JP2007141277A - 光ディスク記録媒体、ディスク製造方法、記録装置 - Google Patents

光ディスク記録媒体、ディスク製造方法、記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】案内溝が形成され記録膜を有することでデータ記録が可能とされた光ディスク記録媒体について、海賊版判定機構付きのドライブ装置で海賊版ディスクであると誤認されないようにウォブルを用いた情報記録は行わずに、且つ安定に回転制御情報やアドレス情報などの情報の記録再生ができるようにする。
【解決手段】案内溝が蛇行せずに形成され且つその幅が周期的に変調されていると共に、上記案内溝に沿って上記記録膜に形成されるマークによって暗号化されたデータを記録する。案内溝の周期的な幅変調により記録した情報はバンドパスフィルタを用いて精度良く検出できるので、回転制御情報やアドレス情報は安定的に再生できる。また案内溝は蛇行されずに形成されるので、海賊版判定機構付きのドライブ装置においても、上記のように暗号化されて記録されるコンテンツがROMディスクの場合と同様に再生できるようにすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、案内溝が形成され記録膜を有することでデータ記録が可能とされた光ディスク記録媒体とその製造方法に関する。また、このような光ディスク記録媒体にデータを記録する記録装置に関する。
特開平9−17033号公報
例えばCD―R(Compact Disc-Recordable)、DVD−R(Digital Versatile Disc-Recordable)またはDVD−RW(ReWritable)等のデータ記録の可能な光ディスク記録媒体では、所定のトラックピッチで螺旋状の案内溝(グルーブとも言う)が形成され、この案内溝内または案内溝間に情報を記録してトラックを形成している。
これら記録可能ディスクにおいては、スピンドルモータの回転制御情報やアドレス情報を、グルーブをウォブリング(蛇行)させることにより記録するようにされている。つまり、データを記録するにはスピンドルモータを所定の回転数に制御することが必要となるが、この回転制御は、上記グルーブのウォブリングを検出した結果に基づき得られる回転同期信号(回転制御情報)が所定の周波数となるように制御することで実現されている。例えば、線速度を一定にするCLV(Constant Linear Velocity)などである。
また所定のアドレスへのアクセスも、ウォブルとして埋め込まれたアドレス情報を使って実現されている。
図7は、従来のディスク100に形成されるグルーブのウォブリングの一例を示している。この図では従来のディスク100の一部を切り出してそのデータ記録面の形状を斜視図により示している。
図7において、ディスク100のデータ記録面には、螺旋状に案内溝102が形成されており、この案内溝102は、上記した回転制御情報やアドレス情報などに基づいて蛇行するようにして形成されている。
この案内溝102の蛇行は、FM変調信号に基づき行われている。つまり、上記回転制御情報としての一定周波数をキャリア周波数とし、これにアドレス情報に基づくFM変調を施し、この結果得られる信号に基づいて案内溝102が蛇行されている。
ドライブ装置側でこのディスク100についてデータ記録を行うときには、トラッキングエラー信号中に案内溝102の蛇行に応じたFM変調信号が含まれるので、これをバンドパスフィルター等により抽出し、そのキャリア(中心周波数)を回転制御信号として検出する。また、アドレス情報については、上記FM変調信号自体を復調することで得るようにされる。
一例として、例えばCD−RやMD(Mini Disc)においては、ウォブリングの中心周波数を22.05kHz±1kHzとすることで、トラッキングサーボやデータ再生に影響を与えないように図られている。また、例えばDVD−Rでは140.6kHz、DVD+Rでは817.4kHzがそれぞれウォブルのキャリア周波数として選定されていることで、同様にトラッキングサーボやデータ再生に影響を与えないように図られている。
このように従来の記録可能ディスクでは、グルーブの蛇行により回転制御情報やアドレス情報などの所要の情報が記録されているのが特徴である。
このようにしてグルーブの蛇行により記録された情報は、プッシュプル信号を使って検出することが可能なので、微少な蛇行でも比較的感度良く検出できるという特徴がある。多くのドライブ装置は、このようにしてグルーブの蛇行を高精度で検出するためにプッシュプル信号の検出装置を備えている。
ところで、光ディスク記録媒体についてのドライブ装置には、ウォブルを検出することによって記録可能ディスクであるか否かを判定するような判定機構が備え付けられている場合もある。そして、この機構により記録可能型であると判定された場合には、ドライブ装置の動作を制限するようにされたものもある。
例えば、このような判定機構によるディスクの種類判別は、主に海賊版対策として行われている。即ち、本来であれば再生専用(ROM)ディスクとして販売された光ディスク記録媒体が、著作権者の意図とは関係なく勝手にそのコンテンツが記録可能型ディスクにコピーされて、いわゆる海賊版ディスクとして供給されるような場合が想定される。このような海賊版ディスクを防止するために、ウォブルを検出することによりそのディスクが記録可能型であるか否かの種類判別を行うようにされている。そして、この判別の結果、記録可能型のディスクであるとされ、記録されたコンテンツが再生専用のコンテンツであるとされた場合には、当該ディスクが海賊版ディスクであるとみなし、その再生を中止するようにされている。
なお、再生専用コンテンツであるか否かは、コンテンツがCCS(Contents Scrambling System)の手法により暗号化されているか否かを判別することでわかる。
このような海賊版ディスクへの対策は、著作権者の正当な権利を守るために有効に作用し、重要であることは言うまでもない。
しかしながら、近年になって光ディスク記録媒体の用途が大きく拡大し、この状況が変わりつつある。すなわち、正規の著作権者が意図して、最初からコンテンツを記録可能型のディスクに記録して配布することを希望するようになってきたのである。
