JP3942160B2 - 光ディスクのプッシュプル波形測定装置及び方法 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、情報信号が書き込まれる主領域と、ピットが予め形成されたエンボス領域とからなるトラックを有する光ディスクのプッシュプル波形測定装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、情報信号の書込が可能な光学式の記録媒体として、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等の光ディスクが知られている。更に、このような光ディスクに対して情報データの記録及び再生を行う情報記録再生装置が製品化されてきた。
【0003】
図1は、上記光ディスクとしてのDVD−RWの領域構成を概略的に示す図である。
図1に示すように、DVD−RWは、ディスク内周側から外周側に向けて、PCA(Power Calibration Area)、RMA(Recording Management Area)、リードインエリア、データエリア、リードアウトエリアからなるデータ構造を有している。PCAはレーザビームの記録パワーを決定するときの試し書きを行うエリアであり、RMAは記録に関する管理情報を書き込むエリアである。リードインエリアの一部にはエンボス領域が形成されている。エンボス領域はディスクに予め形成された位相ピットであり、エンボス領域にはコピー防止等に関する情報が記録される場合がある。
【0004】
図2は、かかる記録可能なディスクの記録面上の一部を示す図である。
図2に示す如く、ディスク基板101上には、螺旋状もしくは同心円状に、情報データを担う情報ピット(マーク)Ptが形成されるべき凸状のグルーブトラック103、及び凹状のランドトラック102が交互に形成されている。更に、互いに隣接するグルーブトラック103間には、複数のLPP(ランドプリピット)104が形成されている。LPP104は、ディスクレコーダが情報データを記録する際にその記録タイミング及びアドレスを知る為にランドトラック102上に予め設けられているものである。
【0005】
かかるLPPを有する光ディスクを再生するディスクプレーヤにおいては、LPP検出回路が備えられている。LPP検出回路は、2値化回路から構成され、ピックアップによって光ディスクからの反射ビームを例えば、トラック接線方向に2分割の光検出器で受光し、その光検出器の出力信号の差信号、すなわちラジアルプッシュプル信号PPを得る。プッシュプル信号PPは図3に示すような波形であり、LPP成分はそのプッシュプル信号PPから突出した成分となる。よって、そのプッシュプル信号PPのレベルと閾値THとを比較することによりLPPの検出を示すプリピット検出信号PPDを生成する。
【0006】
プリピット検出信号PPDは、LPPに対応したピックアップの読み取り位置毎に図4に示す如くパルス状にレベル変化が生じる。プリピット検出信号PPD中には図4に示す如く周期T毎に表れる同期パルスPSYNCが存在する。同期パルスPSYNCに続いて2つのプリデータパルスが所定の間隔で存在するが、それらはアドレス等のデータを表すために各周期において常に存在する訳ではない。図4に示すように同期パルスPSYNCから3番目の位置のパルスがセクタアドレスを担うプリデータパルスPDである。光ディスクに情報を記録する際にはこのプリピット検出信号PPDに基づいて光ディスクのアドレスを検出して情報の記録が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
LPPを含む光ディスクの製造メーカに対しては、製造された光ディスクのLPPが規格を満たしたものであることが要求されている。光ディスクの規格の適用は、光ディスクのデータ領域に限らず、情報エリア内のエンボス領域も対象である。その光ディスクの中には、そのエンボス領域の全てがアンリーダブル部となっている光ディスク(例えば、DVD−RWバージョン1.0)の他に、図5に示すようにエンボス領域がディスク内側から順にリーダブル部、アンリーダブル部となっている光ディスク(例えば、DVD−RWバージョン1.1)がある。かかるDVD−RWバージョン1.1によれば、エンボス領域(コントロールデータゾーンと呼ばれる)の内側に位置する176コントロールデータブロックはリーダブル部となっており、これに続く16サーボブロックはアンリーダブル部となっている。また、DVD−RWバージョン1.1ディスクによれば、そのリーダブル部はコピー防止等に関する情報が読み出し可能な深い位相ピットによって記録されており、大半のディスクにはこのリーダブル部におけるトラック間にLPPが形成されていない。一方、アンリーダブル部は、そのエリアに上書き記録された情報の読み出しを妨げるため、浅い位相ピットによって形成されており、かかるアンリーダブル部におけるトラック間にはデータ領域のトラック間と同様にLPPが形成されている。アンリーダブル部のLPPはアンリーダブル部よりディスク外側近くに位置するデータ領域のアドレスを最初の位置から判断するために設けられている。
