JPS61270153A - 易接着性フイルム - Google Patents

易接着性フイルム

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JPS61270153A
JPS61270153A JP60112463A JP11246385A JPS61270153A JP S61270153 A JPS61270153 A JP S61270153A JP 60112463 A JP60112463 A JP 60112463A JP 11246385 A JP11246385 A JP 11246385A JP S61270153 A JPS61270153 A JP S61270153A
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polyester
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dicarboxylic acid
film
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克彦 野瀬
肇 鈴木
牧村 修
浩三 前田
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Toyobo Co Ltd
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
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  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は接着性を改良した熱可塑性樹脂フィルムに関し
、その目的とするところは、親水性ポリマー及び疎水性
ポリマー共に良好な接着性を有する熱可塑性樹脂フィル
ムを提供することにある。
(従来の技術) 周知の如く熱可塑性樹脂フィルム、例えばポリエステル
、ポリアミド、ポリプロピレン等、特に品性、透明性、
寸法安定性等が優れているので、   □磁気テープ用
ベースフィルム、絶縁テープ、写真フィルム、トレーシ
ングフィルム、食品包装用フィルムなどの多方面で使用
されている。しかしながら一般にポリエステルフィルム
は接着性が低いため、磁性体、感光剤、マット剤などを
積層する場合には、フィルム表面にコロナ放電処理を施
し、更にアンカーコート剤を設けることが一般的である
。また食品包装に用いる場合は、印刷層やヒートシール
層との接着性が弱いため、全体のヒートシール強度も低
下するという欠点がある。熱可塑性樹脂フィルム表面の
接着性を改良する方法と【2て、コロナ放電処理が一般
に行なわれており、この他忙、紫外線照射処理、グラズ
マ放電処理、火炎処理、窒素雰囲気下のコロナ放電処理
などの物理的処理方法や、アルカリ処理、プライマー処
理などの化学的処理方法や、これらを併用した処理方法
が知らnている。しかしながら、親水性ポリマー及び疎
水性ポリマーの両者に対して良好な接着性を有する熱可
塑性樹脂フィルムとりわけポリエステルフィルムはない
(発明が解決[−ようとする問題点) 本発明者らは前記従来の技術における問題点すなわち親
水性ポリマー及び疎水性ポリマーの両者に対して共に良
好な接着性を付与することの困難性を解決するため鋭意
研究、努力した結果、本発明を完成するに到ったもので
ある。
(問題点を解決するための手段) すなわち本発明は、熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも
片面に、水溶性ポリマーへの重合性二重結合金有単量体
の11!又は2種以上のグラフト化物(4)と、全ジカ
ルボン酸成分中に0.5〜15モルチのスルホン酸金属
塩基を有するジカルボン酸を含有する混合ジカルボン酸
をポリエステルノシカルボン酸成分とする水不溶性ポリ
エステル共重合体田)との混合物が積層されてなる易接
着性フィルムである。
本発明の好ましい実施態様(1)は前記発明において重
合性二重結合単量体の、水溶性ポリマーに対するグー)
7ト率が5〜1000%である易接着性フィルムである
また本発明のより好ましい実施態様(2)は前記発明な
いしは実施態様(11のいず牡かにおいて、溶融押出し
された未延伸または一軸延伸さnた熱可塑性樹脂フィル