再生専用のROMディスクは、たしかに構造が単純で量産性・コスト性に優れるので、コンテンツを大量配布する媒体としては非常に適していると言える。但し、これは量産数が多い場合に限ったことで、量産枚数が少ない場合には、原盤の生成から最終的な製品完成までの総コストで判断するとかえってコスト高となってしまうケースがある。
そこで、特に数量が見込めないコンテンツについては、最初から記録可能型ディスクに記録するようにしてより安価な配布の実現を図りたいとする要求が、著作権者側から為されている。
しかしながら、上記説明からも理解されるように記録可能型のディスクにはウォブルが形成されている。従って、このような記録可能型ディスクに対し単にROMディスクと同じコンテンツを記録し配布したとしても、ユーザの手元にあるドライブ装置では再生時にウォブルが検出されてしまい、当該ディスクが海賊版であると誤認されて再生が中断されてしまうことになる。
そこで、このような事態の解決策としては、ウォブル信号によらずにスピンドルモータの回転制御情報やアドレス情報などを記録することが考えられる。これを実現できる技術としては、例えば上記特許文献1の技術を挙げることができる。
具体的に、この特許文献1に記載の技術では、次の図8に示されるようにして、グルーブの幅を一部のみ拡大し、この幅拡大部分の有無で情報の記録を行うようにしている。
このような手法によれば、グルーブを蛇行させずにアドレス情報などの必要な情報を記録できるので、これに再生専用コンテンツを記録して配布した場合にも、上述したような判別機構を備えるドライブ装置において海賊版ディスクと誤認されるような事態は回避することができるといえる。
しかし、上記特許文献1のようにしてグルーブ幅の変調により情報の記録を行う場合は、グルーブの中心軸からグルーブ側壁までの距離が常に左右対称の長さとなるようにされるので、情報の検出にプッシュプル信号を用いることができないものとなる。具体的に、この手法では幅拡大の有無によって情報を記録再生するので、この点で情報の検出精度が比較的低いものとなり、現実的には情報の安定的な再生を行うことが非常に困難となる。
このような問題から、現状においては、記録可能ディスクについてウォブルを使うことなく且つ安定に回転制御情報やアドレス情報などの情報の記録再生ができるようにすることが要請されている。
そこで、本発明では以上のような問題点に鑑み、先ず光ディスク記録媒体として以下のように構成することとした。
つまり、本発明の光ディスク記録媒体は、案内溝が形成され記録膜を有することでデータ記録が可能とされた光ディスク記録媒体であって、上記案内溝が蛇行せずに形成され、且つその幅が周期的に変調されていると共に、上記案内溝に沿って上記記録膜に対して形成されるマークによって暗号化されたデータが記録されているものである。
また、本発明ではディスク製造方法として以下のようにすることとした。
つまり、案内溝が形成され記録膜を有することでデータ記録が可能とされた光ディスク記録媒体を製造するためのディスク製造方法であって、先ず、回転駆動されるディスク原盤に対し、レーザ光のレーザパワーを周期的に変調させつつ半径方向に上記レーザ光が移動されるようにして露光を行うことで、上記ディスク原盤に対し上記案内溝を蛇行させずに且つその幅が周期的に変調されるようにして形成するカッティング工程を備える。
また、上記カッティング工程を経た上記ディスク原盤をもとに作成したスタンパを用いてディスク基板を生成すると共に、上記ディスク基板に対し少なくとも上記記録膜を成膜して光ディスク記録媒体を生成するディスク生成工程を備える。
さらに、上記光ディスク記録媒体の上記案内溝に沿って上記記録膜に対するレーザ光の照射を行うことで、上記記録膜に対して形成されるマークによって暗号化されたデータを記録する記録工程を備えるようにしたものである。
また、本発明では記録装置として以下のように構成することとした。
すなわち、本発明の記録装置は、 案内溝が形成され記録膜を有することでデータ記録が可能とされた光ディスク記録媒体であって上記案内溝が蛇行せずに形成され且つその幅が周期的に変調されることで所定の情報が記録される光ディスク記録媒体に対し、データの記録を行う記録装置であって、先ず、上記案内溝の上記幅変調の周期を検出した結果に基づき上記所定の情報を取得する情報取得手段を備える。
また、上記案内溝に沿って上記記録膜に対するレーザ光の照射を行うレーザ光照射手段を備える。
さらに、上記記録膜に対する上記レーザ光の照射により形成されるマークによって暗号化されたデータが記録されるように上記レーザ光照射手段を制御する記録制御手段を備えるようにしたものである。
上記本発明によれば、蛇行させずに形成した案内溝には、その周期的な幅変調により情報を記録することができる。つまり、幅変調の周期性を利用して情報の再生を行うことができる。このような幅変調の周期の検出は狭帯域のバンドパスフィルタを用いて行うことができるので、この点で比較的高い情報の検出精度を確保することができ、安定な情報検出が可能となる。
このようにして本発明によれば、記録可能ディスクについてウォブルを使うことなく且つ安定的に回転制御情報やアドレス情報などの情報検出が行われるようすることができる。そして、このような本発明の光ディスク記録媒体には、案内溝に沿って形成されたマークによって暗号化されたコンテンツが記録される。すなわち、このような光ディスク記録媒体によれば、海賊版判定機構付きのドライブ装置で再生が行われる場合、記録されたコンテンツが再生専用のコンテンツとして認識されるが、案内溝の蛇行(ウォブル)が検出されないことで、通常の記録可能ディスクとは誤認されないようにすることができる。この結果、本発明の光ディスク記録媒体によれば、再生専用のROMディスクに暗号化されたコンテンツを記録した場合と同様に、海賊版判定機構付きのドライブ装置においても通常通り再生が行われるようにすることができる。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする)について説明していく。
図1は、本実施の形態としての光ディスク記録媒体を製造するにあって必要となるカッティング装置1の内部構成を示したブロック図である。
