JPS6028764B2 - 改良ゼオライトの製造方法 - Google Patents

改良ゼオライトの製造方法

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JPS6028764B2
JPS6028764B2 JP52116018A JP11601877A JPS6028764B2 JP S6028764 B2 JPS6028764 B2 JP S6028764B2 JP 52116018 A JP52116018 A JP 52116018A JP 11601877 A JP11601877 A JP 11601877A JP S6028764 B2 JPS6028764 B2 JP S6028764B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はゼオラィトAの如き合成沸石型物質に関し、更
に詳しくはイオン交換能が向上した鯛石型組成物の新規
な製造方法に関する。
天然に産出する水和金属である珪酸アルミニウム類はゼ
オラィト類(沸石類)と呼ばれており、この種の物質に
関して多種多様の特許及び関連技術がある。
近年、多くのゼオラィト類が合成され各種分野で使用さ
れているが天然と合成ゼオラィトとは明らかな差異があ
る。合成沸石則ち合成モレキュラーシーブに関する基本
特許はミルトン(Milton)による米国特許第28
82243号であり、これは195g王4月14日に特
許となっている。この特許はゼオライトAとして知られ
る沸石型物質に関するものである。ゼオラィトAは一定
の割合で酸素原子が関与して架橋しているSi04とA
夕04の四面体の三次元結晶構造を有する合成モレキュ
ラーシーブであるとされている。前記特許に記載されて
いる如く、ゼオラィトAはX線粉体回折像により他のゼ
オライト類及び蓮酸塩類と区別することができる。ゼオ
ラィトAはある特定のモル比で混ぜられたアルミ/珪酸
ナトリウムと水の混和物を結晶が生じるまで20〜17
50の温度に保持して、この結晶を分離して製造するこ
とができる。ゼオラィトAが新規かつ有効な沸石型モレ
キュラーシーブとして認識されて以来、このゼオライト
A物質の製造方法に関0が向けられてきた。この様な方
法特許の内、本発明に最も関連するものはHowell
‘こ付与された米国特許第3114603号である。こ
の特許には粘土又はカオリン型物質を含む水性反応混合
物を砕解する方法によりカオリン型物質から合成ゼオラ
ィトAを製造する方法が開示されている。上記方法では
、初め仮焼粘土を水酸化ナトリウム溶液と20〜55午
0の温度で鞍触させ、次いで雛梓下少くとも75ooの
温度に上昇させてゼオラィト生成物が結晶するに充分な
時間保持して砕解を行う。同様な反応は、Haden等
の米国特許第29920路号に開示されている。
即ち、この特許では脱水力オリン粘士から結晶状ゼオラ
イト類を製造する方法が記載されており、前記粘土を約
427℃(8000F)から871℃(16000F)
の温度で仮擁して完全に粘土中の結晶水を除去して脱水
する。次いで、脱水したカオリン粘土を水酸化ナトリウ
ムの水溶液と21.1から46.ro(70〜11yF
)の温度で接触させて均一な無定型反応生成物を得る。
この反応生成物を更に21.0から162.70(70
〜3250F)の温度で水の存在下に熟成して無定形生
成物を均一な多結晶ゼオラィト物質に変換する。更に、
同様の方法がEstesの米国特許第284728び号
及びSenselの米国特許第2841471号に開示
されており、これらの特許には粘土状物質を水酸化ナト
リウム等のアルカリ金属化合物の溶液と接触させて高温
度条件下でゼオラィトA生成物を得る方法が記載されて
いる。
本発明は上述従来法の改良法であり、沸石型物質、特に
公知のゼオラィト物質より秀れた特性を有するゼオラィ
トA生成物を製造する方法を提供するものである。
従って、本発明の目的はゼオラィト物質を製造する改良
方法を提供することである。
本発明の他の目的はイオン交換能が増大していると同時
に従釆のものより粒蓬が均一である改良された純粋なゼ
オラィトAを製造する方法を提供することである。
本発明の更に他の目的は高酸断条件下で仮焼した粘士と
アルカリ金属の水酸化物溶液を反応させて良好な化学特
性を有する純粋なゼオラィトA物質を製造する方法を提
供することである。
本発明の更に他の目的は色がよくイオン交換能が従来品
よりも良好な改良されたゼオラィトA物質を製造する方
法である。
上記目的及び利点は下記の方法により達成することがで
きる。
即ち、本発明の方法は第1の砕解段階で高敷断下に仮競
粘土をアルカリ金属水酸化物の水溶液と反応させ、この
場合使用されるアルカリ金属水溶液の量は最終的な全バ
ッチ組成物(固相及び液液相の両者を含む)に含まれる
アルカリ金属水酸化物の全重量の15から4の重量%で
