JP3791776B2 - 光記録媒体のプリピット検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、情報記録トラックに関連する情報を担うプリピットが情報記録トラック間に繰り返し形成された記録面を有する光記録媒体のプリピット検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、情報データの書込が可能な光学式の記録ディスクとして、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等が知られている。更に、このような記録ディスクに対して情報データの記録及び再生を行う情報記録再生装置が製品化されてきた。
【0003】
図1は、上記記録ディスクとしてのDVD−RWの領域構成を概略的に示す図である。
図1に示すように、DVD−RWは、ディスク内周側から外周側に向けて、PCA(Power Calibration Area)、RMA(Recording Management Area)、リードインエリア、データ、リードアウトエリアからなるデータ構造を有している。PCAはレーザビームの記録パワーを決定するときの試し書きを行うエリアであり、RMAは記録に関する管理情報を書き込むエリアである。リードインエリアの一部にはエンボス領域が形成されている。エンボス領域はディスクに予め形成された位相ピットであり、エンボス領域にはコピー防止等に関する情報が記録される場合がある。
【0004】
図2は、かかる記録可能なディスクの記録面上の一部を示す図である。
図2に示す如く、ディスク基板101上には、螺旋状もしくは同心円状に、情報データを担う情報ピットPtが形成されるべき凸状のグルーブトラック103、及び凹状のランドトラック102が交互に形成されている。更に、互いに隣接するグルーブトラック103間には、複数のLPP(ランドプリピット)104が形成されている。LPP104は、ディスクレコーダが情報データを記録する際にその記録タイミング及びアドレスを知る為にランドトラック102上に予め設けられているものである。
【0005】
かかるLPPを有する光ディスクを再生するディスクプレーヤにおいては、LPP検出回路が備えられている。LPP検出回路は、2値化回路から構成され、ピックアップによって光ディスクからの反射ビームを例えば、トラック接線方向に2分割の光検出器で受光し、その光検出器の出力信号の差信号、すなわちラジアルプッシュプル信号PPを得る。プッシュプル信号PPは図3に示すような波形であり、LPP成分はそのプッシュプル信号PPから突出した成分となる。よって、そのプッシュプル信号PPのレベルと閾値とを比較することによりLPPの検出を示すプリピット検出信号PPDを生成することができる。
【0006】
プリピット検出信号PPDは、LPPに対応したピックアップの読み取り位置毎に図4に示す如くパルス状にレベル変化が生じる。プリピット検出信号PPD中には図4に示す如く周期T毎に表れる同期パルスPSYNCが存在する。同期パルスPSYNCに続いて2つのプリデータパルスが所定の間隔で存在するが、それらはアドレス等のデータを表すために各周期において常に存在する訳ではない。図4に示すように同期パルスPSYNCから3番目の位置のパルスがセクタアドレスを担うプリデータパルスPPDである。光ディスクに情報を記録する際にはこのプリピット検出信号PPDに基づいて光ディスクのアドレスを検出して情報の記録が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにLPP等のプリピットは情報記録の際の重要なアドレスを担うにも拘わらず、プッシュプル信号のプリピットに対応した部分のレベルは常に一定ではなく、トラッキング位置等のピックアップの読み取り状況に応じて変動することが知られている。従って、プッシュプル信号を2値化するための閾値の設定を適切することが難しいという問題点があった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、プリピットの検出のためにプッシュプル信号に対する閾値の設定を適切に行うことができるプリピット検出装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のプリピット検出装置は、情報データを担う情報ピットが形成されるべき情報記録トラックと、情報記録トラックに関連する情報を担うプリピットが情報記録トラック間に繰り返し形成された記録面を有する光記録媒体のプリピット検出装置であって、トラックの接線方向の分割線にて第1及び第2受光面として分割された受光面を有し、記録面に照射された光ビームの反射光を第1及び第2受光面で受光して第1及び第2受光面各々の受光量に応じた第1及び第2光検出信号を出力する光検出手段と、光検出手段から出力された第1及び第2光検出信号の差を算出してプッシュプル信号を生成する減算手段と、プッシュプル信号を閾値と比較して2値化してプリピット検出信号を生成する2値化手段と、プッシュプル信号を所定期間に亘ってサンプリングしてサンプルデータを収集し、その収集したサンプルデータのうちの情報記録トラックに対応したデータ値の最大値とプリピットに対応したデータ値の最小値との間に閾値を設定する閾値設定手段と、を備えたことを特徴としている。
【0010】
本発明のプリピット検出方法は、情報データを担う情報ピットが形成されるべき情報記録トラックと、情報記録トラックに関連する情報を担うプリピットが情報記録トラック間に繰り返し形成された記録面を有する光記録媒体のプリピット検出方法であって、記録面に照射された光ビームの反射光をトラックの接線方向の分割線にて分割された第1及び第2受光面で受光して第1及び第2受光面各々の受光量に応じた第1及び第2光検出信号を出力する光検出ステップと、第1及び第2光検出信号の差を算出してプッシュプル信号を生成する減算ステップと、プッシュプル信号を閾値と比較して2値化してプリピット検出信号を生成する2値化ステップと、プッシュプル信号を所定期間に亘ってサンプリングしてサンプルデータを収集し、その収集したサンプルデータのうちの情報記録トラックに対応したデータ値の最大値とプリピットに対応したデータ値の最小値との間に閾値を設定する閾値設定ステップと、を備えたことを特徴としている。
【0011】
