JPH0623468Y2 - 自動車用フロアカ−ペツト - Google Patents
自動車用フロアカ−ペツトInfo
- Publication number
- JPH0623468Y2 JPH0623468Y2 JP1986203865U JP20386586U JPH0623468Y2 JP H0623468 Y2 JPH0623468 Y2 JP H0623468Y2 JP 1986203865 U JP1986203865 U JP 1986203865U JP 20386586 U JP20386586 U JP 20386586U JP H0623468 Y2 JPH0623468 Y2 JP H0623468Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carpet
- floor
- automobile
- floor carpet
- car floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Passenger Equipment (AREA)
- Carpets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、自動車用フロアカーペットに関する。
［従来の技術］ 従来より、美観を向上させるため等の目的で自動車のフ
ロア部には、例えば第１０図に示すようなカーペットが
敷かれている。このカーペット５１は、所定の形状、大
きさに形成され自動車のフロア部を覆うように敷かれて
いる。また両ドアの前方側下方に位置するカウルサイド
は、樹脂部品、カーペットを貼り付けた樹脂部品、別個
に形成されたカーペット等の覆い部材５２がボディに取
り付けられている。
ロア部には、例えば第１０図に示すようなカーペットが
敷かれている。このカーペット５１は、所定の形状、大
きさに形成され自動車のフロア部を覆うように敷かれて
いる。また両ドアの前方側下方に位置するカウルサイド
は、樹脂部品、カーペットを貼り付けた樹脂部品、別個
に形成されたカーペット等の覆い部材５２がボディに取
り付けられている。
［考案が解決しようとする問題点］ 上記従来のようにカウルサイドに取り付けられる樹脂部
品あるいはカーペット等は、フロアカーペットを敷き込
んだ後に取り付けられていた。このため作業能率が低下
し、工数が増えるという問題が生じており、またフロア
カーペットとの一体感が無く見栄えを良くすることが困
難であるという問題が生じていた。
品あるいはカーペット等は、フロアカーペットを敷き込
んだ後に取り付けられていた。このため作業能率が低下
し、工数が増えるという問題が生じており、またフロア
カーペットとの一体感が無く見栄えを良くすることが困
難であるという問題が生じていた。
本考案は上記問題点を解決するものであり、その目的は
作業性を向上させかつ取り付け工数を軽減するとともに
一体感をもたせて見栄えの良い自動車用フロアカーペッ
トを提供することにある。
作業性を向上させかつ取り付け工数を軽減するとともに
一体感をもたせて見栄えの良い自動車用フロアカーペッ
トを提供することにある。
［問題点を解決するための手段］ 本考案の自動車用フロアカーペットは、自動車のフロア
部を覆う第１カーペットと、 該第１カーペットと別個に形成され該第１カーペットと
端末部の表面どうしが重ね合わされて一体的に結合され
たカウルサイド部を覆う第２カーペットとより構成され
ていることを特徴とするものである。
部を覆う第１カーペットと、 該第１カーペットと別個に形成され該第１カーペットと
端末部の表面どうしが重ね合わされて一体的に結合され
たカウルサイド部を覆う第２カーペットとより構成され
ていることを特徴とするものである。
即ち本考案の自動車用フロアカーペットは、それぞれ別
個に形成した第１カーペットと第２カーペットと端末部
の表面どうしが重ね合わされて一体的に結合させてなる
ことを特色とするものである。
個に形成した第１カーペットと第２カーペットと端末部
の表面どうしが重ね合わされて一体的に結合させてなる
ことを特色とするものである。
第１カーペットと第２カーペットの結合は、一方のカー
ペットの端部を断面Ｌ字型、Ｕ字型に形成し、他方のカ
ーペットと接着剤、縫製、タッカー針、溶着等により行
う。この場合、結合部分でカーペットの端末が表面側に
露出することのないように、また表面の状態を損うこと
のないようにすることが望ましい。
ペットの端部を断面Ｌ字型、Ｕ字型に形成し、他方のカ
ーペットと接着剤、縫製、タッカー針、溶着等により行
う。この場合、結合部分でカーペットの端末が表面側に
露出することのないように、また表面の状態を損うこと
のないようにすることが望ましい。
なお本考案において、第１カーペットおよび第２カーペ
ットは、例えばカーペット地あるいはカーペット地の裏
面に熱可塑性樹脂を裏打ち材（バッキング材）として裏
打ちしたもの等の従来のものを利用することができる。
ットは、例えばカーペット地あるいはカーペット地の裏
面に熱可塑性樹脂を裏打ち材（バッキング材）として裏
打ちしたもの等の従来のものを利用することができる。
［考案の効果］ 本考案の自動車用フロアカーペットは、自動車のフロア
部を覆う第１カーペットと、該第１カーペットと別個に
形成され該第１カーペットと端末部の表面どうしが重ね
合わされて一体的に結合されたカウルサイド部を覆う第
２カーペットとより構成されている。このため取り付け
作業を容易に行うことができ取り付け工数を軽減するこ
とができる。また一体感をもたせて見栄えを良好なもの
とすることができる。更には最初から第１カーペットお
よび第２カーペットを一枚で形成しないため、材料に無
