JP2001266356A - プリピット再生装置 - Google Patents

プリピット再生装置

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JP2001266356A
JP2001266356A JP2000084280A JP2000084280A JP2001266356A JP 2001266356 A JP2001266356 A JP 2001266356A JP 2000084280 A JP2000084280 A JP 2000084280A JP 2000084280 A JP2000084280 A JP 2000084280A JP 2001266356 A JP2001266356 A JP 2001266356A
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pit
signal
prepit
wobble
decoding
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JP2000084280A
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English (en)
Inventor
Kohei Nakada
浩平 中田
Hironori Deguchi
博紀 出口
Makoto Usui
誠 臼井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD−R、DVD−RWにおいて、ランド
プリピット信号にノイズが含まれる場合でも、記録位置
の精度を確保できるプリピット情報再生装置を提案す
る。 【解決手段】 ウォブル基準プリピット情報検出器10
4と記録クロック基準プリピット情報検出器105によ
るプリピット情報検出を同時に行い、それぞれの検出状
況を表すステート106、109によって、それぞれの
プリピット情報検出結果107、108のどちらかを選
択する。これによって、プリピット情報を連続して再生
し、記録位置の精度を確保することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録可能な光ディ
スクDVD−RとDVD−RWにおいて、ディスク上の
アドレス情報等を表すために予めランドトラックに記録
されているランドプリピット情報を再生する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】上述のようなDVD−R、DVD−RW
におけるランドプリピットの再生装置として、これまで
に特開平10−340536号公報が示されており、以
下のような方法でランドプリピット情報を再生してい
る。
【0003】まず、情報が記録されるグルーブトラック
に光ビームを照射し、その反射光からプッシュプル法に
よりウォブル信号が得られる。このウォブル信号と所定
の閾値信号を比較し、閾値信号を超える信号を抽出する
ことにより、ウォブル信号に重畳されているランドプリ
ピット信号が得られる。
【0004】次に、ランドプリピット信号において、ラ
ンドプリピットが検出されないウォブル信号の5サイク
ル区間をカウントしたら、その直後のウォブル信号の3
サイクルをカウントし、その区間でランドプリピット情
報の検出を許可するゲート信号を出力する。この3サイ
クル中にランドプリピットが検出された場合には、最初
のランドプリピット検出のタイミングからウォブル信号
8サイクルを記録基準クロックによりカウントする。以
後、ウォブル信号8サイクルの前半3サイクルに出現す
るランドプリピット信号のみを採用する。ウォブル信号
8サイクルのカウンタが誤ったタイミングでカウントし
た場合には、検出を許可するウォブル信号3サイクルの
カウンタとのタイミングが一致しなくなり、ウォブル信
号8サイクルのカウンタがプリセットされる。以上のよ
うな方法によって検出されたランドプリピット情報に対
してデコード処理を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の従来
のランドプリピット再生方法では、ノイズがランドプリ
ピット未検出であるはずのウォブル信号の5サイクル区
間に頻繁に出現した場合、ウォブル信号の5サイクル分
のランドプリピット未検出区間が安定して検出されなく
なり、ランドプリピット情報の検出を許可するゲート信
号を出力するためのウォブル信号3サイクルのカウンタ
とウォブル信号8サイクルのカウンタが安定した動作を
続けることができなくなる。その結果、ランドプリピッ
ト情報を連続して得ることができなくなり、記録を行う
際にはその記録位置へのアクセスが遅くなり、また精度
も失われてしまう。
【0006】そこで、本発明ではこのような現状に鑑み