このカッティング装置1は、実施の形態におけるディスクD(記録膜に対するマークによるデータ記録が行われる前の状態)を製造する工程において、カッティング工程を担う。
ここで、確認のために、ディスクDを製造するプロセスについて述べておくと、先ず大別して、原盤工程(マスタリングプロセス)と、ディスク化工程(レプリケーションプロセス)とに分けることができる。
原盤工程は、スタンパを完成するまでのプロセスであり、ディスク化工程は、スタンパを用いてその複製であるディスクDを大量生産するプロセスである。
上記原盤工程では、先ず研磨したガラス基板にフォトレジストを塗布してディスク原盤D−Gを作成し、これにレーザビームによる露光を行って案内溝(グルーブ)を形成するカッティング工程を行うようにされる。そして、このカッティング工程が終了すると、ディスク原盤D−Gについて現像等の所定の処理を行った後、例えば電鋳によって金属表面上への転写を行ない、ディスクDの複製を行う際に必要なスタンパD−Sを作成する。
次に、このスタンパD−Sを用いて例えばインジェクション法等によって、樹脂基板上にグルーブを転写し、その上に記録膜を生成した後、必要なディスク形態に加工する等の処理を行ってディスクDを完成する。
なお、以下の説明ではディスクDとしてDVD(Digital Versatile Disc)方式による記録可能ディスクを製造する場合について説明する。
説明を図1に戻す。
この図1において、先ずディスク原盤D−Gは、図示するスピンドルモータ2により回転駆動される。このスピンドルモータ2は、スピンドルサーボ回路3により回転が制御され、CLV(Constant Linear Velocity)モードとして線速度一定の回転速度により駆動するように制御される。
スピンドルモータ2の底部には図示しないパルス発生器が装着され、スピンドルモータ2の回転に応じてFG信号を発生する。このFG信号は、スピンドルモータ2が1回転すると、例えば2100パルスを発生するようになされている。
スピンドルサーボ回路3は、このFG信号を入力すると共に、後述するようにしてディスク原盤D−G上に照射されるのレーザ光の集光位置の半径方向位置を表す半径方向位置情報を入力する。この半径方向位置情報は、例えば後述するミラー11及び対物レンズ12をディスク原盤D−Gの半径方向に移動させるスレッド機構などから供給することができる。
スピンドルサーボ回路3は、この半径方向位置情報に基づき上記FG信号の周波数が徐々に変化していくようにスピンドルモータ2を制御することで、線速度一定のCLVモードを実現する。
この場合、線速度は例えば3.5m/secとなるようにされる。
発振器4は、一定周期の信号を発振する。この場合、発振器4の発信周波数は1.6MHzに設定される。
パルス生成回路5は、例えばモノマルチバイブレータとされ、上記発振器5からの信号エッジ毎に、図中に示すような負の短パルスを発生させる。このパルス生成回路5で生成されたパルスは、光変調器10に供給される。
一方、PLL(Phase Locked Loop)回路6は、上記スピンドルモータ2から出力されるFG信号を入力し、これを14倍の周波数に逓倍して出力する。この結果、ディスク原盤D−Gの1回転を2100×14=29400等分するようなクロック信号が得られる。
パルス生成回路7は、モノマルチバイブレータで構成され、PLL回路6から供給されるクロックのエッジ毎に負の短パルスを発生させる。このパルスの繰り返し周期は、およそ800kHz〜300kHzまで、カッティングの半径に応じて変化する。すなわち、ディスク原盤D−Gの最内周での1回転に応じては800kHzとなり、また最外周での1回転に応じては300kHzとなるようにされる。
なお、PLL回路6の発振はディスク原盤D−Gの回転に同期しているので、パルス生成回路7の出力を以後CAV(Constant Angular Velocity:角速度一定)信号とも呼ぶことがある。
加算器8は、パルス生成回路5とパルス生成回路7からの出力を加算して光変調器10に出力する。
レーザ9は、例えばガスレーザ等から成り、レーザビームを光変調器10に対して射出する。
光変調器10は、AOM(Acoustic Optical Modulator:電気音響変調素子)等により構成され、上記した加算器8の出力、すなわちパルス生成回路5及びパルス生成回路7から供給されるパルスのレベルに応じて、レーザビームをオン/オフして出力する。そして、このレーザビームは、図示するミラー11によりディスク原盤D−G方向に射出する角度に光路が折り曲げられ、対物レンズ12を透過してディスク原盤D−Gの記録面上に集光するようにされている。
また、上記ミラー11及び対物レンズ12は、図示しないスレッド機構によりディスク原盤D−Gの半径方向に順次移動するように構成される。
つまり、上記レーザビームの集光位置は、ディスク原盤D−Gの例えば外周方向に順次変移するようにされており、これによりディスク原盤D−Gに対しては、渦巻き状(螺旋状)に連続した案内溝(グルーブ)が形成されるようになっている。
ここで、このように案内溝が連続して螺旋状に形成される過程において、レーザビームとしてはオン/オフ制御が行われるのみであり、従ってグルーブとしては蛇行しないで形成されることになる。
その上で、上述のようにしてパルス生成回路5及びパルス生成回路7からの信号が負のパルスを生じている短い期間には、上記光変調器10によってレーザビームが遮断される。すなわち、この場合の案内溝としては、これらパルス生成回路5及びパルス生成回路7からの信号が負のパルスを生じている期間だけは、その幅が微少に狭くなるようにして形成されるものとなる。
この結果、ディスク原盤D−Gの記録面上に螺旋状に連続して形成されるグループGR(案内溝)としては、次の図2に示されるようにして、パルス生成回路5の出力信号に応じた周期(1.6MHz)と、パルス生成回路7からの出力信号に応じた周期(800kHz〜300kHz)で、それぞれ周期的に幅が狭くなる区間が形成されることになる。
なお、この図2ではディスク原盤D−Gの一部を切り出してその記録面の形状を斜視図により示している。
