JP2010073259A - アドレス取得回路及びアドレス取得方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間でのアドレス取得を実現しつつ、基準位置に対するデータのずれに対して許容性をもたせること。
【解決手段】アドレス取得回路108は、光ディスクのウォブルから読み出されるADIP信号に基づいて、互いに異なる周期の複数のタイミング補正信号を生成する補正信号生成回路55と、補正信号生成回路55で生成されるタイミング補正信号を選択して出力する補正信号選択回路56と、光ディスクのデータトラックから読み出されるデータ信号に基づいて検出されるデータアドレスを、補正信号選択回路56から伝達されるタイミング補正信号に応じたタイミングで出力するタイミング補正回路58と、を備える。アドレス取得回路108によれば、ADIP信号に基づいて生成する互いに異なる周期の複数のタイミング補正信号のいずれかで、データアドレスの出力タイミングを調整することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、アドレス取得回路及びアドレス取得方法に関する。
光ディスクに対して高精度にデータのリード/ライトを実行するためには、光ディスク上の位置を高精度に検出することが要求される。光ディスク上の位置を検出するためには、光ディスク上の位置を示すアドレス情報を光ディスクから読み出す必要がある。
光ディスクに対するアドレス情報の埋込方法としては、(1)データトラックに沿って蛇行するウォブルを変調する方式、(2)アドレス情報をデータトラックに書き込む方式がある。光ディスクに埋め込まれたアドレス情報を読み出すことによって、光ディスク上の位置を検出することができる。
なお、光ディスクには、らせん状のデータトラックが予め形成されている。データトラックは、光ディスクに形成された凸凹の延在により形成される。具体的には、データトラックは、凹部の底面及び/又は凸部の上面に形成される。ウォブルは、凸部の延在方向に沿って凸部の縁を変調することで形成される。
特許文献1乃至3には、光ディスクからのアドレス取得に関する技術が知られている。
特許文献1には、記録データの状態によってアドレスの同期状態が不安定になった場合に、オフトラック等のエラーによる処理が中断することを防止するアドレス取得方法が開示されている。特許文献2には、ADIPのアドレス情報の信頼性が高い再生装置に関する技術が開示されている。特許文献3には、ランダムシフトを用いて記録領域にユーザデータが記録されていても同期マークを確実に検出し、検出した同期マークに基づいてユーザデータを確実に再生することを実現させる技術が開示されている。
特開2005−50469号公報 特開2003−85749号公報 特開2002−329329号公報
ところで、光ディスク上の位置を示すアドレス情報を短時間で取得するためには、データトラックに書き込まれたデータからリードした信号(以下、データ信号と呼ぶ)からアドレスを検出すればよい。しかしながら、データトラックに記憶されるデータは、光ディスクに予め設定されたデータの記録開始/終了位置等を示す基準位置から大きく離れた位置に記憶される場合がある。このようなデータに基づいてアドレス取得する場合、何らかの補正処理を行わない限り、基準位置から大きく離れた位置で記録データの追記をしてしまうおそれがある。このような条件でデータの追記を繰り返すと、記録データのオーバーライトやギャップ等の現象が発生し、光ディスクにおける記録品質が低下してしまうおそれがある。
この問題に対しては、アドレスの取得タイミングを補正する処理を行えば良い。しかしながら、基準位置に対するデータのずれ量は不明であるため、一定の期間だけオフセットしてアドレスを取得したとしても、データのずれに対処できない場合がある。
なお、光ディスクに形成されたウォブルからADIP(ADdress In Pre−groove)信号を読み出してADIP信号からアドレスを検出する場合、上述の基準位置に合わせてタイミング取得することができるため、光ディスクの記録品質の劣化を抑制することができる。しかしながら、この場合、アドレス情報の取得に比較的長い時間が必要になる。この結果、光ディスク上の位置を短時間で検出することが阻害されてしまう。
上述の説明から明らかなように、短時間でのアドレス取得を実現しつつ、基準位置に対するデータのずれに対して許容性をもたせることが強く望まれている。
本発明に係るアドレス取得回路は、光ディスクのウォブルから読み出されるADIP(ADdress In Pre−groove)信号に基づいて、互いに異なる周期の複数のタイミング補正信号を生成する補正信号生成回路と、前記補正信号生成回路で生成される前記タイミング補正信号を選択して出力する補正信号選択回路と、前記光ディスクのデータトラックから読み出されるデータ信号に基づいて検出されるデータアドレスを、前記補正信号選択回路から伝達される前記タイミング補正信号に応じたタイミングで出力するタイミング補正回路と、を備える。
このアドレス取得回路によれば、ADIP信号に基づいて生成する互いに異なる周期の複数のタイミング補正信号のいずれかで、データアドレスの出力タイミングを調整することができる。そして、短時間でのアドレス取得を実現しつつ、基準位置に対するデータのずれに対して許容性をもたせることができる。
本発明にかかるアドレス取得方法は、光ディスク上の位置を示すアドレスを取得するアドレス取得方法であって、補正信号生成部は、前記光ディスクのウォブルから読み出されるADIP(ADdress In Pre−groove)信号に基づいて、互いに異なる周期の複数のタイミング補正信号を生成し、補正信号選択部は、前記補正信号生成部で生成される前記タイミング補正信号を選択して出力し、タイミング補正部は、前記光ディスクのデータトラックから読み出されるデータ信号に基づいて検出されるデータアドレスを、前記補正信号選択部から伝達される前記タイミング補正信号に応じたタイミングで出力する。
本発明によれば、短時間でのアドレス取得を実現しつつ、基準位置に対するデータのずれに対して許容性をもたせることができる。
以下、図1乃至図13を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、ADIPフォーマットに関する説明図である。図2は、データフォーマットに関する説明図である。図3は、ランダムシフトに関する説明図である。図4は、ADIPワードとAUNとの関係を示す説明図である。図5は、アドレス取得回路の概略的なブロック図である。図6乃至図8は、シーケンサの動作状態を示す説明図である。図9乃至図12は、アドレス取得回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。図13は、光ピックアップ装置の概略的な構成を示すブロック図である。
