JPH10289525A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH10289525A
JPH10289525A JP9098810A JP9881097A JPH10289525A JP H10289525 A JPH10289525 A JP H10289525A JP 9098810 A JP9098810 A JP 9098810A JP 9881097 A JP9881097 A JP 9881097A JP H10289525 A JPH10289525 A JP H10289525A
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JP
Japan
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disk
track
signal
wobble
rotation
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9098810A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Yamada
真一 山田
Masami Shiotani
雅美 塩谷
Hiroyuki Yamaguchi
博之 山口
Akiyoshi Maeda
朗善 前田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9098810A priority Critical patent/JPH10289525A/ja
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Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウォブルが劣化してPLLが正常に動作しな
いことを検出できる光ディスク装置を提供することであ
る。また、ウォブルが劣化した場合でも正常な記録が可
能な光ディスク装置を装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 BPF151、2値化回路134でウォ
ブル信号を検出し、PLL回路136で記録用の基準ク
ロックを発生させる。FG147が生成するモータ回転
同期信号とPLL回路136のVCOの周波数の関係か
らPLL回路136が正常に動作しているかどうかを判
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周期的にウォブル
されたトラックが形成されたディスクに情報を記録する
ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク装置についてブロック
図21を用いて説明する。図21において、1001は
スパイラルの多数のトラックが予め形成された光ディス
クである。光ディスク1001は、モータ1002によ
って所定の回転数で回転するように構成されている。モ
ータ1002には回転に同期した信号を出力する信号発
生器(以下、FG1008という。)が取り付けられて
いる。FG1008の出力信号を、以下ではモータ回転
同期信号と記す。モータ制御回路1003は、モータ回
転同期信号に基づいてディスク1001が所定の回転数
で回転するように制御する。マイクロコンピュータ10
04(以下、マイコンという。)は、モータ回転同期信
号の周波数が所定の周波数になったことを検出して、デ
ィスクの回転が所定の回転数になったと判定する。マイ
コン1004は、ディスク1001が所定の回転数にな
ると、レーザ駆動回路1005にディスクに記録するデ
ータを送る。レーザ駆動回路1005は、発振器100
6が発生する記録用基準クロックに同期して光ピックア
ップ1007のレーザの強度を変調する。ディスク10
01は、照射されるレーザのパワーが強くなるとその部
分の記録膜の特性が変化して、データが記録される。な
お、発振器1006の周波数は、ディスクの回転数が所
定の回転数の場合に1セクタの範囲に記録できるように
設定されている。
【0003】近年、図22に示すようなディスクが提案
されている。ディスク1010は、ディスクの中心から
外周の方向に(以下、径方向という。)に数個の領域に
分割されている。各領域には、スパイラル状の多数のト
ラックが形成されている。各トラックは、セクタに分割
されている。このディスク1010にデータを記録する
際は各領域(以下、ゾーンという。)毎に、モータの回
転数を変える。モータの回転数は、すべてのゾーンで線
速度がほぼ一定になるように設定される。モータの回転
数がゾーンに最適な回転数から大きくずれると、即ち線
速度が大きくずれるとレーザパワーに対するディスクの
記録膜の特性が変化して正常な記録ができなくなるため
である。シークによって他のゾーン移動した場合は、そ
のゾーンに応じた回転数に切り替える。しかしながら、
シークの速度に比べモータの応答速度は遅いので、目的
のトラックに高速に移動したにも関わらずモータの回転
数が最適な回転数になるまで記録できないという難点が
ある。モータの回転数が、最適な回転数になる以前に記
録を行うと、1セクタをはみ出して次のセクタに跨って
記録する場合がある。この問題を解決するためには、モ
ータの回転数に応じて周波数が変化する記録用の基準ク
ロックを生成することが必要になる。
【0004】そこで、トラックを周期的にウォブルさせ
て形成し、そのウォブルの情報を検出し、その検出した
ウォブル信号をPHASE LOCKED LOOP
(以下、PLLという。)を用いて逓倍して記録用の基
準クロックを作るという方式が提案されている。ウォブ
ルの周波数は数100KHzであるのでトラッキング制
御系は応答しない。従って、ウォブルの情報は、トラッ
クと焦点のずれをしめすトラッキングエラー信号で検出
することができる。図23にディスクの拡大図を示す。
アドレス部を含めたトラックが周期的にウォブルされて
いる。線速度が所定の線速度から大きくずれなければレ
ーザパワーに対するディスクの記録膜の特性の変化は少
ないので、PLLによって生成したクロックに同期して
正常な記録をすることは可能である。この方式の場合、
ディスクの回転数が最適な回転数になる以前にデータの
記録することができるという長所を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、周期
的にウォブルしたトラックを有する光ディスクでは、デ
ータの記録を繰り返し行うことによってウォブルが劣化
することがある。ウォブルが劣化するとPLLが正常に
動作しないため、記録用の基準クロックを発生すること
ができない。従って、データを記録することができな
い。
【0006】本発明の目的は、ウォブルが劣化してPL
Lが正常に動作しないことを検出できる光ディスク装置
を提供することである。また、ウォブルが劣化した場合
でも正常な記録が可能な光ディスク装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の光ディスク装置は、周期的にウォブルされた
トラックが形成されたディスクを用いる光ディスク装置
であって、ディスクを回転するディスク回転手段と、デ
ィスクの情報面上に照射されいる光ビームとトラックの
位置ずれを検出するトラックずれ検出手段と、光ビーム
がトラックを横切るように移動する移動手段と、前記ト
ラックずれ検出手段の出力に基づいてトラック上に前記
光ビームがあるように前記移動手段を制御するトラッキ
ング制御手段と、前記トラッキング制御手段が動作して
いる際の前記トラックずれ検出手段の出力信号からウォ
ブル信号を抽出して出力するウォブル信号検出手段と、
前記ウォブル信号検出手段の出力のレベルに基づいてウ
ォブルの劣化を検出するウォブル劣化検出手段とを備え
る。
【0008】また、周期的にウォブルされたトラックが
形成されたディスクを用いる光ディスク装置であって、
ディスクを回転するディスク回転手段と、前記ディスク
回転手段の回転に同期した回転同期信号を発生する回転
同期信号検出手段と、ディスクの情報面上に照射されい
る光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックず
れ検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動
する移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基
づいてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動
手段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキ
ング制御手段が動作している際の前記トラックずれ検出
手段の出力信号からウォブル信号を抽出して出力するウ
ォブル信号検出手段と、前記ウォブル信号検出手段の信
号に基づいて前記ディスク回転手段を制御する第1の回
転制御手段と、前記回転同期信号検出手段の信号に基づ
いて前記ディスク回転手段を制御する第2の回転制御手
段と、前記ウォブル信号検出手段の出力信号のレベルに
基づいてウォブルの劣化を検出するウォブル劣化検出手
段とを備える。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の光ディスク装置は、上記
の構成において、ウォブル信号検出手段の出力信号のレ
ベルが所定の値以下であることでウォブルの劣化を検出
でき、ウォブルの劣化が検出された領域には情報を記録
しないようにすることができる。また、ウォブルが劣化
した場合には回転同期信号に応じてモータを制御し、所
定の回転数になった後にデータの記録を行うので、ウォ
ブル信号が劣化した場合でもデータの記録を行うことが
できる。
【0010】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。 (実施の形態1)以下、本発明の実施の形態1について
そのブロック図である図1をもちいて説明する。
【0011】ディスク100はモータ101の回転軸1