【0008】
規格を満たすか否かを判断するためには、グルーブ領域(データ領域を含む図2のようにグルーブトラックがある主領域)、エンボス領域のリーダブル部及びアンリーダブル部各々に対するプッシュプル信号PPを含む信号波形を測定する必要がある。この測定では、特に、エンボス領域のグループ領域との開始境界部分及び終了境界部分を含めて行う必要があり、効率良い測定が望まれていた。
【0009】
そこで、本発明の目的は、光ディスクのエンボス領域と主領域との境界部分を含む各測定対象部分についてのプッシュプル信号波形の測定を効率良く行うことができるプッシュプル波形測定装置及び方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のプッシュプル波形測定装置は、情報信号が記録される主領域と、ピットが予め形成されたエンボス領域とからなるトラックを有する光ディスクのプッシュプル波形測定装置であって、トラックの接線方向に第1及び第2受光面として分割された受光面を有し、トラックに照射された光ビームの反射光を第1及び第2受光面で受光して第1及び第2受光面各々の受光量に応じた第1及び第2光検出信号を出力する光検出手段と、光検出手段から出力された第1及び第2光検出信号の差を算出してプッシュプル信号を生成する減算手段と、主領域の所定位置、エンボス領域の開始境界位置及び終了境界位置のいずれか1の位置を指定する指定手段と、光ビームの照射位置を指定手段によって指定された1の位置に移動させる移動制御手段と、移動制御手段による光ビームの照射位置の移動後、光ディスクをトラッキングサーボ系の動作を停止させた状態で再生する再生手段と、プッシュプル信号の波形を表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
本発明のプッシュプル波形測定方法は、情報信号が記録される主領域と、ピットが予め形成されたエンボス領域とからなるトラックを有する光ディスクのプッシュプル波形測定方法であって、トラックに照射された光ビームの反射光を、トラックの接線方向に第1及び第2受光面として分割された受光面で受光して第1及び第2受光面各々の受光量に応じた第1及び第2光検出信号を出力する光検出ステップと、光検出手段から出力された第1及び第2光検出信号の差を算出してプッシュプル信号を生成する減算ステップと、主領域の所定位置、エンボス領域の開始境界位置及び終了境界位置のいずれか1の位置を指定する指定ステップと、光ビームの照射位置を指定手段によって指定された1の位置に移動させる移動制御ステップと、移動制御手段による光ビームの照射位置の移動後、光ディスクをトラッキングサーボ系の動作を停止させた状態で再生する再生ステップと、プッシュプル信号の波形を表示装置に表示させる表示制御ステップと、を備えたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図6は本発明による波形測定装置を示している。この波形測定装置において、記録再生ヘッド2には、図2に示した如き記録面を有する追記又は書換可能な光ディスク1に対して情報データの記録を行う記録ビーム光発生装置(図示せず)、光ディスク1から記録情報(情報データを含む)の読み取りを行う読取ビーム光発生装置(図示せず)及び4分割光検出器(図7の符号20)が搭載されている。
【0013】
記録ビーム光発生装置と読取ビーム光発生装置とは個別に設ける必要はなく、記録時には記録用光ビームを発生し、読取時には読取用光ビームを発生する1つの光ビーム発生装置であっても良い。
読取ビーム光発生装置は、スピンドルモータ9によって回転駆動される光ディスク1に読取ビーム光を照射し、その記録面上に情報読取スポットを形成させる。4分割光検出器20は、図7に示すように、光ディスク1の情報記録トラック(グルーブトラック103)の接線に沿った方向と、記録トラックの接線に直交する方向とによって4分割された受光面20a〜20dを有する光電変換素子からなる。その光電変換素子は、情報読取スポットによる光ディスク1からの反射光を4つの受光面20a〜20d各々によって受光し、夫々を個別に電気信号に変換したものを受光信号Ra〜Rdとして出力する。
【0014】
サーボ制御装置4は、これら受光信号Ra〜Rdに基づいてフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号及びスライダ駆動信号を各々生成する。フォーカスエラー信号は、記録再生ヘッド2に搭載されているフォーカシングアクチュエータ(図示せず)に供給される。フォーカシングアクチュエータは、フォーカスエラー信号に基づいて情報読取スポットの焦点を調整する。トラッキングエラー信号は、記録再生ヘッド2に搭載されているトラッキングアクチュエータ(図示せず)に供給される。トラッキングアクチュエータは、トラッキングエラー信号に基づいて情報読取スポットの形成位置をディスク半径方向にて調整する。スライダ駆動信号はスライダ10に供給される。スライダ10はスライダ駆動信号に応じた速度で記録再生ヘッド2をディスク半径方向に移送させる。