はじめに、図1乃至図4を参照して、BD(Blu−ray Disk)におけるADIP及びデータフォーマットに関する事項について説明する。なお、ウォブル変調方式により光ディスクに埋め込まれたアドレス情報を、単にADIP(ADdress In Pre−groove)と呼ぶこともある。また、BD-R/REでは、ウォブルの変調方式として、MSK(Minimum Shift Keying)方式を採用している。MSK方式では、"0"と"1"の信号波形の変化量が大きく、アドレスビットを比較的精度良く検出できる。
図1を参照して、ADIPフォーマットについて説明する。ADIPフォーマットには、ADIPユニット、ADIPワード、RUB(Recording Unit Block)という3種類の単位が規定されている。
ADIPユニットは、同期を確立する単位である。ADIPユニットの先頭に配置されたMSK(Minimum Shift Keying)は同期信号を示す。ADIPユニットは、56ウォブルで構成される。1ウォブルは69T(ここでTは記録最小単位であるチャネルクロックを示す)に相当する。
ADIPユニットは、データユニット0/1、シンク0/1/2/3ユニットに分類される。データユニット0/1は、中央のMSKの位置によってアドレスのビット値0/1を示す。シンク0/1/2/3ユニットは、後述するADIPワードの同期信号を示す。
ADIPワードは、アドレスを復号するための単位である。ADIPワードは、83ADIPユニットで構成される。ADIPワード先頭から2/4/6/8番目のADIPユニットには、シンク0/1/2/3ユニットが配置されADIPワードの同期信号を示す。アドレスを示すデータユニット0/1は10番目以降のADIPユニットに配置されている。アドレスに対する誤り検出・訂正もADIPワード単位で行われる。
RUB(Recording Unit Block)はディスク上にアドレスデータを記録するための最小単位であり、3ADIPワードで構成される。
図2を参照して、BDのデータフォーマットについて説明する。BDのデータフォーマットは、フレーム、AUN(Address Unit Number)、クラスタと呼ばれる3種類の単位が規定されている。
図2に示すように、フレームは28ウォブルで構成され、各フレームの先頭部には同期信号(以下、フレームシンク)が配置されている。
AUNは、データアドレスの復号単位となる。AUNは、31フレームで構成される。AUNの先頭のフレームシンク(以下、フレームシンク0)は、AUNの区切りを識別できるシンクパタンになっている。
クラスタは、データの復号単位となる。クラスタは、16AUNで構成される。
記録データは、クラスタ前後にRun-in(40ウォブル)/Run-out(16ウォブル)を結合して生成される。Run-in/Run-outは、データ系PLLを高速に引き込むためのデータパタンとなっており、未記録から記録領域に突入した直後でもデータ再生が可能である。図2から明らかなように、3ADIPワード≒16AUNの関係が成立している。
図3に示すように、BDでは、データの記録開始/終了の基準位置が規定されている。ADIPワード0の先端が記録基準位置として設定されている。しかしながら、この基準位置で光ディスク上のデータの書き換えを繰り返すと、データを書き繋ぐ位置(以下、リンキング)でディスクが劣化してしまう場合がある。これを防ぐために、BDではリンキング位置をランダムにシフトさせる手法(以下、ランダムシフト)を採用している。具体的には、図3に模式的に示すように、基準位置から約−2.35ウォブル〜+2.33ウォブルの範囲でデータの書込位置を変動させている。
上述の(1)データトラックに沿って蛇行するウォブルを変調する方式により光ディスクに埋め込まれたADIPに基づいて光ディスク上の位置を検出する場合(以下、ADIP基準で位置を検出する場合、と呼ぶこともある)、基準位置がADIPワード0の先端に設定されている関係上、基準位置を高精度に検出することができる。しかしながら、光ディスク上の位置を検出するためには、少なくとも、ADIPユニット及びADIPワードの同期を確立した後、ADIPワードからADIPアドレスを復号することが要求される。このような処理時間を要する結果、光ディスク上の位置の検出時間が長くなってしまう。
他方、上述の(2)アドレス情報をデータトラックに書き込む方式により光ディスクに書き込まれたアドレス情報に基づいて光ディスク上の位置を検出する場合(以下、データ基準で位置を検出する場合、と呼ぶこともある)、前者の場合よりも光ディスク上の位置を短時間で検出することができるが、基準位置に対するデータのずれ量は不明であるため、何らかの補正処理を行わない限り、基準位置から大きく離れた位置で記録データの追記をしてしまうおそれがある。
なお、データ基準で位置検出する場合、ADIPワードよりも短いAUNを単位としてアドレスを復号することができる(図4参照)。従って、データ基準で位置検出する場合、ADIP基準で位置検出する場合と比べて短時間でアドレス取得することができる。図4に示すように、ADIPワードの長さは、約5.3AUN(16/3AUN)に相当する。図4から明らかなように、3ADIPワード≒16AUNの関係で同期している。
以上の説明を前提としたうえで、以下、本発明の実施形態について具体的に説明する。
図5に、アドレス取得回路108を示す。図5に示すように、アドレス取得回路108は、データアドレス検出回路51、データ同期信号生成回路52、ADIPアドレス検出回路53、ADIP同期信号生成回路54、補正信号生成回路55、選択回路(補正信号選択回路)56、データアドレス保持回路(第1データアドレス保持回路)57、タイミング補正回路58、データタイミング生成回路59、ADIPアドレス保持回路60を有する。
データアドレス検出回路51とデータ同期信号生成回路52は、データトラックから読み出されたデータ信号に基づいて、データアドレス(アドレス情報)及びデータ同期信号を生成するデータ基準の検出回路511を形成する。ADIPアドレス検出回路53とADIP同期信号生成回路54は、ウォブルから読み出されたADIP信号に基づいて、ADIPアドレス(アドレス情報)及びADIP同期信号を生成するADIP基準の検出回路533を形成する。
タイミング補正回路58は、プリセット/キャリー制御回路(制御回路)581、及びカウンタ(第2データアドレス保持回路)582を有する。
補正信号生成回路55は、ADIPユニット同期シーケンサ回路(判定部)551、ADIPワード同期シーケンサ回路(判定部)552、及びADIPアドレス同期シーケンサ回路(判定部)553を有する。なお、これらの回路を、シーケンサ551、552、553と省略して呼ぶこともある。
補正信号生成回路55は、ADIPユニットタイミング生成回路(タイミング補正信号生成部)554、ADIPワードタイミング生成回路(タイミング信号生成部)555、ADIPアドレスタイミング生成回路557を有する。なお、これらをタイミング生成回路554、555、557と単に呼ぶこともある。補正信号生成回路55は、変換回路558を更に有する。タイミング生成回路557と変換回路558によって、タイミング補正信号生成回路(タイミング補正信号生成部)556が形成される。