また、本発明のプログラムは、情報データを担う情報ピットが形成されるべき情報記録トラックと、情報記録トラックに関連する情報を担うプリピットが情報記録トラック間に繰り返し形成された記録面を有する光記録媒体からプリピットを検出するために、記録面に照射された光ビームの反射光をトラックの接線方向の分割線にて分割された第1及び第2受光面で受光して第1及び第2受光面各々の受光量に応じた第1及び第2光検出信号を出力し、第1及び第2光検出信号の差を算出してプッシュプル信号を生成し、プッシュプル信号を閾値と比較して2値化してプリピット検出信号を生成するプリピット検出方法を実行するコンピュータ読取可能なプログラムであって、プッシュプル信号を所定期間に亘ってサンプリングしてサンプルデータを収集し、その収集したサンプルデータのうちの情報記録トラックに対応したデータ値の最大値とプリピットに対応したデータ値の最小値との間に閾値を設定する閾値設定ステップを備えたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図5は本発明によるプリピット検出装置を適用した情報記録再生装置を示している。この情報記録再生装置において、記録再生ヘッド2には、図2に示した如き記録面を有する追記又は書換可能な光ディスク1に対して情報データの記録を行う記録ビーム光発生装置(図示せず)、光ディスク1から記録情報(情報データを含む)の読み取りを行う読取ビーム光発生装置(図示せず)及び4分割光検出器(図6の符号20)が搭載されている。
【0013】
記録ビーム光発生装置と読取ビーム光発生装置とは個別に設ける必要はなく、記録時には記録用光ビームを発生し、読取時には読取用光ビームを発生する1つの光ビーム発生装置であっても良い。
読取ビーム光発生装置は、スピンドルモータ9によって回転駆動される光ディスク1に読取ビーム光を照射し、その記録面上に情報読取スポットを形成させる。4分割光検出器20は、図6に示すように、光ディスク1の情報記録トラック(グルーブトラック103)の接線に沿った方向と、記録トラックの接線に直交する方向とによって4分割された受光面20a〜20dを有する光電変換素子からなる。その光電変換素子は、情報読取スポットによる光ディスク1からの反射光を4つの受光面20a〜20d各々によって受光し、夫々を個別に電気信号に変換したものを受光信号Ra〜Rdとして出力する。
【0014】
サーボ制御装置4は、これら受光信号Ra〜Rdに基づいてフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号及びスライダ駆動信号を各々生成する。フォーカスエラー信号は、記録再生ヘッド2に搭載されているフォーカシングアクチュエータ(図示せず)に供給される。フォーカシングアクチュエータは、フォーカスエラー信号に基づいて情報読取スポットの焦点を調整する。トラッキングエラー信号は、記録再生ヘッド2に搭載されているトラッキングアクチュエータ(図示せず)に供給される。トラッキングアクチュエータは、トラッキングエラー信号に基づいて情報読取スポットの形成位置をディスク半径方向にて調整する。スライダ駆動信号はスライダ10に供給される。スライダ10はスライダ駆動信号に応じた速度で記録再生ヘッド2をディスク半径方向に移送させる。
【0015】
また、上記受光信号Ra〜Rdは加算器21〜23及び減算器24を有するヘッドアンプ25に供給される。加算器21は受光信号Ra,Rdを加算し、加算器22は受光信号Rb,Rcを加算する。すなわち、加算器21は4分割光検出器20の受光面20a及び20dによって各々受光されて得られた受光信号Ra及びRd同士を加算して加算受光信号Ra+dを出力する。また、加算器22は4分割光検出器20の受光面20b及び20c各々によって受光されて得られた受光信号Rb及びRc同士を加算して加算受光信号Rb+cを出力する。
【0016】
加算器23は加算器21,22の各出力信号Ra+d,Rb+cを加算する。加算器23の出力信号は読取信号、すなわちRF信号であり、情報データ再生回路30に供給される。情報データ再生回路30は、その読取信号を2値化した後、復調処理、誤り訂正処理、及び各種情報復号処理を順次実施することにより、光ディスク1に記録されていた情報データ(映像データ、音声データ、コンピュータデータ)の再生を行い、これを出力する。
【0017】
減算器24は加算器21の出力信号Ra+dから加算器22の出力信号Rb+cを減算する。減算器24の出力信号は上記のグルーブトラック103のウォブリングによる周波数を示す信号となり、スピンドルモータ9のスピンドルサーボ装置26に供給される。スピンドルサーボ装置26は減算器24の出力信号から得られる周波数が予め定められた回転速度に対応した周波数になるようにスピンドルモータ9を回転駆動する。スピンドルサーボ装置26の構成については特開平10−283638号公報に既に開示されているので、ここでの説明は省略する。
【0018】
プリピット検出回路5は、加算器21,22の各出力信号に基づいて、図2に示した如き、光ディスク1のランドトラック(プリピットトラック)102上に形成されているランドプリピット(LPP)104を検出してプリピット検出信号PPDを記録処理回路7に供給する。
記録処理回路7は、プリピット検出信号PPDに基づいて、現時点において記録再生ヘッド2が記録を行っている位置、すなわち、グルーブトラック103上の位置を認識し、この記録位置から所望の記録位置へと記録再生ヘッド2をトラックジャンプせしめるべき制御信号をサーボ制御装置4に供給する。更に、記録処理回路7は、記録すべき情報データに対して所望の記録変調処理を施して記録変調データ信号を生成し、これを上記記録再生ヘッド2に供給する。記録再生ヘッド2に搭載されている記録ビーム光発生装置は、かかる記録変調データ信号に応じた記録ビーム光を発生し、これを光ディスク1上のグルーブトラック103上に照射する。この際、かかる記録ビームが照射されたグルーブトラック103上の領域に熱が伝わりその領域に、情報ピットが形成されて行く。
【0019】
記録処理回路7の構成についても特開平10−283638号公報に既に開示されているので、ここでのこれ以上の説明は省略する。
プリピット検出回路5は、図6に示すように、加算器21の出力信号Ra+dを増幅する増幅器31と、加算器22の出力信号Rb+cを増幅する増幅器32と、増幅器31の出力信号から増幅器32の出力信号を減算してラジアルプッシュプル信号(グルーブウォブル信号)PPとして出力する減算器33と、減算器33の出力プッシュプル信号PPを閾値にて2値化して上記のプリピット検出信号PPDを生成する2値化回路34と、閾値を示す信号を生成する閾値設定回路35とからなる。増幅器31の利得G1は増幅器32の利得G2より大きく設定されており、G1/G2>1である。増幅器31の利得G1は例えば、1.3であり、増幅器32の利得G2は例えば、1である。
