JPH0436216A

JPH0436216A - 化粧料

Info

Publication number: JPH0436216A
Application number: JP2139062A
Authority: JP
Inventors: Mitsuaki Shimizu; 清水　満章; Yoshiji Ozasa; 小笹　祥次; Yukari Takarada; 宝田　ゆかり
Original assignee: Sunstar Inc
Current assignee: Sunstar Inc
Priority date: 1990-05-29
Filing date: 1990-05-29
Publication date: 1992-02-06
Anticipated expiration: 2013-11-05
Also published as: JP2821938B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明はヘチマ水および収れん剤を配合し、皮膚に対す
る収れん効果の高い皮膚化粧料に関する。

［従来の技術および課題］皮膚は、外界からの物理的、化学的刺激より人体を保護
する機能を有する。このため皮膚は適度に収れんしてい
ることが必要である。従来、このような収れん剤として
各種成分が用いられているが、何れの薬剤も一時的な収
れん効果は有するものの持続性に乏しく、使用後短時間
のうちに汗や皮脂が分泌され、充分な収れん効果は得ら
れていない。また、肌の収れん作用は、皮膚に適度な弓
き締め感やハリをもたせる効果もあるが、これについて
も充分な効果が得られていない。

［課題を解決するための手段］本発明者らは、優れた収れん効果を有する化粧料を得る
へく鋭意検討を重ねた結果、ヘチマ水に収れん剤を組み
合わせることにより、比較的長期にわたって強い収効果
が得られ、汗や皮脂のすぐれた分泌抑制効果が得られる
とともに肌を引き締め、ハリのある肌が得られることを
見出し本発明を完成した。

すなわち本発明は、ヘチマ水と；アラントインクロルヒ
ドロキシルアルミニウム、アルミニウムヒドロキノクロ
ライド、塩化亜鉛、塩化アルミニウム、塩化第二鉄、カ
ラミン、乾燥硫酸アルミニウムカリウムおよびパラフェ
ニルスルホン酸亜鉛より選ばれた少なくとも１種の成分
とを配合した化粧料を提供するものである。

本発明で使用する「ヘチマ」はウリ科（Ｃｕｃｕｒｂｉｔａｃｅａｅ）のＬｕｆｆａ　ｃｙｌ
ｉｎｄｒｉｃａ　Ｒｏｅｍである。本発明で使用するヘ
チマ水は、ヘチマの果実または茎から浸出する液汁であ
り、公知の方法により採取することができる。採取した
ヘチマ水は、そのまま放置すると、腐敗、菌の繁殖等が
生ずる。

このため採取したヘチマ水にエタノール、パラオキシ安
息香酸エステルまたはその塩、安息香酸またはその塩、
サリチル酸またはその塩、ソルビン酸またはその塩、デ
ヒドロ酢酸またはその塩、インプロピルメチルフェノー
ル、オルトフェニルフェノール、クレゾール、フェノキ
シエタノールなどの防腐剤を適宜添加することが望まし
い。

また、ヘチマ水の配合量は、化粧料全量中の３〜９８重
量％、好ましくは、５〜９５重量％、さらに好ましくは
５〜９０重量％である。ヘチマ水の配合量が３％より少
ないと、充分な収れん効果が得られず、一方、９８％を
超えると防腐剤、安定剤、保存剤の配合が制限され、ヘ
チマ水の保存安定性が低下し好ましくない。

本発明化粧料においてヘチマ水と共に配合される成分は
、アラントインクロルヒドロキンルアルミニウム、アル
ミニウムヒドロキソクロライド、塩化亜鉛、塩化アルミ
ニウム、塩化第二鉄、カラミン、乾燥硫酸アルミニウム
カリウムおよびパラフェニルスルホン酸亜鉛であり、こ
れらはいずれも化粧品原料基準に収載されており、単独
でまた併用して配合されてよい。

これら成分の配合量は、化粧料全量に対して０゜０１〜
５重量％、好ましくは０．０５〜２重量％である。配合
量がこれより少ないと持続性のある充分な収れん効果が
得られず、また上限をこえると刺激を生ずる。

次に本発明化粧料の効果について試験した。

（皮膚分泌抑制試験）前腕内側部を洗浄後、第１表の組成の化粧料（試験Ｎｏ
、１〜９）を塗布した。１時間後に四酸化オスミウム含
浸紙を前腕塗布部に貼付し、５分経過後の黒化度により
脂肪の分泌量を比較した。

