JP2004046924A - 記録用クロック信号発生装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ノイズ成分を除去したラジアルプッシュプル信号Sppに基づいて、ウォブル信号にプリピット信号が重畳した複合信号Spcを生成する。複合信号Spcに基づいて、時間変動を除去した位相θ0のウォブル信号SWBおよびプリピット信号SPDを生成し、位相を比較し、位相差θeに対応する位相調整信号SCNTを生成する。位相差θeの履歴を保持し平均値θr生成させ、位相差θeと平均値θrとを比較し、位相差θeが(θr±W)の範囲内にある場合のみウォブル信号SWBの位相θ0を位相差θeだけ移相し、プリピット信号SPDに同期した位相θ1のウォブル信号SWBを生成する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に情報を記録する情報記録装置における記録用クロック信号発生装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来技術】
一般に、DVD−R(Digital Versatile Disc−Recordable)には、グルーブトラックが揺動(ウォブリング)され、そのグルーブトラックの間に、ランドプリピットと呼ばれるアドレスピットが形成されている。このような記録媒体に情報を記録する情報記録装置は、記録する情報のシンクパターンをランドプリピットから検出されたプリピット信号に同期するように記録する。すなわち、情報記録装置は、プリピット信号がシンクフレームに含まれる14Tの同期情報の中央に位置するように、記録に用いるクロック信号の位相を補正する。この精度は非常に高いため、情報記録装置は、ウォブル信号のみではなく、プリピット信号を用いることでクロック信号の位相を補正する必要がある。このような高精度の補正動作においては、プリピット信号の検出タイミングが非常に重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、記録媒体の記録面上に塵埃や傷などによる欠陥(ディフェクト)が存在する場合、このディフェクトによってプリピット信号が誤検出されてしまうおそれがある。これにより、クロック信号は、この誤検出されたプリピット信号が14Tの同期情報の中央に位置するように補正されるため、乱れてしまうという問題が一例として挙げられる。
【0004】
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されたものであり、記録媒体に情報を記録する情報記録装置において好適な記録用クロック信号を発生する記録用クロック信号発生装置およびその方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ウォブリングした情報記録用トラックとプリピットとが形成された記録媒体に、情報を記録する情報記録装置における記録用クロック信号発生装置であって、ウォブル信号を検出するウォブル信号検出手段と、プリピット信号を検出するプリピット信号検出手段と、前記ウォブル信号の位相と前記プリピット信号の位相とを比較して位相差を出力する位相比較手段と、前記位相差が所定の範囲内である場合のみ前記位相差に基づいて前記ウォブル信号を移相させる移相手段と、前記移相されたウォブル信号に基づいて記録用クロック信号を発生するクロック信号発生手段と、を備えることを特徴とする記録用クロック信号発生装置である。
【0006】
請求項7に記載の発明は、ウォブリングした情報記録用トラックとプリピットとが形成された記録媒体に、情報を記録する際の記録用クロック信号発生方法であって、ウォブル信号を検出するウォブル信号検出工程と、プリピット信号を検出するプリピット信号検出工程と、前記ウォブル信号の位相と前記プリピット信号の位相とを比較して位相差を出力する位相比較工程と、前記位相差が所定の範囲内である場合のみ前記位相差に基づいて前記ウォブル信号を移相させる移相工程と、前記移相されたウォブル信号に基づいて記録用クロック信号を発生するクロック信号発生工程と、を有することを特徴とする記録用クロック信号発生方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
【0008】
まず、本発明の一実施の形態における情報記録装置が情報を記録する記録媒体について説明する。図1に記録媒体の一例とされるDVD−R(Digital Versatile Disc − Recordable)の構造を示す。
【0009】
