JPH025614B2 - - Google Patents

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JPH025614B2
JPH025614B2 JP5709885A JP5709885A JPH025614B2 JP H025614 B2 JPH025614 B2 JP H025614B2 JP 5709885 A JP5709885 A JP 5709885A JP 5709885 A JP5709885 A JP 5709885A JP H025614 B2 JPH025614 B2 JP H025614B2
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JP
Japan
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base fabric
floor mat
base
automobile
fixed base
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Application number
JP5709885A
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English (en)
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JPS61215133A (ja
Inventor
Kohei Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Co Ltd
Original Assignee
Yamato Co Ltd
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車内に敷設して車室内の汚れを防止
する自動車用床マツト及びその製造方法に関し、
特に車体に対して固定されるタイプの自動車用床
マツト及びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 自動車用床マツトは、これに対する足の揚げ下
しが頻繁に行なわれるだけでなく、自動車の運転
中にあつても足の移動が頻繁に行なわれる。この
ため、当該自動車用床マツトは、比較的小さいも
のであることもあつて、その所定の位置からズレ
ることが多い。当該自動車用床マツトの前方には
アクセルペダル、ブレーキペダル等の自動車の運
転にとつて重要なものが位置しており、特に自動
車用床マツトが前方に寄るとこれらのものに接触
し、場合によつてはこれらのペダルの操作に支障
をきたす場合もある。
このような問題に対処すべく、自動車用床マツ
トを車体側に固定するために、第9図に示したよ
うな自動車用床マツト30aが提案されている。
この自動車用床マツト30aは、その端部に固定
具34をリベツト35等によつて固定したもので
あるが、長期間使用することによつてリベツト3
5または自動車用床マツト30aが破損すること
があつて強度上問題があり、またリベツト35の
頭部が自動車用床マツト30a上に露出している
ことから見栄えを悪している。
ところで、自動車用床マツトに車体側に対する
取付用の部材を連結しようとする場合は、通常次
のことを考慮しなければならない。すなわち、 いうまでもなく、自動車用床マツトの製造自
体が制限されてはならない。
自動車用床マツトを車体側に固定した場合に
当該自動車用床マツトに局部的な力が加わつて
マツトが破損してはならない。
その固定用の部材が、自動車用床マツトの見
栄えを悪くしてはならない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は以上の実状及び要望に対処すべくなさ
れたもので、その解決しようとする問題点は、従
来の自動車用床マツトにおける強度である。
そこで、本発明の目的とするところは、車体側
に固定することのできる固定具を備えた自動車用
床マツトであつて、それのみでどんな形式の車両
に対しても車体側に加工を施すことなく適用で
き、かつ十分な強度を備えた自動車用床マツト及
びその製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために本発明が採つた
手段は、実施例に対応する第1図〜第8図を参照
して説明すると、 車体側に連結される取付部20に設けた固定基
部22と基布11とをパイル糸12,13を打ち
込むことによつて互いに一体的にし、固定基部2
2を基布11と裏打ちゴム14間に挾持させると
ともに、取付部20を基布11の端部から外方に
延出させたことを特徴とする自動車用床マツト である。
そして、これを製造する方法が、 車体側と連結される取付部20の一端に固定基