アドレス取得回路108には、ウォブル回路106(図13参照)からADIP信号、およびCL2が接続される。また、アドレス取得回路108には、RF回路107からデータ再生信号、およびCL1が接続される。
アドレス取得回路108は、ADIP信号に基づいてADIP基準のアドレスを取得する。また、アドレス取得回路108は、データ再生信号に基づいてデータ基準のアドレスを取得する。後述の説明から明らかなように、本実施形態では、ADIP信号に基づいて生成する互いに異なる周期の複数のタイミング補正信号のいずれかで、データアドレスの出力タイミングを調整する。これによって、短時間でのアドレス取得を実現しつつ、基準位置に対するデータのずれに対して許容性をもたせることができる。
ウォブル回路106には、光学ヘッド104(図13参照)からウォブル信号が接続される。ウォブル回路106は、光学ヘッド104から入力するウォブル信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理、及び復号処理を順次実行する。ウォブル回路106による処理によって、ADIP信号が生成される。なお、上述のように、ADIP(ADdress In Pre−groove)は、ウォブルの変調によりディスク101に埋め込まれたアドレス情報である。
CL2は、ウォブル信号に同期したクロックである。ウォブル回路106には、ウォブル回路106からクロックCL2が接続される。ウォブル回路106は、光学ヘッド104からのウォブル信号を入力信号とするPLL(Phase Lock Loop)を有する。ウォブル回路106は、PLLによって任意の倍速に応じたウォブル基準のクロックCL2を生成する。
データ再生信号は、光学ヘッド104により読み出されたRF信号がA/D変換されたデジタル信号である。RF回路107には、光学ヘッド104からRF信号が接続される。RF回路107は、RF信号に対してA/D変換処理を実行する。このRF回路107による処理によって、RF信号に応じたデータ再生信号が生成される。
CL1は、RF信号に同期したクロックである。RF回路107は、光学ヘッド104からのRF信号を入力信号とするPLLを有する。RF回路107は、PLLによって任意の倍速に応じたRF基準のクロックCL1を生成する。
以下、図5のアドレス取得回路108に含まれる機能ブロックについて説明する。なお、アドレス取得回路108は、LSIチップ等に組み込まれる機能回路により形成される。アドレス取得回路108の一部または全体をソフトウェア制御で実現しても良い。
はじめにアドレス取得回路108に含まれる機能ブロック間の接続関係について説明する。
データアドレス検出回路51の出力は、データアドレス保持回路57に接続される。データアドレス保持回路57の出力は、プリセット/キャリー制御回路581に接続される。プリセット/キャリー制御回路581の出力は、カウンタ582に接続される。
データアドレス検出回路51の出力は、データ同期信号生成回路52に接続される。データ同期信号生成回路52の出力は、データタイミング生成回路59に接続される。データタイミング生成回路59の出力は、データアドレス保持回路57に接続される。また、データタイミング生成回路59の出力は、プリセット/キャリー制御回路581に接続される。
ADIPアドレス検出回路53の出力は、ADIPアドレス保持回路60、ADIPアドレスタイミング生成回路557、及びADIPアドレス同期シーケンサ回路553に接続される。
ADIPアドレス検出回路53の出力は、ADIP同期信号生成回路54にも接続される。ADIP同期信号生成回路54の出力は、ADIPユニット同期シーケンサ回路551に接続される。また、ADIP同期信号生成回路54の出力は、ADIPワード同期シーケンサ回路552に接続される。
ADIPユニット同期シーケンサ回路551の出力は、ADIPユニットタイミング生成回路554に接続される。ADIPユニットタイミング生成回路554の出力は、選択回路56に接続される。
ADIPワード同期シーケンサ回路552の出力は、ADIPワードタイミング生成回路555に接続される。ADIPワードタイミング生成回路555の出力は、ADIPアドレス保持回路571に接続される。
ADIPアドレス同期シーケンサ回路553の出力は、ADIPアドレスタイミング生成回路557に接続される。ADIPアドレスタイミング生成回路557の出力は、変換回路558に接続される。変換回路558の出力は、選択回路56に接続される。また、ADIPアドレス同期シーケンサ回路553の出力は、選択回路56に接続される。選択回路56の出力は、プリセット/キャリー制御回路581に接続される。
ADIPユニット同期シーケンサ回路551の出力は、ADIPワード同期シーケンサ回路552に接続される。ADIPワード同期シーケンサ回路552の出力は、ADIPアドレス同期シーケンサ回路553に接続される。
ADIPユニットタイミング生成回路554の出力は、ADIPワードタイミング生成回路555に接続される。ADIPワードタイミング生成回路555の出力は、ADIPアドレスタイミング生成回路557に接続される。
図5に示すように、データ同期信号生成回路52、データタイミング生成回路59は、クロックCL1に応じて動作する。ADIP同期信号生成回路54、シーケンサ回路551〜553、タイミング生成回路554〜557、変換回路558、選択回路56、データアドレス保持回路57、タイミング補正回路58、及びADIPアドレス保持回路60は、クロックCL2に応じて動作する。
次にアドレス取得回路108に含まれる機能ブロックの機能について説明する。
データアドレス検出回路51は、データ再生信号からデータアドレスを検出し、これをデータアドレス保持回路57へ出力する。具体的には、データアドレス検出回路51は、アドレスビットを検出し、検出したアドレスビットに基づいてアドレスのデコード、及びエラー検出/訂正を実行する。
データ同期信号生成回路52は、データアドレス検出回路51から出力されるデータ再生信号に基づいて、データフォーマット単位であるフレームに同期したフレーム同期信号を生成する。具体的には、データ同期信号生成回路52は、フレームに含まれるフレームシンクの識別に基づいてフレーム単位の同期信号を生成する。
ADIPアドレス検出回路53は、ADIP信号に基づいて、ADIPデータアドレスを検出し、これをADIPアドレス保持回路60に出力する。具体的には、ADIPアドレス検出回路53は、アドレスビットを検出し、検出したアドレスビットに基づいてアドレスのデコード、及びエラー検出/訂正を実行する。
ADIP同期信号生成回路54は、ADIPアドレス検出回路53から出力されるADIPデータアドレスに基づいて、ADIPフォーマット単位であるADIPユニット周期のADIPユニット同期信号を生成する。ADIP同期信号生成回路54は、生成したADIPユニット同期信号を、ADIPユニット同期シーケンサ回路551に出力する。
