして死
容積を差し引−たN2 ガスの吸着量を0℃、1気圧の
吸着量に変換しBET式に代入して、Vm Ccc/ 
11 ) (試料面に単分子層を形成するに必要な窒素
ガス吸着量を示す)を求める。比表面積S、A=4.3
5 XVm [: m”/i :1実施例1 11のビーカーに塩化アンモニウム16.9(0,3モ
IL/)をとり水を加えて0.61の水溶液とする。
ここへ微粉シリカ1311 (SiO2分:0.2モル
〕、酸化亜鉛24.9(0,3モル)およびベーマイト
グル14 # (At203分:0.1モル)を加えて
攪拌する。このスラリーを11のオートクレーブ容器に
入れ、300回転/分の攪拌条件下160℃で3時間水
熱合成反応を行なった。冷却後、反応物を取り出し、吸
引濾過し、水洗し110℃で乾燥した。得られた乾燥ケ
ーキをサンプルミルにより粉砕した後、風簸により粗粒
を除き、白色粉末とした。かくして二層構造を有するフ
ライボンタイト型の含アルミニウムフィロケイ酸亜鉛を
得た。
実施例2 11のビーカーに水を6001Ll入れ、ここへモノエ
チルアミン16,10.3モル)と塩酸309(0,3
モル)とを加えた。ここへさらに微粉シリカ13.9 
(SiO2分=0.2モル)、酸化亜鉛24、lO,3
モル)およびベーマイトダル149(At20.分: 
0.1モル)を加えて攪拌する。このスラリーを11の
オートクレーブ容器に入れ300回転/分の攪拌条件下
160℃で3時間水熱合成反応を行なった。冷却後反応
物を取り出し、吸引濾過し、水洗し110℃で乾燥した
。得られた乾燥ケーキをサンプルミルにより粉砕した後
風簸により粗粒を除き白色粉末とした。かくして二層構
造を有するフライポンタイト型の含アルミニウムフィロ
ケイ酸亜鉛を得た。
実施例3 11のビーカーに塩化アンそニウム16FIC0,3モ
ル〕をとり、水を加えて0.61の水溶液とする。
ここへ微粉シリカ13.1SiO□分:0.2モル〕、
酸化亜鉛24!i〔0,3モル〕および水酸化アルミニ
ウム(昭和軽金属(ト)製、ハイシライトH−42M)
16,9(0,2モル)を加えて攪拌する。
このスラリーを11のオートクレーブ容器に入れ300
回転/分の攪拌条件下160℃で9時間水熱合成反応を
行なった。冷却後、反応物を取り出し、吸引濾過し、水
洗し、110℃で乾燥した。
得られた乾燥ケーキなサングルミルにより粉砕シた後、
風簸により粗粒を除き、白色粉末とした。
かくして二層構造を有するフライインタイト型の含アル
ミニウムフィロケイ酸亜鉛を得た。
実施例4 1ノのビーカーに硫酸アンモニウム20Ii(0,15
モル)をとり、水を加えて0.6ノの水溶液とする。こ
こへ酸性白土を硫酸で処理して得られた活性ケイ酸〔水
沢化学工業(イ)製ジルトンA〕13 、P CSiO
□分:0.2モル)、酸化亜鉛2411(0,3モル)
および水酸化アルミニウム(昭和軽金属(イ)製、ハイ
シライトH−42M)16.9(0,2モル)を加えて
攪拌する。このスラリーを11のオートクレーブ容器に
入れ300回転/分の攪拌条件下160℃で9時間水熱
合成反応を行なった〇冷却後、反応物を取り出し、吸引
濾過し、水洗し110℃で乾燥した。得られた乾燥ケー
キをサンプルミルにより粉砕した後、風簸により粗粒を
除き、白色粉末とした。かくして二層構造を有するフラ
イボンタイト型の含アルミニウムフィロケイ酸亜鉛を得
た。
実施例5〜9 実施例1において、塩基性窒素含有化合物と酸との塩と
して、塩化アンモニウム(0,3モル)の代わりに、そ
れぞれ0.3モル分のフッ化アンモニウム(実施例5)
、酢酸アンモニウム(実施例6)。
トリエチルアミンと塩酸(実施例7)、ピリジンと塩酸
(実施例8)及びトリエタノールアミンと塩酸(実施例
9)を用いる以外は全く同様の操作を行なった。かくし
て、−ずれの場合も二層構造を有するフライインタイト
型の含アルミニウムフィロケイ酸亜鉛が得られた。
実施例10 塩化亜鉛〔無水塩)109.9と塩化アルミニウム(6
水塩)97Iiを水に溶かして全量を0.41とし、こ
れをA液(Zn0分:0.72モル、At20゜分=0
.2モル)とする。一方、水酸化ナトリウム10011
 (NaOH分:2.5モル〕を水に溶かして全量を0
.41とし、これをB液とする。31のビーカーに水1
1を入れ攪拌下A液とB液をそれぞれ10a1./分の
速度で同時に注下した。注下終了後この反応液の−は1
0.0であった。さらに攪拌を続け、90℃で2時間加
熱した。反応液を吸引濾過し、水洗してケーキを得た。
得られたケーキと微粉シリカ(水沢化学工業■製、5ズ
カシルP−526N)311110℃乾燥基準、sto
□分:0.5モル)を11のオートクレーブ容器にとリ
、更に水を加えて全量を6001!Llとし、300回
転/分の攪拌条件下160℃で3時間水熱合成反応を行
なった。冷却後、反応物を取り出し、濾過により水を分
離したのち、110℃で乾燥した。
乾燥ケーキをサンプルミルで粉砕したのち風簸により粗
粒を除き、白色微粉末とした。かくして二層構造を有す
るフライポンタイト型の含アルミニウムフィロケイ酸亜
鉛を得た。
実施例1〜実施例10によって得られた粉末のハンター
白色度、比表面積及びX線回折分析結果を第1表に記載
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1によるフライポンタイト型の
含アルミニウムフィロケイ酸亜鉛のCu−に、線による
X−線回折スペクトルである。 第2図は本発明の実施例1忙よるフライポンタイト型の
含アルミニウムフィロケイ酸亜鉛の粒子構造を示す走査
型電子顕微鏡写真(倍率: 20,000倍)である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)シリカ或いは反応条件下にシリカを生成し
    得るケイ素化合物、(b)亜鉛華、水酸化亜鉛或いは反
    応条件下に水酸化亜鉛を生成し得る亜鉛化合物、及び(
    c)アルミナ水和物、水酸化アルミニウム或いは反応条
    件下でこれらを生成し得るアルミニウム化合物を、酸化
    物として表わした3成分組成比で、SiO_25〜45
    モル%、ZnO35〜65モル%及びAl_2O_30
    〜60モル%に相当する量比で、水熱反応させることを
    特徴とする合成フライポンタイト型鉱物の製造方法。
  2. (2)水熱反応を塩基性窒素含有化合物と酸との塩の存
    在下に行う特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP60113116A 1984-06-22 1985-05-28 フライポンタイト型鉱物の合成法 Granted JPS61275127A (ja)

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JP60113116A JPS61275127A (ja) 1985-05-28 1985-05-28 フライポンタイト型鉱物の合成法
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