JP2560450Y2 - シフトレバーブーツ - Google Patents

シフトレバーブーツ

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JP2560450Y2
JP2560450Y2 JP1991079674U JP7967491U JP2560450Y2 JP 2560450 Y2 JP2560450 Y2 JP 2560450Y2 JP 1991079674 U JP1991079674 U JP 1991079674U JP 7967491 U JP7967491 U JP 7967491U JP 2560450 Y2 JP2560450 Y2 JP 2560450Y2
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JP
Japan
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shift lever
boot
sewing
lever boot
flexible core
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JP1991079674U
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JPH0530642U (ja
Inventor
酒井孝和
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車に設備されてい
るシフトレバーに被着されるシフトレバーブーツの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシフトレバーブーツ構造
として、図1及び図2に示す如き構造のものがある。す
なわちこのシフトレバーブーツ6は車体床面に固定され
るコンソール1に止着する鋲2を取付けている開口部3
と、シフトレバー4を挿通する孔5を有するものであっ
て、例えば革、合成樹脂シート等を素材として袋形状に
縫製して得ているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ころが、このような
シフトレバーブーツ6を縫製するための材質は、シフト
レバーの動作を損なうことがないように柔軟性可撓性を
充分に有するシート素材を使用しているために、袋形状
に完成されたシフトレバーブーツにあってもその柔軟性
によって保形性が悪く、例えば図2に示す如く、シフト
レバーブーツの外形が崩れて見栄えが悪いという不具合
があり、またシフトレバーを繰返し操作することで上記
シフトレバーブーツの柔軟性が増大して遂には腰のない
ブーツとなってしまって保形性のないブーツとなってし
まうという不具合もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はこのような不具
合に着目してなされたもので、シフトレバーブーツの立
体的保形性を向上せしめるために、シフトレバーブーツ
の縫製時において、その縫線に沿って、可撓性を有する
芯材を埋設して、シフトレバーブーツの保形性を高め
て、常に安定した形状に維持できるシフトレバーブーツ
を提供することにある。
【0005】
【実施例】以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0006】図3乃至図5において、11は自動車車室
内の床面に固定するコンソール枠部材であって、このコ
ンソール枠部材11にシフトレバーブーツ12を固定す
るものである。このシフトレバーブーツ12は、可撓性
を有する樹脂製シート、あるいは革等のシート素材を基
にして適宜形状に裁断したシート片を縫着してシフトレ
バーブーツを縫製するものであって、そのシフトレバー
ブーツ12は、四側片13を縫着14する平面略方形の
筒部15と、その筒部15の上側辺縁に縫着16される
テーパー部17を有し、そのテーパー部17の頂部に設
けた透孔18にシフトレバーを挿通する構造となしてい
る。また前記筒部15の下側辺縁には鍔部19を設けて
該鍔部19に、シフトレバーブーツ12を車体床面に止
着するための鋲20が取付けられているものである。
【0007】また上記筒部15を縫製する縫着線に沿っ
て可撓性を有する例えばナイロン等からなる芯材21を
添設し、さらにこの芯材21が脱落しないように、裏側
に当て布22を同時縫着しているものである。
【0008】このように本実施例にあっては、シフトレ
バーブーツ12の縫着線に沿って、可撓性芯材21を埋
設したものであるから、この芯材21の作用によってシ
フトレバーブーツの保形性が高められ見栄えの良い外観
のシフトレバーブーツが得られる。またその芯材21は
可撓性を有することから、シフトレバーの操作を損な
うことはなくシフトレバーの円滑操作が可能である。さ
らに、本実施例のようにシフトレバーブーツの立上り辺
に沿って上記可撓性芯材21を、当て布22を介して配
設(埋設することで、可撓性芯材の取付作用性が高め
られる。
【0009】
【考案の効果】以上のように本考案は、可撓性シート素
材片13を縫製して得るシフトレバーブーツ12におい
て、該シフトレバーブーツの縫着線14に沿って可撓性
芯材21を配設したシフトレバーブーツであるから、こ
れによれば、上記可撓性芯材21の配設作用により、
フトレバーブーツの保形性が高められ、常に見栄えの良
い外観のシフトレバーブーツが得られ、さらには上記芯
材21が可撓性であることから、シフトレバーブーツの
可撓性が損なわれることなく、従ってシフトレバーの操
作性が損なわれることがない。さらに可撓性芯材21
は、当て布22を介して縫着線14の裏側に配設してい
るので、その可撓性芯材の取付作業性が向上し、シフト
レバーブーツの生産性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図。
【図2】従来例の説明図。
【図3】本考案実施例の要部斜視図。
【図4】本考案実施例の要部裏面斜視図。
【図5】本考案実施例の要部断面図。
【符号の説明】
11…コンソール枠部材 12…シフトレバーブーツ 13…四側片 14…縫着 15…筒部 16…縫着 17…テーパー部 18…透孔 19…鍔部 20…鋲 21…芯材 22…当て布

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の可撓性シート素材片(13)を
    上り辺に沿った縫着線(14)で縫合わせてなるシフト
    レバーブーツにおいて、前記縫着線(14)に沿って可
    撓性芯材(21)を配設したことを特徴とするシフトレ
    バーブーツ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシフトレバーブーツに
    おいて、前記可撓性芯材(21)は、当て布(22)を
    介して前記縫着線(14)の裏側に配設されていること
    を特徴とするシフトレバーブーツ。
JP1991079674U 1991-10-01 1991-10-01 シフトレバーブーツ Expired - Lifetime JP2560450Y2 (ja)

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JPH0530642U JPH0530642U (ja) 1993-04-23
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JPS5740770U (ja) * 1980-08-19 1982-03-05
JPS58177724A (ja) * 1982-04-09 1983-10-18 Nissan Motor Co Ltd 車両用コンソ−ルボツクスのシフトレバ−ブ−ツ
JPH0534421Y2 (ja) * 1988-06-30 1993-08-31
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