ムの少なくとも片面にクラフト化物(A)と水不溶性ポ
リエステル共重合体の)との混合物が積層さnたのち、
更に少なくとも一軸延伸さn九易接着性フィルムである
この発明に用いられる水溶性ポリマーとしてはポリビニ
ルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ビニルメチ
ルエーテル/無水マレイン酸コポリマー、ホリビニルピ
ロリドン、ポリビニルスルホン、ポリアクリル酸、ポリ
アクリルアミド、ポリエチレンオキサイド、ゼラチン、
カゼイン、メチルセルロース、エチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、アルギン酸父性デンプン、デ
ンプンなどが挙げらnるが、これらに限定されるもので
はない。これらの水溶性ポリマーは種々の接着性および
他の特性の要XK応じて任意に選ぶことが出来る。
また、ここで用いらnるビニルモノマーとしては特に限
定はさnないが次式[13〜mlに挙げるものが好まし
い。
ルキル基 数1〜8のアルキ ル基 −0−)詐R,または n1me1〜3 R,、R,=炭紫数1〜4の アルキル基 I Ro−Rst= C1t 、 −OH または辰素数1〜8 のフルコキシ基 M=H,1価のアルカリ 金属または−NH,基 数1〜4のアル キル基 CH*=CH8=CH3OR55=Htたは炭素数1〜
8のアルキル基 11H R,、=Hまたは炭素数1〜4のアルキル基 [13〜M式で示される化合物としてはアクリル酸また
は、メタアクリル酸とメチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、アミル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、2−エチ
ルヘキシル等の低級アルキル基を有するアルコールとか
ら成るエステル、または、スチレンおよびメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、アミル、ヘキシル、ヘプチル、
オクチル等の低級アルキルより成るO s m * p
−モノアルキルスチレン、2.4−(又は2,5−12
.6−13.4−23.5−)ジアルキルスチレン、2
,4.5−(又は2゜4.6−))リアルキルスチレン
、2.3.4.5−テトラアルキルスチレンまたはこれ
らのα−メチル置換体等が挙げられる。更にアクリル酸
、メタクリル酸およびそのヒドロキシアルキルエステル
エステル、ジアルキルエステル、アルコキシアルキルエ
ステル、アルキルアルキレングリコールエステル、グリ
ジルエステルおよび、0−(又はm −。
p−>モノクロルスチレン、2.3−(又は2.4−1
2.5−12.6−13.4−13.5−)ジクロルス
チレン、2.3.4−(又は2,4.5−))ジクロル
スチレン、更にはテトラクロル(又はペンタクロル等の
)スチレン、2−クロル−5−メチル、4−クロル−3
−メチル、p−クロルメチル等のクロル−フルキルスチ
レン等、ハロゲン置換スチレン誘導体、0−(又はm−
1p−)ヒドロキシスチレン10−(又はm−1p−)
メトキシスチレン、X)キシスチレン、3−メトキシ−
4−ヒドロキシスチレン等のヒドロキシ或はアルコキシ
スチレン誘導体、エチレンスルホン酸およびそのナトリ
ウム、カリウム等アルカリ金属塩またはビニルメチルス
ルホン、ビニルエチルスルホン、ビニルブチルスルホン
等のビニルアルキルスルホン類、ビニルスルホンアミド
、ビニルスルホンアニリド、ビニルスルホンメチルアニ
リド等のビニルスルホンアミド類、スチレンスルホン酸
およびそのナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩等
及びモノ(2−メタクリロイロキシエチル)アシッドホ
スフx−ト、モノ(2−アクリロイロキシエチル)アシ
ッドホスフェート、このなかでもアクリル酸、メタアク
リル酸、グリシジルアクリレート、グリシジルメタアク
リレート、モノ(2−メタアクリロイロキシエチル)ア
シッドホスフ!  )、モノ(2−アクリロイロキシエ
チル)アシッドホスフs  )% ヒドロキシエチルア
クリレート、ヒドロキシエチルメタアクリレートが有効
である。
これらのビニルモノマーのグラフト率は5〜1000チ
が好ましい。より好ましくは10〜200%、最も好ま
