JP2779107B2 - ディスクの記録信号フォーマット判別方法 - Google Patents

ディスクの記録信号フォーマット判別方法

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JP2779107B2 JP5010232A JP1023293A JP2779107B2 JP 2779107 B2 JP2779107 B2 JP 2779107B2 JP 5010232 A JP5010232 A JP 5010232A JP 1023293 A JP1023293 A JP 1023293A JP 2779107 B2 JP2779107 B2 JP 2779107B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報記録フォーマッ
トがそれぞれ異なる複数のディスクの各々の種類を判別
するディスク判別方法に関し、特に、NTSC方式によ
って記録されているビデオディスクとMUSE方式によ
って記録されているビデオディスクとを判別するディス
ク判別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の判別装置としては、本出願
人によって特願平3−163104号にて提案されてい
るものがある。この提案の内容によると、NTSC方式
によって記録されているビデオディスク(以下、NTS
Cディスクと称する)、MUSE方式によって記録され
ている角速度一定回転用ディスク(以下、MUSE−C
AVディスクと称する)及びMUSE方式によって記録
されている線速度一定回転用ディスク(以下、MUSE
−CLVディスクと称する)等の全てのビデオディスク
において、必ず情報が記録されている領域となる図1に
示す如き中心(r=0)からのディスク半径r=76m
m以降の所定位置P1に情報読取用ピックアップを移動
させ、ディスクの回転数が所定回転数になった時点にお
いて所定情報が読み取れるか読み取れないかの判定を行
い、この判定によりディスク種類の判別を行っていた。
【0003】このように、全ての種類のディスクに対し
て必ず情報が記録されている領域となるディスク半径7
6mm以降での立ち上げ動作においては、各種類のディ
スク特有の所定情報が必ず記録されているため、正確な
ディスク種類判別を行うことができるという長所があ
る。しかしながら、次の点において問題がある。
【0004】すなわち、一般的に、起動時におけるピッ
クアップのフォーカス引き込み動作は、面振れの影響の
少ないディスク内周側の鏡面部において行われるので、
上記提案技術においては、このフォーカス引き込み動作
のためにピックアップの情報読取点を、図1に示す如く
先ず内周側の所定位置P0へ移動させ、かかる位置P0
での当該引き込み動作終了後ピックアップを半径76m
m以降の所定位置P1へ移動させなければならない。さ
らに、MUSE−CAVディスクを除く他の種類のディ
スクにおいては、情報信号はディスク半径55mmから
記録されており、ディスク種類判別のための位置P1に
移動させたピックアップはディスク種類判別後、情報記
録開始点であるディスク半径55mm近傍の所定位置P
2まで戻さなければならない。なお、図1において、斜
線部分AはディスクDがMUSE−CAVディスクであ
る場合の記録領域を、斜線部分BはディスクDがMUS
E−CAVディスク以外のディスクである場合の記録領
域を示している。
【0005】このように、従来においては、1種類のデ
ィスクを正確に判別するために、ディスク再生のための
起動時の動作上において無駄な動作を行う必要があっ
た。そしてこれにより再生指令が発せられてから再生動
作を開始するまでの時間を多く費やすこととなってい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
ピックアップの立ち上げ動作を確実になすとともにピッ
クアップの移動動作に要する時間を少なくして再生動作
の開始を速くすることのできるディスクの記録信号フォ
ーマット判別方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるディスクの
記録信号フォーマット判別方法は、ディスクを回転制御
する回転制御手段と、前記ディスクにスポット光を情報
読取点として照射して記録信号を読み取り読取信号を生
成する読取手段とを用いて、第1の所定半径位置に情報
記録開始位置を有する第1のディスクと前記第1の所定
半径位置より内周側の第2の所定半径位置に情報記録開
始位置を有する第2のディスクとにおける記録信号フォ
ーマットを判別する判別方法であって、前記情報読取点
における前記ディスクの記録信号の存在の有無を検出す
る検出手段を用い、前記情報読取点を前記第2の所定半
径位置に位置決めした状態で前記検出手段の検出結果を
判別し、前記検出手段が記録信号の存在を検出しない場
合において前記情報読取点を前記第1の所定半径位置に
移動せしめかつ前記ディスクを前記回転制御手段をして
前記第1のディスクの規定回転数となるように回転制
御せしめ前記第1のディスクの識別情報を確認するとと
もに、前記検出手段が記録信号の存在を検出した場合に
