JPS6126920A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、磁気記録再生領域以外の部位に環状のクリー
ニング領域が形成された磁気ディスクを使用する磁気記
録再生装置に関する。

（従来技術） この種の磁気記録再生装置を用いた装置の一例としては
第２図に示すような電子スチルカメラがある。同図にお
いて、被写体像は、カメラ本体１の前面に設けられた撮
影レンズ２を通過した後、カメラ本体１に内蔵された１
例えばＣＣＤｍ＊素子でなる撮像面３に結縁される。と
の撮像画３に生じる被写体像は同撮像素子によって画像
信号に変換され、レリーズボタン７の押込操作によって
モータ６で回転駆動される磁気ディスク４に上記画像信
号が磁気ヘッド５を用いて記録される０この記録は磁気
ディスク４０１回転で形成される環状の１本のトラック
が画像信号の１フイールドに対応したものとなっている
。

そして、磁気ヘッド５で磁気ディスク４に記録再生を行
なう場合、両者が安定に接触していなくてはならないが
、磁気ヘッド５の摺ｉＩ面に磁性粉、埃等の異物が付着
すると記録再生効率の低下、ヘッドタッチの悪化、磁気
ヘッド５の損傷、磁気ディスク４の損傷を引き起こす。

このために第３図ないし第５図に示すような、クリーニ
ング領域を有する磁気ディスク４を用いて磁気ヘッド５
のクリーニングを行なうようにしている。即ち、第３図
に示すように、磁気ディスク４のベース面４ａの表面に
は円環状の記録再生領域４ｂが形成され、同領域４ｂの
内周縁と被チャッキング部材４ｄとの間には円環状のク
リーニング領域４Ｃが形成されている。このクリーニン
グ領域は、ベース面４ａの表面に化学エツチング法等を
用いて微小な凹凸状に荒らして形成される。

このよ５な磁気ディスク４を用い、通常は記録再生領域
４ｂに磁気ヘッド５’４接触させ所望の記録再生を行な
い、適切な期間をおいて磁気ヘッド５をクリーニング領
域４ＣＫ移動させ、同磁気ヘッド５のクリーニングを行
なわせるようになりている。

しかしながら、クリーニングな行な５時期は使　　′用
者の判断に基づいてなされているので、上記クリーニン
グを怠りがちとなり、常にクリーニングされた磁気ヘッ
ドで記録・再生が行なわれるとは限らなかった。

また、主記磁気ディスク４の他に、第４図に示すよ５１
Ｃ磁気デイスク４における記録再生領域４ｂの外周にク
リーニング領域４ｅを形成したり、＃！５図に示すよう
に磁気ディスク４における記録再生領域を同心円状に２
分割した記録再生領域４ｂｌ。

４ｂ２の間にクリーニング領域４ｆを形成したものもあ
る。このような磁気ディスク４においても上述同様のこ
とが云える。

（目的） 本発明の目的は、磁気ヘッドのクリーニングを磁気記録
再生に先立って自動的に行なうことができる磁気記録再
生装置を提供することにある。

（概要） 本発明に係る磁気記録再生装置は、磁気ディスクが磁気
記録再生装置に装着されたことを検出するディスク装着
検出手段と、磁気ヘッドの１磁気デイスクの径方向に対
応する位置を検出するヘッド位置検出手段と、磁気ディ
スクのクリーニング領域の径方向の位置を表わす信号を
得るための、クリ−＝ング位置弁別手段とのそれぞれの
手段からの各出力信号に基づいてシーケンスコントロー
ラを働らかせて磁気ヘッドを駆動し自動的にクリーニン
グを行なうようにしたことを特徴とするものである。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、ＣＰＵ１０のデータ入出力端。

