JP2006031890A - クロック生成回路および光ディスク装置 - Google Patents

クロック生成回路および光ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006031890A
JP2006031890A JP2004212577A JP2004212577A JP2006031890A JP 2006031890 A JP2006031890 A JP 2006031890A JP 2004212577 A JP2004212577 A JP 2004212577A JP 2004212577 A JP2004212577 A JP 2004212577A JP 2006031890 A JP2006031890 A JP 2006031890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
wobble
phase
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004212577A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4100377B2 (ja
Inventor
Kimimasa Senba
公正 仙波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004212577A priority Critical patent/JP4100377B2/ja
Priority to US11/179,962 priority patent/US20060018229A1/en
Priority to TW094123752A priority patent/TW200617895A/zh
Priority to KR1020050065690A priority patent/KR101146038B1/ko
Publication of JP2006031890A publication Critical patent/JP2006031890A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4100377B2 publication Critical patent/JP4100377B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10222Improvement or modification of read or write signals clock-related aspects, e.g. phase or frequency adjustment or bit synchronisation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10305Improvement or modification of read or write signals signal quality assessment
    • G11B20/10398Improvement or modification of read or write signals signal quality assessment jitter, timing deviations or phase and frequency errors
    • G11B20/10425Improvement or modification of read or write signals signal quality assessment jitter, timing deviations or phase and frequency errors by counting out-of-lock events of a PLL
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】的確に位相窓の位置を設定でき、正常な位相比較を実現でき、しかもディフェクト等による位相比較結果に対しても的確にマスクをかけることが可能なクロック生成回路および光ディスク装置を提供する。
【解決手段】ウォブルPLL回路22に、位相比較器222の出力の隣接サイクル間の変動または1サイクル間隔の変動を計測し、その値が設定しきい値NOIDETLVLを越えた場合には、変調領域あるいはディフェクトとみなしてVCOへの位相比較器出力のフィードバックをマスクする変調およびディフェクト検出器223を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定周期を有する基本のキャリア信号に、決められた長さの別の波形を埋め込んだ信号からクロックを生成するクロック生成回路に係り、より具体的には、たとえばトラックを適当な波長で蛇行(ウォブリング)させたディスク記録媒体の情報からクロックを生成するクロック生成回路および光ディスク装置に関するものである。
たとえば書き込み型光ディスクには、トラックを適当な波長で蛇行させ、その再生信号からライトクロック(Write Clock)を作り出すなどの処理を行うものがある。トラックを適当な波長で蛇行させることを、いわゆるウォブリング(Wobbling)といい、その再生信号を変調したものがウォブル(Wobble)信号と言われるものである。
また、それらのなかには、ウォブル信号の一部を別の波形で置き換え、アドレスなどの情報を埋め込むタイプのものがある。
具体的には、ディスクにデータを記録するには、データトラックを形成するための案内を行う手段が必要になる。
このために、図11に示すように、プリグルーブとしてあらかじめ溝(グルーブ)を形成し、そのグルーブもしくはランド(グルーブとグルーブに挟まれる断面台地状の部位)をデータトラックとすることが行われている。
また、データトラック上の所定の位置にデータを記録することができるようにアドレス情報を記録する必要もあるが、このアドレス情報は、グルーブをウォブリング(蛇行)させることで記録される場合がある。
すなわち、データを記録するトラックが、たとえばプリグルーブとしてあらかじめ形成されるが、このプリグルーブの側壁をアドレス情報に対応してウォブリングさせる。
このようにすると、記録時や再生時に、反射光情報として得られるウォブリング情報からアドレスを読み取ることができ、たとえばアドレスを示すピットデータ等をあらかじめトラック上に形成しておかなくても、所望の位置にデータを記録再生することができる。 このように、ウォブリンググルーブとしてアドレス情報を付加することで、たとえばトラック上に離散的にアドレスエリアを設けて、ピットデータとしてアドレスを記録することが不要となり、そのアドレスエリアが不要となる分、実データの記録容量を増大させることができる。
これらの光ディスクにおいて、変調されたウォブル信号から、情報を取り出す装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された装置において、情報再生時には、レーザダイオードから出射され、ディスクで反射された光がフォトディテクタで受信される。
フォトディテクタPDは、たとえば、図12に示すように、A,B,C,Dの領域に4分割されており、これらの分割されたフォトディテクタPD−A,PD−B,PD−C,PD−Dによる各信号がRF信号、トラッキングエラー(TE:Tracking Error)信号、フォーカスエラー(FE:Focus Error)信号などの信号に変換される。
RF信号は、イコライザ(Equalizer)、PLL(Phase Locked Loop)回路、アナログ・デジタルコンバータ(Analog・Digital Converter:ADC)、ビタビデコーダなどからなるリードチャネルを経て2値化される。
そして、復調器(Demodulator)、デコーダ(Decoder)によりディスクに記録された情報が再生される。
一方、エンコーダ(Encoder)、変調器(Modulator)によって、外部からの信号が変調され、所定の書き込み系回路を介して、レーザドライバでレーザを駆動することによってディスク面に所望のデータが記録される。
このような装置で対象とする光ディスク記録媒体では、上述したように、ディスク面にいわゆるランドとグルーブがあり、この形状を蛇行(Wobble)させることにより、タイミング信号を得る。
具体的には、たとえば4分割されたフォトディテクタのトラック方向で分割される2つずつの信号の和の差(TE信号と同じ)をとることによりこの蛇行に比例する信号を得ることができる。
この信号は、書き込み時のクロック、スピンドルサーボのためのFG情報に使われる。
このウォブル信号は、タイミング信号を取り出すことを主目的とするため、通常単一周波数の信号が書かれているが、PLLの動作を阻害しない範囲で一部分に変調を加えることができる。