図示は省略するが、このようにして生成されたディスク原盤D−Gについては、現像処理されてメッキが施されることにより、スタンパD−Sとして生成される。そして、このスタンパD−Sを用いて樹脂基板上に情報(すなわち周期的な幅変調)を転写し、その上に記録膜を生成した後に必要なディスク形態に加工する等の処理を行うことで、ディスクDが生成される。
このように生成されるディスクDの記録面には、図2に示したディスク原盤D−Gと同様のグルーブGRが形成されることになる。
続いて、図3は、このようなディスクDに対し、記録膜にマークを形成することによって暗号化されたコンテンツを記録する記録装置20の内部構成を示している。
図3において、先ずディスクDに対し記録されるべきコンテンツとしての記録データは、当該記録装置20外部のホストコンピュータ80より供給されるようになっている。ホストコンピュータ80より供給される記録データは、暗号化回路28に入力される。
暗号化回路28は、CSS(Contents Scrambling System)の手法に基づいて記録データを暗号化する。そして、暗号化を施した記録データをECC(Error Correcting Code)回路29に供給するようにされる。
なお、周知のようにCSSの手法では、セクターごとに暗号化されていることを示す暗号化ビットを埋め込むようにされる。ドライブ装置ではデータ再生時にこの暗号化ビットを参照することで、ディスクD(厳密には後述する記録済みディスクD−R)に記録されているコンテンツが暗号化されたものであるか否かを判別することができる。
ECC回路29は、記録データ対して誤り訂正符号を付加すると共に、このように誤り訂正符号が付加されたデータに対してインターリーブ処理を施す。これにより、ディスクD上にディフェクトや欠落が生じた場合にも、確実にデータを再生することが可能となるようにされる。
変調回路30は、上記ECC回路29からの入力データについて、EFM(8/16)変調方式による変調処理を行う。この変調回路30によって、所定の周期の整数倍の周期でレベル1とレベル0が変化するようなマーク信号が生成される。このとき、マーク信号は直流成分が抑圧されていると共に、周期的に同期パターンが挿入されるものとなる。
このようなマーク信号はレーザドライバ31に供給される。
光ピックアップ22は、内部にレーザダイオードと、このレーザダイオードから出力されるレーザ光をディスクDの記録面に対して導くための光学系、この光学系により導かれる光をディスクDの記録面上に集光するための対物レンズと、ディスクDからの反射光を検出するためのフォトディテクタなどを含んで構成される。
このピックアップ22内において、上記対物レンズは二軸機構によってトラッキング方向及びフォーカス方向に移動可能に保持されている。
またピックアップ22全体はスレッド機構SLによりディスク半径方向に移動可能とされている。
上記レーザドライバ31は、上記マーク信号に基づき、光ピックアップ22内の上記レーザダイオードを発光駆動する。これによってディスクDの記録膜に対しマークが形成され、データの記録が行われる。
また、光ピックアップ22において、ディスクDからの反射光情報はフォトディテクタによって検出され、受光光量に応じた電気信号とされてマトリクス回路23に供給される。
マトリクス回路23には、上記フォトディテクタとしての複数の受光素子からの出力電流に対応して電流電圧変換回路、マトリクス演算/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理により必要な信号を生成する。
例えば再生データに相当する高周波信号(RF信号ともいう)、サーボ制御のためのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEを生成する。
マトリクス回路23から出力される上記フォーカスエラー信号FE及びトラッキングエラー信号TEは、図示するようにしてサーボ回路24へ供給される。また、マトリクス回路23からのRF信号は、スピンドル制御回路25及び位置情報検出回路26へ供給されるようになっている。
サーボ回路24は、上記フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEから、フォーカス、トラッキング、スレッドの各種サーボドライブ信号を生成しサーボ動作を実行させる。
すなわちフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEに応じてフォーカスドライブ信号、トラッキングドライブ信号を生成し、光ピックアップ22内の二軸機構のフォーカスコイル、トラッキングコイルを駆動することになる。これによって光ピックアップ22、マトリクス回路23、サーボ回路24、二軸機構によるトラッキングサーボループ及びフォーカスサーボループが形成される。
またサーボ回路24は、トラッキングエラー信号TEの低域成分として得られるスレッドエラー信号や、システムコントローラ27からのアクセス実行制御などに基づいてスレッドドライブ信号を生成し、スレッド機構SLを駆動する。スレッド機構SLには、図示しないが、光ピックアップ22を保持するメインシャフト、スレッドモータ、伝達ギア等による機構を有し、スレッドドライブ信号に応じてスレッドモータを駆動することで、ピックアップ22の所要のスライド移動が行なわれる。
スピンドル制御回路25は、ターンテーブルに載置されたディスクDを回転駆動するためのスピンドルモータ(SPM)21を、CLVモードにより回転させるための制御を行う。
この場合、スピンドル制御回路25は、マトリクス回路23から供給されるRF信号に基づいて生成したスピンドル制御信号S−SPをスピンドルモータ21に供給することで、回転制御を行うようにされる。なお、このスピンドル制御回路25の内部構成については後述する。
またスピンドルモータ21としては、システムコントローラ27から供給されるスピンドルキック/ブレーキ制御信号に応じて、モータの起動、停止、加速、減速などの動作も実行するようにされる。
また、位置情報検出回路26は、マトリクス回路23から供給されるRF信号に基づき、ディスクD上のアドレスを示す位置情報を検出するようにされる。なお、この位置情報検出回路26の内部構成についても後述する。