また、ADIP同期信号生成回路54は、ADIPアドレス検出回路53から出力されるADIPデータアドレスに基づいて、ADIPフォーマット単位であるADIPワード周期のADIPワード同期信号を生成する。ADIP同期信号生成回路54は、生成したADIPワード同期信号を、ADIPワード同期シーケンサ回路552に出力する。
ADIPユニット同期シーケンサ回路551は、ADIPユニット同期信号の周期が一定の周期(56ウォブル周期)であるかを監視する。図6を参照して、ADIPユニット同期シーケンサ回路551の状態遷移について説明する。
図6に示すように、ADIPユニット同期シーケンサ回路551は、後方保護状態(S000)、同期状態(S001)、及び前方保護状態(S002)という3つの状態を遷移する。
シーケンサ551は、初期状態のとき、後方保護状態(S000)にある。シーケンサ551は、一定周期(56ウォブル周期)でADIPユニット同期信号(以下、単に同期信号S1と呼ぶこともある)が連続又は累積で検出したとき、同期状態(S001)へ遷移する。56ウォブル周期で同期信号S1が連続又は累積で検出できない場合、シーケンサ551は、後方保護状態(S000)にとどまる。後方保護状態(S000)のとき、同期は確立できていない。
シーケンサ551は、同期状態(S001)のとき、56ウォブル周期での同期信号S1の検出が維持できているかを監視する。56ウォブル周期で同期信号S1が検出できているとき(同期状態のとき)、シーケンサ551は、同期状態(S001)にとどまる。56ウォブル周期から外れたとき同期信号S1を一度でも検出すると、シーケンサ551は、前方保護状態(S002)へ遷移する。
シーケンサ551は、前方保護状態(S002)のとき、同期信号S1の検出タイミングが56ウォブル周期から完全に外れたか否かを確認する。具体的には、シーケンサ551は、56ウォブル周期で同期信号S1を再検出できるかを確認する。56ウォブル周期で同期信号S1を一度でも検出できたとき、シーケンサ551は、同期状態(S001)に復帰する。56ウォブル周期で同期信号S1を連続又は累積して検出できないとき、シーケンサ551は、後方保護状態(S000)に遷移する。
シーケンサ551は、同期状態(S000)及び前方保護状態(S002)のとき、ロック信号S3をLレベルからHレベルに設定する。ロック信号S3をHレベルにセットすることで、ADIPユニットレベルで同期が確立されていることをADIPワード同期シーケンサ回路552に伝達することができる。なお、ここでは、前方保護状態(S002)のときも同期がとれているものとみなしている。
シーケンサ551は、後方保護状態(S000)から同期状態(S001)へ遷移したとき、ADIPユニットタイミング生成回路554へプリセット信号S4を出力する。タイミング生成回路554は、プリセット信号S4をトリガーとして自走を開始する。なお、後述するように、タイミング生成回路554は、56ウォブル周期(ADIPユニット周期)でタイミング信号を生成する回路である。タイミング生成回路554は、プリセット信号S4で初期値をとり、その後はクロックCL2のクロック数をカウントして自走する。
ADIPワード同期シーケンサ回路552は、ADIPワード同期信号の周期が一定の周期(83ADIPユニット周期)であるかを監視する。図7を参照して、ADIPワード同期シーケンサ回路552の状態遷移について説明する。
図7に示すように、ADIPワード同期シーケンサ回路552は、初期状態(S010)、後方保護状態(S011)、同期状態(S012)、及び前方保護状態(S013)という4つの状態を遷移する。
シーケンサ552は、初期状態のとき、シーケンサ551が後方保護状態(S000)から同期状態(S001)へ遷移するまで待機する状態にある。ロック信号S3がLレベルからHレベルに変わると、シーケンサ552は、初期状態(S010)から後方保護状態(S011)へ遷移する。ロック信号S3がLレベルのとき、シーケンサ552は、初期状態(S010)にとどまる。
シーケンサ552は、後方保護状態(S011)のとき、一定の周期(83ADIPユニット)でADIPワード同期信号S7(以下、単に同期信号S7と呼ぶこともある)が連続又は累積で検出できるかどうかを監視する。83ADIPユニット周期で同期信号S7が連続又は累積で検出できたとき、シーケンサ552は、同期状態(S012)へ遷移する。83ADIPユニット周期で同期信号S7が連続又は累積で検出できないとき、シーケンサ552は、後方保護状態(S011)にとどまる。
シーケンサ552は、同期状態(S012)のとき、83ADIPユニット周期での同期信号S7の検出が維持できているかを監視する。83ADIPユニット周期で同期信号S7が検出できているとき(同期状態のとき)、シーケンサ552は、同期状態(S012)にとどまる。83ADIPユニット周期からずれたタイミングで同期信号S7を一度でも検出すると、シーケンサ552は、前方保護状態(S013)へ遷移する。
シーケンサ552は、前方保護状態(S013)のとき、同期信号S7の検出タイミングが83ADIPユニット周期から完全に外れたかを確認する。具体的には、シーケンサ552は、83ADIPユニット周期で同期信号S7を再検出できるかを確認する。83ADIPユニット周期で同期信号S7を一度でも検出できたとき、シーケンサ552は、同期状態(S012)に復帰する。83ADIPユニット周期で同期信号S7を連続又は累積して検出できないとき、シーケンサ552は、初期状態(S010)に遷移する。
シーケンサ552は、ロック信号S3がLレベルのとき、どの状態にあっても初期状態(S010)に遷移し、ロック信号S3がLレベルからHレベルに変わるまで初期状態(S010)にとどまる。
シーケンサ552は、同期状態(S012)又は前方保護状態(S013)のとき、ロック信号S9をLレベルからHレベルに変更する。ロック信号S9をHレベルにセットすることで、ADIPワードレベルで同期が確立されていることをADIPアドレス同期シーケンサ回路553に伝達することができる。なお、ここでは、前方保護状態(S002)のときも同期がとれているものとみなしている。
シーケンサ552は、後方保護状態(S011)から同期状態(S012)へ遷移したとき、プリセット信号S10をADIPワードタイミング生成回路555に出力する。タイミング生成回路555は、プリセット信号S10に基づいて自走を開始する。なお、後述するように、タイミング生成回路555は、83ADIP周期(ADIPワード周期)でタイミング信号を生成する回路である。タイミング生成回路555は、プリセット信号S10で初期値をとり、その後はクロックCL2のクロック数をカウント、及びタイミング生成回路554からのキャリーに基づいて自走する。
ADIPアドレス同期シーケンサ回路553は、ADIPアドレス検出回路53から出力されるADIPアドレスの信頼性を確認し、その信頼性が確認できたとき、ADIPアドレスタイミング生成回路557に対してプリセット信号S15を出力する。図8を参照して、ADIPアドレス同期シーケンサ回路553の状態遷移について説明する。