ありかつ砕鍵工程は約40から6軍○の温度で行う。次
いで高敷断条件下で混合物の温度を80から10000
の範囲にまで漸次上昇させ、残部のアルカリ金属水溶液
を前記混合物に添加し、この結果得られた反応混合物を
炉過してゼオラィト生成物を回収する工程からなるゼオ
ラィトA等のゼオラィト物質を製造する方法である。更
に本発明では、前記混合物に鉄鈴化剤を添加して最終生
成物の色を改善することができる。以上から明らかな如
く本発明は仮暁粘土を水溶液の形で与えられるアルカリ
金属源と反応させてゼオラィト物質を製造する方法に関
するものである。
本発明の好ましい実施魔真様を示すものとして以下ゼオ
ラィトAの製造方法に関して具体的に記載して本発明を
説明する。本発明の新規な工程に従いゼオラィト生成物
を製造する時、得られた改良ゼオラィト生成物はイオン
交換能が増大し、粒径が従来品に比べ更に均一な範囲の
ものが得られかつ最終製品の色も改善されることが分っ
た。
前述の如く、ゼオラィトAはモレキュラーシーブ型(m
olecularsieveツpe)の合成三次元結晶
性ゼオライトであり、その結晶水の少なくとも一部を除
去して活性化すると、結晶構造は完全となりその構造の
特徴とするところは一定の大きさを有する関口又は孔を
介して通じる内部吸着剤を所有していることである。
ナトリウムカチオソを相当量含む反応混合物を用いてゼ
オラィトAを合成すると、得られる生成物はナトリウム
形ゼオライトとなる。このナトリウム形ゼオラィトは活
性化すると約4オングストローム以下の臨界形状を有す
る分子類の吸着に特に有効であり、4オングストローム
以上の分子の吸着は阻止することができる。ナトリウム
ゼオライトAはモレキユラーシーフ型の堅い合成三次元
結晶状ゼオライトであり、基本的にはSi04及びA夕
04四面体の三次元阿山機である。
この四面体は酸素原子を共有して架橋され、酸素原子数
とアルミニウム及び珪素原子の総数との比は2、即ち0
/(A〆十Si)=2、となる様に架橋されている。ア
ルミニウムを含む各四面体の電子価はアルカリ金属イオ
ン又はアルカリ士類金属イオン等のカチオンを結晶内に
取り込むことにより均衡を保れている。
種々のイオン交換法により或る種のカチオンを他のカチ
オンに交換することは可能である。結晶の脱水又は活性
化処理を行う前には四面体間の空間には水分子が入って
いる。結晶性モレキュラーシーブゼオライトにはいるい
るな種類があるが結晶構造により画定される吸着孔の大
きさ又は有効孔径に基づきそれらの種類を識別すること
ができる。
これらのゼオライトは又結晶中に組み込まれたナトリウ
ム又はカルシウム等の特定のカチオンに基づいて識別す
ることもできる。本発明はイオン交換速度が速く特殊な
結晶形状を有する改良されたゼオラィトA係の塩基交換
結晶物質を提供するものである。
この高交換速度は塩基交換物の濃度が非常に低い時効果
的である。本発明の方法では出発物質として仮焼された
カオリン型粘土を利用する。カオリン型粘土とはほぼA
そ203・李i02・2〜虹LOなる一般組成を有する
鉱物類である。これらのカオリン型粘土類は時に二層粘
土類(two−layerclays)とも呼ばれ結晶
度の種々異る板状珪酸塩類と考えることができる。カオ
リン型粘土類の基本的な構造単位は酸素アニオンと四面
体酢位している珪素カチオン層からなりかつ酸素又は水
酸基アニオンと八面体配位しているアルミニウムカチオ
ン層に結合しているアルミ/珪酸塩シートである。これ
らのシートが互いに積層されて鉱物の板状4・結晶を形
成する。この二層シートを含みかつ本発明に使用可能で
ある代表的な粘土鉱物類はカオリナィト、ナクライト、
デイツカイト、ェンデライト、及びハロィサィトがある
。これらの鉱物は構造シートの積層の仕方が異るだけで
ある。A夕203・るiQ・汎20で示される純粋な力
オリナィトは下記の重量組成を有する。組 成
重量%A夕2〇3 39.56 Si02 46.56 比○(結合水) 13.90 カオリン型粘土類は又“ポールクレー”、“耐火粘土”
、“製紙用クレー”、“フイラークレー”、“コーティ
ングクレー”及び“チャイナクレー”の名でも知られて
いる。
市販のカオリン類は石英、紬粒雲母、水和雲母及び時に
は長石を不純物として含んでいる。しかしながら、不純
物程度で含まれている分にはこれらの存在は本発明の方
法又はゼオラィトA生成物に通常悪影響を与えない。カ
オリン型粘土物質は本発明の方法で有効に反応させるに
は仮暁しなければならない。本発明では約600〜90
0ooの仮暁温度が必要であり、この温度で仮焼すると
カオリン物質は転移現象を受けてカオリンの結晶性は破
壊されてメタカオリンと呼ばれる不定形又は無定形物質
となる。好ましい仮競温度は約700〜85000であ
り仮燐は約1時間行われるが、仮焼時間は使用装置のタ
イプにより変ることは勿論のことである。当業者であれ
