JP4235377B2 - 光ディスクドライブのアドレス情報検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DVD+RW方式の光ディスクに対して、データ記録を行う光ディスクドライブ装置のアドレス情報再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク、光磁気ディスク又は磁気ディスク等の情報記録媒体においては、画像情報等の記録情報の記録時における位置検索等に必要なアドレス情報、同期信号又はウォブリング信号等といった、情報記録媒体の回転制御に用いられる回転制御情報等で構成されるプリ情報が、あらかじめ記録されている。該プリ情報に基づいて記録情報が追記可能な記録媒体として、コンパクトディスク(CD:Compact Disk)と同程度の記録容量を備えた光ディスクであるCD−R(CD−Recordable)が知られている。
【0003】
該CD‐Rでは、製造時のプリフォーマットの段階であらかじめ記録情報を記録する情報トラック(グルーブトラック又はランドトラック)を、記録すべきプリ情報をあらかじめFM(Frequency Modulation)変調した信号に対する周波数で波型にウォブリングさせることによって、プリ情報を記録している。また、従来のCD‐Rに記録情報を記録する際には、ウォブリングされているトラックのウォブリング周波数を検出し、該検出したウォブリング周波数に基づいてCD‐Rを回転制御するための基準クロックを抽出する。更に、該抽出した基準クロックに基づいてCD‐Rを回転させるスピンドルモータの回転制御を行うための駆動信号を生成すると共に、CD‐Rの回転に同期したタイミング情報を含む記録用クロック信号を生成している。
【0004】
また、CD‐Rでは、記録情報の記録時に必要なCD‐R上のアドレスを示す上記アドレス情報については、記録情報の記録時に上記プリ情報を再生し、該再生したプリ情報に基づいて記録すべき位置を検出し、該検出した位置に記録情報を記録している。
【0005】
一方、近年、従来のCD等よりも記録密度を飛躍的に向上させたDVD(Digital Video Disk又はDigital Versatile Disk)のような高密度記録媒体が実用化されている。該DVDに代表される種々の高密度記録媒体の内、追記可能なWO(Write Once)型の記録媒体であるDVD−R(DVD−Recordable)及びDVD+RW(DVD+Rewritable)においては、情報トラック(例えば、グルーブトラック)を上記基準クロックに基づいた周波数でウォブリングさせている。
【0006】
ここで、特に、DVD+RW方式の光ディスクにおいては、ADIP(Address in Pre−groove)と呼ばれるアドレス情報が、記録メディア上に予めプリフォーマットされていることがある。この光ディスクにおいてデータを記録する場合には、このADIPを再生してアドレス情報を把握し、そのアドレス情報を利用して適切なアドレス位置からデータが書き込まれる。ここでのADIPのアドレス情報は、CD−R/RW方式の光ディスクにおけるATIP(Absolute Time In Pre−groove)と呼ばれるアドレス情報と、同様の機能を果たすことになる。
【0007】
しかし、そもそもADIPの変調方式及び物理フォーマットは、ATIPのそれらとは全く異なる。従って、ATIPの変調に係る方式や回路を、そのままADIPの再生処理において利用するというわけにはいかない。
【0008】
特に昨今、DVD+RW方式におけるADIPのアドレス情報を、迅速且つ正確に再生する仕組みの構築が要望されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、DVD+RW方式で採用されているADIPのアドレス情報の、信頼性の高い再生回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するためになされたものである。本発明に係る請求項1に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路は、
アドレス情報及び同期をとるためのビット同期パターン及びセクタの切れ目を示すワード同期パターンを所定の規則にしたがって位相変調した周波数成分でウォブリングしたデータ記録用トラックが形成されている光ディスクにデータの記録及び再生を行う光ディスク装置のアドレス情報再生回路において、
上記データ記録用トラックのウォブリング成分を抽出して位相復調する位相復調回路と、
位相復調結果を並列データに変換するシフトレジスタと、
シフトレジスタで変換した並列データに対して所定の規則に従ってエラーを検出・訂正するエラー検出・訂正回路と、
1ウォブル毎にカウントアップし、位相復調結果からビット同期パターンの検出によって所定の値にプリセットされる第1のカウンタと、
第1のカウンタのキャリーによってカウントアップし、位相復調結果からワード同期パターンの検出によって所定の値にプリセットされる第2のカウンタと、
第1のカウンタのキャリーによってカウント開始し、1ウォブル毎にカウントアップする第3のカウンタとを有し、
上記第2のカウンタが0から1にカウントアップするタイミングでセクタの切れ目を示す同期信号を作成し、
該同期信号によりエラー検出・訂正回路にエラー訂正を開始させ、
