JPS6127312Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6127312Y2
JPS6127312Y2 JP12843481U JP12843481U JPS6127312Y2 JP S6127312 Y2 JPS6127312 Y2 JP S6127312Y2 JP 12843481 U JP12843481 U JP 12843481U JP 12843481 U JP12843481 U JP 12843481U JP S6127312 Y2 JPS6127312 Y2 JP S6127312Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor covering
side sill
opening
hole
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12843481U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5833329U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12843481U priority Critical patent/JPS5833329U/ja
Publication of JPS5833329U publication Critical patent/JPS5833329U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6127312Y2 publication Critical patent/JPS6127312Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Passenger Equipment (AREA)
  • Carpets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 産業上の利用分野 本考案は、自動車の車体の床面に敷設される床
敷物を床面に固定するための床敷物固定装置に関
する。
従来の技術 一般に、自動車の車体の床面に敷くカーペツト
又はマツトの床敷物は、側端に薄い布片を縫合
し、この布片部分をサイドシル上部に被せ、サイ
ドシル上縁にクリツプで挟む等によつて固定され
る。そして、その上をスカツフプレートで覆うよ
うにしている。この場合、クリツプを、サイドシ
ル上縁に挿入するので、折角塗装した部分を傷つ
けることがあり、早く錆を発生させる原因になつ
て都合が悪い。
考案が解決しようとする問題点 上記したようにクリツプをサイドシル上縁に挿
入することで床敷物の布片部分を固定するのでは
サイドシルの塗装部分が損傷を受け、この部分に
錆が出てしまう。
そこで本考案は以上の欠点を除去するもので、
サイドシルが傷付くのを防ぐとともに製造コスト
を下げ得るようにした自動車の床敷物固定装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段と作用 本考案の自動車の床敷物固定装置では、サイド
シルインナパネルとアウタパネルの上縁を重ねて
溶着する結合部分に少なくとも一方に凹みを形成
することで上下方向に延びる開口を設けるととも
に床敷物の側部に上記開口と対応する位置に孔を
設け、サイドシル上面に被着されるスカツフプレ
ートの内面に上記孔および開口を挿通する突起を
形成しこの突起を床敷物の孔を介して開口に挿着
しサイドシルの上面に被せた床敷物の側端を押え
止めするようにしたことで構成される。
実施例 以下本考案の一実施例を図面につき説明する。
自動車の車体のサイドシル1は、アウタパネル
2とインナパネル3で筐状にして、スポツト溶接
によつて結合することで作られている。そして、
上記溶着部分にはアウタパネル2又はインナパネ
ル3の上縁に凹みを設けておき、結合し、溶着し
た場合にサイドシル1の所定の間隔毎に上下方向
に延びる開口4が形成される。床板5上に張る床
敷物6は、側端をサイドシル1上に被せるように
なつており、この床敷物6には、開口4に合せて
孔7が設けられている。サイドシル1上面に被
せ、サイドシル1にビス8によつて締着するスカ
ツフプレート9には、開口4に対応する位置に内
面に突出する突起10が設けられている。この突
起10は、スカツフプレート9を合成樹脂で作る
場合は、第2図のように一体形成すればよく、ま
た軽合金板で作る場合は、第4図のようにクリツ
プにするか、第5図に示すように鋲にする。
しかして床敷物を車体の床面に固定するには、
サイドシル1の上面に、床敷物6の側端部分を被
せ孔7を開口4に合わせる。そして、その床敷物
6の上にスカツフプレート9を被せて、突起10
を孔7及び開口4に嵌め込み、床敷物6の端を押
え止める。スカツフプレート9は、ビス8でサイ
ドシル1の上面に締着することで固定される。
なおサイドシル1の開口4は、サイドシル1を
プレス成形するとき一体に形成することができ
て、手間はかからない。又、床敷物6には孔7を
設けるだけでよいので、これも手間をかけずにで
きる。そして、孔7、及び開口4にスカツフプレ
ート9突起10を差込むことによつて床敷物6の
側端を簡単に固定できる。
考案の効果 以上述べたように本考案によれば、サイドシル
上面に被着するスカツフプレートの内側に突出さ
せた突起を、孔及び開口に挿入して床敷物の側端
を押え止めるようにしたので、開口はプレス成形
で同時にでき、床敷物の側端に薄物を縫合する手
間も省け、部品点数が少くなつて、製造コストの
低減が図れ、組付けも簡単で床敷物を確実に固定
できる。そして、サイドシルに強く挟み止めるク
リツプも使用しないので、錆の発生を早めること
もないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は自動車の側面図、第2図は第1図A−A
矢視拡大断面図、第3図は分解斜視図、第4図及
び第5図は、各々スカツフプレートに設ける突起
の本考案の他の実施例を示す断面図である。 1……サイドシル、2……アウタパネル、3…
…インナパネル、4……開口、6……床敷物、7
……孔、9……スカツフプレート、10……突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サイドシルインナパネルとアウタパネルの上縁
    を重ねて溶着する結合部分に少なくとも一方に凹
    みを形成することで上下方向に延びる開口を設け
    るとともに床敷物の側部に上記開口と対応する位
    置に孔を設け、サイドシル上面に被着されるスカ
    ツフプレートの内面に上記孔および開口を挿通す
    る突起を形成し、この突起を床敷物の孔を介して
    開口に挿着しサイドシルの上面に被せた床敷物の
    側端を押え止めするようにしたことを特徴とする
    自動車の床敷物固定装置。
JP12843481U 1981-08-29 1981-08-29 自動車の床敷物固定装置 Granted JPS5833329U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12843481U JPS5833329U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 自動車の床敷物固定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12843481U JPS5833329U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 自動車の床敷物固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5833329U JPS5833329U (ja) 1983-03-04
JPS6127312Y2 true JPS6127312Y2 (ja) 1986-08-14

Family

ID=29922132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12843481U Granted JPS5833329U (ja) 1981-08-29 1981-08-29 自動車の床敷物固定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5833329U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6002549B2 (ja) * 2012-11-08 2016-10-05 三菱マヒンドラ農機株式会社 作業車両

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5833329U (ja) 1983-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01144178U (ja)
JPS6127312Y2 (ja)
JPH0448986Y2 (ja)
JPH0126528Y2 (ja)
JPS5845957Y2 (ja) コ−ナプロテクタの取付構造
JPH0315371Y2 (ja)
JPH0340664Y2 (ja)
JPH053392Y2 (ja)
JPS62181830U (ja)
JP3622508B2 (ja) 自動車用フィニッシャの結合構造
JPH0629155Y2 (ja) 車体ル−フ前端側部構造
JPS641879Y2 (ja)
JPH0243794Y2 (ja)
JPH025614B2 (ja)
JPH0314432Y2 (ja)
JPS63143474U (ja)
JPS6326279Y2 (ja)
JPS5848184Y2 (ja) 車輛フロア部におけるファスナ−ホック取付構造
JPS643687Y2 (ja)
JPS6350771U (ja)
JPH077228Y2 (ja) 車輌のウエザストリツプ取付構造
JPH02120219U (ja)
JPS63114884U (ja)
JPS61203944U (ja)
JPH0555336B2 (ja)