ば周知の如く、粒子径、結晶度及び粘土の種類により異
る他の変数が変れば仮焼時間と温度を変えることもでき
る。低温、例えば550〜6000で不充分な仮燐を行
うと、カオリンが反応性のあるメタカオリン相へ完全に
転移せずしかも不完全に仮焼された物質を用いると望ま
しくないヒドロキシーソーダラィト(hydroxy−
sodal船)の副生量が増大する。約850午0以上
の温度で仮暁すると非反応性のガンマアルミナ及び比較
的非反応性のシリカの混合物が形成する。高温ではこの
混合物はムラィト変換し通常本発明の方法により不純物
となる。この様にして得た仮暁粘士を次いで水中でスラ
リー化してアルカリ金属源と反応させる。このアルカリ
金属はいかなる原料から得られたものでもよいが、アル
カリ金属の水酸化物又はアルカリ金属アルミネ−トを含
むバッチ式母液の循環液を用いることが好ましい。仮暁
粘土とアルカリ金属水酸化物の溶液との反応は好ましく
は少くとも化学量論的に充分な量のアルカリ金属水酸化
物を用いて行いアルカリ金属アルミノ珪酸塩ゼオライト
A物質を形成するに必要充分な量のアルカリ金属イオン
を与える様にする。好ましいアルカリ金属の水酸化物は
水酸化トリウムでありこれを用いてナトリウム形のゼオ
ライトAを製造することができる。水酸化カリウムも使
用可能である。アルカリ金属の水酸化物は仮焼粘土スラ
リーに水溶液又は固体の形で添加することができる。本
発明の重要な特徴は第一工程に於いてゼオラィトA生成
物及び母液の液相を製造するために最終的に使用される
全アルカリ金属水酸化物(例えばNaOH)の量の約1
5〜4堰重量%、好ましくは20重量%を仮焼粘士と反
応させることである。
すべての砕藤工程を含む全反応において、ゼオラィトA
に含まれるアルカリ金属の水酸化物の量より約3モル過
剰なアルカリ金属水酸化物を用いることが好ましい。ア
ルカリ金属水酸化物の量は上記制限内で変えることがで
きる。使用されるアルカリ金属の全量の内、約1モルは
ゼオラィトA生成物を形成するに必要な量であり、残量
は液相即ち母液に存在し初期砕解工程に再循環するのが
良い。この様に、第一工程では、仮競粘土及び約15〜
40重量%のアルカリ金属を混合し次いで約40〜65
00の温度で短時間、例えば30分から2時間、好まし
くは1時間砕解して第一砕鱗段階とする。蒸発段階は全
て高鯛断条件下で行う。なをここで云う“高敷断”条件
については後述する。この初期又は砕解段階の終了後、
得られた混合物の温度を次第に上昇させて80〜100
00の範囲とし、この際高勢断条件は尽断続保持する。
温度を上昇させた後、残部のアルカリ金属水酸化物を溶
液又は固形分のまま高喫断条件下に反応混合物に添加す
る。あるいは、温度上昇期間中に残部のアルカリ金属水
酸化物を添加し始めてもよい。アルカリ金属水酸化物の
添加は例えば少しづつ計算して徐々に行うべきである。
アルカリ金属水酸化物の添加終了時、高期断擁洋及び加
熱を短時間継続し次いで停止してもよい。
次いで、混合物を放置すると、混合物が冷却するにつれ
て結晶化が進行する。この際、外部冷却を行うことなく
単に外部加熱を除くだけで冷却する。結晶化時間は約1
時間から4時間の範囲である。しかしながら、所望によ
りこの最終結晶化期間の間も高速縄梓を継続してもよい
。結晶した固形ゼオラィト生成物を例えば涙過により回
収する。本発明の更に他の重要な特徴は炉過により回収
された炉液は最初及び/又は最終の砕鯛段階に再循環す
るに遜するアルカリ金属アルミネート溶液であり従って
更に別のゼオラィト生成物を製造するためにこの溶液を
アルカリ金属イオン及びアルミネートィオンの少くとも
一部を与えるものとして用いることができる。上述の如
く、本発明の反応は高敷断条件下で行われる。
ここで云う高酸断条件とは反応を高度の分散性燈梓下で
行うことを意味する。この分散性燈伴又は分散力はカウ
ルス分散機(CowlesDispe笹er)、力デイ
ミル(kadyMill)、ビード又はサンドミル(B
eadorsandMm)、ストーンミル(SPneM
ill)等の装置を用いて聡断、摩擦又は衝突の力によ
り生じさせることができる。本発明の使用条件下では非
合成力とも名付けうろこの分散性蝿梓は高期断城と強力
な蝿流を引き起こしかつ各結晶を各々分離して存在させ
るに充分な程強力でなければならない。本発明で実際に
使用した蝿伴条件とは以下の通りである。
10.16肌(4インチ)のカウレス(Cowles)
翼を用いて9000RPMで回転させて周速28726
7肌/min(9419t〜min)とし、これにより
直径30.5肌(12インチ)の反応器に高梨断灘梓を
得た。
この魂断力は仮焼粘土又はメタカオリンを分散し各結晶
をそれぞれ独立した粒子又は結晶粒とするに充分な大き
さである。本発明の方法はバッチ式でも行えるし炉遇し
て得られた母液を再循環させる方法でもできる。