おいて前記ディスクを前記回転制御手段をして前記第2
のディスクの第1の規定回転数となるように回転制御
せしめて前記第2のディスクの第1の識別情報を確認
し、前記第2のディスクの第1の識別情報が確認できな
かった場合前記ディスクを前記回転制御手段をして前記
第2のディスクの第2の規定回転数となるように回転
制御せしめて前記第2のディスクの第2の識別情報を確
認することを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明によるディスクの記録信号フォーマット
判別方法は、情報読取点を内周側の第2の所定半径位置
に位置決めした状態でディスクの記録信号の存在の有無
につきその検出結果を判別し、記録信号の存在を検出し
ない場合情報読取点を外周側の第1の所定半径位置に移
動しかつディスクを第1のディスク形式の略規定回転数
に回転制御しその第1のディスクの識別情報を確認する
一方、記録信号の存在を検出した場合ディスクを第2の
ディスク形式の略第1の規定回転数に回転制御し第2の
ディスクの第1の識別情報を確認し、その第1の識別情
報が確認できなかった場合ディスクを第2のディスクの
略第2の規定回転数に回転制御し第2のディスクの第2
の識別情報を確認する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図2は本発明一実施例によるディスク
の記録信号フォーマット判別方法が適用されたディスク
プレーヤの構成を示すブロック図である。図2におい
て、ディスク1はスピンドルモータ2によって回転駆動
される。このディスク1の回転に伴ってディスク1に記
録されている信号がピックアップ3によって読み取られ
る。
【0010】ピックアップ3は、ディスク1の半径方向
に移動自在に支持されたスライダ(図示せず)に担持さ
れており、このスライダを駆動するためのスライダモー
タ4を駆動制御するスライダサーボ回路5によってディ
スク1の半径方向におけるピックアップ3の相対位置が
制御される。スライダサーボ回路5は、例えばピックア
ップ3の情報読取点の記録トラックに対する相対位置を
制御するトラッキングサーボ回路6からのエラー信号の
低域成分及びシステムコントローラ7からの駆動指令に
応じてスライダモータ4を駆動する構成となっている。
また、システムコントローラ7は、例えばプロセッサ、
ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータで形成
されている。このシステムコントローラ7には、後述す
るMUSE同期検出回路14から出力されるFP検出パ
ルス、NTSC同期検出回路20から出力される水平同
期信号、MUSE及びNTSCディスクコード読取回路
15及び21の出力データ、ポテンショメータ8の出力
電圧、操作部(図示せず)のキー操作に応じた指令信号
等が供給される。システムコントローラ7において、プ
ロセッサはROMに予め格納されているプログラムに従
って入力信号を処理し、オン指令信号、オフ指令信号、
切換指令信号等を各部に供給する。
【0011】ピックアップ3の出力情報読取信号は、R
Fアンプ9に供給される。ピックアップ3の出力トラッ
キングエラー信号TEは後述する鏡面検出回路10及び
トラッキングサーボ回路6に供給される。また、ピック
アップ3の出力フォーカスエラー信号FEはフォーカス
サーボ回路6に供給される。フォーカス及びトラッキン
グサーボ回路6は既によく知られているので、本例にお
いては詳細な説明を省略する。
【0012】RFアンプ9から出力されるRF信号は、
MUSE復調回路11、NTSC復調回路12に供給さ
れて復調処理される。MUSE復調回路11の出力MU
SE信号は、タイムベースコレクタ13、MUSE同期
検出回路14及びMUSEディスクコード読取回路15
に供給される。タイムベースコレクタ13は、供給され
たMUSE信号を、MUSE信号用の基準クロックCK
M に基づき時間軸補正し、これにより得られたMUSE
信号を切換回路16の一方の入力端に供給する。切換回
路16の他方の入力端には、基準クロックCKM に基づ
いて発せられる補助用MUSE信号発生器17からの、
例えばいわゆるブルーバック画像を形成するMUSE信
号が供給される。そして切換回路16の出力端からプレ
ーヤの出力MUSE信号が出力される。MUSE同期検
出回路14は、供給されるMUSE信号におけるフレー
ムパルス点を検出してFP検出パルスを出力すると共に
同期信号の位相基準点である128レベルのHDポイン
トに同期したHD検出信号を生成し、かつこのHD検出
信号に基づいてMUSE信号のクランプをなすためのク
ランプパルスを生成する構成となっている。また、MU
SEディスクコード読取回路15は、供給されるMUS
E信号の第564ラインに対応する部分に挿入された制
御用のディスクコードを検出してディスクコードを検出
パルスを発生する一方ディスクコードを読み取ってディ
スクコードの内容を表すデータを出力する構成となって
いる。これらMUSE同期検出回路14及びMUSEデ
ィスクコード読取回路15については、特開平3−44
869号公報に詳述されている。MUSE同期検出回路
