JPS61272054A - デオドラント化粧品 - Google Patents
デオドラント化粧品Info
- Publication number
- JPS61272054A JPS61272054A JP60115144A JP11514485A JPS61272054A JP S61272054 A JPS61272054 A JP S61272054A JP 60115144 A JP60115144 A JP 60115144A JP 11514485 A JP11514485 A JP 11514485A JP S61272054 A JPS61272054 A JP S61272054A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deodorant
- test
- odor
- present
- zinc oxide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Cosmetics (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は新規な消臭剤に関する。更に詳しくは金属酸化
物を有効成分とする、主に生体由来の悪臭を減するため
の消臭剤に関する。この消臭剤は生体に対する安全性が
高い消臭剤であり、例えば医薬品、化粧品などの分野で
の利用が期待される。
物を有効成分とする、主に生体由来の悪臭を減するため
の消臭剤に関する。この消臭剤は生体に対する安全性が
高い消臭剤であり、例えば医薬品、化粧品などの分野で
の利用が期待される。
[従来の技術]
腋臭、汗臭、足臭、頭髪具、生理臭などの生体由来の悪
臭の原因について、多くの説明は汗のバクテリア分解に
より惹起されるとしている(例えばラボース(Labo
ws>とクリグマン(Kligman )らのJ、So
c、 Cosmet、 、第34巻、1982年、第1
93頁)。これら悪臭を減することを目的とした製品が
多数市販されているが、これらのほとんどはアルミニウ
ムヒドロキシクロリドなどの制汗剤、第四アンモニウム
化合物などの殺菌剤、オイゲノールなどの快い匂いを主
体としたマスキング剤あるいは活性炭などの吸着剤を単
独でまたは組み合わせて配合したものである。
臭の原因について、多くの説明は汗のバクテリア分解に
より惹起されるとしている(例えばラボース(Labo
ws>とクリグマン(Kligman )らのJ、So
c、 Cosmet、 、第34巻、1982年、第1
93頁)。これら悪臭を減することを目的とした製品が
多数市販されているが、これらのほとんどはアルミニウ
ムヒドロキシクロリドなどの制汗剤、第四アンモニウム
化合物などの殺菌剤、オイゲノールなどの快い匂いを主
体としたマスキング剤あるいは活性炭などの吸着剤を単
独でまたは組み合わせて配合したものである。
[発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のこれらの消臭剤は効果が不十分で
あったり、効果の持続に欠けていたりあるいは局所適用
における安全性や使用性の面で十分満足できるものでは
なかった。
あったり、効果の持続に欠けていたりあるいは局所適用
における安全性や使用性の面で十分満足できるものでは
なかった。
本発明者らは上記事情に鑑み、安全性が高く、真に消臭
効果に優れ、効果の持続時間も長い消臭剤を得るべく鋭
意研究を重ねた結果、医薬用分野では湿疹治療に、また
、化粧品分野では白色顔料、消炎剤あるいは収斂剤とし
て用いられる酸化亜鉛などの金属酸化物が強力な消臭作
用を有するという全く新規な事実を見い出した。本発明
は、この知見に基づく。
効果に優れ、効果の持続時間も長い消臭剤を得るべく鋭
意研究を重ねた結果、医薬用分野では湿疹治療に、また
、化粧品分野では白色顔料、消炎剤あるいは収斂剤とし
て用いられる酸化亜鉛などの金属酸化物が強力な消臭作
用を有するという全く新規な事実を見い出した。本発明
は、この知見に基づく。
[問題点を解決するための手段]
すなわち、本発明は金属酸化物を有効成分として含有す
ることを特徴とする消臭剤を提供するものであり、その
製品形態としてはエーロゾル、ロールオン、パウダー、
ローション、クリーム、ステインクなどの外用デオドラ
ント、更には靴の底敷きあるいは家庭用消臭剤などをも
含むものである。
ることを特徴とする消臭剤を提供するものであり、その
製品形態としてはエーロゾル、ロールオン、パウダー、
ローション、クリーム、ステインクなどの外用デオドラ
ント、更には靴の底敷きあるいは家庭用消臭剤などをも
含むものである。
以下、本発明について詳しく説明する。本発明において
用いられる金属酸化物としては酸化亜鉛、酸化マグネシ
ウム、酸化カルシウムなどが挙げられ、一種又は二種以
上が任意に選ばれて用いられる。金属酸化物の粒径は、
とくに制限されないが、小さい方が消臭効果は大きい。
用いられる金属酸化物としては酸化亜鉛、酸化マグネシ
ウム、酸化カルシウムなどが挙げられ、一種又は二種以
上が任意に選ばれて用いられる。金属酸化物の粒径は、
とくに制限されないが、小さい方が消臭効果は大きい。
粒径の小さいことは、たとえば皮膚に塗布したときなど
の透明感にも通じて好ましい。好ましくは、0.5μm
以下の金属酸化物粉末である。上記金属酸化物中、もっ
とも効果が高いのは酸化亜鉛である。
の透明感にも通じて好ましい。好ましくは、0.5μm
以下の金属酸化物粉末である。上記金属酸化物中、もっ
とも効果が高いのは酸化亜鉛である。
金属酸化物の配合量は消臭剤基剤中0.1重量%以上で
効果を発揮する。上回はない。
効果を発揮する。上回はない。
[発明の効果]
以下、本発明の金属酸化物を用いた消臭効果試験例を挙
げて本発明を更に詳細に説明する。試験法は以下の通り
である。
げて本発明を更に詳細に説明する。試験法は以下の通り
である。
(消臭試験方法)