図1において、DVD−R10は、1回のみ情報の記録、すなわち書き込みが可能な色素型DVD−Rである。そして、DVD−R10は、金蒸着膜11と、色素膜12と、保護膜13と、を有している。金蒸着膜11は、記録された情報を読み取って再生する際にレーザビームなどの光ビーム15を反射させる。色素膜12は、金蒸着膜11の表面側に層状に設けられた情報記録層として情報を記録する。保護膜13は、色素膜12の表面側に層状に設けられ色素膜12などを保護する。
【0010】
さらに、DVD−R10には、情報記録用トラックとしてのグルーブトラック17と、ガイド用トラックとしてのランドトラック18と、プリピット19と、が設けられている。グルーブトラック17は、情報を記録するトラックで、周方向に螺旋状でかつ周方向に波形状に形成、すなわちウォブリング(Wobbling)されている。このグルーブトラック17の波形は、DVD−R10の回転速度に対応する周波数に設計されている。ランドトラック18は、グルーブトラック17に再生光あるいは記録光としての光ビーム15を誘導するためのもので、螺旋状のグルーブトラック17間に形成される。プリピット19は、ランドトラック18にプリ情報に対応して形成されている。
【0011】
そして、詳細は後述するが、情報記録装置がDVD−R10に画像データや音楽データなどの情報を記録する際には、グルーブトラック17のウォブリング周波数f0を抽出し、DVD−R10を所定の回転速度で回転制御するとともに、プリピット19を検出することによりあらかじめプリ情報を取得する。この取得したプリ情報に基づいて、記録光としての光ビーム15の最適出力などが設定されるとともに、情報を記録すべきDVD−R10上の位置を示すアドレス情報が取得される。そして、取得したアドレス情報に基づいて、対応するグルーブトラック17の記録位置に情報が記録される。
【0012】
この情報の記録の際、情報記録装置は、光ビーム15をその中心がグルーブトラック17の渦巻き方向に対する幅方向の略中心と一致するように照射する。この光ビーム15の照射により、情報記録装置は、記録する情報に対応する情報ピットをグルーブトラック17上に形成し、情報を記録する。
【0013】
なお、光ビーム15の照射は、一部がランドトラック18に照射されるように設定される。情報記録装置は、このランドトラック18に照射された光ビーム15の一部の反射光を用い、例えばプッシュプル法により、プリピット19からプリピット信号を検出することでプリ情報を取得するとともに、グルーブトラック17からウォブル信号を抽出してDVD−R10の回転に同期した記録用クロック信号を取得する。このプッシュプル法は、例えば、DVD−R10の回転方向であるグルーブトラック17の渦巻き方向に略平行な分割線で分割された光検出器を用いて反射光を検出する、いわゆるラジアルプッシュプル方式である。
【0014】
次に、図2を用いて、情報の記録フォーマットについて説明する。図2(a)に情報の記録フォーマットを示し、図2(b)にグルーブトラック17のウォブリング状態(グルーブトラック17の平面図)と矢印で模式的に示したプリピット19が形成される位置との関係を示している。
【0015】
DVD−R10に記録される情報は、あらかじめ情報単位としてのシンクフレーム毎に分割される。また、26個のシンクフレームにより1つのレコーディングセクタが構成され、16個のレコーディングセクタにより1つのエラーコレクティングコード(Error Correcting Code:ECC)ブロックが構成される。なお、1つのシンクフレームは、情報を記録する際の記録フォーマットにより規定されるピット間隔に対応する単位長さ(以下、Tと称する。)の1488倍(1488T)の長さを有している。また、1つのシンクフレームの先頭の14Tの長さの部分には、シンクフレーム毎の同期をとるための同期情報SYが構成されている。
【0016】
また、DVD−R10に記録されるプリ情報は、記録される情報のシンクフレーム毎に記録される。ここで、プリピット19によりDVD−R10にプリ情報が記録される場合、記録される情報における各シンクフレームの同期情報SYが記録される領域に隣接するランドトラック18上には、プリ情報における同期信号を示す1つのプリピット19が形成されている。また、同期情報SY以外のシンクフレーム内の前半部分に隣接するランドトラック18上には、記録すべきプリ情報の内容を示す2つまたは1つのプリピット19が形成されている。なお、同期情報SY以外のシンクフレームの前半部分については、記録すべきプリ情報の内容によってプリピット19が形成されない場合もある。
