JPH024825Y2 - - Google Patents

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JPH024825Y2
JPH024825Y2 JP3044785U JP3044785U JPH024825Y2 JP H024825 Y2 JPH024825 Y2 JP H024825Y2 JP 3044785 U JP3044785 U JP 3044785U JP 3044785 U JP3044785 U JP 3044785U JP H024825 Y2 JPH024825 Y2 JP H024825Y2
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floor mat
tape
automobile
automobile floor
vehicle body
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JP3044785U
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JPS61146439U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用床マツトに関し、特に固定具
によつて車体側に固定するようにした自動車用床
マツトに関するものである。
(従来の技術) 自動車用床マツトは、その上に靴のまま足を乗
せて使用し、車室内の汚れを防止するものである
が、足の揚げ下しや足の移動が頻繁に行なわれ
る。このため、この種の自動車用床マツトはその
設定位置からズレることが多く、特にブレーキペ
ダルやアクセルペダル側に移動した場合には、当
該自動車用床マツトが運転の障害になることもあ
る。
これを解決するためには、この自動車用床マツ
トを車体側に固定しておけばよいのであるが、そ
のようにしたものとして第5図に示したような自
動車用床マツトが既に提案されている。このもの
は、自動車用床マツト20の一部にリベツト21
等で固定具22を固定し、この固定具22に車体
側に取付たフツク等を係止して当該自動車用床マ
ツト20を車体側に対して固定しようとするもの
である。
しかしながら、このものにあつては、固定具2
2をリベツト21によつて自動車用床マツト20
側に取付けてあるため、当該固定具22に力が加
わつた場合にリベツト21が破損したり、あるい
はリベツト21が破損しない場合には当該自動車
用床マツト20に力が局所的に掛り、当該自動車
用床マツト20を破損してしまうことがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は以上のような実状に鑑みてなされたも
ので、その解決しようとする問題点は、車体側に
確実に固定することができるとともに、容易に破
損することがない自動車用床マツトを簡単な構造
によつて提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点は解決するために、本考案が採つ
た手段は、 自動車用床マツトの全長にわたつてテープを配
置固定し、このテープの左右両端部を当該自動車
用床マツトの外方に延在させるようにするととも
に、前記テープの各両端部に当該自動車用床マツ
トを車体側に固定するための固定具を設けたこと
を特徴とする自動車用床マツト である。
すなわち、この自動車用床マツト10は、その
全長にわたつて配置固定したテープ12の自由端
部12aを自動車用床マツト10より外方に延び
るようにして、これら各テープ12の自由端部1
2aに固定具13を設けたものである。
(考案の作用) 以上のようにした当該自動車用床マツト10に
あつては次のような作用がある。つまり、この自
動車用床マツト10にあつては、固定具13を取
付たテープ12の自由端部12aが図示左右方向
(車体に対してはこの方向は前後方向となる)に
延出しているため、当該自動車用床マツト10を
複数の位置にて車体側に固定することができるも
のであり、車体に対してより確実に固定できるも
のである。
また、このように当該自動車用床マツト10は
複数の固定具13によつて車体側に固定されるも
のであり、また各テープ12は自動車用床マツト
10の全体にわたつて固定してあるから、当該自
動車用床マツト10に力が加わつたとしても、そ
の力は分散されることになり、自動車用床マツト
10に局所的な力となつて加わることはない。こ
のため、当該自動車用床マツト10にあつては、
各固定具13自体の破損を防止しているととも
に、固定具13が取付けられた自動車用床マツト
10自体の破損の防止をも行なつているのであ
る。
(実施例) 次に本考案の具体的実施例について図面を参照
して説明する。
第1図には本考案に係る自動車用床マツト10
の斜視図が示してあり、この自動車用床マツト1
0の概略構成は、基布11に短パイル糸14及び
長パイル糸15を打ち込んだ後、ゴム16によつ
て裏打ちして形成したものである。
固定具13を有する各テープ12は、第2図に
示すように、その自由端部12a以外の部分を基
布11とゴム16との間にサンドイツチのように
挟込んだものである。このようにするためには、
基布11に短パイル糸14を打ち込むに際して当
該基布11の下側にテープ12を配置しておき、