このように変調されたウォブル信号は、ADIP(Address In Pregroove)と呼ばれる。
一般的なADIP構造としては、たとえばDVD(Digital Versatile Disc)の相変化記録方式の書換型ディスクであるDVD−RWでは、図13に示すように、93波(93ウォブル)に8波(8ウォブル)が使われ、波形の組み合わせでシンク(Sync)、データ0、データ1が識別される。
また、Blur−rayの場合、56波の中に、MSK(Minimum Shift Keying)マークが埋め込まれ、そのMSKマークの位置によってシンクパターン、データ0(Data0)、データ1(Data1)が決められている。
そして、ウォブルデコーダでデコードされた結果は、次段の同期ブロックでユニットごとの同期、さらにワード単位での同期が確立されて、最終的なアドレスなどの情報となる。
ところで、上述したようにらウォブル信号からタイミング信号を取り出すためのウォブル同期用のPLL回路は、位相の同期の際の位相比較を行う場合、位相比較を行う範囲を極力大きくとれるように、いわゆる検出窓を生成する必要がある。
また、ウォブルに対して位相変調が施されている場合、その変調箇所においてウォブル信号の振幅や周期の乱れにより正常な信号を検出することができない可能性がある。
また、ウォブルが乱れている期間に位相同期をさせようとすると、ロックがはずれたり所望する周波数と異なるクロック信号を生成する可能性がある。
そこで、検出窓の生成とウォブル信号の検出のために位相比較結果や搬送波(キャリア信号)にマスク処理を施すように構成した装置が提案されている(たとえば特許文献2参照)。
特許文献2に記載された技術は、ウォブル信号のエッジを検出し、このエッジ信号にもとづいて、位相検出窓幅を調整することにより、正常でないと思われる位相差信号をマスクする、というものである。
特開2002−342941号公報 特開2001−319428号公報
しかしながら、このようなエッジ比較型PLL回路においては、ウォブルのエッジを基準にして位相検出窓を生成しても、ウォブル自体が位相変調や周波数変調されている場合、検出窓の位置がずれてしまうため、正常な位相比較はできない。
また、アドレス記録のため変調部の位置は、一旦ウォブルPLLの位相ロックがかかりアドレスのデコードが可能になれば推定可能であるため、この情報に基づいて変調位置の位相比較結果にマスクをかけることも行われている。
しかし、この方法では、隣接トラックからの変調部のクロストークや突発的に発生するディフェクト等による位相比較結果のマスクを行うことはできない。
ディフェクトに関しては、ディフェクト検出回路により検出を行い、ウォブルPLLをホールドする機能が用いられるが、この場合にも検出遅れが存在するため、ディフェクト初期の位相比較結果をマスクすることは難しい。
本発明の目的は、的確に位相窓の位置を設定でき、正常な位相比較を実現でき、しかもディフェクト等による位相比較結果に対しても的確にマスクをかけることが可能な情報検出回路およびディスク装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点は、所定周期を有する基本のキャリア信号に、決められた長さの別の波形を埋め込んだ信号から、上記キャリア信号の周波数に同期をとるためのクロックを生成するクロック生成生回路であって、上記各波形を上記生成されたクロックの定められた位相で入力をサンプリングするサンプリング回路と、位相同期回路と、を有し、上記位相同期回路は、位相比較結果に応じた周波数で発振するクロックを生成し、上記サンプリング回路に出力する発振回路と、上記サンプリング回路の出力信号と、上記発振回路の発振クロックとの位相比較を行い、上記位相比較結果を出力する位相比較器と、上記位相比較器の出力の変動を検出し、設定しきい値を越える変動が発生した場合には、上記発振回路への位相比較結果のフィードバックを特定の期間マスクする検出器とを含む。
本発明の第2の観点は、ウォブルを有し、ウォブルの一部を変調することにより所定の情報を埋め込むタイプの光ディスク装置であって、上記光ディスクに光を照射し、その反射光に応じた再生信号に基づいてウォブルデータを生成するウォブルデータ生成回路と、位相同期回路を有し、上記ウォブルデータ生成回路により生成されたウォブルデータに基づいてウォブルクロックを生成するウォブルクロック生成回路と、を有し、上記ウォブルデータ生成回路は、上記ウォブルデータ生成回路により生成されたウォブルデータに含まれる各波形を再生されたウォブルクロックの定められた位相で入力をサンプルするサンプリング回路、を含み、上記位相同期回路は、位相比較結果に応じた周波数で発振するクロックを生成し、上記サンプリング回路に出力する発振回路と、上記サンプリング回路の出力信号と、上記発振回路の発振クロックとの位相比較を行い、上記位相比較結果を出力する位相比較器と、上記位相比較器の出力の変動を検出し、設定しきい値を越える変動が発生した場合には、上記発振回路への位相比較結果のフィードバックを特定の期間マスクする検出器とを含む。
好適には、上記検出器は、上記位相比較器の出力の隣接サイクル間の変動または1サイクル間隔の変動を計測し、計測値が上記設定しきい値を越えた場合には、上記発振回路への位相比較器出力のフィードバックをマスクする。
好適には、上記検出器は、設定信号に応じて、上記マスクすべき検出結果が得られた場合であっても、マスクをかけずに上記位相比較器の位相比較結果の上記発振回路へのフィードバックを行う。
好適には、上記ウォブルの一部はMSK変調され、上記検出器のマスク期間は、4ウォブルサイクル長に設定されている。
好適には、上記設定しきい値は、任意の値に変更可能である。
本発明によれば、たとえば光ディスク装置のウォブル用位相同期回路(PLL)において、位相比較器出力の変動を検出する検出器をもち、設定しきい値を越える変動が発生した場合には、発振回路(VCO)への位相比較結果のフィードバックを特定の期間マスクする。
これにより、ウォブル信号に対するクロック位相の変動を防止される。
本発明によれば、位相比較出力の変動を計測することにより、PLLの位相引き込み時、位相ロック時によらず、異常状態を検出し、フィードバックにマスクをかけることができるため、引き込み時にはスムーズな引き込みを実現でき、ロック時にはクロック位相の変動を防止することができる。
また、トラッキングやフォーカスの状態により隣接トラックからの変調信号のクロストークがあった場合にも、位相比較出力の異常を検出し、マスクすることができる。
さらに、デフォーカス等によるウォブル信号の乱れに対して、ディフェクト検出回路の検出遅れがあった場合でも、位相比較出力のマスクを迅速に行い、ウォブル信号に対するクロック位相の変動を防止することができる。
以下、添付図面に関連付けて本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る情報検出装置を採用した光ディスク装置の一実施形態を示すシステム構成図である。
本光ディスク装置10は、ディスク11、スピンドルモータおよびドライバ12、光ピックアップ13、スレッドドライバ14、2軸ドライバ15、マトリクス回路16、サーボ回路17、スピンドルサーボ回路18、レーザドライバおよび自動パワー制御回路19、リードチャネル回路20、アドレス復調器(DEMOD)21、ウォブルPLL回路22、クロック生成回路23、エンコード/デコード回路24、バッファコントローラ25、バッファメモリ26、システムコントローラ27、インタフェース回路(I/F)28、変調回路(MOD)29、およびライトストラテジー回路(WS)30を有している。
ディスク11は、図示しないターンテーブルに積載され、記録/再生動作時においてスピンドルモータ12によって一定線速度(CLV)で回転駆動される。
そして、光ピックアップ13によってディスク11上のトラックに記録されたピットデータやトラックのウォブリングとして埋め込まれたADIP情報の読み出しが行われる。グルーブとして形成されているトラック上にデータとして記録されるピットはいわゆる相変化ピットであり、またディスク内周側のエンポスビットエリアにおいてはエンポスビットのこととなる。
ウォブリングの方式としては、たとえば図2に示すように、データクロックDCKの1/69の周波数のウォブル信号の一部に別のタイプの波形(1.5倍の周波数、1.5周期)が埋め込まれて構成される。
具体的には、図2中に連続するタイプ<1>で示す基準波形の中に、図中タイプ<2>、<4>の波形、すなわち、基準波形の1.5倍の周波数を持つMSKマーク((Minimum Shift Keying mark)がこの順序で埋め込まれている。そして、タイプ<3>の波形は基準波形<1>を位相反転したタイプである。
光ピックアップ13内には、レーザ光源となるレーザダイオード(LD)131や、ディスク11からの反射光を検出するためのフォトディテクタ(PD)132、レーザ光の出力端となる対物レンズ133、レーザ光を対物レンズ133を介してディスク記録面に照射し、またその反射光をフォトディテクタ132に導く図示しない光学系が形成される。