14から出力されたHD検出信号は、切換回路18の一
方の入力端子に供給される。
【0013】NTSC復調回路12の出力ビデオ信号
(以下、NTSC信号と称す)はタイムベースコレクタ
19、NTSC同期検出回路20及びNTSCディスク
コード読取回路21に供給される。タイムベースコレク
タ19は、供給されたNTSC信号を、NTSC信号用
の基準クロックCKN に基づき時間軸補正し、これによ
り得られたNTSC信号を切換回路22の一方の入力端
に供給する。切換回路22の他方の入力端には、基準ク
ロックCKN に基づいて発せられる補助用NTSC信号
発生器23からの、例えばいわゆるブルーバック画像を
形成するNTSC信号が供給される。そして切換回路2
2の出力端からプレーヤの出力NTSC信号が出力され
る。NTSC同期検出回路20は、例えばNTSC信号
から負極性パルスである垂直同期信号,水平同期信号を
例えばレベルスライス回路等により分離して出力する構
成となっている。また、NTSCディスクコード読取回
路21は、例えばNTSC同期検出回路20からの垂直
及び水平同期信号によってビデオ信号の所定位置に挿入
されているディスクコードを読み取る構成となってい
る。NTSC同期検出回路20から出力された水平同期
信号は、切換回路18の他方の入力端子に供給される。
【0014】切換回路18は、システムコントローラ7
から切換指令信号SBが供給されないときはNTSC同
期検出回路20の出力を選択的に出力し、切換指令信号
SBが供給されたときはMUSE同期検出回路14の出
力を選択的に出力するように構成されている。この切換
回路18の出力は、第2スピンドルエラー信号生成回路
24に供給される。第2スピンドルエラー信号生成回路
24は、切換回路18の出力と所定の基準信号との位相
差に応じたエラー信号を生成するように構成されてい
る。この第2スピンドルエラー信号生成回路24の出力
は、切換回路25の一方の入力端子に供給される。
【0015】一方、スピンドルモータ2には、スピンド
ルモータ2の回転数に応じた周波数を有するFGパルス
を発生する周波数発電機26が内蔵されている。この周
波数発電機26から出力されたFGパルスは、第1スピ
ンドルエラー信号生成回路27及びシステムコントロー
ラ7に供給される。第1スピンドルエラー信号生成回路
27には、ピックアップ3を担持するスライダのディス
ク1に対する半径方向における相対位置(半径位置)に
応じた電圧を生成するように接続されたポテンショメー
タ8の出力電圧が供給されている。第1スピンドルエラ
ー信号生成回路27は、ポテンショメータ8の出力電圧
とFGパルスの周波数に応じた電圧との積の値に応じた
エラー信号を生成するように構成されている。この第1
スピンドルエラー信号生成回路27の出力は、切換回路
25の他方の入力端子に供給される。切換回路25は、
システムコントローラ7からのオン指令に応答して活性
化され、切換指令信号SCが供給されてないときは第1
スピンドルエラー信号生成回路27の出力を選択的に出
力し、切換指令信号SCが供給されているときは第2ス
ピンドルエラー信号生成回路24の出力を選択的に出力
するように構成されている。この切換回路25の出力信
号は、ドライブアンプ28を介してスピンドルモータ2
に駆動信号として供給され、ディスク1の回転速度が制
御される。
【0016】次に、上記鏡面検出回路10について具体
的に説明する。図3は、かかる鏡面検出回路10の構成
を示すブロック図であり、図4及び図5はそれぞれ鏡面
検出回路10の各部(a)ないし(d)の波形を示す図
である。なお、図4における各部波形図(a)ないし
(d)はピックアップ3の情報読取点がディスク1の鏡
面部(すなわち信号が何ら記録されていない部分)に位
置する場合の波形を示し、図5における各部波形図
(a)ないし(d)はピックアップ3の情報読取点がデ
ィスク1の鏡面部に位置しない場合(すなわちトラック
を有する位置にある場合)の波形を示している。
【0017】ピックアップ3より供給される図4及び図
5−(a)の如きトラッキングエラー信号TEは、増幅
器41を介して整流回路42に供給される。整流回路4
2は、供給されるトラッキングエラー信号TEを整流し
て図4及び図5−(b)の如き出力信号を得、この出力
信号を積分回路43に供給する。積分回路43は、供給
された整流回路42の出力信号を積分して図4及び図5
−(c)の如き出力信号を得、この出力信号を電圧比較
器44に供給する。電圧比較器44は、供給された積分
回路43の出力信号を所定の値を有する基準電圧と比較
し、この比較結果に基づいて図4及び図5−(d)の如
き低レベルまたは高レベル信号を出力する。従って、鏡
面検出を示す低レベル信号または非鏡面検出を示す高レ
ベル信号がシステムコントローラ7に供給されることと
なる。
【0018】次に、図2及び図3の如く構成される本実
施例プレーヤの動作を説明する。図6、図7及び図8
は、かかるプレーヤのシステムコントローラ7の処理手
順を示すフローチャートである。図において、システム
コントローラ7は、プレイ指令を受けると、ピックアッ
プ3を、スライダサーボ回路5及びスライダモータ4と