後者の閉鎖系反応に於いては、炉液又は母液は初期又は
第一工程に再循環できるアルカリ金属のアルミネートの
水溶液である。再循環に先立って好ましくはアルカリ金
属の水酸化物を母液に充分添加して混合物中にアルカリ
金属アルミネートが所定のモル比及び濃度となる様にす
る。得られた溶液は次いで高期断下に仮焼粘土のスラリ
ーに添加して第一砕解段階又はその後の段階でアルカリ
金属イオン及びアルミネートィオンが生じる様にする。
アルカリ金属アルミネート溶液は仮焼粘±に徐々に添加
するのが好ましい。この方法を経済的に行いかつ操作を
容易にするには、本発明では母液又は炉液を再循環させ
ることが好ましい。反応により、一般式A夕20・るi
02で表わされる仮焼粘土は、がa20・Aそ203・
$i02の回分水溶液組成物を用いる時式Na20・A
夕203・筏i02:XH20の生成物1モルに転換す
る。炉過すると、多量のNa20と少量のA〆203を
含む炉液又は母液が得られ、この炉液は強アルカリ性で
ある。従って、Na20物質は更に生成物を得るために
用いることができるので、母液又は炉液を再循環使用す
ることは経済的に有利である。本発明の更に他の特徴は
最終生成物の色を改善することである。
仮焼工程では、カオリン族粘土類の白色度は通常減少す
る。従って、本発明の工程で得られる結晶性生成物の白
色度は仮競カオリン又はメタカオリンの白色度に近くな
る。しかしながら、本発明の工程に鉄錆化剤を添加する
と結晶性生成物の白色度は結晶化工程で鉄の析出を防止
することにより6〜8ポイント増大し、例えば81から
87一89まで上昇する。粘土には鉄分が不純物として
含まれている。
添加する鉄銭化剤の量は混合物中に含まれる鉄分と結合
するに充分な量とすべきである。好ましい鉄錯化剤はグ
ルコン酸ナトリウムであるが、クエン酸、酒石酸、エチ
レンジアミン四酢酸(EDTA)、ニトリロトリ酢酸(
NTA)又はこれらの金属塩類等の他の物質も使用可能
である。
この鉛化剤は結晶化工程の前であればどの反応段階で添
加しても良いが、初期又は第一砕解段階で加えるのが好
ましい。本発明の更に好ましい特徴は得られた固形生成
物又は炉塊を向流洗浄できることであり、この場合洗浄
には水よりもアルカリ金属アルミネートの溶液を用いる
ことが好ましい。
このアルカリ金属溶液はNaA夕02溶液からのAそ(
OH)3の析出の可能性を減少させる。アルカリ金属溶
液を用いれば閉鎖系に加える水の量を減すことができる
ので系の経済性を向上させる。上述内容から明らかな如
く、本発明の方法は従来公知の同様の方法に比べ多数の
特徴、利点を有する。
即ち、本発明の方法では全反応物を混合して20〜50
o0数時間加熱する砕鯛工程を除くことができる。更に
、使用カオリン粘土の組成によりゼオラィト生成物のS
i02/Aそ203モル比が決定する。このモル比は別
種のシリカ又はアルミナ源を添加すれば変えることがで
きるが、高イオン交換速度を有する塩基交換結晶性物質
を得る本発明の方法では前記モル比を変えることは必要
でない。仮蟻粘土及びNaOHのみを用いる場合には、
反応生成物は粘土中のSi02/A〆203のモル比の
変動、即ち1.8〜2.3のモル比(=64.4モル%
〜69.7モル%Si02)に限定される。勿論、本発
明の方法は他のSi02又はAそ203源を添加してS
i02又はA〆203を余分に加えられた他の組成物に
も適用することができる。アルミン酸ナトリウムの母液
を再循環使用すればメタカオリンの理論AZ203含量
より反組成物中のAZ203含量は実際に増大している
。本発明の工程では、初期砕解工程は約1時間で約46
〜65午0の温度で行う。
この初期砕鱗工程では15〜40%のNa20が加えら
れるだけなので砕解温度を高くすれば砕鱗時間を減少さ
せることができる。第2段階で温度を約80〜100℃
に増大させ次いで結晶化時間の終りの時点で80〜95
q0に冷却させると、ソーダライトの形成の機会が減少
する。結晶化の最初の1.5〜2時間の間に、再循環さ
れ、濃縮されかつ純化された母液をNaOHーメタカオ
リンスラリ一に添加して、得られた混合物を高灘断櫨梓
により所望の組成物とする。母液を添加後、濃梓を止め
次いで藷的条件下で1.5〜2時間最終的に結晶化する
。実験によれば母液を全部添加した直後には反応が完了
していることが実証されている。静的条件下での結晶化
により得られる結晶は充分に成長する。母液を再循環さ
せることにより使用したNa20の70〜80%及びA
そ203を幾分かを回収することができる。
再循環により又母液を再循環させずにメタカオリン及び
荷・性アルカリを用いて達成される値以上に反応混合物
のAそ203組成物は増大させることができる。母液中
のNa20及びNa203のモル比及び濃度は塩基交換
物質を結晶化させるために用いた組成物に依存して変る
。本発明の方法で高期断損梓をしないと、同一パーセン