また、レーザダイオード131からの出力光の一部が受光されるモニタ用ディテクタも設けられる。レーザダイオード131は、たとえば波長4050mのいわゆる青色レーザを出力する。また光学系によるNAは0.85である。
対物レンズ133は、2軸ドライバ15によってトラッキング方向およびフォーカス方向に移動可能に保持されている。また、光ピックアップ13全体はスレッドドライバ14によりディスク半径方向に移動可能に構成されている。また、光ピックアップ13におけるレーザダイオード131はレーザドライバ19からのドライブ信号(ドライブ電流)によってレーザ発光駆動される。
ディスク11からの反射光情報は、フォトディテクタ132によって検出され、受光光量に応じた電気信号に変換されて、ウォブルデータ生成回路としてのマトリクス回路16に供給される。
また、サーボ回路14は、トラッキングエラー信号TEの低域成分として得られるスレッドエラー信号や、システムコントローラ30からのアクセス実行制御などに基づいてスレッドドライブ信号SDを生成し、スレッドドライバ14に供給する。
スレッドドライバ14は、スレッドドライブ信号SDに応じてスレッド機構を駆動する。スレッド機構には、図示しないが、光ピックアップ13を保持するメインシャフト、スレッドモータ、伝達ギア等による機構を有し、スレッドドライバ14がスレッドドライブ信号に応じてスレッドモータを駆動することで、光ピックアップ13の所要のスライド移動が行われる。
マトリクス回路16には、フォトディテクタ132としての複数(たとえば4)の受光素子からの出力電流に対応して電流電圧変換回路、マトリクス演算/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理により必要な信号を生成する。
マトリクス回路16は、たとえば再生データに相当する高周波信号(再生データ信号)RF、サーボ制御のためのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEなどを生成する。さらに、グルーブのウォブリングに係る信号、すなわちウォブリングを検出する信号としてウォブルデータWBDを生成する。
マトリクス回路16から出力されるウォブルデータWBDおよび再生データ信号を含むプシュプル信号P/Pは2値化回路等を含むリードチャネル回路20に、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEはサーボ回路17に、それぞれ供給される。
サーボ回路17は、マトリクス回路16からのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEから、フォーカス、トラッキング、スレッドの各種サーボドライブ信号を生成しサーボ動作を実行させる。
すなわち、サーボ回路17は、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEに応じてフォーカスドライブ信号FD、トラッキングドライブ信号TDを生成し、2軸ドライバ15に供給する。
2軸ドライバ15は、光ピックアップ13における2軸機構のフォーカスコイル、トラッキングコイルを駆動する。
これによって、光ピックアップ13、マトリクス回路16、サーボ回路17、2軸ドライバ15、二軸機構によるトラッキングサーボループおよびフォーカスサーボループが形成される。
スピンドルサーボ回路18は、スピンドルモータ12をCLV回転させる制御を行う。スピンドルサーボ回路18は、ウォブルPLL回路22で生成され、クロック生成回路21を通して供給されるウォブルクロックWCKを受けて、現在のスピンドルモータ12の回転速度情報を得、これを所定のCLV基準速度情報と比較することで、スピンドルエラー信号SPEを生成する。
また、スピンドルサーボ回路18は、データ再生時においては、エンコード/デコード回路24内のPLLによって生成される再生クロック(デコード処理の基準となるクロツク)が、現在のスピンドルモータ12の回転速度情報となるため、これを所定のCLV基準速度情報と比較することでスピンドルエラー信号SPEを生成することもできる。
そして、スピンドルサーボ回路18は、スピンドルモータドライバに対してスピンドルエラー信号SPEに応じて生成したスピンドルドライブ信号を供給する。
スピンドルモータドライバ12は、スピンドルドライブ信号SPDに応じて、たとえば3相駆動信号をスピンドルモータに印加し、スピンドルモータ12のCLV回転を実行させる。
また、スピンドルサーボ回路18は、システムコントローラ28からのスピンドルキック/ブレーキ制御信号に応じてスピンドルドライブ信号SPDを発生させ、スピンドルモータドライバ12によるスピンドルモータの起動、停止、加速、減速などの動作も実行させる。
レーザドライバ19は、ライトデータWDATAとして供給されたレーザドライブパルスを光ピックアップ13のレーザダイオード131に与え、レーザ発光駆動を行う。これにより、ディスク11に記録データに応じたピット(相変化ピット)が形成されることになる。
また、APC(Auto Power Control)回路19は、モニタ用ディテクタの出力によりレーザ出力パワーをモニターしながらレーザーの出力が温度などによらず一定になるように制御する。レーザー出力の目標値はシステムコントローラ28から与えられ、レーザ出力レベルが、その目標値になるようにレーザドライバを制御する。
リードチャネル回路20は、マトリクス回路16によるプシュプル信号P/Pに基づいてウォブル信号を検出し、ウォブルPLL回路22によるウォブルロックにより検出したウォブル信号をウォブルPLL回路22によるウォブルロックによりサンプリングしてディジタル化(2値化)して、ディジタルウォブル再生信号DWBLをアドレス復調器21およびウォブルPLL回路22に出力する。
アドレス復調器21は、リードチャネル回路20によるディジタルウォブル再生信号DWBの変調信号を検出してアドレス復調を行い、エンコード/デコード部24のアドレス復号部に出力する。
ウォブルクロック生成回路としてのウォブルPLL回路22は、リードチャネル回路20によるウォブル信号DWBLに基づいて、基本となる所定周期(T)のキャリア信号の周波数に同期をとるためのウォブルクロックWCKを生成し、リードチャネル回路20およびクロック生成回路23に供給する。
クロック生成回路23においては、ウォブルPLL回路22によるウォブルクロックWCKから変調クロックを生成し、変調器31に供給する。
また、クロック生成回路23においては、ウォブルPLL回路22によるウォブルクロックWCKをスピンドルサーボ回路18に供給する。
ウォブルクロック生成回路としてのウォブルPLL回路22は、基本的に位相比較器でVCOの発振出力とウォブル信号DWBLの位相比較を行うが、本実施形態に係るウォブルPLL回路22は、位相比較器出力の変動を検出する検出器を有し、設定しきい値値を越える変動が発生した場合には、VCOへの位相比較結果のフィードバックを特定の期間マスクすることにより、ウォブル信号に対するクロック位相の変動を防止する機能を有している。
図3は、本実施形態に係るウォブル再生系を構成するリードチャネル回路20、およびウォブルPLL回路22の具体的な構成例を示すブロック図である。
リードチャネル回路20は、AGC(Auto Gain Control)回路201、ウォブル検出回路202、アナログフィルタ203、およびADC204を有する。
AGC回路201は、マトリクス回路16によるプシュプル信号P/Pの振幅を調整してウォブル検出回路202に出力する。
ウィブル検出回路202は、AGC回路202により振幅調整されたプシュプル信号からウォブル信を抽出してアナログフィルタ203に供給する。
アナログフィルタ203は、ウォブル検出回路202で抽出されたウォブル信号から不要な低域および高域の信号成分を除去してウォブル再生信号としてADC204に供給する。
ADC204は、ウォブル再生信号をディジタル信号に変換してアドレス復調器21およびウォブルPLL回路22に出力する。
ADC204の変換処理において、サンプリング位相を正しい状態に一致させる必要があり、そのためのウォブルPLL回路22が必要となり、ADC204は、ウォブルPLL回路22よりウォブルクロックWCKによりアナログフィルタ203によるウォブル再生信号をサンプリングする。
ウォブルPLL回路22は、ディジタルバンドパスフィルタ221、位相比較器222、変調およびディフェクト検出器(以下、単に検出器という場合もある)223、ループフィルタ224、VCO225を有する。
ディジタルバンドパスフィルタ221は、位相比較器222の位相比較に不要な信号成分を除去し、位相比較器222に出力する。