制御信号入出力端は入出力バス１１に接続され、また、
所定のシーケンスプログラム等が格納された記憶手段で
あるＲＯＭ１２のデータ出力端、制御信号入出力端も入
出力バス１１に接続されていて、これらＣＰＵｌ０．入
出力バス１１．ＲＯＭ１２でシーケンスコントローラが
構成されている。そして、上記入出力バス１１には、磁
気ディスク４（第３〜５図参照）に形成されたクリーニ
ング領域４ｃ、４ｅ、４ｆのディスク径方向における位
置データ、即ち、りリーニング位置データＳ、を作り出
すクリーニング位置弁別回路１３の出力端が接続されて
いる。また上記入出力バス１１からヘッド駆動信号Ｓ２
が送出されるようになっていて、同信号Ｓ２の伝送ライ
ンはヘッド駆動回路１４０入力端に接続され、同回路゛
１４の出力端はへラドアクチェエータ１５に接続されて
いる。同へラドアクチェエータ１５は磁気ヘッド５を磁
気ディスク４の径方向に駆動する機能と、同磁気ヘッド
５の主記磁気ディスク４の径方向に対応するヘッド位置
データＳ３を作り出す機能を有している。同データＳ３
の伝送ラインは入出力バス１１に接続されている。また
、上記入出力バス１１からモータ駆動信号Ｓ４が送出さ
れるようになりていて、同信号Ｓ４の伝送ラインはモー
タ６を回転駆動させるためのモータ駆動回路１６の入力
端に接続され、同回路１６の出力端はモータ６に接続さ
れている。

また、磁気ディスク４に設けられたパルスゼネレータ（
ＰＧ）ビン（図示せず）の位置を検出するためのＰＧコ
イル１７が同ディスク４の中心部に接近して設けられ、
同コイル１７の出力端に生じる検出パルスＳ、の伝送ラ
インは上記入出力バス１１に接続されている。更に、磁
気ディスク４が装着されたかどうかの検出を行なうディ
スク装着−出手段、例えば７オトインタラプタ１８が設
けられ、このフォトインタラプタ１８の出力端、即ち、
ディスク装着検出信号Ｓ６が送出される出力端は入出力
バス１１に接続されている。

このように本実施例の磁気記録再生装置は構成されてい
る。以下、その動作を第６図の７０−チャートを用いて
説明する。

磁気ディスク４をそ一夕６の出力軸にマグネットチャッ
キングにより取付けるとフォトインタラプタ１８による
検出光路が同磁気ディスク４によって遮ぎられるので、
これによってディスク装着検出信号８６が入出力バス１
１を介してＣＰＵｌ０に入力される。すると、ＣＰＵ１
０から入出力バス１１を介してそ一夕駆動信号Ｓ４がモ
ータ駆動回路１６に送出され、同回路１６の出力によっ
てモータ６が回転起動する。モータ６の起動に伴なって
磁気ディスク４が回転すると、同磁気ディスク４の１回
転毎にＰＧコイル１７に検出パルスＳ、が生じ、このパ
ルスＳ、は入出力バス１１を介してＣＰＵ１０に入力さ
れる。これと同時に、クリーニング位置弁別回路１３か
もクリーニング位置データＳ１が入出力バス１１を介し
てＣＰｏ　１０　Ｋ入力され、これに伴なってＣＰＵ１
０から入出力バス１１を介してヘッド駆動信号Ｓ２が送
出される。このヘッド駆動信号Ｓ２はヘッド駆動回路１
４を介してヘッドアクチェエータ１５に供給され磁気ヘ
ッド５が磁気ディス・り４の径方向に駆動される。この
時、ヘッドアクチェエータ１５によって検出されたヘッ
ド位置データＳ、は入出力バス１１を介してＣＰ　Ｕ　
１０に送り返され、このヘッド位置データＳ、がクリー
ニング位置データＳ１に一致するようにヘッド駆動信号
Ｓ２が変化され、主記磁気ヘッド５が所定のクリーニン
グ領域の位置まで移動する。

また、上記モータ６の起動に伴なって発生する上記検出
パルス８５が所定周波数、例えば６０Ｈｚになるように
そ一夕駆動信号Ｓ４が制御されるのでモータ６の回転数
が閉ループ制御されることになる。このときに主記磁気
ヘッド５は磁気ディスク４に形成されたクリーニング領
域４ｃ、４ｅ、４ｆ　（第６図ないし第５図参照）に摺
接するので、同磁気ヘッド５のクリーニングが行なわれ
る。