【0020】
このような構成のプリピット検出回路5においては、加算器21の出力信号Ra+dを増幅する増幅器31の利得G1が加算器22の出力信号Rb+cを増幅する増幅器32の利得G2より高いので、情報読取スポットが記録面のグルーブトラック103上にあるときに加算器21の出力信号Ra+dと加算器22の出力信号Rb+cとが同一レベルであっても増幅器31の出力信号レベルが増幅器32の出力信号レベルより高くなる。
【0021】
減算器33から出力されるプッシュプル信号PPは上記の2値化回路34の他に閾値設定回路35に供給される。閾値設定回路35は2値化回路34においてLPPに対応したプリピット検出信号PPDを得るための閾値を算出してその閾値を示す閾値信号を出力する。閾値設定回路35によって生成された閾値信号は2値化回路34に供給される。
【0022】
加算器23の出力には変調度検出回路36が接続されている。変調度検出回路36は加算器23から出力されるRF信号の振幅から変調度Modを算出する。変調度Modを示す信号は閾値設定回路35の後述するCPU65に供給される。
閾値設定回路35は具体的には図7に示すように、コンパレータ61、ピークホールド回路62、遅延回路63、A/D変換器64、CPU65、メモリ66及びD/A変換器67から構成されている。コンパレータ61はプッシュプル信号(グルーブウォブル信号)と基準信号とを比較して2値化信号を生成する。コンパレータ61の出力2値化信号はピークホールド回路62及び遅延回路63に供給される。ピークホールド回路62は2値化信号が0となる期間においてはプッシュプル信号の負のピーク値を検出すると共にその区間内では保持し続け、2値化信号が1となる期間では保持していたピーク値をクリアする。遅延回路63は2値化信号を所定の時間だけ遅延させてA/D変換器64のサンプリングタイミング信号として出力する。A/D変換器64はピークホールド回路62によって保持されたピークホールドレベルをサンプリングタイミング信号に応答してサンプリングし、それをディジタルデータに変換する。CPU65は後述する動作によってメモリ66にピークホールドレベルのデータを記憶させその記憶データを用いてスライスレベルを算出する。D/A変換器67はCPU65によって算出されたスライスレベルをアナログ信号に変換する。メモリ66は後述する閾値TH1,TH2,TH3を書き換え可能に保持するためのものである。
【0023】
次に、光ディスク1に対する閾値設定回路35の閾値算出動作を各部の波形図及びフローチャートを用いて説明する。なお、ここで用いられる光ディスク1は図2に示したLPPを有するDVD−RW及びDVD−R等の光ディスクである。また、この閾値算出動作は光ディスク1の記録領域、未記録領域及びエンボス領域毎に行われる。
【0024】
記録再生ヘッド2の減算器33から出力されるプッシュプル信号PPは光ディスク1の場合には図2に示したようにウォブリングさせたグルーブ103によって図8(a)に示すようにサイン波形(正確にはサイン波形に酷似した波形であるが、説明の便宜上サイン波形と称する)を示す。また、図8(a)に示すようにプッシュプル信号においてLPPに対応した部分、すなわちLPP成分はサイン波形から負側に大きく突出する。プッシュプル信号はコンパレータ61において基準信号と比較されて図8(b)に示す如き波形の2値化信号となる。2値化信号はプッシュプル信号レベルが基準信号レベルより大であれば、1を示し、プッシュプル信号レベルが基準信号レベル以下であれば、0を示すパルス信号となる。また、プッシュプル信号についてはピークホールド回路62において負レベルのピーク値が検出される。そのピークホールド動作は、2値化信号の立ち上がり毎に開始され、立ち上がり毎にホールド値がクリアされるので、図8(c)に示すようにプッシュプル信号PPが基準レベルより大きい範囲では出力はクリアレベルとなる。プッシュプル信号PPが基準信号レベル以下ではプッシュプル信号の負のピークに達するまではそのプッシュプル信号のレベルを追従するようにピーク値を更新していくが、負のピークに達した後はその負のピーク値が維持される。よって、LPPに対応した部分はピーク値として検出されることになる。
【0025】
コンパレータ61から出力された2値化信号は遅延回路63によってプッシュプル信号PPの周期の1/4より大きく1/2より小さい時間だけ遅延されて図8(d)の如くなる。A/D変換器64は遅延された信号の立ち上がりに応答してピークホールド回路62の出力値をサンプリングして図8(e)に示す如く変化する値のディジタル信号をCPU65に供給する。
【0026】
CPU65は、光ディスク1が記録又は再生のためにセットされると、図9に示すように、その光ディスク1について閾値THが設定されたか否かを判別する(ステップS41)。閾値THが設定されいない場合には、光ディスク1の未記録領域、記録領域及びエンボス領域について閾値THの算出を行う(ステップS42)。このステップS42の動作が閾値算出動作である。閾値算出動作は光ディスク1の未記録領域、記録領域及びエンボス領域毎に行われる。
【0027】
CPU65は、いずれの領域においても閾値THを算出するに当たって、図10に示すように先ず、メモリ66の読取データ記憶領域を全て0に初期化すると共にメモリ66に形成したM+1(Mは正の整数)個のデータ列Y[0]〜Y[M]を全て0に初期化し(ステップS11)、更に、変数iを0に設定する(ステップS12)。読取データ記憶領域はA/D変換器64の出力データをアドレスとして指定される領域であり、M+1の記憶位置からなる。データ列Y[0]〜Y[M]はA/D変換器64の分解能の数だけ備えられており、読取データ記憶領域の各記憶位置に対応している。CPU65は、A/D変換器64のサンプリング周波数に同期してA/D変換器64の出力値をデータDとして読み取り(ステップS13)、データDをメモリ66のアドレスと見なしてデータDに対応する読取データ記憶領域のうちの1記憶位置に1を書き込む(ステップS14)。変数iに1を加算し(ステップS15)、変数iがデータ取り込み数nに達したか否かを判別する(ステップS16)。i<nならば、ステップS13に戻ってA/D変換器64の次の出力値をデータDとして読み取る。i=nならば、所定の期間におけるn個のデータを読み取ったので、読取データ記憶領域の各記憶位置の値を対応するデータ列Y[0]〜Y[M]に転送する(ステップS17)。
【0028】
