JPH0954661A - 光ディスクと光ディスクの作成装置 - Google Patents

光ディスクと光ディスクの作成装置

Info

Publication number
JPH0954661A
JPH0954661A JP20613995A JP20613995A JPH0954661A JP H0954661 A JPH0954661 A JP H0954661A JP 20613995 A JP20613995 A JP 20613995A JP 20613995 A JP20613995 A JP 20613995A JP H0954661 A JPH0954661 A JP H0954661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
area
recorded
address
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20613995A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Yamamuro
美規男 山室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP20613995A priority Critical patent/JPH0954661A/ja
Publication of JPH0954661A publication Critical patent/JPH0954661A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、書換え可能形の光ディスクを扱
う記録、再生用の光ディスク装置で、データの記録と、
記録されているデータの再生を行うことができ、しかも
再生専用の光ディスクを扱う光ディスク装置でデータの
再生を行うことができる。 【解決手段】 この発明は、光ディスクにECCブロッ
クごとにデータが記録されるようにし、しかも各ECC
ブロックに対応するECCブロック番号が付与されてい
るヘッダをあらかじめプリフォーマッティングしておく
ようにようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば同心円
状あるいはスパイラル状のトラックのブロック単位にデ
ータが記録されたりあるいはブロック単位のデータが再
生される光ディスクと光ディスクの作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、再生専用の光ディスク(CD−R
OM)では、複数のセクタに対してそれぞれエラー訂正
データを付与したブロック単位で、データを記録したり
記録されているデータを再生するようになっている。
【0003】また、相変化形のような書換え可能形の光
ディスクでは、あらかじめセクタ単位のデータ領域ごと
にあらかじめヘッダ部が設けられ、このヘッダ部の再生
により、セクタ単位のデータを記録したり記録されてい
るデータを再生するようになっている。
【0004】したがって、再生専用の光ディスクを扱う
ドライバでは、再生専用の光ディスクに対するデータの
再生しか行えず、書換え可能形の光ディスクに対するデ
ータの再生を行うことができなかった。
【0005】そこで、書換え可能形の光ディスクを扱う
光ディスク装置で、データの記録と、記録されているデ
ータの再生を行うことができ、しかも再生専用の光ディ
スクを扱う光ディスク装置でデータの再生を行うことが
できる光ディスクが要望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、書換
え可能形の光ディスクを扱う光ディスク装置で、データ
の記録と、記録されているデータの再生を行うことがで
き、しかも再生専用の光ディスクを扱う光ディスク装置
でデータの再生を行うことができる光ディスクが要望さ
れているもので、書換え可能形の光ディスクを扱う光デ
ィスク装置で、データの記録と、記録されているデータ
の再生を行うことができ、しかも再生専用の光ディスク
を扱う光ディスク装置でデータの再生を行うことができ
る光ディスクと光ディスクの作成装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク
は、データが記録される同心円状あるいはスパイラル状
のトラックを有し、所定のトラック長からなり、かつト
ラック上における位置を示す第1のアドレスデータが記
録されるアドレス領域とデータが記録されるデータ領域
とを含むセクタ領域を、複数個有するフォーマットが定
義されたものにおいて、複数個のセクタ領域のうちの所
定数のセクタ領域の集まりからなり、これら所定数のセ
クタ領域に記録されるデータを再生するためのエラー訂
正データが、所定数のセクタ領域の集まりに対して一括
して記録されるエラー訂正データ記録領域を含む複数個
のブロック領域と、これらブロック領域のトラック上に
おける位置を示す第2のアドレスデータが、ブロック領
域の各々の先頭に記録されるヘッダ領域とを有するフォ
ーマットが定義されている。
【0008】この発明の光ディスクは、データが記録さ
れる同心円状あるいはスパイラル状のトラックを有し、
所定のトラック長からなり、かつトラック上における位
置を示す第1のアドレスデータが記録されるアドレス領
域とデータが記録されるデータ領域とを含むセクタ領域
を、複数個有するフォーマットが定義されたものにおい
て、複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ領域の
集まりからなり、これら所定数のセクタ領域に記録され
るデータを再生するためのエラー訂正データが、所定数
のセクタ領域の集まりに対して一括して記録されるエラ
ー訂正データ記録領域を含む複数個のブロック領域と、
これらブロック領域のトラック上における位置を示す第
2のアドレスデータが、ブロック領域の各々の先頭に記
録されるヘッダ領域とを有するフォーマットが定義さ
れ、ヘッダ領域とブロック領域の組がデータの記録再生
の単位となる。
【0009】この発明の光ディスクは、データが記録さ
れる同心円状あるいはスパイラル状のトラックを有し、
所定のトラック長からなり、かつトラック上における位
置を示す第1のアドレスデータが記録される第1のアド
レス領域とデータが記録されるデータ領域とを含むセク
タ領域を、複数個有するフォーマットが定義されたもの
において、複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ
領域の集まりからなり、これら所定数のセクタ領域に記
録されるデータを再生するためのエラー訂正データが、
所定数のセクタ領域の集まりに対して一括して記録され
るエラー訂正データ記録領域と、セクタ領域中のデータ