前記位相復調回路は、位相変調期間の所定期間を反転したのち、位相変調期間を通して積分し復調する回路であって、
上記第3のカウンタ値をデコードすることで、上記位相復調回路の所定反転期間と全位相変調期間と、位相復調結果を並列データに変換する前記シフトレジスタのシフトタイミング、とを作成する、
ことを特徴とする、光ディスク装置アドレス情報再生回路である。
【0011】
本発明に係る請求項2に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路は、
上記第1のカウンタで数えて所定の時間間隔で連続してビット同期パターンが検出されている第1の状態と、所定の時間間隔で連続してビット同期パターンが検出されていない第2の状態とを区別する手段を有し、
第1の状態では、所定のタイミングでビット同期パターンを検出したときのみ、上記第1のカウンタに所定の値をプリセットすることを特徴とする、
請求項1に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路である。
【0012】
本発明に係る請求項3に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路は、
所定の時間間隔で、第1の回数分、連続してビット同期パターンが検出されたとき上記第1の状態に遷移する手段と、
所定の時間間隔で、第2の回数分、連続してビット同期パターンが検出されないとき上記第1の状態から第2の状態に遷移する手段とを有し、
上記の第1の回数と第2の回数とは、それぞれ所定のレジスタに設定されることを特徴とする、
請求項2に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路である。
【0013】
本発明に係る請求項4に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路は、
上記の第1の回数及び第2の回数が、
データリード動作中における値と、データライト動作中における値とに分けて設定されており、
その分けて設定されている上記の第1の回数及び第2の回数が、夫々の動作中に自動的に利用されることを特徴とする、
請求項3に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路である。
【0014】
本発明に係る請求項5に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路は、
上記の所定のタイミングが、所定のタイミングを中心とした範囲幅として設定され、
その範囲幅がレジスタにより設定されることを特徴とする、
請求項2に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路である。
【0015】
本発明に係る請求項6に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路は、
上記所定のタイミングの範囲幅が、
シーク動作直後における値と、シーク動作後所定の時間経過後における値とで分けて設定されており、その分けて設定されている値が自動的に利用されることを特徴とする、
請求項5に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路である。
【0016】
本発明に係る請求項7に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路は、
上記第2のカウンタで数えて所定の時間間隔で連続してワード同期パターンが検出されている第3の状態と、所定の時間間隔で連続してワード同期パターンが検出されていない第4の状態とを区別する手段を有し、
第3の状態では、所定のタイミングでワード同期パターンを検出したときのみ、上記の第2のカウンタに所定の値をプリセットすることを特徴とする、
請求項2に記載の光ディスク装置のアドレス情報再生回路である。
【0017】
本発明に係る請求項8に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路は、
所定の時間間隔で、第3の回数分、連続してワード同期パターンが検出されたとき上記第3の状態に遷移する手段と、
所定の時間間隔で、第4の回数分、連続してワード同期パターンが検出されないとき上記第3の状態から第4の状態に遷移する手段とを有し、
上記の第3の回数と第4の回数とは、それぞれ所定のレジスタに設定されることを特徴とする、
請求項7に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路である。
【0018】
本発明に係る請求項9に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路は、
ワード同期パターンを検出するための確認パターンを複数有し、
上記第1の状態における検出確認動作にて利用される確認パターンと、上記第2の状態における検出確認動作にて利用される確認パターンとが、異なることを特徴とする、
請求項7に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路である。
【0019】
本発明に係る請求項10に記載の光ディスク記録再生装置は、