02に取り付けられている。ディスク101は、ZCL
Vのフォーマットのディスクである。従って、ディスク
101は、径方向に4つのゾーンに分割されており、各
ゾーンでの最適な回転数は異なる。また、トラックは予
め周期的にウォブルされている。モータ101には、モ
ータ101の回転に応じた信号を発生するFG147が
取り付けられている。FG147は、モータ101が1
/6回転すると1パルスを出力する。以下では、この信
号をモータ回転同期信号という。モータ制御回路146
は、マイコン141にから設定された回転数になるよう
にモータ回転同期信号を用いてモータ101を制御す
る。
【0012】移送台115には、レーザ109、カップ
リングレンズ108、偏光ビームスプリッタ110、1
/4波長板107、全反射鏡105、光検出器113、
アクチュエータ104が取り付けられており、移送台1
15は、移送モータ103によってディスク100の半
径方向に移動するように構成されている。
【0013】移送台115に取り付けられたレーザ10
9より発生した光ビームは、カップリングレンズ108
で平行光にされた後に、偏光ビームスプリッタ110、
1/4波長板107を通過し、全反射鏡105で反射さ
れ、集束レンズ103によりディスク100の情報面上
に集束して照射される。
【0014】ディスク100の情報面により反射された
反射光は、集束レンズ103を通過して全反射鏡105
で反射され、1/4波長板107、偏光ビームスプリッ
タ110、検出レンズ111、円筒レンズ112を通過
して4分割された光検出器113上に照射される。集束
レンズ103はアクチュエータ104の可動部に取り付
けられている。アクチュエータ104はフォーカス用コ
イル、トラッキング用コイル、フォーカス用の永久磁石
及びトラッキング用の永久磁石より構成されている。し
たがって、アクチュエータ104のフォーカス用コイル
(図示せず。)に電力増幅器127を用いて電圧を加え
るとコイルに電流が流れ、コイルはフォーカス用の永久
磁石(図示せず。)から磁気力を受ける。よって、集束
レンズ103はディスク100の面と垂直な方向(図で
は上下方向)に移動する。集束レンズ103は光ビーム
の焦点とディスクの情報面とのずれを示すフォーカスエ
ラー信号に基づいて光ビームの焦点が常にディスク10
0の情報面に位置するように制御されている。
【0015】また、このトラッキング用コイル(図示せ
ず。)に電力増幅器133を用いて電圧を加えると、コ
イルに電流が流れ、トラッキング用の永久磁石(図示せ
ず。)から磁気力を受ける。よって、集束レンズ103
はディスク100の半径方向、すなわちディスク100
上のトラックを横切るように(図上では左右に)移動す
る。
【0016】光検出器113上に照射されたディスクか
らの反射光は、4分割された光検出器113によってそ
れぞれ電流に変換され、I/V変換器116、117、
118、119に入力される。I/V変換器116、1
17、118、119は、入力される電流をその電流レ
ベルに応じて電圧に変換する。加算器120、121、
123、124は入力信号を加算する。差動増幅器12
2は入力電圧の差を演算し、演算した値を出力する。図
1に示した光学系は一般に非点収差法と呼ばれるフォー
カスエラー検出方式を構成している。従って、差動増幅
器122の出力が光ビーム106の焦点とディスク10
0の情報面とのずれを示すフォーカスエラー信号(以
下、FE信号という。)となる。
【0017】FE信号は、位相補償回路126を介して
電力増幅器127に送られる。電力増幅器127により
アクチュエータ104のフォーカス用コイルに電流が流
れる。位相補償回路126はフォーカス制御系を安定に
する。FE信号に応じて集束レンズ103が駆動される
ので光ビームの焦点が常に情報面上に位置する。
【0018】差動増幅器125は入力電圧の差を演算
し、演算した値を出力する。図1に示した光学系は一般
にプッシュプル法と呼ばれるトラッキングエラー検出方
式を構成している。従って、差動増幅器125の出力が
光ビーム106の焦点とディスク100のトラックとの
ずれを示すトラッキングエラー信号(以下、TE信号と
言う。)となる。TE信号は、ローパスフィルタ13
0、スイッチ131、位相補償回路132を介してて電
力増幅器133に送られる。電力増幅器133によりア
クチュエータ104のトラッキング用コイルに電流が流
れる。LPF130は、制御帯域より高い周波数の信号
成分を除去する。一般的にはカットオフ周波数が数10
kHzのローパスフィルタである。位相補償回路132
はトラッキング制御系を安定にする。TE信号に応じて
集束レンズ103が駆動されるので光ビームの焦点が常
にトラックに位置する。
【0019】また、TE信号はローパスフィルタ14
3、加算回路144を介して駆動回路145に送られ
る。従って、移送モータ114はTE信号の低周波成分
に応じて制御される。即ち、トラッキング制御系におい
ては、高い周波数の外乱に対してはアクチュエータ10
4で追従し、低い周波数成分の外乱に対しては移送モー
タ114で追従する構成になっている。加算回路144
にはディジタル・アナログ変換器142の出力が接続さ
れている。尚、トラッキング制御が動作している状態で
はD/A変換器142の出力は零である。
【0020】次にディスク100のゾーンの構成につい
て図2をもちいて説明する。ディスクは0から3の4つ
のゾーンに分割されている。半径Rは、ディスクの中心
からの距離を示す。ゾーン0は、半径24.0mmから
31.4mmの範囲である。トラックピッチは、1.4
8umとする。従って、ゾーンあたりのトラック数は5
000本である。セクタ数は、1トラックあたりのセク
タ数をしめす。ゾーン0のセクタ数は、17である。同
様に、ゾーン1は、22個、ゾーン2は26個、ゾーン
3は31個である。各セクタには、255周期のウォブ
ル信号が形成されている。セクタの物理的な長さがゾー
ンによらずほぼ一定になるようにゾーン毎のセクタ数が
設定されている。従って、各ゾーンでのディスクの最適
な回転数は、ウォブル信号の周波数が150kHzにな
るように設定されている。ウォブル信号の周波数が15
0kHzになるように回転数を制御すれば、線速度はゾ
ーンによらずほぼ一定になる。 ゾーン0では、34.
6Hzである。同様に、ゾーン1では26.7Hz、ゾ
ーン2では22.6Hz、ゾーン3では19.0Hzで
ある。モータの回転数がゾーンに応じた最適な回転数で
ある場合には記録用基準クロックの周波数は、ゾーンに
よらず27MHzである。
【0021】トラッキング制御が、動作している状態で
はTE信号にトラックのウォブルの情報が含まれる。T
E信号について図3を用いて説明する。ゾーン0で所定
の回転数である34.6Hzで回転しているとする。
尚、トラッキング制御が動作状態である。ウォブルの1
周期をTwとすると、1セクタに255周期が含まれ
る。ゾーン0ではトラックあたり17セクタであるので
ウォブル信号の周波数は、34.6×255×17=1
50kHzとなる。トラッキング制御系の制御帯域は、
通常数kHz以下であるのでこのウォブルには追従しな
い。従って、TE信号に、制御誤差としてウォブルの情
報が含まれる。以下では、このウォブルの情報をウォブ
ル信号と記す。
【0022】TE信号は、ウォブル信号を検出するため
のバンドパスフィルタ151に送られる。以下では、B
PFと記す。BPF151の中心周波数はほぼ150k
Hzに設定されている。ウォブル信号は、2値化回路1
34に送られる。ハイレベルまたはローレベルに変換さ
れたウォブル信号はPLL回路136に送られる。PL
L回路136は、入力信号の周波数を180倍して27
MHzの記録用基準クロックを発生する。
【0023】次に、トラックにデータを記録する動作を
説明する。光ビーム106の焦点がゾーン0のトラック
を追従しているとする。また、ディスク100の回転数
はゾーン0の最適な回転数である34.6Hzに制御さ
れているとする。この状態で、レーザ駆動回路140に
は、PLL回路136の出力信号である27MHzの記
録用基準クロックが入力されている。マイコン141
は、アドレス再生回路149でアドレスが再生される
と、そのタイミングに同期して記録するデータをレーザ
駆動回路140の端子bに送る。レーザ駆動回路140
は、端子bに記録するデータが送られてくると、端子a
に入力されるクロックに同期してレーザのパワーを変調
する。従って、ディスク100にデータが記録される。
【0024】次にゾーンを移動した場合の動作を説明す
る。ディスク100には、多数のトラックが形成されて
いるので目的のトラックにビーム106の焦点を移動す
る検索が行われる。検索について説明する。検索は以下
の手順で行われる。まず、スイッチ131をオープンし
トラッキング制御を不動作状態にする。そして、D/A
変換器142に検索方向及び検索距離に応じた値を設定
する。LPF143の出力はスイッチ131がオープン
なので零となる。従って、移送モータ114は、D/A
変換器142の設定値に応じて移送台115を移動させ
るので、光ビーム106の焦点は目的のトラックに向か
って移動する。目的のトラックに到達した時点でD/A
変換器142の出力を零にし、再度スイッチ131を閉
じてトラッキング制御を動作させる。
【0025】具体的にゾーン0からゾーン1への移動に
ついて動作を説明する。マイコン141は、スイッチ1
31をオープンにすることでトラッキング制御を不動作
状態にする。そして、D/A変換器142に検索方向及
び検索距離に応じた値を設定する。従って、移送モータ
114は、D/A変換器142の設定値に応じて移送台
115を移動させ、光ビーム106の焦点は目的のトラ
ックの方向に移動する。また、マイコン141は、モー
タ制御回路146に回転数を設定する。回転数は、ゾー
ン1での最適な回転数である26.73Hzである。従
って、モータ101の回転数は徐々に34.6Hzから
26.7Hzに切り替わる。目的のトラックに到達した
時点でD/A変換器142の出力を零にし、再度スイッ
チ131を閉じてトラッキング制御を動作させる。一般
に、検索時間は数10msで完了するのに対し、モータ
の回転数が目的の回転数に整定するのは数100msか