領域に、所定データ長さ間隔ごとにデータを再生するた
めの第1の特定パターンからなるタイミングデータが記
録される第1の同期領域とを含む複数個のブロック領域
と、これらブロック領域のトラック上における位置を示
す第2のアドレスデータが記録される第2のアドレス領
域と、この第2のアドレス領域に記録される第2のアド
レスデータを再生するための、第1の特定パターンとは
異なる第2の特定パターンからなるタイミングデータが
記録される第2の同期領域とを含み、ブロック領域の各
々の先頭に記録されるヘッダ領域とを有するフォーマッ
トが定義されている。
【0010】この発明の光ディスクは、データが記録さ
れる同心円状あるいはスパイラル状のトラックを有し、
所定のトラック長からなり、かつトラック上における位
置を示す第1のアドレスデータが記録される第1のアド
レス領域とデータが記録されるデータ領域とを含むセク
タ領域を、複数個有するフォーマットが定義されたもの
において、複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ
領域の集まりからなり、これら所定数のセクタ領域に記
録されるデータを再生するためのエラー訂正データが、
所定数のセクタ領域の集まりに対して一括して記録され
るエラー訂正データ記録領域と、セクタ領域中のデータ
領域に、所定データ長さ間隔ごとにデータを再生するた
めの第1の特定パターンからなるタイミングデータが記
録される第1の同期領域とを含む複数個のブロック領域
と、これらブロック領域のトラック上における位置を示
す第2のアドレスデータが記録される第2のアドレス領
域と、この第2のアドレス領域に記録される第2のアド
レスデータを再生するための、第1の特定パターンとは
異なる第2の特定パターンからなるタイミングデータが
記録される第2の同期領域とを含み、ブロック領域の各
々の先頭に記録されるヘッダ領域とを有するフォーマッ
トが定義され、ヘッダ領域とブロック領域の組がデータ
の記録再生の単位となる。
【0011】この発明の光ディスクの作成装置は、デー
タが記録される同心円状あるいはスパイラル状のトラッ
クにおける所定のトラック長からなり、かつトラック上
における位置を示す第1のアドレスデータが記録される
アドレス領域とデータが記録されるデータ領域とを含む
セクタ領域を、複数個有し、複数個のセクタ領域のうち
の所定数のセクタ領域の集まりからなり、これら所定数
のセクタ領域に記録されるデータを再生するためのエラ
ー訂正データが、所定数のセクタ領域の集まりに対して
一括して記録されるエラー訂正データ記録領域を含む複
数個のブロック領域と、これらブロック領域のトラック
上における位置を示す第2のアドレスデータが、ブロッ
ク領域の各々の先頭に記録されるヘッダ領域とを有する
光ディスクを作成するものである。
【0012】この発明の光ディスクの作成装置は、デー
タが記録される同心円状あるいはスパイラル状のトラッ
クにおける所定のトラック長からなり、かつトラック上
における位置を示す第1のアドレスデータが記録される
アドレス領域とデータが記録されるデータ領域とを含む
セクタ領域を、複数個有し、複数個のセクタ領域のうち
の所定数のセクタ領域の集まりからなり、これら所定数
のセクタ領域に記録されるデータを再生するためのエラ
ー訂正データが、所定数のセクタ領域の集まりに対して
一括して記録されるエラー訂正データ記録領域を含む複
数個のブロック領域と、これらブロック領域のトラック
上における位置を示す第2のアドレスデータが、ブロッ
ク領域の各々の先頭に記録されるヘッダ領域とを有し、
ヘッダ領域とブロック領域の組がデータの記録再生の単
位となる光ディスクを作成するものである。
【0013】この発明の光ディスクの作成装置は、デー
タが記録される同心円状あるいはスパイラル状のトラッ
クにおける所定のトラック長からなり、かつトラック上
における位置を示す第1のアドレスデータが記録される
第1のアドレス領域とデータが記録されるデータ領域と
を含むセクタ領域を、複数個有し、複数個のセクタ領域
のうちの所定数のセクタ領域の集まりからなり、これら
所定数のセクタ領域に記録されるデータを再生するため
のエラー訂正データが、所定数のセクタ領域の集まりに
対して一括して記録されるエラー訂正データ記録領域
と、セクタ領域中のデータ領域に、所定データ長さ間隔
ごとにデータを再生するための第1の特定パターンから
なるタイミングデータが記録される第1の同期領域とを
含む複数個のブロック領域と、これらブロック領域のト
ラック上における位置を示す第2のアドレスデータが記
録される第2のアドレス領域と、この第2のアドレス領
域に記録される第2のアドレスデータを再生するため
の、第1の特定パターンとは異なる第2の特定パターン
からなるタイミングデータが記録される第2の同期領域
とを含み、ブロック領域の各々の先頭に記録されるヘッ
ダ領域とを有する光ディスクを作成するものである。
【0014】この発明の光ディスクの作成装置は、デー
タが記録される同心円状あるいはスパイラル状のトラッ
クにおける所定のトラック長からなり、かつトラック上
における位置を示す第1のアドレスデータが記録される
第1のアドレス領域とデータが記録されるデータ領域と
を含むセクタ領域を、複数個有し、複数個のセクタ領域
のうちの所定数のセクタ領域の集まりからなり、これら
所定数のセクタ領域に記録されるデータを再生するため
のエラー訂正データが、所定数のセクタ領域の集まりに
対して一括して記録されるエラー訂正データ記録領域
と、セクタ領域中のデータ領域に、所定データ長さ間隔
ごとにデータを再生するための第1の特定パターンから
なるタイミングデータが記録される第1の同期領域とを
含む複数個のブロック領域と、これらブロック領域のト
ラック上における位置を示す第2のアドレスデータが記
録される第2のアドレス領域と、この第2のアドレス領
域に記録される第2のアドレスデータを再生するため
の、第1の特定パターンとは異なる第2の特定パターン
からなるタイミングデータが記録される第2の同期領域
とを含み、ブロック領域の各々の先頭に記録されるヘッ
ダ領域とを有し、ヘッダ領域とブロック領域の組がデー
タの記録再生の単位となる光ディスクを作成するもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図3は、光ディスク1に対
し集束光を用いてデータの記録、あるいは記録されてい
るデータの再生を行う光ディスク装置を示すものであ
る。
【0016】光ディスク1は、同心円状あるいはスパイ
ラル状のトラック(溝、グルーブ)を有し、そのトラッ
ク(グルーブ)のみにデータが記録されるものやトラッ
クのグルーブとランドにデータが記録されるものであ
る。
【0017】光ディスク1のトラックには、それぞれ、