腋下臭を有すると自覚する健康な男性パネル6名を用い
て、試験を行った。下記処方の試験品を2日間にわたり
毎日午前及び午後に1回ずつ14回被験者の一方の腋下
に塗布した。通用しないもう一方の腋下を対照とする。
て、試験を行った。下記処方の試験品を2日間にわたり
毎日午前及び午後に1回ずつ14回被験者の一方の腋下
に塗布した。通用しないもう一方の腋下を対照とする。
(試験品の処方)
酸化亜鉛(0,5μm) 5oii量%タルク
50重量% (判定および評価) 効果の判定は下記の5段階の基準によって行った。
50重量% (判定および評価) 効果の判定は下記の5段階の基準によって行った。
0:腋下臭なし
1:やや腋下臭が臭う
2:明瞭に腋下臭が臭う
3:腋下臭が臭う
4:非常に腋下臭が強い
経時ごとに6名の腋下臭の平均値を算出し、これをもっ
て消臭効果の評価を行った。
て消臭効果の評価を行った。
結果を表−1に示す。本発明の消臭剤の効果が明らかで
ある。
ある。
表−1
塗布前 2.11.8
4時間後 1.8 1.824時間後
1.3 2.031時間後 1
.1 2.5 ′酸化亜鉛の粒径を0.5μ
のものに替えて試験した。
1.3 2.031時間後 1
.1 2.5 ′酸化亜鉛の粒径を0.5μ
のものに替えて試験した。
結果を表−2に示す。
表−2
経 時 試験品塗布側 対照側
塗布前 2.11.8
4時間後 1.8 1.824時間後
1.1 2.031時間後 0.
6 2.5上記の試験法に準じて、下記表−3
に示す二処方の消臭効果を判定した。
1.1 2.031時間後 0.
6 2.5上記の試験法に準じて、下記表−3
に示す二処方の消臭効果を判定した。
対照側は、従来広く用いられているアルミニウムヒドロ
キシクロリドを有効成分として配合した制汗、消臭剤で
ある。
キシクロリドを有効成分として配合した制汗、消臭剤で
ある。
表−3
成 分 試験品処方 対照品処方フロン11
76.8 76.8フロン12
19.2 19.2酸化亜鉛(0,
1μm) 1.2 −タルク
1.8 1.8結果を表−4に示す。
76.8 76.8フロン12
19.2 19.2酸化亜鉛(0,
1μm) 1.2 −タルク
1.8 1.8結果を表−4に示す。
本発明の消臭剤は、従来の製品に比べても、効果がイ憂
れていることがわかる。
れていることがわかる。
表−4
塗布前 2.1 2.04時間後
1.8 1.824時間後 1.5
1.631時間後 1.3
1.6本発明に用いられる酸化亜鉛は無毒であり、収斂
性、保護性及び防腐性をも有し、人体のみならず動物ま
でを広く含む生体に通用する消臭剤としては最適である
。
1.8 1.824時間後 1.5
1.631時間後 1.3
1.6本発明に用いられる酸化亜鉛は無毒であり、収斂
性、保護性及び防腐性をも有し、人体のみならず動物ま
でを広く含む生体に通用する消臭剤としては最適である
。
(以下余白)
[実施例コ
以下に実施例を示すが、本発明はこれにより限定される
ものではない。
ものではない。
(実施例1)
下記の組成を有する消臭パウダーを調製した。
酸化カルシウム 50.0重量%
(0,5μm)
タルク 30.0
カオリン 20.0
上記パウダーを用い消臭効果試験を行ったところ、試験
開始後はいずれのパネルも被験部の腋臭強度が対照部と
比較して、危険率5%で有意に減少した。
開始後はいずれのパネルも被験部の腋臭強度が対照部と
比較して、危険率5%で有意に減少した。
(実施例2)
下記の組成を有する消臭クリームを調製した。
ステアリン酸 10.0ステ
アリルアルコール 4.0ステアリン
酸ブチル 8.0モノステアリン酸
グリセリン 2.0酸化亜鉛(0,1μm)
1.6グリセリン
14.0水酸化カリウム
0.4精製水 6
゜、。
アリルアルコール 4.0ステアリン
酸ブチル 8.0モノステアリン酸
グリセリン 2.0酸化亜鉛(0,1μm)
1.6グリセリン
14.0水酸化カリウム
0.4精製水 6
゜、。
上記消臭クリームを用い消臭効果試験を行ったところ、
試験開始後はいずれのパネルも被験部の腋臭強度が対照
部と比較して、危険率5%で有意に減少した。
試験開始後はいずれのパネルも被験部の腋臭強度が対照
部と比較して、危険率5%で有意に減少した。
(実施例3)
下記の組成を有する消臭スプレーをjilt!lした。
7 o 711 76.8%
フロン12 19.2酸化亜
鉛(0,1μm)0.6 タルク 2.4イソプロ
ピル−ミリステート 0.5テトラ−2−エチ
ルへキサン酸 ジグリセロールソルビタン 0.5本スプレーを
用いた実使用テストにおいても試験開始後はいずれのパ
ネルも被験部の腋臭強度が対照部と比較して、危険率5
%で有意に減少した。
フロン12 19.2酸化亜
鉛(0,1μm)0.6 タルク 2.4イソプロ
ピル−ミリステート 0.5テトラ−2−エチ
ルへキサン酸 ジグリセロールソルビタン 0.5本スプレーを
用いた実使用テストにおいても試験開始後はいずれのパ
ネルも被験部の腋臭強度が対照部と比較して、危険率5
%で有意に減少した。
(実施例4)
下記の組成を有する消臭ローションを調製した。
精製水 82.0エタノー
ル 15.0ソルビツト
2.0酸化亜鉛(0,1μm
) 1.0本ローションを用いた実使
用テストにおいても試験開始後は何れのパネルも被験部
の腋臭強度が対照部と比較して、危険率5%で有意に減
少し、その有効性を裏付けた。
ル 15.0ソルビツト
2.0酸化亜鉛(0,1μm
) 1.0本ローションを用いた実使
用テストにおいても試験開始後は何れのパネルも被験部
の腋臭強度が対照部と比較して、危険率5%で有意に減
少し、その有効性を裏付けた。
Claims (1)
- (1)金属酸化物を有効成分として含有することを特徴