請求項1乃至請求項9のうちのいずれか一に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用する、光ディスク記録再生装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下において、添付の図面を参照しつつ本発明に係る好適な実施の形態を説明する。
【0021】
図9は、本発明の好適な実施の形態における情報記録再生装置60の例を示した概略のブロック図である。
【0022】
情報記録再生装置60において、半導体レーザ等の光源61から出射された光は、光学系66におけるカップリングレンズ62、ビームスプリッタ63、1/4波長板64及び対物レンズ65によってDVD+RWディスク67上の記録面67aに集光する。記録面67aでの反射光は、再び光学系66に戻り、ビームスプリッタ63を通過し集光レンズ68で受光素子69上に集光して電気信号に変換される。
【0023】
受光素子69の出力は、通常、I/Vアンプ70で電流から電圧に変換され各種演算が行われるが、電流のまま演算を行う場合もある。通常、受光素子69及びI/Vアンプ70は複数に分割されており、メディア面と光スポット焦点との距離を表すフォーカスエラー信号や、メディア面上にあるトラックと光スポットの位置を示すトラックエラー信号、DVD+RWディスク67の記録面67a上に記録されている情報を検出するRF信号等の演算が行われる。図9では、フォーカスエラー信号とトラックエラー信号は、サーボ回路71において演算され、位置データから機構系72を駆動して光スポットを目標位置に移動する。また、DVD+RWディスク67の記録面67a上の情報は再生回路73においてRF信号に演算され、後段の信号処理(図示せず)へ送られる。なお、74は、光源61を駆動するためのレーザドライバである。
【0024】
本実施の形態で使用する位相変調信号は、再生信号から得られる。該位相変調信号は、受光素子69の分割形状によって検出方法が異なる。最も簡単な検出方法例は、トラックに沿った受光素子分割線左右の差分から得られる、トラックエラー信号の1つであるプッシュプル信号から検出する場合である。よって、以下では、サーボ回路71から出力されたプッシュプル信号を基に復調回路75が動作する、という前提にて説明する。また、この復調回路75は、サーボ回路71を介して入力されるウォブリング信号WBLが復調されて得られたデータを、出力する回路である。
【0025】
図10は、DVD+RWディスク67の構造例を示した図である。DVD+RWディスク67の構造について説明する。
【0026】
図10において、記録媒体であるDVD+RWディスク67は、色素膜5を備えた色素型DVD+RWディスクである。その表面上では、情報トラックとしてのグルーブトラック2と、該グルーブトラック2に再生光又は記録光としてのレーザビーム等の光ビームBを誘導するための隣接トラックをなすランドトラック3とが、形成されている。
【0027】
更に、DVD+RWディスク67は、記録された情報を再生する際に光ビームBを反射するための金蒸着面6と、グルーブトラック2、ランドトラック3及び色素膜5を保護するための保護膜7とを備えている。
【0028】
このような構成において、DVD+RWディスク67にプリ情報及び回転制御情報以外の画像情報等を記録する際には、情報記録再生装置60は、グルーブトラック2のウォブリングを検出することによって、回転制御情報を取得してDVD+RWディスク67を所定の回転速度で回転制御すると共に、プリ情報を取得する。情報記録再生装置60は、該取得したプリ情報に基づいて記録光としての光ビームBの最適出力等を設定すると共に、情報を記録すべきDVD+RWディスク67上の位置に係るアドレス情報等を取得し、該アドレス情報に基づいて上記情報を対応する記録位置に記録する。
【0029】
情報記録再生装置60は、情報記録時には、光ビームBの中心がグルーブトラック2の中心と一致するように光ビームBを照射して、グルーブトラック2上に記録情報に対応する記録情報ビットを形成することにより、記録情報を形成する。このとき、光スポットSPの大きさは、その一部がグルーブトラック2だけではなくランドトラック3にも照射されるように設定される。
【0030】
情報記録再生装置60は、ランドトラック3及びグルーブトラック2に照射した光スポットSPの反射光を用いて、グルーブトラック2からウォブリング信号を検出し、更に回転制御用のクロック信号を取得する。
【0031】
図4は、本発明の好適な実施の形態に係るアドレス情報再生回路10の概略のブロック図である。更に図1は、該アドレス情報再生回路10を構成するPM復調回路12の概略のブロック図である。先に、図1を参照しつつ、位相変調されたウォブリング信号からADIP信号を復調するPM復調回路12について説明する。
【0032】
先ず前提として、DVD+RWディスク67で利用されるADIPのフォーマット、及び変調ルールに関して述べる。図11に示すように、ADIPでは、8ウォブルのADIPユニットと85ウォブルのモノトーン・ウォブルとの合計93ウォブルにより「1 ADIPビット」を表すべく、規格として定められている。
【0033】
図12に示すように、その8ウォブルのADIPユニットにおいては、3つのパターンのADIPビットが存在する。
(1)ADIPワードの切れ目を示す、ADIPワード・シンク、
(2)ADIP=0を示す、ADIPゼロ・ビット、
(3)ADIP=1を示す、ADIPワン・ビット、
