JPS5848184Y2 - 車輛フロア部におけるファスナ−ホック取付構造 - Google Patents
車輛フロア部におけるファスナ−ホック取付構造Info
- Publication number
- JPS5848184Y2 JPS5848184Y2 JP664379U JP664379U JPS5848184Y2 JP S5848184 Y2 JPS5848184 Y2 JP S5848184Y2 JP 664379 U JP664379 U JP 664379U JP 664379 U JP664379 U JP 664379U JP S5848184 Y2 JPS5848184 Y2 JP S5848184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- fastener
- vehicle floor
- protrusion
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は車輌のフロア部におけるファスナーホック取
付構造に関するものである。
付構造に関するものである。
近時、車輌フロア部にフロアマットを取付ける際に使用
されるファスナーホックは車輛フロア部に露出すること
等もあって、出来るだけ小型化することが望まれている
が、従前のファスナーホックは、例えば実開昭４９−５
８９６２号公報に示されるように、ホックの嵌合部の下
縁より延戒してなる水平座部を車軸フロア部に当接させ
、該当接部分をプロジェクション溶接等により溶着して
取付けるようにしているから、ホックの嵌合部について
は一定以上の高さが必要不可欠となり、また前記座部の
幅についても溶接に適した幅を確保しなげればならない
ため、したがって、ファスナーホックの高さ及び幅を縮
めることは非常に難しく、小型化ができないという欠点
を有している。
されるファスナーホックは車輛フロア部に露出すること
等もあって、出来るだけ小型化することが望まれている
が、従前のファスナーホックは、例えば実開昭４９−５
８９６２号公報に示されるように、ホックの嵌合部の下
縁より延戒してなる水平座部を車軸フロア部に当接させ
、該当接部分をプロジェクション溶接等により溶着して
取付けるようにしているから、ホックの嵌合部について
は一定以上の高さが必要不可欠となり、また前記座部の
幅についても溶接に適した幅を確保しなげればならない
ため、したがって、ファスナーホックの高さ及び幅を縮
めることは非常に難しく、小型化ができないという欠点
を有している。
この考案は上述のような実状に鑑み、ファスナーホック
の小型化を実現すると共に広い溶接面を確保することが
でき、しかもファスナーホック取付の際の位置決めが極
めて容易な車輛フロア部におけるファスナーホック取付
構造を提供することをその目的とするものであり、その
特徴とするところは、一体成形されるファスナーホック
は平担状の基部と該基部の周縁よりふくらみ状に曲成さ
れた、フロアマット取付時にファスナーパイルの嵌合部
が嵌合する嵌合部を有し、他方、車輛フロア部の適所に
は前記基部の下面に対応する突成部を設け、該突成部を
前記基部の下面に点溶接のごとき溶接手段によって溶着
せしめたことにある。
の小型化を実現すると共に広い溶接面を確保することが
でき、しかもファスナーホック取付の際の位置決めが極
めて容易な車輛フロア部におけるファスナーホック取付
構造を提供することをその目的とするものであり、その
特徴とするところは、一体成形されるファスナーホック
は平担状の基部と該基部の周縁よりふくらみ状に曲成さ
れた、フロアマット取付時にファスナーパイルの嵌合部
が嵌合する嵌合部を有し、他方、車輛フロア部の適所に
は前記基部の下面に対応する突成部を設け、該突成部を
前記基部の下面に点溶接のごとき溶接手段によって溶着
せしめたことにある。
以下、この考案の構成を添付図面に示す実施例に従って
説明する。
説明する。
第１図はファスナーホックの取付位置を示す車輛の内部
斜視図で、座席下のタイヤ・・ウス部１の車輛フロア部
２に敷設されるフロアマット３が所定の箇所４において
ファスナー金具により固定されている。
斜視図で、座席下のタイヤ・・ウス部１の車輛フロア部
２に敷設されるフロアマット３が所定の箇所４において
ファスナー金具により固定されている。
第２図は本考案の実施例を示す取付断面図であり、同図
において、板材から一体成形されるファスナーホック５
は、平担状の基部６と該基部６０周縁より斜上方にふく
らみ状に曲成される嵌合部１を有してなり、他方、車輛
フロア部２のホック取付位置となる適所には基部下面６
′に当接する突成部８が設けられ、該突成部８と前記基
部６０当接部分は点溶接のごとき溶接手段によって溶着
されている。
において、板材から一体成形されるファスナーホック５
は、平担状の基部６と該基部６０周縁より斜上方にふく
らみ状に曲成される嵌合部１を有してなり、他方、車輛
フロア部２のホック取付位置となる適所には基部下面６
′に当接する突成部８が設けられ、該突成部８と前記基
部６０当接部分は点溶接のごとき溶接手段によって溶着
されている。
また、前記嵌合部７はフロアマット３の取付に当って、
該フロアマット３を拘持したファスナーパイル９の嵌合
部１０が嵌合される。
該フロアマット３を拘持したファスナーパイル９の嵌合
部１０が嵌合される。
したがって、上記の構成からも明らかであるように、溶
接箇所を平担状の基部と突成部の当接部分としたから、
従前のファスナーホックと比較すると、ファスナーホッ
クの高さ及び幅の大幅な縮小化が実現し得て、全体を非
常に小型化することができるものである。
接箇所を平担状の基部と突成部の当接部分としたから、
従前のファスナーホックと比較すると、ファスナーホッ
クの高さ及び幅の大幅な縮小化が実現し得て、全体を非