位相比較器222は、ディジタルバンドパスフィルタ221によるディジタルウォブル再生信号とVCO225の発振出力であるウォブルクロックWCKとの位相比較を行い、位相比較結果を信号S222として検出器223に出力する。
検出器223は、位相比較器222の位相比較結果に変調部あるいはディフェクト等による異常状態が検出されると、ループフィルタ224への出力をマスクする。
ループフィルタ224は、検出器223の非マスク時の位相比較器222の正常な位相誤差データだけが帰還され、位相誤差データに応じた制御電圧をVCO225に供給する。
VCO225は、ループフィルタ224による制御電圧に応じた周波数で発振し、発振出力をウォブルクロックWCKとして、位相比較器222およびリードチャネル回路21のADC214に供給する。
図4は、本実施形態に係る変調およびディフェクト検出器223の具体的な構成例を示す回路図である。
図4の変調およびディフェクト検出器223は、ラッチ回路2231,2232、2233、第1ノイズレベルディテクタ2234、第2ノイズレベルディテクタ2235、第3ノイズレベルディテクタ2236、一方が負入力の2入力ANDゲート2237、2入力ORゲート2238、カウンタ2239、およびスイッチ回路2240,2241を有している。
ラッチ回路2231は、位相比較器222の位相比較結果信号S222、すなわち6ビットの位相差誤差入力interrがノードND0に現れた信号NM0を、クロックCLKに同期してラッチし、6ビットの信号NM1としてノードND1に出力する。
ラッチ回路2232は、ノードND1に現れた信号NM1を、クロックCLKに同期してラッチし、6ビットの信号NM2としてノードND2に出力する。
ラッチ回路2233は、スイッチ回路2241の出力信号をクロック信号CLKに同期してラッチして、検出器223の出力maskoutを次段のループフィルタ224に供給する。
なお、ラッチ回路2231〜2233は、リセット信号RSTによりリセットされる。
第1ノイズレベルディテクタ2234は、ラッチ回路2232にラッチされノードND2に現れた信号NM2と、ラッチ回路2231にラッチされノードND1に現れた信号NM1との減算を行い、その減算結果の絶対値が、図示しないレジスタに設定されたたとえば4ビットの設定しきい値NOIDETLVL(たとえば15に設定される)と比較し、絶対値がしきい値NOIDETLVLにより大きい場合は信号NM21をハイレベルで、絶対値がしきい値NOIDETLVL以下の場合は信号NM21をローレベルでORゲート2238の一方の入力に出力する。
第1ノイズレベルディテクタ2234は、位相比較器出力の隣接サイクル間の変動を検出する。
第2ノイズレベルディテクタ2235は、ラッチ回路2232にラッチされノードND2に現れた信号NM2と、入力端子側のノードND0に現れた信号NM0との減算を行い、その減算結果の絶対値が、図示しないレジスタに設定されたたとえば4ビットの設定しきい値NOIDETLVL(たとえば15に設定される)と比較し、絶対値がしきい値NOIDETLVLにより大きい場合は信号NM20をハイレベルで、絶対値がしきい値NOIDETLVL以下の場合は信号NM20をローレベルでANDゲート2237の正入力に出力する。
第2ノイズレベルディテクタ2235は、位相比較器出力の1サイクル間隔の変動を検出する。
第3ノイズレベルディテクタ2236は、ラッチ回路2231にラッチされノードND1に現れた信号NM1と、入力端子側のノードND0に現れた信号NM0との減算を行い、その減算結果の絶対値が、図示しないレジスタに設定されたたとえば4ビットの設定しきい値NOIDETLVL(たとえば15に設定される)と比較し、絶対値がしきい値NOIDETLVLにより大きい場合は位相比較結果にマスクをかけさせるために信号NM10をハイレベルで、絶対値がしきい値NOIDETLVL以下の場合は、位相比較結果にマスクをかけさせないために信号NM10をローレベルでANDゲート2237の負入力に出力する。
第3ノイズレベルディテクタ2236は、位相比較器出力の隣接サイクル間の変動を検出する。
図5は、本実施形態に係るノイズレベルディテクタの構成例を示すブロック図である。ここでは、第1ノイズレベルディテクタ2234を例に説明するが、第2および第3ノイズレベルディテクタ2235,2236も同様の構成を有する。
ノイズレベルディテクタ2234は、信号M2とNM1との減算処理を行う減算器22341と、減算器22341の減算結果の絶対値をとる絶対値回路22342と、絶対値回路22342による絶対値NM21SUBと図示しないレジスタに設定された4ビットの4ビットの設定しきい値NOIDETLVL(たとえば15に設定される)と比較し、比較結果をハイレベルまたはローレベルの信号NM21として出力する比較器22343とを有する。
ANDゲート2237は、第2ノイズレベルディテクタ2235の出力信号NM20と第3ノイズレベルディテクタ2236の出力信号NM10との論理積をとり、その結果を信号NM210としてORゲート2238の他方の入力に出力する。
ANDゲート2237は、第2ノイズレベルディテクタ2235がノイズレベルを検出して出力信号NM20がハイレベルで入力され、第3ノイズレベルディテクタ2236の出力信号NM10がローレベルの場合に、位相比較結果にマスクをかけさせるためにハイレベルで信号NM210をORゲート2238の他方の入力に出力する。
一方、 ANDゲート2237は、第2ノイズレベルディテクタ2235がノイズレベルを検出して出力信号NM20がハイレベルで入力されている場合であっても、第3ノイズレベルディテクタ2236の出力信号NM10がノイズレベルを検出してハイレベルの場合に、位相比較結果にマスクをかけさせないためにローレベルで信号NM210をORゲート2238の他方の入力に出力する。
ORゲート2238は、第1ノイズレベルディテクタ2234の出力信号NM21がハイレベル、または/およびANDゲート2237の出力信号NM210がハイレベルの期間、マスクカウンタスタート信号MCNTSTARTをカウンタ2239に出力する。
カウンタ2239は、マスクカウンタスタート信号MCNTSTARTをハイレベルで受けると、たとえばマスクカウンタスタート信号MCNTSTARTがローレベルに切り替わった時点からカウントアップし、そのカウント値MASKCNTをスイッチ回路2240に出力する。
そして、カウンタ2239は、カウント値が「4」より大きく場合にリセットされる。
スイッチ回路2240は、カウンタ2239の出力値MASKCNTが0の場合には、ノードND2の信号NM3を信号MASKOUT0としてスイッチ回路2241に出力し、カウンタ2239の出力値MASKCNTが0以外の場合には、ノードND2の信号NM3をマスクして、0値を信号MASKOUT0としてスイッチ回路2241に出力する。
スイッチ回路2241は、図示しないレジスタに設定されているたとえば1ビットのノイズディテクトイネーブル値NOIDETENAがハイレベル(H)に設定されている場合には、スイッチ回路2240の出力信号を信号MADKOUTとしてラッチ回路2233に出力する。
一方、スイッチ回路2241は、図示しないレジスタに設定されているたとえば1ビットのノイズディテクトイネーブル値NOIDETENAがローレベル(L)に設定されている場合には、位相誤差入力inerrである信号NM0を選択し、信号MASKOUTとしてラッチ回路2233に出力する。
このような構成を有する変調およびディフェクト検出器223は、位相比較器222の出力の隣接サイクル間の変動または1サイクル間隔の変動を計測し、その値が設定しきい値NOIDETLVLを越えた場合には、変調領域あるいはディフェクトとみなしてVCOへの位相比較器出力のフィードバックをマスクする。
検出しきい値NOIDETLVLはレジスタ等により任意の値に設定できる。
ブルレイディスクにおけるウォブルの変調領域の長さは、フォーマット上3ウォブルサイクル長と決まっているため、変調領域であった場合には位相ズレを考慮しても4ウォブルサイクル長のマスクをすればよい。
また、ディフェクトであった場合には、ディフェクト検出回路による検出からウォブルPLLへのフィードバックがかかるまでの時間を考慮しても4ウォブルサイクルあればカバー可能である。
以上に本実施形態に係る変調およびディフェクト検出器223の構成および機能について説明したが、以下、図1のエンコード/デコード部24〜ライトストラテジ−回路30の機能について説明した後、ウォブル再生系の動作を変調およびディフェクト検出器223の動作を中心に、図面に関連付けて説明する。
エンコード/デコード部24は、再生時のデコーダとしての機能部位と、記録時のエンコーダとしての機能部位を備える。再生時にはデコード処理として、ランレングスリミテッドコードの復調処理、エラー訂正処理、デインターリーブ等の処理を行い、再生データを得る。
また、エンコード/デコード部24は、再生時には、PLL処理により再生データ信号に同期した再生クロックを発生させ、その再生クロックに基づいて所定のデコード処理を実行する。