トの結晶性生成物を得るのに高勇断燈投下では4時間で
すむところを約7時間の結晶化時間が必要となる。
しかも、7時間の低醜断渡洋条件で得られた生成物はイ
オン交換能を有せず更に結晶は個々に分離した結晶とい
うよりはむしろ結晶が共に成長した結晶群といった方が
よいものである。本発明の方法では粘土から得られたA
そ203以外のA〆203源は必要としない。
従って、珪酸ナトリウム及びアルミン酸ナトリウムを用
いる公知の方法で用いられるボーキサイト等の他のアル
ミニウム源を本発明の方法では用いる必要はない。更に
、本発明の方法では種々のタイプの結晶性ゼオラィト物
質、例えばK又はCa形ゼオラィトAを生成させること
ができる。本発明の方法で得られる生成物は高イオン交
換能を特徴としかつ一般式Me20:Aそ203:$i
02:X40(ここでMeはアルカリ金属、及びXは0
又は約5までの整数である)で表わされるゼオライトA
物質である。
Me20:A夕203:Si02のモル比は好ましくは
約1.0土0.2:1:1.85±0.5の範囲であり
、最も好ましくは約1.0:1.0:2.0である。
生成物は約0.25から8ミクロン範囲の粒径を有する
。本発明の生成物の粒径が均一であることは添付の図面
第1図に示されている。第1図から、ゼオラィト勢成物
は均一な粒径を有し群塊又は集合塊がほとんどないこと
が理解されよう。第1図の粒子は第2図の粒子と対象的
である。第2図の粒子は従来法により低耀洋条件下で製
造された生成物であり多量の結晶間生長が行われている
ことを示している。本発明で得られた個々に分離した粒
子は高イオン交換能を有しており従って秀れたイオン又
は塩基交換性能を有する硬水軟化剤として非常に有効で
ある。
本発明になる生成物はテスト条件下では少くとも250
の9CaC03ノタの交換をすることができかつカルシ
ウム硬度で0.0342/夕(4.7グレィン/ガロン
)の硬水を1分間で0.034夕/そ(2.0グレィン
/ガロン)更に10分間の処理で0.017夕/夕(1
.0グレィン/ガ。ン)に滅することができる。後者の
テストでは、塩基交換物質は0.13夕/夕(7.0グ
レィンノガロン)の硬度を有するCa−M9混合硬水に
0.06%加えられている。本発明の高イオン交換性珪
酸塩類である生成物は液体又は乾燥洗剤組成物又は洗浄
化合物に特に有用である。即ち、本発明の珪酸塩類は従
来の洗剤、即ち洗浄剤として有効な合成ソープレス陰イ
オン性、非イオン性又は両性界面活性化合物類のいずれ
としても使用可能である。陰イオン界面活性化合物は広
義に云えば親水性又は親液性基を分子構造内に有しかつ
水性媒体中ではイオン化して親液性基を含む陰イオンを
生じる化合物として定義することができる。これらの化
合物としては硫酸化又はスルホン化アルキル、アリール
及びアルキルアリール炭化水素類及びこれらのアルカリ
金属塩類である。具体例としては長鎖の硫酸ァルキルの
ナトリウム塩類、アルキルナフタリンスルホン酸のナト
リウム塩類、スルホン化アビェチンのナトリウム塩類、
アルキルベンゼンスルホン酸類で特にアルキル基が8一
24の炭素数であるもののナトリウム塩類、スルホン化
鉱物油のナトリウム塩類及びスルホ競粕酸ジオクチルナ
トリゥム等のスルホ競粕酸ェステルのナトリウム塩類で
ある。有利な陰イオン性界面活性剤は高級アルキルアリ
ールスルホン酸類及びそのアルカリ金属及びアルカリ士
類金属の塩類であり、これらの具体例としてはドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、トリデシルスルホン酸
ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシル
トルェンスルホン酸アンモニウム、ベンタデシルベンゼ
ンスルホン酸リチウム、ジオクチルベンゼンスルホン酸
ナトリウム、ドデシルベンゼンジスルホン酸ジナトリウ
ム、ジイソプロピルナフタリンジスルホン酸ナトリウム
等がある。更に、陰イオン界面活性剤としては硫酸及び
スルホン酸の脂肪族アルコールェステルのアルカリ金属
塩類、アルキルアリール(スルホチオ酸)ェステル及び
ァルキルチオ硫酸のアルカリ金属塩類等がある。非イオ
ン性界面活性化合物は広義にはイオン化せず通常オキシ
化側鎖から親水特性を得ている化合物と定義することが
できるが、分子の親液成分は脂肪酸類、フェノール類、
アミド類、又はアミン類に由釆するものであっても良い
非イオン性界面活性剤の具体例としてはエチレンオキサ
ィド又はプロピレンオキサィド、好ましくはエチレンオ
キサィド単独又は他のアルキレンオキサィドとの組合せ
になる炭素数2から4の1種類以上のアルキレンオキサ
ィド類と例えば脂肪族アルコール、脂肪酸、ステロール
、脂肪族グリセラィド、脂肪族アミン、アリールアミン
、脂肪族メルカプタン、トール油等の比較的疎水性な化
