JPH04257514A - 防臭剤 - Google Patents

防臭剤

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Publication number
JPH04257514A
JPH04257514A JP1990091A JP1990091A JPH04257514A JP H04257514 A JPH04257514 A JP H04257514A JP 1990091 A JP1990091 A JP 1990091A JP 1990091 A JP1990091 A JP 1990091A JP H04257514 A JPH04257514 A JP H04257514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorant
smell
water
acid
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1990091A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Furukawa
真 古川
Takashi Sekiguchi
関口 敬志
Ichirou Tokimitsu
一郎 時光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP1990091A priority Critical patent/JPH04257514A/ja
Publication of JPH04257514A publication Critical patent/JPH04257514A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な防臭剤に関し、
さらに詳しくは、不快な体臭を減少させる防臭剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】腋臭、足臭、汗臭等の体臭は、不快な臭
気であり、これを持つ者にとっては非常に大きな悩みで
ある。
【0003】従来より、これら不快臭を減ずるため、防
臭剤が多数市販されているが、これらのほとんどは殺菌
剤、消臭剤、香料等のマスキング剤等を、単独又は組み
合せて配合したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
防臭剤は、効果、持続性及び使用感において、十分満足
できるものではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記実情に
鑑み、体臭、特に腋臭について様々な面からの研究を行
った結果、腋臭の強い人の腋窩部pHは腋臭の弱い人に
比べ相対的に高い(前者は約6であるのに対し後者は約
5)ことを見い出し、このpHを緩衝剤でコントロール
すれば、臭気の発生を抑制できることを見い出し、本発
明を完成した。
【0006】すなわち本発明は、pH3〜5.5 にお
いて緩衝能を有する物質を含有し、pHが3〜 5.5
であることを特徴とする防臭剤を提供するものである。
【0007】本発明防臭剤のpHは3〜 5.5である
が、これが3未満であると肌を痛め、5.5 を超える
と防臭効果が劣り、いずれも好ましくない。ここで、防
臭剤が液体の場合はpHはそのまま測定し、粉剤等の場
合は水で10倍に希釈して測定する。
【0008】本発明防臭剤のpHを上記範囲にするには
、酸のみを用いても達成することができるが、持続性に
問題があるため、pH3〜5.5 で緩衝能を有する物
質を用いる。pH3〜5.5 で緩衝能を有する物質と
は有機もしくは無機の弱酸又はその塩をいい、弱酸とそ
の塩、強酸とアルカリ、弱酸の塩と酸をそれぞれ組合せ
、最終pHが3〜5.5 を呈するようにすればよい。 この具体例としては、乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸
−リン酸二ナトリウム、酒石酸−酒石酸ナトリウム等の
公知の系が挙げられる。緩衝剤はそのまま用いてもよい
が溶解して用いるのが好ましくその溶媒としては単なる
水でも、水−エタノール等の混合系でもよい。混合の割
合は特に限定されないが例えば水−エタノール系ではエ
タノール濃度として1〜60%とするのが好ましい。ま
た緩衝剤の濃度は上記pHの範囲にするための必要濃度
であるが、通常0.01〜1重量%、好ましくは0.0
5〜0.3 重量%で十分効果がある。
【0009】本発明の防臭剤に吸油性ポリマー粉体を配
合すれば、更に優れた防臭効果が得られる。ここで用い
る吸油性ポリマー粉体としては、例えば次の一般式(1
)及び(2)
【化1】 で表わされる構造単位を有するアクリレートコポリマー
;溶解度パラメーターが7〜10のビニル系モノマーの
1種又は2種以上を重合及び多孔質化して得られる多孔
性ビニル系ポリマー(特開昭63−316715  号
公報)等が挙げられる。就中、アクリレートコポリマー
の代表的なものとしては、ダウ・コーニング社製のPO
LYTRAPが挙げられる。これらの吸油性ポリマー粉
体は、0.1 〜60重量%の範囲で配合することが好
ましい。
【0010】さらに、本発明の防臭剤には、上記ポリマ
ー以外に、公知の任意成分を配合することができる。こ
の任意成分としては例えばアルミニウムヒドロキシクロ
リド、タンニン酸等の制汗剤、トリクロロヒドロキシジ
フェニルエーテル(トリクロサン)、トリクロロカルバ
ニリド等の殺菌剤、あるいは任意の香料によるマスキン
グ剤等を挙げることができる他、油分、界面活性剤、防
腐剤、糖類、消炎剤、増粘剤、色素、保湿剤等を本発明
の効果を損なわない範囲で適宜配合することが可能であ
る。
【0011】本発明の防臭剤の塗布方法は特に限定され
ないが、例えば腋窩部では、スプレー、ロールオンパウ
ダー等の方法で塗布することが好ましい。また、塗布量
は通常の制汗デオドラント剤を使用する際とほぼ同量で
十分である。
【0012】
【発明の効果】本発明の防臭剤は、防臭効果に優れ、し
かも効果が持続し、使用感にも優れるものである。
【0013】
【実施例】以下、実施例を挙げ本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 なお、本実施例の防臭試験は以下の試験法により行った
【0014】防臭試験法:各実施例に示す組成の防臭剤
を製造した。次に、健康な男性(20〜40才)から腋
臭の強い人を専門パネラーの官能評価により選び、上記
防臭剤の評価を行った。防臭剤は、毎日午前と午後各1
回ずつ片方の腋窩部に続けてロールオン又はスプレーに
より直接塗布した。塗布しない側の腋窩部は対照とした
。評価は下記の6段階評価基準を用い、専門パネラー4
名がこの評価を行い、その平均を各々の実施例の表に示
した。 5:腋臭が非常に強く臭う 4:腋臭が強く臭う 3:腋臭がはっきりと臭う 2:腋臭が臭うが弱い 1:腋臭がかすかに臭う 0:腋臭が臭わない
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】
【表5】 実施例6  デオドラントローション(pH4)   
 アルミニウムヒドロキシクロライド        
   5.00g    トリクロサン       
                        0
.20g    ポリエチレンオレイルアルコールエス
テル     0.50g    プロピレングリコー
ル                       5
.00g    乳  酸             
                        0
.18g    乳酸ナトリウム          
                   0.34g 
   香  料                  
                   0.50g 
   エタノール                 
               30.00g    
精製水                      
              58.00g    計
                         