図1、図2に示すように、アドレス等が付与されている
ヘッダ1a、…がデータの記録の単位としてのECC
(error correction code )ブロックデータ単位(たと
えば38688バイト)ごとに、あらかじめフォーマッ
ティングされるようになっている。このヘッダ1a、…
のフォーマッティングは、光ディスク1の製造後や光デ
ィスク1を最初に使用する際に行われるようになってい
る。
【0018】このヘッダ1a、…は、ECCブロックの
先頭に位置に記録され、少なくともECCブロックのア
ドレスデータとこのアドレスデータを再生するための同
期コード部とアドレスマーク部からなり、たとえば、そ
れぞれ図1に示すように、12バイトの同期コード部V
FO1、8バイトずつの2つの同期コード部VFO2、
12バイトの同期コード部VFO3、2バイトずつの3
つのID検知用のアドレスマーク部AM1、AM2、A
M3、5バイトずつの3つのアドレス部ID1、ID
2、ID3、1バイトのポストアンブルPAの各エリア
の62バイトによって構成されている。
【0019】同期コード部VFO1、VFO2、VFO
3のエリアには、アドレスデータを再生するための周波
数タイミング(周波数同期)を取るためのデータとして
のPLLロック用の連続データパターン(同期コード)
が記録される。ID検知用のアドレスマーク部AM1、
AM2、AM3のエリアには、それぞれアドレスデータ
を再生するための(始り)位置タイミング(バイト同
期)を取るためのデータとしての「010000000
0000000 0100×××××××00010」
の特定パターン(第2の特定パターン、同期コード)が
記録されており、「119、125、128、132、
138、144、152、158、164、167、1
71」を8−15コードに変換したものである。このア
ドレスマーク部AMの特定パターンは、ECCブロック
データ内の特定パターン(第1の特定パターン)同期コ
ードと異なったものとなっている。アドレス部ID1、
…のエリアには、それぞれ23ビットを用いてECCブ
ロックごとに付与されているアドレスデータとしてのE
CCブロック番号等のIDが記録され、最上位ビット
(MSB)で対応するECCブロックが書換え可能か書
換え不能かを示すフラグが記録され、2バイトの誤り訂
正コード(CRC:cyclic redundancy check code)が
記録される。ECCブロックが書換え可能な場合、最上
位ビット(MSB)には“0“が記録され、書換え不可
の場合、最上位ビット(MSB)には“1“が記録され
る。ポストアンブルPAは、アドレス部ID1、…の誤
り訂正コード(CRC)が2バイトで収まらない時に用
いる。
【0020】ECCブロックは、4Kバイトのデータが
記録される16個のセクタからなり、各セクタごとにア
ドレスデータとしてのセクタID1〜ID16が付与さ
れ、各セクタの所定のデータ量ごと(所定データ長さ間
隔ごと)にデータを再生する際にバイト同期を取るため
の第1の特定パターンとしての同期コードが付与され、
ECCブロックに記録されるデータを再生するためのエ
ラー訂正コードとしてのECC(error correction cod
e )が一括して記録されるようになっている。このEC
Cは、光ディスク1の欠陥によりデータが再生できなく
なることを防止するために冗長語としてデータに付与さ
れるエラー訂正コードである。
【0021】ECCブロックの各セクタは、「同期コー
ド、セクタID、データ、同期コード、データ、…同期
コード、データ」となっている。ECCブロック用の同
期コードは、図2に示すように、「010000000
0000000 0100×××××××00100」
の2バイト構成となっており、「175、240」を8
−15コードに変換したものである。このECCブロッ
ク用の同期コード(第1の特定パターン)は、アドレス
マーク部AMの特定パターン(第2の特定パターン)と
異なったものとなっている。
【0022】ヘッダ1a(1b、…)の領域とECCブ
ロックの領域の組がデータの記録再生の単位となってい
る。また、図3において、光ディスク1は、モータ3に
よってたとえば一定の速度で回転される。このモータは
モータ制御回路4によって制御されている。
【0023】光ディスク1に対するデータの記録、再生
は、光学ヘッド5によって行われる。この光学ヘッド5
は、リニアモータ6の可動部を構成する駆動コイル7に
固定されており、この駆動コイル7はリニアモータ制御
回路8に接続されている。
【0024】このリニアモータ制御回路8には、速度検
出器9が接続されており、この速度検出器9の速度信号
はリニアモータ制御回路8に送るようになっている。ま
た、リニアモータ6の固定部には、図示しない永久磁石
が設けられており、駆動コイル7がリニアモータ制御回
路8によって励磁されることにより、光学ヘッド5は、
ガラス基板1の半径方向に移動されるようになってい
る。
【0025】光学ヘッド5には、対物レンズ10が図示
しないワイヤあるいは板ばねによって保持されており、
この対物レンズ10は、駆動コイル12によってフォー
カシング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コ
イル11によってトラッキング方向(レンズの光軸と直
交する方向)に移動可能とされている。
【0026】また、レーザ制御回路13によって駆動さ
れる半導体レーザ発振器19により発生されたレーザ光
は、コリメータレンズ20、ハーフプリズム21、対物
レンズ10を介して光ディスク1上に照射され、この光
ディスク1からの反射光は、対物レンズ10、ハーフプ
リズム21、集光レンズ22、およびシリンドリカルレ
ンズ23を介して光検出器24に導かれる。
【0027】光検出器24は、4分割の光検出セル24
a、24b、24c、24dによって構成されている。
光検出器24の光検出セル24aの出力信号は、増幅器
25aを介して加算器26a、26dの一端に供給さ
れ、光検出セル24bの出力信号は、増幅器25bを介
して加算器26b、26cの一端に供給され、光検出セ
ル24cの出力信号は、増幅器24cを介して加算器2
6a、26cの他端に供給され、光検出セル24dの出
力信号は、増幅器25dを介して加算器26b、26d
の他端に供給されるようになっている。
【0028】加算器26aの出力信号は差動増幅器OP
2の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP2の非
反転入力端には加算器26bの出力信号が供給される。
これにより、差動増幅器OP2は、加算器26a、26
bの差に応じてフォーカス点に関する信号をフォーカシ
ング制御回路27に供給するようになっている。このフ
ォーカシング制御回路27の出力信号は、フォーカシン