CPU65は、ステップS17の実行後、メモリ66に形成したM+1個のデータ列Z[0]〜Z[M]を全て0に初期化し(ステップS18)、更に、変数f,gを共に0に設定する(ステップS19)。データ列Z[0]〜Z[M]はA/D変換器64の分解能の数だけ備えられており、読取データ記憶領域の各記憶位置に対応している。CPU65は、データY[f]をメモリ66から読み出し(ステップS20)、変数gが偶数か否かを判別する(ステップS21)。変数gが偶数であるならば、データY[f]が1であるか否かを判別する(ステップS22)。変数gが奇数であるならば、データY[f]が0であるか否かを判別する(ステップS23)。ステップS22でY[f]=1と判別した場合、又はステップS23でY[f]=0と判別した場合には、データZ[g]をfに等しくさせる(ステップS24)。そして、変数gに1を加算し(ステップS25)、更に、変数fに1を加算する(ステップS26)。変数fが固定値Mに達したか否かを判別する(ステップS27)。f<Mならば、ステップS20に戻って次のデータY[f]をメモリ66から読み出す。
【0029】
ステップS22でY[f]=0と判別した場合、又はステップS23でY[f]=1と判別した場合には、直ちにステップS26に移行する。ステップS19〜S27までの動作により、データZ[g]にはデータY[f]が0から1に変化したとき及び1から0に変化したときのfの値が順に書き込まれる。
ステップS27においてf=Mならば、図11に示すように、変数gから1を差し引いた値をKとする(ステップS28)。Kの値はステップS24でデータZ[g]に最後に値が設定されたときのgの値である。
【0030】
次に、CPU65は、変数Lを0に設定し、更に変数gを1に設定する(ステップS29)。Z[g+1]−Z[g]が変数Lよりも大であるか否かを判別する(ステップS30)。Z[g+1]−Z[g]はZ[偶数]−Z[奇数]であり、0が連続する領域の長さを示す。Z[g+1]−Z[g]>Lならば、変数LをZ[g+1]−Z[g]として設定し、ウォブリンググルーブ部分の最大値WOmaxをZ[g]とし、LPP部分の最小値LPminをZ[g+1]とする(ステップS31)。そして、変数gに2を加算し(ステップS32)、変数gがKに達したか否かを判別する(ステップS33)。g<Kならば、ステップS30に戻ってステップS32による新たなZ[偶数]及びZ[奇数]によってZ[g+1]−Z[g]>Lであるか否かを判別する。
【0031】
ステップS30においてZ[g+1]−Z[g]≦Lならば、ステップS32に直ちに移行する。
ステップS33においてg=Kならば、ウォブリンググルーブ部分の最大値WOmax及びLPP部分の最小値LPminを用いて閾値THを算出する(ステップS34)。
【0032】
図12はサンプリングの結果のデータY[0]〜Y[M]が示すレベル分布例を示している。この分布ではプッシュプル信号PPのウォブリンググルーブ部分の変動幅及びプッシュプル信号のLPP部分の変動幅から離れたレベルにノイズが含まれている。このノイズレベルとLPP部分の変動幅の最小値LPminとの間の領域が0が連続する領域の長さが最大となるので、ノイズレベルがウォブリンググルーブ部分の最大値WOmaxとなる。LPP部分の変動幅の最小値LPminと最大値WOmaxとの間がLPP検出可能範囲であり、この範囲内に閾値THが設定される。
【0033】
ステップS34の閾値THの算出としては、次の3つの方法がある。
(1) ウォブリンググルーブ部分の最大値WOmaxに所定のオフセット値△V1を加算する方法(TH=WOmax+△V1)
(2) LPP部分の変動幅の最小値LPminから所定のオフセット値△V2を減算する方法(TH=LPmin−△V2)
(3) ウォブリンググルーブ部分の最大値WOmaxとLPP部分の変動幅の最小値LPminとの平均値を算出する方法(TH=(WOmax+LPmin)/2)
なお、オフセット値△V1,△V2は光ディスク1の未記録領域で最も大きく、エンボス領域、記録領域の順に小さくなる。
【0034】
光ディスク1の未記録領域における各LPPに対応したプッシュプル信号PPを重ね合わせた重畳波形は図13(a)に示すようになり、これに対して光ディスク1の記録領域における各LPPに対応したプッシュプル信号PPの重畳波形は図13(b)に示すようになる。この図13(a)及び(b)から分かるように、未記録領域におけるLPP部分の最小値LPminとウォブリンググルーブ部分の最大値WOmaxとの差eye1は記録領域のその差eye2よりも大きく、2値化可能範囲が広い。例えば、未記録領域における中間値eye1/2を閾値TH1だけでなく記録領域の閾値TH2として採用すると、記録領域ではLPPの検出は困難となる。逆に、記録領域における中間値eye2/2を閾値TH2だけでなく未記録領域の閾値TH1として採用すると、未記録領域における広い2値化可能範囲を十分に生かし切れなくなる。よって、未記録領域と記録領域とで個別に閾値を設定することが必要となる。
【0035】
光ディスク1のエンボス領域におけるプッシュプル信号PPのLPP部分の重畳波形は図13(c)に示すようになる。すなわち、ウォブリンググルーブ部分の最大値WOmaxのレベルが変化してオフセットが生じるため、同一閾値を設定することができない。よって、エンボス領域とデータ領域とで個別に閾値を設定することが必要となる。
【0036】
CPU65は、ステップS42の実行後、光ディスク1における記録再生ヘッド2の現在の読取位置を判断するために変調度検出回路36から変調度Modを獲得する(ステップS43)。このステップS43はステップS41において閾値THが設定されいると判別した場合には直ちに実行される。
変調検出回路36は現在の検出されているRF信号から変調度Modを算出する。変調度ModはRF信号の振幅のピーク間のレベルIppとゼロレベルからの最大値Ihとを用いて、Mod=Ipp/Ihから算出される。RF信号が図14に示す振幅波形である場合におけるピーク間のレベルIppと最大値Ihとは図14に示す如きである。
【0037】
CPU65は、変調度Modを得ると、その変調度Modがほぼ0に等しいか否かを判別する(ステップS44)。Mod≒0であるならば、記録再生ヘッド2の現在の読取位置は未記録領域であるとして、閾値TH1を選択し(ステップS45)、D/A変換器67を介して2値化回路34に閾値TH1を示すアナログ信号を供給する(ステップS46)。Mod≒0ではないならば、変調度Modが0.6より大であるか否かを判別する(ステップS47)。Mod>0.6であるならば、記録再生ヘッド2の現在の読取位置は記録領域であるとして、閾値TH2を選択し(ステップS48)、D/A変換器67を介して2値化回路34に閾値TH2を示すアナログ信号を供給する(ステップS49)。Mod≦0.6であるならば、記録再生ヘッド2の現在の読取位置はエンボス領域であるとして、閾値TH3を選択し(ステップS50)、D/A変換器67を介して2値化回路34に閾値TH3を示すアナログ信号を供給する(ステップS51)。