合物とを縞合して得られる生成物類が含まれる。更に、
非イオン性界面活性剤としては例えばメタノールアミン
、エタノールアミン、プロパノールアミン等の1種類以
上の比較的低級のアルキルアルコールアミンを例えばラ
ウリン酸、セチル酸、トール油脂肪酸、アビェチン酸等
の脂肪酸と縮合させて得られるアミド生成物も含まれる
。特に有利な非イオン界面活性剤は少くとも1活性水素
原子を有する疎水性化合物と例えば約8から約18の炭
素原子を有する脂肪族アルコールと前記アルコール1モ
ルに対して約3から約モルのエチレンオオキサィドとの
縮合物である低級アルキレンオキサィドとの縮合生成物
、又はアルキル基中に約8から約18の炭素原子を含む
アルキルフェノールとアルキルフェノール1モル当り約
3から約30モルのエチレンオキサィドとの縮合物があ
る。
他の非イオン性洗剤はエチレンオキサィドと、プロピレ
ンオキサイドプロピレングリコールを縮合して得られる
疎水性化合物との縮合生成物である。両性界面活性化合
物は広義には同一分子内に陰イオン性及び腸イオン性基
を有する化合物と定義することができる。
この様な化合物は陰イオン形成基の性状に応じて分類で
きる。蔭イオン形成基とは通常カルギシル基、スルホ基
(一S03N基)及びサルフェート基である。両性界面
活性化合物の例としてはN−ココ ベータアミノプロピ
オン酸ナトリウム(sodium N−coco皮ta
aminopropinate)、Nータロウ ベー
タアミノジプロピオン酸ナトリウム(sodium N
一ta11owbetaaminodipropion
aに)、N−ラウリルべ−タイミノジプロピオン酸ナト
リウム等である。陰イオン性、非イオン性及びノ又は両
性界面活性剤の上記範積に入る典型例はニューョ−クの
InterscienceP肋ljshe岱より(19
40王)発行のシュワルッ及びペリー(swaれz及び
perひ)著の“Sm−face Active A袋
nts”及びJoumal of価ericanOil
ChemisにSodetey、第34巻、第4号、第
170頁一第216頁(1957年4月)に記載されて
いるものである。
前記界面活性剤と組み合せて使用するに必要な交換性登
酸塩の量は使用目的、使用活性剤の種類、pH条件等に
より変るかも知れない。最適の活性剤/交換物質の比は
使用した特性の活性剤の種類及び洗剤組成物の使用目的
に依存するが最も一般的には活性剤/交換性珪酸塩の重
量比で約3:1から1:6の範囲である。本発明は下記
実施例で更に詳しく説明するが実施例により本発明は限
定されるものではない。
実施例に於いて、特に指示ない限り部は重量部を表わす
。実施例 1 2167夕のカオリンを750午0で約1時間仮鏡して
反応怪力オリン則ちメタカオリン1867夕を得て反応
性カオリン試料とした。
このメタカオリンを50%NaOH860夕を含む水7
078タ中でスラリ−とし次いで高灘断反応器に入れた
。反応器は直径30.5仇(12インチ)、高さ45.
7仇(18インチ)であり2.払物×30.5仇の邪摩
板4枚を設えていた。直径10.2肌(4インチ)の“
Cowleゞ翼を90風PMで回転させて高敷断擬梓を
行った。高温水を反応器のジャケットにポンプで送り込
み反応器を加熱した。メタカオリンスラリーは60〜6
5q0で1時間高雛断下に砕解された。次いでスラリー
の温度を1時間かけて90〜100ooに上昇させた。
次に96の‘/minの割合でアルミン酸ナトリウム溶
液を120分間添加した。このアルミン酸ナトリウム溶
液は1339夕のNを0及び109夕のA夕203を含
みこの反応で生じるであろう母液又は炉液の再循環液で
ある。反応組成物の酸化物のモル比は下記の通りであっ
た。Na20/Si02 1.64 Si〇2/A夕2〇3 1.74 日20/Na20 40 アルミン酸ナトリウムの添加の終了と共に櫨梓を止め組
成物を11/幼時間放置して最適のサイズと形状を有す
る結晶を得た。
次いで、生成物を炉過し、pHが約11となる迄蒸留水
で洗浄した。50〜60ooで16〜2餌時間乾燥後、
生成物を粉砕した。
収量は2906夕であった。実施例1の生成物はゼオラ
ィトA結晶だけであることを表わすX線回折ピークを有
していた。
ソーダライト又はヒドロキシーソーダライトのピークは
見当らなかった。規準X線回折図と比較した時生成物の
93%はゼオラィトAであった。交換能力は無水試料1
夕当り330の9CaC03であった。CaC03減少
速度テストによれば、1分後には0.0023夕/夕(
0.13グレイン/ガロン)のCaC03が残っている
だけでありかつ2分後には0.0017夕/夕(0.1
グレインノガロン)以下のCaC03となった。通常受
容し得る減少速度は0.119夕/そ(7.0グレィン
ノガロン)CaC03を含む硬水を1分で0.0私夕/
そ(2グレインノガロン)以下にしかつ10分間で0.