【0015】
また、上記受光信号Ra〜Rdは加算器21〜23及び減算器24を有するヘッドアンプ25に供給される。加算器21は受光信号Ra,Rdを加算し、加算器22は受光信号Rb,Rcを加算する。すなわち、加算器21は4分割光検出器20の受光面20a及び20dによって各々受光されて得られた受光信号Ra及びRd同士を加算して加算受光信号Ra+dを出力する。また、加算器22は4分割光検出器20の受光面20b及び20c各々によって受光されて得られた受光信号Rb及びRc同士を加算して加算受光信号Rb+cを出力する。
【0016】
加算器23は加算器21,22の各出力信号Ra+d,Rb+cを加算する。加算器23の出力信号は読取信号、すなわちRF信号であり、情報データ再生回路30及びアドレス検出回路50に供給される。情報データ再生回路30は、その読取信号を2値化した後、復調処理、誤り訂正処理、及び各種情報復号処理を順次実施することにより、光ディスク1に記録されていた情報データ(映像データ、音声データ、コンピュータデータ)の再生を行い、これを出力する。
【0017】
加算器23の出力にはLPF27が接続されている。LPF27は加算器23の出力RF信号の低域成分(例えば、30kHz以下)を抽出し、それをRF直流成分信号として出力する。
減算器24は加算器21の出力信号Ra+dから加算器22の出力信号Rb+cを減算する。減算器24の出力信号は上記のグルーブトラック103のウォブリングによる周波数を示す信号となり、スピンドルモータ9のスピンドルサーボ装置26に供給される。スピンドルサーボ装置26は減算器24の出力信号から得られる周波数が予め定められた回転速度に対応した周波数になるようにスピンドルモータ9を回転駆動する。スピンドルサーボ装置26の構成については特開平10−283638号公報に既に開示されているので、ここでの説明は省略する。
【0018】
プリピット検出回路5は、加算器21,22の各出力信号に基づいて、図2に示した如き、光ディスク1のランドトラック(プリピットトラック)102上に形成されているランドプリピット(LPP)104を検出してプリピット検出信号PPDを記録処理回路7及びアドレス検出回路51に供給する。
記録処理回路7は、プリピット検出信号PPDに基づいて、現時点において記録再生ヘッド2が記録を行っている位置、すなわち、グルーブトラック103上の位置を認識し、この記録位置から所望の記録位置へと記録再生ヘッド2をトラックジャンプせしめるべき制御信号をサーボ制御装置4に供給する。更に、記録処理回路7は、記録すべき情報データに対して所望の記録変調処理を施して記録変調データ信号を生成し、これを上記記録再生ヘッド2に供給する。記録再生ヘッド2に搭載されている記録ビーム光発生装置は、かかる記録変調データ信号に応じた記録ビーム光を発生し、これを光ディスク1上のグルーブトラック103上に照射する。この際、かかる記録ビームが照射されたグルーブトラック103上の領域に熱が伝わりその領域に、情報ピット(マーク)が形成されて行く。
【0019】
記録処理回路7の構成についても特開平10−283638号公報に既に開示されているので、ここでのこれ以上の説明は省略する。
プリピット検出回路5は、図7に示すように、加算器21の出力信号Ra+dを増増幅する増幅器31と、加算器22の出力信号Rb+cを増幅する増幅器32と、増幅器31の出力信号から増幅器32の出力信号を減算して出力する減算器33と、減算器33の出力信号を閾値THにて2値化して上記のプリピット検出信号PPDを生成する2値化回路34とからなる。増幅器31の利得G1と増幅器32の利得G2とは、G1=G2に設定される。
【0020】
記録再生ヘッド2において、減算器33から出力される信号は上記の2値化回路34の他にLPF35に供給される。LPF35はプッシュプル信号PPの低域成分を抽出してプッシュプル信号PPを生成する。
上記のRF信号、RF直流成分信号及びプッシュプル信号PPはオシロスコープ61に供給される。
【0021】
オシロスコープ61はRF信号、RF直流成分信号及びプッシュプル信号PPを各々入力し、それら信号をサンプリングして波形表示する。
オシロスコープ61にはパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す)62が接続されている。パソコン62の具体的な構成は示さないが、少なくともCPU及び内部メモリを含んでいる。
【0022】