部22を取付け、 取付部20が基布11の端から僅かに延出する
程度にして固定基部22を基布11の下側に配置
し、 この状態で基布11にパイル糸12,13を打
ち込むことによりこの基布11と固定基部22と
を一体的にするとともに、 取付部20を内側下方に折り込んで基布11の
端から突出しないようにして金型16上に配置
し、 この状態でゴム等により基布11の裏打ち14
を行なうことにより固定基部22を基布11と裏
打ち部分14との間に挾持させ、 その後に裏打ち部分14に埋設されている取付
部20を引き起したことを特徴とする自動車用床
マツト10の製造方法 である。
(発明の作用) 本発明が以上のような手段を採ることによつて
以下のような作用がある。すなわち、当該自動車
用床マツト10においても、取付部20の固定基
部22が基布11にパイル糸12によつて一体的
に縫い付けられているとともに、この固定基部2
2が基布11と裏打ちゴム14との間に挾持され
た状態になつている。このため、取付部20は自
動車用床マツト10に対してしつかりと固定され
た状態にある。従つて、この取付部20に力が加
わつたとしても、この力は固定基部22を介して
自動車用床マツト10側に分散された状態で加わ
ることになり、この力が自動車用床マツト10に
対して局所的に加わることはない。
また、当該自動車用床マツト10にあつては、
その取付部20が自動車用床マツト10の下側か
ら僅かに延出した状態にあることから、自動車用
床マツト10全体の見栄えを阻害しない。さら
に、この自動車用床マツト10にあつては、その
取付部20を利用すれば容易に車体側に取付ける
ことができるから、車体側に何等の加工をもする
必要はないものである。
そして、当該自動車用床マツト10を本発明の
製造方法によつて製造すれば、従来の工程をそれ
程変更することなく行なえるものであつて、従来
からの設備をそのまま使用でき、かつ付加価値の
高い自動車用床マツト10を製造することができ
るのである。
(実施例) 次に、上記の自動車用床マツト10及びその製
造方法を図面に示した実施例に従つて説明する。
第1図には本発明に係る自動車用床マツト10
が示してあり、この自動車用床マツト10の一端
縁の下からは一対の取付部20が僅かに延出して
いる。
この自動車用床マツト10は、第2図に示すよ
うに、基布11と裏打ちゴム14との間に取付部
20に取付けた強靭な布等からなる固定基部22
が挾込まれた状態で固定されている。この固定基
部22は、基布11に短パイル糸12を打ち込む
際に固定基部22を基布11に重ねておくことに
よつて、基布11と一体的にしたものである。な
お、この自動車用床マツト10の周囲はカガリ縫
い部15が形成してある。
取付部20は、第3図に示すように、車体側に
連結する場合に使用される取付穴21を有してお
り、その一端には強靭な布等によつて形成したベ
ルト状の固定基部22を固着したものである。
このような自動車用床マツト10を製造するに
は次のような方法による。この方法を第4図〜第
8図を参照して説明する。
まず、取付部20の一端に固定基部22を取付
け、この固定基部22を、第4図に示すように、
基布11の裏側に配置する。この場合、自動車用
床マツト10の完成後に、取付部20が自動車用
床マツト10の端部から僅かに外方に延出し得る
ような位置にしておく。この状態で、基布11の
周囲を残して基布11と固定基部22とに短パイ
ル糸12を打ち込むことによつて、固定基部22
を基布11と一体的になるようにする。
その後に取付部20及び固定基部22の一部を
内側に折り曲げた状態で、基布11の周囲に長パ
イル糸13を打ち込む。このようにするのは、次
の裏打ちゴム14の形成段階での取付部20及び
固定基部22にある程度の自由度を持たせるため
であるが、この長パイル糸13による打ち込みは
固定基部22を通して行なうようにしてもよい。
次に、第5図に示したように、取付部20を基
布11の下方内側に折り込んで、この取付部20
が基布11の端から突出しないようにして金型1
6上に配置する。このとき、取付部20が直接金
型16の上面に接した状態にしておくと、最後に
この取付部20を裏打ちゴム14から引き起すと
きにその作業を容易に行なえる。このようにして
おいてから裏打ちゴム14を形成するのである。
これにより、取付部20に固定された固定基部2
2が基布11とカガリ縫い部15との間に挾持さ
れた状態となるのである。
その後に、基布11の周囲をトリミングし、第
6図に示したように、カガリ縫い部15を形成し
て自動車用床マツト10としての形状を整える。
このとき、上記のように取付部20及び固定基部
22を内側に折り込んでおけば、基布11の周囲
のトリミング及びカガリ縫い部15の形成を取付
部20等の邪魔されることなく行なうことができ
るのである。