協働して所定起動位置にピックアップ3を移動せしめる
(ステップS1)。この所定起動位置は、本実施例の1
つの特徴であり、ディスク半径r=55mmないし58
mmの間の位置が設定される。これは、ポテンショメー
タ8により出力される上述の如きピックアップ3のディ
スク1の半径位置に応じた電圧に基づいてピックアップ
3が当該所定起動位置にあるか否かを検知しながら、ピ
ックアップ3が当該所定起動位置にあると検知されるま
で移動することによりなされる。
【0019】ステップS1の処理が終了すると、システ
ムコントローラ7は、フォーカスサーボ回路6と協働し
てピックアップ3のフォーカスサーボをオンとする(ス
テップS2)。すなわちステップS2は、上記起動時に
おけるフォーカス引き込み動作のための処理である。そ
してこのステップS2においてオンとされたフォーカス
サーボが所定時間内にロックしたか否かを判別し(ステ
ップS3)、ロックしなかったことを判別した場合は、
ディスクトレイによりディスク1を引き出し(ステップ
S100)、メインルーチンに移行する。ロックしたこ
とを判別した場合は初期設定処理としてトラッキングサ
ーボ回路6及びスライダサーボ回路5へ各サーボをオフ
とするための制御信号を供給する(ステップS4)。次
いでシステムコントローラ7は、スピンドルモータ2を
立ち上げるための制御信号を第1スピンドルエラー信号
生成回路27に供給する(ステップS5)。
【0020】これにより第1スピンドルエラー信号生成
回路27は、供給された制御信号に応答して周波数発電
機26の出力信号とポテンショメータ8の出力信号とに
基づいて生成されるスピンドルエラー信号の、切換回路
25への供給を開始する。切換回路25は、供給された
スピンドルエラー信号をドライブアンプ28を介して駆
動信号としてスピンドルモータ2に供給する。そしてス
ピンドルモータ2は、この処理以降その回転速度が徐々
に上昇していくこととなる。
【0021】ステップS5によるスピンドルサーボの立
ち上げの後、システムコントローラ7は、鏡面検出回路
10の出力信号に基づき、ピックアップ3の情報読取点
がディスク1の鏡面部の位置にあるか否かを判別する
(ステップS6)。鏡面検出回路10の詳細について
は、先の図3ないし図5において説明済みである。
【0022】ステップS6において、当該情報読取点が
鏡面部に位置していることが判別されると、システムコ
ントローラ7は、ディスク1はNTSCディスク及びM
USE−CLVディスク以外のディスクであると判断
し、すなわちディスク1はMUSE−CAVディスクで
ある可能性があると判断し、スライダサーボ回路5と協
働してピックアップ3を所定単位距離分だけディスク外
周方向へ移動せしめる(ステップS7)。そしてその所
定単位距離分移動した先に情報記録トラックが存在する
か否かを判別する(ステップS8)。ステップS8にお
いて、情報記録トラックが存在しないと判別した場合は
ピックアップ3がディスクの最外周にあるか否かを判別
する(ステップS9)。このステップS9の判別処理
は、ピックアップ3が外周側の最大移動位置に達したか
否かを検知する図示せぬ検知スイッチによる検知信号に
基づく。ステップS9において、システムコントローラ
7は、ピックアップ3がディスクの最外周にないと判別
されている間はステップS7に移行し、最外周に達した
ことを判別すると、スピンドルモータ2の回転制御を停
止し、かつフォーカス、トラッキング及びスライダサー
ボを含むピックアップサーボを停止し(ステップS9
9)、その後ステップS100に移行する。
【0023】上記ステップS7,S8,S9の繰り返し
フローによって、MUSE−CAVディスクの情報記録
開始位置までピックアップ3の情報読取点を移動せしめ
る動作処理が達成される。かかる情報読取点の情報記録
開始位置までの移動は、鏡面検出回路10の出力信号に
基づいてなされる。すなわち、ステップS6におけるが
如き半径55〜58mmでの鏡面検出処理の後、ステッ
プS7によりピックアップ3を外周へ移動させつつ、ス
テップS8により鏡面検出回路10の出力信号を取り込
んで情報読取点がディスク1の鏡面部を脱し非鏡面部
(情報記録トラックの有するところ)に達したか否かの
判別を、ステップS9により情報読取点が最外周に達し
たことが判別されるまでなされるのである。ステップS
8において、情報記録トラックが検出されると、トラッ
キングサーボ回路6に制御信号を供給してトラッキング
サーボをオンとし、また、スライダサーボ回路5に制御
信号を供給してスライダーサーボをオンとする(ステッ
プS10)。ステップS10の後、ステップS11によ
り周波数発電機26の出力に基づきスピンドルモータ2
の回転数が1800rpmに達したと判別された場合の
み、MUSEディスクコード読取回路15の出力信号に
基づいてディスク1がMUSEディスクか否かを判別す
る(ステップS12)。ステップS12においてディス
ク1がMUSEディスクであると判別された場合は、ス
テップS13に移行してMUSE−CAVディスク対応
の所定の再生制御処理を行う。ステップS12において
ディスク1がMUSE−CAVディスクではないと判別
された場合は、ディスク1がNTSCディスクでもなく