【0038】
よって、2値化回路34ではディスク1のそのときの読取位置の領域に対応した閾値を用いてLPPの検出が行われる。2値化回路34はLPPの検出を示すプリピット検出信号PPDを記録処理回路7に供給し、記録処理回路7ではプリピット検出信号PPDに応じて光ディスク1のアドレス等の情報が判断される。
CPU65は、上記のステップS43〜S51までの動作をLPPの読み取りが終了するまで繰り返す(ステップS52)。
【0039】
なお、上記した実施例においては、光ディスク1の各領域の閾値TH1,TH2,TH3各々について予め設定しておいてから、LPPの読み取りが行われるが、図15に示すように、光ディスク1のLPPの読み取りを行いつつ読取領域の閾値を逐次更新するようにしても良い。
すなわち、図15に示すように、CPU65は、光ディスク1における記録再生ヘッド2の現在の読取位置を判断するために変調度検出回路36から変調度Modを獲得する(ステップS61)。変調度Modは、上記したようにRF信号の振幅のピーク間のレベルIppとゼロレベルからの最大値Ihとを用いて、Mod=Ipp/Ihから算出される。
【0040】
CPU65は、変調度Modを得ると、その変調度Modがほぼ0に等しいか否かを判別する(ステップS62)。Mod≒0であるならば、記録再生ヘッド2の現在の読取位置は未記録領域であるとして、メモリ66に記憶されている未記録領域用の閾値TH1を読み出し、D/A変換器67を介して2値化回路34に読み出した閾値TH1を示すアナログ信号を供給する(ステップS63)。そして、上記の閾値算出動作を行い(ステップS64)、その結果の閾値THを閾値TH1として設定してメモリ66のTH1を更新する(ステップS65)。更に、D/A変換器67を介して2値化回路34に最新の閾値TH1を示すアナログ信号を供給する(ステップS66)。Mod≒0ではないならば、変調度Modが0.6より大であるか否かを判別する(ステップS67)。Mod>0.6であるならば、記録再生ヘッド2の現在の読取位置は記録領域であるとして、メモリ66に記憶されている記録領域用の閾値TH2を読み出し、D/A変換器67を介して2値化回路34に読み出した閾値TH2を示すアナログ信号を供給する(ステップS68)。そして、上記の閾値算出動作を行い(ステップS69)、その結果の閾値THを閾値TH2として設定してメモリ66のTH2を更新する(ステップS70)。更に、D/A変換器67を介して2値化回路34に最新の閾値TH2を示すアナログ信号を供給する(ステップS71)。Mod≦0.6であるならば、記録再生ヘッド2の現在の読取位置はエンボス領域であるとして、メモリ66に記憶されているエンボス領域用の閾値TH3を読み出し、D/A変換器67を介して2値化回路34に読み出した閾値TH3を示すアナログ信号を供給する(ステップS72)。そして、上記の閾値算出動作を行い(ステップS73)、その結果の閾値THを閾値TH3として設定してメモリ66のTH3を更新する(ステップS74)。更に、D/A変換器67を介して2値化回路34に最新の閾値TH3を示すアナログ信号を供給する(ステップS75)。
【0041】
CPU65は、上記のステップS61〜S75までの動作をLPPの読み取りが終了するまで繰り返す(ステップS76)。
図16は、本発明の他の実施例として光ディスク検査装置を示している。この光ディスク検査装置はLPPを有する光ディスクについてLPPから得られるアドレス等の情報の誤り具合を検査する装置である。LPPについても通常の記録データと同様にエラー訂正のためにパリティの付加がされており、LPPの読み取りデータにパリティによる誤り訂正の訂正能力以上の誤りがあるときには不良ディスクと判断される。すなわち、光ディスク検査装置においてはエラー訂正処理の単位となるデータのかたまりであるブロック毎のエラーレートが測定されている。
【0042】
かかる光ディスク検査装置においては、図16に示すように再生ヘッド71の4分割光検出器72、加算器73,74、減算器75,78、増幅器76,77、2値化回路79が備えられ、それらは図6に示した4分割光検出器20、加算器21,22、減算器24,33、増幅器31,32、2値化回路34と同一である。また、光ディスク検査装置は図5に示したプレーヤ部分の構成も同様に備えている。なお、4分割光検出器72の各受光領域72a〜72dはその出力信号のRF信号成分レベルが同一となるように予めゲイン調整がなされている。
【0043】
減算器78から出力されるプッシュプル信号PPはオシロスコープ81に供給される。オシロスコープ81はプッシュプル信号PPをサンプリングして例えば、プッシュプル信号PP中のLPPに対応した部分を表示するものである。
オシロスコープ81にはパーソナルコンピュータ(パソコン)82が接続されている。パソコン82は後述する動作によってオシロスコープ81の内部メモリ(例えば、後述のサンプルメモリ93)に記憶されたプッシュプル信号PPのレベルデータを用いて閾値を算出する。パソコン82にはD/A変換器83が接続されている。D/A変換器83はパソコン82によって算出されたスライスレベルをアナログ信号に変換する。D/A変換器83の出力信号は2値化回路79に2値化のための閾値信号として供給される。
【0044】
パソコン82とオシロスコープ81及びD/A変換器83との間の接続は例えば、GPIB、10BASE−T、或いはRS−232C等のインターフェース規格に基づいている。
2値化回路79から出力された信号(プリピット検出信号PPD)は図示しないエラーレート検出回路に供給され、そこでその供給された信号に応じたエラーレートが検出される。
【0045】