グ駆動コイル12に供給され、レーザ光が光ディスク1
上で常時ジャストフォーカスとなるように制御される。
【0029】加算器26cの出力信号は差動増幅器OP
1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1の非
反転入力端には加算器26dの出力信号が供給される。
これにより、差動増幅器OP1は、加算器26c、26
dの差に応じてトラック差信号をトラッキング制御回路
28に供給するようになっている。トラッキング制御回
路28は、差動増幅器OP1から供給されるトラック差
信号に応じてトラック駆動信号を作成するものである。
【0030】トラッキング制御回路28から出力される
トラック駆動信号は、トラッキング方向の駆動コイル1
1に供給される。また、トラッキング制御回路28で用
いられたトラック差信号はリニアモータ制御回路8に供
給されるようになっている。
【0031】また、フォーカシング、トラッキングを行
った状態での光検出器24の各光検出セル24a、〜2
4dの出力の和信号、つまり加算器26c、26dから
の出力信号を加算器26eで加算した信号は、トラック
上に形成された(あるいはランドに形成された)ピット
(記録データ)からの反射率の変化が反映されている。
この信号は、データ再生回路18に供給され、このデー
タ再生回路18において、記録する目的のIDのECC
ブロックに対するアクセス許可信号が出力されたり、再
生する目的のIDのECCブロックに対する再生データ
が出力されるようになっている。
【0032】このデータ再生回路18で再生された再生
データはエラー訂正回路32で付与されているエラー訂
正符号ECCを用いてエラー訂正を行った後、インター
フェース回路35を介して外部装置としての光ディスク
制御装置36に出力されるようになっている。
【0033】また、トラッキング制御回路28で対物レ
ンズ10が移動されている際、リニアモータ制御回路8
は、対物レンズ10が光学ヘッド5内の中心位置近傍に
位置するようにリニアモータ6つまり光学ヘッド5を移
動するようになっている。
【0034】また、レーザ制御回路13の前段にはデー
タ生成回路14が設けられている。このデータ生成回路
14には、エラー訂正回路32から供給される記録デー
タにECCブロック用の同期コードを付与した記録用の
ECCブロックのフォーマットデータに変換するECC
ブロックデータ生成回路14aと、このECCブロック
データ生成回路14aからの記録データを8−15コー
ド変換方式等で変換(変調)する変調回路14bとを有
している。
【0035】データ生成回路14には、エラー訂正回路
32によりエラー訂正符号(ECC)が付与された記録
データが供給されるようになっている。エラー訂正回路
32には外部装置としての制御装置46からの記録デー
タがインターフェース回路45およびバス20を介して
供給されるようになっている。
【0036】エラー訂正回路32は、制御装置46から
供給される32Kバイトの記録データを4Kバイトごと
のセクタ単位(16セクタ)の記録データに対する横方
向と縦方向のそれぞれのエラー訂正コード(ECC)を
付与するとともに、セクタIDと同期コードを付与し、
図2に示すような、ECCブロックフォーマットデータ
を生成するようになっている。
【0037】また、この光ディスク装置にはそれぞれフ
ォーカシング制御回路27、トラッキング制御回路2
8、リニアモータ制御回路8とCPU30との間でデー
タの授受を行うために用いられるD/A変換器31が設
けられている。
【0038】レーザ制御回路13、フォーカシング制御
回路27、トラッキング制御回路28、リニアモータ制
御回路8、モータ制御回路4、記録信号作成回路14等
は、バスライン29を介してCPU30によって制御さ
れるようになっており、このCPU30はメモリ33に
記憶されたプログラムによって所定の動作を行うように
なされている。
【0039】データ再生回路18は、図4に示すよう
に、比較回路61、ヘッダ同期コード検出回路62、ヘ
ッダ読取回路63、ECCブロック同期コード検出回路
64、およびデータ読取回路65によって構成されてい
る。
【0040】比較回路61は、加算器26eからの光検
出器24の各光検出セル24a、〜24dの出力の和信
号、つまりトラック(あるいはランド)上に形成された
ピット(記録データ)からの反射率の変化を、基準信号
と比較することにより、2値化する回路である。この比
較回路61の2値化信号は、ヘッダ同期コード検出回路
62、ヘッダ読取回路63、ECCブロック同期コード
検出回路64、およびデータ読取回路65に供給され
る。
【0041】ヘッダ同期コード検出回路62は、比較回
路61からの2値化データによりヘッダ1a、…のID
検知用のアドレスマーク部AM1、AM2、AM3の同
期コード「0100000000000000 010
0×××××××00010」を検出する回路である。
このヘッダ同期コード検出回路62の検出信号は、ヘッ
ダ読取回路63に供給される。
【0042】ヘッダ読取回路63は、ヘッダ同期コード
検出回路62からの検出信号に応じてアドレス部IDの
読取りを行い、読取り結果をCPU30へ出力するとと
もに、外部装置としての光ディスク制御装置36からC
PU30を介して供給されているアクセスするアドレス
IDとが一致した際、アクセス許可信号を出力するよう
になっている。ヘッダ読取回路63のアクセス許可信号
はECCブロック同期コード検出回路64、データ読取
回路65、およびデータ生成回路14に供給される。
【0043】ECCブロック同期コード検出回路64
は、ヘッダ読取回路63からのアクセス許可信号が供給
された後、ECCブロックに対応するバイト数分、比較
回路61からの2値化データによりECCブロック用の
同期コード「0100000000000000 01
00×××××××00100」を検出する回路であ
る。このECCブロック同期コード検出回路64の検出
信号は、データ読取回路65に供給される。
【0044】データ読取回路65は、ヘッダ読取回路6
3からのアクセス許可信号が供給された後、ECCブロ
ック同期コード検出回路64からの検出信号が供給され
るごとに、その後に続けて供給される91バイトのデー
タを再生データとして読取る回路である。このデータ読
取回路65からの再生データは、図示しない復調回路に
より8−15コードの逆変換により復調してエラー訂正
回路32へ供給される。
【0045】レーザ制御回路13は、対象とする光ディ
スクに応じてレーザ光の強度を変更するようになってい
る。データ生成回路14は、データ記録時、ヘッダ読取
回路63からのアクセス許可信号に応じて記録データを
レーザ制御回路13へ出力するようになっている。
【0046】次に、上記のような構成において、光ディ