MUSEディスクでもない別の形式のディスクであると
判断し、ステップS99に移行する。
【0024】一方、ステップS6において、ピックアッ
プ3の情報読取点が鏡面部に位置していないことが判別
されると、システムコントローラ7は、トラッキングサ
ーボ回路6に制御信号を供給してトラッキングサーボを
オンとし、また、スライダサーボ回路5に制御信号を供
給してスライダサーボをオンとする(ステップS1
4)。ステップS14の後、ステップS15により周波
数発電機26の出力に基づきスピンドルモータ2の回転
数が1800rpmに達したと判別された場合のみ、N
TSCディスクコード読取回路21の出力信号に基づい
てディスク1がNTSCディスクか否かを判別する(ス
テップS16)。ステップS16においてディスク1が
NTSCディスクであると判別された場合は、ステップ
S17に移行してNTSCディスク対応の所定の再生制
御処理を行う。ステップS17の処理においてはCLV
/CAVディスクに対応の再生処理がなされる。ステッ
プS16においてディスク1がNTSCディスクではな
いと判別された場合は、ディスク1がMUSE−CAV
ディスクでもなくNTSCディスクでもない形式のディ
スクであると判断し、ステップS18に移行する。
【0025】ステップS18により周波数発電機26の
出力に基づきスピンドルモータ2の回転数がディスクコ
ードの読み取り可能回転数となる2000rpm〜27
00rpmのとき、MUSEディスクコード読取回路1
5の出力信号に基づいてディスク1がMUSEディスク
か否かを判別する(ステップS19)。ステップS19
においてディスク1がMUSEディスクであると判別さ
れた場合は、ステップS20に移行してMUSE−CL
Vディスク対応の所定の再生制御処理を行う。ステップ
S19においてディスク1がMUSE−CLVディスク
ではないと判別された場合は、ディスク1がMUSE−
CAVディスクでもなくNTSCディスクでもなく、さ
らにMUSE−CVディスクでもない形式のディスク
であると判断し、ステップS99に移行する。
【0026】以上のフローにより、本実施例において
は、図9に示す如き再生モードの起動時におけるピック
アップの移動制御がなされる。なお、図9においては図
1と同等部分には同一の符号が付されている。すなわ
ち、起動時、先ずディスク半径55mm近傍の所定位置
Q0(r=55〜58mm)にピックアップの情報読取
点を移動し、この位置においてディスク種類判別たる鏡
面検出を兼ねたディスクプレーヤの立ち上げ動作(フォ
ーカス引き込み動作)を行う。この位置Q0は、比較的
に面振れの少ない内周側にあるので、ピックアップのフ
ォーカス引き込み動作が確実になされることとなる。
【0027】そしてこの位置Q0における鏡面検出の結
果、鏡面が検出され、従って位置Q0に情報記録トラッ
クが存在しないと判別されると、システムコントローラ
7はディスク1はMUSE−CAVディスクである可能
性が高いと判断し、MUSE−CAVディスクの情報記
録開始位置である半径76mmの位置Q1に向かってピ
ックアップの情報読取点を移動するのである。この移動
の間、スピンドルモータは当該MUSE−CAVディス
クの規定回転数(1800rpm)に制御され、情報読
取点が位置Q1に達するとMUSEディスクの識別情報
を確認する。よってディスク1がMUSE−CAVディ
スクであれば、位置Q1に記録情報の始端を有するの
で、かかる位置Q1においてMUSEディスクの識別情
報を確認することができ、該識別情報を確認できた後は
直ちに当該MUSE−CAVディスク対応の再生制御を
なすことができるのである。
【0028】これに対し、位置Q0における鏡面検出の
結果、鏡面が検出されず、従って位置Q0に情報記録ト
ラックが存在すると判別されると、システムコントロー
ラ7はディスク1はMUSE−CAVディスクを除くデ
ィスクであると判断する。MUSE−CAVディスクを
除くディスクすなわちNTSCまたはMUSE−CLV
ディスクは、位置Q0近傍が情報記録開始位置であるの
で、かかる位置にて情報読取点を殆ど移動させることな
く、スピンドルモータをまずNTSCディスクの情報記
録開始位置の規定回転数(CLV及びCAV共に180
0rpm)に制御して、NTSCディスクの識別情報を
確認する。ここでディスク1がNTSCディスクであれ
ば、位置Q0に記録情報の始端を有するので、かかる位
置Q0においてNTSCディスクの識別情報を確認する
ことができ、該識別情報を確認できた後は直ちに当該N
TSCディスク対応の再生制御をなすことができるので
ある。また、NTSCディスクの識別情報を確認できな
かった場合にも、同じ位置Q0のまま情報読取点を殆ど
移動させることなく、スピンドルモータを次にMUSE
−CLVディスクの情報記録開始位置の規定回転数(線
速度13.8〜15.2m/sec,2300〜270
0rpm)に制御して、MUSEディスクの識別情報を
確認する。ここでディスク1がMUSE−CLVディス
クであれば、位置Q0に記録情報の始端を有するので、
かかる位置Q0においてMUSEディスクの識別情報を
確認することができ、該識別情報を確認できた後は直ち