（肌の引き締め効果の測定）第２表に示す組成の化粧水（試験Ｎｏ、Ｉ（１−１３）
を調製し、パネラ−３５名にその肌の引き締め程度を質
問して肌の引き締め効果を評価した。

上記結果より、本発明の化粧料により長時間にわたり引
き締め効果が現れることがわかる。

（制汗効果の測定）第３表に示す試験Ｎｏ、　１４〜１７の制汗剤を調製し
た。パネラ−６名を用いて、この制汗剤を脇部にスプレ
ーし発汗の程度、脇部の臭気を比較した。結果を第３表
に示す。

本発明の皮膚化粧料は、公知の方法によりクリーム、乳
液、化粧水、バック、ファンデーノヨノ、ヘアトニック
、エツセンス、制汗剤などに調製される。さらに、本発
明の化粧料には、その種類に応じ性能を損なわない範囲
において、適宜公知の成分を配合することができる。す
なわち、本発明の化粧料には上記必須成分の他に、通常
化粧料に用いられ配合される成分、例えば、油分、紫外
線吸収剤、酸化防止剤、界面活性剤、防腐剤、香料、水
、アルコール、増粘剤、色素等を必要に応して適宜配合
することかできる。

［実施例］つぎに本発明を実施例にもとづきさらに具体的に説明す
る。実施例中、配合量は重量％を示す。

実施例１（化粧水）成　　分ポリオキンエチレン（２０ＥオレイルエーテルＯ）配合量０．７グリセリンプロピレングリコールクエン酸エタノールヘチマ水香料パラフェニルスルホン酸亜鉛精製水計２．００．１１２．０７０．００．１０．３残部！００ｄｉ−ピロリドンカルボン酸ナトリウムカルボキンメチ
ルセルロースポリオキノエチレン硬化ヒマシ油（４０Ｅ、Ｏ，）香料アラントインクロルヒドロキンアルミニウム精製水計Ｉ０．２０．５残部実施例２（パック）成　　分１．３−ブチレングリコールポリエチレングリコール４０００グリセリンステアリン酸エタノールヘチマ水ポリビニルアルコールスクワラン配合量８．０２．０１２．０２、Ｏ１５，０４０，０１０，０実施例３（乳液）成　　分プロピレングリコールスクワランワセリンセタノールヘチマ水ポリオキンエチレン（２０Ｅ、Ｏ，）セチルエーテル塩化亜鉛配合量６．０２．０４０．０１．２エタノールステアリン酸水酸化カリウムバラオキノ安息香酸エチル香料精製水計実施例４（ヘアトニック）成　　分ポリオキンエチレン（２０Ｅ、Ｏ，）２−オクチルドデンルエーテルｌ　３−ブチレングリコールカラミングリセリンヘチマ水エタノールｄｉ−ピロリドンカルボン酸ナトリウムニコチン酸ベン
ンル香料１．００．２残部配合量１．０３０．０５０．０１．０パラオキ７安息香酸エチル塩酸ピリドキノンサリチル酸精製水計実施例５（ドロ状バック）成　　分アルミニウムヒドロキノクロライド乾燥硫酸アルミニウムカリウムヘチマ水カオリンヘントナイトプロピレングリコールグリセリンパラオキ７安息香酸エチルエタノール精製水計残部配合量１５．０残部＋００実施例６（エツセンス）成　　分塩化第二鉄ヘチマ水クエン酸ナトリウムカルボキンメチルセルロースナトリウムパラオキシ安息
香酸エチル香料ポリオキシエチレン（２０）オレイルエーテルエタノール精製水計実施例７（制汗剤）成　　分アルミニウムクロルヒドロキシクロライドタルクセスキオレイン酸ソルビタン香料配合量１．００．３残部配合量１．００．２Ｉミリスチン酸イソブロビルメチルポリシロキサンエタノールヘチマ水ジメチルエーテル液化天然ガス計１．２６．２４２．０４２．０＋００［発明の効果］本発明の皮膚化粧料は、長期にわたり優れた収れん効果
を有する。

Claims

【特許請求の範囲】

ヘチマ水と；アラントインクロルヒドロキシルアルミニ
ウム、アルミニウムヒドロキシクロライド、塩化亜鉛、
塩化アルミニウム、塩化第二鉄、カラミン、乾燥硫酸ア
ルミニウムカリウムおよびパラフェニルスルホン酸亜鉛
より選ばれた少なくとも１種の成分とを配合した化粧料
。