JPH09120636A - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置Info
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- JPH09120636A JPH09120636A JP7274028A JP27402895A JPH09120636A JP H09120636 A JPH09120636 A JP H09120636A JP 7274028 A JP7274028 A JP 7274028A JP 27402895 A JP27402895 A JP 27402895A JP H09120636 A JPH09120636 A JP H09120636A
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- JP
- Japan
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- clock
- signal
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- recording
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 グルーブの片側の側壁のみをウォブルして回
転情報やアドレス情報をCLV記録する光ディスクにC
AV回転制御を行うことにより、記録/再生における高
速アクセスタイムを実現する。 【構成】 回転情報および/あるいはアドレス情報を片
側の側壁をウォブルさせながらCLV記録したグルーブ
を備える光ディスク3に光ビームを照射し、その反射光
からグルーブの側壁のウォブル信号を再生する光ピック
アップ4と、光ディスク3にCAV回転制御をおこなう
CAV回転制御手段1と、ウォブル信号を入力してこれ
に同期したクロックを発生させるクロック発生手段d
と、アドレス情報をクロックによって再生するアドレス
情報再生手段6とを備える。 【効果】 光ピックアップがアクセスしても光ディスク
の回転数が一定となり、ディスク半径位置に応じて周波
数が変化するウォブル信号に対してはクロック信号が追
従するため、高速でアドレス信号を再生でき、高速で光
ピックアップのアクセスが可能となる。
転情報やアドレス情報をCLV記録する光ディスクにC
AV回転制御を行うことにより、記録/再生における高
速アクセスタイムを実現する。 【構成】 回転情報および/あるいはアドレス情報を片
側の側壁をウォブルさせながらCLV記録したグルーブ
を備える光ディスク3に光ビームを照射し、その反射光
からグルーブの側壁のウォブル信号を再生する光ピック
アップ4と、光ディスク3にCAV回転制御をおこなう
CAV回転制御手段1と、ウォブル信号を入力してこれ
に同期したクロックを発生させるクロック発生手段d
と、アドレス情報をクロックによって再生するアドレス
情報再生手段6とを備える。 【効果】 光ピックアップがアクセスしても光ディスク
の回転数が一定となり、ディスク半径位置に応じて周波
数が変化するウォブル信号に対してはクロック信号が追
従するため、高速でアドレス信号を再生でき、高速で光
ピックアップのアクセスが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グルーブの片側の
側壁をウォブルさせることによって、回転制御情報およ
び/あるいはアドレス情報を記録した光ディスクに情報
を記録および/または再生する光ディスク装置に関す
る。
側壁をウォブルさせることによって、回転制御情報およ
び/あるいはアドレス情報を記録した光ディスクに情報
を記録および/または再生する光ディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクのトラック密度を向上
させるために、ランドとグルーブの両方に情報の記録を
行う技術が開発されている。例えば、特開平5−314
538において、このトラック形成方法が開示されてい
る。このトラックの構造を図10を用いて説明すると以
下の通りである。図10の光ディスクのトラックは、ラ
ンド104,105及びグルーブ101,102,10
3とから構成され、ランドとグルーブの両方に情報ピッ
トが記録されている。ここで、トラッキング時のトラッ
ク101からのウォブル信号に隣接するトラック10
2,103からのウォブル信号の混入を除去するため
に、それぞれのグルーブの片方の側壁だけがウォブルさ
れている。これにより、ウォブル信号のS/Nが向上
し、回転同期信号やアドレス情報を正確に再生すること
ができる。以下、このトラックを片側ウォブルトラック
と呼ぶ。
させるために、ランドとグルーブの両方に情報の記録を
行う技術が開発されている。例えば、特開平5−314
538において、このトラック形成方法が開示されてい
る。このトラックの構造を図10を用いて説明すると以
下の通りである。図10の光ディスクのトラックは、ラ
ンド104,105及びグルーブ101,102,10
3とから構成され、ランドとグルーブの両方に情報ピッ
トが記録されている。ここで、トラッキング時のトラッ
ク101からのウォブル信号に隣接するトラック10
2,103からのウォブル信号の混入を除去するため
に、それぞれのグルーブの片方の側壁だけがウォブルさ
れている。これにより、ウォブル信号のS/Nが向上
し、回転同期信号やアドレス情報を正確に再生すること
ができる。以下、このトラックを片側ウォブルトラック
と呼ぶ。
【0003】さて、ディスクの記録密度を向上させる方
法として、従来から記録情報のCLV(Constant Linea
r Velocity)記録がよく知られており、片側ウォブルト
ラックを用いた記録情報のCLV記録を行う光ディスク
装置について図11を用いて説明する。記録情報のCL
V記録を行うためには回転同期信号とアドレス情報を含
めて片側ウォブルトラックにCLV記録しておく。この
ようにウォブルトラックが形成された光ディスク113
に光ピックアップ114から光ビームbbを照射し、反
射光から再生されたトラックエラー信号あるいはトータ
ル信号に含まれるウォブル信号ccをアドレス情報再生
手段116とCLV回転制御手段111に入力する。水
晶発振器115からは一定周波数のクロックddをアド
レス情報再生手段116とCLV回転制御手段111に
入力する。アドレス情報再生手段116においてクロッ
クddに基づいてウォブル信号ccからアドレス情報を
再生する。CLV回転制御手段111において、ウォブ
ル信号ccに含まれる回転同期信号とクロックddを比
較して、2つの位相が同期するようにスピンドルモータ
112に駆動信号aaを出力し、光ディスク113がス