【0017】
そして、一のレコーディングセクタにおいては、偶数番目のシンクフレーム(以下、EVENフレームと称する。)のみにプリピット19が形成されてプリ情報が記録される。すなわち、図2において、図中実線矢印で示すようにEVENフレームにプリピット19が形成された場合、このEVENフレームに隣接する奇数番目のシンクフレーム(以下、ODDフレームと称する。)には図中点線矢印で示すようにプリピット19が形成されない。一のEVENフレームとそれに続くODDフレームとにおける各プリピット(図2中B0,B1,B2で示す)19の有無は、この一のEVENフレームがレコーディングセクタの先頭であるか否か、および、この一のEVENフレームとそれに続くODDフレームとに記録すべき情報の内容に対応して設定される。
【0018】
具体的には、EVENフレームにプリピット19が形成される場合、レコーディングセクタの先頭のシンクフレームにおいては、全てのプリピット(図2中B0,B1,B2)19が形成される。レコーディングセクタの先頭以外のシンクフレームにおいては、これらシンクフレームに記録すべきプリ情報が「1」の場合にはプリピットB0,B2のみが形成され、記録すべきプリ情報が「0」の場合にはプリピットB0,B1のみが形成される。また、ODDフレームにプリピット19が形成される場合、レコーディングセクタの先頭のシンクフレームにおいては、プリピットB0,B1のみが形成される。レコーディングセクタの先頭以外のシンクフレームにおいては、上記EVENフレームの場合と同様である。
【0019】
なお、プリピット19をEVENフレームおよびODDフレームのいずれのシンクフレームに形成するかは、隣接するランドトラック18上に先行して形成されたプリピット19の位置に依存して決定される。すなわち、プリピット19は、通常EVENフレームに形成されるが、先行して形成された隣接するランドトラック18上のプリピット19とDVD−R10のディスクの径方向で近接する場合には、ODDフレームにプリピット19が形成される。このことにより、隣接するランドトラック18の位置には、プリピット19が存在しなくなるため、プリピット19の検出の際にクロストークによる影響を低減できる。
【0020】
一方、グルーブトラック17は、全ての領域に亘って一定のウォブリング周波数f0でウォブリングされている、すなわち波形状に形成されている。このウォブリング周波数f0は、1つのシンクフレーム内に8波分のウォブル信号が入る周波数である。すなわち、186T(1488T/8)がウォブリング周波数f0の1波分(1ウォブル)に相当する。そして、この一定のウォブリング周波数f0を抽出することにより、DVD−R10の回転制御のための信号が検出される。
【0021】
なお、プリピット19とウォブル信号との位相関係は、一定となっている。プリピットB0は、シンクフレームの開始位置から所定の位置、つまり図2(b)に示すようなシンクフレーム最初のウォブル信号の頂点に形成される。また、プリピットB0から186T分ずつ離れてプリピットB1,B2が形成される。
【0022】
以上のような構成のDVD−R10に対して記録を行う場合、記録される情報は、ディスク上にプリフォーマットされたアドレス位置と、対応するように位置決めされる。さらに、DVD−R/RWブック(規格書)によって、EVENまたはODDフレーム先頭のプリピットは、記録される情報の同期情報SY(14T幅)内に収まるように規定されている。
【0023】
次に、本発明の一実施の形態における情報記録装置の概略構成について図3および図4を参照して説明する。図3は、情報記録装置の概略構成を示すブロック図である。図4は、記録用クロック信号発生回路の位相差判定器の構成を示すブロック図である。
【0024】
図3において、このDVD−R10に情報を記録する情報記録装置100は、ピックアップ(Pick Up:PU)101と、プロセッサ(CPU)102と、プリピット信号デコーダ103と、スピンドルモータ104と、スピンドルドライバ105と、基準クロック発生器106と、第1の位相比較器107と、インターフェース108と、レーザ駆動回路111と、パワー制御回路112と、エンコーダ113と、再生増幅器121と、デコーダ122と、記録用クロック信号発生回路200と、を備えている。
【0025】
