JPS6026719Y2 - 自動車等のシ−ト - Google Patents

自動車等のシ−ト

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Publication number
JPS6026719Y2
JPS6026719Y2 JP14343179U JP14343179U JPS6026719Y2 JP S6026719 Y2 JPS6026719 Y2 JP S6026719Y2 JP 14343179 U JP14343179 U JP 14343179U JP 14343179 U JP14343179 U JP 14343179U JP S6026719 Y2 JPS6026719 Y2 JP S6026719Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
seat
hanging
wire
cushioning material
Prior art date
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Expired
Application number
JP14343179U
Other languages
English (en)
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JPS5663353U (ja
Inventor
功 清光
Original Assignee
デルタ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by デルタ工業株式会社 filed Critical デルタ工業株式会社
Priority to JP14343179U priority Critical patent/JPS6026719Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車等のシートに係わり、とくにシート
の表皮に凹凸をつける吊込み部を形成した自動車等のシ
ートの改良に関するものである。
従来、例えば特開昭48−5428号(発明の名称1凹
入条のある車輛等のシートやや実開昭52−20904
号(考案の名称1自動車用シートJ)等において、第1
図および第2図に示すように、シートクッション1とシ
ートバック2を有する自動車等のシート3に、シートフ
レーム4に設けたクッション材5を表皮6で包被すると
共に、該表皮6に吊込み部7を形成したものが提案され
ている。
ところで、従来の吊込み部7の形成方法は、クッション
材5の適所に溝8を設け、該溝8に対応する表皮6に環
状の吊込み部材9を縫着して、該吊込み部材9に剛性ワ
イヤ10を挿通する一方、上記溝8に対応してクッショ
ン材5にインサートした剛性のワイヤ11と、上記ワイ
ヤ10との間をクリップ12で結合するようにしている
このため、剛性のワイヤ11をクッション材5にインサ
ートする必要があるので製造コストが高くつくばかりで
なく、ワイヤ10.11の間のクリップ12(ホグリン
グ)止めの際、止着の失敗で、ホブリンガ−により作業
者が負傷する恐れが多かった。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
、クッション材の適所に設けた溝に対応する表皮に縫着
した環状の吊込み部材に、弾性のワイヤを挿通する一方
、シートフレームを合成樹脂で成型する際に、上記クッ
ション材の溝に対応して千鳥状に係止突起を一体成型し
、上記ワイヤを波形状に湾曲させながら上記係止突起に
係止して、表皮に吊込み部を形成するようにして製造コ
ストの低減と合わせて、組立作業の簡単かつ安全化を図
ったものである。
以下、この考案の実施例を添附図面に従って詳細に説明
する。
第3図および第4図に示すように、シートバック2は、
周囲に補強用の立上り14aを形成した合成樹脂製のシ
ートバックフレーム14の内面に、ポリウレタン等から
なるクッション材15を貼着すると共に、該クッション
材15とともにシートバックフレーム14を表皮16で
包被している。
上記クッション材15の適所には、幅方向の溝18を設
けると共に、該溝18に対応する表皮16の裏側に糸等
で環状の吊込み布19を縫着する。
該吊込み布19の自由端側は、第5図に示すように、一
定の間隔で切欠き19a、・・・、19aを設け、該切
欠き19a、・・・、19aにまたがって弾性のワイヤ
20を挿通ずる。
該ワイヤ20は、金属性の外に、合成樹脂製のものも採
用できる。
一方、上記シートバックフレーム14には、第6図に示
すように、シートバックフレーム14を合成樹脂で成型
する際に、上記クッション材15の溝18に対応して、
上記吊込み布19の切欠き19a、・・・、19aに一
致する上向きの鉤部を有する第1係止突起21.・・・
、21と、この第1突起21.・・・、21の間で、鉤
部上端に相当する位置に第2係止突起22.・・・、2
2を一体成型して、千鳥状に配列する。
この場合、第1、第2係止突起21,22は、シートバ
ックフレーム14に一体成形であるから、強度上の点で
厚めに成型することが可能である。
しかして、吊込み部17の形成方法は、表皮16に縫着
した吊込み布19に弾性のワイヤ20を挿通し、該ワイ