である。図13に示されるが、ADIPワードは、これらのADIPビットの合計52ビットにより表わされる。なお、そのうちビット0〜ビット23が、アドレス情報である(図14)。
【0034】
さて、図1において、ADC14はAD(アナログ・デジタル)コンバータ、AC16はAC(Alternating Current;交流)結合演算器である。ここで、位相変調されたウォブリング信号(WBL)は、ADC14によりサンプリングされてデジタル値に変換され、その後、AC16によりオフセット値を取るためにAC結合演算され、符号付きのデジタル値とされる。
【0035】
AC結合演算後の信号(データ)はマルチプレクサ18に入力する。該マルチプレクサ18においては、PMINV信号が1の時は反転器20による反転した値が、0の時はそのままの値が出力される。その出力された信号は乗算器22に入力し、そこで正弦波発生器24からの正弦波データが乗算される。なお、正弦波発生器24は、ROMテーブルから正弦波を発生させるようなものでもよい。また、乗算器22は、バレルシフタを使った簡易なものでもよい。
【0036】
加算器26は、上記乗算器22から出力された信号と第1ラッチ回路28から出力された信号とを加算して更に第1ラッチ回路28に対し出力する。第1ラッチ回路28は、PMSUM信号及びPMEN信号に応じて加算器26からの信号をラッチする。即ち、上記乗算器22から出力されるデータは、PMSUM信号が0の時はPMEN信号が1となるまで積分され続け、一方PMSUM信号が1の時はPMEN信号に関わらず積分され続ける。その結果、積分値が第1ラッチ回路にて形成される。
【0037】
第2ラッチ回路30は、PMEN信号に応じて第1ラッチ回路28からの信号をラッチし、PMOUT値として出力する。
【0038】
図2は、図1のPM復調回路12における幾つかの箇所の信号波形の例を示したものである。図2のように、WBLIN信号が正弦波発生器24の正弦波形と同位相であれば、「乗算結果」は正の値となり、積分結果は単調に増加していく。逆に、WBLIN信号が正弦波形と逆位相であれば、「乗算結果」は負の値となり、積分結果は単調に減少していく。
【0039】
図3は、PMEN信号の例を示す。この例のようにPMEN信号において、1ウォブルに1回(1クロック分)「1」を発生すれば、PMOUT値は1ウォブル間のWBLIN信号の位相に応じて正負の値を出力する。つまり、PMOUT値の符号ビットが、PM復調結果となる。
【0040】
なお、図には示していないが、PMEN信号での「1」の発生タイミングは、正弦波発生器24での正弦波位相を90度ずらして余弦波にして乗算したとき、積分値がちょうど「0」となるようなタイミングにすればよい。
【0041】
続いて、PM復調結果からADIPのフォーマットに従ってADIP情報を再生する、本実施の形態のアドレス情報再生回路10に関して説明する。
【0042】
図4は、本発明の好適な実施の形態に係るアドレス情報再生回路10の概略のブロック図である。図5及び図6は、図4の情報再生回路10における幾つかの箇所の信号波形の相互関連例を示したものである。
【0043】
なお、図4中のエラー訂正回路42は、特開2001−176069号等に説明されているものを利用すればよい。
【0044】
WBLカウンタ50は1ウォブル毎にカウントアップする、93進のカウンタである。Tカウンタ52は、上記WBLカウンタ50におけるキャリー(CY)発生によりカウントをスタートし、1ウォブル毎にカウントアップし、9にてカウントストップするようなカウンタである。なお、以下の説明においてもTカウンタ52を10進カウンタとしているが、10以上カウントできればよく、特に10進カウンタでなくてもよい。
【0045】
ワードカウンタ46は、WBLカウンタ50のキャリー(CY)発生により、カウントアップする52進のカウンタである。
【0046】
PMOUTは、上記のPMOUT値の符号ビットである。このPMOUTは、52ビットのシフトレジスタ40に入力される。そして、図5のビットサンプル信号によりシフトアップされる。なお図5において、ビットサンプル信号は、Tカウンタ52の8サイクル目において発生するように設計されている。
【0047】
上記のシフトレジスタ40からのパラレル出力は、ADIPWORDとなる。
【0048】
また、上記のPMOUTは、ワード同期パターン検出器44及びビット同期パターン検出器48にも入力される。
【0049】
ところで、上記の図12に示されているが、ウォブリング信号WBLの8ウォブルのADIPユニットにおいては、3つのパターンのADIPビットが存在する。3つのパターンにおいて、ワードシンク(同期)パターンであるかビットシンク(同期)パターンであるかは、ウォブル0〜3の4サイクルにて示される。ADIPデータビットパターンのうち「ADIP=0」であるか「ADIP=1」であるかは、ウォブル4〜7の4サイクルにて示される。ADIPデータビットパターンにおいて「0011」が「ADIP=0」となるパターンであり、「1100」が「ADIP=1」となるパターンである。ここで、制御回路54は、ADIPデータビットパターン部分の後半2ウォブル間、すなわちTカウンタ52におけるウォブル6及びウォブル7の間、マルチプレクサ18が反転器20により反転された信号を乗算器22に出力するように、制御信号PMINVを形成する。PMOUTにおいて、ADIPゼロ・ビットとADIPワン・ビットとの差をより明瞭にするためである。