に当該MUSE−CLVディスク対応の再生制御をなす
ことができるのである。
【0029】このように、本実施例によれば、MUSE
−CAVディスクの場合のみ他のディスクの場合に比し
1つ余計にピックアップの移動動作を必要とするもの
の、図1に示される従来のピックアップ制御に比し、格
段にそのピックアップの立ち上がり動作及びディスク種
類判別動作を速くすることができるのである。また、本
実施例においては、切換回路16及び22によって、ユ
ーザのプレーヤに対する出力信号選択操作を助けること
ができて好ましい。
【0030】すなわち、システムコントローラ7がMU
SE信号を再生していると判別している場合にのみ、切
換回路16は、タイムベースコレクタ13の出力信号を
選択出力し、そうでない場合は、補助用MUSE信号発
生器17の出力ブルーバック信号を選択出力するかもし
くは何等選択しないオフ状態とする。そうでない場合に
おいてNTSC信号を再生中であればブルーバック信号
の代わりにNTSC信号の記録情報信号を出力している
ことを表示する画像を担う信号にするとなお好ましい。
また、システムコントローラ7がNTSC信号を再生し
ていると判別している場合にのみ、切換回路22は、タ
イムベースコレクタ19の出力信号を選択出力し、そう
でない場合は、補助用NTSC信号発生器23の出力ブ
ルーバック信号を選択出力するかもしくは何等選択しな
いオフ状態とする。そうでない場合においてMUSE信
号を再生中であればブルーバック信号の代わりにMUS
E信号の記録情報信号を出力していることを表示する画
像を担う信号にするとなお好ましい。
【0031】このように、システムコントローラ7がど
ちらの形式の信号を再生しているのかによって、プレー
ヤが自動的にその再生状態を告知したり適切な信号出力
をなすことができ、操作性が向上することとなる。な
お、上記実施例においては、ステップS16において、
ディスク1に記録されたNTSCディスクの識別情報信
号を読み取るNTSCディスクコード読取回路20の出
力信号に基づいてNTSCディスクの識別情報を得てい
るが、これに限定されることなく、次に述べるような当
該識別情報を得るための判別回路により、NTSC復調
回路12の出力信号に基づいてNTSCディスクの識別
情報を得ても良い。この判別回路は、本発明による他の
実施例のディスクの記録信号フォーマット判別装置の一
部を構成する。
【0032】図10は、かかる識別情報判別回路の構成
を示す回路図である。図10において、NTSC復調回
路12の出力信号(以下、RF復調信号と称す)はイン
バータ51を介してスイッチング回路52の制御入力端
に供給される。スイッチング回路52の一方の信号入力
端は接地され、他方の信号入力端は抵抗器R2の一端に
接続される。抵抗器R2の他端は、抵抗器R1の一端及
びコンデンサCの一端、並びに電圧比較器53の一方の
入力端に接続される。抵抗器R1の他端は正側電源+V
ccが接続され、コンデンサCの他端は接地される。電
圧比較器53の他方の入力端には所定の値を有する基準
電圧が印加される。電圧比較器53は、正側電源+Vc
cと負側電源−Vccとで給電される。電圧比較器53
の出力信号は、システムコントローラ7に供給される。
【0033】この判別回路において、プレーヤの電源が
投入されると、先ず、コンデンサCは、抵抗器R1を通
じて電源+Vccからの電荷がチャージされる。この後
プレーヤが再生モードとなりディスクが回転制御されR
F復調信号が供給される。スイッチング回路52は、こ
のRF復調信号に応じてオンオフ制御される。プレーヤ
がNTSCディスクの記録信号を再生している場合、イ
ンバータ51を介して供給されるRF復調信号は、図1
1の如き波形を有する。この場合のRF復調信号は、同
期信号部分Syncが接地電位(GNDレベル)より高
いレベルを有する正極性パルスであり、この正極性パル
スによってのみスイッチング回路52はオンとなる。従
って、抵抗器R1及びコンデンサCの充電時定数と、抵
抗器R2及びコンデンサCの放電時定数とをそれぞれ適
当な値にとれば(例えばR1・C>R2・Cとすれ
ば)、かかる正極性パルスは周期的に発生するので、電
圧比較器53の一方の入力端に印加される電圧は、所定
値以下に抑えることができるのである。
【0034】一方、プレーヤがMUSEディスクの記録
信号を再生している場合、得られるRF復調信号におけ
る同期信号は、輝度信号を含む映像信号と同じレベルに
ある。従って、この場合における、インバータ51を介
して供給されるRF復調信号は、接地電位より低いレベ
ルを有する負電圧を示す。このため、スイッチング回路
52はオフのままであり、コンデンサCは充電状態を維
持するので、電圧比較器53の一方の入力端に印加され
る電圧は、上記所定値よりも大きいものとなる。
【0035】電圧比較器53は、一方の入力端に印加さ
れる電圧と基準電圧とを比較することにより、一方の入
力端に印加される電圧が所定値以下か否かを検出する。
電圧比較器53は、一方の入力端に印加される電圧が所
定値以下である場合は、例えば正レベル信号を、所定値
以下でない場合は、負レベル信号を出力する。システム