かる。従って、目的のトラックに焦点が到達した時点で
はモータ101の回転数は26.7Hzになっていな
い。
【0026】マイコン141は、カウンター148の値
を調べる。カウンター148の値が所定の範囲に入って
いる場合は、PLL回路136が正常に動作している。
即ち、ウォブル信号に同期した180倍の周波数の記録
用基準クロックがPLL回路136で生成されている。
従って、このPLL回路136の出力信号を用いれば、
モータ101がゾーンに応じた最適な回転数になってい
なくても目的のトラックに正確にデータを記録すること
ができる。但し、レーザパワーに対するディスクの記録
膜の特性が変化して正常な記録ができなくなるほど線速
度はずれていないとする。
【0027】しかしながら、同じトラックに繰り返し重
ねて記録を行うと記録材料の移動等が発生し、トラック
の物理形状が変化する場合がある。このような場合に
は、正常なウォブル信号が検出できないので、PLL回
路136は正常に動作しない。即ち、記録用の基準クロ
ックが生成できず、データを記録することができない。
【0028】そこで、マイコン141は、所定の時間経
過してもカウンター148の値が所定の範囲に入らない
場合には、ウォブルが劣化したと判断して、そのトラッ
クでの記録を中止する。上述の所定の時間は、PLL回
路136の応答性に応じて予め決定しておく。一般に、
PLL回路136の帯域は数KHzであるので、数ms
の時間に設定される。マイコン141は、ウォブル信号
が劣化したトラックのアドレスを所定のトラックに記録
しておき、以後はそのトラックに記録を行わないように
する。
【0029】PLL回路136について図4を用いて詳
細に説明する。端子300は、図1のPLL回路136
の端子aに対応し、端子301は同様に端子bに、端子
306は端子cにそれぞれ対応する。PLL回路136
は、位相比較器302、ループフィルタ303、VCO
(voltage controlled ocsilator)304、分周器305
で構成されている。
【0030】分周器305はVCO304の出力するク
ロック信号をN分周(Nは整数)して出力する。以下で
は、分周器305の出力を分周信号と記す。位相比較器
302は端子300に入力される信号と分周された信号
の位相を比較し、両信号の位相差に応じた位相差信号を
ループフィルタ303を介してVCO304に送る。し
たがって、VCO304は、端子300に入力される信
号と分周された信号の位相が合致するように制御され
る。ここで、分周器305のNの値を180とすると。
ゾーン0で最適な回転数でディスクが回転している場合
は、端子300に入力されるウォブル信号の周波数は1
50kHzであるので、VCO304の発振周波数は2
7MHzとなる。即ち最適な記録用基準クロックの周波
数になる。図5の波形をもちいて説明する。波形(a)
は、ウォブル信号を示す。波形(b)は端子300に入
力される2値化したウォブル信号を示す。同様に、波形
(c)はVCO304の出力を、波形(d)は分周器3
05の出力を、波形(e)は位相比較器302の出力を
それぞれ示す。VCO304の出力は、分周器305で
180分周されて波形(d)になる。位相比較器302
では、端子aと端子bに入力される信号の立ち上がりエ
ッジの位相が比較される。従って、時間t0からt1の
期間は、端子aが端子bより位相が進んでいるので端子
cに正のパルスが出力される。時間t2からt3の期間
も同様である。位相比較器303の出力信号は、ループ
フィルタ303で平滑される。VCO304は、入力レ
ベルが正になると周波数が高くなるように設計されてい
るので分周器305の出力波形の位相が進む。従って、
端子300に入力される信号に位相が一致するようにV
CO304の出力が制御される。時間t4では、位相が
一致しているので位相比較器302からパルスは出力さ
れない。時間t5からt6の期間は、端子aが端子bに
比べ位相が遅れているので負のパルスが出力される。時
間t7からt8も同様である。VCO304の周波数は
低くなるので分周器305の出力波形の位相が遅れる。
従って、端子300に入力される信号に位相が一致する
ように制御される。
【0031】ウォブルが劣化した場合のPLL回路13
6の動作を図6を用いて説明する。波形(a)は、劣化
した場合のウォブル信号を示す。尚、点線は正常な場合
を示す。波形(b)は端子300に入力される2値化し
たウォブル信号を示す。同様に、波形(c)は分周器3
05の出力を、波形(d)は位相比較器302の出力を
それぞれ示す。VCO304の出力は、分周器305で
180分周されて波形(c)になる。位相比較器302
では、端子aと端子bに入力される信号の立ち上がりエ
ッジの位相が比較される。従って、正常な場合にはt1
0にハイレベルになる2値化したウォブル信号は、劣化
により時間t11にハイレベルになる。よって、位相比
較器302の出力は負のパルスになる。VCO304の
発振周波数は低くなる。分周器305の出力の位相は遅
れる。更に、正常な場合にはt12にハイレベルになる
2値化したウォブル信号は、劣化により時間t14にハ
イレベルになる。よって、位相比較器302の出力は負
のパルスになる。VCO304の発振周波数は更に低く
なる。更に、正常な場合にはt15からt16にハイレ
ベルになる2値化したウォブル信号は、劣化によりロー
レベルのままである。そして、時間t17で2値化した
ウォブル信号と分周器305の位相が近くなる。図6で
示したような劣化の場合には、分周器305の出力にお
いて劣化のない場合に比べ1個のクロックが少なくな
る。従って、劣化が広範に及ぶ場合にはさらに減少す
る。
【0032】一例として分周器305の出力のパルスが
少なくなる場合を説明したが、ウォブルの劣化の状態に
よっては逆に多くなる場合も発生する。
【0033】次にカウンター148の動作をそのブロッ
ク図である図7を用いて詳細に説明する。端子401は
PLL回路136の端子cが接続される。同様に端子4
00はFG147の出力が、端子404はマイコン14
1にそれぞれ接続されている。立ち上がりエッジ検出回
路402は入力信号の立ち上がりエッジを検出してパル
スを出力する。立ち上がりエッジ検出回路402の出力
はカウンタ403のCLR端子に接続されている。カウ
ンター403は、CK端子に入力されるクロックの立ち
上がりエッジを計数する。CLR端子にパルスが入力さ
れると計数値がクリアーされる。そして、再び計数を開
始する。ラッチ405は、カンター403の計数値をラ
ッチする。端子400には、モータ回転同期信号が入力
され、端子401にはPLL回路136の分周器305
の出力が入力されている。モータ回転同期信号はモータ
が1/6回転する毎にパルスが出力される信号である。
よって、モータが1/6回転する期間の分周器305の
出力のパルスが計数される。計数値は、端子404を介
してマイコン141に送られる。マイコン141は、こ
の計数値とゾーンの情報に基づいてPLL回路136が
正常に動作しているかどうか判定する。
【0034】PLL回路136が正常かどうかの判定の
方法について説明する。ゾーン0の場合の動作について
説明する。モータ101の回転数は、最適な回転数であ
る、34.6Hzであるとする。PLL回路136が正
常に動作している状態では、PLL回路136の端子c
の出力はウォブル信号に同期して周波数も同じ信号とな
る。即ち150KHzの信号になる。
【0035】ゾーン0のセクター数は17個である。ま
た、各セクターには255周期のウォブルが含まれる。
従って、1トラックでは17×255=4335周期の
ウォブルが含まれる。1トラックの1/6に含まれるウ
ォブルの周期は、4335×1/6=722.5周期で
ある。この値は、モータの回転数によって変化しない。
即ち、カウンター148の計数値が、ほぼ722であれ
ば、PLL回路136は正常に動作している。
【0036】焦点位置がゾーン0にあり、モータ101
の回転数がゾーン0での最適な回転数で回転している状
態でPLL136が正常に動作している場合にはVCO
304の発振周波数は、27MHzとなってる。従っ
て、分周器305の出力は、150KHzの信号にな
る。分周器305の出力は、端子401に接続されてい
る。また、端子400には、モータ回転同期信号が接続
されており、その周波数は、34.6×6=207.6
Hzである。周期は、4.82msになる。従って、
4.82msの期間に端子400に周力される周期は、
722になる。よって、端子404の値は、722にな
る。なお、モータ101の回転数が最適な回転数からず
れている場合でも、PLL回路136が正常に動作して
いればVCO304の周波数もそれに応じて変化するの
で端子404の値は722になる。
【0037】図8の波形を用いて説明する。波形(a)
はモータ回転同期信号を、波形(b)は立ち上がりエッ
ジ検出回路402の出力を、波形(c)はPLL回路1
36の分周器305の出力をそれぞれ示す。波形(c)
の数字はカウンター403の計数値を示す。カウンター
403の計数値は、波形(b)のパルスでクリアーされ
て、次のパルスが入力されるまで増えていく。次のパル
スに直前に722になる。従って、ラッチ405には7
22が保持される。ウォブルが劣化している場合には、
上述しように計数値が少なくなる、または多くなるので
ラッチ405の値は722から大きくずれる。
【0038】マイコン141は、ラッチ405の値を取
り込み、基準値と比較する。たとえば、ラッチ405の
値が717から727の間に入っていればPLL136
は正常に動作していると判定する。
【0039】実施の形態1によればPLL回路136の
分周器305から出力されるクロックとFG147が出
力するモータ回転同期信号の関係からウォブルの劣化を
検出できるので、そのトラックでの記録動作を停止でき
る。そして、他のトラックにおいて記録を行う。従っ
て、データの記録を行う際に光ディスク装置が停止する
ことがない。
【0040】尚、実施の形態1では、分周器305の出
力信号に基づいてウォブルの劣化を検出したが、分周器
305の出力信号の代わりに2値化回路134の出力を
用いて同様な効果を得ることができる。PLL回路13