ここで、以上のようなサーボ系及び記録再生系の各種動作は、マイクロコンピュータで構成されるシステムコントローラ27により制御される。
システムコントローラ27は、ホストコンピュータ80からのコマンドに応じて各種処理を実行する。
例えばホストコンピュータ80から書込命令(ライトコマンド)が出されると、システムコントローラ27は、まず書き込むべきアドレスに光ピックアップ22を移動させる。そしてECC回路29、変調回路30により、ホストコンピュータ80から転送されてきた記録データ(例えばMPEG2などの各種方式のビデオデータや、オーディオデータ等)について上述したようにエンコード処理を実行させる。そして、上述もしたように変調回路30からのマーク信号がレーザドライバ31に供給され、このマーク信号に応じて光ピックアップ22内のレーザダイオードが発光駆動されることで、ディスクDに対するデータの記録が実行される。
このとき、上述したトラッキングサーボループによるトラッキングサーボ動作が行われていることで、ディスクDの記録膜に対し、レーザ光の照射に基づくマークが案内溝に沿うようにして形成されることになる。
また、特に本実施の形態の場合、システムコントローラ27は、後述するスピンドル制御回路25内の通過信号エネルギー比較回路42からの指示信号に応じて、同じく後述するスイッチ45の端子切り替え制御を行うようにされるが、これについては後述する。
なお、この図3ではホストコンピュータ80に接続される記録装置の構成としたが、本発明の記録装置としては他の機器に接続されない形態もあり得る。その場合は、操作部や表示部が設けられたり、データ入出力のインターフェース部の構成が、図3とは異なるものとなる。つまり、操作に応じて記録が行われるとともに、各種データの入出力のための端子部が形成されることになる。
ところで、ディスクDからの反射光に基づいて検出されるRF信号としては、グルーブGRの幅変化として記録された情報を反映しているものとなっている。しかし、先の図2にて説明したこの幅変化による情報の記録手法からも理解されるように、この場合のグルーブ幅の変化は非常に微小なものとなるので、その検出感度は極めて低いものとなる。すなわち、通常の2値化回路などで精度良く検出することは非常に困難となる。
そこで、記録装置20としては、図3に示したスピンドル制御回路25、及び位置情報検出回路26を、それぞれ図4、図5に示すような構成とし、これによって微少な幅変調により記録された情報を高精度に検出することが可能となるようにされている。
先ず、図4は、スピンドル制御回路25の内部構成を示している。なお、この図では図3に示したシステムコントローラ27も示している。
図4において、先の図3に示したマトリクス回路23から供給されるRF信号は、3つの狭帯域バンドパスフィルタ(BPF)40、41、43に入力される。
バンドパスフィルタ40は、その中心周波数が1.59MHzに設定され、バンドパスフィルタ41は中心周波数が1.61MHzに設定されている。すなわち、これらバンドパスフィルタ40,41に対しては、この場合の回転制御のための周波数である1.6MHzに±1MHzとなる中心周波数がそれぞれ設定される。
これらバンドパスフィルタ40,41を通過した信号は通過信号エネルギー比較回路42に供給される。
一方、バンドパスフィルタ43には中心周波数として1.60MHzが設定される。このバンドパスフィルタ43を通過した信号は位相検出回路44にて位相検出とフィルタリングが行われた後、後述するスイッチ45の端子t3に供給されるようになっている。
通過信号エネルギー比較回路42は、上記バンドパスフィルタ40,41を通過してきた信号エネルギーを比較し、その差分を演算して出力する。
ここで、スピンドルモータ21の回転周波数が正しい場合には、上記2つのバンドパスフィルタ40,41からそれぞれ等しいエネルギーの信号レベルが検出される。しかし、スピンドルモータ21の回転数が所定よりも少しだけ低い場合には、バンドパスフィルタ40の出力の方が、バンドパスフィルタ41よりも高いレベルで検出される。
また、これとは逆に、スピンドルモータ21の回転数が所定よりも少しだけ高い場合には、バンドパスフィルタ41の出力がバンドパスフィルタ40よりも高いレベルで検出される。このように検出される信号が後述するスイッチ45を介してドライバアンプ46により増幅され、スピンドル制御信号S−SPとしてスピンドルモータ21に供給される。この結果、スピンドルモータ21の回転数が、ほぼ理想値となるように制御される。
通過信号エネルギー比較回路42は、このようにして比較した2つのバンドパスフィルタ40,41の通過信号のエネルギーについて、それぞれが同じレベルにより得られたことに応じて、図2にも示したシステムコントローラ27に対しその旨を示す信号を出力する。
この信号は、スイッチ45の端子を切り替えるための指示信号としてシステムコントローラ27に供給され、システムコントローラ27はこの指示信号に応じてスイッチ45の端子切り替えを行うようにされる。具体的には、スイッチ45の端子t2から端子t3が選択されるように切り替え制御を行う。
スイッチ45は、端子t1に対して端子t2、端子t3のいずれかを択一的に選択可能に構成される。上記説明からも理解されるように、端子t2は通過信号エネルギー比較回路42と接続され、端子t1はドライバアンプ46と接続される。また、端子t3が、図示するようにして位相検出回路44を介して先に述べたバンドパスフィルタ43と接続される。
ここで、上記のようにしてバンドパスフィルタ40,41の出力に基づく回転制御が行われた後に、スイッチ45の端子t3が選択されることで、ドライバアンプ46には位相検出回路44からの出力が供給されることになる。すなわち、これによって周波数制御から位相制御に切り替えられて、通常の位相制御(PLL)モードに移行するようにされる。つまり、このような位相制御が行われることで、バンドパスフィルタ40,41からの信号エネルギー比較に基づく周波数制御で回転制御を行う場合よりも、さらに高精度で回転制御を行うことができるようにされている。
なお、このようなより高精度な回転制御を行わないとした場合等には、バンドパスフィルタ43、位相検出回路44、スイッチ45は省略して周波数制御のみに依る回転制御を行うように構成することもできる。