ピンドルモータ112によってCLV回転制御される。
法として、従来から記録情報のCLV(Constant Linea
r Velocity)記録がよく知られており、片側ウォブルト
ラックを用いた記録情報のCLV記録を行う光ディスク
装置について図11を用いて説明する。記録情報のCL
V記録を行うためには回転同期信号とアドレス情報を含
めて片側ウォブルトラックにCLV記録しておく。この
ようにウォブルトラックが形成された光ディスク113
に光ピックアップ114から光ビームbbを照射し、反
射光から再生されたトラックエラー信号あるいはトータ
ル信号に含まれるウォブル信号ccをアドレス情報再生
手段116とCLV回転制御手段111に入力する。水
晶発振器115からは一定周波数のクロックddをアド
レス情報再生手段116とCLV回転制御手段111に
入力する。アドレス情報再生手段116においてクロッ
クddに基づいてウォブル信号ccからアドレス情報を
再生する。CLV回転制御手段111において、ウォブ
ル信号ccに含まれる回転同期信号とクロックddを比
較して、2つの位相が同期するようにスピンドルモータ
112に駆動信号aaを出力し、光ディスク113がス
ピンドルモータ112によってCLV回転制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記光ディス
ク装置においては、光ピックアップを所定のディスク半
径位置にアクセスする場合、CLV制御を行うと半径位
置によって回転数が変わるため、安定な回転数になるま
で時間がかかり、高速アクセスができないという問題点
があった。
ク装置においては、光ピックアップを所定のディスク半
径位置にアクセスする場合、CLV制御を行うと半径位
置によって回転数が変わるため、安定な回転数になるま
で時間がかかり、高速アクセスができないという問題点
があった。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を解決するこ
とのできる光ディスク装置を提供することにある。
とのできる光ディスク装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光ディ
スク装置は、グルーブの片側の側壁をウォブルさせるこ
とによって、回転制御情報および/あるいはアドレス情
報を記録した光ディスクに情報を記録および/または再
生する光ディスク装置であって、前記回転制御情報およ
び/あるいはアドレス情報を前記片側の側壁をウォブル
させながらCLV記録したグルーブを備える光ディスク
に光ビームを照射し、その反射光から前記グルーブの側
壁のウォブル信号を再生する光ピックアップと、前記光
ディスクにCAV回転制御をおこなうCAV回転制御手
段と、前記ウォブル信号を入力してこれに同期したクロ
ックを発生させるクロック発生手段と、前記アドレス情
報を前記クロックによって再生するアドレス情報再生手
段とを備えることを特徴とする。
スク装置は、グルーブの片側の側壁をウォブルさせるこ
とによって、回転制御情報および/あるいはアドレス情
報を記録した光ディスクに情報を記録および/または再
生する光ディスク装置であって、前記回転制御情報およ
び/あるいはアドレス情報を前記片側の側壁をウォブル
させながらCLV記録したグルーブを備える光ディスク
に光ビームを照射し、その反射光から前記グルーブの側
壁のウォブル信号を再生する光ピックアップと、前記光
ディスクにCAV回転制御をおこなうCAV回転制御手
段と、前記ウォブル信号を入力してこれに同期したクロ
ックを発生させるクロック発生手段と、前記アドレス情
報を前記クロックによって再生するアドレス情報再生手
段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の光ディスク装置は、前記
アドレス情報をもとに所定の位置へ前記光ピックアップ
を移動するアクセス手段と、アクセス先の半径位置に応
じて前記クロック発生手段の引き込み周波数を変更する
周波数制御手段を備え、同一のアクセス先のアドレス情
報を持つランドとグルーブへのそれぞれのアクセスにお
いて前記引き込み周波数を同一とすることを特徴とす
る。
アドレス情報をもとに所定の位置へ前記光ピックアップ
を移動するアクセス手段と、アクセス先の半径位置に応
じて前記クロック発生手段の引き込み周波数を変更する
周波数制御手段を備え、同一のアクセス先のアドレス情
報を持つランドとグルーブへのそれぞれのアクセスにお
いて前記引き込み周波数を同一とすることを特徴とす
る。
【0008】請求項3に記載の光ディスク装置は、前記
ウォブル信号あるいは前記クロックを入力し、前記クロ
ックの周波数に比例した周波数を持つ第2のクロックを
出力する第2のクロック発生手段を備え、前記第2のク
ロックに基づいて記録情報を記録および/または再生す
る記録および/または再生手段を備えることを特徴とす
る。
ウォブル信号あるいは前記クロックを入力し、前記クロ
ックの周波数に比例した周波数を持つ第2のクロックを
出力する第2のクロック発生手段を備え、前記第2のク
ロックに基づいて記録情報を記録および/または再生す
る記録および/または再生手段を備えることを特徴とす
る。
【0009】請求項4に記載の光ディスク装置は、グル
ーブの片側の側壁をウォブルさせることによって、回転
制御情報および/あるいはアドレス情報を記録した光デ
ィスクに情報を記録および/または再生する光ディスク
装置であって、前記回転制御情報および/あるいはアド
レス情報を前記片側の側壁をウォブルさせながらCLV
記録したグルーブを備える光ディスクに光ビームを照射
し、その反射光から前記グルーブの側壁のウォブル信号
を再生する光ピックアップと、回転制御用の基準クロッ
クであって半径位置に応じた可変可能なクロックを出力
する可変クロック発生手段と、前記ウォブル信号と前記
クロックとを比較してCAV回転制御を行うCAV回転
制御手段と、前記ウォブル信号を入力して前記アドレス
情報を前記クロックによって再生するアドレス情報再生
手段とを備えることを特徴とする。
ーブの片側の側壁をウォブルさせることによって、回転
制御情報および/あるいはアドレス情報を記録した光デ
ィスクに情報を記録および/または再生する光ディスク
装置であって、前記回転制御情報および/あるいはアド
レス情報を前記片側の側壁をウォブルさせながらCLV
記録したグルーブを備える光ディスクに光ビームを照射
し、その反射光から前記グルーブの側壁のウォブル信号
を再生する光ピックアップと、回転制御用の基準クロッ
クであって半径位置に応じた可変可能なクロックを出力
する可変クロック発生手段と、前記ウォブル信号と前記
クロックとを比較してCAV回転制御を行うCAV回転
制御手段と、前記ウォブル信号を入力して前記アドレス