駄がなく生産コストの面でも有利なものとすることがで
きる。
部を覆う第１カーペットと、該第１カーペットと別個に
形成され該第１カーペットと端末部の表面どうしが重ね
合わされて一体的に結合されたカウルサイド部を覆う第
２カーペットとより構成されている。このため取り付け
作業を容易に行うことができ取り付け工数を軽減するこ
とができる。また一体感をもたせて見栄えを良好なもの
とすることができる。更には最初から第１カーペットお
よび第２カーペットを一枚で形成しないため、材料に無
駄がなく生産コストの面でも有利なものとすることがで
きる。
［実施例］ 以下本考案の自動車用フロアカーペットの具体的実施例
を図面に基づき説明する。
を図面に基づき説明する。
（実施例１） 第１図は、本実施例１のフロアカーペットの部分斜視図
であり、このフロアカーペットはフロア部を覆う第１カ
ーペットと、カウルサイド部を覆う第２カーペット２が
一体的に結合されて構成されている。第１カーペット１
およびを２カーペット２は、繊維を集積してニードルパ
ンチングを加えたフェルト状のカーペット地の裏面に熱
可塑性樹脂を裏打ちしたものである。熱可塑性樹脂とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルメタ
クリレート樹脂等のような合成熱可塑性樹脂を用いるこ
とができる。この第１カーペットおよび第２カーペット
２は、それぞれ別個に所定の形状に裁断した後、第２図
および第３図に示すように、第１カーペットの結合する
端部を裏側へＬ字型に折り曲げ、その折り曲げた表側を
第２カーペットの表側端部と重ね合わせ、その重ね合わ
せ部分に沿って所定間隔ごとにタッカー針３を打ち込む
ことにより、第１カーペット及び第２カーペットの端末
が表面側に露出しないように一体的に結合されている。
なお端部を折り曲げる際には、必要に応じて成形を行い
折り曲げ形状を保持するようにしてもよい。
であり、このフロアカーペットはフロア部を覆う第１カ
ーペットと、カウルサイド部を覆う第２カーペット２が
一体的に結合されて構成されている。第１カーペット１
およびを２カーペット２は、繊維を集積してニードルパ
ンチングを加えたフェルト状のカーペット地の裏面に熱
可塑性樹脂を裏打ちしたものである。熱可塑性樹脂とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルメタ
クリレート樹脂等のような合成熱可塑性樹脂を用いるこ
とができる。この第１カーペットおよび第２カーペット
２は、それぞれ別個に所定の形状に裁断した後、第２図
および第３図に示すように、第１カーペットの結合する
端部を裏側へＬ字型に折り曲げ、その折り曲げた表側を
第２カーペットの表側端部と重ね合わせ、その重ね合わ
せ部分に沿って所定間隔ごとにタッカー針３を打ち込む
ことにより、第１カーペット及び第２カーペットの端末
が表面側に露出しないように一体的に結合されている。
なお端部を折り曲げる際には、必要に応じて成形を行い
折り曲げ形状を保持するようにしてもよい。
以上のようにして形成されたフロアカーペットは、自動
車のフロア部に沿って配設し、カウルサイド部に位置す
る第２カーペット２はドアのオープニングトリム、スカ
ッフプレート等のはさみ込みにより固定して取り付けら
れる。
車のフロア部に沿って配設し、カウルサイド部に位置す
る第２カーペット２はドアのオープニングトリム、スカ
ッフプレート等のはさみ込みにより固定して取り付けら
れる。
このように本実施例１のフロアカーペットは、取り付け
作業を容易に行うことができ取り付け工数を軽減するこ
とができる。また結合部分は、第１カーペット１及び第
２カーペット２の端末部の表面どうしが重ね合わされて
端末が表面側に露出しないように一体的に結合されてい
るので一体感があり、見栄えが良好なものとなる。更に
はカーペット材料の材料取りに無駄がなく、生産コスト
を低減させることができる等の効果を有する。
作業を容易に行うことができ取り付け工数を軽減するこ
とができる。また結合部分は、第１カーペット１及び第
２カーペット２の端末部の表面どうしが重ね合わされて
端末が表面側に露出しないように一体的に結合されてい
るので一体感があり、見栄えが良好なものとなる。更に
はカーペット材料の材料取りに無駄がなく、生産コスト
を低減させることができる等の効果を有する。
（実施例２） 本実施例２のフロアカーペットは、第４図〜第６図に示
すように、第１カーペット１１の端部をＵ字型に折り曲
げてその凹部内に第２カーペット１２の端部を挿入して
重ね合わせ、タッカー針１３を重ね合わせ部分に打ち込
んで固定したものである。カーペット等の他の構成等
は、上記実施例１の場合と同様であるので説明を省略す
る。この場合には、上記実施例１の場合と同様の効果が
得られるが、結合部分の固定状態をさらに確実に行うこ
とができる。
すように、第１カーペット１１の端部をＵ字型に折り曲
げてその凹部内に第２カーペット１２の端部を挿入して
重ね合わせ、タッカー針１３を重ね合わせ部分に打ち込
んで固定したものである。カーペット等の他の構成等
は、上記実施例１の場合と同様であるので説明を省略す
る。この場合には、上記実施例１の場合と同様の効果が
得られるが、結合部分の固定状態をさらに確実に行うこ
とができる。
（実施例３） 本実施例３のフロアカーペットは、カウルサイド部に電
気コード等が配設されている場合に適するものである。
第７図〜第９図に示すように、カウルサイド部を覆う第
２カーペット２２は、電気コード等を収納する部分が突
出して段状に形成されている。そして第２カーペット２
２の前方側端部は、裏側に略直角に折り曲げられ、その
表面端部と第１カーペット２１の表面端部とがタッカー