ピックアップ101は、図示しないレーザダイオード、偏光ビームスプリッタ、対物レンズ、光検出器などを有している。このピックアップ101には、レーザ駆動回路111が接続されている。そして、ピックアップ101は、情報の記録の際にレーザ駆動回路111から供給され、記録する情報に基づいたレーザ駆動信号に応じて変化する出射出力で光ビーム15をDVD−R10の情報記録面に照射し、情報を記録する。
【0026】
また、ピックアップ101は、一定の出射出力である所定の読取出力で光ビーム15をDVD−R10の情報記録面に照射し、その反射光を光検出器で受光する。この受光した反射光を電気信号に変換し、例えばラジアルプッシュプル方式に基づく演算処理により、プリピット19のプリピット信号およびグルーブトラック17のウォブル信号情報などに対応した検出信号SDTを生成して再生増幅器121へ出力する。
【0027】
レーザ駆動回路111には、パワー制御回路112が接続されている。そして、レーザ駆動回路111は、パワー制御回路112の制御に基づいてピックアップ101のレーザダイオードを駆動制御する。すなわち、レーザ駆動回路111は、パワー制御回路112から出力される記録する情報に対応した記録信号SDに応じた出射出力でピックアップ101のレーザダイオードから光ビーム15を出射させるためのレーザ駆動信号をレーザダイオードに出力し、レーザダイオードの駆動制御をする。
【0028】
パワー制御回路112には、エンコーダ113および記録用クロック信号発生回路200が接続されている。そして、パワー制御回路112は、記録用クロック信号発生回路200から出力される記録用クロック信号SCRに基づいて、エンコーダ113から出力される変調信号SREの波形変換、いわゆるライトストラテジ処理を実施し、レーザ駆動回路111に出力する記録信号SDを生成する。
【0029】
エンコーダ113には、CPU102と記録用クロック信号発生回路200が接続されている。そして、エンコーダ113は、記録用クロック信号発生回路200から出力される記録用クロック信号SCRをタイミング信号として取得し、ECC処理、8/16変調処理ならびにスクランブル処理を実施する。そして、8/16変調処理により生成する変調信号SREをパワー制御回路112に出力する。
【0030】
再生増幅器121は、ピックアップ101から出力されたプリピット19のプリピット信号およびグルーブトラック17のウォブル信号などに対応する検出信号SDTを増幅する。そして、再生増幅器121は、プリピット19のプリピット信号とグルーブトラック17のウォブル信号とを含むラジアルプッシュプル信号Sppを記録用クロック信号発生回路200に出力する。また、再生増幅器121は、DVD−R10に記録された情報を読み取る際には、すでに記録されている情報に対応する増幅信号Spをデコーダ122に出力する。
【0031】
デコーダ122は、再生増幅器121から入力される増幅信号Spに対して8/16復調、および、デインターリーブを実施し、増幅信号Spをデコードして復調信号SDMを生成し、CPU102へ出力する。
【0032】
CPU102は、情報の記録動作の際、プリピット信号デコーダ103から出力されるプリ情報に基づいてアドレス情報を取得する。そして、CPU102は、アドレス情報に対応するDVD−R10上の位置に情報を記録するための情報記録装置100全体の制御をする。また、CPU102は、情報を読み取って再生する際、デコーダ122から出力される復調信号SDMに基づいてDVD−R10に記録されている情報を取得し、この取得した情報を図示しない外部のホストコンピュータなどに出力するための情報記録装置100全体の制御をする。
【0033】
プリピット信号デコーダ103は、記録用クロック信号発生回路200から出力されるプリピット信号SPDに基づいて、DVD−R10上のアドレス情報を含むプリ情報を復号する。そして、復号にて得られたプリ情報をCPU102に出力する。
【0034】
スピンドルモータ104は、DVD−R10が装着される図示しない回転子に接続され、DVD−R10を回転させる。
【0035】
スピンドルドライバ105は、スピンドルモータ104に回転制御信号を出力し、DVD−R10が所定の回転速度で回転するようにスピンドルモータ104を駆動制御する。
【0036】
基準クロック発生器106は、基準クロック信号SREFを出力する。この基準クロック信号SREFは、DVD−R10の回転速度の基準周波数成分に対応する信号である。
【0037】
第1の位相比較器107は、基準クロック発生器106から出力される基準クロック信号SREFと、記録用クロック信号発生回路200から出力されるウォブル信号SWBとを位相比較し、その差信号を回転制御信号としてスピンドルドライバ105を介してスピンドルモータ104に供給させる。
【0038】
インターフェース108は、CPU102の制御の下、図示しないホストコンピュータから送信される記録する情報SRRを、情報記録装置100に取り込むためのインターフェース動作をする。そして、インターフェース108は、取得した情報をCPU102を介してエンコーダ113に出力させる。
【0039】
また、記録用クロック信号発生回路200は、バンドパスフィルタ(Band Pass Filter:BPF)201と、ウォブル信号検出手段としてのウォブル信号検出器202と、PLL(Phase Locked Loop)回路であるウォブルPLL回路210と、プリピット信号検出手段としてのプリピット(Land Pre−Pit:LPP)信号検出器203と、位相比較手段としての第2の位相比較器204と、移相手段としての移相器205と、制御手段としての位相差判定器220と、クロック信号発生手段としての記録クロック生成PLL回路230と、を備えている。
【0040】
BPF201は、再生増幅器121から出力されるラジアルプッシュプル信号Sppに含まれるノイズ成分を除去する。そして、BPF201は、ウォブル信号の所定位置、例えば最大振幅位置でプリピット信号が重畳された複合信号Spcを、ウォブル信号検出器202とLPP信号検出器203とにそれぞれ出力する。
【0041】
ウォブル信号検出器202は、BPF201から出力される複合信号Spcを所定の基準値と比較する。そして、ウォブル信号検出器202は、複合信号Spcの振幅レベルが基準値よりも大きくなる期間のパルス信号をウォブル信号SWBとして生成し、第1の位相比較器107およびウォブルPLL回路210に出力する。
【0042】
ウォブルPLL回路210は、第3の位相比較器211と、第1のローパスフィルタ(Low Pass Filter:LPF)212と、第1の電圧制御発振器(Voltage−Controlled Oscillator:VCO)213と、第1の分周器214と、を備えている。ウォブルPLL回路210では、第3の位相比較器211がウォブル信号検出器202から出力されるウォブル信号SWBと第1のVCO213の自励発振で生成され第1の分周器214を介して分周された比較信号との位相比較を行って、位相差に応じた位相電圧を出力し、第1のLPF212が位相電圧を直流化して制御電圧を第1のVCO213に出力し、第1のVCO213が制御電圧をもとに発振周波数の調整を行うことで、ウォブル信号SWBとの調相動作を行う。これにより、ウォブルPLL回路210は、時間変動を除去したウォブル信号SWB(位相θ0)を移相器205および第2の位相比較器204に出力する。
【0043】
LPP信号検出器203は、BPF201から出力される複合信号Spcを所定の基準値と比較する。そして、LPP信号検出器203は、複合信号Spcの振幅レベルが基準値よりも大きくなる期間、すなわちプリピット19が存在する期間のパルス信号をプリピット信号SPDとして生成し、プリピット信号デコーダ103および第2の位相比較器204に出力する。
【0044】
第2の位相比較器204は、ウォブルPLL回路210から出力されるウォブル信号SWBと、LPP信号検出器203から出力されるプリピット信号SPDとの位相を比較する。そして、第2の位相比較器204は、位相差θeを検出し、この位相差θeに対応する位相調整信号SCNTを移相器205および位相差判定器220に出力する。
【0045】
移相器205は、クロストーク分の変動を除去するために、ウォブルPLL回路210から出力されるウォブル信号SWBの位相θ0を、第2の位相比較器204から出力される位相調整信号SCNTに基づく位相差θeによって増減させる。これにより、移相器205は、プリピット信号SPDに同期した位相θ1のウォブル信号SWBを記録クロック生成PLL回路230に出力する。なお、移相器205は、ウォブル信号SWBとプリピット信号SPDとの位相を第2の位相比較器204で比較した結果である位相差θeに対応する位相調整信号SCNTによって制御される。また、移相器205は、別の制御入力を有し、位相差判定器220からの制御入力信号ENがHレベルであると認識した場合のみ、移相動作を有効となるように構成されている。
【0046】
位相差判定器220は、図4に示すように、位相差履歴保持回路221と、ウィンドコンパレータ222とを備えている。位相差履歴保持回路221は、第2の位相比較器204から出力される位相差θeに対応する位相調整信号SCNTを適宜履歴として保持し、例えば過去数サンプル分の履歴の平均値θrを示す履歴信号をウィンドコンパレータ222に出力するフィルタにより構成される。ウィンドコンパレータ222は、第2の位相比較器204からの位相調整信号SCNTと位相差履歴保持回路221からの履歴信号を入力し、位相差θeとその履歴の平均値θrとを比較する。ここで、ウィンドコンパレータ222は、CPU102によって位相差θeの履歴の平均値θrに対する閾値幅Wが設定される。そして、ウィンドコンパレータ222は、位相差θeが(θr±W)の範囲内にある場合に、移相器205に出力する制御入力信号ENをHレベルとする。なお、ウィンドコンパレータ222は、CPU102によって位相差θeの履歴の平均値θrに対する固定幅が設定されるようにしても構わない。
【0047】
記録クロック生成PLL回路230は、第4の位相比較器231と、第2のLPF232と、第2のVCO233と、第2の分周器234と、を備えている。記録クロック生成PLL回路230では、第4の位相比較器231が移相器205から出力されるプリピット信号SPDに同期した位相θ1のウォブル信号SWBと、第2のVCO233の自励発振で生成され第2の分周器234を介して分周された比較信号との位相比較を行って、位相差に応じた位相電圧を出力し、第2のLPF232が位相電圧を直流化して制御電圧を第2のVCO233に出力し、第2のVCO233が制御電圧をもとに発振周波数の調整を行うことで、ウォブル信号SWBとの調相動作を行う。そして、記録クロック生成PLL回路230は、ウォブル信号SWBに位相同期した記録用クロック信号SCRを生成してエンコーダ113およびパワー制御回路112に出力する。
【0048】
次に、上記情報記録装置100の記録用クロック信号発生回路200における処理動作について、図5および図6を参照して説明する。図5は、欠陥の影響がない通常動作時のウォブル信号SWBの位相を説明する図である。図6は、欠陥の影響があるディフェクト動作時のウォブル信号SWBの位相を説明する図である。なお、図5および図6は、説明を容易にするために連続してプリピット信号があるものとして記述する。
【0049】
図5(a)および図6(a)に、ウォブルPLL回路210から出力されるウォブル信号SWBの位相θ0を実線の三角波で、移相器205から出力されるウォブル信号SWBの位相θ1を破線の三角波で、第2の位相比較器204から出力される位相調整信号SCNTが示す位相差θeを実線矢印で示している。また、図5(b)および図6(b)に、プリピット信号SPDの位置を示している。さらに、図6(c)に、位相差θeの履歴の平均値θrと設定された閾値幅Wとの関係を示している。
【0050】
まず、情報を記録するためにDVD−R10が装着された情報記録装置100は、CPU102によりピックアップ101から所定の読取出力で光ビーム15をDVD−R10の情報記録面に照射し、その反射光を光検出器で受光し、再生増幅器121を介して、DVD−R10のプリピット19のプリピット信号とグルーブトラック17のウォブル信号とを含むラジアルプッシュプル信号Sppを記録用クロック信号発生回路200に入力させる。そして、情報記録装置100は、記録用クロック信号発生回路200にて、ラジアルプッシュプル信号Sppに基づいてウォブル信号SWBに位相同期した記録用クロック信号SCRを生成し、この記録用クロック信号SCRをタイミング信号として、記録する情報に基づいたレーザ駆動信号に応じてピックアップ101から光ビーム15をDVD−R10の情報記録面に照射し、情報をグルーブトラック17の所定位置に順次記録させる。
【0051】
ここで、記録用クロック信号発生回路200は、再生増幅器121から出力されるラジアルプッシュプル信号Sppを、BPF201でノイズ成分を除去し、ウォブル信号の所定位置にプリピット信号が重畳された複合信号Spcをウォブル信号検出器202およびLPP信号検出器203に入力させる。そして、記録用クロック信号発生回路200は、ウォブル信号検出器202で複合信号Spcに基づいてウォブル信号SWBを生成し、ウォブルPLL回路210で時間変動を除去した位相θ0のウォブル信号SWBを生成する。また、記録用クロック信号発生回路200は、LPP信号検出器203で複合信号Spcに基づいてプリピット信号SPDを生成する。
【0052】
そして、記録用クロック信号発生回路200は、第2の位相比較器204により、ウォブルPLL回路210から出力されるウォブル信号SWBと、LPP信号検出器203から出力されるプリピット信号SPDとの位相を比較し、位相差θeに対応する位相調整信号SCNTを生成する。記録用クロック信号発生回路200は、位相差判定器220の位相差履歴保持回路221で位相差θeの履歴を保持し、その数サンプル分の平均値θr生成させ、ウィンドコンパレータ222で位相差θeと平均値θrとを比較して、位相差θeが(θr±W)の範囲内にある場合のみHレベルとした制御入力信号ENを移相器205へ出力させる。
【0053】
そして、記録用クロック信号発生回路200は、移相器205への制御入力信号ENがHレベルの場合に、移相器205でウォブルPLL回路210から出力されるウォブル信号SWBの位相θ0を、第2の位相比較器204から出力される位相調整信号SCNTに基づく位相差θeだけ移相し、プリピット信号SPDに同期した位相θ1のウォブル信号SWBを生成する。すなわち、ウォブル信号SWBの位相θ0は、位相補正分とする位相差θeだけ移相されることにより、位相θ1となる。その後、記録用クロック信号発生回路200は、この移相器205で生成した位相θ1のウォブル信号SWBを記録クロック生成PLL回路230に出力させ、記録クロック生成PLL回路230で位相θ1のウォブル信号SWBに同期した記録用クロック信号SCRを生成する。
【0054】
ここで、通常動作時、すなわちディフェクトの影響がない状態では、図5(b)に示すように、プリピット19を検出してプリピット信号SPDが生成されるため、位相差θeは、図5(a)中の矢印で示すようになる。そして、第2の位相比較器204では、ウォブル信号SWBの移相θ0をこの位相差θeだけを移相する。その結果、プリピット信号SPDすなわちプリピット信号に同期したウォブル信号SWBの位相θ1が得られる。
【0055】
一方、ディフェクト動作時では、図6(b)に示すように、ディフェクトによりプリピット信号SPDの位置がシフトし、位相差θeは、図6(a)中の矢印で示すようになる。つまり、位相差θeは、図6(c)に示すように、突発的に変化することになる。この位相差θeにより第2の位相比較器204を動作させると、記録クロック生成PLL回路230で生成される記録用クロック信号SCRが乱れ、DVD−R10に通常よりずれた信号が記録されてしまう。
【0056】
このとき、位相差判定器220は、それまでの位相差θeの履歴の平均値θrに対する閾値幅Wを超えたものとして、ディフェクトを検出することができる。さらに、位相差判定器220は、ディフェクト検出時には、Lレベルの制御入力信号ENを移相器205に出力し、誤ったプリピット信号SPDによる位相差θeでの移相動作を行わないように指示する。これにより、記録クロック生成PLL回路230で生成される記録用クロック信号SCRが乱れず、DVD−R10に正しく記録が行われる。
【0057】
以上詳細に説明したように、本実施の形態における情報記録装置100は、ウォブル信号検出器202と、プリピット信号検出器203と、第2の位相比較器204と、移相器205と、記録クロック生成PLL回路230とを備えることにより、ディフェクトによりプリピット信号SPDが誤検出される場合、ウォブル信号SWBの位相とプリピット信号SPDの位相とを比較しているため、確実にディフェクトを検出および保護することができる。
【0058】
これにより、情報記録装置100は、誤ったプリピット信号SPDによる位相差θeでの移相動作を行わないように指示するため、プリピット信号SPDの誤検出の影響を防止でき、安定した記録用クロック信号SCRを生成することができる。
【0059】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
【0060】
すなわち、記録媒体としては、DVD−Rに限らず、DVD−RWなど、情報記録用トラックとしてのグルーブトラック17がウォブリングされ、グルーブトラック17の間にプリピット19が形成されたいずれの記録媒体を適用できる。
【0061】
そして、ウォブル信号検出器202で検出したウォブル信号SWBをウォブルPLL回路210にて処理した後にプリピット信号SPDと比較する構成について説明したが、この構成に限らず、ウォブル信号検出器202で検出したウォブル信号SWBとプリピット信号SPDとを比較する構成としてもよい。
【0062】
また、プリピット信号SPDに同期したウォブル信号SWBを生成させる構成としては、移相器205により位相調整信号SCNTが示す位相差θeで移相する構成に限らず、いずれの方法でプリピット信号SPDに同期したウォブル信号SWBを生成させてもよい。
【0063】