情報を前記クロックによって再生するアドレス情報再生
手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の光ディスク装置は、前記
アドレス情報をもとに所定の位置へ前記光ピックアップ
を移動するアクセス手段を備え、同一のアドレス情報を
持つランドとグルーブへのそれぞれのアクセスにおい
て、前記クロックの周波数を同一とすることを特徴とす
る。
アドレス情報をもとに所定の位置へ前記光ピックアップ
を移動するアクセス手段を備え、同一のアドレス情報を
持つランドとグルーブへのそれぞれのアクセスにおい
て、前記クロックの周波数を同一とすることを特徴とす
る。
【0011】請求項6に記載の光ディスク装置は、前記
クロックの周波数に比例した周波数を持つ第2のクロッ
クを出力する第2のクロック発生手段を備え、前記第2
のクロックに基づいて記録情報を記録および/または再
生する記録および/または再生手段を備えることを特徴
とする。
クロックの周波数に比例した周波数を持つ第2のクロッ
クを出力する第2のクロック発生手段を備え、前記第2
のクロックに基づいて記録情報を記録および/または再
生する記録および/または再生手段を備えることを特徴
とする。
【0012】請求項7に記載の光ディスク装置は、前記
クロックと前記ウォブル信号の位相関係を逆転させる位
相変更手段を備え、前記ランドをトラッキングする場合
と前記グルーブをトラッキングする場合とで、前記位相
関係を逆転させることを特徴とする。
クロックと前記ウォブル信号の位相関係を逆転させる位
相変更手段を備え、前記ランドをトラッキングする場合
と前記グルーブをトラッキングする場合とで、前記位相
関係を逆転させることを特徴とする。
【0013】
(実施例1)以下、本発明の実施例について説明する。
【0014】図1に、本実施例の光ディスク装置の構成
を示す。CAV(Constant AngularVelocity)回転制御
手段1において、スピンドルモータ2のFG(Frequenc
y Generator)から出力される回転信号を基準クロック
と比較してスピンドルモータ2が一定回転数で回転する
ように駆動信号aを出力する。光ディスク3は、このス
ピンドルモータ2によってCAV回転制御が行われる。
光ディスク3は、図10に示したように、回転同期信号
およびアドレス情報を含めて片側ウォブルトラック10
1〜105がCLV記録されている。このウォブルトラ
ックが形成された光ディスク3に光ピックアップ4から
光ビームbを照射し、反射光から再生されたトラックエ
ラー信号あるいはトータル信号に含まれるウォブル信号
cをクロック発生手段5とアドレス情報再生手段6に入
力する。クロック発生手段5からはウォブル信号cに同
期したクロックdをアドレス情報再生手段6に出力す
る。アドレス情報再生手段6においてクロックdに基づ
いてウォブル信号cからアドレス情報を再生することが
できる。
を示す。CAV(Constant AngularVelocity)回転制御
手段1において、スピンドルモータ2のFG(Frequenc
y Generator)から出力される回転信号を基準クロック
と比較してスピンドルモータ2が一定回転数で回転する
ように駆動信号aを出力する。光ディスク3は、このス
ピンドルモータ2によってCAV回転制御が行われる。
光ディスク3は、図10に示したように、回転同期信号
およびアドレス情報を含めて片側ウォブルトラック10
1〜105がCLV記録されている。このウォブルトラ
ックが形成された光ディスク3に光ピックアップ4から
光ビームbを照射し、反射光から再生されたトラックエ
ラー信号あるいはトータル信号に含まれるウォブル信号
cをクロック発生手段5とアドレス情報再生手段6に入
力する。クロック発生手段5からはウォブル信号cに同
期したクロックdをアドレス情報再生手段6に出力す
る。アドレス情報再生手段6においてクロックdに基づ
いてウォブル信号cからアドレス情報を再生することが
できる。
【0015】さて、光ディスク3にCAV回転制御をお
こなうと、図2に示すように光ディスク3の半径位置に
比例して外周ほどウォブル信号cの周波数が高くなる。
このウォブル信号cにクロックdを同期させることによ
り、光ディスク3の半径位置にかかわらずアドレス情報
を正確に再生することが可能となる。
こなうと、図2に示すように光ディスク3の半径位置に
比例して外周ほどウォブル信号cの周波数が高くなる。
このウォブル信号cにクロックdを同期させることによ
り、光ディスク3の半径位置にかかわらずアドレス情報
を正確に再生することが可能となる。
【0016】図3は、図1の光ディスク装置の要部をさ
らに詳しく説明する図である。スピンドルモータ2に取
り付けられたFG8からは回転周波数検出信号eが位相
比較器9に送られ、水晶発振器10との位相比較が行わ
れる。その位相差信号fに基づいて駆動回路11から駆
動信号aがスピンドルモータ2に送られ、光ディスク3
(図3では図示せず)を一定回転数で回転させることが
できる。また半導体レーザ12から出射された光ビーム
bはビームスプリッタ13と対物レンズ14を介して光
ディスク3に照射される。反射光は対物レンズ14を通
った後、ビームスプリッタ13で2分割フォトディテク
タ15へ導かれる。2分割フォトディテクタ15の出力
は差動アンプ17によりトラックエラー信号hに変換さ
れ、また加算アンプ18によりRF信号iに変換され
る。
らに詳しく説明する図である。スピンドルモータ2に取
り付けられたFG8からは回転周波数検出信号eが位相
比較器9に送られ、水晶発振器10との位相比較が行わ
れる。その位相差信号fに基づいて駆動回路11から駆
動信号aがスピンドルモータ2に送られ、光ディスク3
(図3では図示せず)を一定回転数で回転させることが
できる。また半導体レーザ12から出射された光ビーム
bはビームスプリッタ13と対物レンズ14を介して光
ディスク3に照射される。反射光は対物レンズ14を通
った後、ビームスプリッタ13で2分割フォトディテク
タ15へ導かれる。2分割フォトディテクタ15の出力
は差動アンプ17によりトラックエラー信号hに変換さ
れ、また加算アンプ18によりRF信号iに変換され
る。
【0017】トラックエラー信号hは反転アンプ19を
介した信号jと共にスイッチ回路20に入力され、どち
らか一方が選択され、サーボ制御回路21に入力され
る。CPU22からはランドかグルーブのどちらかにト
ラッキングをおこなうための切り替え信号kが出力さ
れ、スイッチ回路20にてサーボの極性を反転させる。
これによりサーボ制御回路21からは対物レンズアクチ
ュエータ23へ駆動信号lが送られ、ランドまたはグル
ーブへのトラッキングサーボが行われる。
介した信号jと共にスイッチ回路20に入力され、どち
らか一方が選択され、サーボ制御回路21に入力され
る。CPU22からはランドかグルーブのどちらかにト
ラッキングをおこなうための切り替え信号kが出力さ
れ、スイッチ回路20にてサーボの極性を反転させる。
これによりサーボ制御回路21からは対物レンズアクチ
ュエータ23へ駆動信号lが送られ、ランドまたはグル
ーブへのトラッキングサーボが行われる。
【0018】また、トラックエラー信号hの中に含まれ
るウォブル信号はコンパレータ24によりディジタル化
され2値のウォブル信号mに変換され、PLL25にお
いてウォブル信号mに同期したクロックnが出力され、
アドレス復調回路26においてこのクロックnに基づい
てアドレス情報oが再生される。
るウォブル信号はコンパレータ24によりディジタル化
され2値のウォブル信号mに変換され、PLL25にお
いてウォブル信号mに同期したクロックnが出力され、
アドレス復調回路26においてこのクロックnに基づい
てアドレス情報oが再生される。
【0019】さて、アクセス動作時は駆動回路27から
送りモータ28へ駆動信号pが送られ、光ディスク3の
所定のアドレスへ光ピックアップ4のアクセスが行われ
る。このとき周波数制御回路29からは引き込み周波数
制御信号qがPLL25へ出力され、図4に示すよう
に、CPU22により決定されたアクセス先のアドレス
に応じて引き込み周波数が変更される。ここでアドレス
の値を与えると光ディスク3の半径位置も同時に決定さ
れることになるため、実質上は半径位置に応じて引き込
み周波数が与えられることになる。また、アクセス先の
アドレス情報が同一であればCPU22からの切り替え
信号kに基づいて、ランドとグルーブの引き込み周波数
が同一に制御される。これにより、アクセス先のアドレ
ス情報を高速に再生することができ、同じウォブル信号
を有するランドとグルーブで同様にアドレス情報の再生
が可能となる。
送りモータ28へ駆動信号pが送られ、光ディスク3の
所定のアドレスへ光ピックアップ4のアクセスが行われ
る。このとき周波数制御回路29からは引き込み周波数
制御信号qがPLL25へ出力され、図4に示すよう
に、CPU22により決定されたアクセス先のアドレス
に応じて引き込み周波数が変更される。ここでアドレス
の値を与えると光ディスク3の半径位置も同時に決定さ
れることになるため、実質上は半径位置に応じて引き込
み周波数が与えられることになる。また、アクセス先の
アドレス情報が同一であればCPU22からの切り替え
信号kに基づいて、ランドとグルーブの引き込み周波数
が同一に制御される。これにより、アクセス先のアドレ
ス情報を高速に再生することができ、同じウォブル信号
を有するランドとグルーブで同様にアドレス情報の再生
が可能となる。
【0020】また、トラックエラー信号hはトラック横
断計数回路30へ入力され、光ピックアップ4の移動と
ともにトラックの横断回数がカウントされる。このトラ
ック横断計数値rはCPU22に入力され、光ディスク
3における半径位置を相対的に検出することができる.
したがって、上述のアドレス値によって半径位置を与え
る代わりに、このトラック横断計数値rによって半径位
置を与えることも可能であり、これによる引き込み周波
数の制御も可能である。
断計数回路30へ入力され、光ピックアップ4の移動と
ともにトラックの横断回数がカウントされる。このトラ
ック横断計数値rはCPU22に入力され、光ディスク
3における半径位置を相対的に検出することができる.
したがって、上述のアドレス値によって半径位置を与え
る代わりに、このトラック横断計数値rによって半径位
置を与えることも可能であり、これによる引き込み周波
数の制御も可能である。
【0021】次に、PLL25から出力されたクロック
nをシンセサイザ31に入力し、クロックnに同期した
記録/再生クロックsが出力される。ウォブル信号の周
波数は数十kHz、記録再生の周波数は数MHz以上で
あるため、約2桁以上の周波数差があり、シンセサイザ
31によってウォブル信号に比べて2桁以上の周波数の
記録/再生クロックsを出力する。なお、PLL25か
ら出力されたクロックnを入力する代わりに、ウォブル
信号mを直接シンセサイザ31に入力しても同じ記録/
再生クロックsを出力することができる。この記録/再
生クロックsはウォブル信号mに同期しているため、光
ディスク3のトラックと光ビームbの相対線速度に比例
しており、図5に示すように光ディスクの半径に比例し
て外周のアドレスほど記録/再生周波数が高くなる。し
たがって、この記録/再生クロックsを記録回路32に
入力し、これに基づいて記録情報tを半導体レーザ12
から光ディスク3に記録することにより、記録密度が実
質上CLV回転制御時と同じになり、高密度記録を行う
ことが可能となる。またRF信号iをコンパレータ33
でディジタル信号uに変換した後に、再生回路34にお
いて記録/再生クロックsに基づいて再生情報vを再生
することにより、同様に実質上CLV回転制御時と同様
の高密度再生が可能となる。
nをシンセサイザ31に入力し、クロックnに同期した
記録/再生クロックsが出力される。ウォブル信号の周
波数は数十kHz、記録再生の周波数は数MHz以上で
あるため、約2桁以上の周波数差があり、シンセサイザ
31によってウォブル信号に比べて2桁以上の周波数の
記録/再生クロックsを出力する。なお、PLL25か
ら出力されたクロックnを入力する代わりに、ウォブル
信号mを直接シンセサイザ31に入力しても同じ記録/
再生クロックsを出力することができる。この記録/再
生クロックsはウォブル信号mに同期しているため、光
ディスク3のトラックと光ビームbの相対線速度に比例
しており、図5に示すように光ディスクの半径に比例し
て外周のアドレスほど記録/再生周波数が高くなる。し
たがって、この記録/再生クロックsを記録回路32に
入力し、これに基づいて記録情報tを半導体レーザ12
から光ディスク3に記録することにより、記録密度が実
質上CLV回転制御時と同じになり、高密度記録を行う
ことが可能となる。またRF信号iをコンパレータ33
でディジタル信号uに変換した後に、再生回路34にお
いて記録/再生クロックsに基づいて再生情報vを再生
することにより、同様に実質上CLV回転制御時と同様
の高密度再生が可能となる。
【0022】次に、ウォブル信号mは、インバータ35
を介した信号wと共に、スイッチ回路36に入力され、
どちらか一方が選択され、アドレス復調回路26へ送ら
れる。つまり、図6に示したように、ランドを光ビーム
61でトラッキングするときはウォブル信号63が得ら
れるが、グルーブを光ビーム62でトラッキングすると
きは極性が反転したウォブル信号64が得られる。した
がって、スイッチ回路36においてランドとグルーブの
切り替え信号kによって極性を反転させることにより、
ランドとグルーブにおいて同じ極性のウォブル信号が得
られ、クロックnとの位相関係を同じにできる。したが
って、ランドとグルーブにおいて同じアドレス情報oの
再生が可能となる。なお、ウォブル信号mの極性を反転
させる代わりに、クロックnの極性を反転させても同様
の効果が得られる。ただし、PLL25が2倍の発振周
波数を出力する場合は、ウォブル信号mの立ち上がりエ
ッジと立ち下がりエッジの両方にクロックがロックする
ため、上記のウォブル信号mの反転は不要となる。
を介した信号wと共に、スイッチ回路36に入力され、
どちらか一方が選択され、アドレス復調回路26へ送ら
れる。つまり、図6に示したように、ランドを光ビーム
61でトラッキングするときはウォブル信号63が得ら
れるが、グルーブを光ビーム62でトラッキングすると
きは極性が反転したウォブル信号64が得られる。した
がって、スイッチ回路36においてランドとグルーブの
切り替え信号kによって極性を反転させることにより、
ランドとグルーブにおいて同じ極性のウォブル信号が得
られ、クロックnとの位相関係を同じにできる。したが
って、ランドとグルーブにおいて同じアドレス情報oの
再生が可能となる。なお、ウォブル信号mの極性を反転
させる代わりに、クロックnの極性を反転させても同様
の効果が得られる。ただし、PLL25が2倍の発振周
波数を出力する場合は、ウォブル信号mの立ち上がりエ
ッジと立ち下がりエッジの両方にクロックがロックする
ため、上記のウォブル信号mの反転は不要となる。
【0023】(実施例2)本発明の他の実施例について
説明する。
説明する。
【0024】図7に、本実施例に係る光ディスク装置の
構成を示す。スピンドルモータ2によって光ディスク3
が回転され、この光ディスク3は、図10に示したよう
に、回転同期信号およびアドレス情報を含む片側ウォブ
ルトラック101〜105がCLV記録されている。こ
のウォブルトラックが形成された光ディスク3に光ピッ
クアップ4から光ビームbを照射し、反射光から再生さ
れたトラックエラー信号あるいはトータル信号に含まれ
るウォブル信号cをCAV回転制御手段1とアドレス情
報再生手段6に入力する。可変クロック発生手段7から
はクロックyをCAV回転制御手段1とアドレス情報再
生手段6に出力する。CAV回転制御手段1においてウ
ォブル信号cとクロックyを比較してその位相差に応じ
た駆動信号aをスピンドルモータ2に出力する。クロッ
クyの周波数は光ディスク3の半径位置に比例して出力
されるため、ウォブル信号の周波数も同様に半径位置に
比例して増加する。これにより、光ディスク3は実質上
CAV回転制御を行うことができる。また、クロックy
とウォブル信号cは常に同期しているため、半径位置が
移動してもアドレス情報再生手段6においてクロックy
に基づいてウォブル信号cからアドレス情報を高速再生
することができる。
構成を示す。スピンドルモータ2によって光ディスク3
が回転され、この光ディスク3は、図10に示したよう
に、回転同期信号およびアドレス情報を含む片側ウォブ
ルトラック101〜105がCLV記録されている。こ
のウォブルトラックが形成された光ディスク3に光ピッ
クアップ4から光ビームbを照射し、反射光から再生さ
れたトラックエラー信号あるいはトータル信号に含まれ
るウォブル信号cをCAV回転制御手段1とアドレス情
報再生手段6に入力する。可変クロック発生手段7から
はクロックyをCAV回転制御手段1とアドレス情報再
生手段6に出力する。CAV回転制御手段1においてウ
ォブル信号cとクロックyを比較してその位相差に応じ
た駆動信号aをスピンドルモータ2に出力する。クロッ
クyの周波数は光ディスク3の半径位置に比例して出力
されるため、ウォブル信号の周波数も同様に半径位置に
比例して増加する。これにより、光ディスク3は実質上
CAV回転制御を行うことができる。また、クロックy
とウォブル信号cは常に同期しているため、半径位置が
移動してもアドレス情報再生手段6においてクロックy
に基づいてウォブル信号cからアドレス情報を高速再生
することができる。
【0025】図8は、図7の光ディスク装置の要部をさ
らに詳しく説明する図である。スピンドルモータ2が光
ディスク3(図8では図示せず)を回転させ、半導体レ
ーザ12から出射された光ビームbはビームスプリッタ
13と対物レンズ14を介して光ディスク3に照射され
る。反射光は対物レンズ14を通った後、ビームスプリ
ッタ13で2分割フォトディテクタ15へ導かれる。2
分割フォトディテクタ15の出力は差動アンプ17によ
りトラックエラー信号hに変換され、また加算アンプ1
8によりRF信号iに変換される。
らに詳しく説明する図である。スピンドルモータ2が光
ディスク3(図8では図示せず)を回転させ、半導体レ
ーザ12から出射された光ビームbはビームスプリッタ
13と対物レンズ14を介して光ディスク3に照射され
る。反射光は対物レンズ14を通った後、ビームスプリ
ッタ13で2分割フォトディテクタ15へ導かれる。2
分割フォトディテクタ15の出力は差動アンプ17によ
りトラックエラー信号hに変換され、また加算アンプ1
8によりRF信号iに変換される。
【0026】トラックエラー信号hは反転アンプ19を
介した信号jと共にスイッチ回路20に入力され、どち
らか一方が選択され、サーボ制御回路21に入力され
る。CPU22からはランドかグルーブのどちらかにト
ラッキングをおこなうための切り替え信号kが出力さ
れ、スイッチ回路20にてサーボの極性を反転させる。
これによりサーボ制御回路21からは対物レンズアクチ
ュエータ23へ駆動信号lが送られ、ランドまたはグル
ーブへのトラッキングサーボが行われる。
介した信号jと共にスイッチ回路20に入力され、どち
らか一方が選択され、サーボ制御回路21に入力され
る。CPU22からはランドかグルーブのどちらかにト
ラッキングをおこなうための切り替え信号kが出力さ
れ、スイッチ回路20にてサーボの極性を反転させる。
これによりサーボ制御回路21からは対物レンズアクチ
ュエータ23へ駆動信号lが送られ、ランドまたはグル
ーブへのトラッキングサーボが行われる。
【0027】また、トラックエラー信号hの中に含まれ
るウォブル信号はコンパレータ24によりディジタル化
され2値のウォブル信号mに変換され、位相比較器39
とアドレス復調回路26へ送られる。周波数制御回路4
0は半径位置に応じてシンセサイザ41の出力クロック
yの周波数を制御する。クロックyは位相比較器39に
送られ、ウォブル信号mとの位相差信号zが駆動回路1
1に送られ、光ディスク3のCAV回転制御が可能とな
る。またクロックyはアドレス復調回路26にも送ら
れ、常にウォブル信号mとクロックyが同期しているた
めアドレス情報を高速で復調することができる。
るウォブル信号はコンパレータ24によりディジタル化
され2値のウォブル信号mに変換され、位相比較器39
とアドレス復調回路26へ送られる。周波数制御回路4
0は半径位置に応じてシンセサイザ41の出力クロック
yの周波数を制御する。クロックyは位相比較器39に
送られ、ウォブル信号mとの位相差信号zが駆動回路1
1に送られ、光ディスク3のCAV回転制御が可能とな
る。またクロックyはアドレス復調回路26にも送ら
れ、常にウォブル信号mとクロックyが同期しているた
めアドレス情報を高速で復調することができる。
【0028】さて、アクセス動作時は駆動回路27から
送りモータ28へ駆動信号pが送られ、光ディスク3の
所定のアドレスへアクセスが行われる。このとき周波数
制御回路40からは周波数制御信号がシンセサイザ41
へ出力され、図9に示すように、CPU22により決定
されたアクセス先のアドレスに応じてクロックyの発振
周波数が変更される。ここでアドレスの値を与えると光
ディスク3の半径位置も同時に決定されることになるた
め、実質上は半径位置に応じて発振周波数が与えられる
ことになる。また、アクセス先のアドレス情報が同一で
あればCPU22からの切り替え信号kに基づいて、ラ
ンドとグルーブの発振周波数が同一に制御される。これ
により、アクセス先のアドレス情報を高速に再生するこ
とができ、同じウォブル信号を有するランドとグルーブ
で同様にアドレス情報の再生が可能となる。
送りモータ28へ駆動信号pが送られ、光ディスク3の
所定のアドレスへアクセスが行われる。このとき周波数
制御回路40からは周波数制御信号がシンセサイザ41
へ出力され、図9に示すように、CPU22により決定
されたアクセス先のアドレスに応じてクロックyの発振
周波数が変更される。ここでアドレスの値を与えると光
ディスク3の半径位置も同時に決定されることになるた
め、実質上は半径位置に応じて発振周波数が与えられる
ことになる。また、アクセス先のアドレス情報が同一で
あればCPU22からの切り替え信号kに基づいて、ラ
ンドとグルーブの発振周波数が同一に制御される。これ
により、アクセス先のアドレス情報を高速に再生するこ
とができ、同じウォブル信号を有するランドとグルーブ
で同様にアドレス情報の再生が可能となる。
【0029】また、トラックエラー信号hはトラック横
断計数回路30へ入力され、光ピックアップ4の移動と
ともにトラックの横断回数がカウントされる。このトラ
ック横断計数値rはCPU22に入力され、光ディスク
3における半径位置を相対的に検出することができる。
したがって、上述のアドレス値によって半径位置を与え
る代わりに、このトラック横断計数値rによって半径位
置を与えることも可能であり、これによる発振周波数の
制御も可能である。
断計数回路30へ入力され、光ピックアップ4の移動と
ともにトラックの横断回数がカウントされる。このトラ
ック横断計数値rはCPU22に入力され、光ディスク
3における半径位置を相対的に検出することができる。
したがって、上述のアドレス値によって半径位置を与え
る代わりに、このトラック横断計数値rによって半径位
置を与えることも可能であり、これによる発振周波数の
制御も可能である。
【0030】次に、シンセサイザ42からは、クロック
yに比例した記録/再生クロックssが出力される。ウ
ォブル信号の周波数は数十kHz、記録再生の周波数は
数MHz以上であるため、約2桁以上の周波数差があ
り、シンセサイザ42によってクロックyの2桁以上の
周波数の記録/再生クロックssを出力する。なお、シ
ンセサイザ41の出力信号yを第2のシンセサイザ42
に入力するのとは反対に、記録/再生クロックssをシ
ンセサイザ41に入力しても、同様にクロックyの周波
数と記録/再生クロックssの周波数を比例させること
ができる。また、シンセサイザ41によりあらかじめ2
桁以上に周波数を上げておき、そのまま記録/再生クロ
ックssとし、分周して2桁周波数を下げてウォブル信
号mと比較することもできる。この記録/再生クロック
ssはウォブル信号mに比例しているため、光ディスク
3のトラックと光ビームbの相対線速度に比例してお
り、光ディスクの半径に比例して外周のアドレスほど記
録/再生周波数が高くなる。したがって、この記録/再
生クロックssを記録回路32に入力し、これに基づい
て記録情報tを半導体レーザ12から光ディスク3に記
録することにより、記録密度が実質上CLV回転制御時
と同じになり、高密度記録を行うことが可能となる。ま
たRF信号iをコンパレータ33でディジタル信号uに
変換した後に、再生回路34において記録/再生クロッ
クssに基づいて再生情報vを再生することにより、同
様に実質上CLV回転制御時と同様の高密度再生が可能
となる。
yに比例した記録/再生クロックssが出力される。ウ
ォブル信号の周波数は数十kHz、記録再生の周波数は
数MHz以上であるため、約2桁以上の周波数差があ
り、シンセサイザ42によってクロックyの2桁以上の
周波数の記録/再生クロックssを出力する。なお、シ
ンセサイザ41の出力信号yを第2のシンセサイザ42
に入力するのとは反対に、記録/再生クロックssをシ
ンセサイザ41に入力しても、同様にクロックyの周波
数と記録/再生クロックssの周波数を比例させること
ができる。また、シンセサイザ41によりあらかじめ2
桁以上に周波数を上げておき、そのまま記録/再生クロ
ックssとし、分周して2桁周波数を下げてウォブル信
号mと比較することもできる。この記録/再生クロック
ssはウォブル信号mに比例しているため、光ディスク
3のトラックと光ビームbの相対線速度に比例してお
り、光ディスクの半径に比例して外周のアドレスほど記
録/再生周波数が高くなる。したがって、この記録/再
生クロックssを記録回路32に入力し、これに基づい
て記録情報tを半導体レーザ12から光ディスク3に記
録することにより、記録密度が実質上CLV回転制御時
と同じになり、高密度記録を行うことが可能となる。ま
たRF信号iをコンパレータ33でディジタル信号uに
変換した後に、再生回路34において記録/再生クロッ
クssに基づいて再生情報vを再生することにより、同
様に実質上CLV回転制御時と同様の高密度再生が可能
となる。
【0031】次に、ウォブル信号mはインバータ35を
介した信号wと共に、スイッチ回路36に入力され、ど
ちらか一方が選択され、アドレス復調回路26へ送られ
る。その結果、図6に示したように、ランドをトラッキ
ングするときと、グルーブをトラッキングするときでウ
ォブル信号の極性が反転する。したがってスイッチ回路
36においてランドとグルーブの切り替え信号kによっ
て極性を反転させることにより、ランドとグルーブにお
いて同じ極性のウォブル信号が得られ、クロックyとの
位相関係を同じにできる。したがって、ランドとグルー
ブにおいて同じアドレス情報oの再生が可能となる。な
お、ウォブル信号mの極性を反転させる代わりに、クロ
ックyの極性を反転させても同様の効果が得られる。た
だし、シンセサイザ41が2倍の発振周波数を出力する
場合は、ウォブル信号mの立ち上がりエッジと立ち下が
りエッジの両方にクロックがロックするため、上記のウ
ォブル信号mの反転は不要となる。
介した信号wと共に、スイッチ回路36に入力され、ど
ちらか一方が選択され、アドレス復調回路26へ送られ
る。その結果、図6に示したように、ランドをトラッキ
ングするときと、グルーブをトラッキングするときでウ
ォブル信号の極性が反転する。したがってスイッチ回路
36においてランドとグルーブの切り替え信号kによっ
て極性を反転させることにより、ランドとグルーブにお
いて同じ極性のウォブル信号が得られ、クロックyとの
位相関係を同じにできる。したがって、ランドとグルー
ブにおいて同じアドレス情報oの再生が可能となる。な
お、ウォブル信号mの極性を反転させる代わりに、クロ
ックyの極性を反転させても同様の効果が得られる。た
だし、シンセサイザ41が2倍の発振周波数を出力する
場合は、ウォブル信号mの立ち上がりエッジと立ち下が
りエッジの両方にクロックがロックするため、上記のウ
ォブル信号mの反転は不要となる。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、光ピ
ックアップがアクセスしても光ディスクの回転数が一定
となり、ディスク半径位置に応じて周波数が変化するウ
ォブル信号に対してはクロック信号が追従するため、高
速でアドレス信号を再生でき、高速で光ピックアップの
アクセスが可能となる。
ックアップがアクセスしても光ディスクの回転数が一定
となり、ディスク半径位置に応じて周波数が変化するウ
ォブル信号に対してはクロック信号が追従するため、高
速でアドレス信号を再生でき、高速で光ピックアップの
アクセスが可能となる。
【0033】請求項2に記載の本発明によれば、引き込
み周波数をアクセス先に応じた周波数にセットし、アク
セス先のアドレス情報がランドとグルーブで同一であれ
ばこの周波数を同一とするため、ランドとグルーブで同
様にアドレス情報の再生が可能となる。
み周波数をアクセス先に応じた周波数にセットし、アク
セス先のアドレス情報がランドとグルーブで同一であれ
ばこの周波数を同一とするため、ランドとグルーブで同
様にアドレス情報の再生が可能となる。
【0034】請求項3に記載の本発明によれば、トラッ
クのウォブル周波数に同期した第2のクロックにより情
報の記録および/または再生をおこなうため、半径位置
に比例して外周ほど記録密度があがり、実質上CLV記
録を行うことができ、高密度記録が可能となる。
クのウォブル周波数に同期した第2のクロックにより情
報の記録および/または再生をおこなうため、半径位置
に比例して外周ほど記録密度があがり、実質上CLV記
録を行うことができ、高密度記録が可能となる。
【0035】請求項4に記載の本発明によれば、光ピッ
クアップがアクセスしても光ディスクの回転数が一定と
なり、クロック信号に対してウォブル信号が同期するた
め、この信号に含まれるアドレス情報を高速で再生で
き、高速で光ピックアップのアクセスが可能となる。
クアップがアクセスしても光ディスクの回転数が一定と
なり、クロック信号に対してウォブル信号が同期するた
め、この信号に含まれるアドレス情報を高速で再生で
き、高速で光ピックアップのアクセスが可能となる。
【0036】請求項5に記載の本発明によれば、クロッ
ク周波数をアクセス先に応じた周波数にセットし、アク
セス先のアドレス情報がランドとグルーブで同一であれ
ばこの周波数を同一とするため、ランドとグルーブで同
様にアドレス情報の再生が可能となる。
ク周波数をアクセス先に応じた周波数にセットし、アク
セス先のアドレス情報がランドとグルーブで同一であれ
ばこの周波数を同一とするため、ランドとグルーブで同
様にアドレス情報の再生が可能となる。
【0037】請求項6に記載の本発明によれば、クロッ
クの周波数に比例した第2のクロックにより情報の記録
および/または再生をおこなうため、半径位置に比例し
て外周ほど記録密度があがり、実質上CLV記録を行う
ことができ、高密度記録を行うことが可能となる。
クの周波数に比例した第2のクロックにより情報の記録
および/または再生をおこなうため、半径位置に比例し
て外周ほど記録密度があがり、実質上CLV記録を行う
ことができ、高密度記録を行うことが可能となる。
【0038】請求項7に記載の本発明によれば、ランド
をトラッキングする場合とグルーブをトラッキングする
場合に生じるウォブル信号の反転に対して、クロックの
位相を揃えることが可能となり、ランドとグルーブのア
ドレス情報を同様に再生することが可能となる。
をトラッキングする場合とグルーブをトラッキングする
場合に生じるウォブル信号の反転に対して、クロックの
位相を揃えることが可能となり、ランドとグルーブのア
ドレス情報を同様に再生することが可能となる。
【図1】本発明の実施例に係る光ディスク装置を示す図
である。
である。
【図2】図1におけるウォブル信号とクロックの波形を
示す図である。
示す図である。
【図3】図1における光ディスク装置を詳細に説明する
ための図である。
ための図である。
【図4】図3におけるPLLの引き込み周波数を示す図
である。
である。
【図5】図3における記録/再生周波数を示す図であ
る。
る。
【図6】ランドとグルーブのウォブル信号の波形を示す
図である。
図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る光ディスク装置を示
す図である。
す図である。
【図8】図7における光ディスク装置を詳細に説明する
ための図である。
ための図である。
【図9】図8におけるシンセサイザの発振周波数を示す
図である。
図である。
【図10】グルーブの片側の側壁をウォブルした光ディ
スクを示す図である。
スクを示す図である。
【図11】従来の光ディスク装置を示す図である。
1 CAV回転制御手段 2 スピンドルモータ 3 光ディスク 4 光ピックアップ 5 クロック発生手段 6 アドレス情報再生手段 7 可変クロック発生手段
Claims (7)
- 【請求項1】 グルーブの片側の側壁をウォブルさせる
ことによって、回転制御情報および/あるいはアドレス
情報を記録した光ディスクに情報を記録および/または
再生する光ディスク装置であって、 前記回転制御情報および/あるいはアドレス情報を前記
片側の側壁をウォブルさせながらCLV記録したグルー
ブを備える光ディスクに光ビームを照射し、その反射光
から前記グルーブの側壁のウォブル信号を再生する光ピ
ックアップと、 前記光ディスクにCAV回転制御をおこなうCAV回転
制御手段と、 前記ウォブル信号を入力してこれに同期したクロックを
発生させるクロック発生手段と、 前記アドレス情報を前記クロックによって再生するアド
レス情報再生手段と、を備えることを特徴とする光ディ
スク装置。 - 【請求項2】 前記アドレス情報をもとに所定の位置へ
前記光ピックアップを移動するアクセス手段と、 アクセス先の半径位置に応じて前記クロック発生手段の
引き込み周波数を変更する周波数制御手段を備え、 同一のアクセス先のアドレス情報を持つランドとグルー
ブへのそれぞれのアクセスにおいて前記引き込み周波数
を同一とすることを特徴とする請求項1記載の光ディス
ク装置。 - 【請求項3】 前記ウォブル信号あるいは前記クロック
を入力し、前記クロックの周波数に比例した周波数を持
つ第2のクロックを出力する第2のクロック発生手段を
備え、 前記第2のクロックに基づいて記録情報を記録および/
または再生する記録および/または再生手段を備えるこ
とを特徴とする請求項1または2記載の光ディスク装
置。 - 【請求項4】 グルーブの片側の側壁をウォブルさせる
ことによって、回転制御情報および/あるいはアドレス
情報を記録した光ディスクに情報を記録および/または
再生する光ディスク装置であって、 前記回転情報および/あるいはアドレス情報を前記片側
の側壁をウォブルさせながらCLV記録したグルーブを
備える光ディスクに光ビームを照射し、その反射光から
前記グルーブの側壁のウォブル信号を再生する光ピック
アップと、 回転制御用の基準クロックであって半径位置に応じた可
変可能なクロックを出力する可変クロック発生手段と、 前記ウォブル信号と前記クロックとを比較してCAV回
転制御を行うCAV回転制御手段と、 前記ウォブル信号を入力して前記アドレス情報を前記ク
ロックによって再生するアドレス情報再生手段とを備え
ることを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項5】 前記アドレス情報をもとに所定の位置へ
前記光ピックアップを移動するアクセス手段を備え、同
一のアドレス情報を持つランドとグルーブへのそれぞれ
のアクセスにおいて、前記クロックの周波数を同一とす
ることを特徴とする請求項4記載の光ディスク装置。 - 【請求項6】 前記クロックの周波数に比例した周波数
を持つ第2のクロックを出力する第2のクロック発生手
段を備え、 前記第2のクロックに基づいて記録情報を記録および/
または再生する記録および/または再生手段を備えるこ
とを特徴とする請求項4または5記載の光ディスク装
置。 - 【請求項7】 前記クロックと前記ウォブル信号の位相
関係を逆転させる位相変更手段を備え、 前記ランドをトラッキングする場合と前記グルーブをト
ラッキングする場合とで、前記位相関係を逆転させるこ
とを特徴とする請求項1〜6記載の光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7274028A JPH09120636A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7274028A JPH09120636A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 光ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09120636A true JPH09120636A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17535961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7274028A Pending JPH09120636A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 光ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09120636A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6172952B1 (en) | 1997-06-11 | 2001-01-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disk device with abnormal jump detection |
JP2001344882A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Fujitsu Ltd | データ記録装置、データ記録方法及びディスク装置 |
KR100432847B1 (ko) * | 2001-10-29 | 2004-05-24 | 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 | 워블신호 검출장치 및 검출방법 |
KR100743244B1 (ko) * | 2000-05-12 | 2007-07-27 | 소니 가부시끼 가이샤 | 광디스크 및 광디스크장치 |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP7274028A patent/JPH09120636A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6172952B1 (en) | 1997-06-11 | 2001-01-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disk device with abnormal jump detection |
KR100743244B1 (ko) * | 2000-05-12 | 2007-07-27 | 소니 가부시끼 가이샤 | 광디스크 및 광디스크장치 |
JP2001344882A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Fujitsu Ltd | データ記録装置、データ記録方法及びディスク装置 |
KR100432847B1 (ko) * | 2001-10-29 | 2004-05-24 | 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 | 워블신호 검출장치 및 검출방법 |
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