【0050】
ビット同期パターン検出器48は、図5に示すように先行する0も含めて、
・“00001000”
とのパターン一致を検出する。ビット同期パターンとして先行する0も含めてパターン一致を検出する理由は、ノイズ等により誤って1に化けた場合にビット同期パターンであると誤認される確率を減らすためである。なお、WBLカウンタ50は、ビット同期パターン検出器48の出力により、特定の値にプリセットされる。図5では「05」にセットされている。
【0051】
ワード同期パターン検出器48は、図6に示すように先行する0も含めて、
・“00001111”
とのパターン一致を検出する。ワード同期パターンとして先行する0も含めてパターン一致を検出するのは、PMOUTにおける「ADIP=1」との区別を明確にするためである。即ち、ADIPデータビットパターン期間、即ちTカウンタ52のサイクル4〜7期間のデータ“0011”及び“1100”において、サイクル6〜7を反転させて“0000”及び“1111”を作成し更に積分しているため、特に「ADIP=1」に係るPMOUTにおいては“10001111”が出現し(図5;ADIP参照)、先行する0も含めなければ、判別が不可能になるからである。
【0052】
ワードカウンタ46は、ワード同期パターン検出器44の出力により、「0」にプリセットされる。ワードカウンタ46の内容を基準にして、セクタ(ワード)の切れ目を示す同期信号(セクタシンク)が作成される(図6参照)。
【0053】
PM復調回路12で使用するPMSUM信号、及びPMINV信号は、Tカウンタ52により図5に示すように、即ちPMSUM信号ではサイクル4〜7において「1」となり、PMINV信号ではサイクル6〜7において「1」となるように、設定されている。また、シフトレジスタ40へのビットサンプル信号も、Tカウンタ52により図5に示すように、即ちサイクル8において「1」となるように、設定されている。
【0054】
図4の制御回路54中のステートマシンでは、図7及び図8に示すフローチャートのような制御が実施される。先ず、図7はビット同期をとるための制御に係るフローチャートである。
【0055】
まずステートマシンはSERCH状態(ステップS02)、即ちビット同期パターンを隈なく探す状態に入っており(ステップS04)、BSYNC(ビット同期パターン)が検出されるまで上記状態が継続される。BSYNCが発生すると、ステップS06において、BC(つまり、WBLカウンタ50)を「05」にプリセットする。同時に、ワークカウンタであるNカウンタも、ゼロクリアする(ステップS06)。
【0056】
次に、BC=4になるまで待ち(ステップS08、S10)、そしてBC=4の位置において(ステップS10)BSYNCが発生していれば(ステップS12)、Nカウンタを1だけカウントアップする(ステップS14)。
【0057】
ここで、Nカウンタの値が、予め設定した「N1」に達していれば(ステップS16)、相当に安定したビット同期が繰り返し得られていると考えられる。そこで、一旦そのNカウンタがゼロクリアされ(ステップS18)、PROTECT状態に遷移する(ステップS20)。一方、ステップS12にてBSYNCが発生しなければ、再びSERCH状態(ステップS02)に戻る。
【0058】
一旦、上記のPROTECT状態になれば、BC=4の前後の範囲(ステップS22、ステップS30、ステップS36)で、BSYNCが発生するかをチェックする(ステップS24、ステップS32、ステップS38)。そのように前後の範囲までを考慮に入れるのは、一旦PROTECT状態になった後は1ウォブルまでの同期のずれにつき、自動的にずれと判断して同期を取り直すためである。それら範囲にてBSYNCが発生していれば、BC(つまり、WBLカウンタ50)を「05」にプリセットする。続いて、BC=4の前後の範囲で、BSYNCが発生するかのチェックを繰り返す。
【0059】
なお、図7では、「BC=4の前後の範囲」として、
BC=3、4、5
つまり、BC=4±1の範囲としている。この範囲幅は、所定のレジスタへのデータ設定などにより変更し得るようにしてもよい。更に、一般にシーク直後のように回転が安定していない状態では、範囲幅がやや広く設定されているのがよい。回転が安定してくれば、範囲幅が狭く設定されているのがよい。ノイズ等の影響で誤同期することが防がれるからである。
【0060】
BC=4の前後の範囲(ステップS22、ステップS30、ステップS36)で、BSYNCが発生しなければ、Nカウンタを1だけカウントアップする(ステップS40)。Nカウンタが予め設定した「N2」に達していれば(ステップS42)SERCH状態にもどる。「N2」に達していなければ、図7のとおりPROTECT状態にて再度BC=4の前後の範囲でBSYNCが発生するかをチェックする(ステップS20〜)。
【0061】
続いて、図8はワード同期をとるための制御に係るフローチャートである。動作は図7とほぼ同様である。
【0062】
まずステートマシンはSERCH状態(ステップS52)、即ちワード同期パターンを隈なく探す状態に入っており(ステップS54)、WSYNC(ワード同期パターン)が検出されるまで上記状態が継続される。WSYNCが発生すると、ステップS56において、WC(つまり、ワードカウンタ46)を「0」にプリセットする。同時に、ワークカウンタであるMカウンタも、ゼロクリアする(ステップS56)。
【0063】