スク1にヘッダ1a、…をプリフォーマットする処理に
ついて説明する。すなわち、図示しない装填機構により
何もデータが記録されていない光ディスク1が装填さ
れ、プリフォーマッティングが指示された際、CPU3
0はモータ制御回路4によりモータ3を駆動制御するこ
とにより、光ディスク1が所定の回転数で回転される。
【0047】そして、光学ヘッド3を初期位置としての
光ディスク1の最内周部に対向する位置に移動し、フォ
ーカス引き込み処理を行う。すなわち、CPU30によ
りレーザ制御回路13に再生制御信号を出力することに
より、レーザ駆動回路13により光学ヘッド5内の半導
体レーザ発振器19からの再生用のレーザ光が対物レン
ズ10を介して光ディスク1上に照射される。光ディス
ク1から反射されたレーザビームが対物レンズ10、2
1、22、23を介して光検出器24に導かれる。する
と、差動増幅器OP2により光検出器24の検出セル2
4a、24cの和信号と光検出器24の検出セル24
b、24dの和信号との差によりフォーカッシング信号
が得られ、フォーカッシング制御回路27へ出力され
る。これにより、フォーカッシング制御回路27は供給
されるフォーカッシング信号により駆動コイル12を励
磁することにより、対物レンズ10を移動することによ
り、光ディスク1に照射されるレーザ光のフォーカッシ
ングが行われる。
【0048】また、このフォーカス引き込み処理が行わ
れた状態で、光検出器24の検出セル24a、24dの
和信号と光検出器24の検出セル24b、24cの和信
号との差を差動増幅器OP1でトラックエラー信号とし
てトラッキング制御回路28に供給される。トラッキン
グ制御回路28は供給される差動増幅器OP1からのト
ラックエラー信号の位相補償を行い、駆動信号として駆
動回路74に出力される。
【0049】駆動回路36は、供給される駆動信号に応
じて駆動コイル11により対物レンズ10を移動するこ
とにより、対物レンズ10を介して光ディスク1に照射
されるレーザ光の微小移動に対するトラッキング補正が
行われる。
【0050】したがって、光ディスク1の最内周部に光
学ヘッド5によるレーザ光が照射される。この状態にお
いて、ヘッダ1a、…に対応する記録データが順次、デ
ータ生成回路14に供給される。すると、データ生成回
路14は、記録データを8−15コード変換方式等で変
換(変調)してレーザ制御回路13に出力する。レーザ
制御回路13は、データ生成回路14によって半導体レ
ーザ発振器19を駆動することにより、レーザ光を発生
することにより光ディスク1上にピットを形成する。
【0051】この際、ECCブロック分の38688バ
イトの間隔を開けて、ヘッダ1a、…の62バイトのプ
リフォーマットデータが、順次記録される。次に、デー
タの記録を行う際の処理について説明する。たとえば
今、データの記録を行うECCブロック番号としてのア
ドレスIDが光ディスク制御装置36からインターフェ
ース回路35、バス29を介してCPU30に供給され
る。
【0052】CPU30はECCブロック番号に対応す
るトラック番号を判断し、そのトラック番号に対応して
リニアモータ制御回路8およびトラッキング制御回路2
8とを制御する。これにより、光学ヘッド5によるレー
ザ光がそのトラック番号に対応するトラックの近傍に移
動する。
【0053】この状態において、最内周のトラック上の
データの読取信号がデータ再生回路18内の比較回路6
2で2値化され、ヘッダ同期コード検出回路62、ヘッ
ダ読取回路63、ECCブロック同期コード検出回路6
4、およびデータ読取回路65に供給される。
【0054】ヘッダ同期コード検出回路62によりヘッ
ダ同期コードが検出された際、ヘッダ読取回路63でア
ドレス部IDの読取りを行い、読取り結果をCPU30
へ出力するとともに、外部装置としての光ディスク制御
装置36からCPU30を介して供給されているアクセ
スするアドレスIDと一致した際、アクセス許可信号を
データ生成回路14に出力する。
【0055】これにより、データ生成回路14は、アク
セス許可信号が供給された際、エラー訂正回路32から
供給される記録データにECCブロック用の同期コード
を付与した記録用のECCブロックのフォーマットデー
タに変換し、記録データを8−15コード変換方式等で
変換(変調)してレーザ制御回路13に出力する。レー
ザ制御回路13は、データ生成回路14によって半導体
レーザ発振器19を駆動することにより、レーザ光を発
生することにより光ディスク1上にピットを形成する。
【0056】次に、データの再生を行う際の処理につい
て説明する。たとえば今、データの再生を行うECCブ
ロック番号としてのアドレスIDが光ディスク制御装置
36からインターフェース回路35、バス29を介して
CPU30に供給される。
【0057】CPU30はECCブロック番号に対応す
るトラック番号を判断し、そのトラック番号に対応して
リニアモータ制御回路8およびトラッキング制御回路2
8とを制御する。これにより、光学ヘッド5によるレー
ザ光がそのトラック番号に対応するトラックの近傍に移
動する。
【0058】この状態において、光ディスク1からのデ
ータの読取信号がデータ再生回路18内の比較回路61
で2値化され、ヘッダ同期コード検出回路62、ヘッダ
読取回路63、ECCブロック同期コード検出回路6
4、およびデータ読取回路65に供給される。
【0059】ヘッダ同期コード検出回路62によりヘッ
ダ同期コードが検出された際、ヘッダ読取回路63でア
ドレス部IDの読取りを行い、読取り結果をCPU30
へ出力するとともに、外部装置としての光ディスク制御
装置36からCPU30を介して供給されているアクセ
スするアドレスIDと一致した際、アクセス許可信号を
ECCブロック同期コード検出回路64、データ読取回
路65に出力する。
【0060】ついで、ECCブロック同期コード検出回
路64によりECCブロックの同期コードが検出される
ごとに、データ読取回路65はその後に続けて供給され
る91バイトのデータを再生データとして読取り、図示
しない復調回路により8−15コードの逆変換により復
調してエラー訂正回路32へ出力する。
【0061】エラー訂正回路32は、供給される再生デ
ータに対して付与されているエラー訂正符号ECCを用
いてエラー訂正を行った後、インターフェース回路35
を介して外部装置としての光ディスク制御装置36に出
力する。
【0062】また、CPU30は読取ったアドレスID
がアクセスするアドレスIDと一致していない場合、上
記同様に再度アクセス処理を行う。次に、再生専用の光
ディスク装置について、光ディスク装置について図5を
用いて説明する。記録再生用の光ディスク装置とほぼ同
じ構成なので、同じ部分については同一符号を付し、説
明を省略する。
【0063】レーザ制御回路13´は、再生用のレーザ
光を発生させる制御だけを行うようになっている。デー
タ再生回路18´は、図6に示すように、比較回路7
1、ECCブロック同期コード検出回路72、およびデ
ータ読取回路65によって構成されている。
【0064】比較回路71は、加算器26eからの光検
出器24の各光検出セル24a、〜24dの出力の和信
号、つまりトラック(あるいはランド)上に形成された
ピット(記録データ)からの反射率の変化を、基準信号
と比較することにより、2値化する回路である。この比
較回路61の2値化信号は、ECCブロック同期コード
検出回路72、およびデータ読取回路73に供給され
る。
【0065】ECCブロック同期コード検出回路72
は、比較回路61からの2値化データによりECCブロ
ック用の同期コード「010000000000000
0 0100×××××××00100」を検出する回
路である。このECCブロック同期コード検出回路72
の検出信号は、データ読取回路73に供給される。
【0066】データ読取回路73は、ECCブロック同
期コード検出回路72からの検出信号が供給されるごと
に、その後に続けて供給される91バイトのデータを再
生データとして読取る回路である。このデータ読取回路
73からの再生データは、図示しない復調回路により8
−15コードの逆変換により復調してエラー訂正回路3
2へ供給される。
【0067】次に、データの再生を行う際の処理につい
て説明する。たとえば今、データの再生を行うセクタI
Dが光ディスク制御装置36からインターフェース回路
35、バス29を介してCPU30に供給される。
【0068】CPU30はセクタIDに対応するトラッ
ク番号を判断し、そのトラック番号に対応してリニアモ
ータ制御回路8およびトラッキング制御回路28とを制
御する。これにより、光学ヘッド5によるレーザ光がそ
のトラック番号に対応するトラックの近傍に移動する。
【0069】この状態において、光ディスク1からのデ
ータの読取信号がデータ再生回路18内の比較回路71
で2値化され、ECCブロック同期コード検出回路7
2、およびデータ読取回路73に供給される。
【0070】ECCブロック同期コード検出回路64に
よりECCブロックの同期コードが検出されるごとに、
データ読取回路65はその後に続けて供給される91バ
イトのデータを再生データとして読取り、図示しない復
調回路により8−15コードの逆変換により復調してエ
ラー訂正回路32へ出力する。
【0071】エラー訂正回路32は、供給される再生デ
ータに対して付与されているエラー訂正符号ECCを用
いてエラー訂正を行った後、セクタIDを抽出してCP
U30へ出力する。CPU30は、現在のセクタIDと
再生を行うセクタIDと一致した際、その一致信号をエ
ラー訂正回路32に出力する。これにより、エラー訂正
回路32は、そのセクタIDの再生データをインターフ
ェース回路35を介して外部装置としての光ディスク制
御装置36に出力する。
【0072】また、CPU30は読取ったセクタIDが
アクセスするセクタIDと一致していない場合、上記同
様に再度アクセス処理を行う。上記したように、光ディ
スクにECCブロックごとにデータが記録されるように
し、しかも各ECCブロックに対応するECCブロック
番号が付与されているヘッダをあらかじめプリフォーマ
ッティングしておくようにようにしたものである。
【0073】これにより、書換え可能形の光ディスクを
扱う記録、再生用の光ディスク装置で、データの記録
と、記録されているデータの再生を行うことができ、し
かも再生専用の光ディスクを扱う光ディスク装置でデー
タの再生を行うことができる。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、書換え可能形の光ディスクを扱う光ディスク装置
で、データの記録と、記録されているデータの再生を行
うことができ、しかも再生専用の光ディスクを扱う光デ
ィスク装置でデータの再生を行うことができる光ディス
クと光ディスクの作成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するための光ディス
クにおけるECCブロックのフォーマットデータを説明
するための図。
【図2】光ディスクにおけるECCブロックのフォーマ
ットデータを説明するための図。
【図3】記録再生用の光ディスク装置の概略構成を示す
ブロック図。
【図4】データ再生回路の概略構成を示すブロック図。
【図5】再生専用の光ディスク装置の概略構成を示すブ
ロック図。
【図6】データ再生回路の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…光ディスク 1a、〜…ヘッダ 10…対物レンズ 11、12…駆動コイル 13、13´…レーザ制御回路 14…データ生成回路 18、18´…データ再生回路 24…光検出器 OP1…差動増幅器 28…トラッキング制御回路 30…CPU 32…エラー訂正回路 33…メモリ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが記録される同心円状あるいはス
    パイラル状のトラックを有し、所定のトラック長からな
    り、かつトラック上における位置を示す第1のアドレス
    データが記録されるアドレス領域とデータが記録される
    データ領域とを含むセクタ領域を、複数個有するフォー
    マットが定義された光ディスクにおいて、 複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ領域の集ま
    りからなり、これら所定数のセクタ領域に記録されるデ
    ータを再生するためのエラー訂正データが、所定数のセ
    クタ領域の集まりに対して一括して記録されるエラー訂
    正データ記録領域を含む複数個のブロック領域と、 これらブロック領域のトラック上における位置を示す第
    2のアドレスデータが、ブロック領域の各々の先頭に記
    録されるヘッダ領域とを有するフォーマットが定義され
    ていることを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 データが記録される同心円状あるいはス
    パイラル状のトラックを有し、所定のトラック長からな
    り、かつトラック上における位置を示す第1のアドレス
    データが記録されるアドレス領域とデータが記録される
    データ領域とを含むセクタ領域を、複数個有するフォー
    マットが定義された光ディスクにおいて、 複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ領域の集ま
    りからなり、これら所定数のセクタ領域に記録されるデ
    ータを再生するためのエラー訂正データが、所定数のセ
    クタ領域の集まりに対して一括して記録されるエラー訂
    正データ記録領域を含む複数個のブロック領域と、 これらブロック領域のトラック上における位置を示す第
    2のアドレスデータが、ブロック領域の各々の先頭に記
    録されるヘッダ領域とを有するフォーマットが定義さ
    れ、 ヘッダ領域とブロック領域の組がデータの記録再生の単
    位となることを特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】 データが記録される同心円状あるいはス
    パイラル状のトラックを有し、所定のトラック長からな
    り、かつトラック上における位置を示す第1のアドレス
    データが記録される第1のアドレス領域とデータが記録
    されるデータ領域とを含むセクタ領域を、複数個有する
    フォーマットが定義された光ディスクにおいて、 複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ領域の集ま
    りからなり、これら所定数のセクタ領域に記録されるデ
    ータを再生するためのエラー訂正データが、所定数のセ
    クタ領域の集まりに対して一括して記録されるエラー訂
    正データ記録領域と、セクタ領域中のデータ領域に、所
    定データ長さ間隔ごとにデータを再生するための第1の
    特定パターンからなるタイミングデータが記録される第
    1の同期領域とを含む複数個のブロック領域と、 これらブロック領域のトラック上における位置を示す第
    2のアドレスデータが記録される第2のアドレス領域
    と、この第2のアドレス領域に記録される第2のアドレ
    スデータを再生するための、第1の特定パターンとは異
    なる第2の特定パターンからなるタイミングデータが記
    録される第2の同期領域とを含み、ブロック領域の各々
    の先頭に記録されるヘッダ領域とを有するフォーマット
    が定義されていることを特徴とする光ディスク。
  4. 【請求項4】 データが記録される同心円状あるいはス
    パイラル状のトラックを有し、所定のトラック長からな
    り、かつトラック上における位置を示す第1のアドレス
    データが記録される第1のアドレス領域とデータが記録
    されるデータ領域とを含むセクタ領域を、複数個有する
    フォーマットが定義された光ディスクにおいて、 複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ領域の集ま
    りからなり、これら所定数のセクタ領域に記録されるデ
    ータを再生するためのエラー訂正データが、所定数のセ
    クタ領域の集まりに対して一括して記録されるエラー訂
    正データ記録領域と、セクタ領域中のデータ領域に、所
    定データ長さ間隔ごとにデータを再生するための第1の
    特定パターンからなるタイミングデータが記録される第
    1の同期領域とを含む複数個のブロック領域と、 これらブロック領域のトラック上における位置を示す第
    2のアドレスデータが記録される第2のアドレス領域
    と、この第2のアドレス領域に記録される第2のアドレ
    スデータを再生するための、第1の特定パターンとは異
    なる第2の特定パターンからなるタイミングデータが記
    録される第2の同期領域とを含み、ブロック領域の各々
    の先頭に記録されるヘッダ領域とを有するフォーマット
    が定義され、 ヘッダ領域とブロック領域の組がデータの記録再生の単
    位となることを特徴とする光ディスク。
  5. 【請求項5】 データが記録される同心円状あるいはス
    パイラル状のトラックにおける所定のトラック長からな
    り、かつトラック上における位置を示す第1のアドレス
    データが記録されるアドレス領域とデータが記録される
    データ領域とを含むセクタ領域を、複数個有し、 複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ領域の集ま
    りからなり、これら所定数のセクタ領域に記録されるデ
    ータを再生するためのエラー訂正データが、所定数のセ
    クタ領域の集まりに対して一括して記録されるエラー訂
    正データ記録領域を含む複数個のブロック領域と、これ
    らブロック領域のトラック上における位置を示す第2の
    アドレスデータが、ブロック領域の各々の先頭に記録さ
    れるヘッダ領域とを有する光ディスクを作成することを
    特徴とする光ディスクの作成装置。
  6. 【請求項6】 データが記録される同心円状あるいはス
    パイラル状のトラックにおける所定のトラック長からな
    り、かつトラック上における位置を示す第1のアドレス
    データが記録されるアドレス領域とデータが記録される
    データ領域とを含むセクタ領域を、複数個有し、 複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ領域の集ま
    りからなり、これら所定数のセクタ領域に記録されるデ
    ータを再生するためのエラー訂正データが、所定数のセ
    クタ領域の集まりに対して一括して記録されるエラー訂
    正データ記録領域を含む複数個のブロック領域と、これ
    らブロック領域のトラック上における位置を示す第2の
    アドレスデータが、ブロック領域の各々の先頭に記録さ
    れるヘッダ領域とを有し、ヘッダ領域とブロック領域の
    組がデータの記録再生の単位となる光ディスクを作成す
    ることを特徴とする光ディスクの作成方法。
  7. 【請求項7】 データが記録される同心円状あるいはス
    パイラル状のトラックにおける所定のトラック長からな
    り、かつトラック上における位置を示す第1のアドレス
    データが記録される第1のアドレス領域とデータが記録
    されるデータ領域とを含むセクタ領域を、複数個有し、 複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ領域の集ま
    りからなり、これら所定数のセクタ領域に記録されるデ
    ータを再生するためのエラー訂正データが、所定数のセ
    クタ領域の集まりに対して一括して記録されるエラー訂
    正データ記録領域と、セクタ領域中のデータ領域に、所
    定データ長さ間隔ごとにデータを再生するための第1の
    特定パターンからなるタイミングデータが記録される第
    1の同期領域とを含む複数個のブロック領域と、これら
    ブロック領域のトラック上における位置を示す第2のア