パソコン62とオシロスコープ61との間の接続は例えば、GPIB、10BASE−T、或いはRS−232C等のインターフェース規格に基づいている。オシロスコープ61は例えば、図8に示す構成を有することができる。すなわち、オシロスコープ61は、A/D変換器91と、制御回路92と、サンプルメモリ93と、表示メモリ94と、X及びYドライバ95,96と、表示パネル97と、操作部98と、インターフェース99とを備えている。A/D変換器91は3つの入力アナログ信号をディジタル信号に変換する。制御回路92はA/D変換器91によって得られたディジタル信号のサンプルデータをサンプルメモリ93に順次書き込むと共にサンプルメモリ93から表示すべきデータを読み出して表示メモリ94に書き込んで展開する。表示メモリ94は表示パネル97の各画素に対応した記憶位置を有する。X及びYドライバ95,96は表示メモリ94に書き込まれたデータに応じて表示パネル97を駆動して表示パネル97に入力アナログ信号の波形を表示させる。インターフェース99は上記のパソコン62と接続するための例えば、GPIB、10BASE−T、或いはRS−232C等のインターフェース規格に基づいた回路であり、サンプルメモリ93に書き込まれたデータを制御回路92を介してパソコン62に転送する。また、インターフェース99はパソコン62からの指令を制御回路92に中継供給する。
【0023】
かかる構成の波形測定装置において、パソコン62は、図9に示すように、光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップS1)。再生動作ではスピンドルサーボ、トラッキングサーボ及びフォーカスサーボ等のサーボ系を全てクローズ状態にさせて記録再生ヘッド2による光ディスク1からの読み取りが可能にされる。その後、記録再生ヘッド2による読取ビーム光を照射位置(読取位置)を光ディスクの半径25mmの位置に移動させる(ステップS2)。すなわち、光ディスク1のグルーブ領域に読取ビーム光を照射位置にトラックジャンプによって移動させる。読取ビーム光を照射位置の移動後、トラッキングサーボ系のみをオープン状態(トラッキングサーボ制御停止)にして記録再生ヘッド2による光ディスク1からの読み取りは継続させる(ステップS3)。トラッキングサーボ系のオープンによってグルーブトラックに沿ったトレースがなくなるので、読取ビーム光の光ディスク1上の照射位置は光ディスク1の偏心分に応じてディスク半径方向において変動する。そして、オシロスコープ61にプッシュプル信号PP、RF信号及びRF直流成分信号の波形を各々表示させる(ステップS4)。また、プッシュプル信号PPの振幅ppb(AC)とRF直流成分信号の直流レベルppb(DC)の比ppb(AC)/ppb(DC)をppbとして算出する(ステップS5)。パソコン62は、例えば、オシロスコープ61からプッシュプル信号PPの振幅ppb(AC)とRF直流成分信号の直流レベルppb(DC)とを読み取ってppb=ppb(AC)/ppb(DC)を計算する。
【0024】
更に、パソコン62は、オシロスコープ61の表示画面におけるプッシュプル信号PPの振幅中心にカーソル(基準ライン)が位置するように設定する(ステップS6)。これはパソコン62からの指示で行っても良いし、手動によっても良い。すなわち、図10(a)に示すようにプッシュプル信号PPの振幅中心を例えば、0レベルとするようにカーソル移動を行うのである。
【0025】
パソコン62は、以上のグルーブ領域における測定を終了すると、光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置及び終了境界位置のいずれの位置の波形測定であるかを判別する(ステップS7)。この判別はユーザの入力操作に応じて行っても良い。光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置の波形測定であると判別した場合には、記録再生ヘッド2による読取ビーム光の照射位置を光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置に移動させる(ステップS8)。このステップS8の移動については後述する。エンボス領域の開始境界位置への移動後、トラッキングサーボ系のみをオープン状態にして記録再生ヘッド2による光ディスク1からの読み取りは継続させ(ステップS9)、オシロスコープ61にプッシュプル信号PP、RF信号及びRF直流成分信号の波形を各々表示させる(ステップS10)。ステップS9及びS10は上記のステップS3及びS4と同様である。オシロスコープ61の表示画面には例えば、図10(b)に示すように、プッシュプル信号PP、RF信号及びRF直流成分信号の波形が同一時間軸上に同時に表示される。この表示から分かるように読取ビーム光の光ディスク1上の照射位置はエンボス領域のリーダブル部とグルーブ領域との境界を含んで光ディスク1の偏心分に応じてディスク半径方向において変動する。
【0026】