常に小型化することができるものである。
しかも前記基部下面６′の面積が犬であるため、溶接面
が充分に確保でき、したがってファスナーホックを車輌
フロア部２に確実強固に取り付けることができる上に、
前記突成部８がガイドとなるので、ファスナーホックを
セットする際の位置決めが極めて容易に行い得るもので
ある。
が充分に確保でき、したがってファスナーホックを車輌
フロア部２に確実強固に取り付けることができる上に、
前記突成部８がガイドとなるので、ファスナーホックを
セットする際の位置決めが極めて容易に行い得るもので
ある。
また、第３図は本考案の他の実施例を示し、樹脂材料か
ら一体成形されろファスナーホック１１は、所定の厚み
をもつ平担状の基部１２と該基部１２０周縁より下方に
ふくらみ状に構成された嵌合部１３とを有すると共に基
部下面１２′に溶接突起１４を一体的に設けてなり、他
方、車輛フロア部２の適所には基部下面１２′に対応す
る突成部１５が設けられ、該突成部１５は前記基部１２
に前記溶接突起１４を介して溶着されており、その作用
効果は第２図に示した実施例と同様である。
ら一体成形されろファスナーホック１１は、所定の厚み
をもつ平担状の基部１２と該基部１２０周縁より下方に
ふくらみ状に構成された嵌合部１３とを有すると共に基
部下面１２′に溶接突起１４を一体的に設けてなり、他
方、車輛フロア部２の適所には基部下面１２′に対応す
る突成部１５が設けられ、該突成部１５は前記基部１２
に前記溶接突起１４を介して溶着されており、その作用
効果は第２図に示した実施例と同様である。
尚、図中、１６は嵌合部１２に取付けられたスプリング
を示している。
を示している。
以上述べた通り、本考案によれば、ファスナーホックの
小型化が実現し得ると共に溶接面が充分に確保し得てフ
ァスナーホックを車輛フロア部に確実強固に取付けろこ
とができ、しかも車輛フロア部に設けた突成部によりフ
ァスナーホックの取付けの際の位置決めが極めて容易で
ある等種々の実用的効果が得られる。
小型化が実現し得ると共に溶接面が充分に確保し得てフ
ァスナーホックを車輛フロア部に確実強固に取付けろこ
とができ、しかも車輛フロア部に設けた突成部によりフ
ァスナーホックの取付けの際の位置決めが極めて容易で
ある等種々の実用的効果が得られる。
第１図はファスナーホックの取付位置を示す車輛内部斜
視図、第２図及び第３図は本考案の実施例を夫々示す取
付断面図である。 １・・・・・・タイヤハウス部、２・・・・−・車輛フ
ロア部、３・・・・・・フロアマット、５・・・・・・
ファスナーホック、６・・・・・基部、７・・・・・・
嵌合部、８・・・・・・突成部、９・・・・・・ファス
ナーパイル、１０・・・・・・嵌合部、１１・・・・・
・ファスナーホック、１２・・・・・・基部、１３・・
・・・・嵌合部、１４・・・・・・溶接突起、１５・・
・・・・突成部。
視図、第２図及び第３図は本考案の実施例を夫々示す取
付断面図である。 １・・・・・・タイヤハウス部、２・・・・−・車輛フ
ロア部、３・・・・・・フロアマット、５・・・・・・
ファスナーホック、６・・・・・基部、７・・・・・・
嵌合部、８・・・・・・突成部、９・・・・・・ファス
ナーパイル、１０・・・・・・嵌合部、１１・・・・・
・ファスナーホック、１２・・・・・・基部、１３・・
・・・・嵌合部、１４・・・・・・溶接突起、１５・・
・・・・突成部。
Claims (1)
- 一体成形されるファスナーホックは、平担状の基部と、
該基部の周縁よりふくらみ状に曲成された、フロアマッ
ト取付時にファスナーパイルの嵌合部が嵌合する嵌合部
を有し、他方、車輛フロア部の適所には前記基部の下面
に対応する突成部を設け、該突成部を前記基部の下面に
点溶接のごとき溶接手段によって溶着せしめたことを特
徴とする車輌フロア部におけるファスナーホック取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP664379U JPS5848184Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 車輛フロア部におけるファスナ−ホック取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP664379U JPS5848184Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 車輛フロア部におけるファスナ−ホック取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55107444U JPS55107444U (ja) | 1980-07-28 |
| JPS5848184Y2 true JPS5848184Y2 (ja) | 1983-11-02 |
Family
ID=28813628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP664379U Expired JPS5848184Y2 (ja) | 1979-01-24 | 1979-01-24 | 車輛フロア部におけるファスナ−ホック取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848184Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-24 JP JP664379U patent/JPS5848184Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55107444U (ja) | 1980-07-28 |
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