JPH10247325A - データ記録装置と光ディスク装置のトラッキング方法と光ディスク装置の信号処理方法 - Google Patents

データ記録装置と光ディスク装置のトラッキング方法と光ディスク装置の信号処理方法

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JPH10247325A
JPH10247325A JP4806097A JP4806097A JPH10247325A JP H10247325 A JPH10247325 A JP H10247325A JP 4806097 A JP4806097 A JP 4806097A JP 4806097 A JP4806097 A JP 4806097A JP H10247325 A JPH10247325 A JP H10247325A
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JP
Japan
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data
signal
optical disc
light
tracking error
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Application number
JP4806097A
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English (en)
Inventor
Yutaka Saito
豊 斎藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、ヘッダ部の部分によりトラッキ
ングエラー信号影響を与えることを防ぎ、トラッキング
動作を安定に行わせることができる。 【解決手段】 この発明は、上記ヘッダ部のアドレスが
グルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディ
スクに対してトラッキングを行う際に、光ディスク上の
ヘッダ部つまりアドレスデータ部の部分を検出し、この
検出信号が出力されている間、トラッキングエラー信号
をホールド状態とするようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、うずまき状又は
同心円状のデータを記録するグルーブおよびランドを有
し、一定長のグルーブおよびランドからなりアドレスデ
ータからなるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域
とからなる複数の記録領域を有する光ディスクに対して
データを記録し、あるいは光ディスクに記録されている
データを再生し、上記ヘッダ部のアドレスがグルーブ用
とランド用とに交互に形成されている光ディスク装置と
光ディスク装置のトラッキング方法と光ディスク装置の
信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、うずまき状又は同心円状のデータ
を記録するグルーブおよびランドを有し、一定長のグル
ーブおよびランドからなりアドレスデータからなるヘッ
ダ部とデータが記録されるデータ領域とからなる複数の
記録領域を有する光ディスクに対してデータを記録し、
あるいは光ディスクに記録されているデータを再生し、
上記ヘッダ部のアドレスデータ(プリピット列)がグル
ーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディスク
装置が開発されている。
【0003】このような光ディスクでは、ヘッダ部のア
ドレスデータ(プリピット列)がグルーブ用とランド用
とに交互(千鳥状)に形成されているため、トラッキン
グを行った際、その交互に形成されている(ウォーブル
している)プリピット列により、トラッキングが不安定
になり、最悪の場合トラック外れが発生してしまうとい
う問題がある。
【0004】また、トラッキングエラー信号がヘッダ部
のアドレスデータ(プリピット列)の影響により、不安
定となった場合、その2値化信号に誤りが生じ、この2
値化信号による移動トラック数の計数、移動速度の算出
も誤ったものとなってしまうという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ヘッ
ダ部のアドレスデータがグルーブ用とランド用とに交互
に形成されているものにおいて、トラッキングが不安定
になり、最悪の場合トラック外れが発生してしまうとい
う欠点を除去するもので、トラッキングを安定に行うこ
とができ、トラック外れの発生を抑制することできる光
ディスク装置と光ディスク装置のトラッキング方法を提
供することを目的とする。
【0006】また、トラッキングエラー信号がヘッダ部
により不安定となり、その2値化信号に誤りが生じ、こ
の2値化信号による移動トラック数の計数、移動速度の
算出も誤ったものとなってしまうという欠点を除去する
もので、トラッキングエラー信号がヘッダ部により不安
定とならず、その2値化信号が正確なものとなり、この
2値化信号による移動トラック数の計数、移動速度の算
出を正確に行うことできる光ディスク装置と光ディスク
装置の信号処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、うずまき状又は同心円状のデータを記録するグル
ーブおよびランドの記録トラックを有し、一定長のグル
ーブおよびランドからなりアドレスデータからなるヘッ
ダ部とデータが記録されるデータ領域とからなる複数の
記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスがグルーブ用
とランド用とに交互に形成されている光ディスクに対し
てデータを記録し、あるいは光ディスクに記録されてい
るデータを再生するものにおいて、上記光ディスク上に
光を集光させる集光手段、上記光ディスクからの光が検
出される検出手段、上記集光手段をその光軸と直交する
方向へ移動する移動手段、上記第1の検出手段からの検
出信号に基づいて、上記光ディスクのトラックに対する
トラッキングエラー信号を、上記ヘッダ部が対応してい
る際はヘッダ部が対応する前の信号を保持して発生し、
上記ヘッダ部以外の際はその信号をそのまま発生する信
号発生手段、およびこの信号発生手段により発生される
トラッキングエラー信号により上記移動手段で上記集光
手段の移動制御を行う制御手段から構成されている。
【0008】この発明の光ディスク装置は、うずまき状
又は同心円状のデータを記録するグルーブおよびランド
の記録トラックを有し、一定長のグルーブおよびランド
からなりアドレスデータからなるヘッダ部とデータが記
録されるデータ領域とからなる複数の記録領域を有し、
上記ヘッダ部のアドレスがグルーブ用とランド用とに交
互に形成されている光ディスクに対してデータを記録
し、あるいは光ディスクに記録されているデータを再生
するものにおいて、上記光ディスク上に光を集光させる
集光手段、上記光ディスクからの光が検出される検出手
段、上記集光手段をその光軸と直交する方向へ移動する
移動手段、上記第1の検出手段からの検出信号に基づい
て、上記光ディスクのトラックに対するトラッキングエ
ラー信号を、上記ヘッダ部が対応している際はヘッダ部
が対応する前の信号を保持して発生し、上記ヘッダ部以
外の際はその信号をそのまま発生する信号発生手段、こ
の信号発生手段により発生されるトラッキングエラー信
号を2値化する2値化手段、およびこの2値化手段によ
る2値化信号に基づいて移動トラック数を計数するとと
もに、移動速度を算出する処理手段から構成されてい
る。
【0009】この発明の光ディスク装置は、うずまき状
又は同心円状のデータを記録するグルーブおよびランド
の記録トラックを有し、一定長のグルーブおよびランド
からなりアドレスデータからなるヘッダ部とデータが記
録されるデータ領域とからなる複数の記録領域を有し、
上記ヘッダ部のアドレスがグルーブ用とランド用とに交
互に形成されている光ディスクに対してデータを記録
し、あるいは光ディスクに記録されているデータを再生
するものにおいて、上記光ディスク上に光を集光させる
集光手段、上記光ディスクからの光が検出される第1の
検出手段、上記集光手段をその光軸と直交する方向へ移
動する移動手段、上記第1の検出手段からの検出信号に
基づいて、上記光ディスクのトラックに対するトラッキ
ングエラー信号を発生する信号発生手段、この信号発生
手段により発生されるトラッキングエラー信号により上
記移動手段で上記集光手段の移動制御を行う制御手段、
この信号発生手段により発生されるトラッキングエラー
信号により上記ヘッダ部を検出する第2の検出手段、お
よびこの第2の検出手段により上記ヘッダ部が検出され
ている間、上記制御手段による上記集光手段の移動制御
状態を保持する保持手段から構成されている。
【0010】この発明の光ディスク装置は、うずまき状
又は同心円状のデータを記録するグルーブおよびランド
の記録トラックを有し、一定長のグルーブおよびランド
からなりアドレスデータからなるヘッダ部とデータが記
録されるデータ領域とからなる複数の記録領域を有し、
上記ヘッダ部のアドレスがグルーブ用とランド用とに交
互に形成されている光ディスクに対してデータを記録
し、あるいは光ディスクに記録されているデータを再生
するものにおいて、上記光ディスク上に光を集光させる
集光手段、上記光ディスクからの光が検出される第1の
検出手段、上記集光手段をその光軸と直交する方向へ移
動する移動手段、上記第1の検出手段からの検出信号に
基づいて、上記光ディスクのトラックに対するトラッキ
ングエラー信号を発生する信号発生手段、この信号発生
手段により発生されるトラッキングエラー信号により上
記ヘッダ部を検出する第2の検出手段、この第2の検出
手段により上記ヘッダ部が検出されている間、上記信号
発生手段により発生されるトラッキングエラー信号を保
持する保持手段、この保持手段により上記ヘッダ部が検
出されている間、保持されているトラッキングエラー信
号と、上記ヘッダ部が検出されていない際に、上記信号
発生手段により発生されるトラッキングエラー信号を2
値化する2値化手段、およびこの2値化手段による2値
化信号に基づいて移動トラック数を計数するとともに、
移動速度を算出する処理手段から構成されている。
【0011】この発明の光ディスク装置は、うずまき状
又は同心円状のデータを記録するグルーブおよびランド
の記録トラックを有し、一定長のグルーブおよびランド
からなりアドレスデータからなるヘッダ部とデータが記
録されるデータ領域とからなる複数の記録領域を有し、
上記ヘッダ部のアドレスがグルーブ用とランド用とに交
互に形成されている光ディスクに対してデータを記録
し、あるいは光ディスクに記録されているデータを再生
するものにおいて、上記光ディスク上に光を集光させる
集光手段、上記光ディスクからの光が検出される第1の
検出手段、上記集光手段をその光軸と直交する方向へ移
動する移動手段、上記第1の検出手段からの検出信号に
基づいて、上記光ディスクのトラックに対するトラッキ
ングエラー信号を発生する信号発生手段、この信号発生
手段により発生されるトラッキングエラー信号により上
記移動手段で上記集光手段の移動制御を行う制御手段、
この信号発生手段により発生されるトラッキングエラー
信号により上記ヘッダ部を検出する第2の検出手段、こ
の第2の検出手段により上記ヘッダ部が検出されている
間、上記制御手段による上記集光手段の移動制御状態を
保持する保持手段、および上記第2の検出手段により上
記ヘッダ部が検出される間隔に基づいて、上記保持手段
による上記集光手段の移動制御状態の保持を行う処理手
段から構成されている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1は、光ディスク装置を
示すものである。この光ディスク装置は光ディスク1に
対し集束光を用いてデータの記録、あるいは記録されて
いるデータの再生を行うものである。
【0013】上記光ディスク1は、例えばガラスあるい
はプラスチックス等で円形に形成された基板の表面にテ
ルルあるいはビスマス等の金属被膜層がドーナツ型にコ
ーティングされて構成され、同心円状あるいはスパイラ
ル状のグルーブおよびランドの両方を用いてデータの記
録あるいは記録されているデータの再生が行われ、マス
タリング工程で記録マークにより所定間隔ごとにアドレ
スデータが記録されている相変化形で書換え形のディス
クである。
【0014】上記光ディスク1は、図2に示すように、
半径方向に複数のトラックからなる複数のゾーン1a、
…に分割されている。各ゾーン1a、…に対するクロッ
ク信号は同一であり、各ゾーン1a、…に対する光ディ
スク1の回転数(速度)はそれぞれ異なったもの(内周
から外周に向かうのにしたがって遅くなる)となってお
り、各ゾーン1a、…ごとに1トラックずつのセクタ数
は異なったものとなっている。上記各ゾーン1a、…に
対する回転数としての速度データと1トラックずつのセ
クタ数との関係は、図3に示すようにメモリ2のテーブ
ル2aに記録されている。
【0015】上記光ディスク1の各ゾーン1a、…のト
ラックには、それぞれアドレス等が記録されているヘッ
ダ部11 、…が各セクタごとにあらかじめプリフォーマ
ッティングされている。
【0016】上記ヘッダ部11 は、グルーブの形成時
に、形成されるようになっている。このヘッダ部11
は、図4に示すように、複数のピット101により構成
されており、グルーブ102に対して図のようにプリフ
ォーマットされており、ピット101の中心はグルーブ
102とランド103の接線の同一線上の位置に存在す
る。
【0017】図4に示すように、ピット列ID1がグル
ーブ1のヘッダ部、ピット列ID2がランド1のヘッダ
部、ピット列ID3がグルーブ2のヘッダ部、ピット列
ID4がランド2のヘッダ部、ピット列ID5がグルー
ブ3のヘッダ部、ピット列ID6がランド3のヘッダ部
となっている。
【0018】したがって、グルーブ用のヘッダ部とラン
ド用のヘッダ部とが交互(千鳥状)に形成されている。
上記光ディスク1の各ゾーン1a、…ごとの1セクタご
とのフォーマットが、図5に示されている。
【0019】図5において、1セクタは、2697バイ
ト(bytes)で構成され、128バイトのヘッダ領域(ヘ
ッダ部11 に対応)、5バイトのミラーマーク領域、2
564バイトの記録領域から構成されている。
【0020】上記セクタに記録されるチャネルビット
は、8ビットのデータを16ビットのチャネルビットに
8−16コード変調された形式になっている。ヘッダ領
域は、光ディスクを製造する際に所定のデータが記録さ
れているエリアである。このヘッダ領域は、4つのアド
レス領域PID1、PID2、PID3、PID4によ
り構成されている。
【0021】各アドレス領域PID1〜4は、46バイ
トあるいは18バイトで構成され、36バイトあるいは
8バイトの同期コード部VFO(Variable Frequency O
scillator )、3バイトのアドレスマークAM(Addres
s Mark)、4バイトのアドレス部PID(Position Ide
ntifier )、2バイトの誤り検出コードIED(ID Err
or Detection Code)、1バイトのポストアンブルPA
(Postambles)により構成されている。
【0022】アドレス領域PID1、PID3は、36
バイトの同期コード部VFO1を有し、アドレス領域P
ID2、PID4は、8バイトの同期コード部VFO2
を有している。
【0023】同期コード部VFO1、2は、PLLの引
き込みを行うための領域で、同期コード部VFO1はチ
ャネルビットで“010…”の連続を“36”バイト
(チャネルビットで646ビット)分記録(一定間隔の
パターンを記録)したものであり、同期コード部VFO
2はチャネルビットで“010…”の連続を“8”バイ
ト(チャネルビットで128ビット)分記録したもので
ある。
【0024】アドレスマークAMは、どこからセクタア
ドレスが始まるかを示す“3”バイトの同期コードであ
る。このアドレスマークAMの各バイトのパターンは
“0100100000000100”というデータ部分には現れない特
殊なパターンが用いられる。
【0025】アドレス部PID1〜4は、4バイトのア
ドレス情報としてのセクタアドレス(ID番号を含む)
が記録されている領域である。ID番号は、例えばPI
D1の場合は“1”で、1つのヘッダ部11 で4回重ね
書きしている内の何番目かを表す番号である。
【0026】誤り検出コードIEDは、セクタアドレス
(ID番号含む)に対するエラー(誤り)検出符号で、
読み込まれたPID内のエラーの有無を検出することが
できる。
【0027】ポストアンブルPAは、復調に必要なステ
ート情報を含んでおり、ヘッダ部11 がスペースで終了
するよう極性調整の役割も持つ。ミラーマーク領域は、
トラッキングエラー信号のオフセット補正、ランド/グ
ルーブ切り替え信号のタイミング発生等に利用される。
【0028】記録領域は、17〜19バイトのギャップ
領域、50バイトのVFO3領域、2418バイトのデ
ータ領域、30バイトのガードデータ領域、および47
〜49バイトのバッファ領域により構成されている。
【0029】ギャップ領域は、何も書かない領域であ
る。VFO3領域もPLLロック用の領域ではあるが、
同一パターンの中に同期コードを挿入し、バイト境界の
同期をとることも目的とする領域である。
【0030】データ領域は、同期コード、ECC(Erro
r Collection Code )、EDC(Error Detection Cod
e)、ユーザデータ等から構成される領域である。ガー
ドデータ領域は、相変化記録媒体特有の繰り返し記録時
の終端劣化がデータ領域にまで及ばないようにするため
に設けられた領域である。
【0031】バッファ領域は、データ領域が次のヘッダ
部11 にかからないように、光ディスク1を回転するモ
ータの回転変動などを吸収するために設けられた領域で
ある。
【0032】ギャップ領域が、17〜19バイトという
表現になっているのは、ランダムシフトを行うからであ
る。ランダムシフトとは相変化記録媒体の繰り返し記録
劣化を緩和するため、データの書き始めの位置をずらす
ことである。ランダムシフトの長さはデータ領域の最後
尾に位置するバッファ領域の長さで調整され、1つのセ
クタ全体の長さは2697バイト一定である。
【0033】また、図1において、光ディスク1はモー
タ3によって例えば、ゾーンごとに異なった回転数で回
転される。このモータ3は、モータ制御回路4により制
御される。光ディスク1に対するデータの記録、再生
は、光学ヘッド5によって行われる。光学ヘッド5は、
リニアモータ6の可動部を構成する駆動コイル7に固定
されており、その駆動コイル7はリニアモータ制御回路
8に接続される。
【0034】リニアモータ制御回路8に速度検出器9が
接続され、その速度検出器9で検出される光学ヘッド5
の速度信号がリニアモータ制御回路8に送られる。リニ
アモータ6の固定部に、図示しない永久磁石が設けられ
ており、上記駆動コイル7がリニアモータ制御回路8に
よって励磁されることにより、光学ヘッド5が光ディス
ク1の半径方向に移動される。
【0035】光学ヘッド5には、図示しないワイヤある
いは板ばねによって支持された対物レンズ10が設けら
れる。この対物レンズ10は、駆動コイル11の駆動に
よりフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動
が可能で、また駆動コイル12の駆動によりトラッキン
グ方向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能
である。
【0036】レーザ制御回路13の駆動制御により、半
導体レーザ発振器9からレーザ光ビームが発せられる。
レーザ制御回路13は、変調回路14とレーザ駆動回路
15からなり、PLL回路16から供給される記録用ク
ロック信号に同期して動作する。変調回路14は、エラ
ー訂正回路32から供給される記録データを記録に適し
た信号つまり8−16変調データに変調する。レーザ駆
動回路15は、変調回路14からの8−16変調データ
に応じて、半導体レーザ発振器(あるいはアルゴンネオ
ンレーザ発振器)19を駆動する。
【0037】PLL(Phase Locked Loop )回路16
は、記録時、水晶発振器17から発せられる基本クロッ
ク信号をCPU30により設定される分周値で分周ある
いは光ディスク1上のヘッダ部11 が再生される時間間
隔(ヘッダ間隔)に対応した周波数に分周し、これによ
り記録用のクロック信号を発生すると共に、再生時は、
再生した同期コードに対応の再生用クロック信号を発生
するものである。また、PLL回路16は、CPU30
からの制御信号とデータ再生回路18の2値化回路41
からの信号に応じて、記録用あるいは再生用のクロック
信号を選択的に出力する。
【0038】半導体レーザ発振器19から発せられるレ
ーザ光ビームは、コリメータレンズ20、ハーフプリズ
ム21、対物レンズ10を介して光ディスク1上に照射
される。光ディスク1からの反射光は、対物レンズ1
0、ハーフプリズム21、集光レンズ22、およびシリ
ンドリカルレンズ23を介して、光検出器24に導かれ
る。
【0039】光検出器24は、4分割の光検出セル24
a、24b、24c、24dにからなる。このうち、光
検出セル24aの出力信号は、増幅器25aを介して加
算器26aの一端に供給される。光検出セル24bの出
力信号は、増幅器25bを介して加算器26bの一端に
供給される。光検出セル24cの出力信号は、増幅器2
5cを介して加算器26aの他端に供給される。光検出
セル24dの出力信号は、増幅器25dを介して加算器
26bの他端に供給される。
【0040】さらに、光検出セル24aの出力信号は、
増幅器25aを介して加算器26cの一端に供給され
る。光検出セル24bの出力信号は、増幅器25bを介
して加算器26dの一端に供給される。光検出セル24
cの出力信号は、増幅器25cを介して加算器26dの
他端に供給される。光検出セル24dの出力信号は、増
幅器25dを介して加算器26cの他端に供給される。
【0041】加算器26aの出力信号は差動増幅器OP
2の反転入力端に供給され、その差動増幅器OPの非反
転入力端に加算器26bの出力信号が供給される。差動
増幅器OP2は、加算器26a、26bの両出力信号の
差に応じた、フォーカス点に関する信号を出力する。こ
の出力はフォーカシング制御回路27に供給される。フ
ォーカシング制御回路27の出力信号は、フォーカシン
グ駆動コイル12に供給される。これにより、レーザ光
ビームが、光ディスク1上で常時ジャストフォーカスと
なる制御される。
【0042】加算器26cの出力信号は差動増幅器OP
1の反転入力端に供給され、その差動増幅器OP1の非
反転入力端に加算器26dの出力信号が供給される。差
動増幅器OP1は、加算器26c、26dの両出力信号
の差に応じたトラッキングエラー信号を出力する。この
出力はトラッキング制御回路28およびヘッダ部検出回
路40に供給される。ヘッダ部検出回路40は、差動増
幅器OP1からのトラッキングエラー信号に応じてヘッ
ダ部検出信号を出力するものであり、このヘッダ部検出
信号は、トラッキング制御回路28へ供給される。トラ
ッキング制御回路28は、差動増幅器OP1からのトラ
ッキングエラー信号とヘッダ部検出回路40からのヘッ
ダ部検出信号とに応じてトラック駆動信号を作成するも
のである。
【0043】トラッキング制御回路28から出力される
トラック駆動信号は、トラッキング方向の駆動コイル1
1に供給される。また、トラッキング制御回路28で用
いられるトラッキングエラー信号が、リニアモータ制御
回路8に供給される。
【0044】上記フォーカシングおよびトラッキングが
なされることで、光検出器24の各光検出セル24a,
…24dの出力信号の和信号には、つまり加算器26
c、26dの両出力信号の加算である加算器26eの出
力信号には、トラック上に形成されたピット(記録デー
タ)からの反射率の変化が反映される。この信号は、デ
ータ再生回路18に供給される。データ再生回路18
は、PLL回路16からの再生用クロック信号に基づ
き、記録データを再生する。
【0045】また、データ再生回路18は、加算器26
eの出力信号とPLL回路16からの再生用クロック信
号とに基づいてプリフォーマットデータ内のセクタマー
クを検出すると共に、PLL回路16から供給される2
値化信号および再生用クロック信号に基づき、その2値
化信号からアドレス情報としてのトラック番号とセクタ
番号を再生する。
【0046】データ再生回路18の再生データはバス2
9を介してエラー訂正回路32に供給される。エラー訂
正回路32は、再生データ内のエラー訂正コード(EC
C)によりエラーを訂正したり、あるいはインターフェ
ース回路35から供給される記録データにエラー訂正コ
ード(ECC)を付与してメモリ2に出力する。
【0047】このエラー訂正回路32でエラー訂正され
る再生データはバス29およびインターフェース回路3
5を介して外部装置としての光ディスク制御装置36に
供給される。光ディスク制御装置36から発せられる記
録データは、インターフェース回路35およびバス29
を介してエラー訂正回路32に供給される。
【0048】上記トラッキング制御回路28によって対
物レンズ10が移動されているとき、リニアモータ制御
回路8により、対物レンズ10が光学ヘッド5内の中心
位置近傍に位置するようリニアモータ6つまり光学ヘッ
ド5が移動される。
【0049】D/A変換器31は、フォーカシング制御
回路27、トラッキング制御回路28、リニアモータ制
御回路8と光ディスク装置の全体を制御するCPU30
との間でのデータの授受に用いられる。
【0050】モータ制御回路4、リニアモータ制御回路
8、レーザ制御回路15、PLL回路16、データ再生
回路18、フォーカシング制御回路27、トラッキング
制御回路28、エラー訂正回路32等は、バス29を介
してCPU30によって制御される。CPU30は、メ
モリ2に記録されたプログラムによって所定の動作を行
う。
【0051】上記トラッキング制御回路28は、図6に
示すように、サンプルホールド回路28a、位相補償回
路28b、および駆動回路28cから構成されている。
サンプルホールド回路28aは、差動増幅器OP1から
供給されるトラッキングエラー信号をヘッダ部検出回路
40からのヘッダ部検出信号に応じてサンプルホールド
する回路であり、ヘッダ部検出信号が供給されている期
間、トラッキングエラー信号を保持するようになってい
る。サンプルホールド回路28aからの出力は、位相補
償回路28bに供給される。位相補償回路28bは、サ
ンプルホールド回路28aからの信号の位相を補償する
回路であり、位相補償後の信号はトラック駆動信号とし
て駆動回路28cに供給される。駆動回路28cは、位
相補償回路28bからのトラック駆動信号に応じて駆動
コイル11を駆動することにより、対物レンズ10をト
ラッキング方向へ移動するものである。
【0052】また、上記トラッキング制御回路28に
は、図示しない極性判定回路を有し、ランドのトラッキ
ングかグルーブのトラッキングかで、トラッキングエラ
ー信号の極性を変更している。
【0053】上記ヘッダ部検出回路40は、図7に示す
ように、ローパスフィルタ41、スライスレベル生成部
42、コンパレータ43、44、およびオアゲート45
から構成されている。
【0054】ローパスフィルタ41は、図8の(a)に
示すような、差動増幅器OP1から供給されるトラッキ
ングエラー信号における低周波部分を通過させることに
より、ヘッダ部部分の変動を減少させた信号を生成す
る。スライスレベル生成部42は、ローパスフィルタ4
1からの信号によりスライスレベルを生成する。コンパ
レータ43は、差動増幅器OP1から供給されるトラッ
キングエラー信号をスライスレベル生成部42からのス
ライスレベルとを比較し、スライスレベルより上側のデ
ィスクアウター側(外側)のヘッダ部の検出に応じて、
図8の(b)に示すような、アウターヘッダ検出信号を
出力する。コンパレータ44は、差動増幅器OP1から
供給されるトラッキングエラー信号をスライスレベル生
成部42からのスライスレベルとを比較し、スライスレ
ベルより下側のディスクインナー側(内側)のヘッダ部
の検出に応じて、図8の(c)に示すような、インナー
ヘッダ検出信号を出力する。オアゲート45は、コンパ
レータ43からのアウターヘッダ検出信号とコンパレー
タ44からのインナーヘッダ検出信号とのオアをとるこ
とにより、図8の(d)に示すような、ヘッダ部検出信
号を出力する。
【0055】なお、上記図8の(a)〜(d)の場合
は、ランドにトラッキングしている際の信号である。グ
ルーブにトラッキングしている際には、インナーヘッダ
が先でアウターヘッダが後になる。
【0056】次に、上記のような構成において、トラッ
キング動作を説明する。たとえば今、所定のトラック
(ランド)をトラッキングしている際に、差動増幅器O
P1から図8の(a)、図9の(a)に示すような、ト
ラッキングエラー信号が、ヘッダ部検出回路40内のロ
ーパスフィルタ41、コンパレータ43、44、および
トラッキング制御回路28内のサンプルホールド回路2
8aに供給される。
【0057】これにより、ローパスフィルタ41により
生成されるヘッダ部部分の変動を減少させた信号により
スライスレベル生成部42でスライスレベルを生成し、
コンパレータ43、44に出力される。このスライスレ
ベルに基づいて、コンパレータ43は、ディスクアウタ
ー側(外側)のヘッダ部の検出に応じて、図8の(b)
に示すような、アウターヘッダ検出信号を出力し、コン
パレータ44は、図8の(c)に示すような、インナー
ヘッダ検出信号を出力する。これらの出力はオアゲート
45を介して図8の(d)に示すような、ヘッダ部検出
信号として、トラッキング制御回路28内のサンプルホ
ールド回路28aに供給される。
【0058】この結果、サンプルホールド回路28a
は、差動増幅器OP1から供給されるトラッキングエラ
ー信号をヘッダ部検出回路40からのヘッダ部検出信号
に応じてサンプルホールドすることにより、ヘッダ部つ
まりアドレスデータ部の部分ではホールド状態とした、
図9の(c)に示すような、トラッキングエラー信号を
出力する。
【0059】上記したように、トラッキングを行う際
に、光ディスク上のヘッダ部つまりアドレスデータ部の
部分を検出し、この検出信号が出力されている間、トラ
ッキングエラー信号をホールド状態とし、ヘッダ部の部
分によりトラッキングエラー信号に影響を与えることを
防ぎ、トラッキング動作を安定に行わせることができ、
高精度化が図れる。
【0060】また、上記サンプルホールド回路28aか
らの、ヘッダ部つまりアドレスデータ部の部分ではホー
ルド状態とした、トラッキングエラー信号を用いて、シ
ークトラック数をカウントする信号に用いたり、シーク
時の移動速度を検出する信号としての、2値化信号を生
成するようにしても良い。この場合、図10に示すよう
に、サンプルホールド回路28aからのトラッキングエ
ラー信号の低周波成分を出力するローパスフィルタ50
とこのローパスフィルタ50からの信号を2値化する比
較器51から構成されている。比較器51からの2値化
出力は、図示しないシークカウンタや速度制御部へ出力
される。
【0061】このような構成によれば、サンプルホール
ド回路28aから図9の(c)に示すような、ヘッダ部
つまりアドレスデータ部の部分ではホールド状態とした
トラッキングエラー信号がローパスフィルタ50を介し
て、比較器51から図9の(d)に示すような、ヘッダ
部の部分による影響を防いだ2値化信号(2値化パル
ス)が出力される。
【0062】これにより、その2値化信号が正確なもの
となり、この2値化信号による移動トラック数の計数、
移動速度の算出を正確に行うことでき、高精度化が図れ
る。これに対して、上記したようなサンプルホールド回
路28aを用いたヘッダ部つまりアドレスデータ部の部
分について考慮しなかった場合には、図9の(b)に示
すように、2値化信号にエラー(誤パルス)が発生し、
この2値化信号による移動トラック数の計数、移動速度
の算出を正確に行うことできないものとなっている。な
お、上記例では、記録再生用の光ディスク装置について
説明したが、これに限らず、再生専用の光ディスク装置
の場合も同様に実施できる。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、ヘッダ部のアドレスデータがグルーブ用とランド用
とに交互に形成されているものにおいて、トラッキング
を安定に行うことができ、トラック外れの発生を抑制す
ることできる光ディスク装置と光ディスク装置のトラッ
キング方法を提供できる。
【0064】また、トラッキングエラー信号がヘッダ部
により不安定とならず、その2値化信号が正確なものと
なり、この2値化信号による移動トラック数の計数、移
動速度の算出を正確に行うことできる光ディスク装置と
光ディスク装置の信号処理方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するための光ディス
ク装置の概略構成を示す図。
【図2】光ディスクのフォーマット例を説明するための
図。
【図3】各ゾーンごとの光ディスクの回転数に対応する
速度データ値が記憶されるテーブルを説明するための
図。
【図4】ヘッダ部のプリフォーマットデータを説明する
ための図。
【図5】光ディスクのセクタフォーマットを示す図。
【図6】トラッキング制御回路の構成を示すブロック
図。
【図7】ヘッダ部検出回路の構成を示すブロック図。
【図8】ヘッダ部検出回路の要部の信号波形を示す図。
【図9】トラッキングエラー信号と2値化信号とを説明
するための波形図。
【図10】2値化信号の生成回路を説明するための図。
【符号の説明】
1…光ディスク 11 …ヘッダ部 28…トラッキング制御回路 28a…サンプルホールド回路 40…ヘッダ部検出回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドの記録トラックを有し、一定
    長のグルーブおよびランドからなりアドレスデータから
    なるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とからな
    る複数の記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスがグ
    ルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディス
    クに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記録
    されているデータを再生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、 上記光ディスクからの光が検出される検出手段と、 上記集光手段をその光軸と直交する方向へ移動する移動
    手段と、 上記第1の検出手段からの検出信号に基づいて、上記光
    ディスクのトラックに対するトラッキングエラー信号
    を、上記ヘッダ部が対応している際はヘッダ部が対応す
    る前の信号を保持して発生し、上記ヘッダ部以外の際は
    その信号をそのまま発生する信号発生手段と、 この信号発生手段により発生されるトラッキングエラー
    信号により上記移動手段で上記集光手段の移動制御を行
    う制御手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドの記録トラックを有し、一定
    長のグルーブおよびランドからなりアドレスデータから
    なるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とからな
    る複数の記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスがグ
    ルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディス
    クに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記録
    されているデータを再生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、 上記光ディスクからの光が検出される検出手段と、 上記集光手段をその光軸と直交する方向へ移動する移動
    手段と、 上記第1の検出手段からの検出信号に基づいて、上記光
    ディスクのトラックに対するトラッキングエラー信号
    を、上記ヘッダ部が対応している際はヘッダ部が対応す
    る前の信号を保持して発生し、上記ヘッダ部以外の際は
    その信号をそのまま発生する信号発生手段と、 この信号発生手段により発生されるトラッキングエラー
    信号を2値化する2値化手段と、 この2値化手段による2値化信号に基づいて移動トラッ
    ク数を計数するとともに、移動速度を算出する処理手段
    と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドの記録トラックを有し、一定
    長のグルーブおよびランドからなりアドレスデータから
    なるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とからな
    る複数の記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスがグ
    ルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディス
    クに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記録
    されているデータを再生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、 上記光ディスクからの光が検出される第1の検出手段
    と、 上記集光手段をその光軸と直交する方向へ移動する移動
    手段と、 上記第1の検出手段からの検出信号に基づいて、上記光
    ディスクのトラックに対するトラッキングエラー信号を
    発生する信号発生手段と、 この信号発生手段により発生されるトラッキングエラー
    信号により上記移動手段で上記集光手段の移動制御を行
    う制御手段と、 この信号発生手段により発生されるトラッキングエラー
    信号により上記ヘッダ部を検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段により上記ヘッダ部が検出されてい
    る間、上記制御手段による上記集光手段の移動制御状態
    を保持する保持手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドの記録トラックを有し、一定
    長のグルーブおよびランドからなりアドレスデータから
    なるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とからな
    る複数の記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスがグ
    ルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディス
    クに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記録
    されているデータを再生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、 上記光ディスクからの光が検出される第1の検出手段
    と、 上記集光手段をその光軸と直交する方向へ移動する移動
    手段と、 上記第1の検出手段からの検出信号に基づいて、上記光
    ディスクのトラックに対するトラッキングエラー信号を
    発生する信号発生手段と、 この信号発生手段により発生されるトラッキングエラー
    信号により上記ヘッダ部を検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段により上記ヘッダ部が検出されてい
    る間、上記信号発生手段により発生されるトラッキング
    エラー信号を保持する保持手段と、 この保持手段により上記ヘッダ部が検出されている間、
    保持されているトラッキングエラー信号と、上記ヘッダ
    部が検出されていない際に、上記信号発生手段により発
    生されるトラッキングエラー信号を2値化する2値化手
    段と、 この2値化手段による2値化信号に基づいて移動トラッ
    ク数を計数するとともに、移動速度を算出する処理手段
    と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドの記録トラックを有し、一定
    長のグルーブおよびランドからなりアドレスデータから
    なるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とからな
    る複数の記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスがグ
    ルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディス
    クに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記録
    されているデータを再生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、 上記光ディスクからの光が検出される第1の検出手段
    と、 上記集光手段をその光軸と直交する方向へ移動する移動
    手段と、 上記第1の検出手段からの検出信号に基づいて、上記光
    ディスクのトラックに対するトラッキングエラー信号を
    発生する信号発生手段と、 この信号発生手段により発生されるトラッキングエラー
    信号により上記移動手段で上記集光手段の移動制御を行
    う制御手段と、 この信号発生手段により発生されるトラッキングエラー
    信号により上記ヘッダ部を検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段により上記ヘッダ部が検出されてい
    る間、上記制御手段による上記集光手段の移動制御状態
    を保持する保持手段と、 上記第2の検出手段により上記ヘッダ部が検出される間
    隔に基づいて、上記保持手段による上記集光手段の移動
    制御状態の保持を行う処理手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドの記録トラックを有し、一定
    長のグルーブおよびランドからなりアドレスデータから
    なるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とからな
    る複数の記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスがグ
    ルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディス
    クに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記録
    されているデータを再生するものにおいて、 上記光ディスク上に光を集光手段で集光し、 この集光により上記光ディスクからの光を検出し、 この検出信号に基づいて、上記光ディスクのトラックに
    対するトラッキングエラー信号を、上記ヘッダ部が対応
    している際はヘッダ部が対応する前の信号を保持して発
    生し、上記ヘッダ部以外の際はその信号をそのまま発生
    し、 この発生されるトラッキングエラー信号により上記集光
    手段をその光軸と直交する方向へ移動制御する、 ことを特徴とする光ディスク装置のトラッキング方法。
  7. 【請求項7】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドの記録トラックを有し、一定
    長のグルーブおよびランドからなりアドレスデータから
    なるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とからな
    る複数の記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスがグ
    ルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディス
    クに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記録
    されているデータを再生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光手段で集光し、 この集光により上記光ディスクからの光を検出し、 この検出信号に基づいて、上記光ディスクのトラックに
    対するトラッキングエラー信号を、上記ヘッダ部が対応
    している際はヘッダ部が対応する前の信号を保持して発
    生し、上記ヘッダ部以外の際はその信号をそのまま発生
    し、 この発生されるトラッキングエラー信号を2値化し、 この2値化信号に基づいて移動トラック数を計数すると
    ともに、移動速度を算出する、 ことを特徴とする光ディスク装置の信号処理方法。
  8. 【請求項8】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドの記録トラックを有し、一定
    長のグルーブおよびランドからなりアドレスデータから
    なるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とからな
    る複数の記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスがグ
    ルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディス
    クに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記録
    されているデータを再生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光手段で集光し、 この集光により上記光ディスクからの光を検出し、 この検出信号に基づいて、上記光ディスクのトラックに
    対するトラッキングエラー信号を発生し、 この発生されるトラッキングエラー信号により上記集光
    手段をその光軸と直交する方向へ移動制御し、 上記発生されるトラッキングエラー信号により上記ヘッ
    ダ部を検出し、 このヘッダ部が検出されている間、上記集光手段の移動
    制御状態を保持する、 ことを特徴とする光ディスク装置のトラッキング方法。
  9. 【請求項9】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドの記録トラックを有し、一定
    長のグルーブおよびランドからなりアドレスデータから
    なるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とからな
    る複数の記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスがグ
    ルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディス
    クに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記録
    されているデータを再生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光手段で集光し、 この集光により上記光ディスクからの光を検出し、 この検出信号に基づいて、上記光ディスクのトラックに
    対するトラッキングエラー信号を発生し、 この発生されるトラッキングエラー信号により上記ヘッ
    ダ部を検出し、 このヘッダ部が検出されている間、上記発生されるトラ
    ッキングエラー信号を保持し、 上記ヘッダ部が検出されている間、保持されているトラ
    ッキングエラー信号と、上記ヘッダ部が検出されていな
    い際に、上記発生されるトラッキングエラー信号を2値
    化し、 この2値化信号に基づいて移動トラック数を計数すると
    ともに、移動速度を算出する、 ことを特徴とする光ディスク装置の信号処理方法。
  10. 【請求項10】 うずまき状又は同心円状のデータを記
    録するグルーブおよびランドの記録トラックを有し、一
    定長のグルーブおよびランドからなりアドレスデータか
    らなるヘッダ部とデータが記録されるデータ領域とから
    なる複数の記録領域を有し、上記ヘッダ部のアドレスが
    グルーブ用とランド用とに交互に形成されている光ディ
    スクに対してデータを記録し、あるいは光ディスクに記
    録されているデータを再生するものにおいて、 上記光ディスク上に光を集光手段で集光し、 この集光により上記光ディスクからの光を検出し、 この検出信号に基づいて、上記光ディスクのトラックに
    対するトラッキングエラー信号を発生し、 この発生されるトラッキングエラー信号により上記集光
    手段をその光軸と直交する方向へ移動制御し、 上記発生されるトラッキングエラー信号により上記ヘッ
    ダ部を検出し、 このヘッダ部が検出されている間、上記集光手段の移動
    制御状態を保持し、 上記ヘッダ部が検出される間隔に基づいて、上記集光手
    段の移動制御状態の保持を行う、 ことを特徴とする光ディスク装置のトラッキング方法。
JP4806097A 1997-03-03 1997-03-03 データ記録装置と光ディスク装置のトラッキング方法と光ディスク装置の信号処理方法 Pending JPH10247325A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6747932B1 (en) 1999-07-09 2004-06-08 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for detecting non-recording regions of an optical recording medium
WO2007040233A1 (ja) * 2005-10-03 2007-04-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 光ディスク装置
US7224647B2 (en) 2002-07-23 2007-05-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Method, apparatus, and medium for controlling a servo using a detected header field signal, and method, apparatus, and medium for detecting the header field signal

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