6が正常に動作している場合には、PLL回路136の
端子cの出力信号と端子aの入力信号は、上述したよう
にほぼ同じ信号になるためである。
【0041】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2についてそのブロック図である図9を用いて説明す
る。上述した実施の形態1と同じブロックには同一の番
号を付して説明を省略する。実施の形態1と異なる点
は、エンベロープ検出回路166、コンパレータ161
が追加された点、マイコン141がマイコン129に変
更されている点、カウンター148の端子bの入力がコ
ンパレータ161の出力信号である点である。実施の形
態2は、実施の形態1に対しウォブルの劣化の検出方法
が異なっている。従って、ウォブル劣化の検出方法につ
いてのみ説明する。
【0042】加算回路155の出力波形を図10の波形
(a)に示す。加算回路155の出力は、ディスク10
0からの全反射光量をしめす信号である。アドレス部の
振幅は大きくなる。これはアドレス部が凹凸で形成され
ているため反射光量の変化が大きいためである。データ
は、記録膜の反射率の変化を利用して記録されている。
一般に、データ部の反射率の変化は、凹凸部に比べ小さ
いので、データ部の振幅は凹凸部に比べ振幅が小さくな
る。エンベロープ検出回路166は、入力信号の振幅を
検出する。従って、出力波形は、波形(b)の波形にな
る。コンパレータ161は、レベルSeと入力信号を比
較する。従って、出力波形は波形(c)になる。アドレ
ス部でハイレベルになる。即ち、アドレス部を検出する
ことができる。尚、ディスク100がゾーンに応じた最
適な回転数で回転している場合には、アドレス部の期間
は、約60usである。
【0043】アドレス検出信号は、カウンター148の
端子bに送られる。カウンター148は、実施の形態1
と同じ機能を持っているので、カウンター148の出力
値は、アドレス部から次のアドレス部の間の分周器30
5の出力信号のパルス数である。PLL回路136が正
常に動作している場合には、分周器305の出力は、ウ
ォブル信号に同期して、かつ同じ周波数である。従っ
て、カウンター148の出力値は、255になる。マイ
コン129は、カウンター148の計数値が、ほぼ25
5であれば、PLL回路136は正常に動作していると
判定して記録動作をおこなう。例えば、カウンター14
8の値が、2553から257の範囲にあれば記録動作
を行う。この範囲に入らない場合の動作は、実施の形態
1と同様の処理を行う。
【0044】実施の形態2によれば簡単な構成でウォブ
ルの劣化を検出できる。尚、実施の形態2においてモー
タ同期信号とコンパレータ161の出力信号をマイコン
129が取り込む構成にすれば、マイコン129は光ビ
ームの焦点が位置するゾーンを検出することができる。
即ち、図2示したようにゾーンに応じてトラック当たり
のセクタの個数、即ちアドレスの個数が異なるのでマイ
コン129はディスク100が1回転する間のアドレス
の個数を計数すれば焦点の位置するゾーンを検出でき
る。ゾーンの移動の際に間違って目的外のゾーンに移動
した場合に、短時間にゾーンが間違っていることが検出
できので、短時間にモータ101の回転数を再設定で
き、アドレスが再生可能になるまでの時間が短縮され
る。従って、ゾーン移動時間が短縮できる。
【0045】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形
態3についてそのブロック図である図11を用いて説明
する。上述した実施の形態1と同じブロックには同一の
番号を付して説明を省略する。
【0046】第1の実施例と異なる点は、カウンター1
48が削除されてる点と、PLL回路136がPLL回
路170に変更されている点、マイコン141がマイコ
ン172に変更されている点、ウィンドコンパレータ1
71が追加されてる点である。PLL回路170は、P
LL回路136の端子cを削除したもので他の機能はP
LL回路136と同じである。
【0047】実施の形態3は、実施の形態1に対しウォ
ブルの劣化の検出方法が異なっている。
【0048】従って、ウォブル劣化の検出方法について
のみ説明する。BPF151の出力はウィンドコンパレ
ータ171に送られる。ウィンドコンパレータ171は
入力信号のレベルが所定の範囲を超えた場合にハイレベ
ルを出力する。この出力は、マイコン172に送られ
る。ウィンドコンパレータ171の動作を図12の波形
を用いて説明する。入力信号のレベルがShを越えた場
合と、Sl以下の場合に出力はハイレベルになる。波形
(a)はウォブルの劣化がない場合で、波形(b)は劣
化がある場合を示す。劣化がある場合には、ウォブル信
号の振幅が低下して、Sh、Slのレベルを超えなくな
る。従って、最悪の場合にはウィンドコンパレータ17
1の出力信号は常時ローレベルになる。また、マイコン
172は、常時ローレベルまたはハイレベルの期間が短
い場合にはウォブルが劣化していると判断して、そのト
ラックに記録を行わない。
【0049】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形
態4について、そのブロック図である図13を用いて詳
細に説明する。
【0050】上述した実施の形態1と同じブロックには
同一の番号を付して説明を省略する。
【0051】実施の形態1と異なる点は、マイコン14
1がマイコン175に変更されている点、モータ回転同
期信号がマイコン175に入力されている点、スイッチ
177及び発振器176が追加されいる点である。発振
器176の発振周波数は、27MHzである。スイッチ
177は、マイコン175によって切り替えることがで
きる。
【0052】実施の形態4は、実施の形態1に対しウォ
ブルの劣化を検出した後の処理が異なっている。従っ
て、ウォブル劣化を検出した後の処理についてのみ説明
する。
【0053】ゾーン0からゾーン1に移動した場合の動
作を説明する。ゾーン1に移動後にマイコン175は、
所定の時間経過してもカウンター148の値が所定の範
囲に入らない場合には、ウォブルが劣化したと判断し
て、モータ101の回転数がゾーン1の回転数である2
6.7Hzになるまで記録動作を開始しない。そして、
マイコン175は、モータの回転数が、26.7Hzに
なったことを検出するとスイッチ177の端子bと端子
cを接続する。そして、記録すべきデータをレーザ駆動
回路140に送る。ゾーン1においてモータ101が2
6.7Hzで回転している場合には、記録用の基準クロ
ックは27MHzであるので、目的のトラックにデータ
が正常に記録される。即ち、ウォブルが劣化しているト
ラックに対してもデータの記録が行えるのでディスクの
記録容量が低下することがない。モータの回転数が、2
6.7Hzになったことを検出する方法について説明す
る。モータ回転同期信号は、マイコン175に入力され
ている。モータ101の回転数が26.7Hzの場合に
はモータ回転同期信号は、26.7×6=160.2H
zとなる。マイコン175は、モータ回転同期信号の周
期をタイマーで計測する。計測結果が、1/160.2
=6.24msであればモータが所定の回転数である2
6.7Hz回転していることがわかる。
【0054】実施の形態4によればウォブルが劣化した
ためにPLL回路136が正常に動作しない場合でも目
的のトラックにデータを記録することができる。従っ
て、ディスクの記録容量が少なくなることが無い。
【0055】尚、本実施例ではウォブルの劣化をモータ
回転同期信号と分周器305の出力信号の関係で検出す
るとしたが、ウォブルの劣化の検出方式を実施の形態2
及び実施の形態3で説明した検出方式に変更したとして
も同様な効果を得ることができる。
【0056】(実施の形態5)以下、本発明の実施形態
5についてそのブロック図である図14を用いて説明す
る。
【0057】上述した実施の形態1と同じブロックには
同一の番号を付して説明を省略する。実施の形態1と異
なる点は、マイコン141がマイコン181に変更され
ている点、BPF151がBPF180に変更されてい
る点で、マイコン181にモータ回転同期信号が入力さ
れている点である。
【0058】実施の形態5は、実施の形態1に対しウォ
ブル信号の検出の方法が変更されている。従って、ウォ
ブル信号の検出方法についてのみ説明する。
【0059】実施の形態5のBPF180は中心周波数
を変えることができる構成になっている。マイコン18
1はゾーンとモータ回転同期信号に応じてその中心周波
数を、ウォブル信号の周波数になるように変える。
【0060】ゾーン0からゾーン1に移動する場合の動
作を説明する。マイコン181は、スイッチ131をオ
ープンにすることでトラッキング制御を不動作状態にす
る。そして、D/A変換器142に検索方向及び検索距
離に応じた値を設定する。従って、移送モータ114
は、D/A変換器142の設定値に応じて移送台115
を移動し、光ビーム106の焦点は目的のトラックに移
動する。また、マイコン181は、モータ制御回路14
6に回転数を設定する。回転数は、ゾーン1での最適な
回転数である26.73Hzである。従って、モータ1
01の回転数は徐々に34.6Hzから26.7Hzに
切り替わる。目的のトラックに到達した時点でD/A変
換器142の出力を零にすると共に再度スイッチ131
を閉じてトラッキング制御を動作させる。
【0061】目的のトラックに焦点が到達した時点では
モータ101の回転数は26.7Hzになっていないと
する。ここで、モータ101の回転数が30Hzである
とする。この場合、ウォブル信号の周波数は、150×
30/26.7=168.5KHzである。マイコン1
81は、入力されるモータ回転同期信号の周期をタイマ
ーによって測定する。この周期をTmとするとモータ1
01の実際の回転数Fmは、1/(6×Tm)Hzとな
る。尚、Fmは30Hzになる。従って、ゾーン1での
目標の回転数である26.7Hzを用いて、中心周波数
Fcは、150×Fm/26.7となる。モータ101
の回転数が30Hzの場合にはFcは、168.5KH
zとなる。マイコン181は、BPF180の中心周波
数をFcに設定する。モータ101の回転数が30Hz