このような構成において、3つのバンドパスフィルタ40,41,43としては、通過帯域が例えば数百kHz程度の狭帯域フィルタを用いることができる。従って、これらのフィルタではRF信号に生じるノイズ成分を大きく除去することができる。この結果、本実施の形態の記録装置20に依れば、先の図2に示したようなグルーブ幅の微少な変調部分を使って、スピンドルモータ21の回転制御を精度良く行うことができることになる。
なお、確認のために述べておくと、このようにして狭帯域のバンドパスフィルタを用いてディスクDの回転制御情報を精度良く検出することができるのは、ディスクDのグルーブGRの幅変調を周期的に行うようにされているからである。
続いて、図5は、位置情報検出回路26の内部構成を示している。
先ずは、この場合における位置情報の検出手法について簡単に述べておくと、先の図2においても説明したように、ディスクDのグルーブGRに対しては、上記した回転制御情報としての1.6MHzで一定となる周期に依る幅変調と共に、CAV信号として、ディスクDの半径位置に応じて800kHz〜300kHzの範囲で変化するような周期による幅変調とが行われている。
この場合の位置情報の検出としては、RF信号中に得られる上記CAV信号としての800kHz〜300kHzに対応する周波数帯域の成分を抽出し、その周波数がこの800kHz〜300kHzのうちの何れとなっているかを検出した結果に基づき、ディスクDの半径位置を推測することで行うようにされる。
このための構成として本実施の形態では、図示する乗算回路50、バンドパスフィルタ51、発振器52、乗算器53、ローパスフィルタ(LPF)54、VCO(可変周波数発振器)55により、狭帯域のフィルタ、及び周波数変位回路と位相検出回路とによるPLLを構成し、これによってRF信号中のCAV信号の成分(800kHz〜300kHz)を抽出するようにしている。
具体的に、上記乗算器50には、先の図3に示したマトリクス回路23からのRF信号と、VCO55の出力信号とが供給され、これらの乗算結果が上記バンドパスフィルタ51に供給される。バンドパスフィルタ51は、例えばその中心周波数が2MHzに設定された狭帯域フィルタとなっていて、2MHz周辺の信号だけを通過させる。このバンドパスフィルタ51を通過した信号は、上記乗算器53によって発振器52から供給される2MHz固定の信号と乗算され、上記ローパスフィルタ54によってその低域成分だけが濾過された後に、VCO55をドライブする。
このような構成は、全体としてPLL回路を構成していることがわかる。
このようにして構成されるPLL回路がCAV信号にロックすれば、RF信号に含まれているCAV信号の成分がバンドパスフィルタ51により抽出される。この場合、CAV信号の周波数はディスクDの半径方向位置に応じて変動するが、このようなCAV信号の周波数の変動に応じては、自動的にVCO55の発振周波数が追従するようにされる。
すなわち、VCO55の発振周波数は、CAV信号の中心周波数をFc、VCO55の発振周波数をFvとすると、次の[数1]を満足するように自動調整される。

Fc+Fv=2MHz ・・・ [数1]

具体的には、RF信号中のCAV信号成分が800kHzである場合には、VCO55の発振周波数は2.0MHz−800kHz=1.2MHzとなり、またCAV信号成分が300kHzであるときは2.0MHz−300kHz=1.7MHzとなる。
このようなPLL回路を構成することにより、CAV信号以外の周波数成分を取り除くことが可能となり、ディスクD上のグルーブGRの微少な幅変調により記録されたCAV信号を確実に精度良く検出することができる。
周波数カウンタ56は、VCO55の周波数を計測する。
周波数・位置情報変換回路57は、周波数カウンタ56による計測結果と、図示する周波数・位置情報変換テーブル58とに基づき、ディスクD上の半径方向位置の情報としての位置情報(つまりアドレス情報)を検出する。
ここで、CAV信号の周波数とVCO55の発振周波数との関係は、[数1]に依ると「2MHz−VCO55の発振周波数=CAV信号の周波数」となる。そこで周波数・位置情報変換回路57としては、例えば「2MHz−VCO55の発振周波数」によりCAV信号の周波数を求めた上で、予めCAV信号の周波数と半径方向位置とが対応づけられた周波数・位置情報変換テーブル58を参照して、上記半径方向位置の情報としての位置情報を検出するようにされる。
この位置情報は、先の図3にて示したようにシステムコントローラ27に対して供給される。このような位置情報は、トラックアドレスとほぼ等価な情報として扱うことができ、これによってランダムアクセスを実現しながらディスクDにデータ記録を行うことができるようになる。
なお、周波数・位置情報変換テーブル58の情報内容としては、予めディスクDの位置情報に対しVCO55の発振周波数とを対応づけておくことで、周波数・位置情報変換回路57は周波数カウンタ56の計測結果そのものからテーブル58を参照して位置情報を検出するように構成することもできる。
これまでで説明した記録装置20の構成により、ディスクDに対しては、グルーブに沿って形成されたマークによって、暗号化回路28でCSSに従った暗号化が施されたコンテンツを記録できる。
このようにしてディスクDに対し暗号化したコンテンツが記録された最終製品としてのディスクを、記録済みディスクD−Rと呼ぶ。
図6は、記録済みディスクD−Rの記録面の構造を、先の図2と同様にその一部を切り出して記録面の様子を斜視図により示している。
図示するようにして記録済みディスクD−Rには、周期的な微少の幅変調が行われたグルーブGRに沿って、斜線部により示すマークMが形成され、これによって暗号化されたコンテンツが記録されている。
この場合、マークMはグルーブGR内に形成される場合(所謂グルーブ記録が行われた場合)を示しているが、グルーブGRに沿った記録としてはグルーブGRとグルーブGRとの間のランド部分を対象として行うこともできる。
ところで、従来において、光ディスク記録媒体について再生を行うドライブ装置においては、著作権保護の観点などから、先にも述べたように装填された光ディスク記録媒体のウォブルの有無を判定し、且つ記録されたコンテンツが暗号化されたものであるか否かを判定した結果に基づき、コンテンツの再生を停止するようにされたものがある。