再生時においてエンコード/デコード部24は、デコードしたデータをバッファコントローラ25を通してバッファメモリ26に蓄積していく。
この光ディスク装置10からの再生出力としては、バッファメモリ26にバファリングされているデータが読み出されて転送出力されることになる。
インターフェース部27は、図示しない外部のホストコンピュータと接続され、ホストコンピュータとの間で記録データ、再生データや、各種コマンド等の通信を行う。
そして、再生時においては、デコードされバッファメモリ26に格納された再生データは、インターフェース部27を介してホストコンピュータに転送出力される。
なお、ホストコンピュータからのリードコマンド、ライトコマンドその他の信号はインターフェース部27を介してシステムコントローラ28に供給される。
一方、記録時には、図示しないホストコンピュータから記録データが転送されてくるが、その記録データはインターフェース部27からバッファメモリ26に送られてバッファリングされる。
この場合、エンコード/デコード部24は、バッファリングされた記録データのエンコード処理として、エラー訂正コード付加やインターリーブ、サブコード等の付加、ディスク100への記録データとしてのエンコードなどを実行する。
記録時においてエンコード処理のための基準クロックとなるエンコードクロックは、クロック生成回路23で発生され、エンコード/デコード部24は、このエンコードクロックを用いてエンコード処理を行う。
エンコード/デコード部24でのエンコード処理により生成された記録データは、変調器29で変調され、ライトストラテジ−回路32で波形調整処理が行われた後、レーザドライブパルス(ライトデータWDATA)としてレーザードライバ19に送られる。
ライトストラテジ−回路30では、記録補償、すなわち記録層の特性、レーザー光のスポット形状、記録線速度等に対する最適記録パワーの微調整やレーザドライブパルス波形の調整を行う。
以上のようなサーボ系および記録再生系の各種動作はマイクロコンピュータによって構成されたシステムコントローラ28により制御される。
システムコントローラ28は、図示しないホストコンピュータからのコマンドに応じて各種処理を実行する。たとえばホストコンピュータから、ディスク11に記録されている或るデータの転送を求めるリードコマンドが供給された場合は、まず指示されたアドレスを目的としてシーク動作制御を行う。
すなわち、サーボ回路17に指令を出し、シークコマンドにより指定されたアドレスをターゲットとする光ピックアップ13のアクセス動作を実行させる。その後、その指示されたデータ区間のデータをホストコンピュータに転送するために必要な動作制御を行う。すなわち、ディスク11からのデータ読出/デコード/バッファリング等を行って、要求されたデータを転送する。
また、システムコントローラ28からのトラックジャンプ指令に応じて、トラッキングサーボループをオフとし、2軸ドライバ15に対してジャンプドライブ信号を出力することで、トラックジャンプ動作を実行させる。
また、図示しないホストコンピュータから書込命令(ライトコマンド)が出されると、システムコントローラ28は、まず書き込むべきアドレスに光ピックアップ13を移動させる。
そして、エンコード/デコード部24により、ホストコンピュータから転送されてきたデータについて上述したようにエンコード処理を実行させる。
そして、上記のようにライトストラテジ−回路30からのライトデータWDATAがレーザドライバ19に供給されることで、記録が実行される。
ところで、以上の説明では、ホストコンピュータに接続される光ディスク装置10としたが、本発明の光ディスクとしてはホストコンピュータ等と接続されない形態もあり得る。
その場合は、操作部や表示部が設けられたり、データ入出力のインターフェース部位の構成が、図1とは異なるものとなる。つまり、ユーザーの操作に応じて記録や再生が行われるとともに、各種データの入出力のための端子部が形成されればよい。もちろん構成例としては他にも多様に考えられ、たとえな記録専用装置、再生専用装置としての例も考えられる。
次に、本実施形態に係るウォブル再生系の動作を変調およびディフェクト検出器223の動作を中心に、タイミングチャートに関連付けて付けて説明する。
本実施形態においては、ウォブリングの方式としては、前述したように、図2に示すように、データクロックDCKの1/69の周波数のウォブル信号の一部に別のタイプの波形(1.5倍の周波数、1.5周期)が埋め込まれて構成される。
具体的には、図2中に連続するタイプ<1>で示す基準波形の中に、図中タイプ<2>、<4>の波形、すなわち、基準波形の1.5倍の周波数を持つMSKマーク(MSK mark)がこの順序で埋め込まれている。そして、タイプ<3>の波形は基準波形<1>を位相反転したタイプである。
問題はノイズが存在する中で、これらタイプ<2>、<3>、<4>の波形の存在とそのタイミングをいかに検出するかにある。
光ピックアップ13により読み出され、マトリクス回路16で生成されたウォブル信号を含むプシュプル信号P/Pがリードチャネル回路20に入力される。
リードチャネル回路20においては、入力されたプシュプル信号P/PがAGC回路201で振幅調整され、ウォブル検出回路202でウォブル信号を抽出され、さらにアナログフィルタ203に入力される。
アナログフィルタ203により不要な低域および高域の信号成分を除去された再生信号は、ADC204に入力される。
このとき、ADC204のサンプリング位相を正しい状態に一致させる必要があり、ウォブルPLL回路22が必要となる。
ADC204の出力信号は、アドレス復調器21に入力される。アドレス復調器21は、入力ウォブル信号の変調信号を検出してアドレス復調を行い、後段のアドレス復号器24は復調データからアドレスの復号を行い、コントローラ28に出力する。
ADC204の出力はまた、ウォブルPLL回路22に入力される。
ウォブルPLL回路22において、まず、ディジタルバンドパスフィルタ221により、位相比較に不要な信号成分を除去し、位相比較器222に入力する。位相比較器222の位相比較結果は、変調およびディフェクト検出器223に入力され、変調部あるいはディフェクト等による異常状態が検出されると、ループフィルタ224への出力はマスクされる。
これにより、正常な位相誤差データだけがループフィルタに帰還され、VCO225への不要なノイズ注入を防止することができる。
ここで、図6(A)〜(U)のタイミングチャートに関連付けて、変調およびディフェクト検出器223の、ノイズ波版が4WCKL69の場合であって、ノイズディテクトイネーブル信号NOIDETENAがハイレベル(H)に設定されている場合で、スイッチ回路2241は、スイッチ回路2240の出力信号を信号MADKOUTとしてラッチ回路2233に出力する。
また、ノイズディテクトレベルNOIDETLVLは「15」に設定され、INTERR差分はプラス方向に29である。
また、ノイズとしては図6(A)に示すような、矩形パルス状のものとして仮定する。
〔1〕:図6(H)〜(J)に示すように、第1ノイズレベルディテクタ2234において、ノードND1の信号NM1とノードND2の信号NM2の隣接レベル差検出を行う。
この例では、NM1の値が31で、NM2の値が2であるから減算結果が29となる。この値は、設定ノイズディテクトレベルNOIDETLVL「15」より大きい。
〔1〕’:その結果、図6(M)に示すように、第1ノイズレベルディテクタ2234の出力信号NM21はハイレベルとなる。
〔2〕:図6(G),(I),(K)に示すように、第2ノイズレベルディテクタ2235において、ノードND2の信号NM2とノードND0の信号NM0の隣々接レベル差検出を行う。
この例では、NM0の値が31で、NM2の値が2であるから減算結果が29となる。この値は、設定ノイズディテクトレベルNOIDETLVL「15」より大きい。
〔2〕’:その結果、図6(N)に示すように、第2ノイズレベルディテクタ2235の出力信号NM20はハイレベルとなる。
〔3〕:図6(G),(H),(L)に示すように、第3ノイズレベルディテクタ2236において、ノードND1の信号NM1とノードND0の信号NM0の隣々接レベル差検出制御用レベル検出を行う。
この例では、NM0の値が31で、NM1の値が2であるから減算結果が29となる。この値は、設定ノイズディテクトレベルNOIDETLVL「15」より大きい。
〔3〕’:その結果、図6(O)に示すように、第3ノイズレベルディテクタ2235の出力信号NM10はハイレベルとなる。
これにより、図6(P)に示すように、ANDゲート2237の出力信号NM210がローレベルとなり、第2ノイズレベルディテクタ2235の出力信号NM20がハイレベルとなっていること、すなわち、隣々接レベル差検出のノイズレベル検出結果を無効にする。