て、記録位置へ早くアクセスし、その精度を確保するた
めに安定してプリピット情報を再生できるプリピット再
生装置を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1のプリピット再生装置は、トラックが一定
周期でウォブリングされており、ウォブリングされたト
ラックと所定の位相関係を有した位置にプリピットが予
め記録されている光ディスクから前記プリピットを再生
するプリピット再生装置であって、前記光ディスクから
前記トラックのウォブリングによるウォブル2値化信号
を取り出すウォブル信号検出手段と、前記光ディスクか
らプリピット2値化信号を取り出すプリピット信号検出
手段と、前記ウォブル2値化信号から第1のプリピット
抽出ウィンドウを生成する手段と、前記第1のウィンド
ウ内の前記プリピット2値化信号を復号する第1のプリ
ピット復号手段と、前記ウォブル2値化信号を逓倍して
記録クロックを生成する基準クロック生成手段と、前記
基準クロック生成手段の分周クロックから第2のプリピ
ット抽出ウィンドウを生成する手段と、前記第2のウィ
ンドウ内の前記プリピット2値化信号を復号する第2の
プリピット復号手段と、前記第1のプリピット復号手段
と前記第2のプリピット復号手段の出力を選択する選択
手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】上記請求項1の構成によれば、SEEK直
後等の記録基準クロックが不安定な間は前記第1のプリ
ピット復号手段によってプリピットを再生することがで
き、記録基準クロックが安定してからは前記第2のプリ
ピット復号手段によって高精度なプリピット位置検出お
よびプリピット再生が可能となる。これによって、目標
のセクタへのアクセスが高速化され、さらに高精度な記
録位置を確保することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。初めに、記録制御情報としてプリピットが形成さ
れているDVD−Rの構造について説明する。
【0010】図2はDVD−Rのディスク構造を示して
いる。図2において、201はDVD−Rディスク、2
02は記録情報が記録されるべきグルーブトラック、2
03はグルーブトラック202間のランドトラック、2
04はランドトラック203に形成されるランドプリピ
ット、205はDVD−Rディスク201の記録面に照
射される光ビーム、206は光ビーム205のDVD−
Rディスク201の記録面上における光スポットであ
る。
【0011】図3はDVD−Rのランドプリピット20
4のフォーマットを示している。図3において、301
は光ビーム205の光スポット206に応じた反射光か
らプッシュプル法により得られる2値化前のウォブル信
号、302は光スポット206がランドプリピット20
4にかかるときにウォブル信号301に重畳されるラン
ドプリピット信号である。ランドプリピット信号302
は3つのピットP2,P1,P0が1組で復調され、3
04は3ピットの復調テーブルである。復調されたデー
タはアドレス情報などを表している。DVD−Rの1セ
クタは26フレーム(0フレーム〜25フレーム)で構成
され、通常偶数フレームに1組のランドプリピットが形
成される。トラッキング中のグルーブトラック202の
ランドプリピット204が形成されるべき偶数フレーム
と、隣接グルーブトラックのランドプリピットが形成さ
れるべき偶数フレームとの位置が近い場合は奇数フレー
ムに形成される。1フレーム中にはウォブル信号が8サ
イクルあり、ランドプリピットP2,P1,P0は最初
の3サイクルに順に形成される。
【0012】次に、本発明の実施の形態であるDVD−
Rのランドプリピット情報を再生するプリピット再生器
について説明する。
【0013】図11は本発明の一実施の形態であるDV
D−R記録再生装置の構成を示すブロック図である。図
11において、1101はDVD−Rディスク、110
2はDVD−Rディスク1101を回転させるモータで
ある。1103は、半導体レーザーなどの光ビームを発
生する光ビーム照射手段と、DVD−Rディスク110
1の記録面上に光ビームを収束させる光収束手段と、前
記光収束手段をフォーカス方向およびトラッキング方向
に駆動する駆動手段とを備えた光ヘッドである。
【0014】また、1104はDVD−Rディスク11
01からの反射光量を検出して電気信号に変換する光検
出器である。1105は光ヘッド1103における光ビ
ーム照射手段の出力の制御と光ヘッド1103における
フォーカスおよびトラッキングの駆動手段を駆動するパ
ワー制御&光ヘッド駆動回路である。1106はモータ
1102の回転を制御するモータ制御回路である。11
07は光検出器1104の信号からフォーカスずれ信
号、トラッキング誤差信号、再生信号を生成するプリア