すなわち、データ記録が可能な光ディスク記録媒体に対し、暗号化された再生専用のコンテンツが記録されている場合には、当該光ディスク記録媒体は不正に再生専用コンテンツをコピーした海賊版ディスクであると判断できるので、ウォブルが検出され、且つそこに記録されるコンテンツが暗号化されたものであるとした場合には、当該光ディスク記録媒体が海賊版ディスクであるとみなしてコンテンツの再生を強制的に停止するようにされるものである。
ここで、このようなドライブ装置の存在の一方で、現状では、著作権者サイドで暗号化された再生専用のコンテンツを記録可能ディスクに対して記録して配布したいとの要求がされ始めている。つまり、特に量産の見込めないコンテンツについては、記録可能ディスクに記録した方が、ディスク原盤の製造から最終的な製品完成までの総コストを勘案した場合に、ROMディスクで配布するよりも低コストに抑えることができるからである。
しかしながら、現状の例えばDVD−Rディスクなどの記録可能ディスクに対し、そのまま暗号化された再生専用のコンテンツを記録した場合には、上記のような海賊版判定機能付きのドライブ装置においては、ウォブルが検出され且つコンテンツが暗号化されて記録されていることが判定されるので、コンテンツを再生することができなくなってしまうことが問題となる。
このような事情に対し、本実施の形態の記録済みディスクD−Rによれば、暗号化されたコンテンツが記録された記録可能ディスクとして、グルーブが蛇行されずに形成されていることで、ウォブルが検出されないようにすることができ、これによって当該記録済みディスクD−Rはドライブ装置側で通常のROMディスクであるとして認識させることができる。
つまり、これによって暗号化されたコンテンツ(再生専用コンテンツ)が記録された記録可能ディスクであっても、ドライブ装置でのコンテンツの再生が通常のROMディスクの場合と同様に行われるようにすることができる。
そして、このようにグルーブを蛇行させない記録可能ディスクとして、本実施の形態ではグルーブの幅を周期的に微少変調させることで、回転制御情報や位置情報などの必要な情報を記録することができる。
そして、先にも説明したように、このような幅変調は周期的に行うようにしたことで、この幅変調が微少なものであっても、記録情報を狭帯域のバンドパスフィルタを用いて精度良く検出することができる。
また、これを換言すれば、このように狭帯域のバンドパスフィルタを用いて精度良く記録情報を検出することができるので、グルーブの幅の変調は微少なもので足るものとできる。
そして、このようにグルーブ幅の変調が微少にできることで、同じRF信号に基づき行われるマーク列記録されたデータについての再生に影響を与えないようにすることができる。つまり、マーク列として記録されたデータの再生の観点から見れば、RF信号に極めて微量のノイズが重畳するに過ぎず、従ってコンテンツの再生の妨げとなるようなことが無いようにできる。
さらには、本実施の形態の記録装置20によれば、ディスクDに周期的に記録された回転制御情報、及び位置情報としてのグルーブの幅変調の周期を検出するように構成されるので、この検出した周期の情報に基づいて回転制御情報及び位置情報を取得することができる。
そして、取得された回転制御情報に基づき、記録装置20においてはディスクDを所要の回転制御方式(この場合はCLV)によって回転駆動することができる。
また、同じく取得された位置情報に基づき、記録装置20ではランダムアクセスを実現しながらディスクDに対してマーク列によるデータの記録を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明としてはこれまでで説明した実施の形態に限定されるべきものではない。
例えば実施の形態では、グルーブ幅の変調により記録する情報として、回転制御情報と位置情報との双方を記録するものとしたが、どちらか一方のみを記録することもできる。
例えば、回転制御情報のみを記録するとした場合において、ランダムアクセスを可能とするには、例えば光ピックアップ22から照射されるレーザ光のビームスポットのディスクD上の半径位置を検出するセンサなどを用いて、ディスクD上の半径方向位置を検出するように構成することができる。
また、位置情報のみを記録する場合、ディスクDの回転制御は、例えば図1に示したカッティング装置1が備えるようなFG信号を出力可能なスピンドルモータ2と、供給される半径方向位置情報に応じてFG信号の周波数が徐々に変化されるようにスピンドルモータ2の回転数を制御するスピンドルサーボ回路3を備えることで、ディスクDをCLV方式により回転駆動することができる。
また、位置情報の検出について、RF信号中のCAV信号成分を抽出する構成としては図5に示したものに限定されず、同様にRF信号中のCAV信号成分を抽出できる構成であれば他の構成を採ることができる。
また、グルーブの幅変調により記録する情報としては、実施の形態で例示した回転制御情報、位置情報以外にも、例えば著作権保護のための情報など他の情報を記録することもできる。
また、実施の形態において、回転制御情報として設定した周波数やCAV信号として設定した周波数、及びディスクの回転速度やFGの歯数などはあくまで一例を示したものに過ぎず、これらの値に限定されるものではない。
但し、当然ではあるが、回転制御情報と位置情報との双方を記録する場合は、それらの周波数が重なるとそれぞれの情報検出を正確に行うことができなくなるので、双方に設定する周波数としては比較的離れた帯域とすることが好ましい。
また、実施の形態では、記録済みディスクD−R(ディスクD)がDVD方式による記録可能ディスクである場合を例示したが、他にもCD(Compact Disc)方式、MD(Mini Disc:光磁気ディスク)方式など、他の方式の記録可能ディスクとすることもできる。
その場合、方式の別に応じて回転制御情報の周波数などを適宜変更すればよい。