オシロスコープ81は例えば、図17に示す構成を有することができる。すなわち、オシロスコープ81は、A/D変換器91と、制御回路92と、サンプルメモリ93と、表示メモリ94と、X及びYドライバ95,96と、表示パネル97と、操作部98と、インターフェース99とを備えている。A/D変換器91は入力アナログ信号をディジタル信号に変換する。制御回路92はA/D変換器91によって得られたディジタル信号のサンプルデータをサンプルメモリ93に順次書き込むと共にサンプルメモリ93から表示すべきデータを読み出して表示メモリ94に書き込んで展開する。X及びYドライバ95,96は表示メモリ94に書き込まれたデータに応じて表示パネル97を駆動して表示パネル97に入力アナログ信号の波形を表示させる。インターフェース99は上記のパソコン82と接続するための例えば、GPIB、10BASE−T、或いはRS−232C等のインターフェース規格に基づいた回路であり、サンプルメモリ93に書き込まれたデータを制御回路92を介してパソコンに転送する。また、インターフェース99はパソコンからの指令を制御回路92に中継供給する。
【0046】
かかる構成の光ディスク検査装置においては、減算器78から出力されたプッシュプル信号PPは所定の検査期間に亘ってオシロスコープ81に供給され、オシロスコープ81ではプッシュプル信号PPがA/D変換器91によって高周波数のクロックに応じてサンプリングされ、制御回路92がそのサンプリングデータをメモリ93に順次記憶させる。メモリ93に記憶させると共にそれを読み出して表示メモリ94に供給して表示パネル97に波形表示させることもできる。その読み出しタイミングは例えば、操作部98からの指令に応じて設定され、これによりアドレスを示すLPP部分の波形を表示させることができる。
【0047】
パソコン82はオシロスコープ81の制御回路92にインターフェース99介して指令することによりサンプルメモリ93に記憶されたサンプルデータを読み出して取り込むことができる。
パソコン82は、図10及び図11に示した如き閾値算出動作によって閾値THを算出する。なお、パソコン82による閾値算出動作において図10及び図11に示したメモリ66に形成された記憶領域やデータ列はパソコン82内の内部メモリ(図示せず)に形成される。
【0048】
図18は本発明の他の実施例として閾値設定回路35の他の構成例を示している。図18の閾値設定回路35は、コンパレータ111、ピークホールド回路112、A/D変換器113,114、CPU115、D/A変換器116、14Tマーク検出回路117、サンプルパルス生成回路118及び遅延回路119から構成されている。コンパレータ111はプッシュプル信号(グルーブウォブル信号)と基準信号とを比較して2値化信号を生成する。コンパレータ111の出力2値化信号はピークホールド回路112に供給される。ピークホールド回路112は2値化信号が0となる期間においてはプッシュプル信号の負のピーク値を検出すると共にその区間内では保持し続け、2値化信号が1となる期間では保持していたピーク値をクリアする。ピークホールド回路112の出力には2つのA/D変換器113,114が接続されている。A/D変換器113,114はピークホールド回路112によって保持されたピークホールドレベルを互いに異なるサンプリングタイミング信号に応答してサンプリングし、それをディジタルデータに変換し、そのディジタルデータをCPU115に供給する。
【0049】
A/D変換器113,114のサンプリングタイミング信号を生成するために14Tマーク検出回路117、サンプルパルス生成回路118及び遅延回路119が備えられている。14Tマーク検出回路117には図6の加算器23の出力信号である読取信号が供給される。14Tマーク検出回路117は読取信号中から14T(Tはビット間隔)の長さのマークを検出する。マークは図2に示したグルーブトラック113上に同期信号を含む情報を担うべく形成された反射率が異なる部分(ビットを含む)である。14Tのマークは各フレームの先頭に位置する同期信号を示し、光ディスク1に記録されたマークの中で最大長のマークである。LPPは奇数フレーム及び偶数フレームのうちのいずれか一方に存在し、図19に示すように、グルーブトラック120間のLPPの最初のビット位置は14Tの同期信号のマーク位置と一致している。奇数フレーム及び偶数フレームからなる長さは図4に示した周期tに相当する。14Tマーク検出回路117は読取信号中から14Tの長さのマークを検出すると、14T検出パルスを発生してそれをサンプルパルス生成回路118に供給する。
【0050】
サンプルパルス生成回路118は14T検出パルスの後エッジに応じてA/D変換器113用の第1サンプルパルスを発生する。遅延回路119は第1サンプルパルスを186T×3に対応した時間だけ遅延させてA/D変換器114用の第2サンプルパルスを生成する。186T×3は図4の同期パルスPSYNCに対応した最初のLPP位置からLPPが存在しない位置までの距離に相当する。
【0051】
CPU115はA/D変換器113,114各々から出力されるディジタルデータに応じて後述する動作によってスライスレベルを算出する。D/A変換器116はCPU115によって算出されたスライスレベルをアナログ信号に変換する。
次に、かかる構成の図18の閾値設定回路35の動作を説明する。記録再生ヘッド2の減算器33から出力されるプッシュプル信号PPが図20(a)に示す如き波形である場合に、そのプッシュプル信号はコンパレータ111において基準信号と比較されて図20(b)に示す如き波形の2値化信号となる。2値化信号はプッシュプル信号レベルが基準信号レベルより大であれば、1を示し、プッシュプル信号レベルが基準信号レベル以下であれば、0を示すパルス信号となる。また、プッシュプル信号についてはピークホールド回路62において図20(c)に示すように負レベルのピーク値が検出される。図20(a)〜図20(c)各々の信号波形は図8(a)〜図8(c)の波形と同様である。
【0052】
一方、読取信号中から同期信号に対応した14Tの長さのマークが検出されると、14Tマーク検出回路117が図20(d)に示すように14T検出パルスを発生する。14Tの長さのマークは上記したように各フレームの先頭に位置する同期信号を示し、光ディスク1に記録されたマークの中で最大長である。LPPは奇数フレーム及び偶数フレームのうちのいずれか一方に存在し、LPPの最初のビット位置は14Tの同期信号のマーク位置と一致している。これらのことから、14T検出パルスの発生はLPPの最初のビットを検出している可能性がある。LPP部分に対応したプッシュプル信号は図20(c)に示したように大なる振幅を有するが、LPPと同一に位置にマークが存在する場合にはそのマークの影響を受けてプッシュプル信号の振幅は小さくなる。それはマーク長が大なるほど小さくなる。よって、LPPの最初のビット位置と最大長の14Tの同期信号のマーク位置とが一致している場合にはブッシュプル信号の振幅は最も小さくなる。LPPが存在せず14Tのマークだけの場合にはブッシュプル信号はウォブリンググルーブ部分の最大値WOmaxに対応する。