〔4〕:隣々接レベル差検出の制御後、図6(O)に示すように、第3ノイズレベルディテクタ2236の出力信号NM10がローレベルとなることから、図6(P)に示すように、ANDゲート2237の出力信号NM210はハイレベルに切り替わる。
〔5〕:そして、図6(M),(P),(Q)に示すように、信号NM21または信号NM210がハイレベルであことから、ORゲート2238の出力信号MCNTSTARTがハイレベルになる。
〔6〕:その結果、図6(R)に示すように、カウンタ2239がカウントアップを開始する。
〔7〕:これに伴い、図6(S)に示すように、スイッチ回路2240は信号NM2の出力がマスクされ、スイッチ回路2240からは値0の信号MASKOUT0が出力される。
したがって、図6(T),(U)に示すように、スイッチ回路2241の出力信号MASKOUTおよびラッチ回路2233の出力、すなわち検出器231の出力maskoutが0値に保持される。つまり、変調部あるいはディフェクト等による異常状態が検出されたものとして、位相比較器222の位相比較結果のループフィルタ224への出力はマスクされる。
〔8〕:そして、図6(R)に示すように、カウンタ2239のカウント値が「4」より大きく時点でカウンタ2239はリセットされ、カウント動作を停止する。
その結果、図6(S)〜(U)に示すように、スイッチ回路2240は、ノードND2の信号NM2(値2)を選択してスイッチ回路2241に信号MASKOUT0が出力され、スイッチ回路2241、ラッチ回路2233を通して、検出器231の出力maskoutが値2となってループフィルタ224に出力される。
これにより、正常な位相誤差データだけがループフィルタに帰還され、VCO225への不要なノイズ注入を防止することができる。
図7(A)〜(U)は、ノイズ幅が3WCLK69の場合の隣接レベル検出時のタイミングチャートである。
具体的な処理は、図6(A)〜(U)に関連付けて説明した、ノイズ幅が4WCLK69の場合の隣接レベル検出時の動作と同様に行われることからその説明は省略する。
図8(A)〜(U)は、ノイズ幅が3WCLK69の場合の隣接レベル検出時のタイミングチャートである。
この場合のノイズイメージは、図8(A)示すように、階段状のパルス波形の場合である。
〔1〕:図8(H)〜(J)に示すように、第1ノイズレベルディテクタ2234において、ノードND1の信号NM1とノードND2の信号NM2の隣接レベル差検出を行う。
この例では、NM1の値が12で、NM2の値が2であるから減算結果が10となる。この値は、設定ノイズディテクトレベルNOIDETLVL「15」より小さい。
〔1〕’:その結果、図6(M)に示すように、第1ノイズレベルディテクタ2234の出力信号NM21はローレベルとなる。
〔2〕:図8(G),(I),(K)に示すように、第2ノイズレベルディテクタ2235において、ノードND2の信号NM2とノードND0の信号NM0の隣々接レベル差検出を行う。
この例では、NM0の値が20で、NM2の値が2であるから減算結果が18となる。この値は、設定ノイズディテクトレベルNOIDETLVL「15」より大きい。
〔2〕’:その結果、図8(N)に示すように、第2ノイズレベルディテクタ2235の出力信号NM20はハイレベルとなる。
〔3〕:図8(G),(H),(L)に示すように、第3ノイズレベルディテクタ2236において、ノードND1の信号NM1とノードND0の信号NM0の隣々接レベル差検出制御用レベル検出を行う。
この例では、NM0の値が20で、NM1の値が12であるから減算結果が8となる。この値は、設定ノイズディテクトレベルNOIDETLVL「15」より小さい。
〔3〕’:その結果、図8(O)に示すように、第3ノイズレベルディテクタ2235の出力信号NM10はローレベルとなる。
〔4〕:これにより、図8(P)に示すように、ANDゲート2237の出力信号NM210がハイレベルとなり、第2ノイズレベルディテクタ2235の出力信号NM20がハイレベルとなっていること、すなわち、隣々接レベル差検出のノイズレベル検出結果を有効にする。
〔5〕:そして、図8(M),(P),(Q)に示すように、信号NM21または信号NM210がハイレベルであことから、ORゲート2238の出力信号MCNTSTARTがハイレベルになる。
〔6〕:その結果、図8(R)に示すように、カウンタ2239がカウントアップを開始する。
〔7〕:これに伴い、図8(S)に示すように、スイッチ回路2240は信号NM2の出力がマスクされ、スイッチ回路2240からは値0の信号MASKOUT0が出力される。
したがって、図8(T),(U)に示すように、スイッチ回路2241の出力信号MASKOUTおよびラッチ回路2233の出力、すなわち検出器231の出力maskoutが0値に保持される。つまり、変調部あるいはディフェクト等による異常状態が検出されたものとして、位相比較器222の位相比較結果のループフィルタ224への出力はマスクされる。
そして、図8(R)に示すように、カウンタ2239のカウント値が「4」より大きく時点でカウンタ2239はリセットされ、カウント動作を停止する。
その結果、図8(S)〜(U)に示すように、スイッチ回路2240は、ノードND2の信号NM2(値2)を選択してスイッチ回路2241に信号MASKOUT0が出力され、スイッチ回路2241、ラッチ回路2233を通して、検出器231の出力maskoutが値2となってループフィルタ224に出力される。
これにより、正常な位相誤差データだけがループフィルタに帰還され、VCO225への不要なノイズ注入を防止することができる。
図9(A)〜(U)は、ノイズ幅が3WCLK69の場合の隣接レベル検出時のタイミングチャートであって、隣々接レベル差検出レベル差大の場合のタイミングチャートである。
この場合のノイズイメージは、図9(E)に示すように、階段状のパルス波形の場合である。
この場合、図9(E)に示すように、<2>のレベル差がノイズディテクトレベルNOIDETLVLより大きい場合、マスク開始が1タイミング遅れる。
{1}と{2}のレベル差には下記の相関関係がある。
・{2}が大、{1}が小、
・{1}が大、{2}が小、である。
よって、{2}のレベル差の大の場合は矩形のノイズ波と同等と考え、{1}がマスクされなくとも問題とならない。
図10(A)〜(U)は、ノイズ幅が3WCLK69の場合の隣接レベル検出時のタイミングチャートであって、1ビットのノイズディテクトイネーブル値NOIDETENAがローレベル(L)に設定されている場合のタイミングチャートである。
この場合、スイッチ回路2241は、図示しないレジスタに設定されているたとえば1ビットのノイズディテクトイネーブル値NOIDETENAがローレベル(L)に設定されていることから、位相誤差入力inerrである信号NM0を選択し、信号MASKOUTとしてラッチ回路2233に出力する。
以上説明した本実施形態によれば、ウォブルPLL回路22に、位相比較器222の出力の隣接サイクル間の変動または1サイクル間隔の変動を計測し、その値が設定しきい値NOIDETLVLを越えた場合には、変調領域あるいはディフェクトとみなしてVCOへの位相比較器出力のフィードバックをマスクする変調およびディフェクト検出器223を設けたの、以下の効果を得ることができる。
ウォブルPLLの位相比較出力の変動を計測することにより、PLLの位相引き込み時、位相ロック時によらず、異常状態を検出し、フィードバックにマスクをかけることができるため、引き込み時にはスムーズな引き込みを実現でき、ロック時にはクロック位相の変動を防止することができる。
また、トラッキングやフォーカスの状態により隣接トラックからの変調信号のクロストークがあった場合にも、位相比較出力の異常を検出し、マスクすることができる。
さらに、デフォーカス等によるウォブル信号の乱れに対して、ディフェクト検出回路の検出遅れがあった場合でも、位相比較出力のマスクを迅速に行い、ウォブル信号に対するクロック位相の変動を防止することができる。
また、ウォブル信号波形をまずADCによりサンプリングし、このディジタルデータを演算することにより位相比較を行うPLLにおいて位相誤差信号をマスクすることはできる。