本発明における実施の形態としての光ディスク記録媒体を製造するためのカッティング装置の構成を示したブロック図である。 図1に示すカッティング装置により生成されたスタンパ(光ディスク記録媒体)の記録面の構造を示した斜視図である。 実施の形態の記録装置の構成について示したブロック図である。 図3に示す記録装置が備えるスピンドル制御回路の構成について示したブロック図である。 図3に示す記録装置が備える位置情報検出回路の構成を示したブロック図である。 実施の形態としての光ディスク記録媒体(記録済みディスク)の記録面の様子を示した斜視図である。 従来の記録可能ディスクの記録面の構造を示した斜視図である。 同じく、従来の記録可能ディスクの記録面の構造を示した斜視図である。
符号の説明
1 カッティング装置、2,21 スピンドルモータ(SPM)、3 スピンドルサーボ回路、4,52 発振器、5,7 パルス生成回路、8 加算器、9 レーザ、10 光変調器、11 ミラー、12 対物レンズ、20 記録装置、22 光ピックアップ、23 マトリクス回路、24 サーボ回路、25 スピンドル制御回路、26 位置情報検出回路、27 システムコントローラ、28 暗号化回路、29 ECC回路、30 変調回路、31 レーザドライバ、40,41,43,51 バンドパスフィルタ(BPF)、42 通過信号エネルギー比較回路、44 位相検出回路、45 スイッチ、46 ドライバアンプ、50,53 乗算器、54 ローパスフィルタ(LPF)、55 VCO、56 周波数カウンタ、57 周波数・位置情報変換回路、58 周波数・位置情報変換テーブル、80 ホストコンピュータ、D−G ディスク原盤、D−S スタンパ、D ディスク、D−R 記録済みディスク、GR グルーブ、M マーク

Claims (9)

  1. 案内溝が形成され記録膜を有することでデータ記録が可能とされた光ディスク記録媒体であって、
    上記案内溝が蛇行せずに形成され、且つその幅が周期的に変調されていると共に、上記案内溝に沿って上記記録膜に対して形成されるマークによって暗号化されたデータが記録されている、
    ことを特徴とする光ディスク記録媒体。
  2. 上記案内溝の上記周期的な幅変調により、上記光ディスク記録媒体の回転制御のための情報が記録されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録媒体。
  3. 上記案内溝の上記周期的な幅変調により、上記光ディスク記録媒体上の半径方向位置を表す位置情報が記録されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録媒体。
  4. それぞれ異なる周期による上記案内溝の幅変調が行われていることで、上記光ディスク記録媒体の回転制御のための情報と、上記光ディスク記録媒体上の半径方向位置を表す位置情報とが記録されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録媒体。
  5. 案内溝が形成され記録膜を有することでデータ記録が可能とされた光ディスク記録媒体を製造するためのディスク製造方法であって、
    回転駆動されるディスク原盤に対し、レーザ光のレーザパワーを周期的に変調させつつ半径方向に上記レーザ光が移動されるようにして露光を行うことで、上記ディスク原盤に対し上記案内溝を蛇行させずに且つその幅が周期的に変調されるようにして形成するカッティング工程と、
    上記カッティング工程を経た上記ディスク原盤をもとに作成したスタンパを用いてディスク基板を生成すると共に、上記ディスク基板に対し少なくとも上記記録膜を成膜して光ディスク記録媒体を生成するディスク生成工程と、
    上記光ディスク記録媒体の上記案内溝に沿って上記記録膜に対するレーザ光の照射を行うことで、上記記録膜に対して形成されるマークによって暗号化されたデータを記録する記録工程と、
    を備えていることを特徴とするディスク製造方法。
  6. 案内溝が形成され記録膜を有することでデータ記録が可能とされた光ディスク記録媒体であって、上記案内溝が蛇行せずに形成され、且つその幅が周期的に変調されることで所定の情報が記録される光ディスク記録媒体に対しデータの記録を行う記録装置であって、
    上記案内溝の上記幅変調の周期を検出した結果に基づき上記所定の情報を取得する情報取得手段と、
    上記案内溝に沿って上記記録膜に対するレーザ光の照射を行うレーザ光照射手段と、
    上記記録膜に対する上記レーザ光の照射により形成されるマークによって暗号化されたデータが記録されるように上記レーザ光照射手段を制御する記録制御手段と、
    を備えることを特徴とする記録装置。
  7. 上記光ディスク記録媒体には、上記案内溝の周期的な幅変調により、上記光ディスク記録媒体の回転制御のための情報が記録されており、
    上記情報取得手段は、
    上記幅変調の周期を検出した結果に基づいて上記回転制御のための情報を取得し、
    さらに、上記回転制御のための情報に基づき上記光ディスク記録媒体についての回転制御を行う回転制御手段を備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 上記光ディスク記録媒体には、上記案内溝の周期的な幅変調により、上記光ディスク記録媒体上の半径方向位置を表す位置情報が記録されており、
    上記情報取得手段は、
    上記幅変調の周期を検出した結果に基づき上記位置情報を検出する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  9. 上記案内溝にはそれぞれ異なる周期による上記幅変調が行われていることで、上記光ディスク記録媒体の回転制御のための情報と上記光ディスク記録媒体上の半径方向位置を表す位置情報とが記録されており、
    上記情報取得手段として、
    上記幅変調の一方の周期を検出した結果に基づき、上記回転制御のための情報を取得する回転制御情報取得手段と、
    上記幅変調の他方の周期を検出した結果に基づき、上記位置情報を取得する位置情報検出手段とを備えるようにされる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
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