コントローラ7は、この正または負レベル信号によっ
て、プレーヤがNTSCディスクの記録信号を再生して
いるのか、或いはMUSEディスクの記録信号を再生し
ているのかを検知することができるのである。
【0036】また、上記各実施例においては、鏡面検出
回路10を図3の如くトラッキングエラー信号TEを用
いて構成したが、この他にも次のようにいわゆる情報読
取用ビームのディスクからの反射光を用いて構成するこ
ともできる。図12は、本発明によるさらに他の実施例
のディスクの記録信号フォーマット判別装置の一部を構
成する鏡面検出回路の具体的構成を示す系統図である。
【0037】図12において、ディスク1より反射され
た情報読取用ビームはトーリックレンズを介して4分割
フォトディテクタ61により受光される。4分割フォト
ディテクタ61の各分割受光素子のうち、互いに受光面
がその分割線を挟んで隣接しない一対の分割受光素子の
受光出力が加算される。加算されて得られる一方の加算
出力信号は加算器62の一方の入力端子及び減算器63
の一方の入力端子に供給され、他方の加算出力信号が加
算器62の他方の入力端子及び減算器63の他方の入力
端子に供給される。これにより加算器62からは4分割
フォトディテクタ61の全受光量に応じた信号がRFア
ンプ9へ供給すべき信号として得られる。また、減算器
63からは一方の分割受光素子対の受光量と他方の分割
受光素子対の受光量との差に応じた信号がフォーカスエ
ラー信号として得られる。なお、フォーカスエラー信号
を得るためにディスクより反射された情報読取用ビーム
をトーリックレンズを介して受光する方法、すなわち図
12において点線にて示される如く、フォーカスずれが
生じた場合では4分割フォトディテクタ61の受光面上
において当該情報読取用ビームがそのずれに応じた楕円
を描き、完全なインフォーカスの状態では正円を描くこ
とを原理とする方法を用いることは周知技術であるので
詳述しない。
【0038】加算器62の出力信号は積分回路64にも
供給される。積分回路64は供給される信号を積分し、
その積分出力信号をレベル比較器65の一方の入力端子
に供給する。レベル比較器65の他方の入力端子にはス
ライスレベルを有する信号が供給される。レベル比較器
65は、このスライスレベルと積分回路64からの出力
信号のレベルとを比較し、その比較結果に応じて低レベ
ルまたは高レベルの信号をシステムコントローラ7に供
給する。
【0039】このような鏡面検出回路におけるディスク
の記録状態と積分回路64の出力状態との関係を図13
に示す。図13において、横軸はディスクの半径位置を
示し、縦軸は積分回路64の出力信号のレベルを示し、
また、横軸の下方にはディスクの半径位置(横軸)に対
応する記録状態が示されている。この図により、積分回
路64からは、ディスクの記録状態が鏡面である場合は
スライスレベルよりも高いレベルを有する信号が得ら
れ、ディスクの記録状態がピット面すなわち記録信号の
存在する面である場合はスライスレベルよりも低いレベ
ルを有する信号が得られることが分かる。従ってレベル
比較器65は、ディスクの鏡面検出時においては高レベ
ル信号を、ディスクの非鏡面検出時においては低レベル
信号を、システムコントローラ7へ出力することができ
るのである。
【0040】さらに、上記各実施例においては、ステッ
プS12及びステップS19において、ディスク1に記
録されたMUSEディスクの識別情報信号を読み取るM
USEディスクコード読取回路15の出力信号に基づい
てMUSEディスクの識別情報を得ているが、これに限
定されることなく、特願平3−163104号明細書に
も記載されているように、スピンドルモータを所定の回
転速度に制御してMUSE同期検出回路15においてF
P検出パルスが検出されたか否かによって当該識別情報
を得ても良い。かくして上記記録信号フォーマット判別
装置によれば、情報読取点を内周側の第2の所定半径位
置に位置付けた状態でディスクの記録信号の存在の有無
につきその検出結果を判別し、記録信号の存在を検出し
ない場合情報読取点を外周側の第1の所定半径位置に移
動しかつディスクを第1のディスク形式の略規定回転数
に回転制御しその第1のディスクの識別情報を確認する
一方、記録信号の存在を検出した場合ディスクを第2の
ディスク形式の略第1の規定回転数に回転制御し第2の
ディスクの第1の識別情報を確認し、その第1の識別情
報が確認できなかった場合ディスクを第2のディスクの
略第2の規定回転数に回転制御し第2のディスクの第2
の識別情報を確認するので、ピックアップの立ち上げ動
作を確実になすとともにピックアップの移動動作に要す
る時間を少なくして再生動作の開始を速くすることがで
きる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば
ックアップの立ち上げ動作を確実に行いつつピックア
ップの移動動作に要する時間を少なくして再生動作の開
始を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の起動時におけるピックアップ制御動作を
説明するための図。
【図2】本発明による一実施例のディスクの記録信号フ