本発明に係るクロック生成装置を採用した光ディスク装置の一実施形態を示すシステム構成図である。 ウォブルの変調波形の一例(ブルレイディスクのMSK変調の場合)を示すである。 本実施形態に係るウォブル再生系を構成するリードチャネル回路、およびウォブルPLL回路の具体的な構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る変調およびディフェクト検出器223の具体的な構成例を示す回路図である。 本実施形態に係るノイズレベルディテクタの構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係るノイズレベルディテクタの位相誤差に対応するマスク処理を説明するためのタイミングチャートであって、ノイズ幅が4WCLK69の場合の隣接レベル検出時のタイミングチャートである。 ノイズ幅が3WCLK69の場合の隣接レベル検出時のタイミングチャートである。 ノイズ幅が3WCLK69の場合の隣接レベル検出時のタイミングチャートである。 ノイズ幅が3WCLK69の場合の隣接レベル検出時のタイミングチャートであって、隣々接レベル差検出レベル差大の場合のタイミングチャートである。 ノイズ幅が3WCLK69の場合の隣接レベル検出時のタイミングチャートであって、1ビットのノイズディテクトイネーブル値NOIDETENAがローレベル(L)に設定されている場合のタイミングチャートである。 ウォブルリングを説明するための図である。 4分割フォトディテクタの説明図である。 一般的なADIP構成を示す図である。
符号の説明
10…光ディスク装置、11…ディスク、12…スピンドルモータおよびドライバ、13…光ピックアップ、131…レーザドライバ(LD)、132…フォトディテクタ(PD)、133…対物レンズ、14…スレッドドライバ、15…2軸ドライバ、16…マトリクス回路、17…サーボ回路、18…スピンドルサーボ回路、19…レーザドライバおよび自動パワー制御回路、20…リードチャネル回路、201…AGC(Auto Gain Control)回路、202…ウォブル検出回路、203…アナログフィルタ、214…ADC、21…アドレス復調器(DEMOD)、22…ウォブルPLL回路、221…ディジタルバンドパスフィルタ、222…位相比較器、223…変調およびディフェクト検出器、224…ループフィルタ、225…VCO、23…クロック生成回路、24…エンコード/デコード回路、25…バッファコントローラ、26…バッファメモリ、27…システムコントローラ、28…インタフェース回路(I/F)、29…変調回路(MOD)、30…ライトストラテジー回路(WS)。

Claims (10)

  1. 所定周期を有する基本のキャリア信号に、決められた長さの別の波形を埋め込んだ信号から、上記キャリア信号の周波数に同期をとるためのクロックを生成するクロック生成生回路であって、
    上記各波形を上記生成されたクロックの定められた位相で入力をサンプリングするサンプリング回路と、
    位相同期回路と、を有し、
    上記位相同期回路は、
    位相比較結果に応じた周波数で発振するクロックを生成し、上記サンプリング回路に出力する発振回路と、
    上記サンプリング回路の出力信号と、上記発振回路の発振クロックとの位相比較を行い、上記位相比較結果を出力する位相比較器と、
    上記位相比較器の出力の変動を検出し、設定しきい値を越える変動が発生した場合には、上記発振回路への位相比較結果のフィードバックを特定の期間マスクする検出器と、を含む
    クロック生成回路。
  2. 上記検出器は、上記位相比較器の出力の隣接サイクル間の変動または1サイクル間隔の変動を計測し、計測値が上記設定しきい値を越えた場合には、上記発振回路への位相比較器出力のフィードバックをマスクする
    請求項1記載のクロック生成回路。
  3. 上記検出器は、設定信号に応じて、上記マスクすべき検出結果が得られた場合であっても、マスクをかけずに上記位相比較器の位相比較結果の上記発振回路へのフィードバックを行う
    請求項1記載のクロック生成回路。
  4. 上記設定しきい値は、任意の値に変更可能である
    請求項1記載のクロック生成回路。
  5. ウォブルを有し、ウォブルの一部を変調することにより所定の情報を埋め込むタイプの光ディスク装置であって、
    上記光ディスクに光を照射し、その反射光に応じた再生信号に基づいてウォブルデータを生成するウォブルデータ生成回路と、
    位相同期回路を有し、上記ウォブルデータ生成回路により生成されたウォブルデータに基づいてウォブルクロックを生成するウォブルクロック生成回路と、を有し、
    上記ウォブルデータ生成回路は、
    上記ウォブルデータ生成回路により生成されたウォブルデータに含まれる各波形を再生されたウォブルクロックの定められた位相で入力をサンプルするサンプリング回路、を含み、
    上記位相同期回路は、
    位相比較結果に応じた周波数で発振するクロックを生成し、上記サンプリング回路に出力する発振回路と、
    上記サンプリング回路の出力信号と、上記発振回路の発振クロックとの位相比較を行い、上記位相比較結果を出力する位相比較器と、
    上記位相比較器の出力の変動を検出し、設定しきい値を越える変動が発生した場合には、上記発振回路への位相比較結果のフィードバックを特定の期間マスクする検出器と、を含む
    光ディスク装置。
  6. 上記検出器は、上記位相比較器の出力の隣接サイクル間の変動または1サイクル間隔の変動を計測し、計測値が上記設定しきい値を越えた場合には、上記発振回路への位相比較器出力のフィードバックをマスクする
    請求項5記載の光ディスク装置。
  7. 上記検出器は、設定信号に応じて、上記マスクすべき検出結果が得られた場合であっても、マスクをかけずに上記位相比較器の位相比較結果の上記発振回路へのフィードバックを行う
    請求項5記載の光ディスク装置。
  8. 上記ウォブルの一部はMSK変調され、
    上記検出器のマスク期間は、4ウォブルサイクル長に設定されている
    請求項5記載の光ディスク装置。
  9. 上記ウォブルの一部はMSK変調され、
    上記検出器のマスク期間は、4ウォブルサイクル長に設定されている
    請求項6記載の光ディスク装置。
  10. 上記設定しきい値は、任意の値に変更可能である
    請求項5記載の光ディスク装置。
JP2004212577A 2004-07-21 2004-07-21 クロック生成回路および光ディスク装置 Expired - Fee Related JP4100377B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004212577A JP4100377B2 (ja) 2004-07-21 2004-07-21 クロック生成回路および光ディスク装置
US11/179,962 US20060018229A1 (en) 2004-07-21 2005-07-12 Clock generation circuit and optical disk apparatus
TW094123752A TW200617895A (en) 2004-07-21 2005-07-13 Clock generation circuit and optical disk device
KR1020050065690A KR101146038B1 (ko) 2004-07-21 2005-07-20 클럭 생성 회로 및 광 디스크 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004212577A JP4100377B2 (ja) 2004-07-21 2004-07-21 クロック生成回路および光ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006031890A true JP2006031890A (ja) 2006-02-02
JP4100377B2 JP4100377B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=35656990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004212577A Expired - Fee Related JP4100377B2 (ja) 2004-07-21 2004-07-21 クロック生成回路および光ディスク装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20060018229A1 (ja)
JP (1) JP4100377B2 (ja)
KR (1) KR101146038B1 (ja)
TW (1) TW200617895A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007102495A1 (ja) * 2006-03-09 2007-09-13 Nec Corporation 光ディスク装置及び光ディスク媒体の欠陥検出方法
JP2009026426A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Sony Corp Pll回路、記録装置及びクロック信号生成方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7697380B2 (en) * 2006-06-05 2010-04-13 Mediatek Inc. Apparatus for detecting the wobble carrier frequency of an optical disk and method for same