しかる後、ＣＰＵ１０から入出力バス１１を介してヘッ
ド駆動回１ｊ１４に送出される。ヘッド駆動信号Ｓ、が
、磁気ディスク４の記録再生領域４ｂ＃４ｂｌ１４ｂ２
（第３図ないし第５図参照）に磁気ヘッド５を位置する
ように変化せしめられる。するとヘッドアクチェエータ
１５によって磁気ヘッド５が駆動され、同磁気ヘッド５
が上記記録再生領域４ｂ。

４ｂ”ｔ４ｂ”の所望位置に変位される。ま′た、磁気
ディスク４に記録再生を行なわない場合には、ＣＰＵ１
０から入出力バス１１を介して送出されるモータ駆動信
号Ｓ４がモータ６を停止せしめるような信号に変化して
同モータ６及び磁気ディスク４が停止し、一連のクリー
ニング動作が終了し、磁気ディスク４に記録再生を行な
うに備えられる。

一方、主記磁気ヘッド５が記録再生領域４ｂ　。

４ｂｘ、４ｂ２に位置せしめられたときに記録再生を行
なう場合には図示しない制御回路の出力によりて磁気ヘ
ッド５が所望位置に移動され、磁気ディスク４の記録再
生領域４ｂ、４ｂｌ、４ｂ！に所望の記録再生を行なわ
せることができる。また、このような記録再生中に磁気
ヘッド５のクリーニングが必要になった場合には、クリ
ーニング開始指令を与える手動操作釦（図示せず）を抑
圧操作して、上述同様の動作で磁気ヘッド５のクリーニ
ングを行なえば良く、マた、再生モードである場合には
、再生出力のエンベロープレベルを検出し、この検出出
力が所定値を下まわったときには磁気ヘッド５に異物が
付着したものと判断し、上述同様の動作で磁気ヘッド５
のクリーニングを行なえば良い。

また、上記実施例においてはディスク装着検出手段、例
えばフォトインタラプタ１８によって磁気ディスク４の
装着を検出し、このときに得られるディスク装着検出信
号Ｓ６でＣＰＵ１’０．入出力バスＩＬ　ＲＯＭ　１２
　”Ｃ１１ｌｔｃすｈるシーケンスコント０−ラの一連
の動作を開始させているが、これは磁気ディスク４が回
転起動したことを検出する、例えばＰＱコイル１７の出
力、即ち検出パルスＳ、によって上記シーケンスコント
ローラの一連の動作を開始させても良いし、また磁気記
録再生装置を起動させるスイッチを設け、このスイッチ
の操作によりて上記ジ−タンスコントローラの一連の動
作を開始させるようにし又も良いこと勿論である。

上記クリーニング位置弁別回路１３は、例えば第３図な
いし第５図に示すような磁気ディスク４に形成されたク
リ−＝ング領域４ｃ、４ｅ、４ｆの位置データを手動で
設定するものであるが、上記りｙ　−ニング領域を自動
的に検出するには、第７図に示すようにモータ６によっ
て回転駆動される磁気ディスク４のクリーニング領域（
記録再生領域と同一面にある）が形成された面に投光器
と受光器を有する反射光量検出装置２０からの光を投射
し、このときの磁気ディスク４からの反射光を受光し、
かつ同装置２０を磁気ディスク４の径方向に移動させ反
射光量データをプリアンプ２１によって増幅し、　　゛
この増幅されたアナｐグ信号をＡ／Ｄ　：７ンバータ２
２によってディジタル信号に変換し、クリーニング位置
データＳＩとして入出力バス１１に入力するようにして
も良い。仁の場合には、クリーニング領域の反射率が記
録再生領域の反射率より小さくなっているのでこの相異
を検出する仁とによって上記内領域を弁別している。