そして、位相調整信号SCNTにおける位相差の異常の監視は、過去の位相調整信号SCNTを取得して平均値を算出する履歴を利用する構成に限らず、例えば別途設定した基準値と比較させて異常を監視したり、直前の位相調整信号SCNTとの差をモニタして位相調整信号SCNTとの差の変化率が急激に変化するか否かにより判断するなど、いずれの方法でもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における情報記録装置で利用されるDVD−Rの構造を
示す一部を切り欠いた斜視図である。
【図2】前記一実施の形態における情報記録装置で利用されるDVD−Rに記録される情報の記録フォーマットを説明する図である。
(a):記録フォーマットを示す模式図
(b):グルーブトラックのウォブリング状態とプリピットとの関係を示す図
【図3】前記一実施の形態における情報記録装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】前記一実施の形態における情報記録装置を構成する位相差判定器の概略構成を
示すブロック図である。
【図5】欠陥の影響がない通常動作時のウォブル信号の位相を説明する図である。
(a):ウォブル信号を移相する状況を説明する図
(b):プリピット信号の位置を示す図
【図6】欠陥の影響があるディフェクト動作時のウォブル信号の位相を説明する図である。
(a):ウォブル信号を移相する状況を説明する図
(b):プリピット信号の位置を示す図
(c):位相差θeの履歴の平均値θrと設定された閾値幅Wとの関係を示す図
【符号の説明】
10 DVD−R
17 グルーブトラック
19 プリピット
100 情報記録装置
102 プロセッサ
200 記録用クロック信号発生回路
202 ウォブル信号検出器
203 LPP信号検出器
204 第2の位相比較器
205 移相器
210 ウォブルPLL回路
220 位相差判定器
230 記録クロック生成PLL回路
Claims (7)
- ウォブリングした情報記録用トラックとプリピットとが形成された記録媒体に、情報を記録する情報記録装置における記録用クロック信号発生装置であって、
ウォブル信号を検出するウォブル信号検出手段と、
プリピット信号を検出するプリピット信号検出手段と、
前記ウォブル信号の位相と前記プリピット信号の位相とを比較して、位相差を出力する位相比較手段と、
前記位相差が所定の範囲内である場合のみ、前記位相差に基づいて前記ウォブル信号を移相させる移相手段と、
前記移相されたウォブル信号に基づいて記録用クロック信号を発生するクロック信号発生手段と、
を備えることを特徴とする記録用クロック信号発生装置。 - 前記位相差がこの位相差の履歴に対して設定された閾値幅の範囲内である場合に、前記移相手段を制御する制御手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載の記録用クロック信号発生装置。 - 前記制御手段は、前記位相差の履歴を保持する履歴保持手段と、入力される前記位相差と前記履歴保持手段に保持されている履歴とを比較する位相差比較手段とを備える
ことを特徴とする請求項2記載の記録用クロック信号発生装置。 - 前記履歴保持手段は、保持している前記位相差の履歴の平均値を出力する
ことを特徴とする請求項3記載の記録用クロック信号発生装置。 - 前記位相差比較手段は、前記位相差の履歴に対する閾値幅が設定され、前記位相差がこの閾値幅の範囲内である場合のみ、前記移相手段に出力する制御信号をハイレベルにする
ことを特徴とする請求項3記載の記録用クロック信号発生装置。 - 前記位相差がこの位相差に対して設定された固定幅の範囲内である場合に、前記移相手段を制御する制御手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載の記録用クロック信号発生装置。 - ウォブリングした情報記録用トラックとプリピットとが形成された記録媒体に、情報を記録する際の記録用クロック信号発生方法であって、
ウォブル信号を検出するウォブル信号検出工程と、
プリピット信号を検出するプリピット信号検出工程と、
前記ウォブル信号の位相と前記プリピット信号の位相とを比較して、位相差を出力する位相比較工程と、
前記位相差が所定の範囲内である場合のみ、前記位相差に基づいて前記ウォブル信号を移相させる移相工程と、
前記移相されたウォブル信号に基づいて記録用クロック信号を発生するクロック信号発生工程と、
を有することを特徴とする記録用クロック信号発生方法。
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