とする消臭剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115144A JPS61272054A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | デオドラント化粧品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60115144A JPS61272054A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | デオドラント化粧品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61272054A true JPS61272054A (ja) | 1986-12-02 |
JPH0259123B2 JPH0259123B2 (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=14655391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60115144A Granted JPS61272054A (ja) | 1985-05-28 | 1985-05-28 | デオドラント化粧品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61272054A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS648972A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-12 | Dainichiseika Color Chem | Aqueous deodorant dispersion body |
JPS6411554A (en) * | 1987-07-02 | 1989-01-17 | Nippon Kasei Chem | Deodorant containing metal oxide and/or metal carbonate |
JPH0291215A (ja) * | 1988-09-28 | 1990-03-30 | Kuraray Co Ltd | 消臭性能を有する複合繊維 |
JPH0474120A (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-09 | Hiroshi Hashimoto | 足部塗布剤 |
JPH05112440A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-05-07 | Sayuri Takemoto | 消臭用塗布剤 |
FR2822684A1 (fr) * | 2001-03-30 | 2002-10-04 | Oreal | Composition cosmetique comprenant des particules contenant de l'oxyde de magnesium |
WO2003045449A1 (fr) * | 2001-11-26 | 2003-06-05 | Yugen Kaisha Okada Giken | Agent desodorisant et preparation de shampooing cosmetique le contenant |
-
1985
- 1985-05-28 JP JP60115144A patent/JPS61272054A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS648972A (en) * | 1987-07-01 | 1989-01-12 | Dainichiseika Color Chem | Aqueous deodorant dispersion body |
JPH0510951B2 (ja) * | 1987-07-01 | 1993-02-12 | Dainichiseika Color Chem | |
JPS6411554A (en) * | 1987-07-02 | 1989-01-17 | Nippon Kasei Chem | Deodorant containing metal oxide and/or metal carbonate |
JPH0365184B2 (ja) * | 1987-07-02 | 1991-10-09 | ||
JPH0291215A (ja) * | 1988-09-28 | 1990-03-30 | Kuraray Co Ltd | 消臭性能を有する複合繊維 |
JPH0474120A (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-09 | Hiroshi Hashimoto | 足部塗布剤 |
JPH05112440A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-05-07 | Sayuri Takemoto | 消臭用塗布剤 |
FR2822684A1 (fr) * | 2001-03-30 | 2002-10-04 | Oreal | Composition cosmetique comprenant des particules contenant de l'oxyde de magnesium |
WO2003045449A1 (fr) * | 2001-11-26 | 2003-06-05 | Yugen Kaisha Okada Giken | Agent desodorisant et preparation de shampooing cosmetique le contenant |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0259123B2 (ja) | 1990-12-11 |
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