最後に、第7図に示したように、裏打ちゴム1
4内に埋め込まれた状態となつている取付部20
を引き起すことによつて、取付部20を基布11
の端部から外方に延出させれば、取付部20を備
えた自動車用床マツト10が完成する。
なお、裏打ちゴム14を形成するに際して、取
付部20及び固定基部22が裏打ちゴム14の所
定厚さを越えるような場合には、第8図に示すよ
うに、金型16の一部に金型凹所16aを形成し
ておき、この金型凹所16a内に取付部20及び
固定基部22が収納されるようにするとよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、上記実
施例にて例示したごとく、取付部20を強固に取
付けることによつて耐久性に優れた自動車用床マ
ツト10を提供することができ、また取付部20
を利用すればどんな形式の自動車車体にも容易に
固定することのできる自動車用床マツト10を提
供することができる。
そして、当該自動車用床マツト10において
は、取付部20の固定基部22が基布11に短パ
イル糸12及び長パイル糸13によつて一体的に
縫い付けられているとともに、この固定基部22
が基布11と裏打ちゴム14との間に挾持されて
状態になつているため、取付部20は自動車用床
マツト10に対してしつかりと固定された状態に
あつて、この取付部20に力が加わつたとして
も、この力は固定基部22を介して自動車用床マ
ツト10側に分散された状態で加わることにな
る。従つて、取付部20からの力が自動車用床マ
ツト10に局所的に加わることはなく、結果的に
は自動車用床マツト10と取付部20との連結部
分は補強された状態となり、自動車用床マツト1
0及び取付部20の固定基部22が破損するよう
なことはない。
また、本発明による製造方法によれば、上記の
ような効果を有する自動車用床マツト10を容易
に製造することができるだけでなく、従来からあ
る装置をそのまま使用することができて、その製
造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車用床マツトの斜視
図、第2図は第1図の−線に沿つて見た部分
縦拡大断面図、第3図は取付部及びこれに取付け
た固定基部の斜視図でである。また、第4図〜第
7図のそれぞれは本発明の方法を説明するための
各部分縦断面図であり、それぞれは製造工程の順
序に従つて示したものである。第8図は本発明に
係る方法に使用される金型の他の例を示す部分断
面図である。なお、第9図は従来の技術を示す部
分縦断面図である。 符号の説明、10…自動車用床マツト、11…
基布、12,13…パイル糸、14…裏打ちゴ
ム、20…取付部、21…取付穴、22…固定基
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パイル糸を打ち込んだ基布にゴム等を裏打ち
    して形成され、車室内に敷設される自動車用床マ
    ツトにおいて、 車体側に連結される取付部に設けた固定基部と
    前記基布とを前記パイル糸を打ち込むことによつ
    て互いに一体的にし、前記固定基部を前記基布と
    裏打ちゴム間に挾持させるとともに、前記取付部
    を当該マツトの端部から外方に延出させたことを
    特徴とする自動車用床マツト。 2 車体側に連結される取付部の一端に固定基部
    を取付け、 前記取付部が基布の端から僅かに延出した状態
    で前記固定基部を前記基布の下側に配置し、 この状態で前記基布にパイル糸を打ち込むこと
    によりこの基布と前記固定基部とを一体的にする
    とともに、 前記取付部を内側下方に折り込んで前記基布の
    端から突出しないようにして金型上に配置し、 この状態でゴム等により前記基布の裏打ちを行
    なうことによつて前記固定基部を基布と裏打ち部
    分との間に挾持させ、 その後に前記裏打ち部分に埋設されている前記
    取付部を引き起して前記取付部を前記基布の端部
    から外方に延出させるようにしたこと を特徴とする自動車用床マツトの製造方法。
JP5709885A 1985-03-20 1985-03-20 取付部を備えた自動車用床マツト及びその製造方法 Granted JPS61215133A (ja)

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KR200462556Y1 (ko) 2011-04-25 2012-09-14 김도균 일회용 자동차 보조 깔판
WO2022190554A1 (ja) * 2021-03-11 2022-09-15 林テレンプ株式会社 車両用フロアカーペット、及び、その製造方法

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