パソコン62はリーダブル部とグルーブ領域との境界部分のプッシュプル信号PPのプラス振幅(ゼロ以上の振幅レベル)PPi及びマイナス振幅(ゼロ以下の振幅レベル)PPjを測定する(ステップS11)。プラス振幅PPi及びマイナス振幅PPjは境界部分の全ての波形に対して求めても良いし、その中の最小値でも良い。そして、測定したプラス振幅PPi及びマイナス振幅PPjに対して、それぞれの領域のRF直流成分信号の直流レベルとの比
|PPi|=PPi/ppb(DC)
|PPj|=PPj/ppb(DC)
を算出する。更に、この算出した|PPi|及び|PPj|を上記した半径25mmの位置におけるppbで正規化する(ステップS12)。すなわち、|PPi|/ppb及び|PPj|/ppbの計算が行われる。DVD−RWの規格では|PPi|/ppb>0.2、|PPj|/ppb>0.2を満たす必要がある。
【0027】
パソコン62は、ステップS7において光ディスク1のエンボス領域の終了境界位置の波形測定であると判別した場合には、記録再生ヘッド2による読取ビーム光の照射位置を光ディスク1のエンボス領域の終了境界位置に移動させる(ステップS13)。このステップS13の移動についても後述する。エンボス領域の終了境界位置への移動後、トラッキングサーボ系のみをオープン状態にして記録再生ヘッド2による光ディスク1からの読み取りは継続させ(ステップS14)、オシロスコープ61にプッシュプル信号PP、RF信号及びRF直流成分信号の波形を各々表示させる(ステップS15)。ステップS14及びS15は上記のステップS3及びS4と同様である。オシロスコープ61の表示画面には例えば、図10(c)に示すように、プッシュプル信号PP、RF信号及びRF直流成分信号の波形が同一時間軸上に同時に表示される。読取ビーム光の光ディスク1上の照射位置はエンボス領域のリーダブル部とアンリーダブル部との境界及びアンリーダブル部とグルーブ領域との境界を含んで光ディスク1の偏心分に応じてディスク半径方向において変動する。アンリーダブル部はディスク半径方向において狭いので、トラッキングサーボ系のオープンによってグルーブトラックに沿ったトレースがなくなると、リーダブル部、アンリーダブル部及びグルーブ領域が読み取りの対象となる。
【0028】
パソコン62はリーダブル部とアンリーダブル部の境界部分ののプッシュプル信号PPのプラス振幅PPi及びマイナス振幅PPjと、アンリーダブル部とグルーブ領域との境界部分ののプッシュプル信号PPのプラス振幅PPi及びマイナス振幅PPjとを測定する(ステップS16)。ステップS16は上記のステップS11と同様である。そして、測定した各境界のプラス振幅PPi及びマイナス振幅PPj各々を上記したppbで正規化する(ステップS12)。
【0029】
次に、ステップS8における読取ビーム光の照射位置を光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置へ移動させる動作について説明する。
パソコン62は、図11に示すように光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップS21)。ステップS21の動作はステップS1と同様に行われるが、その再生位置はディスク1のエンボス領域より内側から開始される。パソコン62は、アドレス検出回路50によって検出されたアドレスを読み取る(ステップS22)。アドレス検出回路50及びアドレス検出回路51の各々はヘッドアンプ25の出力信号に基づいて読取ビームの照射位置におけるアドレスを検出する回路である。アドレス検出回路50はRF信号に応じて読取ビームの照射位置におけるアドレスを検出し、アドレス検出回路51はプリビット検出信号PPDに応じて読取ビームの照射位置におけるアドレスを検出する。パソコン62は、照射位置のアドレスが予め定められたリーダブル部の開始アドレスであるか否かを判別する(ステップS23)。リーダブル部の開始アドレスではないならば、更に、読取ビームの照射位置のアドレスを読み取る。読取ビームの照射位置のアドレスがリーダブル部の開始アドレスならば、読取ビーム光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置に移動したこととなる。
【0030】
次いで、ステップS13における読取ビーム光の照射位置を光ディスク1のエンボス領域の終了境界位置へ移動させる動作について説明する。
パソコン62は、図12に示すように光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップS31)。ステップS21の動作はステップS1と同様に行われるが、その再生位置はディスク1のエンボス領域後のグルーブ領域より内側から開始される。パソコン62は、アドレス検出回路51によって検出されたアドレスを読み取る(ステップS33)。パソコン62は、照射位置のアドレスが予め定められたアンリーダブル部内のアドレスであるか否かを判別する(ステップS23)。アンリーダブル部内のアドレスではないならば、更に、読取ビームの照射位置のアドレスを読み取る。読取ビームの照射位置のアドレスがアンリーダブル部内のアドレスならば、読取ビーム光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の終了境界位置に移動したこととなる。
