JP2002329329A - 相変化記録方式の光ディスク及び光ディスク装置 - Google Patents

相変化記録方式の光ディスク及び光ディスク装置

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JP2002329329A
JP2002329329A JP2001132279A JP2001132279A JP2002329329A JP 2002329329 A JP2002329329 A JP 2002329329A JP 2001132279 A JP2001132279 A JP 2001132279A JP 2001132279 A JP2001132279 A JP 2001132279A JP 2002329329 A JP2002329329 A JP 2002329329A
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optical disk
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Masayoshi Nagata
真義 永田
Takayoshi Chiba
孝義 千葉
Yasuo Tone
康夫 刀根
Shigeo Yamaguchi
茂男 山口
Junichi Horigome
順一 堀米
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/0045Recording
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B7/005Reproducing
    • G11B7/0051Reproducing involving phase depth effects

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランダムシフトを用いて記録領域にユーザデ
ータが記録されていても同期マークを確実に検出し、検
出した同期マークに基づいてユーザデータを確実に再生
することができる相変化記録方式の光ディスク及び光デ
ィスク装置を提供すること。 【解決手段】 同期マークSyncが検出される前に一
の領域VFO及び他の領域PreSyncの境界Kが先
に検出され、検出された前記一の領域VFO及び前記他
の領域PreSyncの境界Kの位置に基づいて前記同
期マークSyncが検出され、検出された前記同期マー
クSyncに基づいて前記データ領域Dataのユーザ
データが取得される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランダムシフトを
用いて記録領域に記録されているたユーザデータが同期
マークに基づいて再生される相変化記録方式の光ディス
ク及び光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、相変化記録方式の光ディスク
では、レーザスポット部位の記録膜の非晶質化によるマ
ーク記録位置をランダムに分散させて繰返しの記録回数
仕様の増加を図るために(記録膜のオーバライト回数を
増やすために)、光ディスク装置による記録時、記録デ
ータにチャネルビット単位で各チャネルビットの内から
乱数的に選んだ、ある1通りの遅延をかける方式が採用
されており、「ランダムシフト」と呼ばれている。
【0003】しかしながら、従来の相変化記録方式の光
ディスクでは、再生時のバイト同期を取る手段として、
ランダムシフトが行われる記録エリアに先立つギャップ
部以降において、データシンクとしての同期バイト部と
して数バイトしか用意されていなかった。このため、光
ディスクの欠陥、ゴミ、キズ等により同期バイト部が検
出できない場合には、ランダムシフトに対応してバイト
同期を取り直すことができず、記録エリアのデータを正
しく再生できないという問題があった。
【0004】また、ランダムシフト量をこれ以上増やす
ことも、シフト量を吸収できる幅広い検出窓が必要とな
り、再生時にシンクマーク検出の過程で問題を引き起こ
す可能性がある。但し一般的にシフト量を増やした方が
耐久性アップに繋がりやすい。
【0005】すなわち、従来の光ディスク装置では、セ
クタ内の記録エリア内のデータエリアの前のデータシン
クとしての同期バイト部を検知できないと、バイト同期
が取れず、データエリアのデータの再生ができなくなっ
てしまう。
【0006】このような課題を解決する従来技術として
は、例えば特開平7−262566号公報に示されてい
るように、セクタ内における記録エリア内のデータエリ
ア前の同期バイト部Syncに先立って設けられた同期
コード部VFO3を、従来のような単一の再密パターン
でなく、バイト同期合わせが可能なパターンを含む構成
とした相変化記録方式の光ディスクが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
7−262566号公報に示された従来技術では、同期
コード部VFO3に、上記バイト同期合わせが可能なパ
ターンを含む構成としていたため、同期コード部VFO
3の本来の機能であるPLL回路による同期のロックが
外れてしまいPLLを引き込むことができない場合があ
った。また、場所によっては、十分引き込めていない状
態でのバイト同期を試みる事となってしまう場合もあっ
た。
【0008】このように同期コード部VFO3によって
PLLが引き込めない場合があると、記録エリア内でラ
ンダムシフトを用いてチャンネルビット毎(記録毎)に
異なる位置に記録してあるユーザデータが、記録エリア
から正確に再生できなくなってしまう問題点があった。
【0009】そこで本発明は上記課題を解決し、ランダ
ムシフトを用いて記録領域にユーザデータが記録されて
いても同期マークを確実に検出し、検出した同期マーク
に基づいてユーザデータを確実に再生することができる
相変化記録方式の光ディスク及び光ディスク装置を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明にあっては、スパイラル状又は同心円状に配列する
トラックを構成する複数のセクタを有し、前記複数のセ
クタには、ランダムシフトを用いて記録の度にユーザデ
ータがシフトされて記録される記録領域と、前記セクタ
の位置に関するアドレス情報を有するヘッダ領域とがそ
れぞれ設けられている相変化記録方式の光ディスクであ
って、前記記録領域は、一の用途で使用される一の領域
と、前記一の用途とは異なる他の用途で使用され、前記
一の領域に連続する他の領域と、前記ユーザデータが記
録されるデータ領域と、前記他の領域及び前記データ領
域の間に設けられており、前記データ領域から前記ユー
ザデータが再生される際に前記データ領域と同期を取る
ために検出される同期マークとを有し、前記同期マーク
が検出される前に前記一の領域及び前記他の領域の境界
が先に検出され、検出された前記一の領域及び前記他の
領域の境界の位置に基づいて前記同期マークが検出さ
れ、検出された前記同期マークに基づいて前記データ領
域のユーザデータが取得される構成としたことを特徴と
する相変化記録方式の光ディスクにより、達成される。
請求項1の構成によれば、データ領域からユーザデータ
を再生するためには、データ領域に同期するための同期
マークが検出される前に、まず同期マークよりも前の一
の領域及び他の領域の境界が検出される。次に、相変化
記録方式の光ディスクは、検出された一の領域及び他の
領域の境界に基づいて、同期マークが検出される。そし
て、同期マークが検出されると、同期マークに続くデー
タ領域からユーザデータが再生される。このため、相変
化記録方式の光ディスクは、ランダムシフトを用いてユ
ーザデータがデータ領域内に記録されていても、検出さ
れた一の領域及び他の領域の境界に基づいて同期マーク
が確実に検出されるようになる。従って、相変化記録方
式の光ディスクは、同期マークに基づいてデータ領域か
ら確実にユーザデータが再生されるようになる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、前記他の領域は複数の小領域によって構成され、前
記一の領域及び前記他の領域の境界が検出されない場合
には、前記複数の小領域の境界が検出され、前記複数の
小領域の境界を基準として前記同期マークが検出される
構成としたことを特徴とする。請求項2の構成によれ
ば、請求項1の作用に加えて、一の領域及び他の領域の
境界が検出されなくても、その代わりに複数の小領域同
士の境界が検出され、検出された複数の小領域の境界を
基準として正確に同期マークが検出される。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、前記他の領域が80バイトであり、前記複数の小領
域がそれぞれ10バイトである構成としたことを特徴と
する。
【0013】上記目的は、請求項4の発明にあっては、
スパイラル状又は同心円状に配置するトラックを構成す
る複数セクタを有し、前記複数のセクタには、ランダム
シフトを用いて記録の度にユーザデータがシフトされて
記録される記録領域と、前記セクタの位置に関するアド
レス情報を有するヘッダ領域とがそれぞれ設けられてい
る相変化記録方式の光ディスクの前記ユーザデータを少
なくとも再生する光ディスク装置であって、前記相変化
記録方式の光ディスクの前記記録領域は、一の用途で使
用される一の領域と、前記一の用途とは異なる他の用途
で使用され、前記一の領域に連続する他の領域と、前記
ユーザデータが記録されるデータ領域と、前記他の領域
及び前記データ領域の間に設けられており、前記データ
領域から前記ユーザデータが再生される際に前記データ
領域と同期を取るために検出される同期マークとを有
し、前記相変化記録方式の光ディスクから前記ユーザデ
ータを取得する際には、前記同期マークを検出する前に
前記一の領域及び前記他の領域の境界を先に検出し、検
出した前記一の領域及び前記他の領域の境界の位置に基
づいて前記同期マークを検出し、検出した前記同期マー
クに基づいて前記データ領域のユーザデータを取得する
構成としたことを特徴とする光ディスク装置により、達
成される。請求項4の構成によれば、データ領域からユ
ーザデータを再生するためには、データ領域に同期する
ための同期マークを検出する前に、まず同期マークより
も前の一の領域及び他の領域の境界を検出する。次に、
光ディスク装置は、相変化記録方式の光ディスクから検
出された一の領域及び他の領域の境界に基づいて、同期
マークを検出する。そして、光ディスク装置は、同期マ
ークを検出すると、同期マークに続くデータ領域からユ
ーザデータを再生する。このため、光ディスク装置は、
ランダムシフトを用いてユーザデータがデータ領域内に
記録されている相変化記録方式の光ディスクであって
も、検出した一の領域及び他の領域の境界に基づいて同
期マークを確実に検出することができる。従って、光デ
ィスク装置は、確実に検出した同期マークに基づいて、
相変化記録方式の光ディスクのデータ領域から確実にユ
ーザデータを取得することができる。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の構成におい
て、前記相変化記録方式の光ディスクは、前記他の領域
が複数の小領域によって構成され、前記一の領域及び前
記他の領域の境界を検出できない場合には、前記複数の
小領域の境界を検出し、前記複数の小領域の境界を基準
として前記同期マークを検出する構成としたことを特徴
とする。請求項5の構成によれば、請求項4の作用に加
えて、仮に一の領域及び他の領域の境界を検出できなく
ても、次にその他の領域内に設けられた小領域の境界を
検出し、この小領域の境界を基準として確実に同期マー
クを検出することができる。
【0015】請求項6の発明は、請求項4の構成におい
て、前記同期マークを検出する際には、まず前記一の領
域及び前記他の領域の境界又は前記複数の小領域の境界
を検出し、且つ、後続の前記複数の小領域の境界のいず
れかを検出する構成としたことを特徴とする。請求項6
の構成によれば、請求項4の作用に加えて、例えば一の
領域及び他の領域の境界を異なる位置で誤検出しても、
次に複数の小領域の境界が検出できないので誤って同期
マークを検出しないようにすることができる。従って、
光ディスク装置は、一の領域及び他の領域の境界又は複
数の小領域の境界のいずれか複数を検出したときにはじ
めて同期マークを検出するので、より正確に同期マーク
を検出することができる。
【0016】請求項7の発明は、請求項4の構成におい
て、前記一の領域及び前記他の領域の境界並びに、前記
複数の小領域の境界のいずれかの中で、予め検出しにく
いと判明している境界は、検出対象から予め除外される
ようにした構成としたことを特徴とする。請求項7の構
成によれば、請求項4の作用に加えて、取得手段は、予
め検出できない境界を検出しないようにすることができ
るので、より正確に一の領域及び他の領域の境界又は小
領域の境界を検出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0018】第1実施形態 図1は、本発明の第1実施形態としての光ディスク装置
100の構成例を示すブロック図であり、図2は、図1
の光ディスク1のセクタフォーマットの一例を示す図で
ある。この光ディスク装置100は、例えば相変化記録
方式の光ディスク1に対し集束光を用いてデータの記
録、あるいは記録されているデータの再生を行う機能を
有する。この光ディスク1は、例えばガラスあるいはプ
ラスチックス等で円形に形成された基板の表面にテルル
あるいはビスマス等の金属被膜層がドーナツ型にコーテ
ィングされて構成される。
【0019】この相変化記録方式は、光ディスク1の内
部に形成された金属被膜層にレーザビームを照射し、例
えば600度程度の高温として金属被膜層の分子状態が
バラバラに並んだアモルファス(非結晶)状態と、例え
ば400度弱程度の温度として金属被膜層の分子状態が
整列しているクリスタル状態の2つの状態を切り替える
ことでユーザデータを区別して記録する方式である。
【0020】また、この相変化記録方式では、ユーザデ
ータの読み出しに際しては記録層に弱いレーザビームを
当てて、その反射光の強さを検出することでクリスタル
状態とアモルファス状態とを区別している。具体的に
は、この金属被膜層は、クリスタル状態の部分の方がア
モルファス状態の部分よりも反射率が高くなっている。
【0021】上記光ディスク1は、円盤形状であり、半
径方向に複数のトラックからなる複数のゾーンに分割さ
れている。各ゾーンに対するクロック信号の周波数値
は、それぞれ異なったもの(内周から外周に向かうのに
したがって高くなる)となっており、例えば各ゾーン毎
に1トラックずつのセクタ数は異なったものとなってい
る。上記各ゾーンに対するクロック信号の周波数値に対
応する分周値と1トラックずつのセクタ数との関係は、
メモリ2のテーブル2aに記録されている。
【0022】上記光ディスク1の各ゾーンのトラックに
は、それぞれアドレス等が記録されているヘッダが各セ
クタ毎にあらかじめプリフォーマッティングされてい
る。図2に示すように、1セクタは、上記ヘッダとして
のプリフォーマットエリア124及び、ユーザデータを
記録する記録エリア126を有する。また、セクタは、
例えば光ディスク1のグルーブ領域G及びランド領域L
にそれぞれ設けられている。以下の説明では、上記セク
タに記録されるデータは、例えば1−7変調されたデー
タであるものとして説明する。この1−7変調データ
は、「1」と「1」の間に「0」が1個〜7個挿入され
た形式であるる。
【0023】プリフォーマットエリア124は、図2に
示すように、光ディスク1を製造する際に所定のデータ
を記録するエリアである。このプリフォーマットエリア
124は、グルーブ領域GにおいてセクタマークSM及
びIDフィールドID−Gを有し、ランド領域Lにおい
てセクタマークSM及びIDフィールドID−Lを有す
る。一方、これらIDフィールドID−G,ID−L
は、それぞれ例えば図示しない少なくとも1つの同期コ
ード部、アドレスマーク、アドレス部及びポストアンブ
ルを有する。
【0024】セクタマークSMには、PLLに頼ること
なくセクタの開始を見分けるために設けられ、セクタの
開始を示す特別なパターンが記録される。セクタマーク
SMは、少なくとも1つの同期コード部へのリードイン
に続く異なった長さのエンボスデータからなる。同期コ
ード部の各エリアには、チャネルビット同期用の連続デ
ータパターン(同期コード)が記録される。
【0025】アドレスマークのエリアには、アドレス開
始を示す特別なパターンが記録される。アドレス部に
は、例えばセクタ番号及び誤り訂正コード(CRC:C
yclic Redundancy Check)が記
録される。ポストアンブルは、アドレス部IDの誤り訂
正コードが所定バイトで収まらない時に用いる。
【0026】一方、記録エリア126には、図4に示す
ように同期コード部VFO、例えば80バイトのプリシ
ンク部PreSync、データマークSync及びデー
タ領域Dataが連続している。同期コード部VFOの
左側には、0〜255チャネルビット長の範囲で、1チ
ャネルビット単位でランダムにギャップが設定される。
これにより、後続の同期コード部VFO以下の記録デー
タ63が、記録エリア126内において、その256チ
ャネルビット長の範囲で1チャネルビット長毎にランダ
ムにシフトして記録される。
【0027】同期コード部VFO(一の領域)には、チ
ャネルビット同期用であってセルフクロック周波数(P
LL:Phase Locked Loop)を引き込
むための最も短い記録波形長が連続する同期コード(第
1のパターン)が記録される。例えばこの最も短い記録
波形長がスペースでなくマークで示されるとすると、こ
の最も短い記録波形長を「最短マーク長」と呼ぶ。
【0028】この同期コードの具体例としては、本実施
形態では一例として1−7変調を採用しているので、例
えば「101010101・・・101」が記録されて
いる。そして、プリシンクPreSync(他の領域)
には、ドライブ調整の目的に使うためのデータパターン
が記録されている。
【0029】データマークSyncには、データ領域の
開始を示す特別なパターンが記録される。データ領域D
ataはユーザデータが記録される他、ECC(Err
orCorrection Code)、CRC等のデ
ータが記録される。ポストアンブルPAは、データ領域
Dataに続いており、そのデータ領域Dataの終端
を示している。
【0030】データ領域Dataの次には、図示しない
バッファエリアが設けられている。このバッファエリア
は、光ディスクの回転変動マージン用のエリアであり、
所定チャネルビット長の範囲で、上記ギャップのシフト
にともなって、例えば256チャネルビット長の範囲で
変更されるようになっている。
【0031】次に、光ディスク装置100の電気的な構
成例について説明する。図1の光ディスク1は、モータ
3によって例えば一定の速度で回転される。このモータ
3は、モータ制御回路4によって制御されている。上記
光ディスク1に対する情報の記録、再生は、光学ヘッド
5によって行われるようになっている。この光学ヘッド
5は、リニアモータ6の可動部を構成する駆動コイル7
に固定されており、この駆動コイル7はリニアモータ制
御回路8に接続されている。
【0032】このリニアモータ制御回路8には、速度検
出器9が接続されており、光学ヘッド5の速度信号をリ
ニアモータ制御回路8に送るようになっている。また、
リニアモータ6の固定部には図示しない永久磁石が設け
られており、上記駆動コイル7がリニアモータ制御回路
8によって励磁されることにより、光学ヘッド5は光デ
ィスク1の半径方向に移動されるようになっている。
【0033】上記光学ヘッド5には、対物レンズ10が
図示しないワイヤあるいは板ばねによって支持されてお
り、この対物レンズ10は、駆動コイル11によってフ
ォーカシング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆
動コイル12によってトラッキング方向(レンズの光軸
と直交する方向)に移動可能とされている。
【0034】また、レーザ制御回路13によって半導体
レーザ発振器9が駆動され、レーザ光を発生する。レー
ザ制御回路13は、変調回路14及びレーザ駆動回路1
5からなり、図示しないPLL回路からの記録用のクロ
ック信号に同期して動作するようになっている。このP
LL回路は、図示しない発振器からの基本クロック信号
を光ディスク1上の記録位置に対応した周波数に分周し
て、記録用のクロック信号を発生するものである。
【0035】変調回路14は、後述するエラー訂正回路
32から供給される記録データを記録に適した信号に、
例えば1−7変調データに変調する。レーザ駆動回路1
5は、変調回路14により変調された1−7変調データ
により光学ヘッド5内の半導体レーザ発振器(あるいは
アルゴンネオンレーザ発振器)19を駆動する。
【0036】そして、レーザ制御回路13のレーザ駆動
回路15によって駆動される半導体レーザ発振器(ある
いはアルゴンネオンレーザ発振器)19より発生された
レーザ光は、コリメータレンズ20、ハーフプリズム2
1、対物レンズ10を介して光ディスク1上に照射さ
れ、この光ディスク1からの反射光は、対物レンズ1
0、ハーフプリズム21、集光レンズ22及びシリンド
リカルレンズ23を介して光検出器24に導かれる。
【0037】上記光検出器24は、4分割の光検出セル
24a、24b、24c、24dによって構成されてい
る。上記光検出器24の光検出セル24aの出力信号
は、増幅器25aを介して加算器26aの一端に供給さ
れ、光検出セル24bの出力信号は、増幅器25bを介
して加算器26bの一端に供給され、光検出セル24c
の出力信号は、増幅器25cを介して加算器26aの他
端に供給され、光検出セル24dの出力信号は、増幅器
25dを介して加算器26bの他端に供給されるように
なっている。
【0038】上記光検出器24の光検出セル24aの出
力信号は、増幅器25aを介して加算器26cの一端に
供給され、光検出セル24bの出力信号は、増幅器25
bを介して加算器26dの一端に供給され、光検出セル
24cの出力信号は、増幅器25cを介して加算器26
dの他端に供給され、光検出セル24dの出力信号は、
増幅器25dを介して加算器26cの他端に供給される
ようになっている。
【0039】上記加算器26aの出力信号は差動増幅器
OP2の反転入力端に供給され、この差動増幅器OPの
非反転入力端には上記加算器26bの出力信号が供給さ
れる。これにより、差動増幅器OP2は、上記加算器2
6a、26bの差に応じてフォーカス点に関する信号を
フォーカシング制御回路27に供給するようになってい
る。このフォーカシング制御回路27の出力信号は、フ
ォーカシング駆動コイル12に供給され、レーザ光が光
ディスク1上で常時ジャストフォーカスとなるように制
御される。
【0040】上記加算器26cの出力信号は差動増幅器
OP1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1
の非反転入力端には上記加算器26dの出力信号が供給
される。これにより、差動増幅器OP1は、上記加算器
26c、26dの差に応じてトラック差信号をトラッキ
ング制御回路28に供給するようになっている。このト
ラッキング制御回路28は、差動増幅器OP1から供給
されるトラック差信号に応じてトラック駆動信号を作成
するものである。
【0041】上記トラッキング制御回路28から出力さ
れるトラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動
コイル11に供給される。また、上記トラッキング制御
回路28で用いられたトラック差信号は、リニアモータ
制御回路8に供給されるようになっている。
【0042】上記のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器24の各光検出セル24a
〜24dの出力の和信号、つまり加算器26c、26d
からの出力信号を加算器26eで加算した信号は、トラ
ック上に形成されたピット(記録情報)からの反射率の
変化が反映されている。この信号は、データ再生回路1
8に供給され、このデータ再生回路18において、記録
されているデータが再生される。
【0043】このデータ再生回路18で再生された再生
データは、バス29を介してエラー訂正回路32に出力
される。エラー訂正回路32は、再生データ内のエラー
訂正コードECCによりエラーを訂正したり、あるいは
インターフェース回路35から供給される記録データに
エラー訂正コードECCを付与してメモリ2に出力す
る。
【0044】このエラー訂正回路32でエラー訂正され
た再生データはバス29およびインターフェース回路3
5を介して外部装置としての光ディスク制御装置36に
出力される。光ディスク制御装置36からは記録データ
がインターフェース回路35およびバス29を介してエ
ラー訂正回路32に供給される。
【0045】また、上記トラッキング制御回路28で対
物レンズ10が移動されている際、リニアモータ制御回
路8は、対物レンズ10が光学ヘッド5内の中心位置近
傍に位置するようにリニアモータ6つまり光学ヘッド5
を移動するようになっている。
【0046】また、この光ディスク装置100には、フ
ォーカシング制御回路27、トラッキング制御回路2
8、リニアモータ制御回路8と光ディスク装置の全体を
制御するCPU30との間で情報の授受を行うために用
いられるD/A変換器31が設けられている。
【0047】上記モータ制御回路4、リニアモータ制御
回路8、レーザ制御回路15、データ再生回路18、フ
ォーカシング制御回路27、トラッキング制御回路28
及びエラー訂正回路32等は、それぞれバス29を介し
てCPU30によって制御されるようになっている。そ
して、このCPU30は、メモリ2に記録されたプログ
ラムによって所定の動作を行うようになされている。
【0048】図3は、図1のデータ再生回路18の電気
的な構成例を示すブロック図である。データ再生回路1
8は、比較回路41、PLL回路42、復調回路43、
セクタマーク検知回路44、アドレスマーク検知回路4
5、データシンク(SYN)検知回路46、バイトカウ
ンタ48、セクタバイトカウンタ設定回路49、セクタ
バイトカウンタ50、データバイト化回路51、後処理
回路52及び、本実施形態において特徴的な境界検知回
路47を有する。尚、境界検知回路47についての詳細
な説明は後述する。
【0049】比較回路41は、上記加算器26eからの
加算信号を2値化し、チャネルビットデータを出力する
ものである。この比較回路41からのチャネルビットデ
ータCBDは、PLL回路42、復調回路43、セクタ
マーク検知回路44、アドレスマーク検知回路45、デ
ータシンク(SYN)検知回路46及び境界検知回路4
7に出力される。
【0050】PLL回路42は、再生時、CPU30か
らの制御信号と再生した同期コードに対応した再生用の
クロック信号を発生するものである。このPLL回路4
2からのクロック信号は、復調回路43、セクタマーク
検知回路44、アドレスマーク検知回路45、データシ
ンク検知回路46、境界検知回路47、バイトカウンタ
48、セクタバイトカウンタ50及びデータバイト化回
路51に出力される。
【0051】復調回路43は、比較回路41からのチャ
ネルビットデータをPLL回路42からのクロック信号
に基づいて1−7コード逆変換により復調、つまり再生
する回路である。この復調回路43からの復調信号は、
データバイト化回路51に供給される。
【0052】セクタマーク検知回路44は、上記比較回
路41からのチャネルビットデータとPLL回路42か
らのクロック信号に基づいて上記セクタマークSMの検
知を行うものであり、図示しないレジスタと比較器から
なるパターン検知回路により構成されている。セクタマ
ーク検知回路44からのセクタマークの検知信号は、ア
ドレスマーク検知回路45、バイトカウンタ48、およ
びセクタバイトカウンタ設定回路49に供給される。
【0053】アドレスマーク検知回路45は、上記セク
タマークの検知後に、上記比較回路41からのチャネル
ビットデータとPLL回路42からのクロック信号によ
りアドレスマークの検知を行う。このアドレスマーク検
知回路45は、例えば図示しないレジスタと比較器によ
り構成されている。このアドレスマーク検知回路45か
らのアドレスマークの検知信号は、後処理回路52に供
給される。
【0054】データシンク検知回路46は、上記比較回
路41からのチャネルビットデータとPLL回路42か
らのクロック信号によりデータマークSyncの検知を
行うものであり、図示しないレジスタと比較器により構
成されている。データシンク検知回路46からのデータ
シンクの検知信号は、バイトカウンタ48及びセクタバ
イトカウンタ設定回路49に供給される。
【0055】本実施形態において特徴的な境界検知回路
47は、上記比較回路41からのチャネルビットデータ
とPLL回路42からのクロック信号により、図5の同
期コード部VFO及びプリシンクPreSyncの境界
Kを検知する機能を有する。図3の境界検知回路47か
らの再生同期信号の検知信号は、バイトカウンタ48、
データシンク検知回路46及びセクタバイトカウンタ設
定回路49に供給される。尚、境界検知回路47の詳細
な機能については、光ディスク装置100の動作例の説
明で詳細に説明する。
【0056】バイトカウンタ48は、上記セクタマーク
検知回路44、データシンク検知回路46、あるいは境
界検知回路47から検知信号に同期して、PLL回路4
2からのクロック信号を計数し、所定バイト毎にバイト
検知信号(バイトの境界に対応)を出力するものであ
る。このバイトカウンタ48からのバイト検知信号は、
セクタバイトカウンタ50、データバイト化回路51へ
供給される。
【0057】セクタバイトカウンタ設定回路49は、上
記セクタマーク検知回路44、データシンク検知回路4
6、あるいは境界検知回路47から検知信号が供給され
た際に、対応するバイト数にセクタバイトカウンタ50
のセクタバイトカウント動作を再生データに同期させる
ものである。
【0058】セクタバイトカウンタ50は、バイトカウ
ンタ48からのバイト検知信号、PLL回路42からの
クロック信号、セクタバイトカウンタ設定回路49から
の信号に応じて、セクタフォーマット中での何バイト目
であるかをカウントしている。
【0059】データバイト化回路51は、復調回路43
からの復調信号をバイトカウンタ48からのバイト検知
信号とPLL回路42からのクロック信号とに応じて所
定バイト単位のデータに変更して後処理回路52へ供給
する機能を有する。データバイト回路51は、例えば図
示しないシリアル−パラレル変換素子により構成されて
いる。
【0060】後処理回路52は、データバイト化回路5
1からのバイト単位のセクタ番号やデータを、アドレス
マーク検知回路45からの検知信号やセクタバイトカウ
ンタ50からのセクタバイト数に応じて内部のデータバ
ッファに格納する。この後処理回路52は、例えば図示
しないデータバッファ等により構成されている。
【0061】すなわち、上記比較回路41からのチャネ
ルビットデータ列は、セクタマーク検知回路44及びア
ドレスマーク検知回路45に入力されている。セクタマ
ーク検知回路44によってセクタマークSMが検知され
ると、バイトカウンタ48及びセクタバイトカウンタ5
0は、それぞれセクタマークSMの検知時に対応する所
定値が設定される。また、アドレスマーク検知回路45
によってアドレスマークが検知されると、バイトカウン
タ48及びセクタバイトカウンタ50は、それぞれアド
レスマークの検知時に対応する所定値が設定される。
【0062】セクタバイトカウンタ50への設定値は、
セクタマークSMの検知時、アドレスマークの検知時で
それぞれ異なり、セクタマークSMの検知信号及びアド
レスマークの検知信号にそれぞれ対応してセクタバイト
カウンタ設定回路49によって生成され、セクタバイト
カウンタ50へ入力される。
【0063】上記相変化記録方式の光ディスク1に対す
るデータの記録では、ランダムシフトを用いているた
め、検知された図2のセクタマークSMや、IDフィー
ルドID−G等のアドレスマークのタイミングでは、図
4の記録データ63を正しいタイミングで再生すること
ができない。
【0064】そこで、図3のデータシンク検知回路46
によりデータマークSyncが検知されると、バイトカ
ウンタ48及びセクタバイトカウンタ50は、それぞれ
図5の同期コード部VFO3及びプリシンクPreSy
ncの境界Kの検知時、データマークSyncの検知時
に、対応する所定値が設定される。
【0065】また、セクタバイトカウンタ50への設定
値は、図5の同期コード部VFO3及びプリシンクPr
eSyncの境界Kの検知時、データマークSyncの
検知時でそれぞれ異なる。このセクタバイトカウンタ5
0への設定値は、同期コード部VFO3及びプリシンク
PreSyncの境界Kの検知信号と、データマークS
yncの検知信号にそれぞれ対応してセクタバイトカウ
ンタ設定回路49にて生成され、セクタバイトカウンタ
50へ入力される。ここで検知されたタイミングによ
り、図4に示すセクタの記録エリア126内の記録デー
タ63の再生が行われる。
【0066】光ディスク1及び光ディスク装置100は
それぞれ以上のような構成であり、次に図1〜図2を参
照しつつ光ディスク装置100の再生動作例について説
明する。図4は、ランダムシフトを用いて記録される記
録データのシフトの一例を示す図である。図5は、図4
の同期コード部VFO等を拡大した一例を示す図であ
り、図6(A)〜図6(C)は、それぞれ同期コード部
VFO及びプリシンクPreSyncの境界Kに検出窓
61を当てて境界Kを検出している様子の一例を示す図
である。上述のように光ディスク1は、図4に示すよう
にランダムシフトを用いて記録の度に記録エリア126
内でシフトさせてユーザデータが記録されている。具体
的には、ユーザデータが記録されるデータ領域Data
や同期コード部VFO等でなる記録データ63は、例え
ば256チャンネルビットに渡って1チャンネルビット
単位で移動される構成となっている。
【0067】光ディスク装置100は、データの再生を
行う際に、まず光ディスク制御装置36からトラック番
号及びセクタ番号が図1のインターフェース回路35、
バス29を介してCPU30に供給される。
【0068】CPU30は、トラック番号によりゾーン
を判断し、このゾーンに対するクロック信号の周波数値
に対応する分周値をテーブル2aから読出し、その分周
値に対応する制御信号を図3のPLL回路42へ出力す
る。これにより、PLL回路42はクロック信号を発生
し、各ブロックへ出力する。
【0069】また、CPU30は、上記トラック番号に
対応して、リニアモータ制御回路8及びトラッキング制
御回路28を制御する。これにより、光学ヘッド5によ
るレーザ光が、上記トラック番号に対応するトラックに
移動する。以下の説明では、この動作を「アクセス処
理」という。この状態において、そのトラック上のヘッ
ダとしてのプリフォーマットデータに対する読取信号
が、図3の比較回路41で2値化され、セクタマーク検
知回路44に供給される。このセクタマーク検知回路4
4によりセクタマークSMが検知されると、光ディスク
装置100は、セクタの位置を特定することができる。
【0070】そして、セクタマークSMの検出によっ
て、プリフォーマットエリア124のIDフィールドI
D−GやIDフィールドID−Lが検出される。次に、
光ディスク装置100は、プリフォーマットエリア12
4のIDフィールドID−G等に基づいて、ランダムシ
フトを用いて記録されている図4の記録データ63を以
下のように取得する。
【0071】まず、同期コード部VFO等は、ランダム
シフトによって記録位置をシフトして記録されており、
ここでは例えば168チャンネルビット分の記録位置を
シフトして記録されているものとする。データ領域Da
taに記録されているユーザデータの前には、データマ
ークSyncが設けられており、データ領域Dataか
らユーザデータが読み出される際には、このデータマー
クSyncによって同期が取られる。従って、このデー
タマークSyncを確実に検出することは、データ領域
Dataからユーザデータを確実に読み出せるようにす
るために重要なことである。
【0072】上述のように従来の光ディスク装置では、
ランダムシフトを用いてユーザデータが記録されている
と、同期コード部VFOによってPLLを確実に引き込
むことができない場合があったが、本実施形態としての
光ディスク装置100では、直接データマークSync
を検出するのではなく、その前に図5に示すような同期
コード部VFO(一の領域)及びプリシンクPreSy
nc(他の領域)の境界Kをまず検出している。
【0073】具体的には図6(A)に示すように、同期
コード部VFO及びプリシンクPreSyncの境界K
に検出窓61が当てられ、検出窓61の例えばHiとな
っている範囲において、同期コード部VFO及びプリシ
ンクPreSyncの境界Kが存在しているか否かが判
断される。この検出窓61は、図3の境界検知回路47
による機能である。この検出窓61によって境界Kが検
出されると、図6(B)に示すように境界検出パルスK
Pが得られる。
【0074】検出窓61によって境界Kが検出される
と、次にこの境界検出パルスKPに基づいてデータマー
クSyncが検出され、図6(C)のデータマーク検出
パルスDPが得られ、データマークSyncが検出され
る。
【0075】このようにすると、光ディスク装置100
は、予め境界Kが検出できるので、データマークSyn
cを検出する検出窓61を最低限の幅で開けば良くな
る。従って、光ディスク100は、直接データマークS
yncを検出するよりも、確実にデータマークSync
を検出することができる。
【0076】最後に、光ディスク装置100は、確実に
検出されたデータマークSyncに基づいて、データ領
域Dataからユーザデータを再生することができる。
【0077】本発明の第1実施形態によれば、記録エリ
ア126内でユーザデータの書き出し位置をランダムに
振ったユーザデータを読み出す場合においても、安定し
てユーザデータの先頭を表すデータマークSyncの検
出を行うことができる。従って、光ディスク装置100
は、上述のようにデータマークSyncが確実に検出さ
れるので、ユーザデータが確実にデータ領域Dataか
ら再生される。
【0078】第2実施形態 第2実施形態としての光ディスク装置100a及び光デ
ィスク1aは、それぞれ図1〜図6において第1実施形
態としての光ディスク装置100及び光ディスク1aと
ほぼ同様の構成であるので、同一の構成は図1〜図6と
共通の符号を用いてその説明を省略し、異なる点を中心
として説明する。
【0079】図7は、ランダムシフトを行う様子の一例
を示すタイミングチャートである。図8は、図7の同期
コード部VFO等を拡大した一例を示す図であり、図9
は、同期コード部VFO及びプリシンクPreSync
の境界K等に検出窓61を当てて境界Kを検出している
様子の一例を示す図である。第2実施形態としての光デ
ィスク1aは、図4〜図6に示す第1実施形態としての
光ディスク1とは、図7〜図9に示すようにプリシンク
PreSyncが例えば8個に10バイトずつの小領域
T1〜T8に分割されている点が異なっている。つま
り、図8のプリシンクPreSync(他の領域)は、
小領域T1〜T8(複数の領域)によって構成されてい
る。小領域T1〜T8の境界(複数の小領域の境界)
は、それぞれ境界K12〜K78で示されている。
【0080】第1実施形態としての光ディスク装置10
0では、図3の境界検知回路47が、図6に示すデータ
マークSyncを検出する前に、同期コード部VFO及
びプリシンクPreSyncの境界Kのみを検出してい
たが、第2実施形態としての光ディスク装置100aで
は、図8に示す同期コード部VFO及びプリシンクPr
eSyncの境界Kのみならず、これら境界K12〜K
78のいずれか又はいずれかの組み合わせを検出する構
成となっている。
【0081】この様な構成とすると、光ディスク装置1
00aは、同期コード部VFO及びプリシンクPreS
yncの境界Kの検出に失敗しても、小領域T1〜T8
の境界K12〜K78のいずれか又はこれらいずれかの
組み合わせを検出することができる。そして、この光デ
ィスク装置100aは、検出したその位置を起点とし
て、データマークSync(同期マーク)を確定するこ
とができる。従って、光ディスク装置100aは、検出
したデータマークSyncに基づいてユーザデータを確
実に読み出すことができる。また、光ディスク装置10
0aが仮に境界Kを検出できていても、その後の境界K
12〜K78のいずれかを用いて、データマークSyn
cまでの残りの距離を正確に補正することができる。つ
まり、光ディスク装置100aは、データマークSyn
cを検出する検出窓(後述する検出窓61)を正確な位
置に生成することができる。
【0082】次に、光ディスク装置100aの動作例に
ついて簡単に説明する。具体的には、光ディスク装置1
00aは、例えば図9(B)に示すように上記境界K,
K12,・・・,K78を検出し、それぞれ境界検出パ
ルスKPを発生する。この光ディスク装置100aは、
検出した境界K,K12,・・・,K78の内、例えば
最もデータマークSyncに近い検出パルスKPに基づ
いて、データマークSyncを検出してデータマーク検
出パルスDPを発生する。このように最もデータマーク
Syncに近い検出パルスKPに基づいてデータマーク
Syncを検出するのは、境界K78からデータマーク
Syncまでが短いので正確に検出することができるた
めである。
【0083】また、光ディスク装置100aは、例えば
図9(C)に示すように検出した複数の境界検出パルス
KPのいずれかの組み合わせに基づいて、データマーク
Syncを検出するようにしても良い。このようにする
と、光ディスク装置100aは、誤って境界を検出した
場合には次の境界を検出しようとしても検出できないた
め、その誤った境界に基づいてデータマークSyncを
検出することが無くなる。従って、光ディスク装置10
0aは、より確実にデータマークSyncを検出し、デ
ータ領域Dataからユーザデータを再生することがで
きる。
【0084】この光ディスク装置100aは、例えば最
初に検出しようとした同期コード部VFO及びプリシン
クPreSyncの境界Kが検出できない場合には、そ
の次の上記小領域の境界K12〜K78のいずれか又は
これらいずれかの組み合わせを検出するようにしても良
い。このようにすると、光ディスク装置100aは、最
初に検出しようとした同期コード部VFO及びプリシン
クPreSyncの境界Kが検出できない場合にも、そ
の次に検出された上記小領域の境界K12〜K78のい
ずれか又はこれらいずれかの組み合わせを検出すること
ができる。従って、この光ディスク装置100aは、確
実にデータマークSyncを検出することができるよう
になる。
【0085】ここで、光ディスク装置100aは、好ま
しくはデータマークSyncにできるだけ近い境界を検
出することが望ましい。これは、データマークSync
に近い境界を検出した方が、より正確にデータ領域Da
taからユーザデータを再生することができるようにな
るためである。
【0086】本発明の第2実施形態によれば、第1実施
形態とほぼ同様の効果を発揮することができるととも
に、これに加えて、ディフェクトや塵埃により、図8の
同期コード部VFO及びプリシンクPreSyncの境
界Kの検出条件が厳しくなっても、これ以外の境界K1
2等のような複数回の検出機会を持つこととなる。従っ
て、本発明の第2実施形態によれば、光ディスク装置1
00aは、安定してデータマークSyncを検出し、確
実にユーザデータを再生することができる。
【0087】ところで本発明は上述した実施形態に限定
されるものではない。上記第2実施形態では、境界K等
を検出する複数回の検出機会がありこれらを検出してい
るが、境界K等の中には検出しにくい境界もあるので、
図3の境界検出回路47に対してこの様な検出しにくい
境界を予め検出しないように設定しておくようにしても
良い。このようにすると、光ディスク装置100aは、
より正確に境界を検出することができるばかりでなく、
余分な境界を検出しなくなるので高速に検出することが
できるようになる。上記実施形態の各構成は、その一部
を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせ
ることができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ランダムシフトを用いて記録領域にユーザデータが記録
されていても同期マークを確実に検出し、検出した同期
マークに基づいてユーザデータを確実に再生することが
できる相変化記録方式の光ディスク及び光ディスク装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての光ディスク装置
の構成例を示すブロック図。
【図2】図1の光ディスクのセクタフォーマットの一例
を示す図。
【図3】図1のデータ再生回路の電気的な構成例を示す
ブロック図。
【図4】ランダムシフトを行う様子の一例を示すタイミ
ングチャート。
【図5】図4の同期コード部等を拡大した一例を示す
図。
【図6】ランダムシフトを用いて記録される記録データ
のシフトの一例を示す図。
【図7】ランダムシフトを行う様子の一例を示すタイミ
ングチャート。
【図8】図4の同期コード部等を拡大した一例を示す
図。
【図9】同期コード部及びプリシンクの境界に検出窓を
当てて境界を検出している様子の一例を示す図。
【符号の説明】
1・・・光ディスク、11・・・ヘッダ、18・・・デ
ータ再生回路、124・・・プリフォーマットエリア
(ヘッダ領域)、126・・・記録エリア(記録領
域)、K・・・境界、K12〜K78・・・境界、VF
O・・・同期コード部(一の領域)、PreSync・
・・プリシンク(他の領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 刀根 康夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 山口 茂男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 堀米 順一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC02 CC05 CC06 GM01 GM19 5D090 AA01 BB05 CC04 CC14 EE11 FF07 GG02 GG26 HH01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラル状又は同心円状に配列するト
    ラックを構成する複数のセクタを有し、前記複数のセク
    タには、 ランダムシフトを用いて記録の度にユーザデータがシフ
    トされて記録される記録領域と、 前記セクタの位置に関するアドレス情報を有するヘッダ
    領域と がそれぞれ設けられている相変化記録方式の光ディスク
    であって、 前記記録領域は、 一の用途で使用される一の領域と、 前記一の用途とは異なる他の用途で使用され、前記一の
    領域に連続する他の領域と、 前記ユーザデータが記録されるデータ領域と、 前記他の領域及び前記データ領域の間に設けられてお
    り、前記データ領域から前記ユーザデータが再生される
    際に前記データ領域と同期を取るために検出される同期
    マークとを有し、 前記同期マークが検出される前に前記一の領域及び前記
    他の領域の境界が先に検出され、検出された前記一の領
    域及び前記他の領域の境界の位置に基づいて前記同期マ
    ークが検出され、検出された前記同期マークに基づいて
    前記データ領域のユーザデータが取得される構成とした
    ことを特徴とする相変化記録方式の光ディスク。
  2. 【請求項2】 前記他の領域は複数の小領域によって構
    成され、 前記一の領域及び前記他の領域の境界が検出されない場
    合には、前記複数の小領域の境界が検出され、前記複数
    の小領域の境界を基準として前記同期マークが検出され
    る構成としたことを特徴とする請求項1に記載の相変化
    記録方式の光ディスク。
  3. 【請求項3】 前記他の領域が80バイトであり、前記
    複数の小領域がそれぞれ10バイトである構成としたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の相変化記録方式の光デ
    ィスク。
  4. 【請求項4】 スパイラル状又は同心円状に配置するト
    ラックを構成する複数セクタを有し、前記複数のセクタ
    には、 ランダムシフトを用いて記録の度にユーザデータがシフ
    トされて記録される記録領域と、 前記セクタの位置に関するアドレス情報を有するヘッダ
    領域とがそれぞれ設けられている相変化記録方式の光デ
    ィスクの前記ユーザデータを少なくとも再生する光ディ
    スク装置であって、 前記相変化記録方式の光ディスクの前記記録領域は、 一の用途で使用される一の領域と、 前記一の用途とは異なる他の用途で使用され、前記一の
    領域に連続する他の領域と、 前記ユーザデータが記録されるデータ領域と、 前記他の領域及び前記データ領域の間に設けられてお
    り、前記データ領域から前記ユーザデータを再生する際
    に前記データ領域と同期を取るために検出される同期マ
    ークとを有し、 前記相変化記録方式の光ディスクから前記ユーザデータ
    を取得する際には、前記同期マークを検出する前に前記
    一の領域及び前記他の領域の境界を先に検出し、検出し
    た前記一の領域及び前記他の領域の境界の位置に基づい
    て前記同期マークを検出し、検出した前記同期マークに
    基づいて前記データ領域のユーザデータを取得する構成
    としたことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記相変化記録方式の光ディスクは、前
    記他の領域が複数の小領域によって構成され、 前記一の領域及び前記他の領域の境界を検出できない場
    合には、前記複数の小領域の境界を検出し、前記複数の
    小領域の境界を基準として前記同期マークを検出する構
    成としたことを特徴とする請求項4に記載の光ディスク
    装置。
  6. 【請求項6】 前記同期マークを検出する際には、まず
    前記一の領域及び前記他の領域の境界又は前記複数の小
    領域の境界を検出し、且つ、後続の前記複数の小領域の
    境界のいずれかを検出する構成としたことを特徴とする
    請求項4に記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記一の領域及び前記他の領域の境界並
    びに、前記複数の小領域の境界のいずれかの中で、予め
    検出しにくいと判明している境界は、検出対象から予め
    除外されるようにした構成としたことを特徴とする請求
    項4に記載の光ディスク装置。
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