ンプであり、1108は再生信号とクロック発生器11
09から供給される基準クロックとの位相同期をとるP
LL(位相同期ループ)である。1110は再生信号を
復調するデコーダ、1112は記録する情報の変調を行
うエンコーダ、1111は光ディスク装置全体の制御を
行うCPUである。
【0015】1113はプリアンプ1107からの再生
信号からウォブル信号を検出し2値化するウォブル信号
検出器、1114はプリアンプ1107からの再生信号
からプリピット信号を検出し2値化するプリピット信号
検出器である。1115はプリピット信号からプリピッ
ト情報を再生するプリピット情報再生器であり、再生し
たプリピット情報はCPU1111、エンコーダ111
2に送られる。
【0016】次に、プリピット情報再生器1115につ
いて説明する。図1はプリピット情報再生器の構成を示
すブロック図である。図1において、104はウォブル
信号101を基準にランドプリピット信号102からラ
ンドプリピット情報を検出するウォブル基準プリピット
情報検出器、103はウォブル信号101からPLL回
路によって生成される記録基準クロック、105は記録
基準クロック103を基準にランドプリピット信号10
2からランドプリピット情報を検出する記録クロック基
準プリピット情報検出器、107,108はそれぞれの
プリピット情報検出器による検出結果である。106,
109はそれぞれのプリピット情報検出器におけるプリ
ピット情報検出状況を表すステートであり、プリピット
の連続検出回数によって遷移する。110はそれぞれの
プリピット情報検出器のステート106,109によっ
て検出結果107,108を選択する検出結果セレクタ
である。112は選択された検出結果111を復調テー
ブル304に従って復調結果113を出力するプリピッ
トデコーダである。
【0017】次にプリピット情報再生器1115の各構
成要素について説明する。はじめに、ウォブル基準プリ
ピット情報検出器104について説明する。図4はウォ
ブル基準プリピット情報検出器104の構成を示すブロ
ック図である。403は2値化されたウォブル信号40
1の立上がりエッジによって動作するウォブルカウンタ
であり、ウォブル信号8サイクル、すなわち1フレーム
をカウントし、1フレーム毎にフレームパルス412を
出力する。405はランドプリピット信号402からラ
ンドプリピット検出を許可する区間を指定する検出ウィ
ンドウ信号406を生成する検出ウィンドウ生成器であ
り、ウォブルカウンタ403のカウンタ値404が所定
の値のときに検出ウィンドウ信号406を”1”、それ
以外では”0”にする。409はプリピット検出器であ
り、検出ウィンドウ信号406とランドプリピット信号
402との論理積をとり、検出結果信号410を出力す
る。
【0018】また、検出されたタイミングに合わせてウ
ォブルカウンタ403のプリセット値411を指定す
る。407は検出ウィンドウ信号406を”1”にする
ウォブルカウンタ403のカウンタ値404を指定する
ステートマシンである。指定されるカウンタ値404は
ステートマシン407のステート408によって決めら
れている。ステートマシン407のステート408は、
ランドプリピットの検出結果410から連続検出回数が
カウントされ、その回数により遷移する。
【0019】図5はウォブル基準プリピット検出器10
4によるランドプリピット検出動作のタイミングチャー
トである。ステートマシン407のステート408は3
種類あり、全検出ステート、周期引込ステート501、
アドレス再生ステート506である。全検出ステートで
は、検出ウィンドウ生成器405から出力される検出ウ
ィンドウ信号406は常に”1”であり、はじめにラン
ドプリピット信号402が”1”になったとき、プリピ
ット検出器409の検出結果信号505が”1”にな
り、ステートマシン407はステート408を周期引込
ステート501に遷移させ、検出ウィンドウ信号406
と検出結果信号505は”0”になる。また、同時にウ
ォブルカウンタ403は”0”にプリセットされる。
【0020】周期引込ステート501では、検出ウィン
ドウ生成器405はウォブルカウンタ403のカウンタ
値504が”6”,”7”,”0”のときに検出ウィン
ドウ信号503を”1”にする。プリピット検出器40
9において、検出ウィンドウ信号503が”1”のとき
にランドプリピット信号502が”1”であれば、ウォ
ブルカウンタ403のカウンタ値504の”6”,”
7”,”0”に対して、検出結果信号505のP2,P
1,P0は、ランドプリピット信号502が”1”にな
る時点からウォブルカウンタ403のカウンタ値504
が”4”になるまで”1”になる。
【0021】検出結果信号505のP2,P1,P0の
いずれかが最初に”1”になったとき、ウォブルカウン
タ504は”0”にプリセットされる。検出結果信号5
05のP0において、所定回数連続して2フレーム毎に
検出が続けば、ステートマシン407はステート408
をアドレス再生ステート506に遷移させる。
【0022】逆に、検出結果信号505のP2,P1,
P0のいずれにおいても所定回数連続して未検出が続け
ば、ステートマシン407はステート408を全検出ス
テートに遷移させる。アドレス再生ステート506で
は、検出ウィンドウ生成器405はウォブルカウンタ4
03のカウンタ値504が”0”,”1”,”2”のと
きに検出ウィンドウ信号503を”1”にする。プリピ
ット検出器409において、検出ウィンドウ信号503
が”1”のときにランドプリピット信号502が”1”
であれば、ウォブルカウンタ403のカウンタ値504
の”0”,”1”,”2”に対して、検出結果信号50
5のP2,P1,P0が前述の周期引込ステート501
と同じ間”1”になる。
【0023】検出結果信号505のP2,P1,P0の
全てにおいて、所定回数連続して未検出が続けば、ステ
ートマシン407はステート408を全検出ステートに
遷移させ、ランドプリピットの周期を再引込する。ま
た、アドレス再生ステート506では、ウォブルカウン
タ504が”7”のときにフレームパルス507を出力
する。
【0024】次に、記録クロック基準プリピット情報検
出器105について説明する。図6は記録クロック基準
プリピット情報検出器105の構成を示すブロック図で
ある。603はウォブル信号601からPLL1108
によって記録基準クロック604を生成する記録基準ク
ロック生成器である。605は記録基準クロック604
によって動作する記録クロックカウンタであり、1フレ
ーム毎に1488サイクルをカウントし、1フレーム毎
にフレームパルス614を出力する。607はランドプ
リピット信号602からランドプリピット情報検出を許
可する区間を指定する検出ウィンドウ信号608を生成
する検出ウィンドウ生成器であり、記録クロックカウン
タ605のカウンタ値606が所定の値のときに検出ウ
ィンドウ信号608を”1”、それ以外では”0”にす
る。
【0025】611はプリピット検出器であり、検出ウ
ィンドウ信号608とランドプリピット信号602との
論理積をとり、検出結果信号612を出力する。また、
検出されたタイミングに合わせて記録クロックカウンタ
605のプリセット値613を指定する。609は検出
ウィンドウ信号608を”1”にする記録クロックカウ
ンタ605のカウンタ値606を指定するステートマシ
ンである。指定されるカウンタ値606はステートマシ
ン609のステート610によって決められている。ス
テートマシン609のステート610は、ランドプリピ
ットの検出結果信号612から連続検出回数がカウント
され、その回数により遷移する。
【0026】図7は記録クロック基準プリピット情報検
出器105によるランドプリピット検出動作のタイミン
グチャートである。ステートマシン609のステート6
10は3種類あり、全検出ステート、周期引込ステート
701、アドレス再生ステート705である。全検出ス
テートでは、検出ウィンドウ生成器607から出力され
る検出ウィンドウ信号608は常に”1”であり、はじ
めにランドプリピット信号602が”1”になったと
き、プリピット検出器611の検出結果信号704が”
1”になり、ステートマシン609はステート610を
周期引込ステート701に遷移させ、検出ウィンドウ信
号608と検出結果信号704は”0”になる。また、
同時に記録クロックカウンタ605は”0”にプリセッ
トされる。
【0027】周期引込ステート701では、検出ウィン
ドウ生成器607は記録クロックカウンタ605のカウ
ンタ値606が”1023〜1209”,”1209〜
1395”,”1395〜(1487,0)〜93”の
3区間のときに検出ウィンドウ信号703を”1”にす
る。プリピット検出器611において、検出ウィンドウ
信号703が”1”のときにランドプリピット信号70
2が”1”であれば、記録クロックカウンタ605のカ
ウンタ値606の各区間”1023〜1209”,”1
209〜1395”,”1395〜(1487,0)〜
93”に対して、検出結果信号704のP2,P1,P
0は、ランドプリピット信号702が”1”になる時点
から記録クロックカウンタ605のカウンタ値606
が”600”になるまで”1”になる。
【0028】検出結果信号704のP2,P1,P0の
いずれかが最初に”1”になったとき、記録クロックカ
ウンタ605は”0”にプリセットされる。検出結果信
号704のP0において、所定回数連続して2フレーム
毎に検出が続けば、ステートマシン609はステート6
10をアドレス再生ステート705に遷移させる。
【0029】逆に、検出結果信号704のP2,P1,
P0のいずれにおいても所定回数連続して未検出が続け
ば、ステートマシン609はステート610を全検出ス
テートに遷移させる。アドレス再生ステート705で
は、検出ウィンドウ生成器607は記録クロックカウン
タ605のカウンタ値606が”1472〜(148
7,0)〜16”,”170〜202”,”356〜3
88”の3区間のときに検出ウィンドウ信号703を”
1”にする。プリピット検出器611において、検出ウ
ィンドウ信号703が”1”のときにランドプリピット
信号702が”1”であれば、記録クロックカウンタ6
05のカウンタ値606の各区間”1472〜(148
7,0)〜16”,”170〜202”,”356〜3
88”に対して、検出結果信号704のP2,P1,P
0が前述の周期引込ステート701と同じ間”1”にな
る。
【0030】検出結果信号704のP2,P1,P0の
全てにおいて、所定回数連続して未検出が続けば、ステ
ートマシン609はステート610を全検出ステートに
遷移させ、ランドプリピットの周期を再引込する。ま
た、アドレス再生ステート705では、記録クロックカ
ウンタ605のカウンタ値606が”1200”のと
き、フレームパルス706を出力する。
【0031】次に、検出結果セレクタ110について説
明する。検出結果セレクタ110は、ウォブル基準プリ
ピット情報検出器104の検出結果信号107と検出状
況を表すステート106および記録クロック基準プリピ
ット情報検出器105の検出結果信号108と検出状況
を表すステート109を入力とし、それぞれのステート
106、109に応じて検出結果信号107、108の
どちらかを選択し、選択結果111として出力する。
【0032】図8に検出結果セレクタ110におけるプ
リピット情報検出結果選択の基準を示す。記録基準クロ
ック103が安定していない間は記録クロック基準プリ
ピット情報検出器105は動作しないので、ウォブル基
準プリピット情報検出器104の検出結果107が選択
される。両方のプリピット情報検出器が動作していると
き、ステート106,109のどちらかがアドレス再生
ステートであれば、アドレス再生ステート側の検出結果
が選択され、どちらも同じステートであれば、記録クロ
ック基準プリピット情報検出器105の検出結果108
が選択される。選択結果において、アドレス再生ステー
トが続く間はランドプリピットによるアドレス情報を再
生することが可能である。
【0033】図9に検出結果セレクタ110におけるプ
リピット情報検出結果選択動作のタイミングチャートを
示す。901はウォブル基準プリピット情報検出器10
4のステート、902は記録クロック基準プリピット情
報検出器105のステート、903は選択結果である。
【0034】ウォブル基準プリピット情報検出器104
はウォブル信号101が入力されるとプリピット情報検
出動作が始まるが、記録クロック基準プリピット情報検
出器105は、記録基準クロックが安定して供給される
ようになるまでは、プリピット情報検出動作が始まらな
い。このため、最初はウォブル基準プリピット情報検出
器104の検出結果が選択される。
【0035】記録基準クロックが安定すると、記録クロ
ック基準プリピット情報検出器105がプリピット情報
検出動作を開始し、アドレス再生ステートになれば検出
精度が高く、ウォブル基準プリピット情報検出器104
の検出結果より正確な検出結果が得られるため、記録ク
ロック基準プリピット情報検出器105の検出結果が選
択される。
【0036】その後、ディスクの回転が不安定になるな
どの理由により、記録クロック基準プリピット情報検出
器105のステートが全検出ステート、周期引込ステー
トに遷移した場合、ウォブル基準プリピット情報検出器
104の検出結果が選択される。このとき、ウォブル基
準プリピット情報検出器104のステートがアドレス再
生ステートであれば、プリピット情報を途切れることな
く再生することが可能である。
【0037】次に、検出結果セレクタによって選択され
たプリピット検出結果を復調するプリピットデコーダ1
12について説明する。図10はプリピットデコーダの
構成を示すブロック図である。
【0038】1001はプリピット情報検出器から出力
されるフレームパルスによってフレーム数をカウントす
るフレームカウンタである。フレームパルスは各プリピ
ット情報検出器104,105から出力されるが、検出
結果セレクタ110で選択されている側のフレームパル
スが有効となる。また、フレームカウンタ1001は2
6フレーム分カウントするとセクタパルス1010を出
力する。1005は検出結果セレクタ110によって選
択されたプリピット情報検出結果をフレームカウンタ1
001のカウンタ値1004によってEVENとODD
に分別し、どちらが有効か選択するEVEN/ODDセ
レクタである。
【0039】フレームカウンタ1001のカウンタ値1
004が偶数のとき、そのフレームの検出結果1003
をEVENレジスタに保持し、カウンタ値1004が奇
数のとき、そのフレームの検出結果1003をODDレ
ジスタに保持した後、EVENレジスタとODDレジス
タの値を比較する。EVENレジスタのP2に対応する
ビットが”1”でODDレジスタのP2に対応するビッ
トが”0”のときEVENレジスタ値を選択結果100
6として出力し、逆のときはODDレジスタ値を選択結
果1006として出力する。このとき、どちらを選択し
たかを示すEOレジスタに、EVENレジスタを選択し
たときは”1”、ODDレジスタを選択したときは”
0”をセットする。両方のレジスタのP2に対応するビ
ットが同値であった場合、EOレジスタが”1”ならば
EVENレジスタ値を選択結果1006として出力
し、”0”ならばODDレジスタ値を選択結果1006
として出力する。このときにはEOレジスタの値を変更
しない。
【0040】1007はEVEN/ODDセレクタの選
択結果1006を復調テーブル304に従って復調する
3to1デコーダである。復調テーブル304にないパ
ターンのときは、P0に対応するビットが”1”のとき
は”Data1”、”0”のときは”Data0”に復
調する。また、フレームカウンタ1001のカウンタ値
1004が”0”、”1”のときは、”EVENSYN
C”、”ODDSYNC”とする。1009は復調結果
1008を1セクタ分すなわち12ビット(EVENS
YNC,ODDSYNCを除く)格納する復調結果レジ
スタである。
【0041】復調結果1008はフレームカウンタ10
01のカウンタ値1004によって復調結果レジスタ1
009の対応するビットに格納され、復調結果レジスタ
1009の値はセクタパルス1010のタイミングで1
セクタ分のプリピット再生情報として出力される。
【0042】なお、以上の実施の形態においては、プリ
ピット情報検出器における検出回数によって遷移するス
テートをプリピット情報検出結果の選択条件としている
が、これに限らず、それぞれのプリピット情報検出器の
検出結果を3to1デコーダでデコードし、デコードし
た結果のパリティチェックが正常である側を有効な再生
結果とする場合においても本発明は同様の効果を発揮す
る。
【0043】また、DVD−Rのランドプリピットアド
レスを再生するプリピット再生器について説明したが、
本発明はDVD−Rに限らず、DVD−RWなど同様な
プリピット情報をもつ光ディスクに対しても同様の効果
を発揮する。
【0044】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によっ
て、記録基準クロック生成器によって安定した記録クロ
ックが供給されるまではウォブル基準プリピット情報検
出器によってプリピット情報を再生することができ、安
定した記録基準クロックが供給されるようになってから
は記録クロック基準プリピット情報検出器によって高精
度なプリピット情報再生が可能となる。また、ウォブル
基準プリピット情報検出器と記録クロック基準プリピッ
ト情報検出器のどちらか一方においてプリピット情報が
検出されていれば、連続してプリピット情報が再生でき
る。この結果目標のセクタへのアクセスが高速化され、
さらに高精度な記録位置を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるプリピット再生器
のブロック図
【図2】本発明の一実施の形態であるDVD−Rの構成
【図3】本発明の一実施の形態であるDVD−Rのラン
ドプリピットのフォーマットを示す図
【図4】本発明の実施の形態におけるウォブル基準プリ
ピット検出器のブロック図
【図5】本発明の実施の形態におけるウォブル基準プリ
ピット検出器のプリピット情報検出動作のタイミングチ
ャート
【図6】本発明の実施の形態における記録クロック基準
プリピット検出器のブロック図
【図7】本発明の実施の形態における記録クロック基準
プリピット検出器のプリピット情報検出動作のタイミン
グチャート
【図8】本発明の実施の形態における検出結果セレクタ
のプリピット情報検出結果選択の基準を示す図
【図9】本発明の実施の形態におけるプリピット情報検
出結果選択動作のタイミングチャート
【図10】本発明の実施の形態におけるプリピット情報
復調器のブロック図
【図11】本発明の実施の形態におけるDVD−R記録
再生装置のブロック図
【符号の説明】
101,301,401,601 ウォブル信号 102,302,402,502,602 ランドプリ
ピット信号 103,604 記録基準クロック 104 ウォブル基準プリピット検出器 105 記録クロック基準プリピット検出器 106,109,408,610 ステート 501,701 周期引込ステート 506,705 アドレス再生ステート 110 検出結果セレクタ 204 ランドプリピット 304 ランドプリピット復調テーブル 403,504 ウォブルカウンタ 405,607 検出ウィンドウ生成器 406,503,608,703 検出ウィンドウ信号 409,611 プリピット検出器 407,609 ステートマシン 410、505、612、704 検出結果信号 603 記録基準クロック生成器 605 記録クロックカウンタ 1001 フレームカウンタ 1005 EVEN/ODDセレクタ 1007 3to1デコーダ 1010 セクタパルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 臼井 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 CC04 DE34 GL02 GL43 GM02 GM15 5D090 AA01 CC04 CC14 CC16 DD03 DD05 EE15 EE18 GG03 HH01 LL08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラックが一定周期でウォブリングされて
    おり、ウォブリングされたトラックと所定の位相関係を
    有した位置にプリピットが予め記録されている光ディス
    クから前記プリピットを再生するプリピット再生装置で
    あって、前記光ディスクから前記トラックのウォブリン
    グによるウォブル2値化信号を取り出すウォブル信号検
    出手段と、前記光ディスクからプリピット2値化信号を
    取り出すプリピット信号検出手段と、前記ウォブル2値
    化信号から第1のプリピット抽出ウィンドウを生成する
    手段と、前記第1のウィンドウ内の前記プリピット2値
    化信号を復号する第1のプリピット復号手段と、前記ウ
    ォブル2値化信号を逓倍して記録クロックを生成する基
    準クロック生成手段と、前記基準クロック生成手段の分
    周クロックから第2のプリピット抽出ウィンドウを生成
    する手段と、前記第2のウィンドウ内の前記プリピット
    2値化信号を復号する第2のプリピット復号手段と、前
    記第1のプリピット復号手段と前記第2のプリピット復
    号手段の出力を選択する選択手段とを具備したプリピッ
    ト再生装置。
  2. 【請求項2】前記選択手段は、前記ウォブル2値化信号
    の周波数が所定範囲内であるとき前記第2のプリピット
    復号手段の出力を選択することを特徴とする請求項1記
    載のプリピット再生装置。
  3. 【請求項3】前記選択手段は、前記ウォブル2値化信号
    の周波数が所定範囲内であり、かつ前記第2のプリピッ
    ト復号手段において所定の復号条件を満たしたとき、前
    記第2のプリピット復号手段の出力を選択することを特
    徴とする請求項2記載のプリピット再生装置。
  4. 【請求項4】前記所定の復号条件は、前記プリピット2
    値化信号が所定の周期で所定回数検出されたことである
    請求項3記載のプリピット再生装置。
  5. 【請求項5】前記選択手段は、前記第2のプリピット復
    号手段において所定の復号条件を満たしたとき、前記第
    1のプリピット復号手段の出力を選択することを特徴と
    する請求項2記載のプリピット再生装置。
  6. 【請求項6】前記所定の復号条件は、前記プリピット2
    値化信号が所定の周期で所定回数未検出であったことで
    ある請求項5記載のプリピット再生装置。
  7. 【請求項7】前記第1のプリピット復号手段の出力のパ
    リティチェックをする第1のパリティチェック手段と、
    前記第2のプリピット復号手段の出力のパリティチェッ
    クをする第2のパリティチェック手段を具備し、前記選
    択手段は、前記第1のパリティチェック手段でパリティ
    エラー無き場合は前記第1のプリピット復号手段の出力
    を選択し、前記第2のパリティチェック手段でパリティ
    エラー無き場合は前記第2のプリピット復号手段の出力
    を選択することを特徴とする請求項1記載のプリピット
    再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004015698A1 (ja) * 2002-08-12 2004-02-19 Sony Corporation ディスクドライブ装置、アドレス検出方法
KR100507562B1 (ko) * 2001-09-17 2005-08-17 티아크 가부시키가이샤 신호처리회로
CN1323400C (zh) * 2003-02-12 2007-06-27 三洋电机株式会社 数据记录控制装置

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