自由端部12aが自由な状態になるようにしてテ
ープ12と基布11とを短パイル糸14によつて
一体化し、その後にゴム16を裏打ちすればよい
のである。なお、テープ12の自由端部12aは
基布11に設けた切欠穴11aから予じめ基布1
1の表側に取り出しておく。
テープ12の自由端部12aに設けた固定具1
3は、本例の場合、車体側の所定位置に固定した
面フアスナーに係合する面フアスナーを設けたも
のであるが、第4図に示したように、自由端部1
2aの先端に設けた穴をハトメによつて補強した
ものとして実施してもよい。この場合には、この
ハトメによつて補強した穴内に係合し得る固定金
具を車体側に設けておけばよい。(従来の技術の
ところで説明した形式となる) このようにテープ12を固定した後は、第2図
に示したように、当該自動車用床マツト10の周
囲にカガリ縫い部17を形成すれば自動車用床マ
ツト10が完成する。
第3図には本考案の他の実施例が示してある。
このものは、各テープ12を基布11とゴム16
との間に挟込むものではなく、裏打ち後または裏
打ちと同時にテープ12をゴム16の下面に固定
したものである。そして、各テープ12の自由端
部12aをゴム16及び基布11を通して設けた
挿入穴18内を通して、当該自動車用床マツト1
0の表側に取り出したものである。この場合は、
各テープ12のない自動車用床マツトを予じめ製
造しておき、その後に挿入穴18を形成すればよ
いから、テープ12のない自動車用床マツトをそ
のまま使用して自動車用床マツト10を製造する
ことができるものである。
(考案の効果) 以上、詳細に説明した通り、本考案に係る自動
車用床マツト10にあつては、テープ12を自動
車用床マツト10の全長にわたつて固定するとと
もに、各テープ12の固定具13が設けられる自
由端部12aを、自動車用床マツト10の外方に
延在させるようにしたので、各テープ12の自由
端部12aによつて当該自動車用床マツト10を
車体側に確実に固定することができるのである。
すなわち、この自動車用床マツト10を複数の部
分によつて車体側に固定することができるのであ
る。
また、各テープ12はその大部分が自動車用床
マツト10側に配置固定されているため、当該テ
ープ12を介して力が加わつても、この力が分散
される。従つて、各テープ12は勿論のこと、自
動車用床マツト10に対しても力が局所的に加わ
るようなことにはならないため、各テープ12及
び自動車用床マツト10は容易に破損することが
ない。
なお実施例の場合には、各テープ12が長いも
のであつても、その全体が自動車用床マツト10
の表面に出ているのではないから、これらの各テ
ープ12が自動車用床マツト10の見栄を損なつ
てはいない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用床マツトの斜見
図、第2図は第1図の−線に沿つて見た部分
拡大縦断面図、第3図は本考案の他の実施例を示
す第2図に対応した断面図、第4図は固定具の他
の実施例を示す部分拡大縦断面図、第5図は従来
の自動車用床マツトを示す断面図である。 符号の説明、10…自動車用床マツト、11…
基布、11a…切欠穴、12…テープ、12a…
自由端部、13…固定具、14…短パイル糸、1
5…長パイル糸、16…ゴム、17…カガリ縫い
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 自動車用床マツトの全長にわたつてテープを
    配置固定して、このテープの左右両端部を当該
    自動車用床マツトの外方に延在させるようにす
    るとともに、前記テープの各両端部に当該自動
    車用床マツトを車体側に固定するための固定具
    を設けたことを特徴とする自動車用床マツト。 2 前記テープを、自動車用床マツトの下側部分
    に配置固定し、当該マツトの両端において表側
    に取り出したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の自動車用床マツト。
JP3044785U 1985-03-04 1985-03-04 Expired JPH024825Y2 (ja)

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JP3044785U JPH024825Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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JP3044785U JPH024825Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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Publication Number Publication Date
JPS61146439U JPS61146439U (ja) 1986-09-09
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JPS61146439U (ja) 1986-09-09

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