の場合には、ウォブル信号の周波数は168.5KHz
であるのでBPF180で正確にウォブル信号を検出で
きる。マイコン181は、モータ回転同期信号に応じて
常時Fcを切り替えていくので、モータの回転数が、3
0Hzから26.7Hzに徐々に変化してもウォブル信
号を正確に検出することができる。
【0062】BPF180についてブロック図15をも
ちいて説明する。端子500はBPF180に、端子5
05は2値化回路134に、端子508はマイコン18
1にそれぞれ接続されている。抵抗501と電圧に応じ
て容量が可変のバリアブルコンデサー502でカットオ
フ周波数が可変なLPFを構成している。また、抵抗5
06と電圧に応じて容量が可変のバリアブルコンデサー
504でカットオフ周波数が可変なHPFを構成してい
る。HPFとLPFは、バーファーアンプ503を介し
て接続されている。HPFのカットオフ周波数をFhp
fとし、LPFのカットオフ周波数をFlpfとすると
このBPF180の特性は、図16に示した特性にな
る。横軸は周波数であり対数で表示している。また、縦
軸はゲインを示し、単位はdBである。中心周波数は、
Fcとなる。マイコン181は、モータ回転同期信号と
ゾーン1での目標の回転数から算出したFcになるよう
に、端子508、509に値を設定する。
【0063】実施の形態5によればウォブルの劣化等に
よりウォブル信号のノイズが増大した場合でも、BPF
180の通過帯域を狭くすることができるので、ノイズ
を除去できるる。従って、ウォブル信号の検出精度が向
上する。
【0064】(実施の形態6)以下、本発明の実施の形
態6について、そのブロック図である図17を用いて説
明する。
【0065】上述した実施の形態1と同じブロックには
同一の番号を付して説明を省略する。
【0066】実施の形態1と異なる点は、マイコン14
1がマイコン185に変更されている点、モータ制御回
路146がモータ制御回路192に変更されている点
で、スイッチ190が追加されている点である。
【0067】実施の形態6は、実施の形態1に対しモー
タ101の制御方法が変更されている。従って、モータ
101の制御方法についてのみ説明する。
【0068】スイッチ190の端子aにはモータ回転同
期信号が入力され、端子bにはPLL回路136の分周
器305の出力が入力される。端子dはマイコン185
に接続されている。
【0069】ゾーン0に光ビームの焦点があるとする。
モータ101は、ゾーン0の最適な回転数である34.
6Hzで回転し、PLL回路136は正常に動作してい
るとする。この状態では、スイッチ190は、端子bと
端子cが接続されている。マイコン185は、モータ制
御回路192の端子dに150KHzのクロックを送
る。スイッチ190の端子bに入力される分周器305
の出力は、150KHzになる。端子aに入力されるモ
ータ回転同期信号は、34.6×6=207.6Hzで
ある。モータ制御回路192の端子bには分周器305
の出力信号が入力される。モータ制御回路192は、端
子bに入力される信号と端子dに入力される信号の位相
が一致するようにモータ101を駆動する。図18にモ
ータ制御回路192のブロック図を示す。端子600は
端子dに、端子601は端子bに、端子608は端子c
に、端子607は端子aにそれぞれ対応している。
【0070】タイマー602は端子600と端子601
に入力される信号の立ち上がりエッジの時間差を計測し
て出力する。D/A変換器603は入力信号に応じたア
ナログ信号を出力する。604は増幅器である。スイッ
チ605は増幅器608の出力とD/A変換器603の
出力を切り替えて出力する。電流駆動回路606は、入
力電圧に応じた電流をモータ101のコイルに流す。
【0071】図19の波形を用いて動作を説明する。波
形(a)に端子bの波形を、波形(b)に端子dの波形
を示す。タイマー602の出力はT20である。D/A
変換器603に設定されそれに応じた電圧が出力され
る。スイッチ605は端子aと端子cが接続されてい
る。モータ101のコイルにT20に応じた電流が流れ
る。電流値は、次にタイマー602が計測を終了するま
で一定値になる。従って、モータ101の回転数が高く
なる。次のタイマー602の値はT21となる。モータ
101の回転数が高くなるのでT20>T21となる。
即ち、モータ101は、分周器305とマイコン185
から端子dに送られるクロックが一致するように制御さ
れる。ゾーン0では、マイコン185から送られてくる
クロックは150KHzである。また、モータ101が
ゾーン0での最適な回転数で回転している場合の分周器
305の出力は150KHzである。従って、モータ1
01はゾーン0での目標回転数である34.6Hzで回
転する。
【0072】なお、スイッチ605の端子bと端子cが
接続されると端子aと端子cが接続された状態に比べモ
ータ制御系のゲイン交点が低くなり、応答性が低下す
る。
【0073】スイッチ605によりモータ制御系のゲイ
ンを切り替える理由について説明する。
【0074】D/A変換器603は、0次ホルダーであ
るので、T20とT21の間隔Tsが長くなればなるほ
ど位相遅れが大きくなる。図20にモータ制御系のオー
プンループ特性の一例をしめす。波形(a)がゲインを
示す。縦軸の単位はdBである。横軸は周波数を示し対
数で表示されている。(b)は位相を示す。点線は、T
sが大きい場合をしめす。実線はTsが小さい場合を示
す。0次ホルダーの位相は、Tsが大きい方ほど遅れ
る。従って、Tsが大きいほどモータ制御系の位相は遅
れる。位相余裕を確保するためにTsが大きい場合のゲ
イン交点FLをあまり高くできない。Tsが小さい場合
のゲイン交点Fhは、位相遅れが小さいので高くでき
る。
【0075】焦点をゾーン0からゾーン1に移動する場
合の動作を説明する。マイコン185は、スイッチ13
1をオープンにすることでトラッキング制御を不動作状
態にする。そして、D/A変換器142に検索方向及び
検索距離に応じた値を設定する。従って、移送モータ1
14は、D/A変換器142の設定値に応じて移送台1
15を移動し、光ビーム106の焦点は目的のトラック
に向かって移動する。また、マイコン185は、スイッ
チ190の端子aと端子cを接続する。よって、モータ
回転同期信号がモータ制御回路192の端子bに入力さ
れる。また、モータ制御回路192のゲインは低くな
る。マイコン185は、モータ制御回路192の端子d
に26.7×6=160.2Hzのクロック信号を送
る。この周波数は、モータ101がゾーン1の最適な回
転数である26.73Hzで回転した場合にFG147
から出力されるモータ回転同期信号の周波数と同じであ
る。従って、モータの回転数は徐々に34.6Hzから
26.7Hzに切り替わる。マイコン185は、目的の
トラックに到達した時点でD/A変換器142の出力を
零にし、再度スイッチ131を閉じてトラッキング制御
を動作させる。
【0076】目的のトラックに焦点が到達した時点では
モータ101の回転数は26.7Hzになっておらず、
30Hzであるとする。また、この時点でPLL回路1
36は正常な状態になっていないとする。その後、PL
L回路136が正常に動作していることが判定される
と、マイコン185はスイッチ190の端子bと端子c
を接続する。従って、モータ制御回路192の端子bに
分周器305の出力信号が入力される。また、モータ制
御回路192のゲインが高くなる。また、マイコン18
5は、モータ制御回路192の端子dに150KHzの
クロックを送る。モータ101が30Hzで回転してい
る状態では、ウォブル信号の周波数は、150×30/
26.7=168.5KHzである。従って、PLL回
路136が正常に動作しているので、分周器305の出
力も168.5KHzになる。モータ制御回路192
は、端子dに入力される150KHzのクロックと端子
bに入力される168.5KHzのクロックが一致する
ようにモータ101を制御する。即ち、モータ101の
回転数を下げるように制御して、分周器305の周波数
が150KHzに近づいていく。
【0077】ところで、モータ制御回路192の端子b
に入力されるクロックは、モータ回転同期信号(30×
6=180Hz)から分周器305の出力信号(16
8.5KHz)に切り替わる。即ち、上述したTsが短
くなる。よって、モータ制御系のゲイン交点を高くする
ことができる。マイコン185は、モータ制御回路19
2の端子cを介してモータ制御系のゲインを高くするの
で、モータ101の応答性が向上する。従って、モータ
101の回転数は、ゾーン1での目標の回転数である2
6.7Hzに短時間に整定する。尚、実施の形態6にお
いて、ウォブルの劣化を検出して分周器305の出力信
号とモータ回転同期信号を切り替える構成とすることも
できる。
【0078】実施の形態6によればレーザパワーに対す
るディスクの記録膜の特性が変化して正常な記録ができ
なくなるほど線速度がずれている場合に、短時間に目標
の回転数にすることができるので、早期に記録動作を開
始できる。
【0079】また、実施の形態6ではPLL回路136
が正常に動作している際は分周器305の出力信号に応
じてモータ制御回路192を動作させるとしたが、モー
タ101の回転数が26.7Hzに整定した時点から再
度モータ回転同期信号に応じてモータ制御回路192を
動作させてもよい。尚、モータ101の回転数が整定し
た後は、高い応答性が必要とされないので情報の記録や
再生に対して十分な回転精度は確保できる。モータ10
1の回転数が整定した後にモータ回転同期信号に応じて
モータ制御回路192を動作させることで、ウォブルの
劣化が発生しても、その都度モータ回転同期信号に切り
替える必要がない。従って、切り替えによるモータ10
1の過渡応答が発生せず、モータ101の回転変動が発
生しない。尚、モータ101の回転が整定したか否かは
モータ回転同期信号の周期が所定の範囲であるか否かで
判断できる。
【0080】なお、実施の形態6では、分周器305の
出力に基づいてモータ101を制御するとしたが、実施
の形態2で説明したエンベロープ検出回路166、コン
パレータ161をもちいてアドレス部を検出して、検出
したアドレス信号を用いることもできる。即ち、分周器