しくは15〜150%である。グラフト化率が5%以下
では疎水性ポリマーに接着しがたく、10001以上で
は親水性ポリマーに対する接着性が低下する。こnらの
グラフト物は常法に従って製造することができる。即ち
、硝酸第2セリクムアンモニクム、硫酸セリウムアンモ
ニウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンそニウム、過酸化
水素などの水溶性重合開始剤を共存させ、水媒体中で反
応を行なう。反応系におけるポリエチレングリコールの
濃度は5〜50mが好ましい。なおグラフβ ト重合反応は通常冷却^主加熱下で行なわlrLθ〜1
00℃、好ましくは5〜80℃が推奨される。0℃以下
では重合速度が遅く、100℃以上では東金開始剤の分
離を招き重合系の安定性が低下してゲル等を生じるから
である。
本発明のポリエステル共重合体囚は、スルホン酸金属塩
基含有ジカルボン酸0.5〜15モルチと・スルホン酸
金属塩基を含有しないジカルボン酸85〜99.5モル
チとの混合ジカルボン酸をグリコール成分と反応させて
得られた実質的に水不溶性のポリエステル共重合体であ
る。実質的に水不溶性とは、ポリエステル共重合体を8
0℃の熱水中で攪拌しても熱水中にポリエステル共重合
体が消散しないことを意味し、具体的にはポリエステル
共重合体を過剰の80℃熱水中で24時間攪拌処理した
後のポリエステル共重合体の重量減少が5″を量係以下
のものである。
上記のスルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸としては、
スルホテレフタル酸、5−スルホイソフタル酸、4−ス
ルホフタル酸、4−スルホナフタレン−2,7−ジカル
ボンH15C4−スルホフェノキシ〕イソフタル酸等の
金属塩があげらn1特シこ好ましいのは5−ナトリウム
スルホイソフタル酸、ナトリウムスルホテレフタル酸で
ある。こnらのスルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸成
分は、全ジカルボン酸成分に対して0.5〜15モルチ
、好ましくは0.5〜5モルチである。15モルチを越
えると水に対する分散性は向上するがポリエステル共重
合体の耐水性が著しく低下し、また0、5モルチ未満で
は水に対する分散性が著しく低下する。ポリエステル共
重合体の水に対する分散性は、共重合組成分、水溶性有
機化合物のm*および配合比などによって異なるが、上
記スルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸は水に対する分
散性を損わない限り、少量の方が好ましい。
スルホン酸金g塩基を含まないジカルボン酸としては、
芳香・族、脂肪族、脂環族のジカルボン酸が使用できる
。芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフ
タル酸、オルソフタル酸、2.6−す7タレンジカルボ
ン酸等をあげるこトカできる。こnらの芳香族ジカルボ
ン酸は全ジカルボン酸成分の40モルチ以上であること
が好ましい。40モルチ未満ではポリエステル共重合体
の機械的強度や耐水性が低下する。脂肪族および脂環族
のジカルボン酸としては、コハク酸、アジピン酸、セパ
シン酸、L3−シクロペンタンジカルボン酸、1.2−
シクロヘキサンジカルボン酸、1.3−シクロヘキサン
ジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸な
どがあげられる。これらの非芳香族ジカルボン謄成分を
加えると、場合によっては接着性能が高められるが、一
般的にはポリエステル共重合体の機械的強度や耐水性を
低下させる。
上記混合ジカルボン酸と反応させるグリコール成分とし
ては、炭素数2〜8個の脂肪族グリコールまたは炭素1
に6〜12個の脂環族グリコールであり、具体的には、
エチレングリコ−/l/、1.2−プロピレングリコー
ル、1.3−プロパンジオール、1.4−ブタンジオー
ル、ネオベンチノvグリコール、1.6−ヘキサンジオ
ール、1.2−シクロヘキサンジメタツール、1.3−
シクロヘキサンジメタツール、1.4−シクロヘキサン
ジメタツール、P−中シリレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコールなどである。また