次に、WC=0且つBC=4になるまで待ち(ステップS58、S60)、そしてWC=0且つBC=4の状態において(ステップS60)WSYNCが発生していれば(ステップS62)、Mカウンタを1だけカウントアップする(ステップS64)。
【0064】
ここで、Mカウンタの値が、予め設定した「M1」に達していれば(ステップS66)、相当に安定したワード同期が繰り返し得られていると考えられる。そこで、一旦そのMカウンタがゼロクリアされ(ステップS68)、PROTECT状態に遷移する(ステップS70)。一方、ステップS52にてWSYNCが発生しなければ、再びSERCH状態(ステップS52)に戻る。
【0065】
一旦、上記のPROTECT状態になれば、WC=0且つBC=4の状態(ステップS72)で、WBSYNCが発生するかをチェックする(ステップS74)。
【0066】
図8のフローチャートでは、SERCH状態の「WSYNC」(ワード同期パターン)と、PROTECT状態の「WBSYNC」とを、区別して表現しているが、同じであってもよい。つまり、どちらもワード同期パターンなのであるが、WBSYNCは、図7におけるビット同期パターンのPROTECT状態の時に対するWSYNCという意味を表している。
【0067】
さて、ステップS74にて、WBSYNCが発生していれば、WC(つまり、ワードカウンタ46)を「0」にプリセットする。WBSYNCが発生しなければ、Mカウンタを1だけカウントアップする(ステップS90)。Mカウンタが予め設定した「M2」に達していれば(ステップS92)SERCH状態にもどる。「M2」に達していなければ、図8のとおりPROTECT状態にて、WC=0且つBC=4の状態(ステップS72)で、WBSYNCが発生するかをチェックする(ステップS70〜)。
【0068】
上記においてはワード同期パターンを“00001111”としたが、ビット同期がとれている状況においては、ワード同期パターンを単に“1111”とすることができる。というのは、上述のワード同期パターンの中の“1111”の位置と「ADIP=1」を表す“10001111”の中の“1111”の位置とは、そもそも4ウォブル分(即ち、ウォブル0〜3とウォブル4〜7との差異分)離れているのであるから、ビット同期が取れていることが確証されている状況においては、これらが混同される事態は想定され得ない、ということである。更に、ワード同期パターンを単に“1111”とすることにより、既述のワード同期パターン“00001111”であればノイズ等が原因でワード同期パターンの検出が不成功に終ってしまうケースの一部を拾い上げるべく検出することができるため、寧ろワード同期パターンを“1111”とすることの方が好ましいとも言える。
【0069】
【発明の効果】
本発明に係る請求項1に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用することにより、次のような効果を奏することができる。ADIPのビット同期は、ビット同期パターンの検出とWBLカウンタで、ADIPのワード同期は、ワード同期パターンの検出とワードカウンタで、それぞれ独立して同期をとるため、旧来のビット同期が確立してからワード同期をとるというような機構を利用するよりも、アドレス情報を得るまでの時間をより短縮できる。加えて、それぞれ独立して制御できるため、比較的簡単な構成であるにもかかわらず、きめこまかい制御が可能であり、よって高信頼の同期化回路を実現できる。
【0070】
本発明に係る請求項2に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用することにより、次のような効果を奏することができる。所定の時間間隔(93ウォブル)で連続してビット同期パターンを検出した後は、所定のタイミング(例えば3〜5ウォブル目)のみを窓とする窓検出を行なえるので、ノイズ等でビット同期パターンを誤検出して誤同期する確率を低減できる。
【0071】
本発明に係る請求項3に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用することにより、次のような効果を奏することができる。第1の状態(ビット同期PROTECT)と第2の状態(ビット同期SERCH)間の遷移条件をCPUなどの設定で変更できるので、きめこまかい制御が可能で、状況に応じて最適のアドレス情報再生回路を実現できる。
【0072】
本発明に係る請求項4に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用することにより、次のような効果を奏することができる。一般にリード動作では、データリードがスタートするまでのアクセスタイムが高速であることが要求される。ライト動作では、ライトしたデータが間違いなく要求されたアドレスへライトされることの方が重要である。本発明のアドレス情報再生回路は、第1の状態(ビット同期PROTECT)と第2の状態(ビット同期SERCH)間の遷移において、例えば、リード動作中では自動的に速くPROTECT状態になるように、ライト動作では安全のためやや時間を掛けて(即ち検出回数を増やして)PROTECT状態になるように、調整することができる。よって使いやすくて高信頼のアドレス情報再生回路を実現できる。
【0073】
本発明に係る請求項5に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用することにより、次のような効果を奏することができる。本発明のアドレス情報再生回路は、第1の状態(ビット同期PROTECT)になった後、窓検出の窓幅をCPUなどの設定で変更できるので、きめこまかい制御が可能で、状況に応じて最適のアドレス情報再生回路を実現できる。
【0074】
本発明に係る請求項6に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用することにより、次のような効果を奏することができる。CLVで制御されるドライブ装置(DVD+RWにはCLVとCAVの二つの方式がある)では、一般にシーク直後は回転が安定しておらず、従って、ノイズ等の影響で同期パターンが化けて誤同期を起こす可能性よりも、回転変動で同期が取れなくなる可能性の方が高い。本発明のアドレス情報再生回路は、シーク直後は、例えば、窓検出の窓幅を広くすることができ、よって、同期が取れなくなることが防がれ、更に一定時間後は、通常の窓幅に自動的に戻すことができるので、使いやすく高信頼のアドレス情報再生回路を実現できる。
【0075】
本発明に係る請求項7に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用することにより、次のような効果を奏することができる。本発明のアドレス情報再生回路は、所定の時間間隔(52ビットかつ93ウォブル)で連続してワード同期パターンを検出した後は、所定のタイミング(例えば、0ビット目かつ4ウォブル目)のみを窓とする窓検出をできるので、ノイズ等でワード同期パターンを誤検出して誤同期する確率を低減できる。なお、ワード同期検出は、ビット同期により同期ずれは取り除かれるので、ビット同期のように窓幅を広げる必要はない。
【0076】
本発明に係る請求項8に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用することにより、次のような効果を奏することができる。本発明のアドレス情報再生回路は、第3の状態(ワード同期PROTECT)と第4の状態(ワード同期SERCH)間の遷移条件をCPUなどの設定で変更できるので、きめこまかい制御が可能で、状況に応じて最適のアドレス情報再生回路を実現できる。
【0077】
本発明に係る請求項9に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用することにより、次のような効果を奏することができる。ワード同期パターンを常に“00001111”で検出していると、ノイズ等が多い場合にワード同期パターンを検出できにくく、SERCH状態に戻ってしまう頻度が増える可能性がある。SERCH状態では窓検出を行なわないため、ワード同期パターンを誤検出する可能性を減少させるのは無理である。本発明のアドレス情報再生回路にて、ビット同期状態がPROTECTである場合、前述したように“1111”をワード同期パターンとすれば、誤検出の可能性を低減できる。
【0078】
本発明に係る請求項9に記載の光ディスク記録再生装置を利用することにより、DVD+RW方式におけるADIPのアドレス情報を迅速且つ正確に再生し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施の形態に係るアドレス情報再生回路を構成するPM復調回路の概略のブロック図である。
【図2】 図1のPM復調回路における幾つかの箇所の信号波形の例を示す。
【図3】 図1のPM復調回路におけるPMEN信号の例を示す。
【図4】 本発明の好適な実施の形態に係るアドレス情報再生回路の概略のブロック図である。
【図5】 図4の情報再生回路における幾つかの箇所の信号波形の相互関連例(1)を示す。
【図6】 図4の情報再生回路における幾つかの箇所の信号波形の相互関連例(2)を示す。
【図7】 図4の制御回路中のステートマシンで実施される、ビット同期をとるための制御に係るフローチャートである。
【図8】 図4の制御回路中のステートマシンで実施される、ワード同期をとるための制御に係るフローチャートである。
【図9】 本発明の好適な実施の形態における情報記録再生装置の例を示した概略のブロック図である。
【図10】 DVD+RWディスクの構造例の部分拡大斜視図である。
【図11】 1ADIPビットとウォブルの関係を示す。
【図12】 ADIPの変調のルールを示す。
【図13】 ADIPワードの構成(1)を示す。
【図14】 ADIPワードの構成(2)を示す。
【符号の説明】
2・・・グルーブトラック、10・・・アドレス情報再生回路、12・・・PM復調回路、14・・・ADコンバータ、16・・・AC結合演算器、18・・・マルチプレクサ、20・・・反転器、22・・・乗算器、24・・・正弦波発生器、26・・・加算器、28・・・第1ラッチ回路、30・・・第2ラッチ回路、40・・・シフトレジスタ、42・・・エラー訂正回路、44・・・ワード同期パターン検出器、46・・・ワードカウンタ、48・・・ビット同期パターン検出器、50・・・WBLカウンタ、52・・・Tカウンタ、54・・・制御回路、60・・・情報記録再生装置、67・・・DVD+RWディスク

Claims (10)

  1. アドレス情報及び同期をとるためのビット同期パターン及びセクタの切れ目を示すワード同期パターンを所定の規則にしたがって位相変調した周波数成分でウォブリングしたデータ記録用トラックが形成されている光ディスクにデータの記録及び再生を行う光ディスク装置のアドレス情報再生回路において、