US7693011B2 (en) * 2006-06-05 2010-04-06 Mediatek Inc. Wobble detection circuit and method for processing wobble signals
US20070280069A1 (en) * 2006-06-05 2007-12-06 Mediatek Inc. Method of gain control and controller thereof
US7911891B2 (en) * 2006-06-05 2011-03-22 Mediatek Inc. Apparatus for controling servo signal gains of an optical disc drive and method of same
US7474235B2 (en) * 2006-06-05 2009-01-06 Mediatek Inc. Automatic power control system for optical disc drive and method thereof
US7693012B2 (en) * 2006-06-05 2010-04-06 Mediatek Inc. Apparatus for demodulating address in pre-groove symbols and apparatus for decoding pre-pit symbols
WO2014166525A1 (en) 2013-04-09 2014-10-16 Phonak Ag Method and system for providing hearing assistance to a user
DE102014119502B3 (de) * 2014-12-23 2016-03-24 Sma Solar Technology Ag Netzgekoppelter Wechselrichter, Wechselrichteranordnung und Betriebsverfahren für eine Wechselrichteranordnung
JP7221759B2 (ja) * 2019-03-28 2023-02-14 アズビル株式会社 時間計測回路

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6657929B1 (en) * 1998-06-23 2003-12-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk recording apparatus and method for recording data on optical disk
JP3808343B2 (ja) * 2001-10-03 2006-08-09 三菱電機株式会社 Pll回路
WO2003034422A1 (en) * 2001-10-15 2003-04-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Record carrier and apparatus for scanning the record

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007102495A1 (ja) * 2006-03-09 2007-09-13 Nec Corporation 光ディスク装置及び光ディスク媒体の欠陥検出方法
JPWO2007102495A1 (ja) * 2006-03-09 2009-07-23 日本電気株式会社 光ディスク装置及び光ディスク媒体の欠陥検出方法
JP4603611B2 (ja) * 2006-03-09 2010-12-22 日本電気株式会社 光ディスク装置及び光ディスク媒体の欠陥検出方法
US7978578B2 (en) 2006-03-09 2011-07-12 Nec Corporation Optical disc device and defect detection method for optical disc medium
JP2009026426A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Sony Corp Pll回路、記録装置及びクロック信号生成方法
US8102743B2 (en) 2007-07-23 2012-01-24 Sony Corporation PLL circuit, recording apparatus, and clock-signal generating method
TWI381372B (zh) * 2007-07-23 2013-01-01 Sony Corp 鎖相迴路電路,記錄裝置,及時脈信號產生方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4100377B2 (ja) 2008-06-11
TW200617895A (en) 2006-06-01
KR101146038B1 (ko) 2012-05-15
US20060018229A1 (en) 2006-01-26
TWI360811B (ja) 2012-03-21
KR20060053927A (ko) 2006-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101146038B1 (ko) 클럭 생성 회로 및 광 디스크 장치
JP5175413B2 (ja) ディスク記録媒体、再生装置、記録装置
US6594210B2 (en) Disc drive apparatus and method for generating wobble information
KR100758398B1 (ko) 광 디스크 장치 및 기록/재생 방법
JP4598355B2 (ja) ディスクドライブ装置、プリピット検出方法
JP2004134002A (ja) ディスクドライブ装置、プリピット検出方法
KR100672877B1 (ko) 광 기록 매체, 광 기록 매체 제조 장치, 및 광 기록 매체제조 방법
US7158458B2 (en) Method and apparatus for recording/reproducing information with respect to optical recording medium
JP3845951B2 (ja) ディスク状記録媒体、ディスク再生装置及びディスク再生方法
JP4517534B2 (ja) ディスクドライブ装置
US7307936B2 (en) Disk drive device and address detection method with binarized push-pull signal
JP5267651B2 (ja) 記録媒体、再生装置、再生方法、記録装置、記録方法
JP2001312823A (ja) プリピット検出装置、プリピット検出方法、位置及び周波数信号の検出回路
JP4411798B2 (ja) 記録再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP4212460B2 (ja) 光ディスク装置及び情報再生方法
KR20010084663A (ko) 광 기록매체의 제어 장치
JP2007141277A (ja) 光ディスク記録媒体、ディスク製造方法、記録装置
JP2006012283A (ja) ディスクドライブ装置、復調装置、復調方法
JP2004227644A (ja) ディスクドライブ装置、プリピット検出方法
JP2010049746A (ja) 復調装置、復調方法、情報再生装置およびコンピュータプログラム
JP2010182379A (ja) ディスクドライブ装置、プリピット検出方法
JP2002056607A (ja) 記録装置、再生装置、記録媒体
JP2003272153A (ja) 情報記録再生装置およびレーザ強度設定方法
JP2006114095A (ja) 光ディスク装置
JP2008146802A (ja) 角度情報を含む光ディスク、角度情報を検知する検知システム及び関連方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071009

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080107

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080310

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees