JPH1186462A - 光ディスク装置及びデータ再生方法 - Google Patents
光ディスク装置及びデータ再生方法Info
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- JPH1186462A JPH1186462A JP23959597A JP23959597A JPH1186462A JP H1186462 A JPH1186462 A JP H1186462A JP 23959597 A JP23959597 A JP 23959597A JP 23959597 A JP23959597 A JP 23959597A JP H1186462 A JPH1186462 A JP H1186462A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】1ブロックの再生に要する時間より短時間で、
同一ブロックに含まれる所定数未満のセクタを再生する
ことが可能なデータ再生方法を提供すること 【解決手段】特定ブロック内の再生対象となるセクタが
所定数以上のとき、特定ブロック全体を再生して得られ
る再生データに対して第1及び第2のエラー訂正データ
によりエラー訂正処理を施し、このエラー訂正処理が施
されたエラー訂正済データのうち、再生対象となるセク
タから再生されたデータに該当するものをエラー訂正済
再生データとして出力し、特定ブロック内の再生対象と
なるセクタが所定数未満のとき、再生対象となるセクタ
を再生して得られる再生データに対して第1のエラー訂
正データによりエラー訂正処理を施し、このエラー訂正
処理が施されたエラー訂正済データをエラー訂正済再生
データとして出力する。
同一ブロックに含まれる所定数未満のセクタを再生する
ことが可能なデータ再生方法を提供すること 【解決手段】特定ブロック内の再生対象となるセクタが
所定数以上のとき、特定ブロック全体を再生して得られ
る再生データに対して第1及び第2のエラー訂正データ
によりエラー訂正処理を施し、このエラー訂正処理が施
されたエラー訂正済データのうち、再生対象となるセク
タから再生されたデータに該当するものをエラー訂正済
再生データとして出力し、特定ブロック内の再生対象と
なるセクタが所定数未満のとき、再生対象となるセクタ
を再生して得られる再生データに対して第1のエラー訂
正データによりエラー訂正処理を施し、このエラー訂正
処理が施されたエラー訂正済データをエラー訂正済再生
データとして出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、第1の方向(横
方向)及び第2の方向(縦方向)に沿って二次元的にデ
ータが記録されるセクタ領域がフォーマットされ、且つ
このセクタ領域から再生された再生データのうち、第1
の方向に沿って記録されたデータに該当する再生データ
のエラーを訂正する第1のエラー訂正データ(横方向の
エラー訂正コード)、及び第2の方向に沿って記録され
たデータに該当する再生データのエラーを訂正する第2
のエラー訂正データ(縦方向のエラー訂正コード)が記
録された光ディスクからデータを再生する光ディスク装
置及びデータ再生方法に関する。
方向)及び第2の方向(縦方向)に沿って二次元的にデ
ータが記録されるセクタ領域がフォーマットされ、且つ
このセクタ領域から再生された再生データのうち、第1
の方向に沿って記録されたデータに該当する再生データ
のエラーを訂正する第1のエラー訂正データ(横方向の
エラー訂正コード)、及び第2の方向に沿って記録され
たデータに該当する再生データのエラーを訂正する第2
のエラー訂正データ(縦方向のエラー訂正コード)が記
録された光ディスクからデータを再生する光ディスク装
置及びデータ再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量情報記憶媒体としてDVD
−ROM及びDVD−RAM等の光ディスクが注目をあ
びている。ここで、これら光ディスクのデータ構造につ
いて簡単に説明する。
−ROM及びDVD−RAM等の光ディスクが注目をあ
びている。ここで、これら光ディスクのデータ構造につ
いて簡単に説明する。
【0003】光ディスクには、データの記録を担う同心
円状又はスパイラル状のトラックが形成されている。そ
して、このトラックには、セクタと呼ばれる領域、及び
ブロックと呼ばれる領域がフォーマットされる。
円状又はスパイラル状のトラックが形成されている。そ
して、このトラックには、セクタと呼ばれる領域、及び
ブロックと呼ばれる領域がフォーマットされる。
【0004】セクタ領域には、ヘッダ領域及びユーザー
データ領域が含まれる。ヘッダ領域には、トラック上の
位置を示すアドレスデータが記録される。一方、ユーザ
データ領域には、いわゆるユーザデータが記録される。
そして、このセクタ領域には、これらアドレスデータ及
びユーザデータが第1の方向(横方向)及び第2の方向
(縦方向)に沿って二次元的に記録される。
データ領域が含まれる。ヘッダ領域には、トラック上の
位置を示すアドレスデータが記録される。一方、ユーザ
データ領域には、いわゆるユーザデータが記録される。
そして、このセクタ領域には、これらアドレスデータ及
びユーザデータが第1の方向(横方向)及び第2の方向
(縦方向)に沿って二次元的に記録される。
【0005】ブロック領域は、複数のセクタ領域により
構成される。さらに、このブロック領域には、第1及び
第2のエラー訂正データ記録領域が含まれる。第1のエ
ラー訂正データ記録領域には、複数のセクタの中の特定
のセクタから再生された再生データのうち、第1の方向
に沿って記録されたデータに該当する再生データのエラ
ーを訂正するための第1のエラー訂正データ(横方向の
エラー訂正コード)が記録される。一方、第2のエラー
訂正データ記録領域には、複数のセクタの中の特定のセ
クタから再生された再生データのうち、第2の方向に沿
って記録されたデータに該当する再生データのエラーを
訂正するための第2のエラー訂正データ(縦方向のエラ
ー訂正コード)が記録される。
構成される。さらに、このブロック領域には、第1及び
第2のエラー訂正データ記録領域が含まれる。第1のエ
ラー訂正データ記録領域には、複数のセクタの中の特定
のセクタから再生された再生データのうち、第1の方向
に沿って記録されたデータに該当する再生データのエラ
ーを訂正するための第1のエラー訂正データ(横方向の
エラー訂正コード)が記録される。一方、第2のエラー
訂正データ記録領域には、複数のセクタの中の特定のセ
クタから再生された再生データのうち、第2の方向に沿
って記録されたデータに該当する再生データのエラーを
訂正するための第2のエラー訂正データ(縦方向のエラ
ー訂正コード)が記録される。
【0006】続いて、上記説明した光ディスクに記録さ
れているデータの再生について簡単に説明する。一般的
に、データの再生は、ブロック領域単位で行われる。つ
まり、再生対象が1セクタの場合でも、この再生対象の
セクタを含むブロック領域全体が再生される。そして、
このブロック領域から再生された再生データに対して、
第1及び第2のエラー訂正データによりエラー訂正処理
が施される。さらに、このエラー訂正処理が施されたエ
ラー訂正処理済データのうちの、再生対象のセクタから
再生されたデータに該当するものがエラー訂正処理済再
生データとしてホストコンピュータへ転送される。
れているデータの再生について簡単に説明する。一般的
に、データの再生は、ブロック領域単位で行われる。つ
まり、再生対象が1セクタの場合でも、この再生対象の
セクタを含むブロック領域全体が再生される。そして、
このブロック領域から再生された再生データに対して、
第1及び第2のエラー訂正データによりエラー訂正処理
が施される。さらに、このエラー訂正処理が施されたエ
ラー訂正処理済データのうちの、再生対象のセクタから
再生されたデータに該当するものがエラー訂正処理済再
生データとしてホストコンピュータへ転送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な光ディスクの再生によると、再生対象が1セクタの場
合でも、1ブロックを再生するときと同程度の時間が必
要となるという問題があった。
な光ディスクの再生によると、再生対象が1セクタの場
合でも、1ブロックを再生するときと同程度の時間が必
要となるという問題があった。
【0008】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、1ブロックの再生に要する
時間より短時間で、同一ブロックに含まれる所定数未満
のセクタを再生することが可能な光ディスク装置及びデ
ータ再生方法を提供することにある。
鑑み成されたものであって、1ブロックの再生に要する
時間より短時間で、同一ブロックに含まれる所定数未満
のセクタを再生することが可能な光ディスク装置及びデ
ータ再生方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明のデータ再生方法は、以下の
ようなものである。また、この発明の光ディスク装置
は、以下のように構成されている。
達成するために、この発明のデータ再生方法は、以下の
ようなものである。また、この発明の光ディスク装置
は、以下のように構成されている。
【0010】(1)この発明は、データの記録を担う同
心円状又はスパイラル状のトラックを有し、トラック上
における位置を示すアドレスデータが記録されるヘッダ
領域、及びユーザデータが記録されるユーザデータ領域
を含むものであって、所定のトラック長により形成され
且つ前記アドレスデータ及び前記ユーザデータが第1及
び第2の方向に沿って二次元的に記録されるセクタ領域
と、N個のセクタ領域、及びこのN個のセクタ領域の中
の特定のセクタ領域から再生された再生データのうち前
記第1の方向に沿って記録されたデータに該当する再生
データのエラーを訂正するための第1のエラー訂正デー
タが記録される第1のエラー訂正データ記録領域、並び
に前記第2の方向に沿って記録されたデータに該当する
再生データのエラーを訂正するための第2のエラー訂正
データが記録される第2のエラー訂正データ記録領域を
含むブロック領域とがフォーマットされた光ディスクに
記録されているデータを再生する光ディスク装置におい
て、前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のう
ち、再生対象となるセクタ領域が所定数以上の場合に
は、このブロック領域に含まれるN個のセクタ領域に記
録されているデータを再生し、この再生により得られる
再生データに対して前記第1及び第2のエラー訂正デー
タによりエラー訂正処理を施し、このエラー訂正処理が
施されたエラー訂正済データのうち、前記再生対象とな
るセクタ領域から再生されたデータに該当するものをエ
ラー訂正済再生データとして出力し、前記ブロック領域
に含まれるN個のセクタ領域のうち、再生対象となるセ
クタ領域が所定数未満の場合には、このブロック領域に
含まれる再生対象となるセクタ領域に記録されているデ
ータを再生し、この再生により得られる再生データに対
して前記第1のエラー訂正データによりエラー訂正処理
を施し、このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済デ
ータをエラー訂正済再生データとして出力する。
心円状又はスパイラル状のトラックを有し、トラック上
における位置を示すアドレスデータが記録されるヘッダ
領域、及びユーザデータが記録されるユーザデータ領域
を含むものであって、所定のトラック長により形成され
且つ前記アドレスデータ及び前記ユーザデータが第1及
び第2の方向に沿って二次元的に記録されるセクタ領域
と、N個のセクタ領域、及びこのN個のセクタ領域の中
の特定のセクタ領域から再生された再生データのうち前
記第1の方向に沿って記録されたデータに該当する再生
データのエラーを訂正するための第1のエラー訂正デー
タが記録される第1のエラー訂正データ記録領域、並び
に前記第2の方向に沿って記録されたデータに該当する
再生データのエラーを訂正するための第2のエラー訂正
データが記録される第2のエラー訂正データ記録領域を
含むブロック領域とがフォーマットされた光ディスクに
記録されているデータを再生する光ディスク装置におい
て、前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のう
ち、再生対象となるセクタ領域が所定数以上の場合に
は、このブロック領域に含まれるN個のセクタ領域に記
録されているデータを再生し、この再生により得られる
再生データに対して前記第1及び第2のエラー訂正デー
タによりエラー訂正処理を施し、このエラー訂正処理が
施されたエラー訂正済データのうち、前記再生対象とな
るセクタ領域から再生されたデータに該当するものをエ
ラー訂正済再生データとして出力し、前記ブロック領域
に含まれるN個のセクタ領域のうち、再生対象となるセ
クタ領域が所定数未満の場合には、このブロック領域に
含まれる再生対象となるセクタ領域に記録されているデ
ータを再生し、この再生により得られる再生データに対
して前記第1のエラー訂正データによりエラー訂正処理
を施し、このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済デ
ータをエラー訂正済再生データとして出力する。
【0011】(2)この発明は、データの記録を担う同
心円状又はスパイラル状のトラックを有し、トラック上
における位置を示すアドレスデータが記録されるヘッダ
領域、及びユーザデータが記録されるユーザデータ領域
を含むものであって、所定のトラック長により形成され
且つ前記アドレスデータ及び前記ユーザデータが第1及
び第2の方向に沿って二次元的に記録されるセクタ領域
と、N個のセクタ領域、及びこのN個のセクタ領域の中
の特定のセクタ領域から再生された再生データのうち前
記第1の方向に沿って記録されたデータに該当する再生
データのエラーを訂正するための第1のエラー訂正デー
タが記録される第1のエラー訂正データ記録領域、並び
に前記第2の方向に沿って記録されたデータに該当する
再生データのエラーを訂正するための第2のエラー訂正
データが記録される第2のエラー訂正データ記録領域を
含むブロック領域とがフォーマットされた光ディスクに
記録されているデータを再生する光ディスク装置におい
て、前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のう
ち、再生対象となるセクタ領域が8個以上の場合には、
このブロック領域に含まれるN個のセクタ領域に記録さ
れているデータを再生し、この再生により得られる再生
データに対して前記第1及び第2のエラー訂正データに
よりエラー訂正処理を施し、このエラー訂正処理が施さ
れたエラー訂正済データのうち、前記再生対象となるセ
クタ領域から再生されたデータに該当するものをエラー
訂正済再生データとして出力し、前記ブロック領域に含
まれるN個のセクタ領域のうち、再生対象となるセクタ
領域が8個未満の場合には、このブロック領域に含まれ
る再生対象となるセクタ領域に記録されているデータを
再生し、この再生により得られる再生データに対して前
記第1のエラー訂正データによりエラー訂正処理を施
し、このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済データ
をエラー訂正済再生データとして出力する。
心円状又はスパイラル状のトラックを有し、トラック上
における位置を示すアドレスデータが記録されるヘッダ
領域、及びユーザデータが記録されるユーザデータ領域
を含むものであって、所定のトラック長により形成され
且つ前記アドレスデータ及び前記ユーザデータが第1及
び第2の方向に沿って二次元的に記録されるセクタ領域
と、N個のセクタ領域、及びこのN個のセクタ領域の中
の特定のセクタ領域から再生された再生データのうち前
記第1の方向に沿って記録されたデータに該当する再生
データのエラーを訂正するための第1のエラー訂正デー
タが記録される第1のエラー訂正データ記録領域、並び
に前記第2の方向に沿って記録されたデータに該当する
再生データのエラーを訂正するための第2のエラー訂正
データが記録される第2のエラー訂正データ記録領域を
含むブロック領域とがフォーマットされた光ディスクに
記録されているデータを再生する光ディスク装置におい
て、前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のう
ち、再生対象となるセクタ領域が8個以上の場合には、
このブロック領域に含まれるN個のセクタ領域に記録さ
れているデータを再生し、この再生により得られる再生
データに対して前記第1及び第2のエラー訂正データに
よりエラー訂正処理を施し、このエラー訂正処理が施さ
れたエラー訂正済データのうち、前記再生対象となるセ
クタ領域から再生されたデータに該当するものをエラー
訂正済再生データとして出力し、前記ブロック領域に含
まれるN個のセクタ領域のうち、再生対象となるセクタ
領域が8個未満の場合には、このブロック領域に含まれ
る再生対象となるセクタ領域に記録されているデータを
再生し、この再生により得られる再生データに対して前
記第1のエラー訂正データによりエラー訂正処理を施
し、このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済データ
をエラー訂正済再生データとして出力する。
【0012】(3)この発明は、データの記録を担う同
心円状又はスパイラル状のトラックを有し、トラック上
における位置を示すアドレスデータが記録されるヘッダ
領域、及びユーザデータが記録されるユーザデータ領域
を含むものであって、所定のトラック長により形成され
且つ前記アドレスデータ及び前記ユーザデータが第1及
び第2の方向に沿って二次元的に記録されるセクタ領域
と、N個のセクタ領域、及びこのN個のセクタ領域の中
の特定のセクタ領域から再生された再生データのうち前
記第1の方向に沿って記録されたデータに該当する再生
データのエラーを訂正するための第1のエラー訂正デー
タが記録される第1のエラー訂正データ記録領域、並び
に前記第2の方向に沿って記録されたデータに該当する
再生データのエラーを訂正するための第2のエラー訂正
データが記録される第2のエラー訂正データ記録領域を
含むブロック領域とがフォーマットされた光ディスクに
記録されているデータを再生する光ディスク装置におい
て、前記光ディスクに対して光ビームを照射する照射手
段と、前記光ディスクからの前記光ビームの反射光を受
光し、この反射光を提供する受光手段と、前記反射光に
反映されたデータを再生し、再生データを提供する再生
手段と、前記再生データに対して、前記第1のエラー訂
正データによる第1のエラー訂正処理、並びに前記第1
及び第2のエラー訂正データによる第2のエラー訂正処
理を施し、これら第1及び第2の訂正処理の結果として
得られるエラー訂正済データを提供するエラー訂正手段
と、前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のう
ち、再生対象となるセクタ領域が所定数以上の場合に
は、このブロック領域に含まれるN個のセクタ領域に記
録されているデータを前記再生手段により再生させ、こ
の再生手段から提供される再生データに対して前記エラ
ー訂正手段により前記第2のエラー訂正処理を施させ、
このエラー訂正手段から提供されるエラー訂正済データ
のうち、前記再生対象となるセクタ領域から再生された
データに該当するものをエラー訂正済再生データとして
出力し、前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域
のうち、再生対象となるセクタ領域が所定数未満の場合
には、このブロック領域に含まれる再生対象となるセク
タ領域に記録されているデータを前記再生手段により再
生させ、この再生手段から提供される再生データに対し
て前記エラー訂正手段により前記第1のエラー訂正処理
を施させ、このエラー訂正手段から提供されるエラー訂
正済データをエラー訂正済再生データとして出力する再
生制御手段とを備えている。
心円状又はスパイラル状のトラックを有し、トラック上
における位置を示すアドレスデータが記録されるヘッダ
領域、及びユーザデータが記録されるユーザデータ領域
を含むものであって、所定のトラック長により形成され
且つ前記アドレスデータ及び前記ユーザデータが第1及
び第2の方向に沿って二次元的に記録されるセクタ領域
と、N個のセクタ領域、及びこのN個のセクタ領域の中
の特定のセクタ領域から再生された再生データのうち前
記第1の方向に沿って記録されたデータに該当する再生
データのエラーを訂正するための第1のエラー訂正デー
タが記録される第1のエラー訂正データ記録領域、並び
に前記第2の方向に沿って記録されたデータに該当する
再生データのエラーを訂正するための第2のエラー訂正
データが記録される第2のエラー訂正データ記録領域を
含むブロック領域とがフォーマットされた光ディスクに
記録されているデータを再生する光ディスク装置におい
て、前記光ディスクに対して光ビームを照射する照射手
段と、前記光ディスクからの前記光ビームの反射光を受
光し、この反射光を提供する受光手段と、前記反射光に
反映されたデータを再生し、再生データを提供する再生
手段と、前記再生データに対して、前記第1のエラー訂
正データによる第1のエラー訂正処理、並びに前記第1
及び第2のエラー訂正データによる第2のエラー訂正処
理を施し、これら第1及び第2の訂正処理の結果として
得られるエラー訂正済データを提供するエラー訂正手段
と、前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のう
ち、再生対象となるセクタ領域が所定数以上の場合に
は、このブロック領域に含まれるN個のセクタ領域に記
録されているデータを前記再生手段により再生させ、こ
の再生手段から提供される再生データに対して前記エラ
ー訂正手段により前記第2のエラー訂正処理を施させ、
このエラー訂正手段から提供されるエラー訂正済データ
のうち、前記再生対象となるセクタ領域から再生された
データに該当するものをエラー訂正済再生データとして
出力し、前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域
のうち、再生対象となるセクタ領域が所定数未満の場合
には、このブロック領域に含まれる再生対象となるセク
タ領域に記録されているデータを前記再生手段により再
生させ、この再生手段から提供される再生データに対し
て前記エラー訂正手段により前記第1のエラー訂正処理
を施させ、このエラー訂正手段から提供されるエラー訂
正済データをエラー訂正済再生データとして出力する再
生制御手段とを備えている。
【0013】(4)データの記録を担う同心円状又はス
パイラル状のトラックを有し、トラック上における位置
を示すアドレスデータが記録されるヘッダ領域、及びユ
ーザデータが記録されるユーザデータ領域を含むもので
あって、所定のトラック長により形成され且つ前記アド
レスデータ及び前記ユーザデータが第1及び第2の方向
に沿って二次元的に記録されるセクタ領域と、N個のセ
クタ領域、及びこのN個のセクタ領域の中の特定のセク
タ領域から再生された再生データのうち前記第1の方向
に沿って記録されたデータに該当する再生データのエラ
ーを訂正するための第1のエラー訂正データが記録され
る第1のエラー訂正データ記録領域、並びに前記第2の
方向に沿って記録されたデータに該当する再生データの
エラーを訂正するための第2のエラー訂正データが記録
される第2のエラー訂正データ記録領域を含むブロック
領域とがフォーマットされた光ディスクに記録されてい
るデータを再生する光ディスク装置において、前記光デ
ィスクに対して光ビームを照射する照射手段と、前記光
ディスクからの前記光ビームの反射光を受光し、この反
射光を提供する受光手段と、前記反射光に反映されたデ
ータを再生し、再生データを提供する再生手段と、前記
再生データに対して、前記第1のエラー訂正データによ
る第1のエラー訂正処理、並びに前記第1及び第2のエ
ラー訂正データによる第2のエラー訂正処理を施し、こ
れら第1及び第2の訂正処理の結果として得られるエラ
ー訂正済データを提供するエラー訂正手段と、前記ブロ
ック領域に含まれるN個のセクタ領域のうち、再生対象
となるセクタ領域が8個以上の場合には、このブロック
領域に含まれるN個のセクタ領域に記録されているデー
タを前記再生手段により再生させ、この再生手段から提
供される再生データに対して前記エラー訂正手段により
前記第2のエラー訂正処理を施させ、このエラー訂正手
段から提供されるエラー訂正済データのうち、前記再生
対象となるセクタ領域から再生されたデータに該当する
ものをエラー訂正済再生データとして出力し、前記ブロ
ック領域に含まれるN個のセクタ領域のうち、再生対象
となるセクタ領域が8個未満の場合には、このブロック
領域に含まれる再生対象となるセクタ領域に記録されて
いるデータを前記再生手段により再生させ、この再生手
段から提供される再生データに対して前記エラー訂正手
段により前記第1のエラー訂正処理を施させ、このエラ
ー訂正手段から提供されるエラー訂正済データをエラー
訂正済再生データとして出力する再生制御手段とを備え
ている。
パイラル状のトラックを有し、トラック上における位置
を示すアドレスデータが記録されるヘッダ領域、及びユ
ーザデータが記録されるユーザデータ領域を含むもので
あって、所定のトラック長により形成され且つ前記アド
レスデータ及び前記ユーザデータが第1及び第2の方向
に沿って二次元的に記録されるセクタ領域と、N個のセ
クタ領域、及びこのN個のセクタ領域の中の特定のセク
タ領域から再生された再生データのうち前記第1の方向
に沿って記録されたデータに該当する再生データのエラ
ーを訂正するための第1のエラー訂正データが記録され
る第1のエラー訂正データ記録領域、並びに前記第2の
方向に沿って記録されたデータに該当する再生データの
エラーを訂正するための第2のエラー訂正データが記録
される第2のエラー訂正データ記録領域を含むブロック
領域とがフォーマットされた光ディスクに記録されてい
るデータを再生する光ディスク装置において、前記光デ
ィスクに対して光ビームを照射する照射手段と、前記光
ディスクからの前記光ビームの反射光を受光し、この反
射光を提供する受光手段と、前記反射光に反映されたデ
ータを再生し、再生データを提供する再生手段と、前記
再生データに対して、前記第1のエラー訂正データによ
る第1のエラー訂正処理、並びに前記第1及び第2のエ
ラー訂正データによる第2のエラー訂正処理を施し、こ
れら第1及び第2の訂正処理の結果として得られるエラ
ー訂正済データを提供するエラー訂正手段と、前記ブロ
ック領域に含まれるN個のセクタ領域のうち、再生対象
となるセクタ領域が8個以上の場合には、このブロック
領域に含まれるN個のセクタ領域に記録されているデー
タを前記再生手段により再生させ、この再生手段から提
供される再生データに対して前記エラー訂正手段により
前記第2のエラー訂正処理を施させ、このエラー訂正手
段から提供されるエラー訂正済データのうち、前記再生
対象となるセクタ領域から再生されたデータに該当する
ものをエラー訂正済再生データとして出力し、前記ブロ
ック領域に含まれるN個のセクタ領域のうち、再生対象
となるセクタ領域が8個未満の場合には、このブロック
領域に含まれる再生対象となるセクタ領域に記録されて
いるデータを前記再生手段により再生させ、この再生手
段から提供される再生データに対して前記エラー訂正手
段により前記第1のエラー訂正処理を施させ、このエラ
ー訂正手段から提供されるエラー訂正済データをエラー
訂正済再生データとして出力する再生制御手段とを備え
ている。
【0014】これら(1)〜(4)により、次のような
作用が生じる。この発明の光ディスク装置及びデータ再
生方法によれば、特定のブロック領域内に再生対象のセ
クタ領域が所定数(8個)以上含まれている場合には、
このブロック領域全体が再生され、この再生により得ら
れる再生データに対して第1及び第2のエラー訂正デー
タによるエラー訂正処理が施される。そして、このエラ
ー訂正処理が施されたエラー訂正済データのうち、再生
対象となるセクタ領域から再生されたデータに該当する
ものがエラー訂正済再生データとして出力される。特定
のブロック領域内に再生対象のセクタ領域が所定数(8
個)以上含まれていない場合には、この特定のブロック
領域内に含まれる再生対象のセクタ領域が再生され、こ
の再生により得られる再生データに対して第1のエラー
訂正データによるエラー訂正処理が施される。そして、
このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済データがエ
ラー訂正済再生データとして出力される。
作用が生じる。この発明の光ディスク装置及びデータ再
生方法によれば、特定のブロック領域内に再生対象のセ
クタ領域が所定数(8個)以上含まれている場合には、
このブロック領域全体が再生され、この再生により得ら
れる再生データに対して第1及び第2のエラー訂正デー
タによるエラー訂正処理が施される。そして、このエラ
ー訂正処理が施されたエラー訂正済データのうち、再生
対象となるセクタ領域から再生されたデータに該当する
ものがエラー訂正済再生データとして出力される。特定
のブロック領域内に再生対象のセクタ領域が所定数(8
個)以上含まれていない場合には、この特定のブロック
領域内に含まれる再生対象のセクタ領域が再生され、こ
の再生により得られる再生データに対して第1のエラー
訂正データによるエラー訂正処理が施される。そして、
このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済データがエ
ラー訂正済再生データとして出力される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、光ディスクのデ
ータ記録領域を複数のゾーンに分割した様子を示す図で
ある。図2は、光ディスクのデータ記録領域のデータ構
造を概略的に示す図である。
いて図面を参照して説明する。図1は、光ディスクのデ
ータ記録領域を複数のゾーンに分割した様子を示す図で
ある。図2は、光ディスクのデータ記録領域のデータ構
造を概略的に示す図である。
【0016】図1及び図2に示すように、光ディスク1
のデータ記録領域は、リードインエリア2、データエリ
ア3、及びリードアウトエリア4に分割することができ
る。各エリアは、複数のゾーンで構成されており、各ゾ
ーンは複数のトラックにより構成されている。
のデータ記録領域は、リードインエリア2、データエリ
ア3、及びリードアウトエリア4に分割することができ
る。各エリアは、複数のゾーンで構成されており、各ゾ
ーンは複数のトラックにより構成されている。
【0017】リードインエリア2は、エンボスデータゾ
ーン5、及び書換え可能なデータゾーン6で構成されて
いる。エンボスデータゾーン5には、製造時に、リファ
レンスシグナルやコントロールデータが記録される。書
換え可能なデータゾーン6は、さらに、ガードトラック
用のゾーン、ディスクテスト用のゾーン、ドライブテス
ト用のゾーン、ディスク識別データ用のゾーン、および
交替管理エリアとしての交替管理ゾーンなどで構成され
ている。
ーン5、及び書換え可能なデータゾーン6で構成されて
いる。エンボスデータゾーン5には、製造時に、リファ
レンスシグナルやコントロールデータが記録される。書
換え可能なデータゾーン6は、さらに、ガードトラック
用のゾーン、ディスクテスト用のゾーン、ドライブテス
ト用のゾーン、ディスク識別データ用のゾーン、および
交替管理エリアとしての交替管理ゾーンなどで構成され
ている。
【0018】データエリア3は、複数のゾーン、例え
ば、ゾーン3a、…3xにより構成されている。リード
アウトエリア4は、リードインエリア2に形成された書
換え可能なデータゾーン6と同様の書換え可能なデータ
ゾーンである。そして、このリードアウトエリア4に
は、データゾーン6と同じ記録内容のデータが記録され
る。
ば、ゾーン3a、…3xにより構成されている。リード
アウトエリア4は、リードインエリア2に形成された書
換え可能なデータゾーン6と同様の書換え可能なデータ
ゾーンである。そして、このリードアウトエリア4に
は、データゾーン6と同じ記録内容のデータが記録され
る。
【0019】また、この光ディスク1は、内周側と外周
側とで、1トラックあたりのセクタ数が異なるものであ
る。つまり、外周側の1トラックに含まれるセクタ数
が、内周側の1トラックに含まれるセクタ数より多い。
そのため、図3に示すように、光ディスク1の回転数
(回転速度)が、ゾーン毎に変化するようになってい
る。従って、リードインエリア2における各ゾーン、デ
ータエリア3における各ゾーン、及びリードアウトエリ
ア4における各ゾーンにおいて、光ディスク1の内周側
から外周側に向かうにしたがって回転速度が遅くなる。
この各ゾーンに対する、回転速度データと1トラックに
含まれるセクタ数との関係(図3)は、後述するメモリ
10のテーブル10aに記録される。
側とで、1トラックあたりのセクタ数が異なるものであ
る。つまり、外周側の1トラックに含まれるセクタ数
が、内周側の1トラックに含まれるセクタ数より多い。
そのため、図3に示すように、光ディスク1の回転数
(回転速度)が、ゾーン毎に変化するようになってい
る。従って、リードインエリア2における各ゾーン、デ
ータエリア3における各ゾーン、及びリードアウトエリ
ア4における各ゾーンにおいて、光ディスク1の内周側
から外周側に向かうにしたがって回転速度が遅くなる。
この各ゾーンに対する、回転速度データと1トラックに
含まれるセクタ数との関係(図3)は、後述するメモリ
10のテーブル10aに記録される。
【0020】このデータエリア3のゾーン3a、…3x
のトラックには、図1及び図2に示すように、データの
記録単位としてのECC(error correction code )ブ
ロックデータ単位(例えば38688バイト)ごとに、
データが記録される。
のトラックには、図1及び図2に示すように、データの
記録単位としてのECC(error correction code )ブ
ロックデータ単位(例えば38688バイト)ごとに、
データが記録される。
【0021】続いて、ECCブロックのデータフォーマ
ットについて図4を参照して説明する。図4に示すよう
に、ECCブロック(ブロック領域)は、N個(例えば
16個)のセクタ領域、及び第1のエラー訂正データ記
録領域、並びに第2のエラー訂正データ記録領域により
構成されている。
ットについて図4を参照して説明する。図4に示すよう
に、ECCブロック(ブロック領域)は、N個(例えば
16個)のセクタ領域、及び第1のエラー訂正データ記
録領域、並びに第2のエラー訂正データ記録領域により
構成されている。
【0022】セクタ領域には、ヘッダ領域及びユーザー
データ領域が含まれる。ヘッダ領域には、トラック上の
位置を示すアドレスデータが記録される。一方、ユーザ
データ領域には、いわゆるユーザデータが記録される。
そして、このセクタ領域には、これらアドレスデータ及
びユーザデータが第1の方向(横方向)及び第2の方向
(縦方向)に沿って二次元的に記録される。
データ領域が含まれる。ヘッダ領域には、トラック上の
位置を示すアドレスデータが記録される。一方、ユーザ
データ領域には、いわゆるユーザデータが記録される。
そして、このセクタ領域には、これらアドレスデータ及
びユーザデータが第1の方向(横方向)及び第2の方向
(縦方向)に沿って二次元的に記録される。
【0023】第1のエラー訂正データ記録領域には、複
数のセクタの中の特定のセクタから再生された再生デー
タのうち、第1の方向に沿って記録されたデータに該当
する再生データのエラーを訂正するための第1のエラー
訂正データ(横方向のエラー訂正コード)が記録され
る。
数のセクタの中の特定のセクタから再生された再生デー
タのうち、第1の方向に沿って記録されたデータに該当
する再生データのエラーを訂正するための第1のエラー
訂正データ(横方向のエラー訂正コード)が記録され
る。
【0024】一方、第2のエラー訂正データ記録領域に
は、複数のセクタの中の特定のセクタから再生された再
生データのうち、第2の方向に沿って記録されたデータ
に該当する再生データのエラーを訂正するための第2の
エラー訂正データ(縦方向のエラー訂正コード)が記録
される。
は、複数のセクタの中の特定のセクタから再生された再
生データのうち、第2の方向に沿って記録されたデータ
に該当する再生データのエラーを訂正するための第2の
エラー訂正データ(縦方向のエラー訂正コード)が記録
される。
【0025】また、1セクタは、1ラインが172バイ
トから成る12ラインで構成されている。第1のエラー
訂正データは、1ラインが10バイトから成る12ライ
ンで構成されている。第2のエラー訂正データは、1ラ
インが182バイトから成る16ラインで構成されてい
る。また、第2のエラー訂正データは、1ラインずつ1
つのセクタに対応して付与されるものである。
トから成る12ラインで構成されている。第1のエラー
訂正データは、1ラインが10バイトから成る12ライ
ンで構成されている。第2のエラー訂正データは、1ラ
インが182バイトから成る16ラインで構成されてい
る。また、第2のエラー訂正データは、1ラインずつ1
つのセクタに対応して付与されるものである。
【0026】光ディスクに対するデータの記録は、EC
Cブロック単位で行われる。一方、光ディスクに記録さ
れたデータの再生は、状況に応じて、ECCブロック単
位又はセクタ単位で行われる。このデータの再生は、こ
の発明のポイントであり、後に詳しく説明する。
Cブロック単位で行われる。一方、光ディスクに記録さ
れたデータの再生は、状況に応じて、ECCブロック単
位又はセクタ単位で行われる。このデータの再生は、こ
の発明のポイントであり、後に詳しく説明する。
【0027】続いて、図5を参照して、セクタ領域のデ
ータ構造について説明する。図5は、セクタ領域のデー
タ構造を示す図である。図5に示すように、1セクタ
は、およそ2697バイトで構成されている。その内訳
は、128バイトのヘッダ領域、2バイトのミラー領
域、2567バイトのレコーディング領域である。ヘッ
ダ領域は、出荷前に凹凸形状として記録(プリフォーマ
ット)される部分である。セクタ領域(後述するアドレ
スマークAM領域を除く)に記録されるチャネルビット
は、8ビットのデータを16ビットのチャネルビットに
8−16コード変調された形式になっている。
ータ構造について説明する。図5は、セクタ領域のデー
タ構造を示す図である。図5に示すように、1セクタ
は、およそ2697バイトで構成されている。その内訳
は、128バイトのヘッダ領域、2バイトのミラー領
域、2567バイトのレコーディング領域である。ヘッ
ダ領域は、出荷前に凹凸形状として記録(プリフォーマ
ット)される部分である。セクタ領域(後述するアドレ
スマークAM領域を除く)に記録されるチャネルビット
は、8ビットのデータを16ビットのチャネルビットに
8−16コード変調された形式になっている。
【0028】ヘッダ領域には、光ディスク1を製造する
際に所定のデータが記録される。このヘッダ領域は、4
つの領域、つまりヘッダ1領域、ヘッダ2領域、ヘッダ
3領域、及びヘッダ4領域により構成されている。ヘッ
ダ1領域及びヘッダ3領域は46バイトで、ヘッダ2領
域及びヘッダ4領域は18バイトで構成されている。
際に所定のデータが記録される。このヘッダ領域は、4
つの領域、つまりヘッダ1領域、ヘッダ2領域、ヘッダ
3領域、及びヘッダ4領域により構成されている。ヘッ
ダ1領域及びヘッダ3領域は46バイトで、ヘッダ2領
域及びヘッダ4領域は18バイトで構成されている。
【0029】ヘッダ1領域及びヘッダ3領域は、36バ
イトの同期コードVFO(VariableFrequency Oscillat
or )1領域、3バイトのアドレスマークAM(Address
Mark)領域、4バイトのアドレスPID(Physical ID
)領域、2バイトの誤り検出コードIED(ID Error
Detection Code)領域、1バイトのポストアンブルPA
(Post Ambles )領域により構成されている。一方、ヘ
ッダ2領域及びヘッダ4領域は、8バイトの同期コード
VFO2領域、3バイトのアドレスマークAM領域、4
バイトのアドレスPID領域、2バイトの誤り検出コー
ドIED領域、1バイトのポストアンブルPA領域によ
り構成されている。
イトの同期コードVFO(VariableFrequency Oscillat
or )1領域、3バイトのアドレスマークAM(Address
Mark)領域、4バイトのアドレスPID(Physical ID
)領域、2バイトの誤り検出コードIED(ID Error
Detection Code)領域、1バイトのポストアンブルPA
(Post Ambles )領域により構成されている。一方、ヘ
ッダ2領域及びヘッダ4領域は、8バイトの同期コード
VFO2領域、3バイトのアドレスマークAM領域、4
バイトのアドレスPID領域、2バイトの誤り検出コー
ドIED領域、1バイトのポストアンブルPA領域によ
り構成されている。
【0030】PID領域には、トラック上の位置を示す
アドレス情報が記録される。同期コードVFO1領域及
びVFO2領域には、PLL(Phase Locked Loop)の
引き込みを行うための連続的な繰返しパターンが記録さ
れる。具体的に述べると、このVFO領域に記録される
パターンは、PID領域に記録されたアドレス情報を再
生するための周波数同期を取るためのものである。
アドレス情報が記録される。同期コードVFO1領域及
びVFO2領域には、PLL(Phase Locked Loop)の
引き込みを行うための連続的な繰返しパターンが記録さ
れる。具体的に述べると、このVFO領域に記録される
パターンは、PID領域に記録されたアドレス情報を再
生するための周波数同期を取るためのものである。
【0031】AM領域にはアドレスマークが記録され、
このアドレスマークが固定長ブロック符号の復調の際に
ブロックの境界を検出する役割を担う。具体的に述べる
と、このAM領域に記録されるアドレスマークは、PI
D領域に記録されたアドレス情報の位置を示すものであ
る。このAM領域に記録されるアドレスマークには、他
には現れない特殊なパターンが用いられる。
このアドレスマークが固定長ブロック符号の復調の際に
ブロックの境界を検出する役割を担う。具体的に述べる
と、このAM領域に記録されるアドレスマークは、PI
D領域に記録されたアドレス情報の位置を示すものであ
る。このAM領域に記録されるアドレスマークには、他
には現れない特殊なパターンが用いられる。
【0032】誤り検出コードIED領域には、セクタア
ドレス(ID番号含む)に対するエラー(誤り)検出符
号が記録され、このエラー検出符号により読み込まれた
PID内のエラーの有無が検出される。
ドレス(ID番号含む)に対するエラー(誤り)検出符
号が記録され、このエラー検出符号により読み込まれた
PID内のエラーの有無が検出される。
【0033】ポストアンブルPA1領域及びPA2領域
には、復調に必要なステート情報が記録されており、ヘ
ッダ領域がスペースで終了するよう極性調整の役割も持
つ。ミラー領域は、トラッキングエラー信号のオフセッ
ト補正、ランド/グルーブ切り替え信号のタイミング発
生等に利用される。
には、復調に必要なステート情報が記録されており、ヘ
ッダ領域がスペースで終了するよう極性調整の役割も持
つ。ミラー領域は、トラッキングエラー信号のオフセッ
ト補正、ランド/グルーブ切り替え信号のタイミング発
生等に利用される。
【0034】レコーディング領域は、(10+J/1
6)バイトのギャップ領域、(20+K)バイトのガー
ド1領域、35バイトのVFO3領域、3バイトのPS
(pre-synchronous code)領域、2418バイトのデー
タ領域(ユーザデータ領域)、1バイトのポストアンブ
ルPA3領域、(55−K)バイトのガード2領域、お
よび(25−J/16)バイトのバッファ領域により構
成されている。因みに、図5に示すJは0〜15、Kは
0〜7の整数でランダムな値をとる。
6)バイトのギャップ領域、(20+K)バイトのガー
ド1領域、35バイトのVFO3領域、3バイトのPS
(pre-synchronous code)領域、2418バイトのデー
タ領域(ユーザデータ領域)、1バイトのポストアンブ
ルPA3領域、(55−K)バイトのガード2領域、お
よび(25−J/16)バイトのバッファ領域により構
成されている。因みに、図5に示すJは0〜15、Kは
0〜7の整数でランダムな値をとる。
【0035】ギャップ領域は、何も記録されたない領域
である。ガード1領域は、相変化記録媒体特有の繰り返
し記録時の終端劣化がVFO3領域にまで及ばないよう
にするために設けられた領域である。
である。ガード1領域は、相変化記録媒体特有の繰り返
し記録時の終端劣化がVFO3領域にまで及ばないよう
にするために設けられた領域である。
【0036】VFO3領域もPLLロック用の領域では
あるが、同一パターンの中に同期コードを挿入し、バイ
ト境界の同期をとることも目的とする領域である。PS
領域は、データ領域につなぐための同調用の領域であ
る。
あるが、同一パターンの中に同期コードを挿入し、バイ
ト境界の同期をとることも目的とする領域である。PS
領域は、データ領域につなぐための同調用の領域であ
る。
【0037】データ領域は、データID、データIDエ
ラー訂正コードIED(Data ID Error Detection Cod
e)、同期コード、ECC(Error Collection Code
)、EDC(Error Detection Code)、ユーザデータ
等から構成される領域である。
ラー訂正コードIED(Data ID Error Detection Cod
e)、同期コード、ECC(Error Collection Code
)、EDC(Error Detection Code)、ユーザデータ
等から構成される領域である。
【0038】ポストアンブルPA3領域は、復調に必要
なステート情報を含んでおり、前のデータ領域の最終バ
イトの終結を示す領域である。ガード2領域は、相変化
記録媒体特有の繰り返し記録時の終端劣化がデータ領域
にまで及ばないようにするために設けられた領域であ
る。
なステート情報を含んでおり、前のデータ領域の最終バ
イトの終結を示す領域である。ガード2領域は、相変化
記録媒体特有の繰り返し記録時の終端劣化がデータ領域
にまで及ばないようにするために設けられた領域であ
る。
【0039】バッファ領域は、データ領域が次のヘッダ
領域にかからないように、光ディスク1を回転するモー
タの回転変動などを吸収するために設けられた領域であ
る。続いて、上記説明した光ディスクに記録されている
データを再生する光ディスク装置の概略構成を説明す
る。図6は、この発明の実施の一形態に係る光ディスク
装置の概略構成を示す図である。この光ディスク装置
は、光ディスク1に対して集束性の光ビームを照射し
て、この光ディスク1からの光ビームの反射光を受光
し、この受光された反射光に反映された光ディスク1に
記録されたデータの再生を行うものである。
領域にかからないように、光ディスク1を回転するモー
タの回転変動などを吸収するために設けられた領域であ
る。続いて、上記説明した光ディスクに記録されている
データを再生する光ディスク装置の概略構成を説明す
る。図6は、この発明の実施の一形態に係る光ディスク
装置の概略構成を示す図である。この光ディスク装置
は、光ディスク1に対して集束性の光ビームを照射し
て、この光ディスク1からの光ビームの反射光を受光
し、この受光された反射光に反映された光ディスク1に
記録されたデータの再生を行うものである。
【0040】図6に示すように、光ディスク1は、カー
トリッジ21によって保持されながらスピンドルモータ
23に装填される。そして、この光ディスク1は、スピ
ンドルモータ23によって、例えば、ゾーンごとに異な
った回転数で回転される。このスピンドルモータ23
は、モータ制御回路24によって制御されている。
トリッジ21によって保持されながらスピンドルモータ
23に装填される。そして、この光ディスク1は、スピ
ンドルモータ23によって、例えば、ゾーンごとに異な
った回転数で回転される。このスピンドルモータ23
は、モータ制御回路24によって制御されている。
【0041】光ディスク1に記録されているデータの再
生は、光学ヘッド25によって行われる。スピンドルモ
ータ23及び光学ヘッド25は、後述するように、固定
ベースに備えられている。
生は、光学ヘッド25によって行われる。スピンドルモ
ータ23及び光学ヘッド25は、後述するように、固定
ベースに備えられている。
【0042】この光学ヘッド25は、リニアモータ26
の可動部を構成する駆動コイル27に固定され、この駆
動コイル27は、リニアモータ制御回路28に接続され
ている。
の可動部を構成する駆動コイル27に固定され、この駆
動コイル27は、リニアモータ制御回路28に接続され
ている。
【0043】一方、リニアモータ26を駆動するリニア
モータ制御回路28には、速度検出器29が接続されて
おり、速度検出器29で検出された光学ヘッド25の速
度信号は、リニアモータ制御回路28に送られ、光学ヘ
ッド25の移動速度が制御される。
モータ制御回路28には、速度検出器29が接続されて
おり、速度検出器29で検出された光学ヘッド25の速
度信号は、リニアモータ制御回路28に送られ、光学ヘ
ッド25の移動速度が制御される。
【0044】また、光学ヘッド25のキャリッジ70に
は、対物レンズ30が設けられ、図示しないワイヤある
いは板ばねによって支持されている。この対物レンズ3
0は、駆動コイル31によってフォーカシング方向(レ
ンズの光軸方向)に移動されるとともに、駆動コイル3
2によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交する
方向)に移動される。
は、対物レンズ30が設けられ、図示しないワイヤある
いは板ばねによって支持されている。この対物レンズ3
0は、駆動コイル31によってフォーカシング方向(レ
ンズの光軸方向)に移動されるとともに、駆動コイル3
2によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交する
方向)に移動される。
【0045】また、光ビームを照射する照射手段として
の半導体レーザ39は、レーザ駆動回路35によって駆
動され、レーザビームを発生する。レーザ駆動回路35
は、半導体レーザ39のモニタ用のフォトダイオードP
Dからのモニタ電流に応じて半導体レーザ39が発生す
るレーザビームの光量を補正する。
の半導体レーザ39は、レーザ駆動回路35によって駆
動され、レーザビームを発生する。レーザ駆動回路35
は、半導体レーザ39のモニタ用のフォトダイオードP
Dからのモニタ電流に応じて半導体レーザ39が発生す
るレーザビームの光量を補正する。
【0046】レーザ駆動回路35は、図示しないPLL
回路からのデータ記録用またはデータ再生用のクロック
信号に同期して動作する。このPLL回路は、図示しな
い発振器からの基本クロック信号を分周して、データ記
録用またはデータ再生用のクロック信号を発生するもの
である。このレーザ駆動回路35では、半導体レーザ3
9からデータ記録用のレーザビームを発生させる場合に
は、データ再生用のレーザビームより所定レベル高い高
出力のレーザビームを発生させるように制御する。
回路からのデータ記録用またはデータ再生用のクロック
信号に同期して動作する。このPLL回路は、図示しな
い発振器からの基本クロック信号を分周して、データ記
録用またはデータ再生用のクロック信号を発生するもの
である。このレーザ駆動回路35では、半導体レーザ3
9からデータ記録用のレーザビームを発生させる場合に
は、データ再生用のレーザビームより所定レベル高い高
出力のレーザビームを発生させるように制御する。
【0047】レーザ駆動回路35によって駆動される半
導体レーザ39により発生されたレーザビームは、コリ
メータレンズ40によってコリメートされた後、ハーフ
プリズム41によって光路が略直角に折り曲げられる。
すなわち、ハーフプリズム41により半導体レーザ39
から発生されたレーザビームがコリメートされた状態で
光ディスク1に向けて照射される。このレーザビーム
は、対物レンズ30により、光ディスク1のデータ記録
面に集束される。
導体レーザ39により発生されたレーザビームは、コリ
メータレンズ40によってコリメートされた後、ハーフ
プリズム41によって光路が略直角に折り曲げられる。
すなわち、ハーフプリズム41により半導体レーザ39
から発生されたレーザビームがコリメートされた状態で
光ディスク1に向けて照射される。このレーザビーム
は、対物レンズ30により、光ディスク1のデータ記録
面に集束される。
【0048】そして、この光ディスク1のデータ記録面
からの反射光ビームは、対物レンズ30、及びハーフプ
リズム41を透過して、集光レンズ42、及びシリンド
リカルレンズ43を介して受光手段としての光検出器4
4に導かれる。
からの反射光ビームは、対物レンズ30、及びハーフプ
リズム41を透過して、集光レンズ42、及びシリンド
リカルレンズ43を介して受光手段としての光検出器4
4に導かれる。
【0049】この光検出器44は、例えば4分割の光検
出セル44a、44b、44c、44dによって構成さ
れている。この光検出器44に含まれる光検出セル44
aの出力信号は、増幅器45aを介して加算器46aの
一端に供給され、光検出セル44bの出力信号は、増幅
器45bを介して加算器46bの一端に供給される。ま
た、光検出セル44cの出力信号は、増幅器45cを介
して加算器46aの他端に供給され、光検出セル44d
の出力信号は、増幅器45dを介して加算器46bの他
端に供給される。
出セル44a、44b、44c、44dによって構成さ
れている。この光検出器44に含まれる光検出セル44
aの出力信号は、増幅器45aを介して加算器46aの
一端に供給され、光検出セル44bの出力信号は、増幅
器45bを介して加算器46bの一端に供給される。ま
た、光検出セル44cの出力信号は、増幅器45cを介
して加算器46aの他端に供給され、光検出セル44d
の出力信号は、増幅器45dを介して加算器46bの他
端に供給される。
【0050】また、この光検出器44に含まれる光検出
セル44aの出力信号は、増幅器45aを介して加算器
46cの一端に供給され、光検出セル44bの出力信号
は、増幅器45bを介して加算器46dの一端に供給さ
れる。また、光検出セル44cの出力信号は、増幅器4
5cを介して加算器46dの他端に供給され、光検出セ
ル44dの出力信号は、増幅器45dを介して加算器4
6cの他端に供給される。
セル44aの出力信号は、増幅器45aを介して加算器
46cの一端に供給され、光検出セル44bの出力信号
は、増幅器45bを介して加算器46dの一端に供給さ
れる。また、光検出セル44cの出力信号は、増幅器4
5cを介して加算器46dの他端に供給され、光検出セ
ル44dの出力信号は、増幅器45dを介して加算器4
6cの他端に供給される。
【0051】加算器46aの出力信号は、差動増幅器O
P2の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP2の
非反転入力端には、加算器46bの出力信号が供給され
る。これにより、差動増幅器OP2は、加算器46a、
46bの差に応じてフォーカス点に関する信号、すなわ
ちフォーカス誤差信号をフォーカシング制御回路47に
供給する。このフォーカシング制御回路47からの出力
信号は、駆動コイル31に供給され、レーザビームが光
ディスク1のデータ記録面上で常時ジャストフォーカス
となるように制御される。
P2の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP2の
非反転入力端には、加算器46bの出力信号が供給され
る。これにより、差動増幅器OP2は、加算器46a、
46bの差に応じてフォーカス点に関する信号、すなわ
ちフォーカス誤差信号をフォーカシング制御回路47に
供給する。このフォーカシング制御回路47からの出力
信号は、駆動コイル31に供給され、レーザビームが光
ディスク1のデータ記録面上で常時ジャストフォーカス
となるように制御される。
【0052】加算器46cの出力信号は、差動増幅器O
P1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1の
非反転入力端には、加算器46dの出力信号が供給され
る。これにより、差動増幅器OP1は、加算器46c、
46dの差に応じてトラッキング誤差信号をトラッキン
グ制御回路48に供給する。トラッキング制御回路48
は、差動増幅器OP1から供給されるトラッキング誤差
信号に応じてトラック駆動信号を作成する。
P1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1の
非反転入力端には、加算器46dの出力信号が供給され
る。これにより、差動増幅器OP1は、加算器46c、
46dの差に応じてトラッキング誤差信号をトラッキン
グ制御回路48に供給する。トラッキング制御回路48
は、差動増幅器OP1から供給されるトラッキング誤差
信号に応じてトラック駆動信号を作成する。
【0053】このトラッキング制御回路48から出力さ
れるトラック駆動信号は、トラッキング方向の駆動コイ
ル32に供給される。また、このトラッキング制御回路
48で用いられたトラッキング誤差信号は、リニアモー
タ制御回路28にも供給される。
れるトラック駆動信号は、トラッキング方向の駆動コイ
ル32に供給される。また、このトラッキング制御回路
48で用いられたトラッキング誤差信号は、リニアモー
タ制御回路28にも供給される。
【0054】このようにフォーカシング制御、及びトラ
ッキング制御を行った状態での光検出器44の各光検出
セル44a乃至44dの出力の和信号、つまり加算器4
6c、46dからの出力信号を加算器46eで加算した
信号は、トラック上に形成されたピット、すなわち記録
データからの反射率の変化が反映されている。この信号
は、再生手段としてのデータ再生回路38に供給され、
このデータ再生回路38において、光ディスクのデータ
記録面に記録されているデータが再生される。
ッキング制御を行った状態での光検出器44の各光検出
セル44a乃至44dの出力の和信号、つまり加算器4
6c、46dからの出力信号を加算器46eで加算した
信号は、トラック上に形成されたピット、すなわち記録
データからの反射率の変化が反映されている。この信号
は、再生手段としてのデータ再生回路38に供給され、
このデータ再生回路38において、光ディスクのデータ
記録面に記録されているデータが再生される。
【0055】このデータ再生回路38で再生された再生
データは、付与されているエラー訂正コードECCを用
いてエラー訂正手段としてのエラー訂正回路52でエラ
ー訂正を行った後、インターフェース回路55を介して
外部装置としての光ディスク制御装置56に出力され
る。
データは、付与されているエラー訂正コードECCを用
いてエラー訂正手段としてのエラー訂正回路52でエラ
ー訂正を行った後、インターフェース回路55を介して
外部装置としての光ディスク制御装置56に出力され
る。
【0056】また、レーザ駆動回路35の前段には、デ
ータ生成回路34が設けられている。このデータ生成回
路34には、エラー訂正回路52から供給される記録デ
ータとしてのECCブロックのフォーマットデータを、
ECCブロック用の同期コードを付与した記録用のEC
Cブロックのフォーマットデータに変換するECCブロ
ックデータ生成回路34aと、このECCブロックデー
タ生成回路34aからの記録データを8−16コード変
換方式で変調する変調回路34bと、を有している。
ータ生成回路34が設けられている。このデータ生成回
路34には、エラー訂正回路52から供給される記録デ
ータとしてのECCブロックのフォーマットデータを、
ECCブロック用の同期コードを付与した記録用のEC
Cブロックのフォーマットデータに変換するECCブロ
ックデータ生成回路34aと、このECCブロックデー
タ生成回路34aからの記録データを8−16コード変
換方式で変調する変調回路34bと、を有している。
【0057】データ生成回路34には、エラー訂正回路
52によりエラー訂正符号が付与された記録データやメ
モリ10から読出されたエラーチェック用のダミーデー
タが供給される。エラー訂正回路52には、外部装置と
しての光ディスク制御装置56からの記録データがイン
ターフェース回路55およびバス49を介して供給され
る。
52によりエラー訂正符号が付与された記録データやメ
モリ10から読出されたエラーチェック用のダミーデー
タが供給される。エラー訂正回路52には、外部装置と
しての光ディスク制御装置56からの記録データがイン
ターフェース回路55およびバス49を介して供給され
る。
【0058】エラー訂正回路52は、光ディスク制御装
置56から供給される32Kバイトの記録データを4K
バイトごとのセクタ単位の記録データに対する横方向と
縦方向のそれぞれのエラー訂正符号(ECC1、ECC
2)を付与するとともに、セクタID(論理アドレス番
号)を付与し、ECCブロックのフォーマットデータを
生成する。
置56から供給される32Kバイトの記録データを4K
バイトごとのセクタ単位の記録データに対する横方向と
縦方向のそれぞれのエラー訂正符号(ECC1、ECC
2)を付与するとともに、セクタID(論理アドレス番
号)を付与し、ECCブロックのフォーマットデータを
生成する。
【0059】また、この光ディスク装置には、それぞれ
フォーカシング制御回路47、トラッキング制御回路4
8、及びリニアモータ制御回路28と、光ディスク装置
の全体を制御するCPU50との間で情報の授受を行う
ために用いられるD/A変換器51が設けられている。
なお、CPU50は、後述するデータ再生の際に、再生
制御手段として機能するものである。
フォーカシング制御回路47、トラッキング制御回路4
8、及びリニアモータ制御回路28と、光ディスク装置
の全体を制御するCPU50との間で情報の授受を行う
ために用いられるD/A変換器51が設けられている。
なお、CPU50は、後述するデータ再生の際に、再生
制御手段として機能するものである。
【0060】モータ制御回路24、リニアモータ制御回
路28、レーザ駆動回路35、データ再生回路38、フ
ォーカシング制御回路47、トラッキング制御回路4
8、エラー訂正回路53等は、バス49を介してCPU
50によって制御される。このCPU50は、メモリ1
0に記録された制御プログラムによって所定の動作を行
う。
路28、レーザ駆動回路35、データ再生回路38、フ
ォーカシング制御回路47、トラッキング制御回路4
8、エラー訂正回路53等は、バス49を介してCPU
50によって制御される。このCPU50は、メモリ1
0に記録された制御プログラムによって所定の動作を行
う。
【0061】メモリ10は、制御プログラムが記録され
ていたり、データ記録用に用いられる。このメモリ10
は、各ゾーンに対する、速度データ(回転数)と1トラ
ックのセクタ数との関係が記録されているテーブル10
aを有している。
ていたり、データ記録用に用いられる。このメモリ10
は、各ゾーンに対する、速度データ(回転数)と1トラ
ックのセクタ数との関係が記録されているテーブル10
aを有している。
【0062】続いて、図7に示すフローチャートを参照
して、上記説明した光ディスク装置による光ディスクの
再生について説明する。図7は、光ディスク装置による
光ディスクの再生を説明するフローチャートである。
して、上記説明した光ディスク装置による光ディスクの
再生について説明する。図7は、光ディスク装置による
光ディスクの再生を説明するフローチャートである。
【0063】光ディスク再生の指示が、光ディスク制御
装置56から出力されるとする。この光ディスク制御装
置56から出力された光ディスク再生の指示は、インタ
ーフェース回路55を介して、CPU50に供給され
る。CPU50では、この光ディスク再生の指示に基づ
いて、光ディスク再生処理に関する各種制御が行われ
る。
装置56から出力されるとする。この光ディスク制御装
置56から出力された光ディスク再生の指示は、インタ
ーフェース回路55を介して、CPU50に供給され
る。CPU50では、この光ディスク再生の指示に基づ
いて、光ディスク再生処理に関する各種制御が行われ
る。
【0064】まず、CPU50において、再生対象とな
るセクタ領域が同一ブロック領域に所定数以上(例えば
8個以上)含まれている否かがチェックされる。このチ
ェックの結果、所定のブロック領域に再生対象となるセ
クタ領域が所定数以上(例えば8個以上)含まれている
ことが判明したとすると(ST10、YES)。この場
合、この所定のブロック領域に含まれるN個のセクタ領
域を再生する再生指示がCPU50から出力される。つ
まり、この所定のブロック領域を構成する全てのセクタ
領域を再生する再生指示がCPU50から出力される。
るセクタ領域が同一ブロック領域に所定数以上(例えば
8個以上)含まれている否かがチェックされる。このチ
ェックの結果、所定のブロック領域に再生対象となるセ
クタ領域が所定数以上(例えば8個以上)含まれている
ことが判明したとすると(ST10、YES)。この場
合、この所定のブロック領域に含まれるN個のセクタ領
域を再生する再生指示がCPU50から出力される。つ
まり、この所定のブロック領域を構成する全てのセクタ
領域を再生する再生指示がCPU50から出力される。
【0065】この再生指示に従い、光学ヘッド25及び
データ再生回路38などにより、この所定のブロック領
域を構成する全てのセクタ領域からデータが再生される
(ST12)。そして、この再生により得られる再生デ
ータ、つまり、データ再生回路38から提供される再生
データに対して、第1及び第2のエラー訂正データによ
りエラー訂正処理(第2のエラー訂正処理)が施される
(ST14)。このエラー訂正処理は、既に説明したよ
うに、エラー訂正回路52により実行される。そして、
このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済データ、つ
まり、エラー訂正回路52から提供されるエラー訂正済
データのうち、再生対象となるセクタから再生されたデ
ータに該当するものがエラー訂正済再生データとして出
力される(ST16)。
データ再生回路38などにより、この所定のブロック領
域を構成する全てのセクタ領域からデータが再生される
(ST12)。そして、この再生により得られる再生デ
ータ、つまり、データ再生回路38から提供される再生
データに対して、第1及び第2のエラー訂正データによ
りエラー訂正処理(第2のエラー訂正処理)が施される
(ST14)。このエラー訂正処理は、既に説明したよ
うに、エラー訂正回路52により実行される。そして、
このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済データ、つ
まり、エラー訂正回路52から提供されるエラー訂正済
データのうち、再生対象となるセクタから再生されたデ
ータに該当するものがエラー訂正済再生データとして出
力される(ST16)。
【0066】一方、ST12でのチェックの結果、所定
のブロック領域に再生対象となるセクタ領域が所定数以
上(例えば8個以上)含まれていないことが判明したと
する(ST10、NO)。つまり、所定のブロック領域
に含まれるN個のセクタ領域のうち、再生対象となるセ
クタ領域が所定数未満であることが判明したとする。こ
の場合、この所定のブロック領域に含まれるN個のセク
タ領域のうち、再生対象となるセクタ領域を再生する再
生指示がCPU50から出力される。
のブロック領域に再生対象となるセクタ領域が所定数以
上(例えば8個以上)含まれていないことが判明したと
する(ST10、NO)。つまり、所定のブロック領域
に含まれるN個のセクタ領域のうち、再生対象となるセ
クタ領域が所定数未満であることが判明したとする。こ
の場合、この所定のブロック領域に含まれるN個のセク
タ領域のうち、再生対象となるセクタ領域を再生する再
生指示がCPU50から出力される。
【0067】この再生指示に従い、光学ヘッド25及び
データ再生回路38などにより、この所定のブロック領
域に含まれる再生対象となるセクタ領域からデータが再
生される(ST18)。そして、この再生により得られ
る再生データ、つまり、データ再生回路38から提供さ
れる再生データに対して、第1のエラー訂正データによ
りエラー訂正処理(第1のエラー訂正処理)が施される
(ST20)。このエラー訂正処理は、既に説明したよ
うに、エラー訂正回路52により実行される。そして、
このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済データ、つ
まり、エラー訂正回路52から提供されるエラー訂正済
データがエラー訂正済再生データとして出力される(S
T22)。
データ再生回路38などにより、この所定のブロック領
域に含まれる再生対象となるセクタ領域からデータが再
生される(ST18)。そして、この再生により得られ
る再生データ、つまり、データ再生回路38から提供さ
れる再生データに対して、第1のエラー訂正データによ
りエラー訂正処理(第1のエラー訂正処理)が施される
(ST20)。このエラー訂正処理は、既に説明したよ
うに、エラー訂正回路52により実行される。そして、
このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済データ、つ
まり、エラー訂正回路52から提供されるエラー訂正済
データがエラー訂正済再生データとして出力される(S
T22)。
【0068】つまり、上記した再生処理は、同一ブロッ
クに含まれる再生対象のセクタ数に応じて、再生方法が
異なるというものである。同一ブロックに再生対象とな
るセクタが所定数以上含まれている場合には、このブロ
ックを構成する全てのセクタが再生される。このときの
再生時間を、仮にT11とする。さらに、この再生によ
り得られる再生データに対して第1及び第2のエラー訂
正データによる第2のエラー訂正処理が施される。この
第2のエラー訂正処理に費やされる時間を、仮にT12
とする。
クに含まれる再生対象のセクタ数に応じて、再生方法が
異なるというものである。同一ブロックに再生対象とな
るセクタが所定数以上含まれている場合には、このブロ
ックを構成する全てのセクタが再生される。このときの
再生時間を、仮にT11とする。さらに、この再生によ
り得られる再生データに対して第1及び第2のエラー訂
正データによる第2のエラー訂正処理が施される。この
第2のエラー訂正処理に費やされる時間を、仮にT12
とする。
【0069】一方、同一ブロックに再生対象となるセク
タ数が所定数以上含まれていない場合には、再生対象と
なるセクタのみが再生される。このときの再生時間を、
仮にT21とする。さらに、この再生により得られる再
生データに対して第1のエラー訂正データによる第1の
エラー訂正処理が施される。この第1のエラー訂正処理
に費やされる時間を、仮にT22とする。
タ数が所定数以上含まれていない場合には、再生対象と
なるセクタのみが再生される。このときの再生時間を、
仮にT21とする。さらに、この再生により得られる再
生データに対して第1のエラー訂正データによる第1の
エラー訂正処理が施される。この第1のエラー訂正処理
に費やされる時間を、仮にT22とする。
【0070】再生時間T11とT21との関係は、T1
1>T21となる。また、エラー訂正処理時間T12と
T22との関係は、T21>T22となる。従来は、1
セクタを再生する場合でも、このセクタを含むブロック
全体が再生され、この再生により得られた再生データに
対して第1のエラー訂正処理が施されていた。この発明
では、同一ブロックに含まれる再生対象のセクタが所定
数未満の場合には(例えば1セクタの場合には)、この
セクタだけが再生され、この再生により得られた再生デ
ータに対して第2のエラー訂正処理が施される。これに
より、同一ブロックに含まれる再生対象のセクタが所定
数未満の場合には、従来の再生速度に比べて、高速再生
が可能となる。
1>T21となる。また、エラー訂正処理時間T12と
T22との関係は、T21>T22となる。従来は、1
セクタを再生する場合でも、このセクタを含むブロック
全体が再生され、この再生により得られた再生データに
対して第1のエラー訂正処理が施されていた。この発明
では、同一ブロックに含まれる再生対象のセクタが所定
数未満の場合には(例えば1セクタの場合には)、この
セクタだけが再生され、この再生により得られた再生デ
ータに対して第2のエラー訂正処理が施される。これに
より、同一ブロックに含まれる再生対象のセクタが所定
数未満の場合には、従来の再生速度に比べて、高速再生
が可能となる。
【0071】
【発明の効果】この発明によれば、1ブロックの再生に
要する時間より短時間で、同一ブロックに含まれる所定
数未満のセクタを再生することが可能な光ディスク装置
及びデータ再生方法を提供できる。
要する時間より短時間で、同一ブロックに含まれる所定
数未満のセクタを再生することが可能な光ディスク装置
及びデータ再生方法を提供できる。
【図1】光ディスクのデータ記録領域を複数のゾーンに
分割した様子を示す図である。
分割した様子を示す図である。
【図2】光ディスクのデータ記録領域のデータ構造を概
略的に示す図である。
略的に示す図である。
【図3】光ディスクの各ゾーンにおける回転数を示す図
である。
である。
【図4】ECCブロック領域の概略を示す図である。
【図5】セクタ領域の概略を示す図である。
【図6】この発明の一実施の形態に係る光ディスク装置
の概略構成を示す図である。
の概略構成を示す図である。
【図7】光ディスクの再生を説明するフローチャートで
ある。
ある。
1…光ディスク 25…光学ヘッド 39…半導体レーザ 44…光検出器 38…データ再生回路 50…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 19/02 501 G11B 19/02 501J 20/10 321 20/10 321Z 20/12 20/12
Claims (4)
- 【請求項1】データの記録を担う同心円状又はスパイラ
ル状のトラックを有し、トラック上における位置を示す
アドレスデータが記録されるヘッダ領域、及びユーザデ
ータが記録されるユーザデータ領域を含むものであっ
て、所定のトラック長により形成され且つ前記アドレス
データ及び前記ユーザデータが第1及び第2の方向に沿
って二次元的に記録されるセクタ領域と、N個のセクタ
領域、及びこのN個のセクタ領域の中の特定のセクタ領
域から再生された再生データのうち前記第1の方向に沿
って記録されたデータに該当する再生データのエラーを
訂正するための第1のエラー訂正データが記録される第
1のエラー訂正データ記録領域、並びに前記第2の方向
に沿って記録されたデータに該当する再生データのエラ
ーを訂正するための第2のエラー訂正データが記録され
る第2のエラー訂正データ記録領域を含むブロック領域
とがフォーマットされた光ディスクに記録されているデ
ータを再生する光ディスク装置において、 前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のうち、
再生対象となるセクタ領域が所定数以上の場合には、こ
のブロック領域に含まれるN個のセクタ領域に記録され
ているデータを再生し、この再生により得られる再生デ
ータに対して前記第1及び第2のエラー訂正データによ
りエラー訂正処理を施し、このエラー訂正処理が施され
たエラー訂正済データのうち、前記再生対象となるセク
タ領域から再生されたデータに該当するものをエラー訂
正済再生データとして出力し、前記ブロック領域に含ま
れるN個のセクタ領域のうち、再生対象となるセクタ領
域が所定数未満の場合には、このブロック領域に含まれ
る再生対象となるセクタ領域に記録されているデータを
再生し、この再生により得られる再生データに対して前
記第1のエラー訂正データによりエラー訂正処理を施
し、このエラー訂正処理が施されたエラー訂正済データ
をエラー訂正済再生データとして出力することを特徴と
するデータ再生方法。 - 【請求項2】データの記録を担う同心円状又はスパイラ
ル状のトラックを有し、トラック上における位置を示す
アドレスデータが記録されるヘッダ領域、及びユーザデ
ータが記録されるユーザデータ領域を含むものであっ
て、所定のトラック長により形成され且つ前記アドレス
データ及び前記ユーザデータが第1及び第2の方向に沿
って二次元的に記録されるセクタ領域と、N個のセクタ
領域、及びこのN個のセクタ領域の中の特定のセクタ領
域から再生された再生データのうち前記第1の方向に沿
って記録されたデータに該当する再生データのエラーを
訂正するための第1のエラー訂正データが記録される第
1のエラー訂正データ記録領域、並びに前記第2の方向
に沿って記録されたデータに該当する再生データのエラ
ーを訂正するための第2のエラー訂正データが記録され
る第2のエラー訂正データ記録領域を含むブロック領域
とがフォーマットされた光ディスクに記録されているデ
ータを再生する光ディスク装置において、 前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のうち、
再生対象となるセクタ領域が8個以上の場合には、この
ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域に記録されて
いるデータを再生し、この再生により得られる再生デー
タに対して前記第1及び第2のエラー訂正データにより
エラー訂正処理を施し、このエラー訂正処理が施された
エラー訂正済データのうち、前記再生対象となるセクタ
領域から再生されたデータに該当するものをエラー訂正
済再生データとして出力し、前記ブロック領域に含まれ
るN個のセクタ領域のうち、再生対象となるセクタ領域
が8個未満の場合には、このブロック領域に含まれる再
生対象となるセクタ領域に記録されているデータを再生
し、この再生により得られる再生データに対して前記第
1のエラー訂正データによりエラー訂正処理を施し、こ
のエラー訂正処理が施されたエラー訂正済データをエラ
ー訂正済再生データとして出力することを特徴とするデ
ータ再生方法。 - 【請求項3】データの記録を担う同心円状又はスパイラ
ル状のトラックを有し、トラック上における位置を示す
アドレスデータが記録されるヘッダ領域、及びユーザデ
ータが記録されるユーザデータ領域を含むものであっ
て、所定のトラック長により形成され且つ前記アドレス
データ及び前記ユーザデータが第1及び第2の方向に沿
って二次元的に記録されるセクタ領域と、N個のセクタ
領域、及びこのN個のセクタ領域の中の特定のセクタ領
域から再生された再生データのうち前記第1の方向に沿
って記録されたデータに該当する再生データのエラーを
訂正するための第1のエラー訂正データが記録される第
1のエラー訂正データ記録領域、並びに前記第2の方向
に沿って記録されたデータに該当する再生データのエラ
ーを訂正するための第2のエラー訂正データが記録され
る第2のエラー訂正データ記録領域を含むブロック領域
とがフォーマットされた光ディスクに記録されているデ
ータを再生する光ディスク装置において、 前記光ディスクに対して光ビームを照射する照射手段
と、 前記光ディスクからの前記光ビームの反射光を受光し、
この反射光を提供する受光手段と、 前記反射光に反映されたデータを再生し、再生データを
提供する再生手段と、 前記再生データに対して、前記第1のエラー訂正データ
による第1のエラー訂正処理、並びに前記第1及び第2
のエラー訂正データによる第2のエラー訂正処理を施
し、これら第1及び第2の訂正処理の結果として得られ
るエラー訂正済データを提供するエラー訂正手段と、 前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のうち、
再生対象となるセクタ領域が所定数以上の場合には、こ
のブロック領域に含まれるN個のセクタ領域に記録され
ているデータを前記再生手段により再生させ、この再生
手段から提供される再生データに対して前記エラー訂正
手段により前記第2のエラー訂正処理を施させ、このエ
ラー訂正手段から提供されるエラー訂正済データのう
ち、前記再生対象となるセクタ領域から再生されたデー
タに該当するものをエラー訂正済再生データとして出力
し、前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のう
ち、再生対象となるセクタ領域が所定数未満の場合に
は、このブロック領域に含まれる再生対象となるセクタ
領域に記録されているデータを前記再生手段により再生
させ、この再生手段から提供される再生データに対して
前記エラー訂正手段により前記第1のエラー訂正処理を
施させ、このエラー訂正手段から提供されるエラー訂正
済データをエラー訂正済再生データとして出力する再生
制御手段と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項4】データの記録を担う同心円状又はスパイラ
ル状のトラックを有し、トラック上における位置を示す
アドレスデータが記録されるヘッダ領域、及びユーザデ
ータが記録されるユーザデータ領域を含むものであっ
て、所定のトラック長により形成され且つ前記アドレス
データ及び前記ユーザデータが第1及び第2の方向に沿
って二次元的に記録されるセクタ領域と、N個のセクタ
領域、及びこのN個のセクタ領域の中の特定のセクタ領
域から再生された再生データのうち前記第1の方向に沿
って記録されたデータに該当する再生データのエラーを
訂正するための第1のエラー訂正データが記録される第
1のエラー訂正データ記録領域、並びに前記第2の方向
に沿って記録されたデータに該当する再生データのエラ
ーを訂正するための第2のエラー訂正データが記録され
る第2のエラー訂正データ記録領域を含むブロック領域
とがフォーマットされた光ディスクに記録されているデ
ータを再生する光ディスク装置において、 前記光ディスクに対して光ビームを照射する照射手段
と、 前記光ディスクからの前記光ビームの反射光を受光し、
この反射光を提供する受光手段と、 前記反射光に反映されたデータを再生し、再生データを
提供する再生手段と、 前記再生データに対して、前記第1のエラー訂正データ
による第1のエラー訂正処理、並びに前記第1及び第2
のエラー訂正データによる第2のエラー訂正処理を施
し、これら第1及び第2の訂正処理の結果として得られ
るエラー訂正済データを提供するエラー訂正手段と、 前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のうち、
再生対象となるセクタ領域が8個以上の場合には、この
ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域に記録されて
いるデータを前記再生手段により再生させ、この再生手
段から提供される再生データに対して前記エラー訂正手
段により前記第2のエラー訂正処理を施させ、このエラ
ー訂正手段から提供されるエラー訂正済データのうち、
前記再生対象となるセクタ領域から再生されたデータに
該当するものをエラー訂正済再生データとして出力し、
前記ブロック領域に含まれるN個のセクタ領域のうち、
再生対象となるセクタ領域が8個未満の場合には、この
ブロック領域に含まれる再生対象となるセクタ領域に記
録されているデータを前記再生手段により再生させ、こ
の再生手段から提供される再生データに対して前記エラ
ー訂正手段により前記第1のエラー訂正処理を施させ、
このエラー訂正手段から提供されるエラー訂正済データ
をエラー訂正済再生データとして出力する再生制御手段
と、 を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23959597A JPH1186462A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 光ディスク装置及びデータ再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23959597A JPH1186462A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 光ディスク装置及びデータ再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1186462A true JPH1186462A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17047112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23959597A Pending JPH1186462A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 光ディスク装置及びデータ再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1186462A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002334526A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-11-22 | Teac Corp | 誤り訂正方法及び誤り訂正装置 |
US7339873B2 (en) | 2003-07-07 | 2008-03-04 | Sony Corporation | Data recording/reproducing apparatus, data recording/reproducing method, program, and recording medium |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP23959597A patent/JPH1186462A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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