ポリエーテルとしては、ポリエチレングリコール、ポリ
プ胃、ピレングリコール、ポリテトラメチレングリコー
ルなどがあげらnる。
ポリエステル共重合体は、通常の溶融重縮合によ°フて
得られる。すなわち上記のジカルボン酸成分およびグリ
コール成分を直接反応させて水を留去しエステル化した
のち、重縮合を行なう直接エステル化法、あるいは上記
ジカルボン酸成分のジメチルエステルとグリコール成分
を反応させてメチルアルコールを留出しエステル交換を
行なわせたのち重縮合を行なうエステル交換法などによ
って得られる。その他、溶液重縮合、界面重麹合なども
使用され、この発明のポリエステル共重合体は重縮合の
方法によって限定されるものではない。
該ポリエステル共重合体の水系分散液を得る忙は、水溶
性有機化合物とともに水に分散することが必要である。
例えば、上記ポリエステル共重合体と水溶性有機化合物
とを50〜200 Cであらかじめ混合し、この混合物
に水を加え攪拌して分散する方法、あるいけ逆に、混合
物を水に加え攪拌して分散する方法、あるいはポリエス
テル共重合体と水溶性有機化合物と水とを共存させて4
0〜120℃で攪拌する方法がある。
上記水溶性有機化合物は、20℃で1eの水に対する溶
解度が20f以上の有機化合物であり、具体的に脂肪族
および脂環族のアルコ ル、エーテル、エステル、ケト
ン化合物であり、例えばメタノール、エタノール、イン
プロパツール、n−ブタノール等の1価アルコール類、
エチレングリコール、フロピレンゲリコール4%ツクI
J:2−/L’類、)fルセロソルプ、エチルセロソル
ブ、n−ブチルセロソルブ等のグリコール誇導体、ジオ
キサン、テトラ、ヒドロフラン等のエーテル類、酢酸エ
チル等のエステル類、メチルエチルケトン等のケトン類
である。こnら水溶性有機化合物は、単独璽たに2種以
上を併用することができる。上記化合物のうち、水への
分散性、フィルムへの塗布性からみて、ブチルセロソル
ブ、エチルセロソルブが好適である。
上記のωポリエステル共重合体、■水溶性有機化合物お
よび0)水の配合重量割合は (A)/■=100/20〜5000 (F5/(Ca=xoo/so〜10000を満足する
ことが重要である。ポリエステル共重合体く対して水溶
性有機化合物が少なく(A)/(r)が100/20を
越える場合は、水系分散液の分散性が低下する。この場
合、界面活性剤を添加することによって、分散性を補助
することができるが、界面活性剤の量が多過ぎると接着
性、耐水性が低下する。逆に(4)/ω)が100/ 
5000未満の場合、またけ■/fl)が100150
を越える場合は、水系分散液中の水溶性有機化合物量が
多くなりコート後の溶剤残留の危険性が生じ、このため
防爆対策を構する必要があり、さらに環境汚染、コスト
高となるので化合物回収を考慮する必要がある。
CF’)/D)カ100 / 10000 未満O場合
!’f、水系+i液(2?表面張力が大きくなり、フィ
ルムへの濡n性が低下し、塗布斑を生じ易くなる。この
場合、界面活性剤の添加によって濡れ性を改良すること
ができるが、界面活性剤の量が多過ぎると上記したと同
様に接着性や耐水性が低下する。
グラフト物と水不溶性ポリエステル樹脂との混合比率は
9515〜1/99が好寸しく、更により好1シ〈ll
″t70/30〜1/99である。グラフト物の水下t
d性ポリエステル樹脂に対する比率が1チ以下では接着
性が劣り、95チ以上では熱可塑性樹脂フィルムとりわ
けポリエステルフィルムに対する接着性が悪くなる。
更だこの混合液には着色剤、制電剤、架橋剤、耐ブロッ
キング剤、無機又は有機粒子等の滑剤、他の重合体、紫
外線吸収剤、劣化防止剤その他のものが、本発明の効果
を損わない程度に添加されていてもよい。
熱可塑性樹脂フィルムr/c塗布される混合液の塗布量
はフィルムに対して0.O1〜51/vtである。
0.01f/−以下の場合は接着性が劣り、5g/−以
上ではフィルムの滑り性、耐ブロッキング性が劣る。
本発明において上記混合物を熱可塑性樹脂フィルムにコ
ート法で塗布するのは、熱可塑性樹脂フィルムが溶融押
出された未処伸フィルム又は二軸延伸フィルムのいずれ
でもよいが、二軸延伸フィルムに塗布するのはフィルム
が広巾になっており、かつフィルムの走行速度が速くな
っているため均一に塗布しにくく、更番で前二者がコー