図8に示すように、ADIPアドレス同期シーケンサ回路553は、初期状態(S020)、アドレス判定状態(S021)、及び同期状態(S022)という3つの状態を遷移する。
シーケンサ553は、初期状態(S020)のとき、シーケンサ552が同期状態(S012)へ遷移するまで待機する状態にある。シーケンサ553は、ロック信号S9がLレベルからHレベルになると、アドレス判定状態(S021)へ遷移する。シーケンサ553は、ロック信号S9がLレベルの間は、初期状態(S020)にとどまる。
シーケンサ553は、アドレス判定状態(S021)のとき、時間的に連続して入力するADIPアドレスS12のアドレス値が連続しているか否かを判定する。例えば、シーケンサ553は、現時点のアドレス値と1つ前のアドレス値を比較し、アドレス値が所定の値(例えば、1)だけ違うか否かを判定する。アドレス値に連続性がある場合、シーケンサ553は同期状態(S022)へ遷移する。アドレス値に連続性がない場合、シーケンサ553はアドレス判定状態(S021)にとどまる。アドレス値の連続性を確認することで、非連続のADIPアドレスに基づいてタイミング生成することを回避することができる。
シーケンサ553は、同期状態(S022)のとき、ADIPアドレスタイミング生成回路557に対してプリセット信号S15を出力する。タイミング生成回路557は、プリセット信号S15に応じて、ADIPアドレス検出回路53から接続されたADIPアドレスのアドレス値を取り込み、これを変換回路558へ出力する。
シーケンサ553は、ロック信号S9がLレベルになると、どの状態にあっても初期状態(S020)へ遷移し、ロック信号S9がLレベルからHレベルになるまで初期状態(S020)にとどまる。
シーケンサ553は、同期状態(S022)にあるとき、ロック信号S14をLレベルからHレベルに変更する。ロック信号S14をHレベルにセットすることで、ADIPアドレスレベルで同期が確立されていることを選択回路56に伝達することができる。
ADIPユニットタイミング生成回路554は、ADIPユニット周期のタイミングを生成する。タイミング生成回路554は、0〜55を1サイクルとするカウンタを有する。カウンタの1サイクルは、1ADIPユニット(56ウォブル)に対応して設定されている。タイミング生成回路554は、クロックCL2のパルスのカウント(+1)に応じてカウント値を+1する。タイミング生成回路554は、カウント値=0のとき、タイミング補正パルスを出力する。タイミング生成回路554は、カウンタのカウント値が55から0になったとき、ADIPワードタイミング生成回路555にキャリー信号を出力する。また、同様に、選択回路56にタイミング補正信号を出力する。
なお、ADIPユニットの周期よりも長い周期でタイミング補正パルスをタイミング生成回路554に出力させても良い。これによって、記録済みデータのずれを吸収する範囲を広げることができる。つまり、基準位置に対するデータのずれに対して許容性をもたせることができる。
ADIPワードタイミング生成回路555は、ADIPワード周期(83ADIPユニット周期)でタイミングを生成する。タイミング生成回路555は、0〜82を1サイクルとするカウンタを有する。カウンタの1サイクルは、1ADIPワード(83ADIPユニット)に対応して設定されている。タイミング生成回路555は、クロックCL2のパルスのカウント(+1)に応じてカウント値を+1する。また、タイミング生成回路555は、ADIPユニットタイミング生成回路554からのキャリー信号のカウント(+1)に応じてカウント値を+1する。タイミング生成回路555は、カウンタのカウント値に応じてタイミング信号S8を生成して出力する。タイミング生成回路555は、カウンタのカウント値が82から0になったとき、ADIPアドレスタイミング生成回路557にキャリー信号を出力する。
ADIPアドレスタイミング生成回路557は、カウンタを有し、ADIPアドレスのアドレス値を保持し、これを出力する。タイミング生成回路557は、プリセット信号S15に応じて、ADIPアドレス検出回路53から接続されたADIPアドレスのアドレス値を取り込む。その後、タイミング生成回路557は、クロックCL2のパルスのカウント(+1)に応じて、保持しているアドレス値を+1する。また、タイミング生成回路557は、ADIPワードタイミング生成回路555から出力されるキャリー信号に応じて、保持しているアドレス値を+1する。
変換回路558は、ADIPアドレスタイミング生成回路557から出力されたADIPアドレスに基づいてAUN周期のタイミング補正信号S17を生成する。図4に示すように、ADIPワードとAUNは対応付けられている。変換回路558は、ADIPアドレスを復号し、ADIPワードのオフセット番号を特定し、図4の対応関係に基づいてAUNのタイミングを算出する。そして、変換回路558は、AUN周期のタイミング補正信号S17を出力する。
なお、AUN周期よりも長い周期(N(Nは自然数とする)×AUN周期)でタイミング補正パルスを変換回路558に出力させても良い。これによって、記録済みデータのずれを吸収する範囲を広げることができる。つまり、基準位置に対するデータのずれに対して許容性をもたせることができる。
選択回路56は、ロック信号S14に基づいて、タイミング補正信号S6又はタイミング補正信号S17を選択し、選択した信号をタイミング補正信号S19としてプリセット/キャリー制御回路581に出力する。
選択回路56は、ロック信号S14がLレベルのとき、タイミング補正信号S6を選択して出力する。選択回路56は、ロック信号S14がHレベルのとき、タイミング補正信号S17を選択して出力する。上述のように、ADIPアドレス同期シーケンサ回路553が同期状態(S022)のとき、ロック信号S14はHレベルにセットされる。ADIPアドレスの連続性が確認できた段階ではじめてロック信号S14はHレベルになる。
本実施形態では、はじめは短周期のタイミング補正信号S6を選択し、その後、長周期のタイミング補正信号S17を選択する。これによって、記録済みデータのずれを吸収する範囲を広げることができる。つまり、基準位置に対するデータのずれに対して許容性をもたせることができる。
データタイミング生成回路59は、フレーム同期信号に基づいて、AUN周期のタイミング信号S20を生成し、これをデータアドレス保持回路57に出力する。データタイミング生成回路59は、フレーム同期信号に基づいて、ディスク101に書き込まれたデータの最終フレームを検出したとき、最終フレーム信号S22をLレベルからHレベルに変更し、これをプリセット/キャリー制御回路581に出力する。
データアドレス保持回路57は、データタイミング生成回路59から出力されるタイミング信号S20に基づいて、データアドレス検出回路51から出力されるデータアドレスS18をラッチする。
プリセット/キャリー制御回路581は、タイミング補正信号S19がHレベルのとき、データアドレス保持回路57が保持するデータアドレスをカウンタ581にプリセットする。
プリセット/キャリー制御回路581は、Hレベルの最終フレーム信号S22が入力したとき、カウンタ582を強制的にインクリメントする。換言すると、最終フレーム信号S22が入力したとき、プリセット/キャリー制御回路581は、タイミング補正信号S19がHレベルであっても、データアドレス保持回路57が保持するデータアドレスをカウンタ581にプリセットしない。ディスク101からデータを読出してデータアドレス保持回路57のアドレス値を更新するまでにはデコード遅延が発生する。データアドレス保持回路57の保持値の更新よりも先行してカウンタ582をインクリメントすることでデコード遅延の影響を回避することができる。
カウンタ582は、プリセット/キャリー制御回路581による制御に応じたアドレス値を出力する。
ADIPアドレス保持回路60は、ADIPワードタイミング生成回路555から出力されるタイミング信号S8に基づいて、ADIPアドレス検出回路53から出力されるADIPアドレスをラッチする。
次に、図9乃至図12を参照して、アドレス取得回路108の動作について説明する。
はじめに図9に示すタイミングチャートを参照して説明する。
まず、ADIPアドレス検出回路53は、ADIP信号に基づいてADIPデータアドレスを検出し、これをADIPアドレス保持回路60へ出力する。また、ADIP同期信号生成回路54は、受信したADIP信号に基づいて、ADIPユニット同期信号S1を生成する。図9に示すように、ADIP同期信号生成回路54からは、1ADIPユニット間隔でADIPユニット同期信号S1が出力される。
ADIPユニット同期シーケンサ回路551は、まず後方保護状態(S000)にある。図9に示すように、ADIPユニット同期シーケンサ回路551は、一定周期で同期信号S1を連続で検出したとき、同期状態(S001)へ遷移する。そして、シーケンサ551は、図9に示すように、ロック信号S3をHレベルにセットする。また、シーケンサ551は、56ウォブル周期で同期信号S1が検出できているのか監視する。更に、図9に示すように、シーケンサ551は、プリセット信号S4を、ADIPユニットタイミング生成回路554に出力する。そして、タイミング生成回路554は、図9に示すように、クロックCL2に基づいて1ウォブル周期でカウント動作を開始する。タイミング生成回路554は、カウント値=0のタイミングで、タイミング補正信号S6を出力する。
選択回路56は、ロック信号S14がLレベルであるため、タイミング補正信号S6をタイミング補正信号S19として出力する。タイミング補正信号S6は、シーケンサ551が後方保護状態(S000)から同期(S010)へ遷移したときから生成される。従って、比較的短い期間に、データアドレスの取得時点を補正するためのタイミング補正信号を生成することができる。なお、この時点では、選択回路56には、他方のタイミング補正信号S17は接続されていない。
シーケンサ551は、56ウォブル周期で同期信号S1を検出できないとき、前方保護状態(S002)へ遷移する。シーケンサ551は、56ウォブル周期で同期信号S1を検出できないとき、後方保護状態(S000)へ遷移する。前方保護状態から後方保護状態へ遷移するとき、シーケンサ551は、ロック信号S3をHレベルからLレベルに変更する。これによりシーケンサ552を強制的に初期状態(S010)に設定する。
次に、図10を参照して、アドレス取得回路108の動作の動作について更に説明する。尚、図9は、図10の(a)で示す点線部分を拡大した図である。
図10に示すように、ロック信号S3がHレベルにセットされると、シーケンサ552は、初期状態(S010)から後方保護状態(S011)へ遷移する。シーケンサ552は、83ADIPユニット周期で同期信号S7が検出できるか否かを監視する。なお、同期信号S7は、ADIPアドレス検出回路53及びADIP同期信号生成回路54による動作により生成され、シーケンサ552に接続される。
シーケンサ552は、83ADIPユニット周期で同期信号S7を連続して検出できたとき、後方保持状態(S011)から同期状態(S012)へ遷移する。そして、シーケンサ552は、ロック信号S9をシーケンサ553へ出力する。また、シーケンサ552は、プリセット信号S10をADIPワードタイミング生成回路555へ出力する。ADIPワードタイミング生成回路555は、プリセット信号S10に応じて、予め初期値として設定された値からクロックCL2に基づいてカウント動作を開始する。タイミング生成回路555は、カウンタのカウント値に応じてタイミング信号S8を生成して出力する。
なお、シーケンサ552は、83ADIPユニット周期で同期信号S7を検出できないとき、前方保護状態(S013)へ遷移する。シーケンサ552は、83ADIPユニット周期で同期信号S7を再検出できないとき、初期状態(S010)へ遷移する。後方保護状態(S013)から後方保護状態(S010)へ遷移するとき、シーケンサ552は、ロック信号S9をHレベルからLレベルに変更する。これによりシーケンサ553を強制的に初期状態(S020)に設定する。
次に、図11を参照して、アドレス取得回路108の動作の動作について更に説明する。尚、図10は、図11の(b)で示す点線部分を拡大した図である。
ロック信号S9がHレベルになると、シーケンサ553は、初期状態(S020)からアドレス判定状態(S021)へ遷移する。シーケンサ553は、時間的に連続して入力するADIPアドレスS12のアドレス値が連続しているか否かを判定する。アドレス値が連続していることが確認できた場合、シーケンサ553は、アドレス判定状態(S21)から同期状態(S22)へ遷移する。そして、シーケンサ553は、Hレベルのロック信号S14を選択回路56へ出力する。また、シーケンサ553は、プリセット信号S15をタイミング生成回路557へ出力する。タイミング生成回路557は、プリセット信号S15に応じて、ADIPアドレス検出回路53からのADIPアドレスのアドレス値を取り込む。その後、タイミング生成回路557は、クロックCL2、キャリー信号に応じてアドレス加算を実行する。変換回路558は、ADIPアドレスタイミング生成回路557から出力されたADIPアドレスに基づいてAUN周期のタイミング補正信号S17を生成する。
選択回路56は、ロック信号S14がHレベルになってから暫く遅延して、タイミング補正信号S17をタイミング補正信号S19として出力する。
プリセット/キャリー制御回路581は、タイミング補正信号S19がHレベルのとき、データアドレス保持回路57が保持するデータアドレスをカウンタ581にプリセットする。但し、Hレベルの最終フレーム信号S22が入力したとき、プリセット/キャリー制御回路581は、カウンタ582を強制的にインクリメントする。ディスク101からデータを読出してデータアドレス保持回路57のアドレス値を更新するまでにはデコード遅延が発生する。データアドレス保持回路57の保持値の更新よりも先行してカウンタ582をインクリメントすることでデコード遅延の影響を回避することができる。
なお、シーケンサ553は、アドレス値の連続性を確認できないとき、アドレス判定状態にとどまる。また、シーケンサ553は、ロック信号S9がLレベルになると、どの状態にあっても初期状態(S020)へ遷移する。
図12を参照して、アドレス取得回路108の動作について説明する。
図12に示すように、データアドレスS18、タイミング信号S20の取得時点は変動する。従って、時間的に変動してアドレスがデータアドレス保持回路57セットされる。データアドレス保持回路57にセットされたデータアドレスに基づいてアドレス取得する場合には、アドレスの取得タイミングの変動によって、光ディスクのデータ記憶品質が劣化してしまうおそれがある。
本実施形態では、図12に示すように、選択回路56は、ADIP信号に基づいて生成したタイミング補正信号S6をタイミング補正信号S19として選択して出力する。このタイミング補正信号S19によって、データアドレスの出力タイミングを調整することによって、アドレス取得タイミングを光ディスク上の基準位置に合わせることができる。
また、図12に示すように、データタイミング生成回路59が最終フレームを検出すると、最終フレーム信号S22をプリセット/キャリー制御回路581へ出力する。プリセット/キャリー制御回路581は、最終フレーム信号S22を検出すると、カウンタ582を強制的にインクリメントする。データアドレス保持回路57の保持値の更新よりも先行してカウンタ582をインクリメントすることでデコード遅延の影響を回避することができる。
上述の説明から明らかなように、本実施形態では、アドレス取得に要する期間の短時間化を図るため、ADIP基準のアドレス取得に加えて、データ基準のアドレス取得も実行する。このとき、ADIP信号に基づいて生成したタイミング補正信号に基づいて、データアドレスの出力タイミングを調整する。これによって、光ディスク上の基準位置に合わせてアドレス取得をすることができる。
ADIP基準でのアドレス取得の際には、ウォブルから読み出したウォブル信号の歪等によって正確なアドレス取得タイミングを検出することが難しい場合がある。データ基準でのアドレス取得の際には、データトラックから読み出したデータ信号からアドレス、タイミング取得をするため、ウォブル信号の品質に左右されにくいというメリットがある。
また、本実施形態では、光ディスク上の基準位置に合わせてアドレス取得するため、2つの異なる周期のタイミング補正信号(ADIPユニット周期のタイミング補正信号S6、AUN周期のタイミング補正信号S17)の一方でデータアドレスの出力タイミングを調整する。はじめは短周期のタイミング補正信号S6でデータアドレスの出力タイミングを調整し、その後、長周期のタイミング補正信号S17でデータアドレスの出力タイミングを調整する。これによって、記録済みデータのずれを吸収する範囲を広げることができる。つまり、基準位置に対するデータのずれに対して許容性をもたせることができる。
また、タイミング補正信号の信頼性を高めるために、シーケンサ回路551〜552で同期信号又はADIPアドレスの状態を判定したうえで、タイミング生成回路554、555、556でタイミング補正信号又はタイミング信号を生成する。これによって、エラーによってアドレス取得タイミングに誤差が生じることを効果的に抑制することができる。
最後に、図13を参照して、アドレス取得回路108が組み込まれる光ディスク装置の概略的なブロック構成について説明する。なお、光ディスクの具体的な構成は任意である。また、光ディスクの具体的な構成は、当業者にとっては自明であるため、その詳細な説明は省略する。
スピンドルモータ102及びモータドライバ103は、光ディスク101の回転を制御する。光学ヘッド104は、光ディスク101に対してレーザ光を照射、または反射光を受光することで記録/再生制御を行う。サーボ回路105は、スピンドルモータ102の回転速度制御や光学ヘッド104のフォーカシング/トラッキング制御を行う。ウォブル回路106は、光学ヘッド104から入力したウォブル信号に対してA/D変換や2値化を行い、PLLによって倍速に応じたウォブル基準のチャネルクロックを生成する。また、ウォブル回路106は、ウォブル信号の検波によってMSK変調部を検出し、ADIPの同期信号およびアドレス情報を生成する。RF回路107は、光学ヘッド104から入力したRF信号に対してA/D変換や2値化を行い、PLLによって倍速に応じたRF基準のチャネルクロックを生成する。また、RF回路107は、RFに含まれる同期信号およびアドレス情報を生成する。アドレス取得回路108は、ウォブル回路106またはRF回路107からチャネルクロックや同期信号、アドレス情報を入力し、同期の確立およびアドレス生成を行う。記録データ符号/再生データ復号回路109は、バッファメモリ110に保持される記録データの符号化、またはRF回路108が出力する再生データの復号化を行う。バッファメモリ110は、ホストPC113から受信した符号化前の記録データ、または再生データ復号回路109で復号した再生データを蓄積する。システムコントローラ112は、バッファI/F111を介してバッファメモリ110とホストPC113間の通信制御を行う。記録補償回路114は、記録データ符号回路109で符号化した記録データを基にレーザパルスを制御し、最適なレーザパワーで記録するように調整を行う。
本発明の技術的範囲は、上述の実施形態に限定されるべきではない。本発明は、BD以外の他の光ディスクに対しても適用可能である。
本発明の第1の実施形態にかかるADIPフォーマットに関する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるデータフォーマットに関する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるランダムシフトに関する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるADIPワードとAUNとの関係を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるアドレス取得回路の概略的なブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかるシーケンサの動作状態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるシーケンサの動作状態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるシーケンサの動作状態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるアドレス取得回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかるアドレス取得回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかるアドレス取得回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかるアドレス取得回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態にかかる光ピックアップ装置の概略的な構成を示すブロック図である。
符号の説明
51 データアドレス検出回路
52 データ同期信号生成回路
53 アドレス検出回路
54 同期信号生成回路
55 補正信号生成回路
56 選択回路
57 データアドレス保持回路
58 タイミング補正回路
59 データタイミング生成回路
60 アドレス保持回路

511 検出回路
533 検出回路

551 ユニット同期シーケンサ
551 ユニット同期シーケンサ回路
552 ワード同期シーケンサ回路
553 アドレス同期シーケンサ回路

554 ADIPユニットタイミング生成回路
555 ADIPワードタイミング生成回路
556 タイミング補正信号生成回路
557 ADIPアドレスタイミング生成回路
558 変換回路

57 データアドレス保持回路
58 タイミング補正回路
581 プリセット/キャリー制御回路
582 カウンタ

S1 ADIPユニット同期信号
S7 ADIPワード同期信号

S6 タイミング補正信号
S17 タイミング補正信号
S19 タイミング補正信号

S4 プリセット信号
S10 プリセット信号
S15 プリセット信号

S14 ロック信号
S3 ロック信号
S9 ロック信号

S8 タイミング信号

S12 ADIPアドレス
S18 データアドレス

S20 タイミング信号
S22 最終フレーム信号

101 光ディスク
102 スピンドルモータ
103 モータドライバ
104 光学ヘッド
105 サーボ回路
106 ウォブル回路
107 RF回路
108 アドレス取得回路
109 記録データ符号/再生データ復号回路
110 バッファメモリ
112 システムコントローラ
114 記録補償回路

Claims (11)

  1. 光ディスクのウォブルから読み出されるADIP(ADdress In Pre−groove)信号に基づいて、互いに異なる周期の複数のタイミング補正信号を生成する補正信号生成回路と、
    前記補正信号生成回路で生成される前記タイミング補正信号を選択して出力する補正信号選択回路と、
    前記光ディスクのデータトラックから読み出されるデータ信号に基づいて検出されるデータアドレスを、前記補正信号選択回路から伝達される前記タイミング補正信号に応じたタイミングで出力するタイミング補正回路と、
    を備えるアドレス取得回路。
  2. 前記データ信号から生成されるデータ同期信号に応じたタイミングで、前記データアドレスを保持して前記タイミング補正回路へ出力する第1データアドレス保持回路を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のアドレス取得回路。
  3. 前記タイミング補正回路は、
    前記データアドレスを保持し出力する第2データアドレス保持回路と、
    前記補正信号選択回路から伝達される前記タイミング補正信号に応じたタイミングで、前記第1アドレス保持回路に保持された前記データアドレスを前記第2データアドレス保持回路へ転送する制御回路と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のアドレス取得回路。
  4. 前記データ信号から前記データアドレスを検出するデータアドレス検出回路と、
    前記データ信号から前記データ同期信号を生成するデータ同期信号生成回路と、
    を更に備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のアドレス取得回路。
  5. 前記補正信号生成回路は、
    前記ADIP信号から検出されるADIP同期信号の周期が所定の周期か否かを判定する複数の判定部と、
    前記判定部による判定結果に応じて前記タイミング補正信号を生成する複数の補正信号生成部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアドレス取得回路。
  6. 前記ADIP信号から検出したADIPアドレスを保持するADIPアドレス保持回路を更に備え、
    前記補正信号生成回路は、前記ADIPアドレス保持回路が前記ADIPアドレスを取り込むタイミングを決定づけるタイミング信号も生成することを特徴とする請求項5に記載のアドレス取得回路。
  7. 前記補正信号生成回路は、
    前記ADIP信号から生成した第1ADIP同期信号の周期が所定の周期か否かを判定する第1判定部と、
    前記ADIP信号から生成した第2ADIP同期信号の周期が所定の周期か否かを判定する第2判定部と、
    前記ADIPアドレス保持回路に接続される前記ADIPアドレスの連続性を判定する第3判定部と、
    前記第1判定部の判定結果に基づいて前記第1タイミング補正信号を生成する第1補正信号生成部と、
    前記第2判定部の判定結果に基づいて前記タイミング信号を生成するタイミング信号生成部と、
    前記第3判定部の判定結果に基づいて前記ADIPアドレスを取り込んで保持すると共に、保持した前記ADIPアドレスに基づいて前記第2タイミング補正信号を生成する第2補正信号生成部と、
    を少なくとも備えることを特徴とする請求項6に記載のアドレス取得回路。
  8. 前記ADIP信号から前記ADIPアドレスを検出するADIPアドレス検出回路と、
    前記ADIP信号から前記同期信号を生成する第2同期信号生成回路と、
    を更に備えることを特徴とする請求項6または7に記載のアドレス取得回路。
  9. 光ディスク上の位置を示すアドレスを取得するアドレス取得方法であって、
    補正信号生成部は、前記光ディスクのウォブルから読み出されるADIP(ADdress In Pre−groove)信号に基づいて、互いに異なる周期の複数のタイミング補正信号を生成し、
    補正信号選択部は、前記補正信号生成部で生成される前記タイミング補正信号を選択して出力し、
    タイミング補正部は、前記光ディスクのデータトラックから読み出されるデータ信号に基づいて検出されるデータアドレスを、前記補正信号選択部から伝達される前記タイミング補正信号に応じたタイミングで出力する、アドレス取得方法。
  10. 第1データアドレス保持部は、前記データ信号から生成されるデータ同期信号に応じたタイミングで、前記データアドレスを保持して前記タイミング補正部へ出力する、請求項9に記載のアドレス取得方法。
  11. 前記タイミング補正部に含まれる第2データアドレス保持部は、前記データアドレスを保持し出力し、
    前記タイミング補正部に含まれる制御部は、前記補正信号選択部から伝達される前記タイミング補正信号に応じたタイミングで、前記第1アドレス保持部に保持された前記データアドレスを前記第2データアドレス保持部へ転送する、請求項10に記載のアドレス取得方法。
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