    上記データ記録用トラックのウォブリング成分を抽出して位相復調する位相復調回路と、
    位相復調結果を並列データに変換するシフトレジスタと、
    シフトレジスタで変換した並列データに対して所定の規則に従ってエラーを検出・訂正するエラー検出・訂正回路と、
    1ウォブル毎にカウントアップし、位相復調結果からビット同期パターンの検出によって所定の値にプリセットされる第1のカウンタと、
    第1のカウンタのキャリーによってカウントアップし、位相復調結果からワード同期パターンの検出によって所定の値にプリセットされる第2のカウンタと、
    第1のカウンタのキャリーによってカウント開始し、1ウォブル毎にカウントアップする第3のカウンタとを有し、
    上記第2のカウンタが0から1にカウントアップするタイミングでセクタの切れ目を示す同期信号を作成し、
    該同期信号によりエラー検出・訂正回路にエラー訂正を開始させ、
    上記位相復調回路は、位相変調期間の所定期間を反転したのち、位相変調期間を通して積分し復調する回路であって、
    上記第3のカウンタ値をデコードすることで、上記位相復調回路の所定反転期間と全位相変調期間と、位相復調結果を並列データに変換する前記シフトレジスタのシフトタイミング、とを作成する、
    ことを特徴とする、光ディスク装置アドレス情報再生回路。
  2. 上記第1のカウンタで数えて所定の時間間隔で連続してビット同期パターンが検出されている第1の状態と、所定の時間間隔で連続してビット同期パターンが検出されていない第2の状態とを区別する手段を有し、
    第1の状態では、所定のタイミングでビット同期パターンを検出したときのみ、上記第1のカウンタに所定の値をプリセットすることを特徴とする、
    請求項1に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路。
  3. 所定の時間間隔で、第1の回数分、連続してビット同期パターンが検出されたとき上記第1の状態に遷移する手段と、
    所定の時間間隔で、第2の回数分、連続してビット同期パターンが検出されないとき上記第1の状態から第2の状態に遷移する手段とを有し、
    上記の第1の回数と第2の回数とは、それぞれ所定のレジスタに設定されることを特徴とする、
    請求項2に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路。
  4. 上記の第1の回数及び第2の回数が、
    データリード動作中における値と、データライト動作中における値とに分けて設定されており、
    その分けて設定されている上記の第1の回数及び第2の回数が、夫々の動作中に自動的に利用されることを特徴とする、
    請求項3に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路。
  5. 上記の所定のタイミングが、所定のタイミングを中心とした範囲幅として設定され、
    その範囲幅がレジスタにより設定されることを特徴とする、
    請求項2に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路。
  6. 上記所定のタイミングの範囲幅が、
    シーク動作直後における値と、シーク動作後所定の時間経過後における値とで分けて設定されており、その分けて設定されている値が自動的に利用されることを特徴とする、
    請求項5に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路。
  7. 上記第2のカウンタで数えて所定の時間間隔で連続してワード同期パターンが検出されている第3の状態と、所定の時間間隔で連続してワード同期パターンが検出されていない第4の状態とを区別する手段を有し、
    第3の状態では、所定のタイミングでワード同期パターンを検出したときのみ、上記の第2のカウンタに所定の値をプリセットすることを特徴とする、
    請求項2に記載の光ディスク装置のアドレス情報再生回路。
  8. 所定の時間間隔で、第3の回数分、連続してワード同期パターンが検出されたとき上記第3の状態に遷移する手段と、
    所定の時間間隔で、第4の回数分、連続してワード同期パターンが検出されないとき上記第3の状態から第4の状態に遷移する手段とを有し、
    上記の第3の回数と第4の回数とは、それぞれ所定のレジスタに設定されることを特徴とする、
    請求項7に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路。
  9. ワード同期パターンを検出するための確認パターンを複数有し、
    上記第1の状態における検出確認動作にて利用される確認パターンと、上記第2の状態における検出確認動作にて利用される確認パターンとが、異なることを特徴とする、
    請求項7に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路。
  10. 請求項1乃至請求項9のうちのいずれか一に記載の光ディスク装置アドレス情報再生回路を利用する、光ディスク記録再生装置。
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