【0031】
図11及び図12においては、エンボス領域の開始境界位置及び終了境界位置を読取アドレスに応じて判別したが、変調度から判別することもできる。次に、変調度を検出することによって読取ビーム光の照射位置を光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置又は終了境界位置へ移動させる動作を説明する。なお、変調度から判別の場合にはエンボス領域の前後のグループ領域には情報が記録されていないことが条件である。
【0032】
先ず、エンボス領域の開始境界位置への移動の場合には、パソコン62は、図13に示すように、光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップS41)。ステップS41はステップS21と同様に実行される。パソコン62は、RF信号の振幅AC及びRF直流成分信号の電圧DCを測定する(ステップS42)。RF信号の振幅AC及びRF直流成分信号の電圧DCはオシロスコープ61に供給されているRF信号から、又はRF信号及びRF直流成分信号を読み取っても良く、測定値としては平均的な振幅AC及びRF直流成分信号の電圧DCを求めても良い。RF信号の振幅AC及びRF直流成分信号の電圧DCを測定したならば、それら測定値を用いて変調度ModをAC/DCの如く算出する(ステップS43)。そして、その変調度Modが60%以上であるか否か判別する(ステップS44)。Mod<60%ならば、情報が記録されていないグループ領域であるので、再生動作に戻して(ステップS45)、ステップS42に移行する。ステップS44において、Mod≧60%ならば、情報が記録されているので、エンボス領域のリーダブル部であるので、読取ビーム光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置に移動したこととなる。
【0033】
次に、エンボス領域の終了境界位置への移動の場合には、パソコン62は、図14に示すように、光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップS51)。ステップS51はステップS31と同様に実行される。パソコン62は、RF信号の振幅AC及びRF直流成分信号の電圧DCを測定し(ステップS52)、それら測定値を用いて変調度ModをAC/DCの如く算出する(ステップS53)。ステップS52及びS53はステップS42及びS43と同様に実行される。そして、その算出した変調度Modが9〜60%であるか否か判別する(ステップS54)。Mod≠9〜60%ならば、エンボス領域がリーダブル領域或いはそれより光ディスク内側の情報が記録されていないグループ領域であるので、再生動作に戻して(ステップS55)、ステップS52に移行する。ステップS54において、Mod=9〜60%ならば、情報が記録されているので、エンボス領域のアンリーダブル部であるので、読取ビーム光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置に移動したこととなる。
【0034】
なお、変調度Modを求めるためには変調度検出回路(図示せず)をRF信号ラインに備えても良い。
次に、RF直流成分信号のレベルを検出することによって読取ビーム光の照射位置を光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置又は終了境界位置へ移動させる動作を説明する。このRF直流成分信号のレベルから判別の場合にはエンボス領域の前後のグループ領域には情報が記録されていないことが条件である。
【0035】
先ず、エンボス領域の開始境界位置への移動の場合には、パソコン62は、図15に示すように、光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップS61)。ステップS61はステップS21と同様に実行される。パソコン62は、RF直流成分信号の電圧DCを測定する(ステップS62)。RF直流成分信号の電圧DCはオシロスコープ61に供給されているRF直流成分信号を読み取る。測定値としてはRF直流成分信号の所定期間の平均電圧DCを求めても良い。RF直流成分信号の電圧DCを測定したならば、電圧DCが高レベルから低レベルに変化したか否かを判別する(ステップS63)。読取ビーム光の照射位置がグルーブ領域からエンボス領域のリーダブル部に入るとRF直流成分信号は高レベルから低レベルとなる。高レベルの状態であれば、読取ビーム光の照射位置はグルーブ領域にあるので、再生動作に戻して(ステップS64)、ステップS62に移行する。ステップS63において、RF直流成分信号が高レベルから低レベルに変化したと判別した場合にはエンボス領域のリーダブル部に対応するので、読取ビーム光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の開始境界位置に移動したこととなる。