ト剤のvPj着性、耐久性などの点でよシ好ましい。
更に積ノー前及び積)台后に、空気又は窒素雰囲気下で
のコロナ放電処理、紫外線照射処理などを行なうことに
工って更に接層性を向上させることができる。
また本発明においては、熱可塑性樹脂フィルムとしてポ
リエステルフィルム、とりわけポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを使用する場合には積層及びJ!1!膜工
程等で発生したフィルム屑を回収、再利用出来るので好
°ましい。
またポリエステルとし7ては、透明性の点で出来る圧は
滑剤童が少ない方が好ましく、好ましくは300ppm
以下である。
上記の方法によって製造さnたコーティング熱可塑性樹
脂フィルムとりわけポリエステルフィルムハ、磁気テー
プ用ベースフィルム、ラベルステツカー用ヘースフイル
ム、ケミカルマット用ベースフィルム、オーバーへフド
プロシxりl −用フィルム、食品包装用フィルム、そ
の他の用途のフィルムに使用さnる。
(実施例) 以下にこの発明の詳細な説明する。実施例中、部、チは
重を基準を示す。なおグラフト化率は次式で表わさnる
実施例1 (1)  ポリエチレンテレフタレートの製造エチレン
グリコール200d中に水酸化鉛pbo・2.2J pb(0)1)、t4ti (pb  0.9s X 
10−”モル)を溶解し、この溶液にGoo@ 2.O
f (1,9x 10−”%ル3を添加して197℃の
エチレングリコールの沸点で還流加熱すると約30分で
透明な溶液が得られた。
次にこの溶液を重縮合触媒とするポリエチレンテレフタ
レートの製造を行なった。ジメチルテレ7タレート62
0部、エチレンクリコール4sun、2H,OO,03
6部をエステル交換反応器にとり、エステル交換反応は
150℃より230℃に徐々に昇温しつつ行ない、12
0分を要してメタノールの溜めを終った。次いで内容物
を重縮合装置に移し、重縮合触媒として上記触媒溶液2
.7部を加え徐々忙昇温すると共に減圧し、1時間を要
して280℃とし0 、5 m Hgの高減圧下の重縮
合反応を25分間行なって得られたポリマーは極限粘度
0.63.00  融点262℃であった。
860 ccの水に溶解させたポリエチレングリコール
溶液中にアクリル酸20Fを加え、30分間N、ガスを
通した。他方硝酸第2セリウムアンモニウムをINの硝
酸水溶液(20cc )に溶解したものを上記のポリエ
チレングリコール水溶液に60℃に保ちつつ攪拌し、1
20分間に亘りてN、ガスを通し、アクリル酸グラフト
化ポリエチレングリコール(グラフト化率20%)を得
た。
(3)  ポリエステル共重合体の水系分散液の製造ジ
メチルテレフタレー)  117部(49モルチ)、ジ
メチルイソフタレート 117部(49モル%)、ジエ
チレンクリコール 103部(50モルチ)、ジエチレ
ングリコール58部(50モ#%)、酢酸亜鉛 0.0
8部、三酸化ア/チモン0.08部を反応容器中で40
〜220℃に昇温させて3時間エステル交換反応させ、
次いで5−ナトリウムスルホイソフタル酸9部(2モル
チ)を添加して220〜260℃、1時間エステル化反
応させ、更に減圧下(10〜0.2n+H7)で2時間
重縮合反応を行ない、平均分子量18000、軟化点1
40℃のポリエステル共重合体を得た。このポリエステ
ル共重合体300部とn−ブチルセロソルブ140部と
を容器中で150〜170℃、約3時間攪拌して、均一
にして粘稠な溶融液を得、この溶融液に水560部を徐
々に添加し約1時間後に均一な淡白色の固形分濃度30
%の水分散液を得、これに更にサイロイド150をポリ
エステル共重合体に対して500ppms分子量200
00のポリエチレングリコールを3俤、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーダ11次亜リン酸ナトリウム5チ、水
4500部、エチルアルコール4500部を加えて希釈
し、固形分濃廖3チの塗布液を得た。
(4)インラインコートフィルムの製造(1)で製造し
たポリエチレンテレフタレートを280〜300℃で溶
融押出し、15℃の冷却ロールで冷却して厚さ1000
ミクロンの未延伸フィルムを得、この未延伸フィルムを
周速の異なる85℃の一対のロール間で縦方向に3.5
倍延伸し、前記の塗布液をエアナイフ方式で塗布1−1