また、第８図に示すように、モータ６によりて回転駆動
する磁気ディスク４に磁気ヘッド５を接触させ、かつ同
磁気ヘッド５を磁気ディスク４の径方向に移動させ、同
磁気ヘッド５の再生出力をプリアンプ２６を用いて増幅
し、この増幅された信号をローパスフィルタ２４を通過
させることによって磁気ヘッド５が記録再生領域に位置
するのかクリーニング領域に位置するのかのアナログデ
ータを得、このアナログデータをＡ／Ｄコンバータ２５
によってディジタルデータに変換し、この変換されたデ
ィジタルデータをクリーニング位置データ８ｍとして入
出力バス１１に入力するようにしても良い。この場合に
は磁気ヘッド５の再生出力の有無によって上記の内領域
を弁別し【いる。

なおｓＪ：記クリーニング領域４ｃ、４ｅ、４ｆは円環
状に形成されているが、所定の繰返し周期で蛇行する環
状、楕円状等の非円環状に形成しても良いこと勿論であ
る。

（発明の効果） このように本発明によればクリーニング領域が形成され
た磁気ディスクを磁気記録再生装置に装着するときに、
記録再生に先立つ磁気ヘッドクリーニングが必ず自動的
に行なわれるので、常にクリーニングした磁気ヘッドで
記録＃再生ができ、従来のもののように磁気ヘッド使用
時間を積算し、所定時間毎に磁気ヘッドクリーニングを
行なうような必要性がなく、極めて便利であり、記録再
生効率の低下、ヘッドタッチの悪化、磁気ヘッドの損傷
、磁気ディスクの損傷が防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示す磁気記録再生装置の
概略プ四ツク回路囚、 第２図は、本発明に係る磁気記録再生装置が通用される
電子スチルカメラの斜視図、 第３図ないし第５図はそれぞれ、りｙ　−ニング領域が
形成された磁気ディスクを示す平面図、第６図は、上記
第１図に示す磁気記録再生装置の動作を示すフローチャ
ート、 第７図及び第８図は、上記第１図に示すクリーニング位
置弁別回路の変形例をそれぞれ示す正面図である。 ４・・・・・磁気ディスク ４ｂ、４ｂｔ　、４ｂｓ・・・・記録再生゛領域４ｃ、
　’４ｅ、　４ｆ・・・・クリーニング領域５・・・・
・磁気ヘッド １３・・・・クリーニング位置弁別回路（クリーニング
位置弁別手段） １５・・・・ヘット１アクチ具エータ（ヘッド位置検出
手段１８参壷・・７オトインタラプタ（ディスク装着検
出手段）予（四 ゐ２霞

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気ヘッドに摺接して同磁気ヘッドのクリーニン
   グを行なうためのクリーニング領域が記録再生領域以外
   の部位に円環状または非円環状に設けられた磁気ディス
   クを使用する磁気記録再生装置において、 上記磁気ヘッドを上記磁気ディスクの径方向に移動させ
   るヘッドアクチュエータと、 上記磁気記録再生装置に磁気ディスクが装着されたこと
   を検出するディスク装着検出手段と、主記磁気ヘッドの
   、上記磁気ディスクの径方向に対応する位置を検出する
   ヘッド位置検出手段と、 上記磁気ディスクのクリーニング領域の径方向位置を表
   わす信号を得るための、クリーニング位置弁別手段と、 少なくとも上記ディスク装着検出手段、ヘッド位置検出
   手段及びクリーニング位置弁別手段からの各出力信号に
   基づいて上記ヘッドアクチュエータの動作に関するシー
   ケンス信号を出力するシーケンスコントローラと、 を具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。
2. （２）シーケンスコントローラは、ディスク装着検出手
   段からの信号を受けた後、ヘッド位置検出手段とクリー
   ニング位置弁別手段とのそれぞれの出力信号に基づいて
   磁気ヘッドを磁気ディスクのクリーニング領域の位置ま
   で移動させ、磁気ヘッドをクリーニング領域に摺接させ
   て、磁気ヘッドのクリーニングを行なわせ、しかる後に
   磁気ヘッドを所定の記録再生動作位置に移動させる動作
   順序を少なくとも含んでなる動作シーケンスに係る記憶
   手段を有していることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の磁気記録再生装置。