ォーマット判別装置を搭載するディスクプレーヤの構成
を示すブロック図。
【図3】図2におけるプレーヤの鏡面検出回路の具体的
構成を示すブロック図。
【図4】図3における鏡面検出回路の鏡面検出時の各部
出力波形図。
【図5】図3における鏡面検出回路の非鏡面検出時の各
部出力波形図。
【図6】図2におけるプレーヤのシステムコントローラ
の処理手順を示す第1のフローチャート。
【図7】図2におけるプレーヤのシステムコントローラ
の処理手順を示す第2のフローチャート。
【図8】図2におけるプレーヤのシステムコントローラ
の処理手順を示す第3のフローチャート。
【図9】図2におけるプレーヤの起動時におけるピック
アップ制御動作を説明するための図。
【図10】本発明による他の実施例のディスクの記録信
号フォーマット判別装置の一部を構成する識別情報判別
回路の回路図。
【図11】図10における識別情報判別回路の動作を説
明するための波形図。
【図12】本発明によるさらに他の実施例のディスクの
記録信号フォーマット判別装置の一部を構成する鏡面検
出回路の具体的構成を示す系統図。
【図13】図12の鏡面検出回路におけるディスクの記
録状態と積分出力状態との関係を示す図。
【主要部分の符号の説明】
1 ディスク 2 スピンドルモータ 3 ピックアップ 4 スライダモータ 5 スライダサーボ回路 6 フォーカス及びトラッキングサーボ回路 7 システムコントローラ 8 ポテンショメータ 9 RFアンプ 10 鏡面検出回路 11 MUSE復調回路 12 NTSC復調回路 13 タイムベースコレクタ 14 MUSE同期検出回路 15 MUSEディスクコード読取回路 16 切換回路 17 補助用MUSE信号発生回路 18 切換回路 19 タイムベースコレクタ 20 NTSC同期検出回路 21 NTSCディスクコード読取回路 22 切換回路 23 補助用NTSC信号発生回路 24 第2スピンドルエラー信号生成回路 25 切換回路 26 周波数発電機 27 第1スピンドルエラー信号生成回路 28 バッファアンプ 41 増幅器 42 整流回路 43 積分回路 44 電圧比較器 51 インバータ 52 スイッチング回路 53 電圧比較回路 R1,R2 抵抗器 C コンデンサ 61 4分割フォトディテクタ 62 加算器 64 積分回路 65 レベル比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを回転制御する回転制御手段
    と、前記ディスクにスポット光を情報読取点として照射
    して記録信号を読み取り読取信号を生成する読取手段と
    用いて、第1の所定半径位置に情報記録開始位置を有
    する第1のディスクと前記第1の所定半径位置より内周
    側の第2の所定半径位置に情報記録開始位置を有する第
    2のディスクとにおける記録信号フォーマットを判別す
    ディスクの記録信号フォーマット判別方法であって、 前記情報読取点における前記ディスクの記録信号の存在
    の有無を検出する検出手段を用い、 前記情報読取点を前記第2の所定半径位置に位置決めし
    た状態で前記検出手段の検出結果を判別し、前記検出手
    段が記録信号の存在を検出しない場合において前記情報
    読取点を前記第1の所定半径位置に移動せしめかつ前記
    ディスクを前記回転制御手段をして前記第1のディスク
    規定回転数となるように回転制御せしめて前記第1
    のディスクの識別情報を確認するとともに、前記検出手
    段が記録信号の存在を検出した場合において前記ディス
    クを前記回転制御手段をして前記第2のディスクの
    1の規定回転数となるように回転制御せしめて前記第2
    のディスクの第1の識別情報を確認し、前記第2のディ
    スクの第1の識別情報が確認できなかった場合前記ディ
    スクを前記回転制御手段をして前記第2のディスクの
    第2の規定回転数となるように回転制御せしめて前記第
    2のディスクの第2の識別情報を確認することを特徴と
    するディスクの記録信号フォーマット判別方法
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、トラッキングエラー信
    号の状態に基づいて検出することを特徴とする請求項1
    記載のディスクの記録信号フォーマット判別方法
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記読取信号に基づい
    て検出されたディスクコードにより識別情報を確認する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のディスクの記
    録信号フォーマット判別方法
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記読取信号に基づい
    て検出された同期信号により識別情報を確認することを
    特徴とする請求項1または2記載のディスクの記録信号
    フォーマット判別方法
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