    ドレスデータが記録される第2のアドレス領域と、この
    第2のアドレス領域に記録される第2のアドレスデータ
    を再生するための、第1の特定パターンとは異なる第2
    の特定パターンからなるタイミングデータが記録される
    第2の同期領域とを含み、ブロック領域の各々の先頭に
    記録されるヘッダ領域とを有する光ディスクを作成する
    ことを特徴とする光ディスクの作成装置。
  8. 【請求項8】 データが記録される同心円状あるいはス
    パイラル状のトラックにおける所定のトラック長からな
    り、かつトラック上における位置を示す第1のアドレス
    データが記録される第1のアドレス領域とデータが記録
    されるデータ領域とを含むセクタ領域を、複数個有し、 複数個のセクタ領域のうちの所定数のセクタ領域の集ま
    りからなり、これら所定数のセクタ領域に記録されるデ
    ータを再生するためのエラー訂正データが、所定数のセ
    クタ領域の集まりに対して一括して記録されるエラー訂
    正データ記録領域と、セクタ領域中のデータ領域に、所
    定データ長さ間隔ごとにデータを再生するための第1の
    特定パターンからなるタイミングデータが記録される第
    1の同期領域とを含む複数個のブロック領域と、これら
    ブロック領域のトラック上における位置を示す第2のア
    ドレスデータが記録される第2のアドレス領域と、この
    第2のアドレス領域に記録される第2のアドレスデータ
    を再生するための、第1の特定パターンとは異なる第2
    の特定パターンからなるタイミングデータが記録される
    第2の同期領域とを含み、ブロック領域の各々の先頭に
    記録されるヘッダ領域とを有し、ヘッダ領域とブロック
    領域の組がデータの記録再生の単位となる光ディスクを
    作成することを特徴とする光ディスクの作成方法。
JP20613995A 1995-08-11 1995-08-11 光ディスクと光ディスクの作成装置 Pending JPH0954661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20613995A JPH0954661A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 光ディスクと光ディスクの作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20613995A JPH0954661A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 光ディスクと光ディスクの作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0954661A true JPH0954661A (ja) 1997-02-25

Family

ID=16518440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20613995A Pending JPH0954661A (ja) 1995-08-11 1995-08-11 光ディスクと光ディスクの作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0954661A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011243279A (ja) * 2011-08-01 2011-12-01 Sony Corp 記録または再生する方法
JP2012009131A (ja) * 2011-08-22 2012-01-12 Sony Corp 記録または再生する方法
JP2012009130A (ja) * 2011-08-22 2012-01-12 Sony Corp 記録または再生する方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011243279A (ja) * 2011-08-01 2011-12-01 Sony Corp 記録または再生する方法
JP2012009131A (ja) * 2011-08-22 2012-01-12 Sony Corp 記録または再生する方法
JP2012009130A (ja) * 2011-08-22 2012-01-12 Sony Corp 記録または再生する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100255191B1 (ko) 광 디스크 재생장치에서 종류 검출을 위한 디스크와그 종류 검출방법
JP2848809B2 (ja) 交替処理方法
JP3113201B2 (ja) 交替処理方法
JPH09259547A (ja) 交替処理方法
JPH09265733A (ja) 情報記録再生装置および交替処理方法
JP3029399B2 (ja) 交替処理方法
JP3707835B2 (ja) 光ディスク装置
JPH11110923A (ja) 光ディスク装置および光ディスク装置の検査方法
JP3707833B2 (ja) 光ディスク装置
JP3835581B2 (ja) 光ディスク装置および試し書き方法
JPH0954661A (ja) 光ディスクと光ディスクの作成装置
US6504801B2 (en) Optical disk system for reading and writing data in a plurality of units of sectors
JP3707834B2 (ja) 光ディスク装置
JP3875399B2 (ja) 光ディスク装置のトラッキング方法とdvd−ramドライブ装置のトラッキング方法
JPH0955034A (ja) 光ディスク装置および光ディスク
JP3908347B2 (ja) 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法
JPH10275336A (ja) 光ディスク及び光ディスク記録再生装置並びに光ディスク記録再生方法
JPH10247325A (ja) データ記録装置と光ディスク装置のトラッキング方法と光ディスク装置の信号処理方法
JPH1186462A (ja) 光ディスク装置及びデータ再生方法
JPH11162112A (ja) 光ディスク装置およびデータの終端検出方法
JPH10106169A (ja) 情報再生装置および情報記録装置
JPH11328690A (ja) 光ディスク装置
JPH1064200A (ja) 情報再生装置
JPH11328703A (ja) 光ディスク装置
JPH09106623A (ja) 再生装置と再生方法