305の出力信号の代わりにスイッチ190の端子bに
アドレス信号を接続する。ゾーン0では1トラックに1
7セクタあるのでアドレス信号はモータが1回転する期
間に17パルス出力される信号になる。モータ回転同期
信号は、モータ1回転に6パルス出力される信号であ
る。従って、上述したTsが1/3程度になるのでモー
タ制御系のゲイン交点を上げることができる。即ち、ア
ドレス信号を用いても同様な効果が得られる。
【0081】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、ウォブルの劣化を検出してそのトラックに記
録を行わない、又モータの回転数がゾーンに応じた目標
の回転数になった時点で記録を行うようにしたので、正
確にデータの記録ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における光ディスク
装置のブロック図
【図2】上記実施の形態1におけるディスク100の構
成を説明するための図
【図3】上記実施の形態1におけるディスク100のト
ラックを説明するための図
【図4】上記実施の形態1におけるPLL回路136の
ブロック図
【図5】上記実施の形態1におけるPLL回路136の
波形を示す波形図
【図6】上記実施の形態1におけるPLL回路136の
波形を示す波形図
【図7】上記実施の形態1におけるカウンター148の
ブロック図
【図8】上記実施の形態1におけるカウンター148の
波形を示す波形図
【図9】本発明の第2の実施の形態における光ディスク
装置のブロック図
【図10】上記実施の形態2におけるエンベロープ検出
回路166、コンパレータ161の波形をしめす波形図
【図11】本発明の第3の実施の形態における光ディス
ク装置のブロック図
【図12】上記実施の形態3ウィンドコンパレータ17
1の波形をしめす波形図
【図13】本発明の第4の実施の形態における光ディス
ク装置のブロック図
【図14】本発明の第4の実施の形態における光ディス
ク装置のブロック図
【図15】上記実施の形態4のBPF180の回路図
【図16】上記実施の形態4のBPF180の特性図
【図17】本発明の第5の実施の形態における光ディス
ク装置のブロック図
【図18】上記実施の形態5のモータ制御回路192の
ブロック図
【図19】上記実施の形態5のモータ制御回路192の
波形を示す波形図
【図20】上記実施の形態4のモータ制御回路192の
特性図
【図21】従来の光ディスク装置のブロック図
【図22】上記従来例の光ディスクを説明するための図
【図23】上記従来例の光ディスクのトラックを説明す
るための図
【符号の説明】
100 ディスク 101 モータ 103 集束レンズ 104 アクチュエータ 105 全反射ミラー 106 光ビーム 107 1/4波長板 108 カップリングレンズ 109 レーザ 110 偏向ビームスプリッター 111 検出レンズ 112 円筒レンズ 113 光検出器 114 移送モータ 115 移送台 116,117,118,119 I/V変換器 120,121 加算回路 122 差動増幅器 125 差動増幅器 130 LPF 131 スイッチ 132 位相補償回路 133 電力増幅器 134 2値化回路 136 PLL回路 140 レーザ駆動回路 141 マイコン 142 D/A変換器 143 LPF 146 モータ制御回路 147 FG 148 カウンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572C 572F 576 576C (72)発明者 前田 朗善 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的にウォブルされたトラックが形成
    されたディスクを用いる光ディスク装置であって、ディ
    スクを回転するディスク回転手段と、ディスクの情報面
    上に照射されている光ビームとトラックの位置ずれを検
    出するトラックずれ検出手段と、光ビームがトラックを
    横切るように移動する移動手段と、前記トラックずれ検
    出手段の出力に基づいてトラック上に前記光ビームがあ
    るように前記移動手段を制御するトラッキング制御手段
    と、前記トラッキング制御手段が動作している際の前記
    トラックずれ検出手段の出力信号からウォブル信号を抽
    出して出力するウォブル信号検出手段と、前記ウォブル
    信号検出手段の出力のレベルに基づいてウォブルの劣化
    を検出するウォブル劣化検出手段とを備え、前記ウォブ
    ル劣化検出手段によりウォブルの劣化が検出された領域
    には情報を記録しないようにすることを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  2. 【請求項2】 周期的にアドレス部が形成され、かつ周
    期的にウォブルされたトラックが形成されたディスクを
    用いる光ディスク装置であって、ディスクを回転するデ
    ィスク回転手段と、ディスクの情報面上に照射されてい
    る光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックず
    れ検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動
    する移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基
    づいてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動
    手段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキ
    ング制御手段が動作している際の前記トラックずれ検出
    手段の出力信号からウォブル信号を抽出して出力するウ
    ォブル信号検出手段と、前記トラッキング制御手段が動
    作している際のディスクからの反射光に基づいてアドレ
    ス部を検出するアドレス部検出手段と、前記アドレス部
    検出手段の出力信号の一定周期に含まれる前記ウォブル
    信号検出手段の周期に基づいてウォブルの劣化を検出す
    るウォブル劣化検出手段とを備え、前記ウォブル劣化検
    出手段によりウォブルの劣化が検出された領域に記録を
    行わないようにすることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 周期的にアドレス部が形成され、かつ周
    期的にウォブルされたトラックが形成されたディスクを
    用いる光ディスク装置であって、ディスクを回転するデ
    ィスク回転手段と、ディスクの情報面上に照射されてい
    る光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックず
    れ検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動
    する移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基
    づいてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動
    手段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキ
    ング制御手段が動作している際の前記トラックずれ検出
    手段の出力信号からウォブル信号を抽出して出力するウ
    ォブル信号検出手段と、前記ウォブル信号検出手段の出
    力信号を逓倍して記録用基準クロックを生成するPLL
    手段と、前記トラッキング制御手段が動作している際の
    ディスクからの反射光に基づいてアドレス部を検出する
    アドレス部検出手段と、前記アドレス部検出手段の出力
    信号の一定周期に含まれる前記PLL手段の分周信号の
    周期に基づいてウォブルの劣化を検出するウォブル劣化
    検出手段とを備え、前記ウォブル劣化検出手段によりウ
    ォブルの劣化が検出された領域に記録を行わないように
    することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 周期的にウォブルされたトラックが形成
    されたディスクを用いる光ディスク装置であって、ディ
    スクを回転するディスク回転手段と、前記ディスク回転
    手段の回転に同期した回転同期信号を発生する回転同期
    信号検出手段と、ディスクの情報面上に照射されている
    光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックずれ
    検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動す
    る移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基づ
    いてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動手
    段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキン
    グ制御手段が動作している際の前記トラックずれ検出手
    段の出力信号からウォブル信号を抽出して出力するウォ
    ブル信号検出手段と、前記回転同期信号の出力信号の一
    定周期に含まれる前記ウォブル信号の周期に基づいてウ
    ォブルの劣化を検出するウォブル劣化検出手段とを備
    え、前記ウォブル劣化検出手段によりウォブルの劣化が
    検出された領域に記録を行わないようにすることを特徴
    とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 周期的にウォブルされたトラックが形成
    されたディスクを用いる光ディスク装置であって、ディ
    スクを回転するディスク回転手段と、前記ディスク回転
    手段の回転に同期した回転同期信号を発生する回転同期