ヤ20を、第6図に二点鎖線で示す如く、第1、第2係
止突起21,22の間を波形状に湾曲させながら、第1
、第2、係止突起21.22に係止すると第4図のよう
に、吊込み布19の吊込み作用で表皮16に吊込み部1
7が形成されるようになる。
この場合、第1係止突起21の鉤部でワイヤ20の抜は
止めがされるので、シート3に人が着座して表皮16が
上下にずらされても、ワイヤ20は第1、第2係止突起
21.22から外れる恐れはない。
上記実施例は、第1係止突起21のみが鉤状であったが
、第7図に示すように、第2係止突起22も同様に鉤状
とすれば、より一層ワイヤ20の抜は止めが確実である
なお、第4図および第7図中、23は、シートバックフ
レーム14の成型時における型の抜孔である。
上記実施例は、シートバック2を例にとったが、シート
クッション1に採用しても良いことは言うまでもない。
以上の説明からも明らかなように、この考案は、表皮の
吊込み部材に挿通したワイヤを、シートフレームに千鳥
状に一体成型した係止突起に、波形状に湾曲させなから
係止して、表皮に吊込み部を形成するようにしたから、
従来のようにクッション材にワイヤをインサートする必
要がないこと、吊込み部材としてのワイヤが不要になっ
たこと、および係止突起は従来のフレームの成型モール
ドを僅かに改造するだけでよいことから、コスト安に製
造できるようになる。
また、組立ては、ワイヤを係止突起に係止するのみであ
るから、従来のよううにワイヤをホブリンガ−でクリッ
プ止めする必要がなくなり、組立が簡単になり、かつ安
全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用シートの斜視図、第2図は従来の吊込
み構造を示す第1図のX−X線断面図、第3図はこの考
案に係る吊込み構造の斜視図、第4図は第3図の吊込み
構造を示す第1図のX−X線断面図、第5図は吊込み布
とワイヤの拡大平面図、第6図はシートバックフレーム
の内面側正面図、第7図は係止突起の変形例を示す断面
図である。 1・・・・・・シートクッション、2・・・・・・シー
トバック、3・・・・・・シート、14・・・・・・シ
ートバックフレーム、15・・・・・・クッション材、
16・・・・・・表皮、17・・・・・・吊込み部、1
8・・・・・・溝、19・・・・・・吊込み布、20・
・・・・・ワイヤ、21・・・・・・第1係止突起、2
2・・・・・・第2係止突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートフレームに設けたクッション材を表皮で包被する
    と共に、該表皮に吊込み部を形成して成る自動車等のシ
    ートにおいて、 上記クッション材の適所に溝を設け、該溝に対応する表
    皮に環状の吊込み部材を縫着して、該吊込み部材に弾性
    のワイヤを挿通する一方、上記シートフレームを合成樹
    脂で成型する際に、上記クッション材の溝に対応して千
    鳥状に係止突起を一体成型し、上記ワイヤを波形状に湾
    曲させながら上記係止突起に係止して、表皮に吊込み部
    を形成したことを特徴とする自動車等のシート。
JP14343179U 1979-10-16 1979-10-16 自動車等のシ−ト Expired JPS6026719Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14343179U JPS6026719Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 自動車等のシ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14343179U JPS6026719Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 自動車等のシ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5663353U JPS5663353U (ja) 1981-05-28
JPS6026719Y2 true JPS6026719Y2 (ja) 1985-08-12

Family

ID=29374659

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14343179U Expired JPS6026719Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 自動車等のシ−ト

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JP (1) JPS6026719Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123900U (ja) * 1984-07-20 1986-02-12 東京シ−ト株式会社 シ−ト吊込具の係止構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5663353U (ja) 1981-05-28

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