70℃の熱風で乾燥し、次いでテンターで98℃で横方
向に3.5倍延伸し、さらに200〜2)0℃で熱同定
し厚さ100ミクロンの二軸延伸コーティングポリエス
テルフイルムヲ得り。
実施例2〜3 実施例Iにおいてビニルモノマーを変えた以外は実施例
1と同様にし、てポリエステルフィルムを得た。
実施例4〜5 実施例1においてポリエチレングリコール又はビニルモ
ノマーの添加量を変えた以外は実施例1と同様にしてポ
リエステルフィルムを得た・比較例1 実施例Iにおいてコーティングしなかった以外は実施例
1と同様にしてポリエステルフィルムを得た。
比較例2 実施例1においてグラフト化しないポリエチレングリコ
ールを用いた以外は実施例1と同様にしてポリエステル
フィルムヲ得た。
比較例3〜6 実施例1において特許請求の範囲以外のグラフト用モノ
マー濃度及びポリエチレングリコール濃度を用いた以外
は実施例1と同様にしてポリエステルフィルムを得た。
比較例7〜8 実施例1においてPEGグラフト化物のポリエステル共
重合体への添加量を特許請求の範囲以外に変えた以外は
実施例1と同様にしてポリエステルフィルムを得た。
1)PFGに対する濃度(重jt%)でグラフト化率を
意味する。
2) ポリエステル共重合体に対するPEGグラフト物
の濃度(重量qb> 3)重合度1500 、ケ/化度90%のポリビニルア
ルコール 4)重合度1000のポリ塩化ビニル PVA及びPvCは、水及びDMF(ジメチルホルムア
ミド)に10俤溶解したものを各々の溶剤にとける赤色
染料で着色したものを用いた。こnらを塗布ft 2 
f / m’になる様に印刷し、テープ剥離テストを行
なった。
テープ剥離試験は、インキ印刷面にセロハンテープ(商
品名=Lパック、ニチバン社!Jりを均一に貼着したの
ち180度および360に方向に速やかに引剥がし、フ
ィルム上に残ったインキ量を目視で判定し、インキが残
っている部分が全面積の95%以上を◎、50〜95%
を0,10〜50俤をΔ、10俤以下を×で示した。
表1より実施例はpVA、PvC共に良好な接着性、耐
ブロッキング性を示すが比較例は接着性又は耐ブロッキ
ング性のどnかが劣ることがわがる◎実1!f!例6 実施例1においてポリエチレングリコールの代りにケン
化度98モルチ、重合度500のポリビニルアルコール
を、アクリル酸の代りにグリシジルメタクリレートを用
いてグラフト化物を作り、ポリエステル共重合体)で対
して1.00 %添加した以外は実施例1と同様にして
ポリエステルフィルムを得た。このポリエステルフィル
ムのPVA。
PVCK対する接層性(180度、360度方向の剥離
共に)は非常に良好でランクは◎でめった。
実施9117 実施例1においてポリエチレングリコールの代りにカル
ボキシメチルセルロースを用いた以外は実施例1と同様
処してポリエステルフィルムを得た。このポリエステル
のPVA、PVCに対する接着性(180度、360度
方向の剥離共に)は非常に良好でランクは◎であった。
(発明め効果) このように本発明の方法によって得らnたフィルムは親
水性ポリマー及び疎水性ポリマー共に良好な接着性を有
するとかう効果がある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも片面に、水溶
    性ポリマーへの重合性二重結合金有単量体の1種又は2
    種以上のグラフト化物(A)と、全ジカルボン酸成分中
    に0.5〜15モル%のスルホン酸金属塩基を有するジ
    カルボン酸を含有する混合ジカルボン酸をポリエステル
    のジカルボン酸成分とする水不溶性ポリエステル共重合
    体(B)との混合物が積層されてなることを特徴とする
    易接着性フィルム。
  2. (2)重合性二重結合単量体の、水溶性ポリマーに対す
    るグラフト率が5〜1000%である特許請求の範囲第
    1項記載の易接着性フィルム。
  3. (3)溶融押出しされた未延伸または一軸延伸されたフ
    ィルムの少なくとも片面にグラフト化物(A)と水不溶
    性ポリエステル共重合体(B)との混合物が積層された
    のち、更に少なくとも一軸延伸された特許請求の範囲第
    1項および第2項いずれかに記載の易接着性フィルム。
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