              100.00g実施例7
  デオドラントスプレー(pH4)  原液処方     アルミニウムヒドロキシクロライド     
     30.00g    トリクロサン    
                         
  0.20g    タルク           
                         
 2.00g    ミリスチン酸イソプロピル   
                2.00g    
酒石酸                      
               0.70g    酒
石酸ナトリウム                  
         0.10g    精製水    
                         
        4.20g    香  料    
                         
        0.20g    エタノール   
                         
    60.60g    計          
                         
    100.00g  充填処方     原  液                 
                   35.00g
    フレオン12               
               43.00g    
フレオン11                   
           22.00g        
                         
            100.00g
【0020】
上記の実施例1〜5より、本発明の防臭剤は防臭効果に
優れ、しかも、効果が持続することが判る。また、上記
実施例のすべてが使用感に優れるものであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  pH3〜5.5 において緩衝能を含
    有する物質を含有し、pHが3〜 5.5であることを
    特徴とする防臭剤。
JP1990091A 1991-02-13 1991-02-13 防臭剤 Pending JPH04257514A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990091A JPH04257514A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 防臭剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990091A JPH04257514A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 防臭剤

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JPH04257514A true JPH04257514A (ja) 1992-09-11

Family

ID=12012079

Family Applications (1)

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JP1990091A Pending JPH04257514A (ja) 1991-02-13 1991-02-13 防臭剤

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JP (1) JPH04257514A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6780403B1 (en) 1999-07-26 2004-08-24 Kao Corporation Deodorants
US7358219B2 (en) 1999-03-16 2008-04-15 Kao Corporation Fabric deodorizer comprising an amine oxide
JP2011116667A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Kao Corp デオドラント化粧料
JP2017178835A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社コーセー ミョウバン含有組成物

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JP2011116667A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Kao Corp デオドラント化粧料
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