    信号検出手段と、ディスクの情報面上に照射されている
    光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックずれ
    検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動す
    る移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基づ
    いてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動手
    段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキン
    グ制御手段が動作している際の前記トラックずれ検出手
    段の出力信号からウォブル信号を抽出して出力するウォ
    ブル信号検出手段と、前記ウォブル信号検出手段の出力
    信号を逓倍して記録用基準クロックを生成するPLL手
    段と、前記回転同期信号検出手段の出力信号の一定周期
    に含まれる前記PLL手段の分周信号の周期に基づいて
    ウォブルの劣化を検出するウォブル劣化検出手段とを備
    え、前記ウォブル劣化検出手段によりウォブルの劣化が
    検出された領域に記録を行わないようにすることを特徴
    とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 周期的にウォブルされたトラックが形成
    されたディスクを用いる光ディスク装置であって、ディ
    スクを回転するディスク回転手段と、前記ディスク回転
    手段の回転に同期した回転同期信号を発生する回転同期
    信号検出手段と、ディスクの情報面上に照射されている
    光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックずれ
    検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動す
    る移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基づ
    いてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動手
    段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキン
    グ制御手段が動作している際の前記トラックずれ検出手
    段の出力信号からウォブル信号を抽出して出力するウォ
    ブル信号検出手段と、前記ウォブル信号検出手段の信号
    に基づいて前記ディスク回転手段を制御する第1の回転
    制御手段と、前記回転数検出手段の信号に基づいて前記
    ディスク回転手段を制御する第2の回転制御手段と、前
    記ウォブル信号検出手段の出力信号のレベルに基づいて
    ウォブルの劣化を検出するウォブル劣化検出手段とを備
    え、前記ウォブル劣化検出手段がウォブルの劣化を検出
    した場合には前記第2の回転制御手段を動作させること
    を特徴とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 周期的にウォブルされたトラックが形成
    されたディスクを用いる光ディスク装置であって、ディ
    スクを回転するディスク回転手段と、前記ディスク回転
    手段の回転に同期した回転同期信号を発生する回転同期
    信号検出手段と、ディスクの情報面上に照射されている
    光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックずれ
    検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動す
    る移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基づ
    いてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動手
    段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキン
    グ制御手段が動作している際の前記トラックずれ検出手
    段の出力信号からウォブル信号を抽出して出力するウォ
    ブル信号検出手段と、前記ウォブル信号検出手段の信号
    に基づいて前記ディスク回転手段を制御する第1の回転
    制御手段と、前記回転同期信号検出手段の信号に基づい
    て前記ディスク回転手段を制御する第2の回転制御手段
    と、前記回転同期信号の出力信号の一定周期に含まれる
    前記ウォブル信号の周期に基づいてウォブルの劣化を検
    出するウォブル劣化検出手段とを備え、前記ウォブル劣
    化検出手段がウォブルの劣化を検出した場合には前記第
    2の回転制御手段を動作させることを特徴とする光ディ
    スク装置。
  8. 【請求項8】 周期的にウォブルされたトラックが形成
    されたディスクを用いる光ディスク装置であって、ディ
    スクを回転するディスク回転手段と、前記ディスク回転
    手段の回転に同期した回転同期信号を発生する回転同期
    信号検出手段と、ディスクの情報面上に照射されている
    光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックずれ
    検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動す
    る移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基づ
    いてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動手
    段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキン
    グ制御手段が動作している際の前記トラックずれ検出手
    段の出力信号からウォブル信号を抽出して出力するウォ
    ブル信号検出手段と、前記ウォブル信号検出手段の出力
    信号を逓倍して記録用基準クロックを生成するPLL手
    段と、前記ウォブル信号検出手段の信号に基づいて前記
    ディスク回転手段を制御する第1の回転制御手段と、前
    記回転同期信号検出手段の信号に基づいて前記ディスク
    回転手段を制御する第2の回転制御手段と、前記回転同
    期信号検出手段の出力信号の一定周期に含まれる前記P
    LL手段の分周信号の周期に基づいてウォブルの劣化を
    検出するウォブル劣化検出手段とを備え、前記ウォブル
    劣化検出手段がウォブルの劣化を検出した場合には前記
    第2の回転制御手段を動作させることを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  9. 【請求項9】 周期的にアドレス部が形成され、かつ周
    期的にウォブルされたトラックが形成されたディスクを
    用いる光ディスク装置であって、ディスクを回転するデ
    ィスク回転手段と、前記ディスク回転手段の回転に同期
    した回転同期信号を発生する回転同期信号検出手段と、
    ディスクの情報面上に照射されている光ビームとトラッ
    クの位置ずれを検出するトラックずれ検出手段と、光ビ
    ームがトラックを横切るように移動する移動手段と、前
    記トラックずれ検出手段の出力に基づいてトラック上に
    前記光ビームがあるように前記移動手段を制御するトラ
    ッキング制御手段と、前記トラッキング制御手段が動作
    している際の前記トラックずれ検出手段の出力信号から
    ウォブル信号を抽出して出力するウォブル信号検出手段
    と、前記トラッキング制御手段が動作している際のディ
    スクからの反射光に基づいてアドレス部を検出するアド
    レス部検出手段と、前記ウォブル信号検出手段の信号に
    基づいて前記ディスク回転手段を制御する第1の回転制
    御手段と、前記回転同期信号検出手段の信号に基づいて
    前記ディスク回転手段を制御する第2の回転制御手段
    と、前記アドレス部検出手段の出力信号の一定周期に含
    まれる前記ウォブル信号検出手段の出力信号の周期に基
    づいてウォブルの劣化を検出するウォブル劣化検出手段
    とを備え、前記ウォブル劣化検出手段がウォブルの劣化
    を検出した場合には前記第2の回転制御手段を動作させ
    ることを特徴とする光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 周期的にアドレス部が形成され、かつ
    周期的にウォブルされたトラックが形成されたディスク
    を用いる光ディスク装置であって、ディスクを回転する
    ディスク回転手段と、前記ディスク回転手段の回転に同
    期した回転同期信号を発生する回転同期信号検出手段
    と、ディスクの情報面上に照射されている光ビームとト
    ラックの位置ずれを検出するトラックずれ検出手段と、
    光ビームがトラックを横切るように移動する移動手段
    と、前記トラックずれ検出手段の出力に基づいてトラッ
    ク上に前記光ビームがあるように前記移動手段を制御す
    るトラッキング制御手段と、前記トラッキング制御手段
    が動作している際の前記トラックずれ検出手段の出力信
    号からウォブル信号を抽出して出力するウォブル信号検
    出手段と、前記トラッキング制御手段が動作している際
    のディスクからの反射光に基づいてアドレス部を検出す
    るアドレス部検出手段と、前記ウォブル信号検出手段の
    出力信号を逓倍して記録用基準クロックを生成するPL
    L手段と、前記ウォブル信号検出手段の信号に基づいて
    前記ディスク回転手段を制御する第1の回転制御手段
    と、前記回転同期信号検出手段の信号に基づいて前期デ
    ィスク回転手段を制御する第2の回転制御手段と、前記
    アドレス部検出手段の出力信号の一定周期に含まれる前
    記PLL手段の分周信号の周期に基づいてウォブルの劣
    化を検出するウォブル劣化検出手段とを備え、前記ウォ
    ブル劣化検出手段がウォブルの劣化を検出した場合には
    前記第2の回転制御手段を動作させることを特徴とする
    光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 周期的にウォブルされたトラックが形
    成されたディスクを用いる光ディスク装置であって、デ
    ィスクを回転するディスク回転手段と、前記ディスク回
    転手段の回転に同期した回転同期信号を発生する回転同
    期信号検出手段と、ディスクの情報面上に照射されいる
    光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックずれ
    検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動す
    る移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基づ
    いてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動手
    段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラックず
    れ検出手段の出力信号の所定の周波数成分を検出する信
    号処理手段と、前記トラッキング制御手段が動作してい
    る際の前記信号処理手段の出力信号からウォブル信号を
    抽出して出力するウォブル信号検出手段とを備え、前記
    信号処理手段の通過帯域を前記回転同期信号検出手段の
    出力信号に応じて変えることを特徴とする光ディスク装
    置。
  12. 【請求項12】 周期的にアドレス部が形成され、かつ
    周期的にウォブルされたトラックが形成されたディスク
    を用いる光ディスク装置であって、ディスクを回転する
    ディスク回転手段と、ディスクの情報面上に照射されい
    る光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックず
    れ検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動
    する移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基
    づいてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動
    手段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキ
    ング制御手段が動作している際のディスクからの反射光
    に基づいてアドレス部を検出するアドレス部検出手段
    と、前記トラックずれ検出手段の出力信号の所定の周波
    数成分を検出する信号処理手段と、前記トラッキング制
    御手段が動作している際の前記信号処理手段の出力信号
    からウォブル信号を抽出して出力するウォブル信号検出
    手段とを備え、前記信号処理手段の通過帯域を前記アド
    レス部検出手段の出力信号に応じて変えることを特徴と
    する光ディスク装置。
  13. 【請求項13】 径方向に所定のゾーンに分割され、か
    つトラック毎にゾーンに応じて所定の個数のアドレス部
    が形成されたトラックを有するディスクを用いる光ディ
    スク装置であって、ディスクを回転するディスク回転手
    段と、前記ディスク回転手段の回転に同期した回転同期
    信号を発生する回転同期信号検出手段と、ディスクの情
    報面上に照射されいる光ビームとトラックの位置ずれを
    検出するトラックずれ検出手段と、光ビームがトラック
    を横切るように移動する移動手段と、前記トラックずれ
    検出手段の出力に基づいてトラック上に前記光ビームが
    あるように前記移動手段を制御するトラッキング制御手
    段と、前記トラッキング制御手段が動作している際のデ
    ィスクからの反射光に基づいてアドレス部を検出するア
    ドレス部検出手段とを備え、前記アドレス部検出手段の
    出力信号の一定周期に含まれる前記回転同期信号検出手
    段の出力信号の周期に基づいて光ビームが位置するゾー
    ンを判定することを特徴とする光ディスク装置。
  14. 【請求項14】 周期的にウォブルされたトラックが形
    成されたディスクを用いる光ディスク装置であって、デ
    ィスクを回転するディスク回転手段と、前記ディスク回
    転手段の回転に同期した回転同期信号を発生する回転同
    期信号検出手段と、ディスクの情報面上に照射されいる
    光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックずれ
    検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動す
    る移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基づ
    いてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動手
    段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキン
    グ制御手段が動作している際の前記トラックずれ検出手
    段の出力信号からウォブル信号を抽出して出力するウォ
    ブル信号検出手段と、前記ウォブル信号検出手段の信号
    に基づいて前記ディスク回転手段を制御する第1の回転
    制御手段と、前記回転同期信号検出手段の信号に基づい
    て前記ディスク回転手段を制御する第2の回転制御手段
    とを備え、前記トラッキング制御手段が動作している場
    合には前記第1の回転制御手段を動作させることを特徴
    とする光ディスク装置。
  15. 【請求項15】 周期的にアドレス部が形成されトラッ
    クを有するディスクを用いる光ディスク装置であって、
    ディスクを回転するディスク回転手段と、前記ディスク
    回転手段の回転に同期した回転同期信号を発生する回転
    同期信号検出手段と、ディスクの情報面上に照射されい
    る光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックず
    れ検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動
    する移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基
    づいてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動
    手段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキ
    ング制御手段が動作している際のディスクからの反射光
    に基づいてアドレス部を検出するアドレス部検出手段
    と、前記アドレス部検出手段の信号に基づいて前記ディ
    スク回転手段を制御する第1の回転制御手段と、前記回
    転同期信号検出手段の信号に基づいて前記ディスク回転
    手段を制御する第2の回転制御手段とを備え、前記トラ
    ッキング制御手段が動作している場合には前記第1の回
    転制御手段を動作させることを特徴とする光ディスク装
    置。
  16. 【請求項16】 周期的にウォブルされたトラックが形
    成されたディスクを用いる光ディスク装置であって、デ
    ィスクを回転するディスク回転手段と、前記ディスク回
    転手段の回転に同期した回転同期信号を発生する回転同
    期信号検出手段と、ディスクの情報面上に照射されいる
    光ビームとトラックの位置ずれを検出するトラックずれ
    検出手段と、光ビームがトラックを横切るように移動す
    る移動手段と、前記トラックずれ検出手段の出力に基づ
    いてトラック上に前記光ビームがあるように前記移動手
    段を制御するトラッキング制御手段と、前記トラッキン
    グ制御手段が動作している際の前記トラックずれ検出手
    段の出力信号からウォブル信号を抽出して出力するウォ
    ブル信号検出手段と、前記ウォブル信号検出手段の信号
    に基づいて前記ディスク回転手段を制御する第1の回転
    制御手段と、前記回転同期信号検出手段の信号に基づい
    て前記ディスク回転手段を制御する第2の回転制御手段
    とを備え、前記第1の回転制御手段によってディスクの
    回転周波数が所定の回転周波数に整定した後は前記第2
    の回転制御手段を動作させることを特徴とする光ディス
    ク装置。
JP9098810A 1997-04-16 1997-04-16 光ディスク装置 Withdrawn JPH10289525A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6236629B1 (en) 1999-10-27 2001-05-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk device
WO2007046494A1 (ja) * 2005-10-20 2007-04-26 Pioneer Corporation 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びに、コンピュータプログラム
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