0085夕/そ(0.5グレイン/ガロン)以下であれ
ばよい。この生成物の白色度は457十1メーターでェ
ルレフオ(EIrepho)白色度計で測定した時81
であった。SEM(電子顕微鏡分析法)による平均結晶
径は1ミクロンであった。この生成物の結晶は第1図に
示すものである。実施例 28.6夕のグルコン酸ナト
リウムをメタカオリン、NaOH及び水のスラリ−に添
加して存在する鉄と錯化させた以外実施例1の方法を繰
返した。
この反応で得られた生成物はその日色度が実施例1の生
成物では81であったのに対して89である以外実施例
1で得られたものと同じであった。比較例 3均一なス
ラリーとしておく程度の低期断蝿拝を行った以外実施例
1を繰返した。
得られた生成物は磯%ゼオラィトAであることがX線回
析図から分った。その交換能は無水生成物1夕当り24
0雌CaC03であり、その白色度は81であった。S
EMにより平均結晶径は約2ミクロンであることが分り
多量の互生結晶塊が生じていた。この生成物は第2図に
示すものである。実施例 4 プロペラ型混合機を備えた189.2と(50ガロン)
釜に3.71kg(8.187そぐs)のメタカオリン
、2.65k9(5.848そそs)の50%NaOH
、27.私k9(60.287そ〆s)の日20及び1
.96k9(4.312そそs)のアルミン酸ナトリウ
ム溶液を添加した。
このスラリーを60qCに加熱し1時間燈拝した。その
後温度を95q0に上昇させ43の‘/minの割合で
アルミン酸ナトリウムを180分間添加した。アルミン
酸ナトリウムの濃度はNも016.46%、Aそ203
1.93%及び比081.61%であった。最終的な組
成物のモル比はNら0/Si02 1.45 SiQノA〆2〇3 1‐737 比○/Nも0 40 であった。
全反応工程中蝿拝を継続した。
この組成物をァルミン酸ナトリウムの添加後燭拝しなが
ら一時間結晶させた。炉過及び洗浄で得られた生成物は
下記の性質を有していた。X線回折によるゼオライトA
含量87% 交換館は無水生成物1夕当り185岬CaC03結晶径
2〜3ミクロン比較例 5 全アルミン酸ナトリウムを初めに添加し結晶化中は組成
物を燈拝しなかった以外実施例4を繰返した。
この反応で得られた生成物はゼオラィトAへの転モ奥率
が非常に低くかつ交換館も低かった。結果は以下の通り
である。ゼオラィトA舎量55%ヒドロキシソーダライ
ト舎量8−10% 交換館 1夕当り31雌CaC03 以上から明らかな如く、本発明はイオン交換能力が改良
されかつ洗剤及び水純化用として有用であるゼオラィト
A等の改良ゼオラィトA類の製造方法であり、この方法
では高灘断下に仮鱗粘土をアルカリ金属水酸化物溶液の
一部と接触させて、次いで高製断条件下に残りのアルカ
リ金属水酸化物溶液を添加しながら混合物の温度を漸次
増大させ、そしてゼオラィト生成物を回収するものであ
る。
本発明を好ましい実施態様に関連して記載した。
しかしながら、前記実施態様に種々の変更を加えること
は当業者にとつて容易であろう。従って本発明を単に前
記実施態様に限定されると考えるべきでない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により製造されたゼオラィトA物
質を示す写真である。 第2図は従来法により製造されたゼオラィトA物質を示
す写真である。 FIG.I FIG2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カオリン粘土と水酸化ナトリウムとの反応によつて
    一般式 1.0±0.2Me_2O:Al_2O_3:
    1.85±0.5SiO_2:XH_2O(ここでMe
    はアルカリ金でありそしてXは0または5までの整数)
    で表わされるゼオライトAを製造する方法であつて、カ
    オリン粘土を600〜900℃の温度で仮焼して前記粘
    土をメタカオリン相に転換して、前記仮焼粘土のスラリ
    ーを水性媒体中で形成し、その後前記ゼオライトA及び
    水相母液からなる最終ゼオライトA組成物を製造するた
    めに使用されるのに十分でかつ過剰なアルカリ金属水酸
    化物の全量の内15〜40重量%を前記スラリーを含む
    前記水性媒体に添加し、第一破解段階として高剪断或と
    強撹流を引き起こしかつ各結晶を個々に分離した状態に
    保持するのに十分な大きさと強度を有する高分散撹拌か
    らなる高剪断状態で得られた混合物を40〜65℃の温
    度で加熱し、次段階で前記高剪断状態を保持しながら前
    記得られた混合物の温度を漸次80〜100℃の範囲に
    上昇させかつ前記アルカリ金属水酸化物の残部を含む溶
    液を前記混合物に添加して前記アルカリ金属水酸化物の
    添加を終り、前記ゼオライトAが結晶化した後前記ゼオ
    ライトAをアルミン酸ナトリウムを含む母液から回収す
    ることからなる前記ゼオライトAの製造方法。 2 前記アルカリ金属水酸化物の残部を前記温度の上昇