針２３により結合固定されている。また第２カーペット
２２の下方側端部は、裏側に略直角に折り曲げられ、同
様に裏側に略直角に折り曲げられた第１カーペット２１
の端部とタッカー針２３により結合固定されている。な
おカーペット地等の他の構成は、上記実施例１の場合と
同様であるので説明を省略する。
気コード等が配設されている場合に適するものである。
第７図〜第９図に示すように、カウルサイド部を覆う第
２カーペット２２は、電気コード等を収納する部分が突
出して段状に形成されている。そして第２カーペット２
２の前方側端部は、裏側に略直角に折り曲げられ、その
表面端部と第１カーペット２１の表面端部とがタッカー
針２３により結合固定されている。また第２カーペット
２２の下方側端部は、裏側に略直角に折り曲げられ、同
様に裏側に略直角に折り曲げられた第１カーペット２１
の端部とタッカー針２３により結合固定されている。な
おカーペット地等の他の構成は、上記実施例１の場合と
同様であるので説明を省略する。
本実施例３の場合も上記実施例１の場合と同様の効果が
得られる。
得られる。
第１図〜第３図は本考案の自動車用フロアカーペットの
実施例１に係るものであり、第１図はその部分斜視図、
第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は第１図はＢ
−Ｂ線断面図、第４図〜第６図は実施例２に係るもので
あり、第４図はその部分斜視図、第５図は第４図のＣ−
Ｃ線断面図、第６図は第４図のＤ−Ｄ線断面図、第７図
〜第９図は実施例３に係るものであり、第７図はその部
分斜視図、第８図は第７図のＥ−Ｅ線断面図、第９図は
第７図のＦ−Ｆ線断面図、第１０図は従来の自動車用フ
ロアカーペットの斜視図である。 １、１１、２１……第１カーペット ２、１２、２２……第２カーペット ３、１３、２３……カッター針 ５１……フロアカーペット ５２……覆い部材
実施例１に係るものであり、第１図はその部分斜視図、
第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は第１図はＢ
−Ｂ線断面図、第４図〜第６図は実施例２に係るもので
あり、第４図はその部分斜視図、第５図は第４図のＣ−
Ｃ線断面図、第６図は第４図のＤ−Ｄ線断面図、第７図
〜第９図は実施例３に係るものであり、第７図はその部
分斜視図、第８図は第７図のＥ−Ｅ線断面図、第９図は
第７図のＦ−Ｆ線断面図、第１０図は従来の自動車用フ
ロアカーペットの斜視図である。 １、１１、２１……第１カーペット ２、１２、２２……第２カーペット ３、１３、２３……カッター針 ５１……フロアカーペット ５２……覆い部材
Claims (1)
- 【請求項１】自動車のフロア部を覆う第１カーペット
と、該第１カーペットと別個に形成され該第１カーペッ
トと端末部の表面どうしが重ね合わされて一体的に結合
されたカウルサイド部を覆う第２カーペットとより構成
されていることを特徴とする自動車用フロアカーペッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986203865U JPH0623468Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 自動車用フロアカ−ペツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986203865U JPH0623468Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 自動車用フロアカ−ペツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63105540U JPS63105540U (ja) | 1988-07-08 |
| JPH0623468Y2 true JPH0623468Y2 (ja) | 1994-06-22 |
Family
ID=31169596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986203865U Expired - Lifetime JPH0623468Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | 自動車用フロアカ−ペツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0623468Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54159937A (en) * | 1978-06-09 | 1979-12-18 | Mitsubishi Motors Corp | Attachment of facing mat |
| JPS6062339U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-01 | ダイハツ工業株式会社 | 折りたたみシ−トを有する自動車のカ−ペツト敷設構造 |
| JPS6148826U (ja) * | 1984-09-04 | 1986-04-02 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP1986203865U patent/JPH0623468Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63105540U (ja) | 1988-07-08 |
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