【0036】
次に、エンボス領域の終了境界位置への移動の場合には、パソコン62は、図16に示すように、光ディスク1に対する再生動作を開始させる(ステップS71)。ステップS71はステップS31と同様に実行される。パソコン62は、RF直流成分信号の電圧DCを測定し(ステップS72)、測定したRF直流成分信号の電圧DCが低レベルから高レベルに変化したか否かを判別する(ステップS73)読取ビーム光の照射位置がエンボス領域のリーダブル部からアンリーダブル部に入るとRF直流成分信号は低レベルから高レベルとなる。RF直流成分信号の電圧DCが低レベルの状態であれば、読取ビーム光の照射位置はエンボス領域のリーダブル部にあるので、再生動作に戻して(ステップS74)、ステップS72に移行する。ステップS73において、RF直流成分信号が低レベルから高レベルに変化したと判別した場合にはエンボス領域のアンリーダブル部又はその後のグルーブ部に対応するので、読取ビーム光の照射位置は光ディスク1のエンボス領域の終了境界位置に移動したこととなる。
【0037】
なお、光ディスク1の偏心量が少ないために図10(b)又は図10(c)に示すようにエンボス領域とグルーブ領域とを含んだ波形が得られない場合には、トラッキングサーボ系にサイン波信号を供給させてステップS10及びS15における波形表示において読取ビーム光の照射が強制的にエンボス領域とグルーブ領域とを含んで行われるようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、光ディスクのエンボス領域と主領域との境界部分を含む各測定対象部分についてのプッシュプル信号波形の測定を効率良く行うことができ、測定時間を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD−RWの各領域の配置構造を示す図である。
【図2】DVD−RWの記録面の構造を示す図である。
【図3】LPP成分を含むラジアルプッシュプル信号の波形を示す図である。
【図4】プリピット検出信号の波形を示す図である。
【図5】エンボス領域のリーダブル部とアンリーダブル部とを示す図である。
【図6】本発明による波形測定装置を示すブロック図である。
【図7】図6の装置中のヘッドアンプ及びプリピット検出回路の構成を示すブロック図である。
【図8】図6の装置中のオシロスコープの概略構成を示すブロック図である。
【図9】パソコンによる波形測定動作を示すフローチャートである。
【図10】図9の波形測定動作によってオシロスコープに表示される波形例を示す図である。
【図11】エンボス領域の開始境界位置への移動動作を示すフローチャートである。
【図12】エンボス領域の終了境界位置への移動動作を示すフローチャートである。
【図13】エンボス領域の開始境界位置への移動動作を示すフローチャートである。
【図14】エンボス領域の終了境界位置への移動動作を示すフローチャートである。
【図15】エンボス領域の開始境界位置への移動動作を示すフローチャートである。
【図16】エンボス領域の終了境界位置への移動動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク
2 記録再生ヘッド
5 プリピット検出回路
10 スライダ
20 4分割光検出器
61 オシロスコープ
62 パソコン
Claims (12)
- 情報信号が記録される主領域と、ピットが予め形成されたエンボス領域とからなるトラックを有する光ディスクのプッシュプル波形測定装置であって、
前記トラックの接線方向に第1及び第2受光面として分割された受光面を有し、前記トラックに照射された光ビームの反射光を前記第1及び第2受光面で受光して前記第1及び第2受光面各々の受光量に応じた第1及び第2光検出信号を出力する光検出手段と、
前記光検出手段から出力された前記第1及び第2光検出信号の差を算出してプッシュプル信号を生成する減算手段と、
前記主領域の所定位置、前記エンボス領域の開始境界位置及び終了境界位置のいずれか1の位置を指定する指定手段と、
前記光ビームの照射位置を前記指定手段によって指定された前記1の位置に移動させる移動制御手段と、
前記移動制御手段による前記光ビームの照射位置の移動後、前記光ディスクをトラッキングサーボ系の動作を停止させた状態で再生する再生手段と、
前記プッシュプル信号の波形を表示装置に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とするプッシュプル波形測定装置。 - 前記エンボス領域は前記エンボス領域の開始境界位置側のリーダブル部と前記エンボス領域の終了境界位置側のアンリーダブル部とからなることを特徴とする請求項1記載のプッシュプル波形測定装置。
- 前記移動制御手段は、前記1の位置が前記エンボス領域の開始境界位置又は終了境界位置である場合には前記トラック上のアドレスに応じて前記光ビームの照射位置を前記1の位置に移動させることを特徴とする請求項1記載のプッシュプル波形測定装置。
- 前記移動制御手段は、前記光検出手段から出力された前記第1及び第2光検出信号の加算信号を読取信号として生成する手段を含み、前記1の位置が前記エンボス領域の開始境界位置である場合には前記トラック上のアドレスを前記読取信号又は前記プッシュプル信号中のプリピット成分に基づいて検出し、前記1の位置が前記エンボス領域の終了境界位置である場合には前記トラック上のアドレスを前記プッシュプル信号中のプリピット成分に基づいて検出することを特徴とする請求項3記載のプッシュプル波形測定装置。
- 前記移動制御手段は、前記光検出手段から出力された前記第1及び第2光検出信号の加算信号を読取信号として生成する手段を含み、前記1の位置が前記エンボス領域の開始境界位置又は終了境界位置である場合には前記光ディスクからの読取信号の変調度に応じて前記光ビームの照射位置を前記1の位置に移動させることを特徴とする請求項1記載のプッシュプル波形測定装置。
- 前記移動制御手段は、前記1の位置が前記エンボス領域の開始境界位置である場合には前記変調度が所定の第1変調度以上であることを検出し、前記1の位置が前記エンボス領域の終了境界位置である場合には前記変調度が前記第1の所定変調度より低く第2の所定変調度より高いことを検出することを特徴とする請求項5記載のプッシュプル波形測定装置。
- 前記移動制御手段は、前記光検出手段から出力された前記第1及び第2光検出信号の加算信号を読取信号として生成する手段と、前記読取信号の直流成分信号を生成する手段と、を含み、前記1の位置が前記エンボス領域の開始境界位置又は終了境界位置である場合には前記直流成分信号のレベル変化に応じて前記光ビームの照射位置を前記1の位置に移動させることを特徴とする請求項1記載のプッシュプル波形測定装置。
- 前記移動制御手段は、前記1の位置が前記エンボス領域の開始境界位置である場合には前記直流成分信号のレベルが高レベルから低レベルに変化したことを検出し、前記1の位置が前記エンボス領域の終了境界位置である場合には前記直流成分信号のレベルが低レベルから高レベルに変化したことを検出することを特徴とする請求項7記載のプッシュプル波形測定装置。
- 前記1の位置が前記主領域の所定位置である場合に前記プッシュプル信号の振幅を測定する第1振幅測定手段と、
前記1の位置が前記エンボス領域の開始境界位置又は終了境界位置である場合にその境界位置付近の前記プッシュプル信号のプラス振幅及びマイナス振幅を測定する第2振幅測定手段と、
前記第2振幅測定手段によって測定された前記プッシュプル信号のプラス振幅及びマイナス振幅を前記第1振幅測定手段によって測定された前記プッシュプル信号の振幅に応じて正規化する正規化手段と、を有することを特徴とする請求項1記載のプッシュプル波形測定装置。 - 前記プッシュプル信号のプラスマイナス振幅とは前記光ディスクの半径25mmの位置におけるプッシュプル信号の振幅中心に対するオフセット量であることを特徴とする請求項9記載のプッシュプル波形測定装置。
- 前記表示制御手段は、前記プッシュプル信号の波形と共に前記読取信号及び前記直流成分信号の各波形を同時に前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1,4,5又は7記載のプッシュプル波形測定装置。
- 情報信号が記録される主領域と、ピットが予め形成されたエンボス領域とからなるトラックを有する光ディスクのプッシュプル波形測定方法であって、
前記トラックに照射された光ビームの反射光を、前記トラックの接線方向に第1及び第2受光面として分割された受光面で受光して前記第1及び第2受光面各々の受光量に応じた第1及び第2光検出信号を出力する光検出ステップと、
前記光検出手段から出力された前記第1及び第2光検出信号の差を算出してプッシュプル信号を生成する減算ステップと、
前記主領域の所定位置、前記エンボス領域の開始境界位置及び終了境界位置のいずれか1の位置を指定する指定ステップと、
前記光ビームの照射位置を前記指定手段によって指定された前記1の位置に移動させる移動制御ステップと、
前記移動制御手段による前記光ビームの照射位置の移動後、前記光ディスクをトラッキングサーボ系の動作を停止させた状態で再生する再生ステップと、
前記プッシュプル信号の波形を表示装置に表示させる表示制御ステップと、を備えたことを特徴とするプッシュプル波形測定方法。
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