    完了後に添加することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のの方法。 3 前記混合物を結晶化の間放置することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 前記混合物は結晶化の間80〜95℃の温度で放冷
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 5 前記混合物を1〜4時間放置して最適な結晶の大き
    さ及び形が得られることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載の方法。 6 前記アルカリ金属水酸化物は水酸化ナトリウムであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 前記ゼオライトAの回収後分離した母液を前記第一
    砕解段階へ再循環してアルカリ金属イオン及びアルミネ
    ートイオンを与えることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の方法。8 前記再循環に先立つてアルカリ金
    属水酸化物を付加的に母液に添加することを特徴とする
    特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 鉄錯化剤を反応混合物に添加して最終生成物の色を
    改善することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 10 前記アルカリ金属水酸化物の全量の内20重量%
    を前記第1砕解段階で反応を起こさせることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。 11 鉄錯化剤を反応混合物に添加して最終生成物の色
    を改善する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 12 全アルカリ金属水酸化物の内20重量%を第一砕
    解段階で反応させる特許請求の範囲第1項の方法。 13 残部のアルカリ金属水酸化物の少くとも一部は混
    合物の温度を漸次80〜100℃の温度まで上昇させな
    がら添加する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 14 反応混合物は結晶化の間約80〜95℃の温度で
    放冷することてからなる特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 15 カオリン粘土を仮焼して前記粘土をメタカオリン
    相に転換し、前記仮焼粘土を水性媒体中でスラリ化して
    十分な量のアルカリ金属水酸化物と反応させて 一般式 1.0±0.2Me_2O:Al_2O_3:1.8
    5±0.5SiO_2:XH_2O (ここでMeはア
    ルカリ金属でありそしてXは0又は5までの整数)で表
    わされるゼオライトA生成物を形成し、仮焼粘土のスラ
    リーにゼオライトA生成物及び水相母液を含む最終ゼオ
    ライト組成物に含まれるアルカリ金属水酸化物の全量の
    内約15〜40重量%を添加し、前記混合物を第1砕解
    段に於いて高剪断条件下約40〜65℃の温度で加熱し
    、高剪断条件を保持しながら混合物の温度を漸次80〜
    100℃の範囲に上昇させ、残部のアルカリ金属水酸化
    物を混合物に添加してアルカリ金属水酸化物の添加を終
    り、高剪断条件を停止し混合物を1〜約4時間放冷して
    結晶の最適生長を行い、析出したゼオライトA生成物を
    アルミン酸ナトリウムイオンを含む母液から分離し、そ
    してアルミン酸ナトリウムイオンを含む母液を次回分の
    第一次砕解段に再循環して酸化ナトリウムイオンを初期
    混合物に供給する工程からなるゼオライトAの製造方法
    。 16 仮焼粘土は一般組成、Al_2O_3・2SiO
    _2・2−4H_2Oを有するカオリン型粘土から得ら
    れることからなる特許請求の範囲第1項に記載の方法。 17 仮焼粘土は過剰水中でスラリー化してアルカリ金
    属水酸化物を水溶液としてスラリーに添加する特許請求
    の範囲第16項に記載の方法。18 高剪断条件は高剪
    断域と強撹流を引き起こしかつ各結晶を個々に分離した
    状態に保持するに充分な大きさと強度を有する高分散撹
    拌からなる特許請求の範囲第15項に記載の方法。 19 アルカリ金属水酸化物を付加的に母液に添加して
    前記第一次砕解に先立つてアルカリ金属イオン及びアル
    ミニウムイオンの比を調整する特許請求の範囲第15項
    に記載の方法。 20 鉄錯化剤を反応混合物に添加して最終生成物の色
    を改善する特許請求の範囲第15項に記載の方法。 21 アルカリ金属水酸化物の全量の内20重量%を第
    一次砕解段階で反応させる特許請求の範囲第17項に記
    載の方法。 22 特許請求の範囲第1項の方法で得られた主成物。
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