【0053】
サンプルパルス生成回路118は図20(e)に示すように第1サンプルパルスを14T検出パルスの後エッジに応じて立ち上がるように発生する。第1サンプルパルスの発生時点から186T×3に対応した時間だけ遅延して遅延回路119から図20(f)に示すように第2サンプルパルスが発生する。
第1サンプルパルスに応答してA/D変換器113はピークホールド回路112によって保持されたピークホールドレベルをサンプルしてディジタル値に変換する。A/D変換器113によって出力されるディジタル値(データD1)は、LPPの最初のビット位置と最大長の14Tの同期信号のマーク位置とが一致している場合のプッシュプル信号のピークホールドレベル(LPP成分の最小値LPmin)又はLPPが存在しない14Tのマークだけの場合のプッシュプル信号のピークホールドレベル(最大値WOmax)である。第2サンプルパルスに応答してA/D変換器114はピークホールド回路112によって保持されたピークホールドレベルをサンプルしてディジタル値に変換する。A/D変換器114によって出力されるディジタル値(データD2)は、LPPが存在しない14Tのマークだけの場合のプッシュプル信号のピークホールドレベル(最大値WOmax)である。よって、A/D変換器113から出力されたディジタル値とA/D変換器114から出力されたディジタル値とが全く異なる場合にはA/D変換器113の出力ディジタル値はLPP成分の最小値LPminを示すことになる。図20(g)はA/D変換器113による最小値LPminのサンプリングとA/D変換器114による最大値WOmaxのサンプリングとをアナログ的に示している。
【0054】
CPU115は、図21に示すように、A/D変換器113によって出力されたディジタル値をデータD1として読み取り(ステップS81)、A/D変換器114によって出力されたディジタル値をデータD2として読み取る(ステップS82)。データD1とデータD2とを比較してほぼ同一であるか否かを判別する(ステップS83)。D1≒D2である場合には、今回のサンプリングタイミングではLPPの最初のビット位置と最大長の14Tの同期信号のマーク位置とが一致したフレームに対応しなかったと見なされる。この場合には、最小値LPminを既に設定したか否かを判別する(ステップS84)。最小値LPminが設定されていない場合にはステップS81に戻ってステップS81〜S83の実行を繰り返す。
【0055】
ステップS83の判別結果がD1≠D2である場合には、今回のサンプリングタイミングではLPPの最初のビット位置と最大長の14Tの同期信号のマーク位置とが一致したフレームに対応したとみなすことができる。この場合には、データD1をLPP部分の最小値LPminとして設定し(ステップS85)、データD2をウォブリンググルーブ部分の最大値WOmaxとして設定する(ステップS86)。そして、設定した最大値WOmax及び最小値LPminを用いて閾値THを算出する(ステップS87)。このステップS87は上記したステップS34の閾値THの算出と同一であり、TH=WOmax+△V1、TH=LPmin−△V2又はTH=(WOmax+LPmin)/2の3つの算出方法のうちのいずれか1を選択的に用いることができる。
【0056】
なお、ステップS84において最小値LPminが既に設定されていない場合には、ステップS86に進んで新たに得られたデータD2をウォブリンググルーブ部分の最大値WOmaxとして設定する。また、CPU115の閾値算出動作は所定期間に亘って行われる。
このようにCPU115の閾値算出動作によって設定された閾値THはD/A変換器116に供給され、そこでアナログの閾値信号となって2値化回路34に供給される。
【0057】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によれば、プリピットの検出のためにプッシュプル信号に対する閾値の設定を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD−RWの各領域の配置構造を示す図である。
【図2】DVD−RWの記録面の構造を示す図である。
【図3】LPP成分を含むラジアルプッシュプル信号の波形を示す図である。
【図4】プリピット検出信号の波形を示す図である。
【図5】本発明を適用した情報記録再生装置を示すブロック図である。
【図6】図5の装置中のプリピット検出回路の構成を示すブロック図である。
【図7】図6の回路中の閾値設定回路の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の閾値設定回路の各部の動作を示す波形図である。
【図9】図7の閾値設定回路中のCPUによる閾値信号生成動作を示すフローチャートである。
【図10】図7の閾値設定回路中のCPUによる閾値算出動作を示すフローチャートである。
【図11】図10の閾値算出動作の続き部分を示すフローチャートである。
【図12】プッシュプル信号PPのレベル分布を示す図である。
【図13】未記録領域、記録領域及びエンボス領域各々のLPP成分を含むプッシュプル信号PPの重畳波形を示す図である。
【図14】変調度の算出方法を説明するためにRF信号を示す波形図である。
【図15】図7の閾値設定回路中のCPUによる他の閾値信号生成動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の他の実施例としてディスク検査装置の構成の一部を示すブロック図である。
【図17】図16の装置中のオシロスコープの構成例を示すブロック図である。
【図18】図6の回路中の閾値設定回路の他の構成を示すブロック図である。
【図19】LPP位置と14Tの同期信号のマーク位置との関係を示す図である。
【図20】図18の閾値設定回路の各部の動作を示す波形図である。
【図21】図18の閾値設定回路中のCPUによる閾値算出動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク
2 記録再生ヘッド
5 プリピット検出回路
10 スライダ
20 4分割光検出器
35 閾値設定回路
81 オシロスコープ

Claims (11)

  1. 情報データを担う情報ピットが形成されるべき情報記録トラックと、前記情報記録トラックに関連する情報を担うプリピットが前記情報記録トラック間に繰り返し形成された記録面を有する光記録媒体のプリピット検出装置であって、
    前記トラックの接線方向の分割線にて第1及び第2受光面として分割された受光面を有し、前記記録面に照射された光ビームの反射光を前記第1及び第2受光面で受光して前記第1及び第2受光面各々の受光量に応じた第1及び第2光検出信号を出力する光検出手段と、
    前記光検出手段から出力された前記第1及び第2光検出信号の差を算出してプッシュプル信号を生成する減算手段と、
    前記プッシュプル信号を閾値と比較して2値化して前記プリピット検出信号を生成する2値化手段と、
    前記プッシュプル信号を所定期間に亘ってサンプリングしてサンプルデータを収集し、その収集したサンプルデータのうちの前記情報記録トラックに対応したデータ値の最大値とプリピットに対応したデータ値の最小値との間に前記閾値を設定する閾値設定手段と、を備えたことを特徴とするプリピット検出装置。
  2. 前記閾値設定手段は、前記最大値に第1所定値を加算して前記閾値を設定することを特徴とする請求項1記載のプリピット検出装置。
  3. 前記閾値設定手段は、前記最小値から第2所定値を減算して前記閾値を設定することを特徴とする請求項1記載のプリピット検出装置。
  4. 前記閾値設定手段は、前記最大値と前記最小値との平均値を前記閾値として設定することを特徴とする請求項1記載のプリピット検出装置。
  5. 前記閾値設定手段は、前記ブッシュプル信号を基準信号と比較して2値化信号を生成するコンパレータと、前記ブッシュプル信号の前記基準信号より負側のピーク値を前記2値化信号の立ち上がり又は立ち下がりエッジに応答して検出して出力するピークホールド手段と、前記2値化信号を所定時間だけ遅延させる遅延手段と、前記遅延手段によって置換された前記2値化信号をサンプリングクロックとして前記ピークホールド手段の出力信号をサンプリングしてディジタル信号に変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段から出力されるディジタル信号を前記所定期間に亘って前記サンプルデータとして収集して保持する手段と、その収集された前記サンプルデータから前記最大値及び前記最小値のうちの少なくとも一方を検出する手段と、を有することを特徴とする請求項1記載のプリピット検出装置。
  6. 前記閾値設定手段は、前記ブッシュプル信号を基準信号と比較して2値化信号を生成するコンパレータと、前記ブッシュプル信号の前記基準信号より負側のピーク値を前記2値化信号の立ち上がり又は立ち下がりエッジに応答して検出して出力するピークホールド手段と、前記光検出手段から出力される前記第1及び第2光検出信号に応じて前記光記録媒体に記録された所定の最長マークに対応した信号成分を検出してその検出時点に対応して第1サンプルパルスを生成するサンプルパルス生成手段と、前記第1サンプルパルスを所定時間だけ遅延させて第2サンプルパルスを生成する遅延手段と、前記第1サンプルパルスに応答して前記ピークホールド手段の出力信号をサンプリングしてディジタル信号に変換する第1A/D変換手段と、前記第2サンプルパルスに応答して前記ピークホールド手段の出力信号をサンプリングしてディジタル信号に変換する第2A/D変換手段と、前記第1及び第2A/D変換手段の各出力ディジタル信号の値が互いに異なる場合に前記第2A/D変換手段の出力ディジタル信号の値を前記情報記録トラックに対応したデータ値の最大値として設定し、前記第1A/D変換手段の出力ディジタル信号の値をプリピットに対応したデータ値の最小値として設定する設定手段と、を有することを特徴とする請求項1記載のプリピット検出装置。
  7. 前記サンプルパルス生成手段は、前記第1及び第2光検出信号を加算する加算器の出力信号中から前記所定の最長マークに対応した信号成分を検出することを特徴とする請求項6記載のプリピット検出装置。
  8. 前記所定の最長マークは同期信号を示すことを特徴とする請求項6記載のプリピット検出装置。
  9. 前記閾値設定手段は、前記プッシュプル信号を所定期間に亘ってサンプリングしてサンプルデータを収集し、それを内部メモリに記憶すると共にその内部メモリに記憶されたサンプルデータに基づいて前記プッシュプル信号の波形を表示するオシロスコープと、前記内部メモリに記憶された前記サンプルデータから前記最大値及び前記最小値を検出する手段と、を有することを特徴とする請求項1記載のプリピット検出装置。
  10. 情報データを担う情報ピットが形成されるべき情報記録トラックと、前記情報記録トラックに関連する情報を担うプリピットが前記情報記録トラック間に繰り返し形成された記録面を有する光記録媒体のプリピット検出方法であって、
    前記記録面に照射された光ビームの反射光を前記トラックの接線方向の分割線にて分割された第1及び第2受光面で受光して前記第1及び第2受光面各々の受光量に応じた第1及び第2光検出信号を出力する光検出ステップと、
    前記第1及び第2光検出信号の差を算出してプッシュプル信号を生成する減算ステップと、
    前記プッシュプル信号を閾値と比較して2値化して前記プリピット検出信号を生成する2値化ステップと、
    前記プッシュプル信号を所定期間に亘ってサンプリングしてサンプルデータを収集し、その収集したサンプルデータのうちの前記情報記録トラックに対応したデータ値の最大値とプリピットに対応したデータ値の最小値との間に前記閾値を設定する閾値設定ステップと、を備えたことを特徴とするプリピット検出方法。
  11. 情報データを担う情報ピットが形成されるべき情報記録トラックと、前記情報記録トラックに関連する情報を担うプリピットが前記情報記録トラック間に繰り返し形成された記録面を有する光記録媒体からプリピットを検出するために、前記記録面に照射された光ビームの反射光を前記トラックの接線方向の分割線にて分割された第1及び第2受光面で受光して前記第1及び第2受光面各々の受光量に応じた第1及び第2光検出信号を出力し、前記第1及び第2光検出信号の差を算出してプッシュプル信号を生成し、前記プッシュプル信号を閾値と比較して2値化して前記プリピット検出信号を生成するプリピット検出方法を実行するコンピュータ読取可能なプログラムであって、
    前記プッシュプル信号を所定期間に亘ってサンプリングしてサンプルデータを収集し、その収集したサンプルデータのうちの前記情報記録トラックに対応したデータ値の最大値とプリピットに対応したデータ値の最小値との間に前記閾値を設定する閾値設定ステップを備えたことを特徴とするプログラム。
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